JP3047807U - 金属線条体巻装用リール - Google Patents

金属線条体巻装用リール

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千代子 藤原
健二 三田
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金井 宏之
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属線条体の端部を簡単に係止および解線で
きて、係止作業と解線作業の作業性を向上し、金属線条
体端部を確実に係止することができ,さらに運搬時やハ
ンドリング時のトラブルを解消できて、リールを長期間
使用できるようにする。 【解決手段】 巻胴の両端に固着したフランジ2の内側
面の少なくとも一箇所に設けた取付溝3内に平板状の端
部係止具4を、端部係止具4の先端部の両側隅部とフラ
ンジ外周縁部2aとの間に隙間を有して、取付溝の取付
孔5から突出した端部係止具の基端部4bとフランジ外
側面との固着により、取り付けて成る。取付溝3の両側
には、フランジ外周縁部2aを残した案内溝7、7を連
設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋼線、スチールコード、ワイヤロープ、電線等の金属線条体を巻取 る金属線条体巻装用リール(以下単にリールという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属線条体を巻取り、満巻となったときの金属線条体端部を係止する構 造を備えた一般的なリール21は、図3に示すように、フランジ22の外周に小 孔23を設け、この小孔23に近接してフランジ外側面に鋼線または板ばね等か らなる端部係止具24を設けて成り、金属線条体端部W0 を小孔23より導き出 して、端部係止具24とフランジ外周面との間で挟持するものである。
【0003】 上記リール21によるときは、満巻時における小孔23への線通し作業と、解 線時における端部係止具24から外して小孔23からの抜き取り作業とが必要と なる。しかも、金属線条体がスチールコードやワイヤロープ等の撚線のときは、 その端部がばらけて、上記満巻時の線通し作業がより一層困難になる。このため 、線通しをする度に、端部をテープで巻いたり、あるいは溶断して素線同士を溶 着させる等の非常に煩雑な作業をしなければならなかった。また、タイヤに使用 されるスチールコードは、タイヤ製造の中間工程の1つであるゴムコーティング 工程(カレンダー工程)において、通常500個以上のリールから繰り出される が、全てのリールについて上記解線時の抜き取り作業をしなければならず、非常 に多くの手数と時間がかかっていた。
【0004】 そこで、上記線通し作業と抜き取り作業を解消したリールとして、特開平6− 107377号公報がある。この公報に開示されたリール31は、図4(a)お よび(b)に示すように、フランジ32に形成した覗き孔33に出没可能にした 把持部34を先端に有する端部係止具35を備えて成り、端部係止具35をフラ ンジ外端面の外側より内側に向かって押圧することによって弾性的に変形させ、 覗き孔33に把持部34のみを押し込み、この把持部34に金属線条体端部W0 をはめ込んだ後、押圧力を解除して金属線条体端部を係止するものである。
【0005】 しかし、上記リール31にあっては、次の問題がある。 すなわち、満巻時の係止作業として、片手で「端部係止具35を指で押圧」し ながら、もう一方の手で「金属線条体端部W0 を把持部にはめ込む」という連係 動作を必要とし、作業性が悪い。 また、フランジ外端面に取り付けられた端部係止具がフランジ外側面より大き く突出しているため、製品リールの梱包・運搬等のハンドリング時や段重ね時に おいて、作業者の手やリールのフランジ同士が接触すると、端部係止具が押され て、金属線条体端部が端部係止具より外れるという事故が発生する。 また、覗き孔33は、金属線条体の巻取り量との関係でフランジ外周にできる だけ近い位置に設けなければならない。しかるに、覗き孔33をフランジ外周近 くに設けると、覗き孔33近辺のフランジ外周縁部は、その強度が大幅に低下し て、満巻にしたときの金属線条体の巻圧やリール搬送時(例えばローラコンベア による運搬時)のリール同士の衝突によって変形し、リールの寿命を大幅に縮め ることになる。
【0006】 そこで、本出願人は、上記従来技術に対して、実用新案登録第3004340 号公報に示すような新しいタイプのリールを提案した。このリール41は、図5 (a)および(b)に示すように、巻胴42の両端にフランジ43を固着したリ ールにおいて、フランジ内側面に凹部44をフランジ外周縁部に至る半径方向に 設け、この凹部44に平板状の金属板からなる端部係止具45をはまり込むよう にして、端部係止具45の基端部を固着部B(スポット溶接)で一体に固着して 成り、凹部44と端部係止具45とにより金属線条体端部を挟み込む構造にした ものである。
【0007】 しかし、上記リール41にも更に改良すべき点がある。 すなわち、リール41によるときは、端部係止具45で以て金属線条体の端部 を係止すると、端部係止具45がその基端部の固着部Bを支点として曲がる状態 となり、曲げの応力が固着部Bに集中する。ところで、固着部Bは、強力な固着 力が要求されるため、固着手段としてスポット溶接が通常施されるが、このスポ ット溶接時の熱により金属組織が変質して、その強度や靭性が大きく低下してい る。
【0008】 このため、金属線条体端部を押圧する方向に働く押圧力が弱く、金属線条体の 端部を確実に係止し難い。そこで、より強く係止するために、金属線条体の端部 W0 を、図6に示すように、凹部44と端部係止具45との隙間に深く押し込む と、端部係止具45は、上述の曲げ応力が集中する固着部Bにおいて大きく反り 返って塑性変形して、繰り返し使用ができなくなり、リールの寿命を縮めること になる。
【0009】 また、上記リール41は、金属線条体の導入部分となる凹部44の両側上隅部 と端部係止具45との隙間が小さく、しかも凹部44がフランジ内側面から急激 に落ち込んでいる。このため、上記リール41は、満巻時において金属線条体の 端部を係止する際、金属線条体を「こねる」ようにしなければならず、また解線 時においても金属線条体を「しゃくる」ようにしなければならず、金属線条体を スムーズに係止・解線することが困難である。また、このような「こねたり」「 しゃくったり」する作業の繰り返しは、作業者にとって苦痛であり、作業能率の 低下をきたすことになる。更に、金属線条体の端部が上記作業によって屈曲して 、金属線条体を次に使用する際に支障をきたすことになる。
【0010】 ところで、最近では、満巻時における金属線条体の端部係止作業や、カレンダ ー工程における金属線条体の解線作業を機械で自動的に行なうようになってきて おり、これに応じて、特に解線をスムーズにできる端部係止構造を備えたリール が要求されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、上記従来技術を更に実用的に改良したもので、巻胴の両端にフラン ジを固着し、かつフランジ外周縁部に至る半径方向のフランジ内側面の少なくと も一箇所に設けた取付溝内に、平板状の端部係止具を取り付けたリールにおいて 、金属線条体の端部を簡単に係止・解線することができて、係止作業と解線作業 の作業性を向上し、機械化にも対応することができ、また端部係止具の押圧力の 低下をきたすことなく繰り返し使用することができると共に、金属線条体の端部 を確実に係止することができ、さらに運搬時やハンドリング時のトラブルを解消 して、長期間使用できるようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案のリールは、前記取付溝の両側に、フラン ジ外周縁部を残した案内溝を連設し、かつ端部係止具の先端部の両側隅部とフラ ンジ外周縁部との間に隙間を有して、端部係止具の基端部を取付溝の底部に設け た取付孔から突出してフランジ外側面に当接して固着して成る。
【0013】 この手段によれば、案内溝が取付溝の両側に設けられ、かつ端部係止具の先端 部の両側隅部とフランジ外周縁部との間に隙間を有しているから、案内溝と上記 隙間が満巻時及び解線時における金属線条体の端部の導入部分となる。従って、 金属線条体の端部が案内溝を経て隙間から取付溝と端部係止具の先端部との間に スムーズに導入されて係止される。また、片手で金属線条体の端部を上方にやや 強く引っ張るだけで、金属線条体がスムーズに解線されて、金属線条体の端部が 屈曲されることもない。 ところで、上記案内溝は、その深さが取付溝に近づく程深くなるようなテーパ 状にして、取付溝直近では金属線条体の径より深くするのがよい。金属線条体の 端部が取付溝直近の案内溝から取付溝へとスムーズに落ち込んで導入されるから である。また、上記案内溝は、フランジ外周縁部側に向かって傾斜するようにす ると、金属線条体の端部をより一層スムーズに導入できる。
【0014】 また、端部係止具の基端部が取付孔から突出してフランジ外側面に固着されて いるから、端部係止具が取付溝の取付孔との接触部分を支点として曲げられる状 態となり、曲げ応力がこの接触部分に集中する。従って、固着部近辺がスポット 溶接で熱影響を受けて強度や靱性が低下しても、端部係止具の押圧力は低下せず 、端部係止具の弾性による押圧力によって金属線条体の端部がしっかりと確実に 係止される。また、曲げ応力が固着部に集中しないから、端部係止具が繰り返し 使用に十分に耐え、使用回数が飛躍的に増加される。
【0015】 また、フランジ外周縁部が案内溝の外周側に設けられているから、端部係止具 の先端がこのフランジ外周縁部によって保護される。従って、端部係止具がリー ルのハンドリング時や運搬時に他のリールや治具等と接触せず、損傷が防止され る。
【0016】 本考案において、取付溝と端部係止具の少なくとも一方には、係止部を設ける ことが好ましい。このように係止部を設けたものでは、端部係止具の押圧力が弱 いときでも、係止部がストッパー機能を果たし、金属線条体の端部が確実に係止 されて、端部係止具から外れることがない。
【0017】 上記係止部としては、端部係止具の先端部の全幅にわたって設けた溝にするの が好ましい。金属線条体の端部が上記溝内に抱持されて、確実に係止されるから である。 また、上記係止部は、1乃至複数の突起にするのが好ましい。この場合、金属 線条体の端部の係止は確実にできると共に、端部係止具の先端と取付溝との間に 、金属線条体の端部導入用の隙間が形成され、さらに比較的加工が簡単であるか らである。 ところで、上記係止部としては、このような構造に限らず、金属線条体を確実 に係止できる構造であればよい。例えば、端部係止具と取付溝の両方に、同一方 向にへこませてはまり合うようにした窪みや、反対方向にへこませて頂点が互い に対向して略接触するようにした突起でもよい。また、取付溝のみに突起を設け てもよく、このとき、突起の頂点が他方の面に略接触するようにすると、金属線 条体の端部の外れをより一層確実に防止することができる。さらに、上記溝や突 起や窪みの他に、凹凸状、条痕状、波状等の適宜な形状の構成も採用できる。
【0018】 また、前記取付溝には、上記係止部より上方位置(フランジ外周縁部の位置) でさらに落ち込ませて段部を設けるのが好ましい。この場合、端部係止具の先端 部背面と取付溝の上部との間に隙間が形成され、この隙間から金属線条体の端部 を導入してスムーズに挟み込めるからである。この隙間は、金属線条体の径と略 同等であればよい。 また、上記隙間は、端部係止具の先端を取付溝から離れる方向に反り返らせる ことによっても簡単に形成することができる。
【0019】 ところで、端部係止具の先端部は、面取加工により丸くしたり、尖頭加工によ り先細りにすると、係止作業時や解線作業時において、金属線条体の端部が端部 係止具に引っかかることなく、より一層スムーズに行うことができて、金属線条 体の端部の屈曲をより一層確実に防止することができる。
【0020】 また、リール(巻胴およびフランジ)の材質としては、一般構造用炭素鋼、特 殊鋼、鋳鋼等を適宜用いることができる。そして、フランジの取付溝や案内溝は プレス加工や研削加工により形成することができる。 また、端部係止具としては、通常弾性の強い金属を材料とし、厚みが0.4〜 1mm程度で、幅が5〜10mm程度の平板状のものが好適である。扱う金属線 条体の種類や径に応じて押圧力を変えるときには、平板の厚みや幅や材質を適宜 変更すればよい。 また、端部係止具の基端部とフランジ外側面との固着は、通常スポット溶接を 利用するが、金属用接着剤による固着、ボルトナットによる固定、ビスによる固 定等他の固着手段をフランジの材質に合わせて選定することができる。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照にして説明する。 図1において、1はリールで、このリール1は、巻胴(図示せず)の両端にフ ランジ2を設けたものである。フランジ2の内側面の略中央部分からフランジ外 周縁部2aに至る半径方向には、所要の深さを有する取付溝3を設ける。この取 付溝3内には、平板状の金属製弾性体からなる端部係止具4を、その基端部4b を取付溝3の底部3aに設けた取付孔5よりフランジ外側面に突出してフランジ 外側面に当接して、スポット溶接にて固着部Bで固着してなる。
【0022】 端部係止具4の先端部4aには、プレス加工により溝状の係止部6を先端部4 aの全幅にわたって形成する。この係止部6の寸法(溝の深さおよび幅)は、金 属線条体がほぼ収まる程度にすればよい。なお、上記先端部4aは、略半円状に 加工すると共に、バリを取るための面取りを施す。
【0023】 また、取付溝3の両側のフランジ内側面には、フランジ外周縁部2aを残して 案内溝7、7を設ける。この案内溝7は、通常フランジ2をプレス加工すること により形成するが、他の加工方法として研削加工を採用してもよい。上記案内溝 7は、その深さが取付溝に近づく程深くなるようなテーパ状にして、取付溝直近 では金属線条体の径より深くして、金属線条体の端部が取付溝直近の案内溝から 取付溝へとスムーズに落ち込むようにする。また、上記案内溝7は、フランジ外 周縁部2a側に向かって傾斜するようにして、金属線条体の端部をより一層スム ーズに導入できるようにする。
【0024】 また、前記係止部6のやや上方位置の取付溝3のフランジ外周付近には、さら に落ち込んた段部3bを形成する。この段部3aによって、端部係止具の先端部 4aの背面側に隙間Sを形成して、金属線条体端部の導入口とする。この隙間S の間隔は、金属線条体の径と略同等であれば、金属線条体端部をスムーズに導入 できる。
【0025】 上記構成のリール1を用いて、例えば、素線径0.25mmの金属素線を7本 撚り合わせた、いわゆる1×7構造のスチールコードを巻き取り、スチールコー ドの端部を案内溝7に沿わせながら導入したところ、スチールコードの端部は、 案内溝7から取付溝3に落ち込み、隙間Sから係止部6にはめ込まれて、簡単か つ確実に端部係止具4により挟持された。この場合、係止部6がストッパーの機 能を果たして、外れることがなかった。次に、スチールコードの端部を上方にや や強く引っ張るだけで、簡単に解線することができた。
【0026】 次に、図2に示される実施の形態を説明する。このリール11は、上述のリー ル1と同様に、フランジ12に設けた取付溝13に端部係止具14を取り付け、 取付溝13の両側にフランジ外周縁部12aを残して案内溝16、16を設けた ものである。取付溝13のフランジ外周付近には、突起状の係止部17を形成す る。そして、係止部17によって端部係止具14の先端部14aが持ち上げられ て、先端部14aの背面側に隙間Sを形成している。また、端部係止具14の先 端部14aは、尖頭加工により先細り形状とし、また、面取り加工によりバリを 取ってある。 ところで、係止部17の高さを加減することにより、隙間Sの間隔を調整でき る。また、突起の高さをそのままで隙間Sの間隔を拡げたいときは、端部係止具 の先端部14aを上側方に少し反り返らせるとよい。 また、上記係止部17に代えて、端部係止具14の先端部近傍に突起状の係止 部を形成しても、同様の効果を奏する。 なお、図中、14bは端部係止部の基端部、15は取付孔、Bはスポット溶接に よる固着部である。
【0027】 このリール11を用いて、上述と同様のスチールコードを巻取り、スチールコ ードの端部を案内溝16に沿わせながら導入したところ、スチールコードの端部 は、案内溝16から取付溝13に落ち込み、隙間Sから係止部17を通過した位 置まで引き込むと、簡単かつ確実に係止することができた。この場合、係止部1 7がストッパーの機能を果たして、外れることがなかった。次に、スチールコー ドの端部を上方にやや強く引っ張るだけで、簡単に解線することができた。
【0028】
【考案の効果】
本考案のリールは、従来技術のように小孔への金属線条体の端部の線通し作業 を要せず、また、端部のテープ巻き作業や溶断による素線同士の溶着作業の必要 もないので、金属線条体の端部の係止作業や解線作業が非常に簡単になり、作業 性を大幅に向上することができる。 また、端部係止具の基端部とフランジ外側面との固着部に応力が集中しないの で、繰り返し使用によっても端部係止具の変形や破損が生じることがなく、リー ルを長期間に渡って使用することができる。
【0029】 また、案内溝の外側にフランジ外周縁部が残存するため、他のリールと接触、 衝突したり、ハンドリング時に機械や治具と接触した場合でも、フランジ外周縁 部が端部係止具を保護する役目を果たして、端部係止具に直接接触することがな いので、端部係止具の変形や破損事故によるリール寿命の短縮を防止することが できる。 さらに、金属線条体の端部を案内溝からスムーズに導入して、係止部で確実に 係止できるので、ハンドリング時の線外れが防止できると共に、金属線条体の端 部の解線作業の自動化にも対応できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施態様の金属線条体巻装用リールを
示し、(a)は要部正面図、(b)は要部拡大断面図で
ある。
【図2】本考案の別の実施態様の金属線条体巻装用リー
ルを示し、(a)は要部正面図、(b)は要部拡大断面
図である。
【図3】従来の金属線条体巻装用リールを示す一部破断
斜視図である。
【図4】従来の金属線条体巻装用リールを示し、(a)
は一部破断斜視図、(b)は要部拡大断面図である。
【図5】従来の金属線条体巻装用リールを示し、(a)
は一部破断斜視図、(b)は要部拡大断面図である。
【図6】図5のリールにおける、金属線条体の端部の係
止状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1、11・・・金属線条体巻装用リール 2、12・・・フランジ 2a、12a・・・フランジ外周縁部 3、13・・・案内溝 3a、13a・・・底部 3b・・・段部 4、14・・・端部係止具 4a、14a・・・先端部 4b、14b・・・基端部 5、15・・・取付孔 6、17・・・係止部 7、16・・・案内溝 S・・・隙間 B・・・固着部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻胴の両端にフランジを固着し、フラン
    ジ内側面の少なくとも一箇所に取付溝をフランジ外周縁
    部に至る半径方向に設け、取付溝内に平板状の端部係止
    具を取り付けた金属線条体巻装用リールにおいて、上記
    取付溝の両側にはフランジ外周縁部を残した案内溝を連
    設し、端部係止具の先端部の両側隅部とフランジ外周縁
    部との間に隙間を有し、さらに端部係止具の基端部を取
    付溝の底部に設けた取付孔から突出してフランジ外側面
    に当接して固着したことを特徴とする金属線条体巻装用
    リール。
  2. 【請求項2】 取付溝と端部係止具の少なくとも一方
    に、係止部を設けた請求項1に記載の金属線条体巻装用
    リール。
  3. 【請求項3】 係止部が端部係止具の全幅にわたって設
    けた溝である請求項2に記載の金属線条体巻装用リー
    ル。
  4. 【請求項4】 係止部が1乃至複数の突起である請求項
    2に記載の金属線条体巻装用リール。
  5. 【請求項5】 係止部より上方位置の取付溝に、段部を
    設けた請求項2、3又は4に記載の金属線条体巻装用リ
    ール。
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