JP2001221455A - 天井カセット形空気調和機 - Google Patents
天井カセット形空気調和機Info
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- JP2001221455A JP2001221455A JP2000033785A JP2000033785A JP2001221455A JP 2001221455 A JP2001221455 A JP 2001221455A JP 2000033785 A JP2000033785 A JP 2000033785A JP 2000033785 A JP2000033785 A JP 2000033785A JP 2001221455 A JP2001221455 A JP 2001221455A
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Abstract
を得ることができ、かつそのベルマウス形状に干渉する
ことなく電気部品箱内の電気部品類を実装して装置の小
型化を図れる天井カセット形空気調和機を提供する。 【解決手段】被空調室Rの天井板3上に配設され下面に
開口部を有する筐体1と、この筐体内に配置される熱交
換器6、ドレンパン7、送風機5、ベルマウス12およ
び電気部品類Eを収容する電気部品箱11と、吸込み口
16と吹出し口17を備え天井面から被空調室内に露出
する化粧パネル15とを具備し、電気部品箱はベルマウ
スの二次空気通過側に近接して配置され、かつ電気部品
箱内に収容される電気部品類は制御基板Sに実装され、
かつベルマウスの外周近傍側の電気部品群Eaの高さ寸
法は小さく、これから外周から離間するにしたがって順
次高さ寸法の大きい電気部品群Eb,Ecを配置した。
Description
取付けられる天井カセット形空気調和機に係り、特にベ
ルマウスに対する電気部品箱の配置と、この電気部品箱
内の電気部品類の実装構造の改良に関する。
が天井板から露出するだけであり、その筐体が被空調室
の天井板上に埋設される天井カセット形空気調和機は、
居住者が圧迫感を全く受けないところから多用される傾
向にある。
の電動部品を制御し、あるいはリモコン(遠隔操作盤)
から送られる運転指令信号や、各種の検知手段から送ら
れてくる検知信号などを受けて制御信号に変える電気部
品類が備えられる。
品からなっていて、筐体内のスペースの関係から、電気
部品類を単一の制御基板に取り付け、かつ電気的に接続
したうえで電気部品箱内に収容される。
換器から生成されるドレン水を受けるドレンパンと、熱
交換器に室内空気を送風する送風機および、この送風機
に室内空気が円滑に導かれるよう案内するベルマウスが
配置されている。
ルマウスに対する電気部品箱の配置と、この電気部品箱
内に収容される電気部品類の実装構造に問題があった。
すなわち、電気部品箱内に収容される電気部品類とし
て、たとえば集積回路、抵抗、FETなどの比較的小型
の電子部品から、大容量コンデンサなどの比較的大型の
電気部品と、スイッチングトランス、小容量コンデン
サ、ノイズフィルターなどの中間的な大きさのものまで
各種用いられ、これらは全て回路設計上で都合の良いよ
うに単一の制御基板に実装されている。
は、制御基板を基準にして、たとえば大容量コンデンサ
などの大型の電気部品が余裕をもって収容できる寸法に
形成されている。結果として、電気部品箱が大型化し、
装置の小型化が阻害されている。
に、ベルマウスBaは、本来、上端開口部が小径で、下
端開口部が大径のテーパ状(すり鉢状)の断面形状とな
るのが、電気部品箱Dを取り付けるために、そのテーパ
面の一部を上部側に折り返した上で水平状に折曲してい
る。電気部品箱Dは、ベルマウス水平面の下部である一
次空気(吸い込み空気)通過側に取り付けられる。
マウスBbは、テーパ面の一部を下部側に垂下してから
水平状に折曲している。電気部品箱Dはベルマウス水平
面の上部である二次空気の通過側に取り付けられる。
a,Bbであっても、電気部品箱Dを取り付けるために
一部を変形しなければならず、よってベルマウスは理想
の形状とならず、送風機性能が損なわれている。
ものであり、その目的とするところは、送風機特性の優
れたベルマウス形状を得ることができ、かつそのベルマ
ウス形状に干渉することなく電気部品箱内に電気部品類
を実装して装置の小型化を図れる天井カセット形空気調
和機を提供しようとするものである。
空気調和機は、上述の目的を満足すべくなされたもので
あり、請求項1において、被空調室の天井板上に配設さ
れ下面に開口部を有する筐体と、この筐体内に配置され
る熱交換器、ドレンパン、送風機、ベルマウスおよび電
気部品類を収容する電気部品箱と、上記筐体の下端開口
部を閉塞しベルマウスの下端開口部に対向して吸込み口
をかつこの吸込み口の周囲に吹出し口を備え天井面から
被空調室内に露出する化粧パネルとを具備したものにお
いて、上記電気部品箱はベルマウスの二次空気通過側に
近接して配置され、この電気部品箱内に収容される電気
部品類は制御基板に実装され、かつベルマウスの外周近
傍の位置に配置される電気部品類は、その高さ寸法が他
の電気部品類の高さ寸法よりも小さいものが選択される
ことを特徴とする。
ット形空気調和機において上記ベルマウスの外周から離
間した位置に配置される電気部品類は、その高さ寸法が
他の電気部品類の高さ寸法よりも高いものが選択される
ことを特徴とする。
のいずれかに記載の天井カセット形空気調和機において
上記ベルマウスは、難燃性合成樹脂材もしくは金属材か
らなることを特徴とする。
いずれかに記載の天井カセット形空気調和機において上
記ベルマウスの下端開口部に沿って形成される周縁部は
電気部品箱の外周縁よりも外方へ延長され、その延長部
はドレンパンに当接することを特徴とする。
ット形空気調和機において上記ベルマウスの延長部端縁
に、化粧パネルに設けられる仮止め用吊持具を掛止する
ための掛止部が設けられることを特徴とする。
ット形空気調和機において上記ベルマウスの掛止部は、
上記ドレンパンの熱交換器受け部から外れた部位に設け
られることを特徴とする。
り、送風機特性の優れたベルマウス形状に設定すること
ができ、しかもそのベルマウス形状に干渉することなく
電気部品箱内の電気部品類を実装する。
面を参照して説明する。図1は、天井カセット形空気調
和機を分解して示し、図2は、組み立てられ作用する天
井カセット形空気調和機の断面を示す。
視で矩形状であったものの四隅を欠落して八角状となし
た上面壁1aと、この上面壁1aの各辺部に沿って一体
に設けられる側壁1bとからなり、筐体1の下面部は開
口している。
固定されており、この下面開口部が天井板3に設けられ
る開口部3aと対向している。上面壁1aおよび側壁1
b一部のそれぞれ内面に断熱材4が密着して取付けられ
る。
を構成するファンモータ5mが取り付け固定される。こ
のファンモータ5mの軸方向は垂直方向に向けられてい
て、下方に突出する回転軸aにファン5fが嵌着され
る。上記ファン5fは、ファンモータ5mにより回転駆
動されると、この軸方向である下部側から空気を吸込ん
で、周方向へ吹き出す送風作用をなす。
周囲を囲む熱交換器6が配置される。この熱交換器6
は、図示しない室外ユニットに配置される圧縮機や室外
熱交換器などと冷凍サイクルを構成するよう配管を介し
て接続される。
していて、送風機ファン5fから吹き出される風を受け
る位置にある。熱交換器6は筐体1の下端開口部に断熱
材4を介して嵌め込まれるドレンパン7の受け部上に載
り、このドレンパンと筐体上面壁1aとの間に断熱材4
を介して支持される。すなわち、上記熱交換器6の上端
面は筐体上面壁1aに断熱材4を介して密着し、熱交換
器の下端面はドレンパン7に密着する。
成されていて、筐体側壁1bと間隙を存しており、実質
的に角部7bのみが筐体側壁1bの角部に断熱材4を介
して嵌め込まれている。このことから、熱交換器6を通
過したあとの風がドレンパン7の凹陥形成部7aに導か
れるようになっている。
び角部7bの上端と同一高さの断面略U字状に折曲形成
され、この底部に上記熱交換器6が配置される。内側の
折曲上端縁の全周に亘って板部7cが設けられ、この板
部の中心部に所定直径の円形の開口部8が設けられる。
と同一形状寸法の支持パネル9が嵌め込まれていて、適
宜な手段で取付け固定される。支持パネル9の中央部に
は板部7cに設けられる開口部8と同一寸法の開口部1
0が設けられ、かつこの側方部位に後述する電気部品箱
11が取付けられる。
ル9の開口部10を介して上記送風機5のファン5fと
近接した位置に、ベルマウス12の上端開口部12aが
対向して配置される。このベルマウス12も後述する。
化粧パネル15によって閉塞される。この化粧パネル1
5は、天井板3から被空調室内Rに露出する位置にあ
り、中央部に矩形状の吸込み口16が設けられ、この周
辺部に複数の細長い矩形状の吹出し口17が開口してい
る。
口16はベルマウス12の下端開口部12bと対向して
設けられる。したがって、送風機5の作用によって吸込
み口16から吸込まれた室内空気は、一次側空気として
ベルマウス12の下端開口部12bに導かれ、かつベル
マウス12によって案内されてこの上端開口部12aか
ら送風機ファン5fに導かれるようになっている。
陥形成部7aと対向して設けられていて、熱交換器6を
通過した空気がベルマウス12の外面側を通過する二次
側空気として凹陥形成部7aを介して吹出し口17に導
かれ、ここから被空調室内Rへ吹出し案内されるように
なっている。
12の外面側に設けられる支持パネル9に取り付けられ
るところから、ベルマウスの二次空気通過側に配置され
ることとなる。
気調和機で、かつ上記化粧パネル15を取り外したあと
下方(室内側)から筐体1内を見上げた状態を示す。中
心部には送風機ファン5fの一部が見え、その周部にベ
ルマウス12が見える。さらに、ベルマウス12の周部
はドレンパン7であって、この四辺に吹出し空気の通路
となる凹陥形成部7aが見える。ドレンパン7の全周囲
は断熱材4と筐体1とで囲まれている。
マウス12に遮蔽されていて実際には見えない。上記電
気部品箱11は平面視で矩形状をなし、かつ互いに隣接
した位置にベルマウスの軸芯に対して所定角度を向けた
状態で配置される。
気部品類Eと、これら制御基板と電気部品類を収容する
電気部品箱11を断面にして示し、図4(B)に制御基
板Sに対する電気部品類Eの実装位置を平面にして示
す。
aに対して下面側に開口部11bが形成され、かつ一方
の側壁11cの高さ寸法が小で、対向する面の側壁11
dの高さ寸法がこれよりも大に形成されている。
11c,11d間よりもわずかに狭い幅寸法に形成され
ていて、電気部品箱上面壁11aと狭小の間隙を存し、
かつ並行になるよう取り付け具20を介して吊持され
る。
る電気部品類Eの実装構造に特徴の一つがある。すなわ
ち、電気部品箱11の高さ寸法が小の側壁11cに近い
側に、高さ寸法が最も低い電気部品群Eaが実装され
る。そして、電気部品箱11の高さ寸法が大の側壁11
d方向に順に高さ寸法が高い電気部品群が実装され、側
壁11dに最も近い部位には最も高さ寸法が大の電気部
品群Ecが実装される。
も低い電気部品群Eaと、中程度の電気部品群Ebと、
最も高い電気部品群Ecとの三グループに分類され、こ
れらは高さ順に制御基板Sのここでは短手方向の一側端
から他側端に亘って配置されている。
て、集積回路と、抵抗類と、FETなどがある。中程度
の電気部品群Ebとして、スイッチングトランスと、小
容量コンデンサと、ノイズフィルターなどがある。最も
高い電気部品群Ecとして、大容量コンデンサと、ノイ
ズフィルターなどがある。
御基板Sを電気部品箱11内に収容するのであるが、上
述したように、電気部品箱11の高さ寸法が小の側壁1
1cに近い側には高さ寸法が最も低い電気部品群Eaが
対向し、電気部品箱11の高さ寸法が大の側壁11dに
最も高さ寸法が大の電気部品群Ecが対向するよう収容
される。
箱の位置設定と電気部品類の実装構造を具体的に説明し
ている。すなわち、図5(A)に、上端開口部12aか
ら下方に所定寸法だけストレート状であり、このストレ
ート部12c下端から下端開口部12bに亘ってテーパ
状(すり鉢状、あるいはラッパ状とも言う)に形成され
るベルマウス12を備えた場合を示す。
内空気の吸込み案内側を一次側と呼び、吹出し側を二次
側と呼ぶとすると、上記電気部品箱11はベルマウス1
2の上部側に位置するところから、二次空気通過側に配
置されることとなる。
い側壁11cを、ベルマウス12のストレート部12c
である外周近傍側に対向して配置し、電気部品箱の高さ
寸法が大の側壁11dは、ベルマウスの下端開口部12
b周縁に沿って形成される周縁部12dから外方へ突出
する。
れ制御基板Sに実装される電気部品類Eは、その高さ寸
法が小の電気部品群Eaがベルマウス12のストレート
部12c側に位置し、高さ寸法が大の電気部品群Ecは
ベルマウスの周縁部12dから突出して、高さ寸法の変
化がベルマウスのテーパ形状とほとんど一致する。
30によって閉塞され、密閉構造となっている。すなわ
ち、蓋板30の断面形状はベルマウス12のテーパ形状
とほとんど一致する。
1内への塵埃や水滴の侵入を完全に阻止する一方で、電
気部品類Eの放熱によってベルマウス12が受ける熱的
悪影響を阻止するようになっている。
に絞り込まれたうえで下端開口部12b側に亘って曲成
した断面形状をなすベルマウス12Aを備えた場合であ
る。電気部品箱11と、この内部に制御基板Sと電気部
品類Eが収容されること、および電気部品箱11に対す
る電気部品類Eの実装構造は、図5(A)で説明したも
のと全く同一である。したがって、電気部品類Eの高さ
寸法の変化がベルマウス12A断面形状とほとんど一致
する。
に対して電気部品類Eを収容する電気部品箱11を配置
した天井カセット形空気調和機であり、熱交換器6にお
ける冷凍サイクル運転を開始するとともに送風機5を駆
動することにより、被空調室内Rの空気が化粧パネル1
5の吸込み口16から吸込まれ、ベルマウス12に案内
されて送風機5に導かれ、ここから熱交換器6に吹出さ
れる。
そのあとドレンパン7の凹陥形成部7aを介して吹出し
口17に到達し、さらに室内Rへ吹出されて空気調和を
なす。ドレンパン7は熱交換器6の熱交換作用にともな
って生成されるドレン水を受け、一旦集溜してから図示
しないドレンホースを介して室外に排出する。
マウス12,12Aを用いても、電気部品箱11の配置
とは係り合いなくベルマウス自体が理想の断面形状を得
られ、よって電気部品箱11の物理的干渉が存在しなく
なった。風路抵抗がないから送風機特性の優れたベルマ
ウス形状を設定することができ、ひいては空調能力の向
上化が図れる。そして、ベルマウス形状を干渉すること
なく電気部品類Eを実装して、筐体1の高さ寸法の低減
と装置自体の小型化を図れることとなる。
であってもよい。図6(A)に示すベルマウス12B
は、下端開口部12bの周縁に沿って形成される周縁部
12dの少なくとも一部が、電気部品箱11の高さ寸法
が大の側壁11dよりもわずかに外方へ突出したうえで
上方に折曲されている。
端開口部12aから下端開口部12bに亘って曲成した
断面形状をなし、その下端開口部周縁の少なくとも一部
が電気部品箱11の高さ寸法が大の側壁11dよりもわ
ずかに外方へ突出したうえで上方に折曲されている。
端開口部12aからほとんど下端開口部12bまでスト
レート状をなし、下端開口部付近で拡大径をなし、その
周縁に沿って形成される周縁部12eが充分な幅寸法を
確保したうえで、その少なくとも一部が電気部品箱11
の側壁11dとほぼ同一に延長されている。
Dにおいても、互いに断面形状が若干異なっているが、
基本的には送風機特性の優れた断面形状に設定されるこ
とは先に説明したものと同様である。
断面形状は、先に図5(A)(B)で説明したものと同
一である。図6(C)に示す電気部品箱11Aの断面形
状は、ベルマウス12Dの断面形状に合わせて全周に亘
って同一高さである。
内に収容される電気部品類Eの実装構造は、先に図4
(A)(B)で説明したとおりであって、ベルマウス1
2B,12C,12Dとの相対位置も何ら変わることが
ない。
2Dの素材として、難燃性合成樹脂材もしくは金属材が
選択されることが特徴であり、さらに、電気部品箱1
1,11Aの下端開口部11b端縁をベルマウス12
B,12C,12D外面に近接させて、箱の下端開口部
を閉塞している。
定からベルマウス12B,12C,12Dの送風機特性
が向上することと併せて、上記ベルマウスが蓋板を兼用
するので部品点数が削減され、その分筐体1の高さ寸法
を短縮化して装置のより小型化が図れる。
Dの素材の選択から、特定の電気部品の発熱が極めて大
であってもベルマウスはその熱的影響を受けずにすみ、
蓋板がなくても熱変形などの防災が可能である。
構造であってもよい。すなわち、図7(A)で示すベル
マウス12Eは、下端開口部12b周縁に沿って形成さ
れる周縁部12fを電気部品箱11よりも外方へ延長す
る延長部となし、この延長部12f上面はドレンパン7
の下面部7dに密に接触される。
の延長部12f端縁が上方に折曲形成されるリブrとな
っていて、このリブの先端が接するドレンパン7の下面
部7dとの隙間がマイナスとなっている。
の延長部12f端縁にシール部材sが取り付けられ、こ
のシール部材がドレンパン下面部7dに設けられる凹部
7eに掛合している。
される電気部品類Eの実装構造は、先に図4(A)
(B)で説明したとおりであって、ベルマウス12E,
12F,12Gとの相対位置も何ら変わることがなく、
したがって、同様の効果を得られる。
Gにおいても、延長部12f端縁をドレンパン7の下面
部7dに密に接触させたから、この接触部分でベルマウ
スの一次側空気と、二次側空気とを確実に遮断する機能
を有し、さらなる送風機特性の向上を図れる。
2Fは、延長部12fの端縁にリブrを一体に設けたの
で、ベルマウス外周縁の寸法精度と機械的強度を向上さ
せ、これをドレンパン下面部7dにマイナス接触するこ
とにより、ベルマウスに押し付け力が発生し一次側空気
と二次側空気の遮断機能のさらなる向上と、組立時のバ
ラツキで生じるわずかな隙間を吸収し、送風機特性がさ
らに安定する。
構造であってもよい。ここでは電気部品箱11内に収容
される電気部品類Eの図示を省略したが、先に説明した
のと同様の実装をなし、したがって同様の効果を得られ
る。
の下端開口部12bの周縁が電気部品箱11の高さ寸法
の大なる側壁11dよりも外方へ延長する延長部12f
であることを前提として、この延長部12f周縁の所定
位置に上方へ折曲形成される掛止部40が一体に設けら
れることが特徴である。
て着脱自在であり、図示しない取り付け具を介して取り
付けられる。実際には、化粧パネル15には仮止め用吊
持具45が設けられていて、これを所定部位に掛止して
一旦化粧パネルを仮止め状態となし、さらには取り付け
具をもって取り付け固定するようになっている。
fに形成される掛止部40に化粧パネル15の仮止め用
吊持具45を掛止して化粧パネルの仮止めをなし、その
うえで取り付け具で取り付け固定する。
金具が用意され、ドレンパンの成形時に上記受け金具を
埋設してなる。したがって、部品数が多くなり、かつ成
形手間がかかっていたが、上述の構成を採用することに
より部品数の削減と加工手間の低減が得られることにな
る。
パン7の下面部7d一部を凹陥形成して、この凹陥部7
fにベルマウス12Hの延長部12fを折曲した掛止部
40を位置させるようにしてある。ドレンパン7の凹陥
部7fの深さ寸法は、掛止部40に対する化粧パネル1
5の仮止め用吊持具45の係脱作業に支障のないよう深
く形成しなければならない。
ウス12Jに設けられる延長部12gの端縁は電気部品
箱11の高さ寸法の大なる側壁11dよりも外方で、か
つドレンパン7の熱交換器受け部の内側となるよう設定
されている。延長部12g端縁に設けられる掛止部40
は電気部品箱11とドレンパン7との間に位置し、ここ
に化粧パネル15の仮止め用吊持具45が掛止される。
ような凹陥部7fを形成せずともよく、その分、ドレン
パン7の熱交換器6支持面位置を下げられる。実際に、
上記熱交換器6の上端面位置はh寸法だけ下がり、ドレ
ンパン下面部7dから熱交換器6上端面までの高さ寸法
が図8(A)ではLaなのに対して、図8(B)ではL
bですみ、それだけ筐体1の高さ寸法を小さくでき、装
置のさらなる小型化を促進できる。
風機特性の優れたベルマウス形状を得ることができ、か
つそのベルマウス形状に干渉することなく電気部品箱内
の電気部品類を実装して装置の小型化を図れるなどの効
果を奏する。
気調和機を分解した斜視図。
機の断面図。
うえで空気調和機を見上げた状態の図。
気部品類を収容する電気部品箱の断面図と、電気部品類
を実装する制御基板の平面図。
なすベルマウスと電気部品箱との相対関係を説明する
図。
をなすベルマウスと電気部品箱との相対関係を説明する
図。
気部品箱およびドレンパンとの相対関係を説明する図。
気部品箱およびドレンパンとの相対関係を説明する図。
スと電気部品箱との相対関係を説明する図。
Claims (6)
- 【請求項1】被空調室の天井板上に配設され下面に開口
部を有する筐体と、この筐体内に配置される熱交換器、
ドレンパン、送風機、ベルマウスおよび電気部品類を収
容する電気部品箱と、上記筐体の下端開口部を閉塞しベ
ルマウスの下端開口部に対向して吸込み口をかつこの吸
込み口の周囲に吹出し口を備え天井面から被空調室内に
露出する化粧パネルとを具備した天井カセット形空気調
和機において、 上記電気部品箱は、上記ベルマウスの二次空気通過側に
近接して配置され、この電気部品箱内に収容される上記
電気部品類は制御基板に実装され、かつベルマウスの外
周近傍の位置に配置される電気部品類は、その高さ寸法
が他の電気部品類の高さ寸法よりも小さいものが選択さ
れることを特徴とする天井カセット形空気調和機。 - 【請求項2】上記ベルマウスの外周から離間した位置に
配置される電気部品類は、その高さ寸法が他の電気部品
類の高さ寸法よりも高いものが選択されることを特徴と
する請求項1記載の天井カセット形空気調和機。 - 【請求項3】上記ベルマウスは、難燃性合成樹脂材もし
くは金属材からなることを特徴とする請求項1および請
求項2のいずれかに記載の天井カセット形空気調和機。 - 【請求項4】上記ベルマウスの下端開口部に沿って形成
される周縁部は上記電気部品箱の外周縁よりも外方へ延
長され、その延長部は上記ドレンパンに当接することを
特徴とする請求項1ないし請求項3いずれかに記載の天
井カセット形空気調和機。 - 【請求項5】上記ベルマウスの延長部端縁に、上記化粧
パネルに設けられる仮止め用吊持具を掛止するための掛
止部が設けられることを特徴とする請求項4記載の天井
カセット形空気調和機。 - 【請求項6】上記ベルマウスの掛止部は、上記ドレンパ
ンの熱交換器受け部から外れた部位に設けられることを
特徴とする請求項5記載の天井カセット形空気調和機。
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