JPH10238980A - 熱交換器用フィン製造用薄板および熱交換器用フィン - Google Patents

熱交換器用フィン製造用薄板および熱交換器用フィン

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JPH10238980A
JPH10238980A JP9045195A JP4519597A JPH10238980A JP H10238980 A JPH10238980 A JP H10238980A JP 9045195 A JP9045195 A JP 9045195A JP 4519597 A JP4519597 A JP 4519597A JP H10238980 A JPH10238980 A JP H10238980A
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fin
heat exchanger
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守 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて薄い薄板を素材として熱交換器用フィ
ンを製造する場合であっても、良好にプレス装置内に送
り込むことができる熱交換器用フィン製造用薄板、およ
びそれを用いて製造され、充分な強度が維持されたカラ
ーを有するカラー付き透孔を具備し、且つ軽量である熱
交換器用フィンを提供する。 【解決手段】 熱交換チューブが挿入される透孔の周縁
に沿って所定高さのカラーが立設されて成るカラー付き
透孔を形成する熱交換器用フィン製造用薄板40におい
て、前記カラー付き透孔が立設される部位を、他の部位
よりも肉厚に形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換チューブが
挿入される透孔の周縁に沿って所定高さのカラーが立設
されて成るカラー付き透孔を形成する熱交換器用フィン
製造用薄板および熱交換器用フィンに関する。
【0002】
【従来の技術】クーラー等の熱交換器に用いる熱交換器
用フィン10は、図11に示すように、帯状の板状体1
1に穿設された透孔12の周縁を囲むように、カラー1
4が板状体11の一方側に突出して形成されて成るカラ
ー付き透孔15が、板状体11の長手方向に沿って複数
個形成されたものである。このカラー14の先端部には
フランジ17が形成されている。かかる熱交換器用フィ
ン10は、通常、アルミニウム等の金属製の薄板にプレ
ス加工を施すことによって製造される。
【0003】図12に、薄板にプレス加工を施して熱交
換器用フィンを製造するための製造装置全体の概略を示
す。被加工材の薄板20はコイル状に巻かれてアンコイ
ラー22に設置されている。アンコイラー22の前方に
はピンチロール24が設けられており、薄板20はピン
チロール24を通過することによって巻き癖がとられ、
且つピンチロール24の回転によって前方に引き出され
る。このようにして巻き癖がとられた薄板20はオイル
付与装置26に供給され、プレス加工用オイルが付与さ
れる。オイルが付与された薄板20は、プレス装置28
に供給される。プレス装置28では、薄板20に、透孔
12の周縁に所定高さのカラー14が立設された複数個
のカラー付き透孔15が薄板20の長手方向に沿って形
成されて成るカラー付き透孔列が、薄板20の幅方向に
複数列形成され、さらに、カラー付き透孔列間を薄板2
0の長手方向に連続的に分割するスリット加工、および
分割されたカラー付き透孔列が形成されている板状体の
各々を所定長さに切断するカット加工が施されてプレス
装置28から送り出される。このようにして得られた板
状体の長手方向にカラー付き透孔15が複数個形成され
た熱交換器用フィン10は、スタッカ34に蓄積され
る。
【0004】上述した装置によって形成された熱交換器
用フィン10が用いられた熱交換器は、図13に示すよ
うに、熱交換器用フィン10が複数枚重ねられて連通さ
れた透孔12に、銅等の熱伝導度の高い金属から成る熱
交換チューブ16が挿入されて形成される。このとき、
所定高さのカラー14の先端部に形成したフランジ17
が、上下方向に隣接する熱交換器用フィン10の底面に
当接しており、カラー14の高さが熱交換器用フィン1
0と上下方向に隣接する熱交換器用フィン10とのフィ
ン間隔となる。また、挿入された熱交換チューブ16と
カラー14の内壁との間には間隙12が存在しているた
め、熱交換チューブ16内に拡管ビレット19を挿入し
て熱交換チューブ16を拡管し、熱交換チューブ16と
カラー14とを一体化して熱交換率を向上させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、熱交
換器の軽量化等のために熱交換器用フィン10の板状体
11の肉厚を薄くすることが要求されつつある。かかる
要求に応えるためには、熱交換器用フィン10の素材で
ある薄板20の肉厚をさらに薄くする必要がある。一
方、肉厚が極めて薄い薄板20は剛性の不足により、プ
レス装置28内に薄板20を送り込む際に、歪みやねじ
れが発生してプレス装置28内に送り込めないことがあ
る。また、薄板20にカラー付き透孔15を形成する方
法として、予め徐々に絞り加工を施して所定高さとした
凸状部に透孔を穿設するドロー方法と、薄板に穿設した
穿設孔の周縁に立設された突出片にしごき加工を施すド
ローレス方法とがあるが、どちらの方法を用いても形成
されたカラー付き透孔15のカラー14の厚さは薄板2
0よりも薄くなる。このため、極めて薄い薄板20を用
いてカラー付き透孔15を形成すると、低強度のカラー
14が形成されてしまう。かかる低強度のカラー14に
よって熱交換器が製造されると、図14に示すように、
上下方向に隣り合う熱交換器用フィン10同士が接触し
たり、熱交換器用フィン10同士の間隔が不均一となっ
て熱交換率が低下することもあった。
【0006】そこで、本発明の課題は、極めて薄い薄板
を素材として熱交換器用フィンを製造する場合であって
も、良好にプレス装置内に送り込むことができる熱交換
器用フィン製造用薄板、およびそれを用いて製造され、
充分な強度が維持されたカラーを有するカラー付き透孔
を具備し、且つ軽量である熱交換器用フィンを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するためには、薄板20のカラー付き透孔15を
形成する部分を他の部分よりも厚くして薄板20の強度
を補強することが有効であると考え、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は、熱交換チューブが挿入される
透孔の周縁に沿って所定高さのカラーが立設されて成る
カラー付き透孔を形成する熱交換器用フィン製造用薄板
において、前記カラー付き透孔が立設される部位を、他
の部位よりも肉厚に形成したことを特徴とする熱交換器
用フィン製造用薄板である。かかる本発明に係る薄板に
よれば、薄板の強度を維持しつつ熱交換器用フィンの軽
量化が図れる。このような本発明において、前記肉厚に
形成した部位を、前記カラー付き透孔が形成される方向
に帯状に延びるように形成することによって、薄板をプ
レス装置内に送り込む際の歪みやねじれを防ぐことがで
き、薄板をプレス装置内にスムーズに送り込むことがで
きる。
【0008】また、本発明は、熱交換チューブが挿入さ
れる透孔の周縁に沿って所定高さのカラーが立設されて
成るカラー付き透孔が板状体に形成されている熱交換器
用フィンにおいて、前記板状体のカラー付き透孔近傍の
部位の板状体の厚さを、板状体の他の部位よりも肉厚に
形成したことを特徴とする熱交換器用フィンである。こ
の本発明に係る熱交換器用フィンによれば、カラー付き
透孔が立設されない部位を薄くしてフィン全体を軽量化
しても、形成したカラーの強度低下を防ぐことができ
る。このような本発明において、前記肉厚に形成した部
位を、前記カラー付き透孔が形成される方向に帯状に延
びるように形成することによって、フィンの歪みやねじ
れによる熱交換器の変形を防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱交換器用フ
ィン製造用薄板およびそれを用いて製造された熱交換器
用フィンの好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細
に説明する。なお、図11〜図14で説明した部分と同
一部分については同一符号を付し、詳細な説明を省略す
る。
【0010】まず、熱交換器用フィン製造用薄板(以
下、単に薄板という)について説明する。図1および図
2に示すように、薄板40はアルミニウム等の金属から
成り、カラー付き透孔41が形成される部位42が薄板
40に幅方向に間隔を置いて設けられている。この部位
42は、図3に示すように部位42間の板厚よりも肉厚
に形成された肉厚部42(以下、肉厚部42という)で
あり、肉厚部42間は肉厚部42よりも肉薄に形成され
た肉薄部44である。肉厚部42は、カラー付き透孔4
1が形成される方向に帯状に形成されており、肉薄部4
4を挟んで薄板の幅方向に複数列形成されている。ここ
で図3に示すように、肉厚部42の厚さをd、肉薄部4
4の厚さをeとするとe<0.4dの場合は、薄板40
全体が低強度となり、肉薄部44で折れるおそれがあ
る。このため、e≧0.4dとすることが好ましい。な
お、現状では、肉厚部42の厚さdは0.1mm程度で
あるため、肉薄部44の厚さeを0.04mm程度とす
ることが好適である。
【0011】図1〜図3に示す肉厚部42および肉薄部
44が形成された薄板40を製造する方法を説明する。
薄板40は、図4に示すように、プレス装置28と、均
一な厚さの薄板20がコイル状に巻かれて装着されてい
るアンコイラー22との間に設けられている、ピンチロ
ール60によって形成することができる。このピンチロ
ール60は、図5に示すように、ロールの長軸方向に所
定の数の凹部67と凸部69とが交互に所定数形成され
ている上ロール62と、平滑面の下ロール64とが所定
の空隙55を介して配されている。上ロール62に凹部
67と凸部69とを設けることによって、空隙55を通
過する薄板20に凹部67と凸部69とに対応する肉厚
部42と肉薄部44とを形成することができる。ここ
で、肉厚部42の厚さを0.1mmにすると、前述した
ように肉薄部44の厚さを0.04mm以上にすること
が好ましいため、凹部67の半径と凸部69の半径との
差を0.06mm以下とすることが好ましい。
【0012】唯、薄板20にピンチロール60で肉薄部
44を形成する際には、上ロール62の凸部69により
アルミニウム素材が肉薄部44の幅方向に押し退けられ
て肉薄部44が形成される。このため、薄板20の幅方
向に多数の肉厚部42および肉薄部44を形成せんとす
ると、薄板20の中央部分に形成される肉薄部44のア
ルミニウム素材の量が減ってしまい、肉薄部44の厚さ
が極端に薄くなったり破れてしまうなどの不具合が生じ
る可能性がある。このため、1組のピンチロールですべ
ての肉厚部42と肉薄部44とを形成するのではなく、
複数組のピンチロールを用い、まず薄板20の中央部分
に肉厚部42と肉薄部44とを形成した後、薄板20の
外側部分に肉厚部42と肉薄部44とを形成していくよ
うにしてもよい。
【0013】また、図6に示すように、アルミニウム原
料を溶解し鋳造した後に、圧延する際に、肉厚部42お
よび肉薄部44を形成するようにしてもよい。図6にお
いて、まずブロック状のアルミニウムが溶解工程50で
溶解させられ、鋳造工程52において厚い板状に形成さ
れる。さらに、鋳造工程52において形成された厚い板
状体は、さらに薄く延ばされるために加熱工程53によ
って加熱された後に熱間圧延工程54で圧延されてから
冷間圧延工程56で圧延されて薄板20に形成される。
この冷間圧延工程56は、アルミニウムを再結晶温度以
下で圧延するので仕上がりが滑らかになり、疲労強度が
改善される。この薄板20は、コイル状に巻き取られ
る。かかる、冷間圧延工程56において、図7に示した
ピンチロール60と同様の形状の圧延ローラを用いて圧
延することによって、薄板20に肉厚部42と肉薄部4
4とを形成できる。この場合も、1組の圧延ローラです
べての肉厚部と肉薄部とを形成するのではなく、複数組
の圧延ローラを用い、まず幅方向の中央部に肉厚部42
と肉薄部44とを形成した後、外側の肉厚部42と肉薄
部44とを形成していくようにしてもよい。
【0014】次に、図1および図2に示した薄板40を
図4に示したフィン製造装置によって製造された熱交換
器用フィンを、図7および図8に示す。図7および図8
に示す熱交換器用フィン70は、薄板40をプレス装置
28によってプレス加工を施してカラー付き透孔41を
形成し、このカラー付き透孔41間を分割した後に所定
長さに切断したものである。かかる熱交換器用フィン7
0には、板状体71の長手方向に延びる肉厚部42にカ
ラー付き透孔41が形成されている。カラー付き透孔4
1は透孔76と、透孔76の周縁に立設されたカラー7
5とから成り、カラー75の先端部にはフランジ77が
形成されている。また、肉厚部42の両側は肉薄部44
が形成されている。図8は、図7に示した熱交換器用フ
ィン70の断面図である。図8からも分かるように、肉
厚部42上に形成されたカラー75は、肉厚部42にド
ロー方法もしくはドローレス方法による加工を施して形
成されるため、その厚さは肉厚部42よりも薄くなり、
肉薄部44とほぼ同じ厚さかもしくは肉薄部44よりも
厚く形成される。かかるカラー75は、カラー75が立
設されない肉薄部44を薄くしてフィン全体を軽量化し
ても強度を維持することができ、熱交換器のフィンの変
形や熱交換チューブの挿入時におけるカラーの変形を防
ぐことができる。
【0015】次いで、図1および図2に示す薄板40の
他に、カラー付き透孔41が立設される部位を他の部位
よりも肉厚に形成した薄板の他の例を示す。図9に、肉
厚部47を、カラー付き透孔41が形成される部位を囲
んで形成した薄板46を示す。薄板46には、形成され
るカラー付き透孔41の径よりも大径でほぼ円形の肉厚
部47が、カラー付き透孔41が形成される方向に複数
個形成されて肉厚部列を形成している。この肉厚部列
は、薄板46の幅方向に複数列形成されており、肉厚部
47間は肉薄部44である。かかる薄板46は、カラー
付き透孔41が形成される部位を囲む部分のみに肉厚部
47が形成され、他の部位はすべて肉薄部44なので薄
板46の軽量化をさに一層図ることができる。ただし、
この肉厚部47は円形に限られることはなく、四角形等
であってもよい(図示せず)。また、図10に、カラー
付き透孔41が形成される方向に肉厚部49が帯状に延
びると共に、カラー付き透孔41が形成される部位間の
中間部の肉厚部49が細く形成された薄板48を示す。
薄板48に形成される肉厚部49も、図1に示す肉厚部
42と同様に、肉薄部44を挟んで薄板48の幅方向に
複数列形成されている。かかる薄板48は、図1に示し
た薄板40と比較して肉厚な部分が少ないために薄板4
0よりも軽量化が可能であり、肉厚部49が帯状に形成
されているため、図9に示す薄板46よりも歪みやねじ
れに強い。
【0016】図9および図10に示す薄板46、48に
は、図4に示す装置によってプレス加工を施し、熱交換
器用フィンを製造できる。かかる熱交換器用フィンは、
図7〜図8に示す熱交換器用フィン70と同様に、カラ
ー75が立設されない肉薄部44を薄くしてフィン全体
を軽量化してもカラー75の強度を維持することがで
き、熱交換器のフィンの変形や熱交換チューブの挿入時
におけるカラーの変形を防ぐことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る熱交換器用フィン製造用薄
板によれば、薄板の強度を維持しつつ軽量化を図ること
ができる。また、本発明に係る熱交換器用フィンによれ
ば、カラーが立設される部位の板状体の厚さが、板状体
の他の部位の厚さよりも厚く形成されるので、板状体の
他の部位を薄くしてフィン全体を軽量化してもカラーの
強度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱交換器用フィン製造用薄板の一
例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す熱交換器用フィン製造用薄板の正面
図である。
【図3】図1に示す熱交換器用フィンの製造用薄板の断
面図である。
【図4】本発明に係る熱交換器用フィンを製造する製造
装置の概略を説明するための説明図である。
【図5】図1に示す熱交換器用フィン製造用薄板を形成
するピンチロールの説明図である。
【図6】薄板の製造工程を説明するブロック図である。
【図7】図1に示す熱交換器用フィン製造用薄板を用い
て製造した熱交換器用フィンの斜視図である。
【図8】図7に示す熱交換器用フィンの断面図である。
【図9】本発明に係る熱交換器用フィン製造用薄板の他
の例を示す正面図である。
【図10】本発明に係る熱交換器用フィン製造用薄板の
他の例を示す正面図である。
【図11】従来の熱交換器用フィンを示す斜視図であ
る。
【図12】熱交換器用フィンを製造する製造装置の概略
を説明するための説明図である。
【図13】熱交換器用フィンに挿通された熱交換チュー
ブの拡管を説明するための説明図である。
【図14】カラーに変形が発生した場合の熱交換器用フ
ィンの状態を説明する説明図である。
【符号の説明】 40 薄板 41 カラー付き透孔 42 肉厚部 44 肉薄部 50 溶解工程 52 鋳造工程 53 加熱工程 54 熱間圧延工程 55 空隙 56 冷間圧延工程 60 ピンチロール 62 上ロール 64 下ロール 67 凹部 69 凸部 70 熱交換器用フィン 71 板状体 75 カラー 76 透孔 77 フランジ d 肉厚部の厚さ e 肉薄部の厚さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換チューブが挿入される透孔の周縁
    に沿って所定高さのカラーが立設されて成るカラー付き
    透孔を形成する熱交換器用フィン製造用薄板において、 前記カラー付き透孔が立設される部位を、他の部位より
    も肉厚に形成したことを特徴とする熱交換器用フィン製
    造用薄板。
  2. 【請求項2】 前記肉厚に形成した部位が、前記カラー
    付き透孔が形成される方向に帯状に延びて形成されてい
    る請求項1記載の熱交換器用フィン製造用薄板。
  3. 【請求項3】 熱交換チューブが挿入される透孔の周縁
    に沿って所定高さのカラーが立設されて成るカラー付き
    透孔が板状体に形成されている熱交換器用フィンにおい
    て、 前記板状体のカラー付き透孔近傍が、板状体の他の部位
    よりも肉厚に形成されていることを特徴とする熱交換器
    用フィン。
  4. 【請求項4】 前記肉厚の部位が、前記カラー付き透孔
    の形成方向に帯状に延びて形成されている請求項3記載
    の熱交換器用フィン。
JP9045195A 1997-02-28 1997-02-28 熱交換器用フィン製造用薄板および熱交換器用フィン Pending JPH10238980A (ja)

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IT98MI000005A IT1298083B1 (it) 1997-02-28 1998-01-08 Aletta scambiatrice di calore e piastra sottile per essa
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