JP3048144U - ふとんカバー - Google Patents
ふとんカバーInfo
- Publication number
- JP3048144U JP3048144U JP1997007891U JP789197U JP3048144U JP 3048144 U JP3048144 U JP 3048144U JP 1997007891 U JP1997007891 U JP 1997007891U JP 789197 U JP789197 U JP 789197U JP 3048144 U JP3048144 U JP 3048144U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- futon
- cover
- attached
- button
- futon cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ふとんへの着脱が容易で、ふとんカバーをふ
とんに取り付ける帯状片が、ふとんのカバー装着部を傷
めたり、洗濯時に他の繊維を傷めたりすることがなく、
また、洗濯時などに前記帯状片にほこりやゴミが付着し
にくく、ほこりやゴミの除去作業の不要なふとんカバー
を提供する。 【解決手段】 ふとんカバー(1)内側装着面の少なくと
も四隅に、押しホックの一対の凹形留め具(3)と凸形留
め具(4)又はボタン(5)とボタン穴(6)を設けた細幅の
帯状片(2)を設け、この帯状片(2)を、ふとん(7)のカ
バー装着用細幅テープ(8)(9)にまきつけ2つ折りにし
た状態で、押しホックの凹凸一対の留め具(3)(4)を互
いに嵌合させ、又は、ボタン穴(6)にボタン(5)をはめ
込み、ふとんへカバーを装着する。
とんに取り付ける帯状片が、ふとんのカバー装着部を傷
めたり、洗濯時に他の繊維を傷めたりすることがなく、
また、洗濯時などに前記帯状片にほこりやゴミが付着し
にくく、ほこりやゴミの除去作業の不要なふとんカバー
を提供する。 【解決手段】 ふとんカバー(1)内側装着面の少なくと
も四隅に、押しホックの一対の凹形留め具(3)と凸形留
め具(4)又はボタン(5)とボタン穴(6)を設けた細幅の
帯状片(2)を設け、この帯状片(2)を、ふとん(7)のカ
バー装着用細幅テープ(8)(9)にまきつけ2つ折りにし
た状態で、押しホックの凹凸一対の留め具(3)(4)を互
いに嵌合させ、又は、ボタン穴(6)にボタン(5)をはめ
込み、ふとんへカバーを装着する。
Description
【0001】
この考案は、ふとん全体に被せるようにして装着するふとんカバーに関する ものである。
【0002】
この種ふとんカバーでは、ふとんに設けられたカバー装着用細幅テープに、ふ とんカバーを止着するための手段が設けられる。
【0003】 図10では、ふとんカバー(1)の内側四隅部に、ふとんのカバー装着用テー プ(8)に結びつけて止着するための2本一対の紐(10)(10)を取り付けたもの(実 開昭58−187366号参照)が示されている。
【0004】 また、図11は、ふとんカバー(1)の内側四隅部に、細幅の面ファスナー(11) を取り付け、これでふとんのカバー装着用布テープ(8)をはさみこみ、面ファス ナー(11)を2つに折って張り合わせることで、ふとんカバーを止着するもの(実 用新案登録第2540681号公報参照)である。
【0005】
2本一対の紐をカバー内側四隅に取り付けた従来のふとんカバーにあっては、 2本の紐を、ふとん四隅のカバー装着用布テープに結んだりほどいたりする着脱 作業が非常に困難で面倒であった。
【0006】 一方、面ファスナーからなる布テープが四隅に設けられたふとんカバーにおい ては、ふとんのカバー装着用テープへの取り付けや取り外しは比較的容易である が、ふとん側のカバー装着用テープを面ファスナーで挟み込むものであるから、 面ファスナー上に密生したフック状やループ状の突起が、ふとんのカバー装着用 布テープを傷めるという欠点がある。洗濯の際には、この突起が一緒に洗濯して いる他の繊維を傷つける虞れがあった。
【0007】 更に、面ファスナーは、構造上、密生した突起にほこりやゴミが付着しやすい 。多くこの種面ファスナーは合成樹脂やプラスチックといった素材が使用され、 静電気がおきれば、ほこりを招き寄せる。
【0008】 特に洗濯の際、他の繊維の糸くずが付着したり、面ファスナー上の突起にほこ りやゴミがたまりやすく、こうしたゴミやほこり、糸くずを取り除くのは困難で 面倒であり、といって取り除かなければ不潔なだけでなく、機能面においても面 ファスナーの接合力が落ち使いづらいといった種々の問題点がある。
【0009】 この考案は、このような従来の欠点を解消して、簡単にふとんに着脱できるふ とんカバーであって、ふとんカバーの帯状片が、ふとんの布テープを傷めたり、 洗濯時に他の繊維を傷めたりすることなく、しかも、この帯状片にほこりや糸く ずなどのゴミが付着することの少ない、ふとんカバーを提供することを目的とし ている。
【0010】
上記の課題を解決するため、この考案は、ふとん全体を被覆して装着するふと んカバーにおいて、ふとんに接するふとんカバー内側装着面の少なくとも四隅部 に、各々細幅の帯状片の一端を取り付け、この帯状片に、押しホックの凹凸一対 の留め具を、その帯状片を2つ折りにした状態で互いに対向するように、かつ、 間隔をあけて取り付け、この帯状片を、ふとんのカバー装着用細幅テープにまき つけ2つ折りにして、前記凹凸一対の留め具を互いに嵌合させて取り付けるよう にしたことを特徴とするものである。
【0011】 また、上記の課題を解決するため、この出願の第2の考案は、ふとん全体を被 覆して装着するふとんカバーにおいて、ふとんに接するふとんカバー内側装着面 の少なくとも四隅部に、各々細幅の帯状片の一端を取り付け、前記帯状片に、ボ タンと、このボタンをはめ込んで係止するボタン穴とを間隔をあけて設け、この 帯状片を、ふとんのカバー装着用細幅テープにまきつけ2つ折りにして、前記ボ タンをボタン穴にはめ込み取り付けるようにしたことを特徴としている。
【0012】
本考案になるふとんカバーは、例えば、図4で示されるようなふとん(7)に取 り付けられる。ふとんの四隅には、カバー装着用の細幅布テープ(8)が隣り合う 2側辺にまたがるようにして取り付けられている。また、ふとんの各側辺の端縁 中央には、それぞれ、細幅の布テープ(9)が輪状にして取り付けられている。こ れら布テープ(8)(9)は、その両端のみがふとん(7)の側辺に固着される。
【0013】 図1は、本考案のふとんカバーを裏返して、ふとんに接するふとんカバーの内 側装着面を示したものである。ふとん全体に被せるようにして装着するこの種ふ とんカバーは、袋状に仕立てられており、通常は、ふとんカバーの一方の側辺が ファスナー等で開閉可能とされ、ここを開けた状態で、ふとんをふとんカバーの 中に入れ込む。ふとんカバーをふとんへ止め付ける手段は、ふとんカバーの裏側 即ちふとんカバーの内側装着面に設けられている。
【0014】 ふとんカバー(1)の内側の各四隅部には、布製の細幅の帯状片(2)の一方の先 端(2a)を、隣り合う二側辺の中央すなわち両側辺とそれぞれほぼ45度の角度を なすようにして、ふとんカバー(1)の中央側に向け、他端(2b)をふとんカバー( 1)の隅部に縫着するなどの手段で取り付ける。
【0015】 ふとんカバー(1)の各側辺の中央にも、布製の細幅の帯状片(2)を、ふとんカ バー(1)の側辺に対して直角になるようにして、帯状片の一端(2a)をふとんカバ ー(1)の中央に向け、他端(2b)をふとんカバー(1)の端部に取り付けている。
【0016】 図2は、本考案の第1の実施形態を示している。
【0017】 ふとんカバー(1)内側隅部に設けた帯状片(2)には、凹形状の留め具(3)と凸 形状の留め具(4)の一対からなる押しホックが間隔をおいて取り付けられている 。押しホックは2つ折りにした状態で互いに嵌合するように設けられる。図では 、押しホックの凹形留め具(3)・凸形留め具(4)の嵌合部をともに上向きに取り 付けているが、両方を帯状片(2)の下側に下向きにして取り付けてもよい。
【0018】 図3は、本考案の第2の実施形態を示している。
【0019】 帯状片(2)上には、ボタン(5)が取り付けられており、このボタン(5)と間隔 をあけて、ボタンをはめ込んで係止するためのボタン穴(6)が開けられている。 ボタンは上向きに付けても下向きに付けても差し支えない。
【0020】 図5、図6は、本考案の第1の実施形態になるふとんカバーをふとんに装着す る状態を示している。
【0021】 図5では、ふとん隅部にふとんカバーの隅部を装着している。ふとんカバー( 1)内側隅部に設けた帯状片(2)を、ふとん隅部の隣り合う2側辺にまたがって 斜めに渡されたカバー装着用細幅テープ(8)へまきつけるようにして2つ折りと し、ふとんの細幅テープ(8)をふとんカバーの帯状片(2)で挟んだ状態で、押し ホックの凸凹一対の留め具(3)(4)を互いに嵌合させて固定することにより、ふ とんの細幅テープ(8)にふとんカバーの帯状片(2)を止め付ける。
【0022】 図6では、ふとん側辺に設けられた輪状の細幅テープ(9)に、ふとんカバーの 帯状片(2)を通して2つ折りとし、該帯状片(2)でふとんの細幅テープ(9)の輪 を挟み込んだ状態で、押しホックの凹凸一対の留め具(3)(4)を互いに嵌合させ て固着する。
【0023】 図7は、本考案の第2の実施形態によるものである。帯状片(2)で、ふとんの 細幅テープ(8)を巻き付けるようにして挟み込み、2つ折りになった状態の帯状 片(2)のボタン穴(6)にボタン(5)をはめ込むことによって、ふとんの細幅テー プ(8)に帯状片(2)を固定する。図示してはいないが、ふとん側辺に設けられた 輪状の細幅テープに装着する場合も、図6の第1の実施形態によるものと同様に 、帯状片で、ふとんの細幅テープの輪を挟み込んだ状態で、帯状片上のボタンを ボタン穴にはめ込み、装着する。
【0024】 図8は本考案の第1の実施形態を示した断面図である。ふとんカバー(1)の帯 状片(2)が、ふとん(7)に設けられたカバー装着用細幅テープ(8)を2つ折りの 状態ではさみ込む。帯状片(2)には、押しフックの一対をなす凹形留め具(3)と 凸形留め具(4)が間隔をおいて取り付けられており、ふとんの細幅テープ(8)が 、前記一対の留め具(3)(4)と帯状片(2)の折り目との間に位置した状態で、凹 形留め具(3)と凸形留め具(4)を互いに嵌合させて係止することにより、ふとん カバーの帯状片(2)がふとんのカバー装着用細幅テープ(8)に止着される。
【0025】 図9は本考案の第2の実施形態を示した断面図である。ふとんカバー(1)の帯 状片(2)に取り付けられたボタン(5)を同じ帯状片(2)のボタン穴(6)へはめ込 み係止することにより、2つ折りにされた帯状片(2)の輪の中に、ふとん(7)の カバー装着用細幅テープ(8)が挟み込まれ止着される。
【0026】
以上のように、本考案は、ふとんに接するふとんカバーの内側装着面に一端を 取り付けた帯状片で、ふとんに設けられたカバー装着用細幅テープを2つ折りに して挟み込み、帯状片上に設けた押しホックの凹形留め具と凸形留め具、又は、 ボタンとボタン穴を互いに嵌合させるという構成をとることによって、従来の紐 で結んでカバーを装着するものに比べてきわめて簡単に、ふとんカバーをふとん に着脱できる。
【0027】 また、本願考案では、ふとんカバーの取付部を1対の押しホック又はボタンと ボタン穴を設けた帯状片としたことから、この取付部をフック状とループ状の突 起を密生させた面ファスナーとして、カバーの着脱を容易にした従来例のものよ うに、ふとんのカバー装着用テープを傷めたり、洗濯時に一緒に洗っている他の 繊維を傷める虞れがない。
【0028】 更に、本考案は、ほこりや糸くずなどのごみが付着しやすく、かつ、取り除き にくい細かい突起を帯状片全面に設けたものではなく、一対の押しホック又はボ タンとボタン穴を設けた構成であるから、ほこりやゴミが付着することが少なく 、ふとんカバー装着用の帯状片が清潔で、ほこりやゴミの付着によりふとんカバ ーの装着がしにくくなることもなく、ゴミやほこりを除去する手間のいらない、 手入れの簡単なふとんカバーを提供できるという効果がある。
【図1】この考案の実施例を示すふとんカバー内側装着
面の正面図である。
面の正面図である。
【図2】ふとんカバーの内側隅部の斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施形態のふとんカバーの内側
隅部の斜視図である。
隅部の斜視図である。
【図4】この考案のふとんカバーを取り付けるふとんの
正面図である。
正面図である。
【図5】ふとんの隅部に、本考案の第1の実施形態のふ
とんカバーを取り付ける状態を示す正面図である。
とんカバーを取り付ける状態を示す正面図である。
【図6】ふとんの側辺部に、本考案の第1の実施形態の
ふとんカバーを取り付ける状態を示す正面図である。
ふとんカバーを取り付ける状態を示す正面図である。
【図7】ふとんの隅部に、本考案の第2の実施形態のふ
とんカバーを取り付ける状態を示す正面図である。
とんカバーを取り付ける状態を示す正面図である。
【図8】本考案の第1の実施形態によるふとんカバーの
装着状態を示す断面図である。
装着状態を示す断面図である。
【図9】本考案の第2の実施形態によるふとんカバーの
装着状態を示す断面図である。
装着状態を示す断面図である。
【図10】従来のふとんカバーの装着状態を示す正面図
である。
である。
【図11】同じく、従来のふとんカバーの装着状態を示
す正面図である。
す正面図である。
(1) ふとんカバー (2) 帯状片 (3) 押しホック凹形留め具 (4) 押しホック凸形留め具 (5) ボタン (6) ボタン穴 (7) ふとん (8)(9) カバー装着用細幅テープ
Claims (2)
- 【請求項1】 ふとん全体を被覆して装着するふとんカ
バーにおいて、ふとんに接するふとんカバー内側装着面
の少なくとも四隅部に、各々細幅の帯状片の一端を取り
付け、この帯状片に、押しホックの凹凸一対の留め具
を、その帯状片を2つ折りにした状態で互いに対向する
ように、かつ、間隔をあけて取り付け、この帯状片を、
ふとんのカバー装着用細幅テープにまきつけ2つ折りに
して、前記凹凸一対の留め具を互いに嵌合させて取り付
けるようにしたふとんカバー。 - 【請求項2】 ふとん全体を被覆して装着するふとんカ
バーにおいて、ふとんに接するふとんカバー内側装着面
の少なくとも四隅部に、各々細幅の帯状片の一端を取り
付け、前記帯状片に、ボタンと、このボタンをはめ込ん
で係止するボタン穴とを間隔をあけて設け、この帯状片
を、ふとんのカバー装着用細幅テープにまきつけ2つ折
りにして、前記ボタンをボタン穴にはめ込み取り付ける
ようにしたことを特徴とするふとんカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007891U JP3048144U (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | ふとんカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007891U JP3048144U (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | ふとんカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048144U true JP3048144U (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=43182431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007891U Expired - Lifetime JP3048144U (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | ふとんカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048144U (ja) |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP1997007891U patent/JP3048144U/ja not_active Expired - Lifetime
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