JPS63238929A - 波板成形方法と波板成形装置 - Google Patents

波板成形方法と波板成形装置

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JPS63238929A
JPS63238929A JP7220087A JP7220087A JPS63238929A JP S63238929 A JPS63238929 A JP S63238929A JP 7220087 A JP7220087 A JP 7220087A JP 7220087 A JP7220087 A JP 7220087A JP S63238929 A JPS63238929 A JP S63238929A
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wave
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JP7220087A
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Kaoru Watabe
薫 渡部
Makoto Sakurai
誠 桜井
Mitsuo Kurita
栗田 光男
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、波板の成形方法及びその装置に関し、特にプ
レートフィン型熱交換器、コールドプレートなどに使用
される精度の高い波板を成形するための方法及び装置に
関する。
〈従来の技術〉 一般に、この種の波板は高い熱伝達効率を得るために高
精度の波を成形する必要がある。従来は、金属板などの
被加工材をポンチの上に配置し、ダイに押付けてプレス
加工することにより波板を成形していた。しかし、この
方法ではプレスする際に被加工材が円滑(引込まれずに
板厚の減少または破断を生じたり、ポンチとダイ間のク
リアランスの誤差によって材料の引込まれ方が不均一と
なり、波の精度が低下したり、被加工材とダイとの間の
摩擦係数の変化、被加工材の伸びまたはヤング率の変化
によって生じる被加工材の伸びの差が累積して横方向に
湾曲した波板が成形されるなどの問題があった。
そこで、これらの問題を解決するために、予め被加工材
に波の位置に対応させて凹条を形成しておき、その両側
から加圧力を加えて角付けすると同時に、ボンデとダイ
とを用いて被加工材の板面に対して直角方向の加圧力を
加えることによって波板を成形する方法が、例えば特開
昭55−126327号明細書などに於て提案されてい
る。しかしながら、成形される波の両側で被加工材に不
均一な伸びが生じるために、角付は部分がポンチ及びダ
イの位置と正確に整合し難いという問題があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで、本発明の目的は、波の成形時に生じる被加工材
の伸びを少なくし、精度の高い波板を成形し得る方法及
びその装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的は、本発明によれば、上下一対の型を用いて
金属板から一定のピッチで形成された多数の波を有する
波板を成形する方法であって、前記両型によって前記板
を把持しつつ折曲し、前記板を上下に反転して送り方向
に1/2ピッチ送出する一連の工程を繰返し行なうこと
により、型や摩擦や伸びなどをキャンセルすることを特
徴とする波板成形方法を提供することにより達成される
また本発明によれば、上下一対の型を用いて金属板から
波板を成形するための装置であって、前記波板が前記両
型によって上下方向から把持され、かつ前記型の一方が
前記板をその把持部のすぐ後方で折曲するための曲げ型
を備えていることを特徴とする波板成形装置が提供され
る。
く作用〉 このようにすれば、波の成形が被加工材の折曲加工のみ
によって行なわれ、加工時に生じる被加工材の伸びを少
なくすることができる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図に示されるように、本発明による波板成形装置は
、ホルダ1に固定された下型2とその上方に下型2に向
けて昇降可能に配置された上型3とを有す・る。下型2
の上には帯状金属板4が載置され、断面矩形の波を形成
しつつ矢印Aで示される送り方向に送出されるようにな
っている。
下型2はその上面に突条5〜7を備えており、突条5.
6は成形される波の内側凹部形状に相当する矩形断面を
有するが、突条7はそれより狭幅に形成されている。突
条5.6間及び突条6.7間の溝8.9は波の外側凸部
形状に相当する矩形断面を有するように形成されている
上型3は、下型2に向けて出没可能に保持された押え型
10と送り方向Aに関して押え型1oの背後に配置され
た曲げ型11とを備えている。押え型10は内蔵コイル
ばね12によって下向きに付勢され、かつその下面には
突条13.14が形設されている。突条13は、押え型
4の後端がら波の外幅Wの距離離れた位置に波の前記内
側凹部形状に相当する断面矩形に形成されている。突条
14は、波の外幅Wよりもやや広い溝15を隔てて突条
13よりも狭幅に形成されている。一方、曲げ型11は
その下面16が通常押え型1oの下面よりも幾分上方に
位置するように配置されている。
次に、上述の装置を用いて波板を成形する方法について
説明する。
第1図に示されるように、既に形成される波のうち、最
後に形成された波17を溝8内に挿入し、かつ波18.
19をそれぞれ突条6及び溝9に嵌合させて、板4を下
型2上に配置する。板4は突条5の上面20で支持され
、その供給側、即ち送り方向Aと反対側に向けて概ね水
平に延長しているが、図に於て想像線21で示されるよ
うにボルダコ状に垂れ下った状態であっても良い。
上型3を下型2に向けて降下させると、先ず押え型10
の突条13.14がそれぞれ波17.19の内側凹部に
挿入される。これにより、溝8及び突条13が、上述し
たようにそれぞれ成形される波の外側凸部形状及び内側
凹部形状に相当する形状に形成されているので、波17
の形状が正確に補正される。
第2図の状態に於て、更に上型3を矢印Bの向きに加圧
力を加えて下型2に押圧することによって、板4が下型
2と押え型10との間に十分に把持される。更に曲げ型
11が板材4の面に対して直角方向に降下し、板材4を
第3図に示されるように7形状にオフセット曲げ加工す
る。即ち、曲げ型11の下面16の直角前端部16aと
下型2の突条5の上面直角後端部20a及び隅部23と
によって板材4が2ケ所で互いに逆方向に直角に折曲さ
れる。曲げ型11の前面24と突条5の後面25との間
に板4の板厚とほぼ同幅の間隙が設けられ、かつ板4が
下型2の突条5の上面20と押え型10の下面26との
間で充分な押圧力をもりで把持されているので、板材4
はその供給側のみから引込まれ、前記折曲加工によって
生じる板4の伸びが非常に少なくなる。
このようにして新しい波27を形成した後に、曲げ型1
1及び押え型10を第1図に示される上方位置へ移動さ
せて下型2及び板4から解除する。
この際に、上述したように突条14は幾分狭幅に形成さ
れているので、波19の内側四部から容易に扱き出すこ
とができる。次に板4を下型2から取外し、上下に反転
させると共に送り方向Aに1/2ピッチ送出し、R後に
形成された波27を溝8に挿入して板4を再び下型2上
に載置する。
曲げ型11を板4から解除する際に、波27の折曲部2
8.29にはね返りが生じるが、次の工程に於て突条1
3を波27の内側凹部に挿入することによって所望の矩
形形状に補正される。このようにして折曲工程を繰返し
行なうことによって、波が1/2ピッチずつ形成され、
多数の波を有する波板を成形される。
第4図には、本発明による波板成形装置の別の実施例が
示されている。この実施例に於ては、下型2が押上げ部
30を備えている。押上げ部30は圧縮コイルばね31
によって上向きに下型2の上面から出没可能に設けられ
、その上面32と突条33とによって第1図示の実施例
に於ける溝8と突条6とが形成されるようになっている
押上げ部30は、通常圧縮コイルばね31に付勢されて
第4図に示される突出位置にあり、2番目の波34を突
条33に嵌装させて板4を配置する。押え型10が降下
すると、その突条13.14がそれぞれ波35.36の
内側凹部に挿入され、曲げ型10と押上げ部30とそれ
らの間に把持された板4とが一体となって下型2の上面
まで降下する。この際に、下型2の突条5と押え型10
の突条13とによって波35が補正される。
更に、前述の実施例と同様に、曲げ型11が降下して板
4を折曲加工する。上型3が上方位置へ戻されると、押
上げ部30によって板4がホルダ1及び下型2の上面位
置から第4図に於て破線で示される位置まで押上げられ
るので、下型2からの取外しと送出工程とが容易に行な
われる。
上述の実施例に於て、折曲加工された板の下型からの取
外し、反転及び送出工程は周知の従来手段を用いて機械
的に行なっても良く、また手動で行なうこともできる。
また上型と下型との位置関係は上下逆に配@されていて
も良い。また、上型2の押え型10に設けられた突条1
4は板4をより強い力で把持するためのものであって省
略することができる。更に上型及び下型に形成されてい
る突条及び溝は成形される波の形状に適合させて他のい
かなる形状に形成することもできる。その飽水発明の技
術的範囲内に於てさまざまな変形・変更を加えて実施し
得ることはいうまでもない。
〈発明の効果〉 上述したように、本発明によれば、金属板を折曲加工の
みする・ことによって波が形成されるので、金属板の伸
びを少なくすることができ、精度の高い多数の波を有す
る波板を比較的容易に成形することができる。更に、加
工の際に金属板が供給側のみから引込まれるので、既に
形成されている波が変形されず、また、1/2ピッチ毎
に反転させて送ることによって微小な誤差が交互にキャ
ンセルし、累積しないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による波板成形装置の縦断面図である
。 第2図及び第3図は、第1図示の実施例に於ける折曲工
程を示す断面図である。 第4図は、本発明の別の実施例を示す縦断面図である。 1・・・ホルダ     2・・・下型3・・・上型 
     4・・・金属板5〜7・・・突条    8
.9・・・溝10・・・押え型    11・・・曲げ
型12・・・圧縮コイルばね13.14・・・突条15
・・・溝      16・・・下面16a・・・前端
部   17〜19・・・波20・・・上面     
20a・・・俊端部21・・・想像線    22・・
・波23・・・隅部     24・・・前面25・・
・後面     26・・・下面27・・・波    
  28.29・・・折曲部30・・・押上げ部   
31・・・圧縮コイルばね32・・・上面     3
3・・・突条34〜36・・・波

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下一対の型を用いて金属板から一定のピッチで
    形成された多数の波を有する波板を成形する方法であっ
    て、 前記両型によって前記板を把持しつつ折曲し、前記板を
    上下に反転して送り方向に1/2ピッチ送出する一連の
    工程を繰返し行なうことを特徴とする波板成形方法。
  2. (2)前記各型の一対をなす凸部と凹部とによって前記
    板の最後に形成された波を把持することによりその形状
    を補正し、かつその把持部のすぐ後方で前記板を折曲す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の波板
    成形方法。
  3. (3)上下一対の型を用いて金属板から波板を成形する
    ための装置であって、 前記波板が前記両型によって上下方向から把持され、か
    つ 前記型の一方が前記板をその把持部のすぐ後方で折曲す
    るための曲げ型を備えていることを特徴とする波板成形
    装置。
  4. (4)前記型が波の外側及び内側形状に相当し、かつ互
    いに整合する一対の凸部と凹部とを有し、前記波板の最
    後に形成された波が前記凸部と凹部とによって把持され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の波板
    成形装置。
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