JP3048716B2 - 天井設置型空気調和機 - Google Patents

天井設置型空気調和機

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JP3048716B2
JP3048716B2 JP3322566A JP32256691A JP3048716B2 JP 3048716 B2 JP3048716 B2 JP 3048716B2 JP 3322566 A JP3322566 A JP 3322566A JP 32256691 A JP32256691 A JP 32256691A JP 3048716 B2 JP3048716 B2 JP 3048716B2
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建彦 新村
行雄 相沢
和紀 福嶋
久 小暮
功夫 森山
高志 望月
愼一 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換ユニットに取付
けられる電装箱の変形を防止してなる天井設置型空気調
和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、天井に熱交換ユニットを埋込
み、この熱交換ユニットの下面に化粧パネルを取付けて
なる天井埋込型空気調和機は知られている。
【0003】この種のものでは、通常、熱交換ユニット
の下面に空気調和機の電装箱が取り付けられている(例
えば、実公昭62−15699号公報)。ここで一般的
に、電装箱には蓋体を構成するサービス板が取付けら
れ、このサービス板は空気調和機設置後のメンテナンス
のために開閉できるように構成されている。電装箱は薄
い鋼板を用いて箱形に形成されており、薄板製のサービ
ス板は電装箱の開口部に例えば4本のねじなどで止めら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、熱交換ユニットを持ち上げて天井に埋込む際
に、誤って電装箱のサービス板を押し上げると、このサ
ービス板が凹むように変形して、電装箱内の電気部品を
破損させるという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、電装箱のサービス板を誤
って押し上げても、このサービス板が変形することのな
い天井設置型空気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、天井に設置された熱交換ユニットの下面
に空気調和機の運転を制御する電気回路を内蔵する電装
箱を取付けると共に、この電装箱の下面開口にサービス
板を着脱自在に取付けてなる天井設置型空気調和機にお
いて、前記電装箱の下面開口の縁には前記サービス板の
縁が嵌まり合うための上部案内片と下部案内片とを設
け、且つこの上部案内片の前記電装箱の内側へ延びる寸
法はこの下部案内片のそれよりも大きく設定されている
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、熱交換ユニットは全てが組立
てられた状態で、即ち電装箱までもが取り付けられた状
態で上方に持ち上げられ、天井内に埋込まれる。この際
に、電装箱の取り付けられた熱交換ユニットの下部開口
面は、室内側に向く訳であるから、これを上方に持ち上
げるに際しては、その下部開口面側を支持して持ち上げ
ることになる。このような場合に、熱交換ユニットを持
ち上げるに際して、誤って電装箱のサービス板を押し上
げたとしても、このサービス板は上部案内片と下部案内
片とで嵌まり合っており、しかも電装箱の内側へ大きく
延びた上部案内片によって支えられ、このサービス板が
上方に凹むように変形することは少ない。よって電装箱
内の電気回路が破損するおそれも少ない
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0009】図1において、1は天井埋込形の熱交換ユ
ニットを示している。この熱交換ユニット1は開口面
(図中上面)を室内側に向けるようにして天井に埋込ま
れ、通常、その開口面には化粧パネル(図示せず)が取
り付けられて空気調和機が構成される。熱交換ユニット
1の内部には遠心ファン3と、熱交換器(図示せず)と
が配置され、その上には、これらを覆うように発泡スチ
ロール製のドレンパン5が嵌め込まれ、このドレンパン
5は薄い鋼板製の押え金具7により熱交換ユニット1の
開口部に固定されている。また熱交換ユニット1には開
口面側に突出する一対のブラケット11,13が設けら
れ、このブラケット11,13には受け溝11a,13
aが形成されており、この受け溝11a,13a内には
電装箱15の支持ピン15aが係止されるようになって
いる。
【0010】即ち、本実施例によれば、上記の電装箱1
5に工夫がなされている。この電装箱15は、図2に示
すように、薄い鋼板製であり、箱状に組み立てられた本
体21と、その蓋体を構成するサービス板23とからな
り、本体21内には空気調和機の運転を制御する電気回
路(即ち電気部品)が組み込まれている。また、このサ
ービス板23は、空気調和機の設置後のメンテナンスの
ために開閉できるようになっている。
【0011】本体21の一側縁にはサービス板23の一
側縁が嵌まり合うように案内片25が設けられており、
この案内片25は、図3に示すように、熱交換ユニット
1を天井に埋込んだ状態で、サービス板23を下から支
える下部案内片25aと、サービス板23を上から押え
る上部案内片25bとで構成されている。
【0012】両案内片25a,25bは、側方からみて
略ハの字状に配置されており、上部案内片25bの長さ
寸法lbは下部案内片25aの長さ寸法laよりも大き
く、即ちlb>laに設定されている。このような寸法
関係にしたのは、サービス板23を電装箱15に取り付
けるに際し、このサービス板23を電装箱15の上縁に
対し斜め上方、若しくは斜め下方に宛がっても、サービ
ス板23の一側縁がまず長さ寸法lbの大きな上部案内
片25bに当たって、その一側縁の位置決めを行えるよ
うにするためである。
【0013】斯る手段にて、サービス板23の一側縁が
位置決めされれば、その後、このサービス板23は案内
片25内にスムーズに嵌め込まれる。尚、このサービス
板23の他側縁は、図示は省略したがビスを用いて本体
21の受け片27に止着される。即ち、この受け片27
は本体21の短手方向の縁に形成され、そこにはねじ孔
27aが螺設され、このねじ孔27aにはサービス板2
3のビス孔23aを貫通して該サービス板23を支持す
るビスが螺合される。
【0014】次に、この実施例の作用を説明する。
【0015】熱交換ユニット1は、図1に示すように、
全てが組立てられた状態で、即ち電装箱15までもが取
り付けられた状態で上方に持ち上げられ、天井内に埋込
まれる。この際に、電装箱15の取り付けられた熱交換
ユニット1の開口面は、室内側に向く訳であるから、こ
れを上方に持ち上げるに際しては、その開口面側を支持
して持ち上げることになる。
【0016】このような場合に、本実施例によれば、熱
交換ユニット1を持ち上げるに際して、誤って電装箱1
5のサービス板23を押し上げたとしても、このサービ
ス板23は上部案内片25bにより支持されるので、該
サービス板23が上方に凹むように変形することはな
い。
【0017】またこの構成によれば、熱交換ユニット1
を天井に埋込んだ後、サービス板23は下部案内片25
aにより支持されるので、サービス板23はその自重に
より下方に垂れ下がることはなく、いわゆる案内片25
内に堅固に嵌め合わされるので、熱交換ユニット1全体
に振動が発生しても、サービス板23が振動することは
なく、異常音が発生することもない。
【0018】しかして従来の構成では、案内片25に相
当するものがなく、熱交換ユニット1の持ち上げ時にサ
ービス板23が変形したり、ユニット運転時にサービス
板23の振動に起因する異常音が発生したり等していた
が、これによれば上記のトラブルを確実に解消すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、天井に設置された熱交換ユニットの下面に空
気調和機の運転を制御する電気回路を内蔵する電装箱を
取付けると共に、この電装箱の下面開口にサービス板を
着脱自在に取付け、電装箱の下面開口の縁にはサービス
板の縁が嵌まり合うための上部案内片と下部案内片とを
設け、且つこの上部案内片の電装箱の内側へ延びる寸法
はこの下部案内片のそれよりも大きく設定されているの
で、熱交換ユニットを持ち上げるに際して、誤って電装
箱のサービス板を押し上げたとしても、このサービス板
が上方に凹むように変形することは少なく、電装箱内の
電気回路の破損トラブルを起こすことを少なくできる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天井設置型空気調和機の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】本発明の要部を示す斜視図である。
【図3】図2に示した電装箱の要部断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換ユニット 3 遠心ファン 5 ドレンパン 7 押え金具 15 電装箱 21 本体 23 サービス板 25 案内片 25a 下部案内片 25b 上部案内片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小暮 久 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森山 功夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 望月 高志 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西川 愼一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−146965(JP,U) 実公 昭62−15699(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設置された熱交換ユニットの下面
    に空気調和機の運転を制御する電気回路を内蔵する電装
    箱を取付けると共に、この電装箱の下面開口にサービス
    板を着脱自在に取付けてなる天井設置型空気調和機にお
    いて、前記電装箱の下面開口の縁には前記サービス板の
    縁が嵌まり合うための上部案内片と下部案内片とを設
    け、且つこの上部案内片の前記電装箱の内側へ延びる寸
    法はこの下部案内片のそれよりも大きく設定されている
    ことを特徴とする天井設置型空気調和機。
JP3322566A 1991-11-11 1991-11-11 天井設置型空気調和機 Expired - Fee Related JP3048716B2 (ja)

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JPH0921546A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Konami Kk 天井埋込型空気調和機
JPH0960917A (ja) * 1995-08-22 1997-03-04 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和機
JP3813405B2 (ja) * 2000-02-21 2006-08-23 三洋電機株式会社 電装箱および天井埋込型空気調和装置
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JP6913480B2 (ja) * 2017-02-22 2021-08-04 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

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