JPS6245438A - プレ−ト熱交換器の伝熱プレ−ト製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプレート熱交換器の伝熱プレート製作方法に関
する。

従来の技術 従来、伝熱プレートの製作は材料供給装置から供給され
た帯状の伝熱プレート材料をプレス押しくコイニング）
することによって行なわれていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このようなプレス押しによる方法である
と、押付は面が平面で広範囲であるため、大きな押付は
力が必要であるという問題点があった。また、バッチ作
業となるので（プレート材料に成形する凹凸模様は中心
軸で対称でないため、連続作業を行なうと伝熱プレート
材料が蛇行する）大量生産に適し得ないという問題点が
あった。

本発明はこのような問題点を解決することのできるプレ
ート熱交換器の伝熱プレート製作方法を提供することを
目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本プレート熱交換器の伝熱
プレート製作方法は、帯状の軟質金属材料よりなる伝熱
プレート材料を圧延機によってドッグホーン加工し、こ
の後伝熱面回路を刻み込んだ成形ローラを有する成形機
によって凹凸加工または穴あけ加工し、次に打抜プレス
によって所定長さに切断するようにした。

作用 すなわち、このように軟質金属材料よりなる伝熱プレー
ト材料を圧延機によってドッグホーン加工（伝熱プレー
ト材料の両側縁に肉厚部を形成する加工）すると、両側
の肉厚部がサイドローラに確実にハンドリングされるの
で蛇行するようなことがなくなる。したがって、両側肉
厚部間の中央薄板部をプレスによらず成形ローラによっ
て連続的に凹凸加工または穴あけ加工することが可能と
なり、押付は力の削減および連続作業による大量生産が
行なえることになる。

実施例 以ド、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、１はアンコイラ−２とレ
ベラー３とからなる材料供給装置で、アンコイラ−２に
は帯状の軟質金属材料よりなる伝熱プレー１−材料４が
巻回されている。軟質金属材料としては、例えば銅、銅
合金、アルミ、アルミ合金等が用いられる。５は材料供
給装置１から供給された伝熱プレート材料４の圧延を行
なう圧延機で、上下の圧延ローラ６によって後述するよ
うに伝熱プレート材料４をドッグホーン加工する働きを
なすものである。７は成形機で、圧延機５によってドッ
グホーン加工された伝熱プレート材料４の中央薄板部４
Ａに成形ローラ８を押付け、凹凸加工（または穴あけ加
工）を行なう働きをなすものである。上下各成形ローラ
８には、外部流体側回路と内部流体側回路がそれぞれ左
右または上下対称にあるいは面対称に刻み込まれ、一回
転で伝熱プレート材料４の両面に外部流体側回路と内部
流体側回路を伝熱プレート１枚分または１組分刻印する
よう設定されている。なお、第２図からも明らかなよう
に、成形ローラ８はトングホーン加工された伝熱プレー
ト材料４の両側肉厚部４Ｂ間に納まる長さをしている。

９は成形機７によって伝熱面回路が刻印された伝熱プレ
ー１−材料４を伝熱プレート１枚分の長さに切断すると
ともに、両側肉厚部４Ｂを切断する打抜プレス、１０は
打抜かれた伝熱プレート材料４を巻き取るコイラーであ
る。１１は経路各所に配設され、伝熱プレート材料４の
両側肉厚部４Ｂをハンドリングするサイトローラである
。

このような構成で、先ず、材料供給装置１から圧延機５
に伝熱プレート材料４を連続的に供給し、トングホーン
加工する。これにより、伝熱プレート材料４の両側縁に
肉厚部４Ｂが形成され、サイドローラ１１に確実にハン
ドリングされる状態となる。すなわち、蛇行することが
なくなる。次に。

トングホーン加工した伝熱プレート材料４を成形機７に
導き、中央薄板部４Ａに凹凸加工（または穴あけ加工）
を行なう。これにより、伝熱プレート材料４の両面に伝
熱面回路が刻印される。次に打抜プレス９に導いて伝熱
プレート１枚分の長さに切断するとともに、両側肉厚部
４Ｂを切断する。

これにより、伝熱プレートが完成する。そこで、これら
は別個所要箇所に搬送し、打抜かれた伝熱プレート材料
４はコイラー１０で巻き取る。伝熱プレートは、内部流
体側回路を刻印したものと外部流体側回路を刻印したも
のとを互い違いにして多数積層し、エンドプレートで挟
みつけて例えば拡散溶接等により一体化する。そして、
ノズル等を取付けて冷凍機（またはヒートポンプ）の熱
交換器とする。

発明の効果 プレス押しによる方法であると、押付は面積が広いため
数千トンの押付は力が必要であったが、本発明によれば
、押付は面積が狭くなるので、押付は力を大幅に削減す
ることができる。また、連続作業が可能であるので大量
生産を行なうことができる。しかも、プレス押しの方法
によると、大容量のプレスを必要とするためプレート熱
交換器の上下金型の平行度（精度）がでないことがある
が。

本発明によれば、常に安定した深さの伝熱面回路を得る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体側面図、
第２図は成形機の概略斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、帯状の軟質金属材料よりなる伝熱プレート材料を圧
   延機によってドッグホーン加工し、この後伝熱面回路を
   刻み込んだ成形ローラを有する成形機によって凹凸加工
   または穴あけ加工し、次に打抜プレスによって所定長さ
   に切断することを特徴とするプレート熱交換器の伝熱プ
   レート製作方法。