JP3046851B2 - 2,4,8−三置換−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン類 - Google Patents

2,4,8−三置換−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン類

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JP3046851B2
JP3046851B2 JP3045452A JP4545291A JP3046851B2 JP 3046851 B2 JP3046851 B2 JP 3046851B2 JP 3045452 A JP3045452 A JP 3045452A JP 4545291 A JP4545291 A JP 4545291A JP 3046851 B2 JP3046851 B2 JP 3046851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、抗高血圧剤および/または哺乳
動物における認識および関係する神経性行動問題の処置
のための薬物として有用な、新規な有機化合物、よりと
くに新規な2,4,8−三置換−3H,6H−1,4,
5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4
H)−ジオン類および2,4,8−三置換−4,5−ジ
ヒドロ−5−チオキソ−3H,6H−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4)−ジオ
ン類および中間体に関する。
【0002】抗高血圧剤および/または哺乳動物におけ
る認識および関係する神経性行動問題の処置のための薬
物として有機化合物を使用することは、この分野におい
て知られている。
【0003】デュスザ(Dusza)ら、米国特許第
4,236,005号は、式
【0004】
【化19】 式中、 R1は水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキル
であり、 R2はフェニル、オルト−トリフルオロメチルフェニ
ル、メタ−トリフルオロメチルフェニルおよびメタ−メ
トキシフェニルから成る群より選択され、 R3は水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、シア
ノメチル、カルバモイルまたは1〜3個の炭素原子を有
するアルキルであり、そして R4は水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ホルミル、カ
ルボキシル、シアノ、ヒドロキシメチル、N−ヒドロキ
シホルミルイミドイル、1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル、
【0005】
【化20】 から成る群より選択され、ここで Rは1〜3個の炭素原子を有するアルキルである、の置
換ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン(I)およびイミ
ダゾ(1,5−a)ピリミジン(II)を開示してお
り、そしてこれらは中枢神経系の活性を有し、そして不
安解消剤として有用である。
【0006】デュスザ(Dusza)ら、米国特許第
4,281,000号は、式
【0007】
【化21】 式中、 R1は水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキル
であり、 R2
【0008】
【化22】 から成る群より選択され、ここでR’は水素または1〜
3個の炭素原子を有するアルキルであり、R3は水素、
フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、シアノメチル、カ
ルバモイルまたは1〜3個の炭素原子を有するアルキル
であり、R4は水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ホル
ミル、カルボキシル、シアノ、ヒドロキシメチル、N−
ヒドロキシホルミルイミドイル、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル、
【0009】
【化23】 から成る群より選択され、ここでRは1〜3個の炭素原
子を有するアルキルである、の置換ピラゾロ(1,5−
a)ピリミジン化合物を開示しており、そして不安解消
剤活性を有する。
【0010】デュスザ(Dusza)ら、米国特許第
4,178,449号は、式
【0011】
【化24】 式中、R1、R2、R3およびR4は式(I)および(I
I)に関して定義した通りである、の置換ピラゾロ
(1,5−a)ピリミジンおよびイミダゾ(1,5−
a)ピリミジンを開示しており、そして不安解消剤活性
を有する。
【0012】エプステイン(Epstein)ら、米国
特許出願第07/278,296号、1988年11月
30日、今回登録された、は、式
【0013】
【化25】 式中、R1およびR2は各々個々に水素、アルキル(C
−C)、ベンゾイル、一または二置換ベンゾイル(こ
こで置換基はアルキル(C−C)、アルコキシ(C
−C)、アシルオキシ(C2−C7)、ハロゲン、ニ
トロまたはトリフルオロメチルである)、および
【0014】
【化26】 の部分から成る群より選択され、ここでnは1〜3であ
り、そしてRはヒドロキシ、4−モルホリニル、1H−
イミダゾル−1−イル、−CH(アルコキシ(C−C
))2、α−ヒドロキシベンジル、フェニルまたは一
または二置換フェニル(置換基はハロゲンまたはアルキ
ル(C−C)である)であり、 R1およびR2はそれらの関連する窒素と一緒になって4
−モルホリニルまたは式−N(CH2m(ここでmは2
〜6である)の部分であり、 R3は水素またはアルキル(C−C)であり、 R4は水素、ハロゲン、アルコキシ(C−C)また
はトリフルオロメチルであり、そして R5は水素である、 の化合物を開示しており、そしてこれらは温血動物にお
ける認識および関係する神経性行動の障害の処置におい
て有用である。
【0015】フランシス(Francis)ら、米国特
許第4,713,387号は、式
【0016】
【化27】 式中、 R1は置換されていてもよいフェニル、ピリジル、フリ
ルチエニル、ジヒドロまたはテトラヒドロフラニルまた
はチエニル、ピラニル、またはO−リボフラノシルであ
り、 R2は水素または低級アルキルであり、 Xは酸素、イオウまたはNR3であり、ここで R3は水素、低級アルキル、アリール−低級アルキル、
シクロアルキル、低級アルケニル(ここで非置換の結合
は窒素から少なくとも1つの飽和炭素原子により分離さ
れている)、低級アルキニル(ここで非置換の結合は窒
素から少なくとも1つの飽和炭素原子により分離されて
いる)、アリール、アミノ−低級アルキル、低級アルキ
ルアミノ−低級アルキル、ジ−低級アルキルアミノ−低
級アルキルまたはヒドロキシ−低級アルキルであり、そ
して環Aは置換されていないか、あるいは低級アルキ
ル、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニト
ロ、アミノ、低級アルキルチオ、低級アルキルスルホニ
ル、低級アルキルスルフィニルまたはアリール−低級ア
ルコキシである、のトリアゾロキナゾリン化合物を開示
しており、そしてこれらはアデノシン拮抗剤およびベン
ゾジアゼピン拮抗剤として有用である。
【0017】また、ハミルトン(Hamilton)
ら、米国特許第4,614,732号を述べるべきであ
り、これは哺乳動物において血圧を低下するために有用
なN6−アセナフチルアデノシンおよびその類似体を開
示している。
【0018】上の特許のいずれも、本発明の新規な2,
4,8−三置換−3H,6H−1,4,5a,8a−テ
トラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン類お
よび2,4,8−三置換−4,5−ジヒドロ−5−チオ
キソ−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザア
セナフチレン−3,5(4H)−ジオン類を開示してい
ない。驚くべきことには、本発明のジオン化合物は抗高
血圧活性を有し、そして哺乳動物における認識および関
係する神経性行動問題の処置のための薬物として有用で
あり、そして5−チオキソ化合物は中間体としてそして
哺乳動物における認識および関係する神経性行動問題の
処置において有用である。
【0019】本発明によれば、式(111)
【0020】
【化28】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
アルキルであり、 R4
【0021】
【化29】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
素から選択され、R4は、また、3−ピリジニルである
ことができ、R5は水素または1〜10個の炭素原子を
有するアルキルであり、そしてA−Bは−C=C−ま
は−CH−CH−であり −EはC=X(ここで X
は酸素またはイオウである)、またはC−SR8(ここ
でR8は1〜3個の炭素原子を有するアルキル)であ
る、から成る群より選択される化合物が提供される。
【0022】好ましくは、化合物は、式
【0023】
【化30】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは
【0024】
【化31】 であり、ここで R6およびR7は同一であるか、あるいは異なり、そして
水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキシ、N−アル
キル−N−アシルアミノ(ここでアルキルおよびアシル
の両者は1〜3個の炭素原子を有する)、ニトロ、およ
びトリフルオロメチルから成る群より選択され、ここで
ハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ素から選択さ
れ、 R5は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキ
ルであり、そして A−Bは−C=C−R3−または−CH−CH−である、 │ R3 から成る群より選択される。
【0025】ことに好ましい化合物は、次の通りであ
る:7−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−3
H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチ
レン−3,5(4H)−ジオン;7,8−ジヒドロ−8
−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−3H,6
H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−
3,5(4H)−ジオン;8−(2,5−ジクロロフェ
ニル)−2−メチル−3H,6H−1,4,5a,8a
−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
ン;4−メチル−8−(3−(トリフルオロメチル)フ
ェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラア
ザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン;8−(3
−ピリジニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テ
トラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン;4
−(4−クロロフェニル)−8−(3−(トリフルオロ
メチル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a
−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
ン;3,5−ジオキソ−8−(3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テ
トラアザアセナフチレン−4(5H)−アセトアミド;
4−エチル−8−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザア
セナフチレン−3,5(4H)−ジオン;4−((4−
ニトロフェニル)メチル)−8−(3−(トリフルオロ
メチル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a
−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
ン;および4−(フェニルメチル)−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
ン。
【0026】また、本発明によれば、哺乳動物における
抗高血圧剤およびヌートロピック剤(nootropi
c agent)として有用な化合物を含有する新規な
組成物、およびそれを使用して高血圧、および哺乳動物
における認識および関係する神経性行動問題を処置する
方法が提供される。さらに、本発明によれば、本発明の
化合物を調製する方法が提供される。
【0027】本発明は、抗高血圧剤および/または哺乳
動物における認識および関係する神経性行動問題の処置
のための薬物として有用な、新規な有機化合物、よりと
くに新規な2,4,8−三置換−3H,6H−1,4,
5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4
H)−ジオン類および5−チオキソ−3H,6H−1,
4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5
(4H)−ジオン類および中間体に関する。
【0028】本発明の化合物のあるものは、また、それ
らのアルキル化類似体の調製のための中間体としての実
用性を有する。
【0029】本発明の新規な化合物は、一般に、特性あ
る融点および吸収スペクトルを有する白色ないし淡黄色
結晶質固体として得ることができる。それらは、一般
に、有機溶媒、例えば、低級アルカノール、アセトニト
リル、クロロホルム、ジクロロメタン、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ジオキサン、トルエンなどの中に可溶
性であるが、一般に水の中に不溶性である。
【0030】本発明の新規な2,4,8−三置換−4,
5−ジヒドロ−5−オキソおよび5−チオキソ−3H,
6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン
−3,5(4H)−ジオン流は、次の一般反応の概要に
記載するように容易に調製することができる:(a)式
【0031】
【化32】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは式(III)
において上に定義した通りであり、そしてGはエチルエ
ステル(OEt)またはNH2である、の化合物を、 (b)(i)式
【0032】
【化33】 式中、Gはエチルエステルであり、そしてR1は上に定
義した通りである、の化合物と反応させて、式
【0033】
【化34】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定
義した通りであり、そしてOEtはエチルエステルであ
る、を生成し、そして(b)(ii)工程(b)(i)
の生成物を塩基と反応させて、式
【0034】
【化35】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定
義した通りである、の化合物を生成するか、あるいは
(c)式
【0035】
【化36】 式中、Zは
【0036】
【化37】 Clまたはメトキシである、の化合物と、(d)(i)
不活性溶媒中で反応させて、式
【0037】
【化38】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りである、の化合物を生成し、そして(d)(ii)
工程(d)(i)の生成物をアルキル化剤と反応させ
て、式
【0038】
【化39】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定
義した通りである、の化合物を生成するか、あるいは
(e)(i)塩基(ここでXはイオウである)と反応さ
せて、式
【0039】
【化40】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りである、の化合物を生成し、そして(e)(ii)
工程(e)(i)の生成物を、式
【0040】
【化41】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りである、の化合物を生成する。
【0041】好ましい実施態様において、本発明の化合
物は、次の方法により得ることができる:
【0042】
【化42】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは式(I
II)において上に定義した通りであり、Xは酸素また
はイオウであり、GはNH2またはエチルエステル(O
Et)であり、Yは臭素またはヨウ素であり、そしてZ
【0043】
【化43】 塩素または臭素である。
【0044】上に示すように、(1)2,7−二置換
4,5−ジヒドロ、または4,5,6,7−テトラヒド
ロピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボン
酸、エチルエステル(Va)(本出願人による米国特許
第4,178,449号に記載されているようにして調
製した)を、式R1−NCO(IVa)(式中、R1は上
に定義した通りである)のイソシアネートと、不活性溶
媒、例えば、トルエン中で、還流温度に4〜96時間加
熱することによって、対応する4−置換アミノカルボニ
ル−4,5−ジヒドロ−ピラゾロ(1,5−a)ピリミ
ジン−3−カルボン酸、エチルエステル(IIIa)を
生成する。次いで、4−置換−アミノカルボニル、エチ
ルエステル(IIIa)を、塩基、例えば、水酸化ナト
リウムと、撹拌しながら約120℃において2〜5時間
反応させる。次いで、反応混合物を室温に冷却する。形
成する固体を集め、水で洗浄し、次いで氷酢酸で洗浄
し、次いで乾燥真空すると、2,4,8−三置換−3
H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチ
レン−3,5(4H)−ジオン、7,8−ジヒドロ−
2,4,8−三置換−3H,6H−1,4,5a,8a
−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン
(Ia)が得られる。
【0045】あるいは、(2)2,7−二置換4,5−
ジヒドロ、または4,5,6,7−テトラヒドロピラゾ
ロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド
(Vb)[ツェング(Tseng)ら、米国特許第4,
847,256号に記載されている方法でピラゾロ
(1,5−a)ピリミジンの還元により調製した)を
1,1’−カルボニルジミダゾール、ホスゲン、または
ジメチルカーボネートなど(IVb)と、不活性溶媒、
例えば、p−ジオキサンまたはテトラヒドロフラン中で
窒素下に、還流温度に4〜96時間加熱することによっ
て反応させて、対応する2,8−二置換−3H,6H−
1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,
5(4H)−ジオンまたは7,8−ジヒドロ−2,8−
二置換−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザ
アセナフチレン−3,5(4H)−ジオン(IIIb)
を生成する。次いで、ジオン(IIIb)を、窒素下に
室温において溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルムア
ミドなどの中で、塩基として水素化ナトリウムを使用し
て、アルキル化剤(IIa)、例えば、ヨウ化メチル、
2−ヨウドアセトアミド、ヨウドエタン、4−ニトロベ
ンジルブロミドまたは臭化ベンジルなどで6〜60時間
アルキル化することができる。溶媒を蒸発させると、固
体が得られ、これを水で洗浄し、濾過し、そして慣用方
法で溶媒、例えば、クロロホルム、ジクロロメタン、エ
ーテル、ヘキサン、アセトニトリル、N,N−ジメチル
ホルムアミドなどを使用して精製すると、2,4,8−
三置換−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザ
アセナフチレン−3,5(4H)−ジオンまたは7,8
−ジヒドロ−2,4,8−三置換−3H,6H−1,
4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5
(4H)−ジオン(Ib)が得られる。
【0046】あるいは、(3)還元したピラゾロ(1,
5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド(Vb)
を、不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフランまたはp
−ジオキサンなどの中で、水素化ナトリウムとともに窒
素下に約−78℃の温度において20分〜3時間撹拌す
る。次いで、1,1’−チオカルボニルジミダゾール
(IVb)を添加し、そして反応混合物を冷却しながら
1〜3時間撹拌し、次いで室温に加温する。室温におい
て24〜48時間撹拌した後、反応を次いで水で急冷
し、そしてこの混合物を5%の水性塩酸で中和する。
4,5−ジヒドロ−5−チオキソ−3H,6H−1,
4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5
(4H)−ジオン(IIIc)を沈澱によるか、あるい
は溶媒、例えば、クロロホルムなどで抽出し、次いで溶
媒を蒸発させることによって回収する。5−チオキソ化
合物(IIIc)をテトラヒドロフランの中で塩基、例
えば、水酸化ナトリウムとともに0℃において約15分
間撹拌し、過剰のアルキルハライド、例えば、ヨウ化メ
チル、ヨウ化エチルまたは臭化エチルで処理する。反応
混合物を室温に撹拌しながら3時間加温する。この混合
物を水で急冷し、そして溶媒、例えば、クロロホルムな
どの中に抽出する。溶媒の蒸発させると、5−アルキル
−チオ−8−置換−3H,6H−1,4,5a,8a−
テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン、
化合物(Ic)が得られる。
【0047】4,5−ジヒドロピラゾロ(1,5−a)
ピリミジン中間体の化合物は、一般に、次のようにして
調製した:C−7位置に水素、フェニル、置換フェニル
またはヘテロアリール基およびC−3位置に電子吸引基
をもつピラゾロ(1,5−a)ピリミジンを、シアノホ
ウ水素化ナトリウムと、氷酢酸の中で不活性雰囲気下に
氷浴の中で約1時間撹拌し、次いで室温において1〜1
2時間撹拌することによって反応させ、そして生ずる沈
澱を集め、そして水で洗浄した。固体を不活性溶媒、例
えば、ジクロロメタンまたはアセトニトリルなど中に溶
解し、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。有
機相を分離および蒸発させると、粗製のジヒドロ生成物
が得られ、これを溶媒、例えば、イソプロピルアルコー
ルまたはアセトニトリルなどまたは溶媒の混合物、例え
ば、エーテル−ヘキサン、クロロホルム−メタノールま
たはN,N−ジメチルホルムアミドなどから再結晶化し
た。
【0048】ジヒドロ生成物を、ランジロッチ(Lan
zilotti)ら、ジャーナル・オブ・オーガニック
・ケミストリー(J.Org.Chem.)、44、4
809(1979)の手順に従い、トリエチルシランで
トリフルオロ酢酸の中で60℃において1〜24時間還
元し、そして反応混合物を周囲温度において水性水酸化
カリウムでわずかに塩基性とし、4,5,6,7−テト
ラヒドロピラゾロ(1,5−a)ピリミジン生成物を沈
澱させ、次いで単離し、そして結晶化またはクロマトグ
ラフィーによる精製した。
【0049】ピラゾロ(1,5−a)ピリミジンは、米
国特許第4,178,449号、米国特許第4,23
6,005号および米国特許第4,521,422号に
開示されている。それらは3−アミノピラゾールおよび
置換3−アミノピラゾールを1,3−カルボニル化合物
と、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J.Med.Chem.)、18、645(197
4);ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J.Med.Chem.)、18、460(197
5);ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J.Med.Chem.)、20、386(197
7);合成(Synthesis)、673(198
2);およびその中に記載されている参考文献に記載さ
れているようにして調製される。
【0050】酢酸の中でシアノホウ水素化ナトリウムで
使用すると、官能基、例えば、ハロゲン、ニトリル、ア
ミド、アミジン、エステル、カルボン酸およびアリール
ケトンを有する、ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン類
およびそれらの誘導体を、これらの官能基を還元しない
で、還元し、そして他の還元剤を使用して得られるより
高い収率で最終生成物生成する手段が得られることが発
見された。事実、前述の官能基のあるものは他の還元剤
により実施されることは知られており、生成物の混合物
が形成し、これらは所望の生成物を得るために時間を消
費する分離技術の使用を必要とする。
【0051】ある場合において、ピラゾロ(1,5−
a)ピリミジン誘導体を氷酢酸の中でシアノホウ水素化
ナトリウムで還元すると、テトラヒドロ誘導体がジヒド
ロ生成物と一緒に得られる。
【0052】ピラゾロ(1,5−a)ピリミジンを還元
する他の手段は、氷酢酸の中でホウ水素化ナトリウムを
利用することに関する。この方法は、有効であるが、シ
アノホウ水素化ナトリウムの使用により得られるものと
釣り合った収率を提供しない。この差は、シアノホウ水
素化ナトリウムがホウ水素化ナトリウムより氷酢酸の中
で安定であるという事実のためであり得るが、発明者は
いずれの理論によっても拘束されたくない。
【0053】また、ホウ水素化ナトリウムはピラゾロ
(1,5−a)ピリミジン誘導体、例えば、7−(4−
クロロフェニル)−5−メチルピラゾロ(1,5−a)
ピリミジン−3−カルボニトリルまたは7−(3−クロ
ロフェニル)−5−メチルピラゾロ(1,5−a)ピリ
ミジン−3−カルボニトリルと、テトラヒドロフラン:
メタノール(1:1)の中で、室温において24時間ま
たは55℃において6時間撹拌することによって反応
し、対応するテトラヒドロ化合物が得られることが発見
された。
【0054】ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン類の還
元または4,5−ジヒドロ−ピラゾロ(1,5−a)ピ
リミジンの4,5,6,7−テトラヒドロ形態へのそれ
以上の還元のなお他の手段は、化合物を、適当な装置、
例えば、パール(Parr)震盪機内で溶媒、例えば、
酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミドなどととも
に触媒、例えば、10%の炭素担持パラジウムの存在下
に、5〜30ポンドの初期の水素圧下に、水素の吸収が
完結するまで、接触水素化し、次いで還元生成物を慣用
方法により分離および精製することにある。
【0055】本発明の新規な化合物は、哺乳動物に投与
したとき、無毒の投与量で活性な降圧剤である。これら
の化合物は、P.S.チャン(Chan)およびD.
W.プールビン(Poorvin)、臨床的および実験
的高血圧症(Clinicaland Experim
ental Hypertension)、(6),
817−830(1979)の方法により、降圧活性に
ついて試験した。雄の16週齢の160±1.5mmH
gの平均の動脈の血圧を有する自然に高血圧症のオカモ
ト(Okamoto)系統のラットを、この試験におい
て使用する。1〜3匹のラットを試験化合物につき使用
する。25ml/kg体重の投与量で0.9%の塩化ナ
トリウムの負荷をもつ、100mg/kg体重の投与量
で50mg/mlの濃度で2%の予備沸騰した澱粉中に
懸濁した試験化合物を含有する栄養により、ラットに投
与する。塩化ナトリウムの負荷を含まない、試験の第2
の同一投与量を24時間後に与える。初期の投与後28
時間に、平均の動脈の血圧を上のチャン(Chan)お
よびD.W.プールビン(Poorvin)の方法によ
り測定する。この手順は、必要に応じて、第2および第
3のラットにおいて反復する。
【0056】本発明の代表的な化合物についてのこの試
験の結果を表Iに記載する。
【0057】
【表1】 本発明の新規な化合物は、行動性の神経学的問題、例え
ば、大脳の機能障害、老化、痴呆および同様な条件で起
こる、神経機能の減少に関連する認識の低下により影響
を受けた温血動物における神経機能を増強する能力を有
する。
【0058】
【0035】低酸素の生存の試験は、既知の副交感神経
作動剤のフィゾスチグミンに関して、低酸素の環境にお
ける生存の増大における中枢神経系の作用剤の有効性を
測定するために有用な生体内試験である。このアッセイ
は、生理食塩水で処置した対照動物に比較して、薬物で
処置後の低酸素環境における動物の生存の増大を示す。
【0059】広範な試験において、10%の酸素の条件
下に、5分後、対照マウス(生理食塩水で処置した)の
わずかに510%が生存するが、これに対してフィゾス
チグミン処置マウスの60〜80%は生存することが実
証された。薬物をマウスの群に腹腔内注射した後30分
に、マウスを低酸素混合物の中に配置し、そして生存を
測定する。この試験の原理的説明は次の通りである:付
随する制うつまたは鎮静の副作用なしに低酸素下の生存
を増大する薬物は、脳の代謝を増強することによって、
すなわち、要求に関してエネルギーの供給を改良しそし
てそのようにしてエネルギーの代謝が減少した条件下に
正常の脳の機能を保存することによって、そのようにな
すことができる。一定のエネルギーの供給への脳の依存
性が与えられると、この性質を有する薬物は多数の到達
困難な治療学的適応、例えば、発作および非解放性頭部
損傷からの回復、および年令に関係する中枢神経系の欠
損の悪い作用の減少を有することができる。例えば、年
をとったおよび老人性痴呆の人々において、エネルギー
代謝の欠損は、老化の神経化学的および神経生理学的の
機能不全に有意に寄与すると考えられる。
【0060】20匹のロイアル・ハート(Royal
Hart)マウス(6週齢)の群に試験化合物で腹腔内
注射した後30分に、マウスを低酸素混合物(90%の
二酸化炭素中の10%の酸素)の中に配置し、5分後、
生存を測定する。
【0061】別の20匹のマウスの群に生理食塩水を腹
腔内注射し(0.01cc/g体重)そして前述したよ
うに処理する。
【0062】なお他の20匹のマウスの群に0.125
mg/kgのフィゾスチグミンを腹腔内注射し、そして
前述したように処理する。
【0063】本発明の代表的な化合物についてのこの試
験の結果を表IIに記載する。
【0064】
【表2】 哺乳動物における神経機能の減少に関連する他の生体内
試験は、受動回避の無酸素誘発記憶消失試験(Pass
ive Avoidance AnoxicInduc
ed Amnesia Test)である。この試験を
使用して、薬物を使用しない生理食塩水処置した対照動
物に比較して、薬物で処置したマウスにおける無酸素誘
発記憶消失の減衰を決定する。
【0065】ショック動機付けの、単一の実験の、ステ
ップ−スルー(step−through)回避手順を
使用する。25匹のスイス−ウェブスター(Swuss
−Webster)の中程度の月齢のマウス(月齢6)
の群を、2つの室の箱の前の室に単一に入れ、そして後
部の室の中に任意に横切って入ることができるようにす
る。マウスが後部の室に入るとすぐに、ドアは自動的に
動物を捕捉し、そして温和な電流のショック(0.4m
A、4秒間)をその足に与える。足のショック後、マウ
スを最初に無酸素環境(0%の酸素)に12秒間入れ、
これは意識消失を急速に誘発する。次いで、それらを低
酸素の環境(15%の酸素)に4分間入れ、これは酸素
剥奪状態を延長し、意識消失を維持する。すべての試験
は24時間後に実施し、そしてすべての場合において、
マウスは前の無酸素/低酸素の処置から完全に回復する
ように思われる。すべての試験化合物は10〜200m
g/kgの投与量で腹腔内に投与し、30分後、訓練お
よび試験をする。対照動物に生理食塩水のみを0.01
cc/g体重で腹腔内注射する。
【0066】後部の室に入る潜伏時間を訓練および試験
の両者について記録する。多分、より多くの動物の記憶
体がショックを受けると、それは後部の室の中に入るこ
とを阻止し、そして再び入る潜伏時間はより長くなる。
生理食塩水の対照のスコアを30%だけ越えた改良は活
性と考えられる。本発明の代表的な化合物についてのこ
の試験の結果を表IIIに記載する。
【0067】
【表3】 本発明の新規な化合物は、約2.0mg〜約100mg
/kg体重/日の範囲の量で、哺乳動物において増大し
た血圧を低下するために高度に有用であることが発見さ
れた。最適な結果のために好ましい投与の養生法は、約
50mg〜約750mg/投与から生ずるであろう。体
重が約70kgである被検体について、合計の200m
g〜約3.0gの活性化合物が24時間の期間の間に投
与されるような、投与単位を使用する。
【0068】本発明の化合物は、約5mg〜約20mg
/kg体重/日の範囲の量で投与するとき、哺乳動物に
おける認識および関係する神経性行動の問題の処置に有
用であることが発見された。最適な結果のために好まし
い投与の養生法は、約10mg〜約50mg/投与から
生ずるであろう。体重が約70kgである被検体につい
て、合計の700mg〜約3.5gの活性化合物が24
時間の期間の間に投与されるような、投与単位を使用す
る。
【0069】増大した血圧の低下しそして神経性行動の
問題を処置するための前述の投与の養生法を調節して、
最適な治療学的応答を提供することができる。例えば、
いくつかの分割した投与量を毎日投与することができる
か、あるいは投与量は治療の場合の危急により示される
ように比例的に減少することができる。決定される実際
の利点は、これらの活性化合物を任意の便利な方法で、
例えば、経口的、静脈内、筋肉内または皮下の道筋で投
与することができる。
【0070】活性化合物は、経口的に、例えば、不活性
希釈剤とともに、あるいは同化可能な食用担体とともに
投与することができるか、あるいは治療食と直接混合す
ることができる。経口的治療学的投与のために、これら
の活性化合物は賦形剤と混合し、そして摂取可能な錠
剤、バッカル錠剤、トローチ、カプセル剤、エリキシ
ル、懸濁液、シロップ、オブラートなどの形態で使用す
ることができる。このような組成物は少なくとも0.1
%の活性化合物を含有する。組成物および調製物の百分
率は、もちろん、変化することができ、そして便利には
約2〜約60重量%の単位であることができる。このよ
うな治療学的に有用な組成物中の活性化合物の量は、適
当な投与量が得られるような量である。本発明による好
ましい組成物または調製物は、経口的投与量単位形態が
約5〜200mgの活性化合物を含有するように調製さ
れる。
【0071】錠剤、トローチ、ピル、カプセル剤など
は、また、次の成分を含有する:結合剤、例えば、トラ
ガカントゴム、アカシア、コーンスターチまたはゼラチ
ン;賦形剤、例えば、リン酸二カルシウム;崩壊剤、例
えば、コーンスターチ、ジャガイモ澱粉、アルギン酸な
ど;滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム;甘味
剤、例えば、スクロース、ラクトースまたはサッカリ
ン;および香味剤、例えば、ペパーミント、ヒメコウジ
またはチェリーの香味剤。投与量単位形態はカプセル剤
であるとき、上のタイプの物質に加えて、液状担体を含
有することができる。種々の他の物質は被膜として存在
することができるか、あるいはそうでなければ投与量単
位の生理学的形態を変更することができる。例えば、錠
剤、ピルまたはカプセル剤はシェラック、糖または両者
で被膜することができる。シロップ剤またはエリキシル
は活性化合物、甘味剤としてスクロース、メチルパラベ
ンおよびプロピル、色素および香味剤、例えば、チェリ
ーまたはオレンジの香味剤を含有することができる。も
ちろん、投与量単位形態を調製するとき使用する任意の
物質は製剤学的純粋であり、そして使用量で実質的に無
毒であるべきである。さらに、これらの活性化合物は持
続放出性の調製物および配合物にすることができる。
【0072】これらの活性化合物は、また、非経口的ま
たは腹腔内に投与することができる。遊離塩基または製
剤学的に許容されうる塩としてこれらの活性化合物の溶
液または懸濁液は、界面活性剤、例えば、ヒドロキシプ
ロピルセルロースと適当な混合した水中で調製すること
ができる。分散液は、また、グリセロール、液体ポリエ
チレングリコール、および油中のそれらの混合物中で調
製することができる。貯蔵および使用の通常の条件下
に、これらの調製物は微生物の増殖を防止するために防
腐剤を含有する。
【0073】注射可能な使用のために適当な製剤学的形
態は、無菌の水溶液または分散液および無菌の注射可能
な溶液または分散液の即席の調製のための無菌の粉末を
包含する。すべての場合において、この形態は無菌であ
り、そして容易な注射可能性が存在する程度に流動性で
なくてはならない。それは調製および貯蔵の条件下に安
定であり、そして微生物、例えば、バクテリアまたは菌
類の汚染作用に対して保存しなくてはならない。担体は
溶媒または分散媒質であり、例えば、水、エタノール、
ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコ
ールおよび液状ポリエチレングリコール)、それらの適
当な混合物を含有することができる。
【0074】次の実施例によって、本発明をさらに説明
する。これらの実施例は、本発明の範囲をいかなる方法
においても限定しない。
【0075】
【実施例1】7−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピラゾロ
(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド 3.0gの7−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボニ
トリル(米国特許第4,236,005号に記載するよ
うに調製した)および150mlの濃硫酸の混合物を、
室温において4時間撹拌する。次いで、この溶液を氷水
の中に撹拌しながら注意して注ぐ。形成する白色沈澱を
集め、水で洗浄し、次いで洗浄液が中性するまで、飽和
重炭酸ナトリウム溶液で洗浄する。固体を1lのイソプ
ロピルアルコールとともに加熱し、そして濾過する。白
色固体を乾燥真空し、そしてこの実施例の生成物を無色
の固体として得られる、融点256−258℃。
【0076】
【実施例2】7−(2,5−ジクロロフェニル)−2−メチルピラゾ
ロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド 31.0gの2’,5’−ジメチルホルムアミドおよ
び25mlのN,N−ジメチルホルムアミドの混合物は
水蒸気浴上で6時間加熱し、次いで真空蒸発乾固する。
残留物をヘキサンでスラリー化し、濾過し、そして3
5.3gの2’,5’−ジクロロ−3−ジメチルアミノ
アクリロフェノンがオレンジ色結晶として得られる、融
点83−85℃。
【0077】250mlの氷酢酸中の12.2gの3−
アミノ−4−シアノ−5−メチルピラゾールおよび2
4.4gの2’,5’−ジクロロ−3−ジメチルアミノ
アクリロフェノンの混合物を、水蒸気浴上で4時間加熱
する。この混合物を冷却し、そして濾過すると、21.
28gの7−(2,5−ジクロロフェニル)−2−メチ
ルピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボニト
リルが灰色結晶として得られる。
【0078】21.28gの前の生成物を濃硫酸中に溶
解し、そして5時間撹拌する。この溶液を注意して氷冷
上に注ぐ。形成する沈澱を濾過によりを集め、水で洗浄
し、そして乾燥すると、この実施例の生成物が無色結晶
として得られる、融点234−236℃。
【0079】
【実施例3〜7】実施例に記載する方法で対応するピラ
ゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボニトリルか
ら調製される、追加のピラゾロ(1,5−a)ピリミジ
ン−3−カルボキシアミドを表IVに列挙する。
【0080】
【表4】
【0081】
【実施例8】4,5−ジヒドロ−7−(3−(トリフルオロメチル)
フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カ
ルボキシアミド 10.0gの量の7−(3−(トリフルオロメチル)
フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カ
ルボキシアミド(実施例1に記載されている方法で調製
した)を120mlの氷酢酸(氷浴の中で冷却した)中
の懸濁液として窒素下に撹拌し、次いで5.5gのシア
ノホウ水素化ナトリウムを反応混合物に追加の80ml
の氷酢酸とともに少しずつ添加する。氷浴の中で1時間
撹拌した後、この混合物を室温において19時間撹拌す
る。この溶液を蒸発乾固し、次いで水を添加し、そして
形成する白色沈澱を濾過によりを集め、そして水性飽和
重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、次いで水で洗浄する。
固体を100mlのアセトニトリルで処理し、単離し、
そして乾燥すると、5.25gの所望の生成物が得ら
れ、これをアセトニトリルから再結晶化する、融点15
7−160℃。
【0082】
【実施例9】7−(2,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ
−2−メチルピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−
カルボキシアミド 3.21gの部分の7−(2,5−ジクロロフェニ
ル)−2−メチルピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−
3−カルボキシアミド(実施例2)を150mlの氷酢
酸の中に懸濁し、そして窒素下に室温において撹拌す
る。次いで、1.5gの炭酸ナトリウムを少しずつ添加
し、そして撹拌を3時間続ける。反応混合物を真空蒸発
乾固し、そして水を残留物に添加するとき、白色沈澱が
形成する。この固体を集め、ジクロロメタン中に溶解
し、そしてこの溶液を水性飽和重炭酸ナトリウム溶液で
洗浄する。次いで、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、そして濾過する。濾液を真空蒸発させ、そして2.
95gのこの実施例の生成物が白色固体として得られ
る、融点93−96℃。
【0083】
【実施例10】4,5−ジヒドロ−7−(3−ピリジニル)ピラゾロ
(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド 20.0gの量の7−(3−ピリジニル)ピラゾロ
(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド(実
施例5に記載するように調製した)を、200mlの氷
酢酸の中に撹拌しながら窒素下に室温において懸濁す
る。次いで、14gのシアノホウ水素化ナトリウムをを
少しずつ添加し、そしてこの混合物を3時間撹拌する。
この混合物を室温において16時間放置し、次いで反応
混合物を蒸発乾固する。水を添加し、次いでpH8.0
となりそしてガム状固体が沈澱するまで、飽和重炭酸ナ
トリウム溶液を添加うる。固体を濾過によりを集め、そ
してアセトニトリル中に溶解する。アセトニトリルを蒸
発させさせ、そして10.0gの黄色固体(A)が得ら
れる。上の水性濾液を蒸発乾固し、そしてアセトニトリ
ルで抽出する。蒸発させると、黄色のゴム状固体(B)
が得られる。固体(A)および(B)を一緒にし、そし
てイソプロピルアルコールで粉砕する。黄色の固体を単
離し、そして乾燥真空すると、6.19gの所望の生成
物が得られ、これをイソプロパノール−アセトニトリル
から再結晶化する、融点182−184℃。
【0084】
【実施例11】7−(3−フルオロフェニル)−4,5
−ジヒドロピラゾロ(1,5−a)ピリ ミジン−3−カルボキシアミド 1lの氷酢酸中の136.3gの量の7−(3−フル
オロフェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3
−カルボキシアミド(実施例7に記載するように調製し
た)を室温において撹拌し、次いで83.6gのシアノ
ホウ水素化ナトリウムを窒素下に少しずつ添加する。こ
の混合物を16時間撹拌し、次いで沈澱した結晶を濾過
によりを集め、そしてpH7〜8が達成されるまで、飽
和重炭酸ナトリウム溶液で粉砕する。結晶を水で洗浄
し、そして乾燥真空すると、63.0gの生成物がクリ
ーム色の結晶が得られる、融点122−125℃。
【0085】
【実施例12】4,5−ジヒドロ−7−(3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリ
ミジン−3−カルボン酸、エチルエステル 100ml
の氷酢酸の中で撹拌しかつ水浴の中で冷却した20.0
gの量の7−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)
ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボン酸、
エチルエステル(米国特許第4,178,449号、実
施例16)に、10.0gのシアノホウ水素化ナトリウ
ムを窒素下に少しずつ添加する。この混合物を室温にお
いて3時間撹拌する。この混合物を真空蒸発すると、油
が得られ、これは水で処理すると固化する。この固体を
濾過によりを集め、次いで飽和重炭酸ナトリウム溶液と
ともに撹拌し、次いで濾過し、水で洗浄し、そして乾燥
真空すると、白色固体が得られる。イソプロピルアルコ
ールから再結晶化すると、18.2gの所望の生成物が
得られる、融点108−110℃。
【0086】
【実施例13】4,5,6,7−テトラヒドロ−7−(3−(トリフル
オロメチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミ
ジン−3−カルボキシアミド 40mlのトリフルオロ酢酸中の3.44gの4,5
−ジヒドロ−7−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキ
シアミド(実施例8)の溶液を窒素下に撹拌し、そして
油浴の中で60℃に加熱する。次いで、5.0mlのト
リエチルシランを添加し、そしてこの混合物を60℃に
おいて24時間撹拌する。反応混合物を冷却し、そして
注意して25%の水酸化カリウムの水溶液および砕いた
氷を含有するビーカー中に注いだ。沈澱する生成物をク
ロロホルムの中に抽出し、そして抽出液を水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過する。濾液を
真空蒸発すると、結晶が得られ、次いでこれをトルエン
−ヘキサンから再結晶化すると、所望の生成物が得られ
る、融点152−154℃。
【0087】
【実施例14】8−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−3H,
6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン
−3,5(4H)−ジオン 200mlのジオキサンの中で10.0gの4,5−
ジヒドロ−7−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキ
シアミド(実施例8に記載するように調製した)の撹拌
した混合物に、室温において窒素下に、20.0gの
1,1’−カルボニルジミダゾールを添加する。次い
で、この混合物を5時間還流加熱し、次いで冷却し、そ
して濾過する。濾液を真空蒸発乾固し、そして過剰の水
を残留物に添加する。形成する白色固体を集め、そして
アセトニトリル−エタノールから再結晶化すると、6.
5gの所望の生成物を白色固体として得られる、融点2
60−262℃。
【0088】
【実施例15】7,8−ジヒドロ−8−(3−(トリフルオロメチル)
フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラ
アザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン 40mlの乾燥テトラヒドロフラン中に懸濁した3.
0の部分の4,5,6,7−テトラヒドロ−7−(3−
(トリフルオロメチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−
a)ピリミジン−3−カルボキシアミド(実施例13)
に、窒素下に、8.0gの1,1’−カルボニルジミダ
ゾールおよび60mlの乾燥テトラヒドロフランを添加
する。反応混合物を96時間還流加熱し、次いで冷却し
て白色沈澱が得られ、これを濾過によりを集める。沈澱
を10mlの水で処理し、濾過し、そして乾燥すると、
1.05gの所望の生成物が白色固体として得られる、
融点297−300℃。
【0089】
【実施例16】8−(2,5−ジクロロフェニル)−2−メチル−3
H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチ
レン−3,5(4H)−ジオン 窒素下に、100mlの乾燥p−ジオキサンの中に懸
濁しかつ撹拌した3.0gの7−(2,5−ジクロロフ
ェニル)−4,5−ジヒドロ−2−メチルピラゾロ
(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド(実
施例9)に、8.0gの1,1’−カルボニルジミダゾ
ールを添加する。この混合物を真空蒸発乾固し、そして
残留物を水で処理して、過剰の1,1’−カルボニルジ
ミダゾールを分解する。残留する固体を濾過によりを集
め、次いで50mlのテトラヒドロフランとともに撹拌
する。固体を集め、そして乾燥すると、1.6gの所望
の生成物が白色固体として得られる。生成物をエタノー
ル−アセトニトリルから再結晶化し、そして融点205
−209℃が得られる。
【0090】
【実施例17】4−メチル−8−(3−(トリフルオロ
メチル)フェニル)−3H,6H−1, 4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5
(4H)−ジオン 窒素下に、20mlのN,N−ジメチルホルムアミド
中の2.0gの8−(3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザ
アセナフチレン−3,5(4H)−ジオンの撹拌した混
合物に、270mgの60%の水素化ナトリウムを添加
する。この混合物を室温において3時間撹拌すると、ア
ニオンが形成し、次いで0.5mlのヨウ化メチルを撹
拌した混合物に皮下注射器で添加する。室温において3
時間撹拌した後、追加の0.5mlのヨウ化メチルを添
加し、そして撹拌を16時間続けた。この混合物を水中
に注ぎ、形成する沈澱を集め、水で洗浄し、そして乾燥
真空する。イソプロピルアルコールから再結晶化後、
1.5gの所望の生成物が白色固体として得られる、融
点190−192℃。
【0091】同様な方法において、1−ヨウドメタンを
上のアニオンに添加して、4−デシル−8−(3−(ト
リフルオロメチル)フェニル)−3H,6H−1,4,
5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4
H)−ジオンが得られる。
【0092】
【実施例18】8−(3−ピリジニル)−3H,6H−1,4,5a,
8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジ
オン 4.0gの4,5−ジヒドロ−7−(3−ピリジニ
ル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキ
シアミド(実施例10)、80mlの乾燥p−ジオキサ
ンおよび10.0gの1,1’−カルボニルジミダゾー
ルの混合物を5時間還流加熱する。次いで、追加の5.
0gの1,1’−カルボニルジミダゾールを添加し、そ
して加熱を16時間続ける。室温に冷却後、沈澱した固
体を濾過によりを集め、水で洗浄し、そして乾燥真空す
ると、2.0gの所望の生成物が白色固体として得られ
る、融点292−295℃。
【0093】
【実施例19】4−(4−クロロフェニル)−8−(3−(トリフルオ
ロメチル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
40mlのトルエン中の5.0gの4,5−ジヒドロ
−7−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピラゾ
ロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボン酸、エチル
エステル(実施例12)および2.5gのp−クロロフ
ェニルイソシアネートの混合物を、16時間還流加熱す
る。反応混合物を真空蒸発乾固し、そして水を残留物に
添加する。この混合物をクロロホルムで抽出し、そして
有機相を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして
濾過する。濾液を蒸発させると、8.51gの黄色油が
得られ、これをジエチルエーテルで粉砕すると、白色固
体が得られる。この固体を集め、そして乾燥真空する
と、4−(((4−クロロフェニル)アミノ)カルボニ
ル)−4,5−ジヒドロ−7−(3−(トリフルオロメ
チル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−
3−カルボン酸、エチルエステル、融点163−165
℃。
【0094】20mlの5%の水性水酸化ナトリウム中
の1.0gの部分の前の化合物を撹拌し、そして油浴の
中で120℃において3時間加熱する。反応混合物を室
温に冷却し、そして白色固体が形成する。固体を集め、
水で洗浄し、次いで氷酢酸で洗浄する。生成物を乾燥真
空すると、700mgの所望の生成物が淡黄色固体とし
て得られ、これをトルエンから再結晶化する、融点17
7−180℃。
【0095】
【実施例20】3,5−ジオキソ−8−(3−(トリフルオロメチル)
フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラ
アザアセナフチレン−3,5(4H)−アセトアミド 窒素下に、50mlの乾燥N,N−ジメチルホルムア
ミドの中で5.0gの8−(3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テ
トラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン(実
施例14に記載されているようにして調製した)の撹拌
した混合物に、800mgの60%の水酸化ナトリウム
(鉱油中の分散液)を添加する。この混合物を室温にお
いて2時間撹拌する。次いで、3.4gの2−ヨウドア
セトアミドを添加し、そして撹拌を48時間続ける。反
応混合物を蒸発乾固し、次いで水で処理する。固体の沈
澱を濾過により集め、そして乾燥すると、5.0gの所
望の生成物が白色固体として得られる。生成物をアセト
ニトリル−N,N−ジメチルホルムアミド−水から再結
晶化する、融点282−284℃。
【0096】
【実施例21】4−エチル−8−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザア
セナフチレン−3,5(4H)−ジオン 窒素下に、50mlのN,N−ジメチルホルムアミド
中の5.0gの8−(3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザ
アセナフチレン−3,5(4H)−ジオン(実施例4に
記載するように調製した)の撹拌した混合物に、800
mgの60%の水酸化ナトリウム(鉱油中の分散液)を
添加する。この混合物を室温において2時間撹拌し、次
いで10mlのヨウドエタンを添加し、そして撹拌を4
8時間続ける。反応混合物を蒸発乾固し、次いで水で処
理し、単離されるゴム状固体をクロロホルム中に溶解
し、そして抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥する。蒸
発させると、油が得られ、これをジエチルエーテル−ヘ
キサンで粉砕すると、黄色固体が得られ、これを濾過に
よりを集め、2.0gの所望の生成物が白色固体として
得られる。生成物をイソプロピルアルコールから再結晶
化する、融点161−163℃。
【0097】
【実施例22】4−((4−ニトロフェニル)メチル)−8−(3−
(トリフルオロメチル)フェニル)−3H,6H−1,
4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5
(4H)−ジオン 窒素下に、50mlのN,N−ジメチルホルムアミド
の中で5.0gの8−(3−(トリフルオロメチル)フ
ェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラア
ザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン(実施例1
4に記載するように調製した)の撹拌した混合物に、8
00mgの60%の水酸化ナトリウム(鉱油中の分散
液)を添加する。この混合物を室温において2時間撹拌
し、次いで10mlのN,N−ジメチルホルムアミド中
の3.3gの4−ニトロベンジルブロミドを添加し、そ
してこの混合物を室温において40時間撹拌する。この
混合物を真空蒸発乾固し、次いで水で処理すると、黄褐
色固体が得られる。固体を濾過によりを集め、水で洗浄
し、そして乾燥する。固体をジクロロメタン中に溶解
し、そしてケイ酸マグネシウムの短いカラムに通過させ
る。溶離液を真空蒸発すると、5.9gの所望の生成物
が淡黄色固体としてが得られる。生成物をイソプロピル
アルコール−酢酸エチルから再結晶化する、融点184
−186℃。
【0098】
【実施例23】4(フェニルメチル)−8−(3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テ
トラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン 窒素下に、40mlのN,N−ジメチルホルムアミド
中の4.0gの8−(3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザ
アセナフチレン−3,5(4H)−ジオン(実施例14
に記載するように調製した)の撹拌した混合物に、65
0mgの60%の水酸化ナトリウム(鉱油中の分散液)
を添加する。この混合物を室温において2時間撹拌し、
次いで2.5gの臭化ベンジルを添加し、そしてこの混
合物を40時間撹拌する。
【0099】この混合物を真空蒸発乾固し、次いで水で
処理すると、白色沈澱が得られ、これを集め、水で洗浄
し、そして空気乾燥する。固体をクロロホルム中に溶解
し、そしてこの溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そ
して濾過する。濾液を真空蒸発すると、7.0gの油が
得られ、これをジエチルエーテル−ヘキサンで粉砕する
と白色固体が得られる。この固体を集め、少量の熱トル
エン中に溶解し、そしてケイ酸マグネシウムを通して濾
過する。ヘキサンを白色沈澱が形成するまで濾液に添加
する。この混合物を氷上で冷却し、次いで濾過して所望
の生成物を集める。この物質を乾燥すると、1.5gの
白色固体が得られる、融点144−146℃。
【0100】
【実施例24】4,5−ジヒドロ−5−チオキソ−8−(3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル)−3H,6H−1,4,5
a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)
−ジオン −78℃に冷却した乾燥テトラヒドロフラン中の1.
00gの4,5−ジヒドロ−7−(3−(トリフルオロ
メチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン
−3−カルボキシアミド(実施例8に記載するように調
製した)の撹拌した混合物に、286mgの60%の水
酸化ナトリウム(鉱油中の分散液)を添加する。反応混
合物を−78℃において30分間撹拌し、次いで1,
1’−チオカルボニルジミダゾールを添加し、この混合
物を室温にゆっくり加温し、次いで36時間撹拌する。
この混合物を水で急冷し、5%の水性塩酸で中和し、そ
してクロロホルムで抽出する。抽出液を真空蒸発する
と、934mgの所望の生成物が得られる。
【0101】
【実施例25】5−(メチルチオ)−8−(3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル)−3H,6H−1,4,5a,8a−テ
トラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン 0℃に冷却した10mlの乾燥テトラヒドロフラン中の
100mgの4,5−ジヒドロ−5−チオキソ−8−
(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−3H,6H
−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−
3,5(4H)−ジオンの溶液に、13mgの60%の
水酸化ナトリウム(鉱油中の分散液)を添加する。反応
混合物を0℃において15分間撹拌し、次いで過剰のヨ
ウ化メチルを添加し、そしてこの混合物を室温に加温
し、次いで3時間撹拌する。この混合物を水で急冷し、
クロロホルムで抽出し、そして抽出液を真空蒸発する
と、47mgの所望の生成物が得られる、融点234−
237℃(分解)。
【0102】
【実施例26】4,5−ジヒドロ−8−フェニル−5−チオキソ−3
H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチ
レン−3,5(4H)−ジオン 304mlの乾燥テトラヒドロフラン中の7.6gの
4,5−ジヒドロ−7−フェニルピラゾロ(1,5−
a)ピリミジン−3−カルボキシアミド(本出願人に係
る米国特許第4,847,256号の実施例25に記載
するように調製した)の混合物を撹拌し、そして窒素下
に−78℃に冷却し、そして2.17gの60%の水酸
化ナトリウム(鉱油中の分散液)を添加する。この混合
物を−78℃において30分間撹拌し、次いで4.84
gの1,1’−チオカルボニルジミダゾールを一度に添
加し、そして温度を−78℃に2時間保持し、次いで室
温にゆっくり室温に上げる。撹拌を48時間続け、次い
で反応混合物を500mlの水で急冷し、そして5%の
水性塩酸で中和する。結晶質固体が形成し、これを濾過
によりを集め、エーテルで粉砕し、濾過し、そして乾燥
すると、3.2gの所望の生成物が白色結晶として得ら
れる、融点289−291℃。
【0103】
【実施例27】8−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5
−チオキソ−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラ
アザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン 63.0gの7−(3−フルオロフェニル)−4,5
−ジヒドロピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カ
ルボキシアミド(実施例11)および2.5lの乾燥テ
トラヒドロフランの混合物を撹拌し、そして−78℃に
ドライアイス−アセトン浴中で冷却し、次いで18.0
gの水素化ナトリウム(鉱油中の60%の懸濁液)を一
度に添加する。この混合物を−78℃において1.5時
間撹拌し、次いで40.0gの1,1’−チオカルボニ
ルジミダゾールを添加し、そして撹拌を−78℃におい
て2時間続ける。この混合物を室温に加温し、48時間
撹拌し、次いで反応を2.5lの水で急冷し、そして5
%の水性塩酸で中和する。形成する結晶質固体を集め、
エーテルで洗浄し、乾燥すると、54.6gの所望の生
成物がクリーム色の結晶として得られる、融点298−
300℃。
【0104】
【実施例28〜30】2−メチル−3−ジメチルアミノ
クリロフェノンを3−アミノ−4−シアノピラゾールと
氷酢酸中で、本出願人に係る米国特許第4,236,0
05号に記載されている手順に従い、反応させると、下
表Vに記載されている対応する6−メチル−7−(置換
フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カ
ルボニトリルが得られる。
【0105】
【表5】
【0106】
【実施例31】6−メチル−7−(3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3−カルボキ
シアミド 27.6gの6−メチル−7−((3−トリフルオロ
メチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン
−3−カルボニトリルおよび175mlの濃硫酸の混合
物を、室温において4時間撹拌する。次いで、溶液を撹
拌しながら注意して氷水中に注ぐ。形成する白色沈澱を
集め、水で洗浄し、次いで飽和重炭酸ナトリウム溶液で
洗液が中性になるまで洗浄する。固体を1のイソプロピ
ルアルコールとともに加熱し、そして濾過する。生ずる
白色固体を乾燥真空すると、この実施例の生成物が無色
の固体として得られる、融点237−239℃。
【0107】
【実施例32〜33】実施例31の手順を反復して、
6,7−二置換ピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−3
−カルボニトリルを加水分解して対応するカルボキシア
ミドを生成する。結果を下表VIに記載する。
【0108】
【表6】
【0109】
【実施例34】4,5−ジヒドロ−6−メチル−7−(3−(トリフル
オロメチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミ
ジン−3−カルボキシアミド 18.7gの量の6−メチル−7−(3−(トリフル
オロメチル)フェニル)ピラゾロ(1,5−a)ピリミ
ジン−3−カルボキシアミド(実施例31に記載するよ
うに調製した)を200mlの氷酢酸(氷浴中で冷却し
た)中の懸濁液として窒素下に撹拌し、次いで3.67
gのシアノホウ水素化ナトリウムを反応混合物を少しず
つ添加する。氷浴中で1時間撹拌した後、この混合物を
室温において4.5時間撹拌する。この溶液を蒸発乾固
し、次いで水を添加し、形成する固体を濾過によりを集
め、そして水性飽和重炭酸ナトリウム溶液で、次いで水
で洗浄する。次いで、生成物を酢酸エチル−ヘキサンか
ら再結晶化すると、16.2gの所望の生成物が得られ
る、融点200−202℃。
【0110】
【実施例35〜36】実施例34の手順を反復して、
6,7−二置換ピラゾロ(1,5−a)ピリミジンを還
元して対応する4,5−ジヒドロ−6,7−二置換ピラ
ゾロ(1,5−a)ピリミジンを生成する。結果を下表
VIIに記載する。
【0111】
【表7】
【0112】
【実施例37】8−((3−トリフルオロメチル)フェニル)−4,5
−ジヒドロ−5−チオキソ−3H,6H−1,4,5
a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)
−ジオン 5.0gの7−((3−トリフルオロメチル)フェニ
ル)−4,5−ジヒドロ−6−メチルピラゾロ(1,5
−a)ピリミジン−3−カルボキシアミド(実施例3
4)および0.2lの乾燥テトラヒドロフランの混合物
を撹拌し、そしてドライアイス−アセトン浴の中で−7
8℃に冷却し、次いで1.43gの60%の水酸化ナト
リウム(鉱油中の分散液)を一度に添加する。この混合
物を−78℃において1.5時間撹拌し、次いで3.1
9gの1,1’−チオカルボニルジミダゾールを添加
し、そして−78℃において2時間撹拌する。この混合
物を室温に加温し、そして48時間撹拌し、次いで反応
を0.5lの水で急冷し、そして5%の水性塩酸で中和
する。形成する結晶質固体を集め、エーテルで洗浄し、
そして乾燥すると、4.0gの所望の生成物がクリーム
色の結晶として得られる、融点269−271℃。
【0113】
【実施例38】8−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−7−
メチル−5−チオキソ−3H,6H−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
5.0gの7−(4−クロロフェニル)−4,5−ジ
ヒドロ−6−メチルピラゾロ(1,5−a)ピリミジン
−3−カルボキシアミド(実施例35)および0.2l
の乾燥テトラヒドロフランの混合物を撹拌し、そしてド
ライアイス−アセトン浴の中で−78℃に冷却し、次い
で1.43gの60%の水酸化ナトリウム(鉱油中の分
散液)を一度に添加する。この混合物を−78℃におい
て0.5時間撹拌し、次いで3.19gの1,1’−チ
オカルボニルジミダゾールを添加し、そして−78℃に
おいて2時間撹拌する。この混合物を室温に加温し、そ
して48時間撹拌し、次いで反応を0.5lの水で急冷
し、そして5%の水性塩酸で中和する。形成する結晶質
固体を集め、エーテルで洗浄し、そして乾燥すると、
4.2gの所望の生成物がクリーム色の結晶として得ら
れる、融点283−285℃。
【0114】
【実施例39】8−(3−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−7−
メチル−5−チオキソ−3H,6H−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオ
5.0gの7−(3−クロロフェニル)−4,5−ジ
ヒドロ−6−メチルピラゾロ(1,5−a)ピリミジン
−3−カルボキシアミド(実施例36)および0.2l
の乾燥テトラヒドロフランの混合物を撹拌し、そしてド
ライアイス−アセトン浴の中で−78℃に冷却し、次い
で1.43gの60%の水酸化ナトリウム(鉱油中の分
散液)を一度に添加する。この混合物を−78℃におい
て0.5時間撹拌し、次いで3.19gの1,1’−チ
オカルボニルジミダゾールを添加し、そして−78℃に
おいて2時間撹拌する。この混合物を室温に加温し、そ
して48時間撹拌し、次いで反応を0.5lの水で急冷
し、そして5%の水性塩酸で中和する。形成する結晶質
固体を集め、エーテルで洗浄し、そして乾燥すると、
4.0gの所望の生成物がクリーム色の結晶として得ら
れる、融点289−291℃。
【0115】前述の特許、特許出願および刊行物をここ
に引用によって加える。
【0116】本発明の多数の変化は、上の詳細な説明に
照らして当業者にとって明らかであろう。すべてのこの
ような明らかな変更は添付請求の範囲の完全な意図する
範囲内である。
【0117】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0118】1、式:
【0119】
【化44】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは
【0120】
【化45】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
素から選択され、R5は水素または1〜10個の炭素原
子を有するアルキルであり、そして A−Bは−C=C−R3−または−CH−CH−である、 │ R3 から成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
許容されうる塩。
【0121】2、7,8−ジヒドロ−8−(3−(トリ
フルオロメチル)フェニル)−3,6−1,4,5
a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4
−ジオンまたはその製剤学的に許容されうる塩である、
上記第1項記載の化合物。
【0122】3、4−メチル−8−(3−(トリフルオ
ロメチル)フェニル)−3,6−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4)−ジオ
ンである、上記第1項記載の化合物。
【0123】4、8−(3−ピリジニル)−3,6
−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−
3,5(4)−ジオンまたはその製剤学的に許容され
うる塩である、上記第1項記載の化合物。
【0124】5、8−(3−(トリフルオロメチル)フ
ェニル)−3,6−1,4,5a,8a−テトラア
ザアセナフチレン−3,5(4)−ジオンまたはその
製剤学的に許容されうる塩である、上記第1項記載の化
合物。
【0125】6、4−エチル−8−(3−(トリフルオ
ロメチル)フェニル)−3,6−1,4,5a,8
a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4)−ジオ
ンまたは製剤学的に許容されうる塩である、上記第1項
記載の化合物。
【0126】7、約50〜約250mgの上記第1項記
載の化合物および製剤学的に許容されうる担体または希
釈剤からなる、ヒトおよび他の哺乳動物における認識の
障害を処置するためのヌートロッピック(nootro
pic)組成物。
【0127】8、ヒトおよび温血動物に、有効量の式:
【0128】
【化46】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは
【0129】
【化47】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
素から選択され、R5は水素または1〜10個の炭素原
子を有するアルキルであり、そして A−Bは−C=C−R3−または−CH−CH−である、 │ R3 から成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
許容されうる塩を内部に投与することからなる、ヒトお
よび他の温血動物において認識および関係する神経性の
行動の問題を処置する方法。
【0130】9、式:
【0131】
【化48】 式中、R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアル
キル、カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、
ベンジルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る
群より選択され、R2およびR3は水素または1〜3個の
炭素原子を有するアルキルであり、R4は3−ピリジニ
ルまたは
【0132】
【化49】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
素から選択され、R5は水素または1〜10個の炭素原
子を有するアルキルであり、そして A−Bは−C=C−R3−または−CH−CH−である、 │ R3 から成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
許容されうる塩を調製する方法であって、(a)式
【0133】
【化50】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りであり、そしてGはエチルエステルまたはNH2
ある、の化合物を、(b)(i)式
【0134】
【化51】 式中、Gはエチルエステルであり、そしてR1は上に定
義した通りである、の化合物と反応させて、式
【0135】
【化52】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定
義した通りであり、そしてOEtはエチルエステルであ
る、を生成し、そして(b)(ii)工程(b)(i)
の生成物を塩基と反応させて、式
【0136】
【化53】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定
義した通りである、の化合物を生成するか、あるいは
(c)式
【0137】
【化54】 式中、Zは
【0138】
【化55】 Clまたはメトキシである、の化合物と、(d)(i)
不活性溶媒中で反応させて、式
【0139】
【化56】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りである、の化合物を生成し、そして(d)(ii)
工程(d)(i)の生成物をアルキル化剤と反応させ
て、式
【0140】
【化57】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定
義した通りである、の化合物を生成する、からなる方
法。
【0141】10、式:
【0142】
【化58】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは
【0143】
【化59】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
素から選択され、R5は水素または1〜10個の炭素原
子を有するアルキルであり、そして A−Bは−C=C−R3−または−CH−CH−である、 │ R3 から成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
許容されうる塩を調製する方法であって、(a)式:
【0144】
【化60】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りである、の化合物を、1,1’−カルボニルジミダ
ゾール、ホスゲンまたはジメチルカーボネートと、ジオ
キサンまたはテトラヒドロフランから選択される溶媒中
で、窒素下に、還流温度において約4〜約96時間反応
させ、 (b)溶媒を蒸発させ、そして残留物を水で処理して、
過剰の1,1’−カルボニルジミダゾール、ホスゲンま
たはジメチルカーボネートを分解し、 (c)収集し、乾燥しそして残留する固体を溶媒から再
結晶化して、式
【0145】
【化61】 式中、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
通りである、のジオン生成物を生成し、 (d)前記ジオン生成物を約6〜約60時間溶媒中で窒
素下に室温において、水素化ナトリウムを塩基として使
用して、ヨウ化メチル、2−ヨウドアセトアミドおよび
臭化ベンジルから成る群より選択されるアルキル化剤で
アルキル化し、そして (e)反応混合物の生成物を蒸発乾固し、そして (f)残留物を普通の手段により精製する、ことからな
る方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨセフ・ウイリアム・エプスタイン アメリカ合衆国ニユーヨーク州10950モ ンロー・ブライアウツドアベニユー19 (72)発明者 ジエレミイ・イアン・レビン アメリカ合衆国ニユーヨーク州10977ス プリングバレイ・イーストハイトマンド ライブ81 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 487/16 A61K 31/519 A61P 25/28,9/12 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1、式: 【化1】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
    カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
    ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
    選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
    アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは 【化2】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
    異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
    有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
    シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
    およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
    ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
    され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
    素から選択され、 R5は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキ
    ルであり、そしてA−Bは−C=C−または−CH−C
    H−である ら成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
    許容されうる塩。
  2. 【請求項2】 約50〜約250mgの請求項1記載
    化合物および製剤学的に許容されうる担体または希釈剤
    からなる、ヒトおよび他の哺乳動物における認識の障害
    を処置するためのヌートロッピック(nootropi
    c)組成物。
  3. 【請求項3】 血動物(ヒトを除く)に、有効量の
    式: 【化3】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
    カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
    ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
    選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
    アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは 【化4】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
    異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
    有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
    シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
    およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
    ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
    され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
    素から選択され、 R5は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキ
    ルであり、そしてA−Bは−C=C−または−CH−C
    H−である ら成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
    許容されうる塩を内部に投与することからなる、温血動
    (ヒトを除く)において認識の障害を処置する方法。
  4. 【請求項4】 式: 【化5】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
    カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
    ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
    選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
    アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは 【化6】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
    異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
    有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
    シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
    およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
    ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
    され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
    素から選択され、 R5は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキ
    ルであり、そしてA−Bは−C=C−または−CH−C
    H−である ら成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
    許容されうる塩を調製する方法であって、 (a)式 【化7】 式中、 R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した通りで
    あり、そしてGはエチルエステルである、 の化合物を、 (b)(i)式 【化8】R1−NCO 式中 1 は上に定義した通りである、 の化合物と反応させて、式 【化9】 式中、 R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
    通りであり、そしてOEtはエチルエステルである、 を生成し、そして (b)(ii)工程(b)(i)の生成物を塩基と反応
    させて、式 【化10】 式中、 R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
    通りである、 の化合物を生成する方法。
  5. 【請求項5】 式: 【化62】 式中、 1 は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
    カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
    ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
    選択され、 2 およびR 3 は水素または1〜3個の炭素原子を有する
    アルキルであり、 4 は3−ピリジニルまたは 【化63】 であり、ここで 6 およびR 7 は同一であるか、あるいは
    異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
    有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
    シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
    およびアシルの両者は1〜3個 の炭素原子を有する)、
    ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
    され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
    素から選択され、 5 は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキ
    ルであり、そしてA−Bは−C=C−または−CH−C
    H−である、 から成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
    許容されうる塩を調製する方法であって、 (a)式 【化64】 式中、 2 、R 3 、R 4 、R 5 およびA−Bは上に定義した通りで
    あり、そして GはNH 2 である、 の化合物を、 (c)式 【化11】 式中、 Zは 【化12】 Clまたはメトキシである、 の化合物と、 (d)(i)不活性溶媒中で反応させて、式 【化13】 式中、 R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した通りで
    ある、 の化合物を生成し、そして (d)(ii)工程(d)(i)の生成物をアルキル化
    剤と反応させて、式 【化14】 式中、 R1、R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した
    通りである、 の化合物を生成する方法。
  6. 【請求項6】 式: 【化15】 式中、 R1は水素、1〜10個の炭素原子を有するアルキル、
    カルボキシアミドメチル、4−クロロフェニル、ベンジ
    ルおよび(4−ニトロフェニル)メチルから成る群より
    選択され、 R2およびR3は水素または1〜3個の炭素原子を有する
    アルキルであり、 R4は3−ピリジニルまたは 【化16】 であり、ここでR6およびR7は同一であるか、あるいは
    異なり、そして水素、ハロゲン、1〜3個の炭素原子を
    有するアルキル、1〜3個の炭素原子を有するアルコキ
    シ、N−アルキル−N−アシルアミノ(ここでアルキル
    およびアシルの両者は1〜3個の炭素原子を有する)、
    ニトロ、およびトリフルオロメチルから成る群より選択
    され、ここでハロゲンは塩素、フッ素、臭素およびヨウ
    素から選択され、 R5は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキ
    ルであり、そしてA−Bは−C=C−または−CH−C
    H−である ら成る群より選択される化合物またはその製剤学的に
    許容されうる塩を調製する方法であって、 (a)式: 【化17】 式中、 R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した通りで
    ある、 の化合物を、1,1’−カルボニルジミダゾール、ホス
    ゲンまたはジメチルカーボネートと、ジオキサンまたは
    テトラヒドロフランから選択される溶媒中で、窒素下
    に、還流温度において約4〜約96時間反応させ、 (b)溶媒を蒸発させ、そして残留物を水で処理して、
    過剰の1,1’−カルボニルジミダゾール、ホスゲンま
    たはジメチルカーボネートを分解し、 (c)収集し、乾燥しそして残留する固体を溶媒から再
    結晶化して、式 【化18】 式中、 R2、R3、R4、R5およびA−Bは上に定義した通りで
    ある、 のジオン生成物を生成し、 (d)前記ジオン生成物を約6〜約60時間溶媒中で窒
    素下に室温において、水素化ナトリウムを塩基として使
    用して、アルキル化剤でアルキル化し、そして (e)反応混合物の生成物を蒸発乾固し、そして (f)残留物を普通の手段により精製する、 ことからなる方法。
JP3045452A 1990-02-21 1991-02-19 2,4,8−三置換−3H,6H−1,4,5a,8a−テトラアザアセナフチレン−3,5(4H)−ジオン類 Expired - Lifetime JP3046851B2 (ja)

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