JP2014190656A - 四方向カセット型空気調和機、及び、ベルマウス - Google Patents

四方向カセット型空気調和機、及び、ベルマウス Download PDF

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Abstract

【課題】空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる四方向カセット型空気調和機を提供する。
【解決手段】、筐体1内に送風機9と、送風機9の四方を囲う熱交換器11とを設け、熱交換器11の下方にドレンパン13を設け、ドレンパンの吸込孔55に下方からベルマウス14を進入させ、ベルマウス14の壁部と吸込孔55との間の凹部に凹部をフラット化する塞ぎ部材15を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、四方向カセット型空気調和機に関する。
従来、筐体内に送風機、送風機のベルマウス、熱交換器、及び、熱交換器の下面を覆うドレンパンを収納した四方向カセット型空気調和機が知られている。この種の空気調和機では、送風機の動作により、被調和室の室内空気を吸い込んで熱交換器に通して冷却または加熱し調和空気とし、当該調和空気を被調和室に吹き出して、被調和室を冷房または暖房する(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−163741号公報
ところで、図8に示すように、送風機(62)の動作により被調和室から吸い込まれ熱交換器(61)に送風される空気の一部は、熱交換器(61)を通らずに送風機(62)の入口側へ戻ってしまい、空気の漏れ流れ(図8中破線矢印)が発生する。ドレンパン(63)の周壁(64)、及び、ベルマウス(65)の周辺では、この漏れ流れの流路が急拡大するため、乱流騒音が発生する。空気調和機では、運転音の清音化が望まれるため、乱流騒音が発生する場合、送風機の回転数をこの乱流騒音を考慮して制御する必要があり、装置の性能を十分に発揮することができないという問題があった。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる四方向カセット型空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は四方向カセット型空気調和機において、筐体内に送風機と、前記送風機の四方を囲う熱交換器とを設け、前記熱交換器の下方にドレンパンを設け、前記ドレンパンの吸込孔に下方からベルマウスを進入させ、前記ベルマウスの壁部と前記吸込孔との間の凹部に前記凹部をフラット化する塞ぎ部材を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記四方向カセット型空気調和機において、前記塞ぎ部材が前記ベルマウスに設けたフランジで形成されていることを特徴とする。
また本発明は、上記四方向カセット型空気調和機において、前記塞ぎ部材が前記ベルマウスに設けた基板収納部と同一平面に延在することを特徴とする。
また本発明は、上記四方向カセット型空気調和機において、前記塞ぎ部材が前記ベルマウスのリップ部よりも低い側に延在することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ドレンパンの吸込孔に進入させるベルマウスであって、前記ベルマウスの壁部と前記ドレンパンの吸込孔との間の凹部に位置し、前記凹部をフラット化するフランジを一体に備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記ベルマウスにおいて、前記フランジがベルマウスの取付けベースと平行に延在することを特徴とする。
また本発明は、上記ベルマウスにおいて、前記フランジがベルマウスのリップ部よりも低い側に延在することを特徴とする。
本発明によれば、筐体内に送風機を囲う熱交換器を設け、前記熱交換器の下方にドレンパンを設け、前記ドレンパンの開口に前記送風機のベルマウスを進入させ、前記ベルマウスの壁部と前記開口との間の凹部に前記凹部をフラット化する塞ぎ部材を設けたため、熱交換器を通らずに送風機の入口側へ戻る空気の、ベルマウスの壁部とドレンパンの吸込孔との間での、流路急拡大による乱れを緩和し、乱流騒音を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る四方向カセット型空気調和機を示す側断面図である。 ドレンパン及びベルマウスの構成を示す斜視図である。 ベルマウスの構成を模式的に示した部分断面図である。 第2の実施形態のドレンパン及びベルマウスの構成を示す斜視図である。 ドレンパンの構成を模式的に示した部分断面図である。 変形例のドレンパン及びベルマウスの構成を示す斜視図である。 第3の実施形態のドレンパンの構成を模式的に示した部分断面図である。 従来例のドレンパン、及び、ベルマウス周辺で発生する空気の漏れ流れを模式的に示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る四方向カセット型空気調和機100の室内ユニット10を示す側断面図である。
本実施形態に係る四方向カセット型空気調和機100は、室内ユニット(本体ユニット)10が建屋の天井空間内に埋設され、不図示の室外ユニットに冷媒配管を介して接続された天井埋込型空気調和装置である。室内ユニット10は、板金製の箱形の筐体1を有する。この筐体1は、四隅に設けられた吊り金具(不図示)が、建屋の天井面に固定された吊りボルトに固定されて吊り下げ設置される。
筐体1は、側面の四面を構成する側板1Aと、上面を塞ぐ天板1Bとを有する。
筐体1の内側には、発泡スチロール製の断熱材3がほぼ全面にわたって配置されており、この断熱材3の内側に、送風機9、及び熱交換器11が収容されている。遠心式の送風機9は、シャフト5Aを下向きに配置されたファンモータ5と、シャフト5Aに回転自在に取り付けられたターボファン7とで構成され、このターボファン7の周囲には通風路8が形成されている。ターボファン7の吸込み側先端部には、ターボファン7の外周を覆い、下向きに突出するファンリング7Aが設けられている。
熱交換器11は、平面視で多角形状となるように屈曲させて形成されたフィンアンドチューブ型の熱交換器であり、送風機9を取り囲むように配置される。
熱交換器11の下方には、熱交換器11の下面を覆うように、発泡スチロール製の枠状のドレンパン13が配設されている。このドレンパン13は、ドレンパン13の上面略全域を構成し、所定形状に凹凸成形されたドレンパンシート用樹脂フレームと、主に断熱材として、ドレンシートの下側を覆う発泡スチロールとを一体成形して構成されている。このドレンパン13の略中央部には、送風機9の吸い込み口が臨む吸込孔55が形成されている。そして、この吸込孔55には、送風機9により吸い込まれた空気をターボファン7の軸線方向に導くベルマウス14を下方から進入させて、嵌め込まれている。
ベルマウス14は、樹脂製であり、壁部は、送風機9側が小径で、かつ、吸込孔55側が大径のテーパー状に形成されている。ベルマウス14は、吸込孔55の吸い込み側から進入させて、底面に設けられた取付けベース14Bによりドレンパン13に固定される。ベルマウス14の壁部上端のリップ部14Aには、ファンリング7Aの下端7Bがオーバーラップし、ファンリング7Aの下端7Bが、ベルマウス14のリップ部14Aより外側に配置される。また、このドレンパン13には基板が収納される基板収納箱45(図3参照)が固定されている。
筐体1の下面には、不図示の化粧パネルが取り付けられている。化粧パネルは、図示は省略するが、天井面の下方に天井裏空間を介して設けられる天井板に配置されて被調和室に露出している。化粧パネルには、被調和室の空気を吸込む吸込口と、熱交換器11を通った調和空気を被調和室に吹き出す吹出口とが形成されている。
四方向カセット型空気調和機100は、不図示の室外ユニットから室内ユニット10に供給される冷媒を熱交換器11に通して、熱交換器11を蒸発器または凝縮器として機能させる。そして、室内ユニット10の送風機9の動作により、吸込口から被調和室の室内空気を吸い込み、当該室内空気を熱交換器11に通して冷却または加熱し、調和空気とする。そして、四方向カセット型空気調和機100は、室内ユニット10の送風機9の動作により、調和空気を四方向に設けられた吹出口から被調和室に吹き出し、被調和室を冷房または暖房する。
図2は、ドレンパン13及びベルマウス14の構成を示す斜視図であり、図3は、ベルマウス14の構成を示す断面図である。
ドレンパン13に固定された基板収納箱45は、ベルマウス14内に大きく張り出す。そのため、ドレンパン13、及び、ベルマウス14には、図2、及び、図3に示すように、基板収納箱45が収納される、基板収納部16,25が設けられる。
ドレンパン13は、吸込孔55が、基板収納部25と、基板収納部25に延在し、吸込孔55の外周に沿って基板収納部25と同じ高さに形成された周壁23と、に囲まれている。また、ドレンパン13には、ドレンパン13の外周に沿って形成されて外周壁21と、外周壁21の内側に形成された内周壁22とに囲まれた溝状の貯留部24を備えている。貯留部24には、熱交換器11が配置され、当該貯留部24で熱交換器11で生成されるドレン水を受けるようになっている。
ベルマウス14には、基板収納部16が形成された部分とは別の部分に、ドレンパン13の周壁23と、送風機9に向かって小径となるベルマウス14との間の隙間(凹部)を覆う塞ぎ部材15が設けられている。塞ぎ部材15は、図3に示すように、ベルマウス14から、外径方向に延びるフランジ15Aにより形成されている。つまり、フランジ15Aは、吸込孔55と、ベルマウス14の壁部との間の隙間を覆い、ドレンパン13とベルマウス14との間に形成される凹部をフラット化する。なお、フランジ15Aは、ベルマウス14の底面に設けられた取付けベース14Bと平行に延在する。この構成によれば、ドレンパン13の周壁23、及び、ベルマウス14周辺で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。フランジ15Aは、ベルマウス14が送風機9のファンリング7Aとオーバーラップするリップ部14Aより低い側に延在している。
なお、本実施形態では、塞ぎ部材15をフランジ15Aにより形成することで、ベルマウス14の軽量化を図ることができる構成としたが、これに限るものではない。塞ぎ部材15は、ドレンパン13の周壁23と、ベルマウス14との間の隙間を覆い、フラット化することができる構成であれば良く、凹部が埋められている構成であっても良い。
フランジ15Aは、ベルマウス14に設けられた基板収納部16の上面16Aと同一平面に延在していることが望ましい。この構成によれば、基板収納部16の上面16Aと、フランジ15Aとをフラット化することができ、ドレンパン13の内壁、及び、ベルマウス14の周辺での空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
なお、本実施形態では、四方向カセット型空気調和機について説明したが、二方向カセット型のものにも適用が可能である。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態によれば、筐体1内に送風機9と、送風機9の四方を囲う熱交換器11とを設け、熱交換器11の下方にドレンパン13を設け、ドレンパンの吸込孔55に下方からベルマウス14を進入させ、ベルマウス14の壁部と吸込孔55との間の凹部に凹部をフラット化する塞ぎ部材15を設けた。この構成によれば、ドレンパン13の吸込孔55と、ベルマウス14の壁部との間で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、塞ぎ部材15がベルマウス14に設けたフランジ15Aで形成されている。この構成によれば、樹脂製のベルマウス14を形成する際に、リップ部14Aを成型するために、左右分割の型を使っても、ベルマウス14の成型を容易に行うことができる。また、ベルマウス14と、ドレンパン13の吸込孔55との間の凹部を樹脂で埋める構成とするよりも、ベルマウス14の軽量化を図ることができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、塞ぎ部材15がベルマウス14に設けた基板収納部16と同一平面に延在する。この構成によれば、基板収納部16と塞ぎ部材15とに段差を作ることなく、ベルマウス14と、ドレンパン13の吸込孔55との間をフラット化することができる。これにより、ベルマウス14の周辺で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、塞ぎ部材15がベルマウス14のリップ部14Aよりも低い側に延在する。この構成によれば、ベルマウス14と、ファンリング7Aとのオーバーラップ部を確保しつつ、ベルマウス14と、ドレンパン13の周壁23との間をフラット化することができる。よって、ドレンパン13の吸込孔55と、ベルマウス14の壁部との間で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、ドレンパン13の吸込孔55に進入させる送風機9のベルマウス14であって、ベルマウス14の壁部とドレンパン13の吸込孔55との間の凹部に位置し、前記凹部をフラット化するフランジ15Aを一体に備えた。この構成によれば、ドレンパンの吸込孔55にベルマウス14を進入させるだけで、ベルマウス14の壁部とドレンパン13の吸込孔55との間の凹部をフラット化させることができる。これにより、ドレンパン13の吸込孔55と、ベルマウス14の壁部との間で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、フランジがベルマウスの取付けベースと平行に延在する。この構成によれば、樹脂製のベルマウス14を形成する際に、左右分割の型を使ってベルマウス14の成型を容易に行うことができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、フランジ15Aがベルマウス14のリップ部14Aよりも低い側に延在する。この構成によれば、ベルマウス14と、ファンリング7Aとのオーバーラップ部を確保しつつ、ベルマウス14と、ドレンパン13の周壁23との間をフラット化することができる。よって、ドレンパン13の吸込孔55と、ベルマウス14の壁部との間で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
<第2実施形態>
図4は、本発明を適用した第2実施形態に係るドレンパン113及びベルマウス114の構成を示す斜視図である。上述の第1実施形態では、ベルマウス14に、ベルマウス14の壁部とドレンパン13の吸込孔55との間の凹部をフラット化する塞ぎ部材を設けた構成とした。この第2の実施形態では、ドレンパン13を空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぐ構成とすることで、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減する。
なお、この第2実施形態では、ドレンパン113及びベルマウス114の構成を除いては、第1実施形態の四方向カセット型空気調和機100と同一の構成であり、その説明を省略する。
ベルマウス114は、ドレンパン113の吸込孔55に下方から進入させて設けられている。ベルマウス114とドレンパン113の周壁23との間に、基板収納部16が設けられた部分とは反対側の部分に、ベルマウス114の形状に依存する凹部115が形成されている。
ドレンパン113には、ベルマウス114の凹部115に沿って延在する周壁23と、貯留部24の内周壁22との間にスロープ130が設けられている。スロープ130は、周壁23から、内周壁22に向かって斜めに形成されている。吸込孔55と貯留部24とが最も接近する最接近部125において、周壁23の上端から、貯留部24を結ぶ傾斜角を基準傾斜角としたときに、スロープ130のこの基準傾斜角よりも緩く形成されている。また、スロープ130は、図5に示すように、形成された範囲の全体において裾が貯留部24の内周壁22の近傍に位置するように構成されている。
なお、第1実施形態では、ドレンパン13の周壁23の高さは、基板収納部25と同じ高さとした。この、第2実施形態では、図6に示すように、ドレンパン113Aの周壁123の高さは、基板収納部25の高さよりも低く形成されている構成であっても良い。周壁123の高さは、例えば、ベルマウス114に設けた基板収納部16の高さと略同じ高さに形成することができる。
この構成によれば、ドレンパン113Aの機能を損なわない範囲で、周壁123の高さを低くすることにより、送風機9の入口側への空気の漏れ流の流路が急拡大する比率を緩和することができる。よって、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態によれば、ドレンパン113の吸込孔55の周壁23と貯留部24の内周壁22との間にスロープ130を設けた。この構成によれば、スロープ130により、送風機9の通風路8から熱交換器11に向かって流れる空気の流れを妨げることなく、送風機9の吸込み側に戻る空気の漏れ流れの流路が内周壁22と周壁23との間で急拡大するのを防ぐことができる。よって、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、スロープ130の傾斜角が周壁23と内周壁22との最接近部125における基準傾斜角よりも緩い。この構成によれば、スロープ130により、送風機9の通風路8から熱交換器11に向かって流れる空気の流れを妨げることなく、送風機9の吸込み側に戻る空気の漏れ流れの流路が内周壁22と周壁23との間で急拡大するのを防ぐことができる。よって、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、スロープ130の裾が貯留部24の内周壁22の近傍に位置する。この構成によれば、スロープ130の傾斜を可能なだけ緩く設置することができ、送風機9の通風路8から熱交換器11に向かって流れる空気の流れを妨げることなく、送風機9の吸込み側に戻る空気の漏れ流れの流路が内周壁22と周壁23との間で急拡大するのを防ぐことができる。よって、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
また、本発明を適用した実施形態によれば、吸込孔55の周壁123の高さがドレンパン113Aに設けた基板収納部25の高さよりも低い。この構成によれば、ドレンパン113Aの機能を損なわない範囲で、周壁123の高さを低くすることにより、送風機9の入口側への空気の漏れ流の流路が急拡大する比率を緩和することができる。よって、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減することができる。
<第3実施形態>
図7は、本発明を適用した第3実施形態に係るドレンパン213及びベルマウス114の構成を示す断面図である。上述の第2実施形態では、ドレンパン113の吸込孔55の周壁23と貯留部24の内周壁22との間にスロープ130を設けた構成とした。この第3実施形態では、ドレンパン213の吸込孔55の周壁223周辺で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぐ構成とすることで、空気の漏れ流れによる乱流騒音を低減する。
なお、この第3実施形態では、ドレンパン213の構成を除いては、第1実施形態、或いは、第2実施形態の四方向カセット型空気調和機100と同一の構成であり、その説明を省略する。
ドレンパン213には、ベルマウス114の凹部115に沿って延在する周壁223が設けられている。周壁223は、内周面の上側の角には、丸み面取り(アール加工)が施され、アール224が設けられている。このアール224は、半径が3mm以上に形成されていることが望ましい。
これらの構成によれば、送風機9の入口側への空気の漏れ流の流路が周壁223の内周面上部で急拡大するのを防ぐことができる。よって、空気の漏れ流の流路急拡大による乱流騒音を低減することができる。
なお、四方向カセット型空気調和機100は、上述した第1実施形態、第2実施形態、及び、第3実施形態の構成の全て、或いは、組み合わせを備えている構成であっても良い。例えば、四方向カセット型空気調和機100は、第1実施形態で説明したように、ベルマウスにドレンパンの吸込孔との間の凹部をフラット化するフランジを備えると共に、第3実施形態で説明したように、ドレンパンの周壁の上部内周面にアールを備えている構成であっても良い。また、四方向カセット型空気調和機100は、ベルマウスにフランジを備え、ドレンパンの周壁の上部内周面にアールを備えると共に、ドレンパンの周壁と貯留部の内周壁との間にスロープを備える構成であって良い。このように、第1実施形態、第2実施形態、及び、第3実施形態の構成の全て、或いは、組み合わせを備えることで、ドレンパンの吸込孔と、ベルマウスの壁部との間で、空気の漏れ流れの流路が急拡大するのを防ぎ、空気の漏れ流れによる乱流騒音をさらに低減することができる。
1 筐体
9 送風機
10 室内ユニット
11 熱交換器
13、113、113A、213 ドレンパン
14、114 ベルマウス
14A リップ部
14B 取付けベース
15 塞ぎ部材
15A フランジ
16 基板収納部(ベルマウスの基板収納部)
21 外周壁
22 内周壁
23、123、223 周壁
24 貯留部
25 基板収納部(ドレンパンの基板収納部)
55 吸込孔
100 四方向カセット型空気調和機
115 凹部
125 最接近部
130 スロープ
224 アール

Claims (7)

  1. 筐体内に送風機と、前記送風機の四方を囲う熱交換器とを設け、前記熱交換器の下方にドレンパンを設け、前記ドレンパンの吸込孔に下方からベルマウスを進入させ、前記ベルマウスの壁部と前記吸込孔との間の凹部に前記凹部をフラット化する塞ぎ部材を設けたことを特徴とする四方向カセット型空気調和機。
  2. 前記塞ぎ部材が前記ベルマウスに設けたフランジで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の四方向カセット型空気調和機。
  3. 前記塞ぎ部材が前記ベルマウスに設けた基板収納部と同一平面に延在することを特徴とする請求項1又は2に記載の四方向カセット型空気調和機。
  4. 前記塞ぎ部材が前記ベルマウスのリップ部よりも低い側に延在することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の四方向カセット型空気調和機。
  5. ドレンパンの吸込孔に進入させるベルマウスであって、前記ベルマウスの壁部と前記ドレンパンの吸込孔との間の凹部に位置し、前記凹部をフラット化するフランジを一体に備えたことを特徴とするベルマウス。
  6. 前記フランジがベルマウスの取付けベースと平行に延在することを特徴とする請求項5に記載のベルマウス。
  7. 前記フランジがベルマウスのリップ部よりも低い側に延在することを特徴とする請求項5又は6に記載のベルマウス。
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