JP3046583U - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP3046583U
JP3046583U JP1997008052U JP805297U JP3046583U JP 3046583 U JP3046583 U JP 3046583U JP 1997008052 U JP1997008052 U JP 1997008052U JP 805297 U JP805297 U JP 805297U JP 3046583 U JP3046583 U JP 3046583U
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antenna
antenna device
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holding part
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JP1997008052U
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Inventor
一吉 今関
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株式会社ゼネラル リサーチ オブ エレクトロニックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナを雨や雪に曝されないように保護す
ると共にアンテナの取り付け作業の簡易化が図れるアン
テナ装置を提供する。 【解決手段】 外周縁部で互いに嵌め合わせ自在とした
2つの箱状カバー部分a1,a2により、アンテナ素子B
を収納する室を形成し、一方のカバー部分a1の一端か
ら延長する持受部a3と、これに重ね合わされる分離持
受部a4とで支柱部材Cを挟持し、両持受部をそれに挿
通したボルト11で結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、アンテナを雨や雪に曝されないように保護すると共に最適な方向及 び位置に容易に取り付け可能なアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アンテナは、送信機で作った送信電力を空間に放射したり、また空間を伝わっ てきた電波を取り入れて受信機に送り込む役割を果たすものであるから、一般に 電波障害のない屋外に配設される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
屋外に設置されるアンテナは、雨や雪に直接曝されることから、金属腐蝕によ る損傷を受け易く、耐久性に問題がある。
【0004】 本考案の主たる目的は、アンテナを雨や雪などに曝されないように安全に保護 すると共にアンテナ取り付け作業の簡易化を可能としたアンテナ装置を提供する ことにある。
【0005】 さらに本考案の他の目的は、前述した保護機能が発揮されるばかりでなく、ア ンテナを目的方向に変位させることを可能としたアンテナ装置を提供することに ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるアンテナ装置は、カバー本体を、外周縁部で互いに嵌め合わせ自 在であって、内部にアンテナ素子を収納できるように形成した2つの箱状カバー 部分と、前記一方の箱状カバー部分の一端から一体に延長する持受部と、前記持 受部に重ね合わせ自在とした分離持受部とで構成し、前記延長持受部および分離 持受部を、その重ね合わせ面間でカバー本体の取り付け用支持部材を挟持すると 共にボルト・ナットで結合できる構造としたことを要旨としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の好ましい実施の形態としては、図1〜図3のカバー本体Aを、外周縁 部に設けた段部1で互いに嵌め合わせ自在であって、内部にアンテナ素子Bを収 容できるように形成した2つの箱状カバー部分a1,a2と、前記一方の箱状カバ ー部分a1の一端から一体に延長する持受部a3と、前記持受部a3に重ね合わせ 自在とした分離持受部a4とから成り、前記延長持受部a3および分離持受部a4 の重ね合わせ面に支柱部材を挟持するための半円形の穴を設け、支柱部材を挟持 させた両持受部a3,a4を、それらに挿通したボルト11とそれに螺合させたナ ットの締め付けにより結合して構成する。
【0008】
【実施例】
図1〜図3に、本考案をPHS基地局の送受信用アンテナに実施した一例を示 す。 図1〜図3において、Aはアンテナ素子を収容するための合成樹脂製カバー本 体であり、外周縁部にそれぞれ設けた段部1により互いに嵌め合わせ自在とした 2つの箱状カバー部分a1,a2と、前記一方の箱状カバー部分a1の基端側から 一体に延長する持受部a3と、この持受部a3に重ね合わせ自在とした分離持受部 a4とで構成されている。
【0009】 図示の例では、2つの箱状カバー部分a1,a2により形成されたアンテナ収納 室には、アンテナ素子Bが収納されている。収納されるアンテナ素子Bは、その 基端部がカバー部分a1側に設けた3本の案内突片2により位置決めされ、かつ アンテナ素子の中央板部は、両カバー部分a1,a2の内面にそれぞれ設けた突起 3,4により挟持され、それらによりアンテナ素子は位置づれしないように保護 されている。この場合、例えば、一方の突起3の上面に接着剤を予め塗布してお き、そのうえにアンテナ素子をのせたあと、他方の突起4で挟持することにより 、強固な位置づれ防止効果が得られる。5はアンテナ素子Bに接続された同軸ケ ーブルであり、両箱状カバー部分a1,a2の嵌合縁側に、突き合わせると円形と なる半円形の穴6からカバー本体の外に引き出されるようになっている。7はケ ーブル挿通用穴6に嵌合したケーブル挿入用ゴムスリーブである。8は前記ケー ブル引き出し用穴と同様に両カバー部分の嵌合縁側に突き合わせると円形となる 半円形の水抜き穴である。
【0010】 前記箱状カバー部分a1の延長持受部a3とそれに重ね合わされる分離持受部a 4 には、重ね合わせると、上下方向に貫通する円形となる半円形の穴9が設けら れ、かつ4個所に厚さ方向に貫通するボルト挿通孔10が設けられている。
【0011】 上記アンテナ装置の構成によれば、2つの箱状カバー部分a1,a2の嵌め合わ せで形成されるアンテナ素子Bを収納したあと、図1に示すように、支柱部材C の周面に箱状カバー部分a1の延長持受部a3を当て付け、次いで支柱部材Cを中 にして分離持受部a4を前記延長持受部a3に重ね合わせ、そこで両持受部a3, a4の半円形の穴9の部分で支柱部材Cを挟持させた状態で、一方の持受部側か らボルト挿通孔10にボルト11を挿通し、これを他方の持受部側に設けたナッ ト12に螺合させて締め付けることにより、両持受部a3,a4を介し、アンテナ 素子を収納したカバー本体Aを支柱部材Cに強固に取り付けることができる。ま た、前記カバー本体Aは、支柱部材Cを回動支点として左右方向に向きを変えて 固定することが可能である。
【0012】 即ち、上記アンテナ装置の構成によれば、 (1)アンテナ素子を雨水に曝されないようにカバー本体で安全に保護できるか ら、金属腐蝕の防止に効果がある。特に金属腐蝕の進行を早める潮風等による塩 害からアンテナ素子を安全に保護できる。 (2)アンテナ素子を収納するカバー本体を、アンテナマスト等の支柱部材に簡 単容易に取り付けることができる。 (3)アンテナ素子を収納しているカバー本体は、支柱部材を支点として左右方 向に向きが自由に変えられるので、指向性を備えたアンテナ素子として機能させ ること及び風雨、雪の影響などを少なくすることができる。特に送信アンテナの 場合には、最適な方向、位置に取り付けることにより最高輻射効率を発揮させる ことができる。
【0013】 図4〜図5に、本考案の他の実施例を示す。 この実施例は、前記アンテナ素子を収納するカバー本体の向きを左右方向と上 下方向の双方に変えられ関節継手を組み合わせて構成したものである。 図4〜図5において、Dは関節継手であり、金属薄板製の第1部材d1、第2 部材d2および第3部材d3から成る。
【0014】 第1部材d1は、平板状の基板13にボルト挿通孔14を設けて形成したもの で、これをカバー本体側の両持受部a3,a4で挟持し、ボルト11とナット12 とにより、両持受部に固く支持できるようになっている。
【0015】 第2部材d2は、カバー本体を支持する前記第1部材d1を上下方向に回転自在 に支持する部材であり、前記基板13の一部に重ね合わされる基板15とその両 端を折り曲げた袖板16とから成る。17は回動支点となるボルト軸、18は基 板15側に設けた回動案内用の円弧穴、19は円弧穴に挿入されるように基板1 3に設けられたボルト軸である。これにより、前記第1部材d1は、ボルト軸1 7を支点として円弧穴18に沿って上下方向に回動自在とされている。
【0016】 第3部材d3は、前記第2部材d2を左右方向に回動自在に支持する部材であり 、基板20とその上下端を折り曲げて前記両袖板16,16の一部に重ね合わさ れる袖板21,21とから成る。22は回動支点となるボルト軸、23は袖板2 1側に設けた回動案内用の円弧穴、24は円弧穴に挿入されるように袖板16に 設けられたボルト軸である。これにより、前記第2部材d2は、ボルト軸22を 支点として円弧穴23に沿って回動自在とされている。 前記第3部材d3は、基板20に設けた取り付け孔(図示しない)を介し、ボ ルト25によって、例えば、壁体、柱体等の身体部26に固定される。
【0017】 上記の如く、アンテナカバー本体に関節継手Dを組み付けた構成によれば、ア ンテナ素子を収納しているカバー本体の向きを上下、左右の両方向に自在に変え られるので、所定の指向性を備えたアンテナ素子を容易に最適な方向及び位置に 設置することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、アンテナを雨や雪などに曝されないよ うに安全に保護すると共にアンテナの取り付け作業の簡易化を可能とし、かつ指 向性を備えたアンテナ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すアンテナ装置の側面図
である。
【図2】前記アンテナ装置の平面図である。
【図3】前記アンテナ装置の断面図である。
【図4】アンテナ装置に関節継手を組み合わせた構成の
部分平面図である。
【図5】上記組み合わせ構成の部分側面図である。
【符号の説明】
A カバー本体 1 段差 a1,a2 箱状カバー部分 a3 延長持受部 a4 分離持受部 2 アンテナ素子の位置決め用突片 3,4 アンテナ素子の挟持用突起 B アンテナ素子 5 同軸ケーブル 6 ケーブル挿通穴 7 ゴムスリーブ 8 水抜き穴 9 持受部に設けた支柱挿通用半円形穴 10 ボルト挿通孔 11 ボルト 12 ナット C 支柱部材 D 関接継手 d1 第1部材 d2 第2部材 d3 第3部材 13 基板 14 ボルト挿通孔 15 基板 16 袖板 17 ボルト軸 18 円弧穴 19 ボルト軸 20 基板 21 袖板 22 ボルト軸 23 円弧穴 24 ボルト軸 25 取り付け用ボルト

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー本体を、外周縁部で互いに嵌め合
    わせ自在であって、内部にアンテナ素子を収納できるよ
    うに形成した2つの箱状カバー部分と、前記一方の箱状
    カバー部分の一端から一体に延長する持受部と、前記持
    受部に重ね合わせ自在とした分離持受部とで構成し、前
    記延長持受部および分離持受部を、その重ね合わせ面間
    でカバー本体の取り付け用支持部材を挟持すると共にボ
    ルト・ナットで結合できる構造としたことを特徴とする
    アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記延長持受部と分離持受部の重ね合わ
    せ面に、支柱部材を挿通させるほぼ半円形の穴をそれぞ
    れ形成し、所要部位にボルト挿通孔を設けた請求項1に
    記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記延長持受部と分離持受部の重ね合わ
    せ面間で、カバー本体の向きを上下、左右の双方に変え
    られるようにした関節継手を挟持し、両持受部をボルト
    ・ナットで結合した請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記関節継手を、前記両持受部に挟持さ
    れる第1部材と、この第1部材を上下方向に回動自在に
    支持する第2部材と、この第2部材を左右に回動自在に
    支持する第3部材とで構成した請求項3に記載のアンテ
    ナ装置。
JP1997008052U 1997-08-26 1997-08-26 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP3046583U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254511A (ja) * 2005-10-28 2011-12-15 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ取付装置
JP2012034105A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Dx Antenna Co Ltd アンテナの防雪装置およびそれを備えるアンテナ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254511A (ja) * 2005-10-28 2011-12-15 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ取付装置
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