JP2002235930A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2002235930A JP2002235930A JP2001034318A JP2001034318A JP2002235930A JP 2002235930 A JP2002235930 A JP 2002235930A JP 2001034318 A JP2001034318 A JP 2001034318A JP 2001034318 A JP2001034318 A JP 2001034318A JP 2002235930 A JP2002235930 A JP 2002235930A
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- Japan
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- air
- bell mouth
- air conditioner
- shroud
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 遠心ファンを内蔵した空気調和機において、
ベルマウス上の電装品収納ボックスの影響による送風音
の増大を抑制する。 【解決手段】 ベルマウス15との間に所定の隙間を保
って相対回転可能に対応するシュラウド6を具備した送
風用の遠心ファン11が設けられ、ベルマウス15上の
空きスペースの一部に所定の容積部材20が設置されて
なる空気調和機において、上記ベルマウス15上の上記
所定の容積部材を除く残された空きスペース部分に、当
該所定の容積部材と上記シュラウド6の空気吸込側端部
6aとの寸法および形状関係に略等しい寸法および形状
関係の補助部材21,16a,15c,15eを設置
し、シュラウド6とベルマウス15との間の漏れ流れ状
態を全周に亘って均一になるようにした。
ベルマウス上の電装品収納ボックスの影響による送風音
の増大を抑制する。 【解決手段】 ベルマウス15との間に所定の隙間を保
って相対回転可能に対応するシュラウド6を具備した送
風用の遠心ファン11が設けられ、ベルマウス15上の
空きスペースの一部に所定の容積部材20が設置されて
なる空気調和機において、上記ベルマウス15上の上記
所定の容積部材を除く残された空きスペース部分に、当
該所定の容積部材と上記シュラウド6の空気吸込側端部
6aとの寸法および形状関係に略等しい寸法および形状
関係の補助部材21,16a,15c,15eを設置
し、シュラウド6とベルマウス15との間の漏れ流れ状
態を全周に亘って均一になるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、遠心ファンを備
えた空気調和機の構造に関するものである。
えた空気調和機の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16および図17は、従来一般の遠心
ファンを備えた天井埋込型空気調和機1の本体部分の構
造を、また図18および図19は同空気調和機1の要部
の構造を示している。
ファンを備えた天井埋込型空気調和機1の本体部分の構
造を、また図18および図19は同空気調和機1の要部
の構造を示している。
【0003】先ず図16および図17中、符号2は、当
該天井埋込型空気調和機1のカセット型の本体ケーシン
グである。該本体ケーシング2は、その吸気・吹出パネ
ル(下面パネル)4が天井3と略同一平面状に連続する
ようにして、天井3内に埋設されている。
該天井埋込型空気調和機1のカセット型の本体ケーシン
グである。該本体ケーシング2は、その吸気・吹出パネ
ル(下面パネル)4が天井3と略同一平面状に連続する
ようにして、天井3内に埋設されている。
【0004】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル4には、中央部に空気吸込口である方形の
空気吸込グリル5が設けられ、さらに、その内側にフィ
ルタ5aを介して遠心ファンを形成するターボファン羽
根車11用のベルマウス15が連設されている。また、
上記本体ケーシング2の上記吸気・吹出パネル4の上記
空気吸込グリル5の外周部4方には、所定の長さ、所定
の幅の長方形状の空気吹出口9,9・・が設けられてい
る。
・吹出パネル4には、中央部に空気吸込口である方形の
空気吸込グリル5が設けられ、さらに、その内側にフィ
ルタ5aを介して遠心ファンを形成するターボファン羽
根車11用のベルマウス15が連設されている。また、
上記本体ケーシング2の上記吸気・吹出パネル4の上記
空気吸込グリル5の外周部4方には、所定の長さ、所定
の幅の長方形状の空気吹出口9,9・・が設けられてい
る。
【0005】一方、上記本体ケーシング2内には上記空
気吸込グリル5、フィルタ5aから上記ベルマウス15
を経て上記空気吹出口9,9・・方向にUターンする全
周方向の通風路10が形成されており、該通風路10の
上記ベルマウス15の下流部(図示上方部)中央に位置
して、その空気吸込側(後述するシュラウド6の空気吸
込側端部6a側)が上記ベルマウス15に対応するター
ボファン羽根車11が設けられている。該ターボファン
羽根車11は、その主板14中央部に一体成形されたボ
ス部14a部分をファンモータ13の回転駆動軸13a
に固定され、同ファンモータ13を介して上記本体ケー
シング2の天井パネル2aの下面に連結固定することに
より水平回転可能に吊設されている。
気吸込グリル5、フィルタ5aから上記ベルマウス15
を経て上記空気吹出口9,9・・方向にUターンする全
周方向の通風路10が形成されており、該通風路10の
上記ベルマウス15の下流部(図示上方部)中央に位置
して、その空気吸込側(後述するシュラウド6の空気吸
込側端部6a側)が上記ベルマウス15に対応するター
ボファン羽根車11が設けられている。該ターボファン
羽根車11は、その主板14中央部に一体成形されたボ
ス部14a部分をファンモータ13の回転駆動軸13a
に固定され、同ファンモータ13を介して上記本体ケー
シング2の天井パネル2aの下面に連結固定することに
より水平回転可能に吊設されている。
【0006】また、同通風路10には、当該ターボファ
ン羽根車11を囲む状態で角形環状構造の空気熱交換器
12が設けられている。該熱交換器12は、上記吸気・
吹出パネル4上のドレンパン16によって支持されてい
る。ドレンパン16は内周側と外周側に各々所定の高さ
の側壁16A,16Bを有し、その間に上記熱交換器1
2を受けるドレン溝を形成している。
ン羽根車11を囲む状態で角形環状構造の空気熱交換器
12が設けられている。該熱交換器12は、上記吸気・
吹出パネル4上のドレンパン16によって支持されてい
る。ドレンパン16は内周側と外周側に各々所定の高さ
の側壁16A,16Bを有し、その間に上記熱交換器1
2を受けるドレン溝を形成している。
【0007】他方、上記ターボファン羽根車11は、上
記ファンモータ13の回転駆動軸13aに固定された中
央部のボス部14a付近が空気吸込方向に高く突出して
いる一方、外周に所定幅の縁部14bを有する断面逆ハ
ット形の主板(ハブ)14と、上記ターボファン羽根車
11内遠心方向への空気吸込口を形成する中央部側開口
縁6aが小径で外周縁6b側にかけて次第に径が拡大し
た漏斗形状のシュラウド6とを備え、それらの間に多数
枚の動翼羽根11a,11a・・・を回転方向に応じた
所定の翼角、所定の翼間隔で周方向に並設して構成され
ている。また、そのシュラウド6の空気吸込側端部6a
内には、上記ベルマウス15の下流側空気流出口側端部
15bが所定の隙間(寸法L1:図18および図19参
照)を保って相対回転可能に軸方向に所定寸法遊嵌され
ている。
記ファンモータ13の回転駆動軸13aに固定された中
央部のボス部14a付近が空気吸込方向に高く突出して
いる一方、外周に所定幅の縁部14bを有する断面逆ハ
ット形の主板(ハブ)14と、上記ターボファン羽根車
11内遠心方向への空気吸込口を形成する中央部側開口
縁6aが小径で外周縁6b側にかけて次第に径が拡大し
た漏斗形状のシュラウド6とを備え、それらの間に多数
枚の動翼羽根11a,11a・・・を回転方向に応じた
所定の翼角、所定の翼間隔で周方向に並設して構成され
ている。また、そのシュラウド6の空気吸込側端部6a
内には、上記ベルマウス15の下流側空気流出口側端部
15bが所定の隙間(寸法L1:図18および図19参
照)を保って相対回転可能に軸方向に所定寸法遊嵌され
ている。
【0008】上記ベルマウス15の空気導入口は、上記
ターボファンの羽根車11の空気吸込口を形成している
シュラウド6の空気吸込側端部6aに対して上記本体ケ
ーシング2側空気吸込グリル5からの空気をターボファ
ン羽根車11内遠心方向にスムーズに流入させるため
に、図示のように吸気・吹出パネル4への取付縁部15
aから内方に延び、その空気流上流側から空気流下流側
にかけて次第に開口径が縮小した所定曲率半径の空気流
入口部を経て空気流出口側端部15bに到る気流ガイド
面を有して構成されている。そして、その形状により上
記ターボファン羽根車11の上記シュラウド6に対応し
て、上記ターボファン羽根車11の吸込側への空気を当
該ベルマウス15側において、先ず羽根車軸方向に効率
良く吸い込み、その後上記シュラウド6により吹出側遠
心方向に可及的にスムーズにガイドすることによって、
送風時に生じる空力騒音を可能な限り低減するようにな
っている。
ターボファンの羽根車11の空気吸込口を形成している
シュラウド6の空気吸込側端部6aに対して上記本体ケ
ーシング2側空気吸込グリル5からの空気をターボファ
ン羽根車11内遠心方向にスムーズに流入させるため
に、図示のように吸気・吹出パネル4への取付縁部15
aから内方に延び、その空気流上流側から空気流下流側
にかけて次第に開口径が縮小した所定曲率半径の空気流
入口部を経て空気流出口側端部15bに到る気流ガイド
面を有して構成されている。そして、その形状により上
記ターボファン羽根車11の上記シュラウド6に対応し
て、上記ターボファン羽根車11の吸込側への空気を当
該ベルマウス15側において、先ず羽根車軸方向に効率
良く吸い込み、その後上記シュラウド6により吹出側遠
心方向に可及的にスムーズにガイドすることによって、
送風時に生じる空力騒音を可能な限り低減するようにな
っている。
【0009】また符号20は、上記ベルマウス15上方
の空き空間を利用して設置された電装品収納ボックスで
あり、その内側には当該室内機に必要な電装品の収納空
間20aが形成され、該電装品収納空間20aに所定の
電装品が収納されている。
の空き空間を利用して設置された電装品収納ボックスで
あり、その内側には当該室内機に必要な電装品の収納空
間20aが形成され、該電装品収納空間20aに所定の
電装品が収納されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ターボ
ファン羽根車11は、上述のように遠心ファンとなって
おり、一旦軸方向に流入した空気を遠心方向に方向を変
えて吹き出す構造であるために、どうしても空気吸込口
側のシュラウド6部分における流れの剥離が発生しやす
く、それが送風音を上昇させる大きな要因になってい
る。このシュラウド6部分での剥離を低減するために
は、当該シュラウド6とベルマウス15との間の隙間の
漏れ流れを利用する事が有効であることが過去の研究で
明らかになっている。このため、これまで該シュラウド
6の空気吸込側端部6aとベルマウス15の空気流出口
側端部15b各々の形状や相互の位置関係などに関して
多くの研究がなされている。
ファン羽根車11は、上述のように遠心ファンとなって
おり、一旦軸方向に流入した空気を遠心方向に方向を変
えて吹き出す構造であるために、どうしても空気吸込口
側のシュラウド6部分における流れの剥離が発生しやす
く、それが送風音を上昇させる大きな要因になってい
る。このシュラウド6部分での剥離を低減するために
は、当該シュラウド6とベルマウス15との間の隙間の
漏れ流れを利用する事が有効であることが過去の研究で
明らかになっている。このため、これまで該シュラウド
6の空気吸込側端部6aとベルマウス15の空気流出口
側端部15b各々の形状や相互の位置関係などに関して
多くの研究がなされている。
【0011】しかし、実際の空気調和機ではターボファ
ン羽根車11、ベルマウス15以外にも幾つかの部品が
あり、近年の機器コンパクト化の要求により狭い室内機
空間内により多くの製品構成要素が配置される設計にな
っている。このため、ターボファン羽根車11、ベルマ
ウス15部分のみで寸法や形状の最適化を図っても実際
に室内機に組込んだ際に、大幅に送風音が上昇してしま
うような問題がある。そのひとつに、上記部分的な電装
品収納ボックス20の存在があり、一般に上述の電装品
収納ボックス20の形状は、例えば図1〜図3に示すよ
うに、必要かつ十分な大きさと形状の容積構造部材とし
て上記ベルマウス15の上面側空気流出口側端部15b
とドレンパン16との間の環状の空きスペースの半周領
域部分に所定の幅、所定の高さで設置されている。
ン羽根車11、ベルマウス15以外にも幾つかの部品が
あり、近年の機器コンパクト化の要求により狭い室内機
空間内により多くの製品構成要素が配置される設計にな
っている。このため、ターボファン羽根車11、ベルマ
ウス15部分のみで寸法や形状の最適化を図っても実際
に室内機に組込んだ際に、大幅に送風音が上昇してしま
うような問題がある。そのひとつに、上記部分的な電装
品収納ボックス20の存在があり、一般に上述の電装品
収納ボックス20の形状は、例えば図1〜図3に示すよ
うに、必要かつ十分な大きさと形状の容積構造部材とし
て上記ベルマウス15の上面側空気流出口側端部15b
とドレンパン16との間の環状の空きスペースの半周領
域部分に所定の幅、所定の高さで設置されている。
【0012】そこで、上記送風音の低減対策を立てるに
際し、今この電装品収納ボックス20に着目して、種々
の検討を行った。その結果、上記電装品収納ボックス2
0が容積構造部材として漏れ流れ生成空間を大きく制約
しており、しかもそれが全周方向の全体に均一に存在す
るものでないために、漏れ流れの部分的な偏流を生じさ
せている。これが上記シュラウド6内の剥離にも影響を
与え、さらに剥離流れの乱れによる送風音の増大を招い
ていることが分った。
際し、今この電装品収納ボックス20に着目して、種々
の検討を行った。その結果、上記電装品収納ボックス2
0が容積構造部材として漏れ流れ生成空間を大きく制約
しており、しかもそれが全周方向の全体に均一に存在す
るものでないために、漏れ流れの部分的な偏流を生じさ
せている。これが上記シュラウド6内の剥離にも影響を
与え、さらに剥離流れの乱れによる送風音の増大を招い
ていることが分った。
【0013】また上記シュラウド6の空気吸込側端部6
aとベルマウス15の空気流出口側端部15bとの間の
距離L1、及び上記シュラウド6の空気吸込側端部6a
と上記ベルマウス15以外の容積構造部材(電装品収納
ボックス20)との間の最短距離L2との比をパラメー
タにとった際の、室内機組込時における送風音の変化を
図20に示した。この図20のグラフから、当該距離の
比L2/L1をおよそ2以上にとれば送風音の極端な上昇
を防止できることも分った。
aとベルマウス15の空気流出口側端部15bとの間の
距離L1、及び上記シュラウド6の空気吸込側端部6a
と上記ベルマウス15以外の容積構造部材(電装品収納
ボックス20)との間の最短距離L2との比をパラメー
タにとった際の、室内機組込時における送風音の変化を
図20に示した。この図20のグラフから、当該距離の
比L2/L1をおよそ2以上にとれば送風音の極端な上昇
を防止できることも分った。
【0014】これらの実験結果から、送風音の上昇に影
響を与えるパラメータが、上記シュラウド6の空気吸込
側端部6a近傍の空間的余裕であること、そして、それ
が周方向の全体に均一に存在する必要があることなどが
理解される。すなわち、上記漏れ流れを形成するに十分
な量の空気が、ファン流出側から周方向に均一に供給さ
れるように空気通路を確保する必要があることが分る。
響を与えるパラメータが、上記シュラウド6の空気吸込
側端部6a近傍の空間的余裕であること、そして、それ
が周方向の全体に均一に存在する必要があることなどが
理解される。すなわち、上記漏れ流れを形成するに十分
な量の空気が、ファン流出側から周方向に均一に供給さ
れるように空気通路を確保する必要があることが分る。
【0015】また、上記漏れ流れの量は、上記シュラウ
ド6の空気吸込側端部6aとベルマウス15の空気流出
口側端部15bとの間の距離L1に大きくかかわること
から、同距離L1との比をパラメータにとることは妥当
であると考えられる。
ド6の空気吸込側端部6aとベルマウス15の空気流出
口側端部15bとの間の距離L1に大きくかかわること
から、同距離L1との比をパラメータにとることは妥当
であると考えられる。
【0016】本願発明は、このような知見に基いてなさ
れたもので、上記電装品収納ボックス等所定容積部材の
存在に拘わらず、可能な限りシュラウド部での流れの剥
離を抑制して有効に送風時の騒音を低減できるようにし
た空気調和機を提供することを目的とするものである。
れたもので、上記電装品収納ボックス等所定容積部材の
存在に拘わらず、可能な限りシュラウド部での流れの剥
離を抑制して有効に送風時の騒音を低減できるようにし
た空気調和機を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願発明は、該目的を達
成するために、次のような課題解決手段を備えて構成さ
れている。
成するために、次のような課題解決手段を備えて構成さ
れている。
【0018】(1) 請求項1の発明 この発明の空気調和機は、ベルマウス15を備えた空気
吸込口5から空気吹出口9に到る送風通路10の途中
に、上記ベルマウス15との間に所定の隙間を保って相
対回転可能に対応するシュラウド6を具備した送風用の
遠心ファン11が設けられ、該遠心ファン11により、
上記送風通路10上流の上記空気吸込口5側ベルマウス
15を介して導入した空気を、上記シュラウド6部分か
ら上記送風通路10下流側の空気吹出口9に向けて遠心
方向に吹き出すように構成されているとともに、上記ベ
ルマウス15上の空きスペースの一部に所定の容積部材
20が設置されてなる空気調和機において、上記ベルマ
ウス15上の上記所定の容積部材20を除く残された空
きスペース部分に、当該所定の容積部材20と上記シュ
ラウド6の空気吸込側端部6aとの寸法および形状関係
に略等しい寸法および形状関係の補助部材21,22,
16a,,15c,15eを設置したことを特徴として
いる。
吸込口5から空気吹出口9に到る送風通路10の途中
に、上記ベルマウス15との間に所定の隙間を保って相
対回転可能に対応するシュラウド6を具備した送風用の
遠心ファン11が設けられ、該遠心ファン11により、
上記送風通路10上流の上記空気吸込口5側ベルマウス
15を介して導入した空気を、上記シュラウド6部分か
ら上記送風通路10下流側の空気吹出口9に向けて遠心
方向に吹き出すように構成されているとともに、上記ベ
ルマウス15上の空きスペースの一部に所定の容積部材
20が設置されてなる空気調和機において、上記ベルマ
ウス15上の上記所定の容積部材20を除く残された空
きスペース部分に、当該所定の容積部材20と上記シュ
ラウド6の空気吸込側端部6aとの寸法および形状関係
に略等しい寸法および形状関係の補助部材21,22,
16a,,15c,15eを設置したことを特徴として
いる。
【0019】したがって、該構成では、上記寸法および
形状条件の等しい補助部材21,22,16a,15
c,15eの設置により、上記シュラウド6とベルマウ
ス15との間の漏れ流れ状態を、所定余裕空間の中で全
周に亘って均一にすることができ、安定した漏れ流れが
維持される。
形状条件の等しい補助部材21,22,16a,15
c,15eの設置により、上記シュラウド6とベルマウ
ス15との間の漏れ流れ状態を、所定余裕空間の中で全
周に亘って均一にすることができ、安定した漏れ流れが
維持される。
【0020】その結果、シュラウド6内における剥離が
全体に均一に抑制されて、軸方向から遠心方向への吹き
出し流の流れがスムーズになり、送風音が有効に低減さ
れる。
全体に均一に抑制されて、軸方向から遠心方向への吹き
出し流の流れがスムーズになり、送風音が有効に低減さ
れる。
【0021】(2) 請求項2の発明 この発明の空気調和機は、上記請求項1の発明の構成に
おいて、所定の容積部材20が、電装品収納ボックスで
あることを特徴としている。
おいて、所定の容積部材20が、電装品収納ボックスで
あることを特徴としている。
【0022】したがって、該構成では、上記請求項1の
発明の構成に基く作用により、当該部分的な電装品収納
ボックス20の存在により生じていたシュラウド6部分
での部分的な流れの剥離の不均一さが抑制され、有効に
送風音が低減される。
発明の構成に基く作用により、当該部分的な電装品収納
ボックス20の存在により生じていたシュラウド6部分
での部分的な流れの剥離の不均一さが抑制され、有効に
送風音が低減される。
【0023】(3) 請求項3の発明 この発明の空気調和機は、上記請求項1又は2の発明の
構成において、所定の容積部材20および補助部材21
とシュラウド6の空気吸込側端部6aとの間の距離L2
が、シュラウド6の空気吸込側端部6aとベルマウス1
5の空気流出口側端部15bとの間の距離L1の約2倍
以上に構成されていることを特徴としている。
構成において、所定の容積部材20および補助部材21
とシュラウド6の空気吸込側端部6aとの間の距離L2
が、シュラウド6の空気吸込側端部6aとベルマウス1
5の空気流出口側端部15bとの間の距離L1の約2倍
以上に構成されていることを特徴としている。
【0024】上述のように、シュラウド6とベルマウス
15周りの寸法および形状関係を全周方向に均一にする
ことにより、それらの間の漏れ流れの偏流を防ぐように
すると、有効に送風音を低減できる。そして、その場合
において、特に上記所定の容積部材20および補助部材
21とシュラウド6の空気吸込側端部6aとの間の距離
L2と、上記シュラウド6の空気吸込側端部6aとベル
マウス15の空気流出口側端部15bとの間の距離L1
との比L2/L1が、L2/L1>2となるようにすること
が必要である。このように、上記L2/L1が2以上とな
るようにすると、さらに有効な送風音の低減効果が得ら
れる。
15周りの寸法および形状関係を全周方向に均一にする
ことにより、それらの間の漏れ流れの偏流を防ぐように
すると、有効に送風音を低減できる。そして、その場合
において、特に上記所定の容積部材20および補助部材
21とシュラウド6の空気吸込側端部6aとの間の距離
L2と、上記シュラウド6の空気吸込側端部6aとベル
マウス15の空気流出口側端部15bとの間の距離L1
との比L2/L1が、L2/L1>2となるようにすること
が必要である。このように、上記L2/L1が2以上とな
るようにすると、さらに有効な送風音の低減効果が得ら
れる。
【0025】(4) 請求項4の発明 この発明の空気調和機は、上記請求項1,2又は3の発
明の構成において、補助部材21を、吸音材により形成
したことを特徴としている。
明の構成において、補助部材21を、吸音材により形成
したことを特徴としている。
【0026】上記補助部材21は、特に強度が必要な部
品ではないので、安価に製造できるものならば何でもよ
いが、例えば発泡ウレタンのような騒音ダンピング係数
の高い多孔質の吸音材料で製作すると、より一層の送風
音低減効果が期待できる。
品ではないので、安価に製造できるものならば何でもよ
いが、例えば発泡ウレタンのような騒音ダンピング係数
の高い多孔質の吸音材料で製作すると、より一層の送風
音低減効果が期待できる。
【0027】(5) 請求項5の発明 この発明の空気調和機は、上記請求項1,2又は3の発
明の構成において、補助部材16aを、ドレンパン16
と一体に形成したことを特徴としている。
明の構成において、補助部材16aを、ドレンパン16
と一体に形成したことを特徴としている。
【0028】また、上記のような補助部材を設けるに際
し、上記のものと同様の作用を果たす補助部材16a
を、ドレンパン16と一体に成形し、部品点数の増加を
抑えるようにすることもできる。
し、上記のものと同様の作用を果たす補助部材16a
を、ドレンパン16と一体に成形し、部品点数の増加を
抑えるようにすることもできる。
【0029】(6) 請求項6の発明 この発明の空気調和機は、上記請求項1,2又は3の発
明の構成において、上記補助部材22,15c,15e
を、ベルマウス15と一体に形成したことを特徴として
いる。
明の構成において、上記補助部材22,15c,15e
を、ベルマウス15と一体に形成したことを特徴として
いる。
【0030】また、上記のような補助部材を設けるに際
し、上記のものと同様の作用を果たす補助部材22,1
5c,15eを、上記ベルマウス15と一体に成形し、
部品点数の増加を抑えるようにすることもできる。
し、上記のものと同様の作用を果たす補助部材22,1
5c,15eを、上記ベルマウス15と一体に成形し、
部品点数の増加を抑えるようにすることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の空気調和機によ
ると、ベルマウス上の電装品収納ボックス等所定容積部
材の存在に拘わらず、可及的に送風音の低い空気調和機
を提供することができ、一定送風量を確保した時の空気
調和装置としてのシステムCOPの向上にも寄与するこ
とが可能になる。
ると、ベルマウス上の電装品収納ボックス等所定容積部
材の存在に拘わらず、可及的に送風音の低い空気調和機
を提供することができ、一定送風量を確保した時の空気
調和装置としてのシステムCOPの向上にも寄与するこ
とが可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図5は、
本願発明の実施の形態1に係る空気調和機の構成および
作用を示すものである。そして、さらに具体的に図1お
よび図2は、従来一般の天井埋込型空気調和機1の構造
を、また図3および図4は同空気調和機1の要部の構
造、図5は作用効果をそれぞれを示している。
本願発明の実施の形態1に係る空気調和機の構成および
作用を示すものである。そして、さらに具体的に図1お
よび図2は、従来一般の天井埋込型空気調和機1の構造
を、また図3および図4は同空気調和機1の要部の構
造、図5は作用効果をそれぞれを示している。
【0033】先ず図1および図4中、符号2は、当該天
井埋込型空気調和機1のカセット型の本体ケーシングで
ある。該本体ケーシング2は、その吸気・吹出パネル
(下面パネル)4が天井3と略同一平面状に連続するよ
うにして、天井3内に埋設されている。
井埋込型空気調和機1のカセット型の本体ケーシングで
ある。該本体ケーシング2は、その吸気・吹出パネル
(下面パネル)4が天井3と略同一平面状に連続するよ
うにして、天井3内に埋設されている。
【0034】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル4には、中央部に方形の空気吸込グリル5
が設けられ、さらに、その内側にフィルタ5aを介して
送風ファンを形成するターボファン羽根車11用のベル
マウス15が連設されている。また、上記本体ケーシン
グ2の上記吸気・吹出パネル4の上記空気吸込グリル5
の外周部4方には、所定の長さ、所定の幅の長方形状の
空気吹出口9,9・・が設けられている。
・吹出パネル4には、中央部に方形の空気吸込グリル5
が設けられ、さらに、その内側にフィルタ5aを介して
送風ファンを形成するターボファン羽根車11用のベル
マウス15が連設されている。また、上記本体ケーシン
グ2の上記吸気・吹出パネル4の上記空気吸込グリル5
の外周部4方には、所定の長さ、所定の幅の長方形状の
空気吹出口9,9・・が設けられている。
【0035】一方、上記本体ケーシング2内には上記空
気吸込グリル5、フィルタ5aから上記ベルマウス15
を経て上記空気吹出口9,9・・方向にUターンする全
周方向の通風路10が形成されており、該通風路10の
上記ベルマウス15の下流部(図示上方部)中央に位置
して、その空気吸込側(後述するシュラウド6の空気吸
込側端部6a側)が上記ベルマウス15に対応するター
ボファン羽根車11が設けられている。該ターボファン
羽根車11は、その主板14中央部に一体成形されたボ
ス部14a部分をファンモータ13の回転駆動軸13a
に固定され、同ファンモータ13を介して上記本体ケー
シング2の天井パネル2aの下面に連結固定することに
より水平回転可能に吊設されている。
気吸込グリル5、フィルタ5aから上記ベルマウス15
を経て上記空気吹出口9,9・・方向にUターンする全
周方向の通風路10が形成されており、該通風路10の
上記ベルマウス15の下流部(図示上方部)中央に位置
して、その空気吸込側(後述するシュラウド6の空気吸
込側端部6a側)が上記ベルマウス15に対応するター
ボファン羽根車11が設けられている。該ターボファン
羽根車11は、その主板14中央部に一体成形されたボ
ス部14a部分をファンモータ13の回転駆動軸13a
に固定され、同ファンモータ13を介して上記本体ケー
シング2の天井パネル2aの下面に連結固定することに
より水平回転可能に吊設されている。
【0036】また、同通風路10には、当該ターボファ
ン羽根車11を囲む状態で角形環状構造の空気熱交換器
12が設けられている。該熱交換器12は、上記吸気・
吹出パネル4上のドレンパン16によって支持されてい
る。ドレンパン16は内周側と外周側に各々所定の高さ
の側壁16A,16Bを有し、その間に上記熱交換器1
2を受けるドレン溝を形成している。
ン羽根車11を囲む状態で角形環状構造の空気熱交換器
12が設けられている。該熱交換器12は、上記吸気・
吹出パネル4上のドレンパン16によって支持されてい
る。ドレンパン16は内周側と外周側に各々所定の高さ
の側壁16A,16Bを有し、その間に上記熱交換器1
2を受けるドレン溝を形成している。
【0037】他方、上記ターボファン羽根車11は、上
記ファンモータ13の回転駆動軸13aに固定された中
央部のボス部14a付近が空気吸込方向に高く突出して
いる一方、外周に所定幅の縁部14bを有する断面逆ハ
ット形の主板(ハブ)14と、上記ターボファン羽根車
11内遠心方向への空気吸込口を形成する中央部側開口
縁6aが小径で外周縁6b側にかけて次第に径が拡大し
た漏斗形状のシュラウド6とを備え、それらの間に多数
枚の動翼羽根11a,11a・・・を回転方向に応じた
所定の翼角、所定の翼間隔で周方向に並設して構成され
ている。また、そのシュラウド6の空気吸込側端部6a
内には、上記ベルマウス15の下流側空気流出口側端部
15bが所定の隙間を保って相対回転可能に軸方向に所
定寸法遊嵌されている。
記ファンモータ13の回転駆動軸13aに固定された中
央部のボス部14a付近が空気吸込方向に高く突出して
いる一方、外周に所定幅の縁部14bを有する断面逆ハ
ット形の主板(ハブ)14と、上記ターボファン羽根車
11内遠心方向への空気吸込口を形成する中央部側開口
縁6aが小径で外周縁6b側にかけて次第に径が拡大し
た漏斗形状のシュラウド6とを備え、それらの間に多数
枚の動翼羽根11a,11a・・・を回転方向に応じた
所定の翼角、所定の翼間隔で周方向に並設して構成され
ている。また、そのシュラウド6の空気吸込側端部6a
内には、上記ベルマウス15の下流側空気流出口側端部
15bが所定の隙間を保って相対回転可能に軸方向に所
定寸法遊嵌されている。
【0038】上記ベルマウス15の空気導入口は、上記
ターボファンの羽根車11の空気吸込口を形成している
シュラウド6の空気吸込側端部6aに対して上記本体ケ
ーシング2側空気吸込グリル5からの空気をターボファ
ン羽根車11内遠心方向にスムーズに流入させるため
に、図示のように吸気・吹出パネル4への取付縁部15
aから内方に延び、その空気流上流側から空気流下流側
にかけて次第に開口径が縮小した所定曲率半径の空気流
入口部を経て空気流出口部15bに到る気流ガイド面を
有して構成されている。そして、その形状により上記タ
ーボファン羽根車11の上記シュラウド6に対応して、
上記ターボファン羽根車11の吸込側への空気を当該ベ
ルマウス15側において、先ずターボファン羽根車11
の軸方向に効率良く吸い込み、その後上記シュラウド6
により吹出側遠心方向に可及的にスムーズにガイドする
ことによって、送風時に生じる空力騒音を可能な限り低
減するようになっている。
ターボファンの羽根車11の空気吸込口を形成している
シュラウド6の空気吸込側端部6aに対して上記本体ケ
ーシング2側空気吸込グリル5からの空気をターボファ
ン羽根車11内遠心方向にスムーズに流入させるため
に、図示のように吸気・吹出パネル4への取付縁部15
aから内方に延び、その空気流上流側から空気流下流側
にかけて次第に開口径が縮小した所定曲率半径の空気流
入口部を経て空気流出口部15bに到る気流ガイド面を
有して構成されている。そして、その形状により上記タ
ーボファン羽根車11の上記シュラウド6に対応して、
上記ターボファン羽根車11の吸込側への空気を当該ベ
ルマウス15側において、先ずターボファン羽根車11
の軸方向に効率良く吸い込み、その後上記シュラウド6
により吹出側遠心方向に可及的にスムーズにガイドする
ことによって、送風時に生じる空力騒音を可能な限り低
減するようになっている。
【0039】また符号20は、上記ベルマウス15上方
の空き空間を利用して設置された所定の容積部材として
の電装品収納ボックスであり、その内側には当該室内機
に必要な電装品の収納空間20aが形成され、該電装品
収納空間20aに所定の必要な電装品が収納されてい
る。該電装品収納ボックス20は、上記のように電装品
を収納するのに必要かつ十分な大きさと形状のものとし
て、上記ベルマウス15の略半周領域部分に所定の幅、
所定の高さで図示のように設置されている。他方、符号
21は、同電装品収納ボックス20と同一の形状、同一
の寸法のものとして所定容積の内部空間21aを有して
構成された容積形構造の補助部材であり、上記ベルマウ
ス15上の上記残された半周領域部分に設置されてい
る。
の空き空間を利用して設置された所定の容積部材として
の電装品収納ボックスであり、その内側には当該室内機
に必要な電装品の収納空間20aが形成され、該電装品
収納空間20aに所定の必要な電装品が収納されてい
る。該電装品収納ボックス20は、上記のように電装品
を収納するのに必要かつ十分な大きさと形状のものとし
て、上記ベルマウス15の略半周領域部分に所定の幅、
所定の高さで図示のように設置されている。他方、符号
21は、同電装品収納ボックス20と同一の形状、同一
の寸法のものとして所定容積の内部空間21aを有して
構成された容積形構造の補助部材であり、上記ベルマウ
ス15上の上記残された半周領域部分に設置されてい
る。
【0040】この結果、上記シュラウド6の空気吸込口
側端部6aとベルマウス15の空気流出口側端部15b
との間の距離L1およびシュラウド6の空気吸込側端部
6aと電装品収納ボックス20(正確には、その天面2
0bの内周端)および補助部材21(正確には、その天
面21bの内周端)との間の距離L2は、当該ベルマウ
ス15およびシュラウド6の全周域について同一のもの
となる。
側端部6aとベルマウス15の空気流出口側端部15b
との間の距離L1およびシュラウド6の空気吸込側端部
6aと電装品収納ボックス20(正確には、その天面2
0bの内周端)および補助部材21(正確には、その天
面21bの内周端)との間の距離L2は、当該ベルマウ
ス15およびシュラウド6の全周域について同一のもの
となる。
【0041】今、上述のようにベルマウス15の上部の
残されたスペースに上記電装品収納ボックス20と略同
一の寸法、同一の形状の補助部材21を設けてシュラウ
ド6およびベルマウス15周り全体の空間寸法条件を同
一にした場合の送風音を測定し、前述の図20のデータ
と合わせて対比して見ると図3のようになった。この測
定結果から見ると、L2/L1=2.2の場合は、上記補
助部材21により更に0.5dBAほどの音の低減が可
能であるが、L2/L1=1.5では補助部材21の設置
によりかえって音が上昇することがわかる。
残されたスペースに上記電装品収納ボックス20と略同
一の寸法、同一の形状の補助部材21を設けてシュラウ
ド6およびベルマウス15周り全体の空間寸法条件を同
一にした場合の送風音を測定し、前述の図20のデータ
と合わせて対比して見ると図3のようになった。この測
定結果から見ると、L2/L1=2.2の場合は、上記補
助部材21により更に0.5dBAほどの音の低減が可
能であるが、L2/L1=1.5では補助部材21の設置
によりかえって音が上昇することがわかる。
【0042】以上の結果から、まず全周に亘り同一スペ
ースの空間的余裕を確保することが重要で、その上で形
状を周方向に均一にすることにより漏れ流れの偏流を防
ぐようにすると、さらに有効に送風音を低減できること
が分かる。そして、その場合に、特にL2/L1>2を指
針にすることが必要で、L2/L1が2以上の時に有効な
送風音の低減効果が得られる。
ースの空間的余裕を確保することが重要で、その上で形
状を周方向に均一にすることにより漏れ流れの偏流を防
ぐようにすると、さらに有効に送風音を低減できること
が分かる。そして、その場合に、特にL2/L1>2を指
針にすることが必要で、L2/L1が2以上の時に有効な
送風音の低減効果が得られる。
【0043】(変形例1)そして、以上のような構成に
おいて、室内機のコンパクト化と必要な余裕空間L2の
確保とを両立させるためには、さらに工夫が必要で、例
えば上記ベルマウス15を高くしてターボファン羽根車
11を低くすることにより、ターボファン羽根車11と
ベルマウス15との相対位置を保ったままL2を大きく
することが考えられる。そのようにする場合の具体的な
構成としては、例えば図6および図7に示すように、上
記電装品収納ボックス20および補助部材21各々のシ
ュラウド6の空気吸込側端部6aに対向する天面20
b,21b内周端部分20d,21dの角を所定の幅で
面取りする等の方法が考えられる。
おいて、室内機のコンパクト化と必要な余裕空間L2の
確保とを両立させるためには、さらに工夫が必要で、例
えば上記ベルマウス15を高くしてターボファン羽根車
11を低くすることにより、ターボファン羽根車11と
ベルマウス15との相対位置を保ったままL2を大きく
することが考えられる。そのようにする場合の具体的な
構成としては、例えば図6および図7に示すように、上
記電装品収納ボックス20および補助部材21各々のシ
ュラウド6の空気吸込側端部6aに対向する天面20
b,21b内周端部分20d,21dの角を所定の幅で
面取りする等の方法が考えられる。
【0044】(変形例2)また上記補助部材21は、特
に強度が必要な部品ではないので、安価に製造できるも
のならば何でもよいが、例えば発泡ウレタンのような騒
音ダンピング係数の高い多孔質の吸音材料で製作する
と、より一層の送風音低減効果が期待できる。
に強度が必要な部品ではないので、安価に製造できるも
のならば何でもよいが、例えば発泡ウレタンのような騒
音ダンピング係数の高い多孔質の吸音材料で製作する
と、より一層の送風音低減効果が期待できる。
【0045】(変形例3)なお、上記実施の形態1の構
成において、例えば上記の条件を満たす補助部材21
を、上記電装品収納ボックス20そのものの両端側を延
設して、全体にリング状に形成することによって構成す
るようにしても良い。そのようにすると、電装品収納量
の増大にも対応しやすくなる。
成において、例えば上記の条件を満たす補助部材21
を、上記電装品収納ボックス20そのものの両端側を延
設して、全体にリング状に形成することによって構成す
るようにしても良い。そのようにすると、電装品収納量
の増大にも対応しやすくなる。
【0046】(実施の形態2)図8は、本願発明の実施
の形態2に係る空気調和機の要部の構成および作用を示
すものである。
の形態2に係る空気調和機の要部の構成および作用を示
すものである。
【0047】以上のように補助部材を設けるに際し、例
えば図8に示すように、上記実施の形態1のものと同様
の作用を果たす補助部材22をベルマウス15と一体に
成形し、部品点数の増加を抑えるようにすることもでき
る。この場合、ベルマウス15の機能が損なわれないよ
うに、当該ベルマウス15下面側の空気吸込口部分22
cの曲率Rを適度な大きさのものに保つようにすること
が必要である。このような構成では、当該ベルマウス1
5の上記補助部材22に形成した容積形状部分22bの
内周側下部、すなわち上記空気吸込口22c部分が所定
寸法上方に位置するようになり、ドレンパン16の下面
部に位置する前述のフィルタ5a部分との間に所定の空
間が形成されるようになるのでフィルタ5a部分の吸込
抵抗を低減できる効果も期待できる。
えば図8に示すように、上記実施の形態1のものと同様
の作用を果たす補助部材22をベルマウス15と一体に
成形し、部品点数の増加を抑えるようにすることもでき
る。この場合、ベルマウス15の機能が損なわれないよ
うに、当該ベルマウス15下面側の空気吸込口部分22
cの曲率Rを適度な大きさのものに保つようにすること
が必要である。このような構成では、当該ベルマウス1
5の上記補助部材22に形成した容積形状部分22bの
内周側下部、すなわち上記空気吸込口22c部分が所定
寸法上方に位置するようになり、ドレンパン16の下面
部に位置する前述のフィルタ5a部分との間に所定の空
間が形成されるようになるのでフィルタ5a部分の吸込
抵抗を低減できる効果も期待できる。
【0048】なお、以上の結果として形成される上記空
気吸込口22c部分の上面側凹部空間23内には、必要
に応じて発泡ウレタンなどの吸音材が充填される。
気吸込口22c部分の上面側凹部空間23内には、必要
に応じて発泡ウレタンなどの吸音材が充填される。
【0049】(実施の形態3)図9および図10は、本
願発明の実施の形態3に係る空気調和機の要部の構成お
よび作用を示すものである。
願発明の実施の形態3に係る空気調和機の要部の構成お
よび作用を示すものである。
【0050】また、上記実施の形態2と同様の考え方
で、以上のような補助部材を設けるに際し、例えば図9
および図10に示すように、上記実施の形態1のものと
同様の作用を果たす補助部材16aを上記ドレンパン1
6の内周側の側壁16Aと一体に成形し、部品点数の増
加を抑えるようにすることもできる。
で、以上のような補助部材を設けるに際し、例えば図9
および図10に示すように、上記実施の形態1のものと
同様の作用を果たす補助部材16aを上記ドレンパン1
6の内周側の側壁16Aと一体に成形し、部品点数の増
加を抑えるようにすることもできる。
【0051】(変形例)なお、上記図9および図10の
ように構成した場合において、例えば図11に示すよう
に、補助部材16aからドレンパン16の側壁16Aに
つながる部分の形状を滑らかにアール面Rを伴った形状
に整形すると、熱交換器12へ流入する空気流の風速分
布の改善に寄与することになる。
ように構成した場合において、例えば図11に示すよう
に、補助部材16aからドレンパン16の側壁16Aに
つながる部分の形状を滑らかにアール面Rを伴った形状
に整形すると、熱交換器12へ流入する空気流の風速分
布の改善に寄与することになる。
【0052】(実施の形態4)図12は、本願発明の実
施の形態4に係る空気調和機の構成および作用を示すも
のである。
施の形態4に係る空気調和機の構成および作用を示すも
のである。
【0053】また、上記実施の形態2のように、補助部
材をベルマウス15と一体化する場合の他の実施の形態
の構成を図12に示す。この実施の形態の構成では、基
本的にベルマウス15自体の全体の形状を変更すること
なく、その空気流出口部側外周に、実施の形態3と略同
様の補助部材15cを設けている。このような構成の場
合、当該補助部材15c部分を成形するための変更が最
小限で済むメリットがある。
材をベルマウス15と一体化する場合の他の実施の形態
の構成を図12に示す。この実施の形態の構成では、基
本的にベルマウス15自体の全体の形状を変更すること
なく、その空気流出口部側外周に、実施の形態3と略同
様の補助部材15cを設けている。このような構成の場
合、当該補助部材15c部分を成形するための変更が最
小限で済むメリットがある。
【0054】(変形例1)なお、この実施の形態4の場
合にも、上記補助部材15cとベルマウス15外周の接
続コーナ面部Kを図13のようにアール面形状にする
と、シュラウド6の空気吸込口側端部6aとベルマウス
15の空気流出口側端部15bとの間の漏れ流れの乱れ
がさらに低減され、送風音をさらに有効に低減すること
ができる。
合にも、上記補助部材15cとベルマウス15外周の接
続コーナ面部Kを図13のようにアール面形状にする
と、シュラウド6の空気吸込口側端部6aとベルマウス
15の空気流出口側端部15bとの間の漏れ流れの乱れ
がさらに低減され、送風音をさらに有効に低減すること
ができる。
【0055】(変形例2)なお、本実施の形態のよう
に、ベルマウス15自体を利用して図12、図13のよ
うに補助部材を設けるに際し、同補助部材部分を例えば
図14および図15の符号15eに示すように、その内
側部分に所定空間長さの空胴15fが形成されるように
成形することによって、サイレンサー機能を持たすこと
も可能である。
に、ベルマウス15自体を利用して図12、図13のよ
うに補助部材を設けるに際し、同補助部材部分を例えば
図14および図15の符号15eに示すように、その内
側部分に所定空間長さの空胴15fが形成されるように
成形することによって、サイレンサー機能を持たすこと
も可能である。
【0056】このような構成によると、ベルマウス15
の空気導入通路側における空気流出端部15b付近での
送風音も、さらに有効に低減されるようになる。
の空気導入通路側における空気流出端部15b付近での
送風音も、さらに有効に低減されるようになる。
【図1】本願発明の実施の形態1に係る空気調和機の本
体部分の断面図である。
体部分の断面図である。
【図2】同空気調和機のターボファン等上部の装置部分
を取り外した状態における上面図である。
を取り外した状態における上面図である。
【図3】同空気調和機のベルマウスおよび電装品収納ボ
ックス部分の拡大断面図である。
ックス部分の拡大断面図である。
【図4】同空気調和機のベルマウスおよび補助部材部分
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図5】同空気調和機の補助部材の送風音低減効果を補
助部材がない場合と対比して示すグラフである。
助部材がない場合と対比して示すグラフである。
【図6】同空気調和機の変形例1に係るベルマウスおよ
び電装品収納ボックス部分の拡大断面図である。
び電装品収納ボックス部分の拡大断面図である。
【図7】同空気調和機の変形例1に係るベルマウスおよ
び補助部材部分の拡大断面図である。
び補助部材部分の拡大断面図である。
【図8】本願発明の実施の形態2に係る空気調和機のベ
ルマウスおよび補助部材部分の拡大断面図である。
ルマウスおよび補助部材部分の拡大断面図である。
【図9】本願発明の実施の形態3に係る空気調和機の本
体部分の断面図である。
体部分の断面図である。
【図10】同空気調和機のベルマウスおよび補助部材部
分の拡大断面図である。
分の拡大断面図である。
【図11】同空気調和機の変形例に係るベルマウスおよ
び補助部材部分の拡大断面図である。
び補助部材部分の拡大断面図である。
【図12】本願発明の実施の形態4に係る空気調和機の
ベルマウスおよび補助部材部分の拡大断面図である。
ベルマウスおよび補助部材部分の拡大断面図である。
【図13】同空気調和機の変形例1に係るベルマウスお
よび補助部材部分の拡大断面図である。
よび補助部材部分の拡大断面図である。
【図14】同空気調和機の変形例2に係る空気調和機の
本体部分の断面図である。
本体部分の断面図である。
【図15】同変形例2に係る空気調和機のベルマウスお
よび補助部材部分の拡大断面図である。
よび補助部材部分の拡大断面図である。
【図16】従来例に係る空気調和機の本体部分の断面図
である。
である。
【図17】同空気調和機のターボファン等上部の装置部
分を取り外した状態における上面図である。
分を取り外した状態における上面図である。
【図18】同空気調和機のベルマウスおよび電装品収納
ボックス部分の拡大断面図である。
ボックス部分の拡大断面図である。
【図19】同空気調和機の電装品収納ボックスが設置さ
れていないベルマウス部分の拡大断面図である。
れていないベルマウス部分の拡大断面図である。
【図20】同空気調和機のシュラウドおよびベルマウス
部分の問題点を示すグラフである。
部分の問題点を示すグラフである。
1は空気調和機、2は本体ケーシング、6はシュラウ
ド、11はターボファン羽根車、11a動翼羽根、15
はベルマウス、15c,15e,16aは補助部材、2
0は電装品収納ボックス、21,22は補助部材であ
る。
ド、11はターボファン羽根車、11a動翼羽根、15
はベルマウス、15c,15e,16aは補助部材、2
0は電装品収納ボックス、21,22は補助部材であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 正 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L049 BB02 BB10 BC01 BD01 3L050 BD05 BE01 3L051 BJ04 BJ10
Claims (6)
- 【請求項1】 ベルマウス(15)を備えた空気吸込口
(5)から空気吹出口(9)に到る送風通路(10)の
途中に、上記ベルマウス(15)との間に所定の隙間を
保って相対回転可能に対応するシュラウド(6)を具備
した送風用の遠心ファン(11)が設けられ、該遠心フ
ァン(11)により、上記送風通路(10)上流の上記
空気吸込口(5)側ベルマウス(15)を介して導入し
た空気を、上記シュラウド(6)部分から上記送風通路
(10)下流側の空気吹出口(9)に向けて遠心方向に
吹き出すように構成されているとともに、上記ベルマウ
ス(15)上の空きスペースの一部に所定の容積部材
(20)が設置されてなる空気調和機において、上記ベ
ルマウス(15)上の上記所定の容積部材(20)を除
く残された空きスペース部分に、当該所定の容積部材
(20)と上記シュラウド(6)の空気吸込側端部(6
a)との寸法および形状関係に略等しい寸法および形状
関係の補助部材(21),(22),(16a),(1
5c),(15e)を設置したことを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項2】 所定の容積部材(20)は、電装品収納
ボックスであることを特徴とする請求項1記載の空気調
和機。 - 【請求項3】 所定の容積部材(20)および補助部材
(21)とシュラウド(6)の空気吸込側端部(6a)
との間の距離(L2)が、シュラウド(6)の空気吸込
側端部(6a)とベルマウス(15)の空気流出口側端
部(15b)との間の距離(L1)の約2倍以上に構成
されていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気
調和機。 - 【請求項4】 補助部材(21)を、吸音材により形成
したことを特徴とする請求項1,2又は3記載の空気調
和機。 - 【請求項5】 補助部材(16a)を、ドレンパン(1
6)と一体に形成したことを特徴とする請求項1,2又
は3記載の空気調和機。 - 【請求項6】 補助部材(22),(15c),(15
e)を、ベルマウス(15)と一体に形成したことを特
徴とする請求項1,2又は3記載の空気調和機。
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