JP4540325B2 - テレビ受信用アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は,主にテレビ信号を受信するアンテナに関し,詳しくは高利得でも小型であり,取扱いの容易なテレビ受信用アンテナ装置に関する。
ブームの一端側には反射器を,他方には放射器を配設してなる従来のアンテナには,放射器として半波長ダイポールを用いたものがある。
この種のアンテナは,導波器のない構成となっていることから,全体の形状がコンパクトになっており,この為その取り付け場所は,家屋の屋根に備えたアンテナマストばかりでなく,ベランダや壁面等にも容易に取り付けができるように構成されている。
(例えば,特許文献1参照)
実開昭59−166505号公報
ところが,従来のアンテナは導波器のない構成となっているので,多素子八木アンテナと比較してアンテナ利得が低いといった問題があった。更に全体の形状がコンパクトに形成されていることから取扱性が良く,取り付け場所は家屋の屋根に備えたアンテナマストばかりでなく,ベランダや壁面等にも簡単な工事で設置が可能であることから,線状のエレメントで構成されたアンテナでは,各エレメントの先端が,アンテナ取付時や設置後に危険であったり,邪魔になったり後する問題があった。
本発明は,こうした問題点を解決するためになされたものであり,その目的は,小型で利得が高く,取扱性の良いテレビ受信用アンテナ装置を提供することにある。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は,ブームの一端側に放射器を,他方には複数のエレメントからなる反射器を配設してなるテレビ受信用アンテナ装置において,
前記反射器は,エレメントの一方端を相互に固定手段でもって固定されると共に,他方端も相互に固定手段でもって固定されることで,反射器の外形形状が略四角形状に構成されており,
前記放射器は,四角形状の2つのループが一辺を互いに共有した,スケルトンスロットアンテナから成り,
前記ブームの前記放射器とは反対側端部には,当該アンテナ装置を支持して対象物に設置するための支持金具が設けられ,
前記ブームの前記支持金具と前記放射器との間には,前記反射器を取り付けるための取付金具が当該ブームから突出して設けられ,
記反射器は,当該取付金具と当接板との間に挟み前記ブームに固定することで,前記支持金具と前記放射器との間に配置されており,
前記放射器を構成するスケルトンスロットアンテナは,ケーブル接続用の接続端子を有する給電部を備え,前記ブームには,該給電部を介して固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載のテレビ受信用アンテナ装置によれば,放射器が,四角形状の2つのループが一辺を互いに共有した,スケルトンスロットアンテナで構成されているので,小型化しても良好な利得が得られ,更にはこのスケルトンスロットアンテナの4方向の角部はRを大きくとった構成とすることができるので,当該アンテナ装置の取付時や取付後に危険となる事はない。
また,反射器は,反射器を構成するエレメントの一方端を相互に固定手段でもって固定されると共に,他方端も相互に固定手段でもって固定されることで,外形形状が略四角形状となるように構成されているので,当該アンテナ装置の取付時や取付後に反射器が危険であったり,邪魔になったりすることはない。
また,ブームの放射器とは反対側端部には,当該アンテナ装置を支持して対象物に設置するための支持金具が設けられ,反射器は,この支持金具と放射器との間に配置されることから,当該アンテナ装置は,アンテナマストだけでなく,ベランダや壁面等にも容易に設置することができる。
以下に,本発明を具体化した実施形態の例を,図面を基に詳細に説明する。
図1は本発明に係るテレビ受信用アンテナ装置の実施例を示す(a)は正面図であり,(b)は側面図である。図2は本発明の実施例を示す斜視図である。図3,図4は本発明の他の実施例である。
1は本発明に係るテレビ受信用アンテナ装置である。(以下,特に明示しない限りアンテナ装置と呼ぶ。)
このアンテナ装置1において,2は本発明のアンテナ装置1の放射器となるスケルトンスロットアンテナであり,ブーム10の一端側に設置されている。3はこのスケルトンスロットアンテナの給電部である。
5はブーム10の他方に設置されている反射器であり,本願の反射器は複数の線状のエレメントからなり,それを2分する形で上側(ここで上側,下側というのは図における配置における方向を示す,以下特に断りのない場合も同様である。)の反射器6と下側の反射器7とから構成されている。
ブーム5には図1に示されているように,周知の支持金具30が組み付けられており,建造物(例えば,アンテナマスト,ベランダ,壁面等)への取付が可能となっている。
次にスケルトンスロットアンテナ2について詳しく説明する。このスケルトンスロットアンテナは,四角形状の2つのループが一辺を互いに共有した形状に,金属材料を金型等で一体に成型したものである。このスケルトンスロットアンテナ2の給電部3は,高周波特性に影響しない樹脂材料で成形されたケースで覆われており,防水性等の信頼性をもたせている。更にこの樹脂ケースは,前記ブーム10の先端部と嵌合する固着部が同時に形成されており,螺子等の固着手段でもって簡単に取り付けられる構造であると共に,電気的特性に影響しない固着方法になっている。
アンテナ給電部3の下方側には,前記スケルトンスロットアンテナ2と引き込み線(同軸ケーブル。図示されていない)との接続を可能にする接続端子3aが設けられている。本発明の実施例では,前記接続端子3aはF型接栓であり,給電部3から突設するように構成されている。また,F型接栓3aの周径方向には,前記給電部3と一体に成形された円筒状の水切り3bが形成されており,給電部3及び接続端子3a等への雨水等の浸入を防止している。
尚,接続端子3aはF型接栓の例を示したが,給電部3内で同軸ケーブを直付けする方法でもよく,その方法は問わない。
また,接続端子3aの突出方向は,給電部3の後側からブーム10方向(奥行方向)に突設させることで,同軸ケーブルをブーム方向に沿わせて配線することが容易にできる構成例を示したが,給電部の底面側から突設させれば,更に防水性が良い給電部となる。
次に,反射器5について説明する。複数のエレメントからなる上側の反射器6と,下側の反射器7とから構成されている。
反射器6,7は夫々,エレメント固定金具11と,当該エレメント固定金具11に挿通され固着された複数本の線状のエレメント6a,6a・・・,7a,7a・・・と,当該エレメントの先端部を相互に固着するための固定手段20とからなる。
エレメント長,及び,各エレメント間の間隔は,受信周波数によって最適化されている。
固定手段20a,20b,20c,20dは,反射器6の外周を囲むように設けられており,本願の実施例では合成樹脂材料で成形されたものである。固定手段20a,20cは各エレメントの先端を覆うと共に,各先端部を相互に固定するためのもので,断面略コ字型に形成されている。
また,固定手段20b,20dも断面コ字型に形成されており,反射器の上外側と,下外側のエレメントを覆うように配設され,当該固定手段20b,20dの両端部は,前記固定手段20a,20cの両端部と嵌合しており,夫々任意の方法でもて固着されている。下側の反射器も同様な構成となっているが,下側の反射器7は,上記上側の反射器6とは上下を反対に取り付けられるので,説明も反対になる。このように構成された反射器6,7は,ブーム10に固着される。
尚,本願の実施例では,固定手段20b,20dはエレメントを覆うように構成した例を示したが,この実施例に限定されるものではなく,最も外側にあるエレメントよりも外側に配設して,前記固定手段20a,20cと固着するように構成しても良い。
次に,ブーム10に前記反射器6及び7を取り付ける方法を示す。ブーム10には反射器取付金具12が取り付けられている。反射器取付金具12は,図1に示すように,側面から見た形状は略T字型をしており,その側面方向と直交する面の断面図は略U字型をしている。そして,この取付金具12の略中央には,挿通孔が形成されており,当該挿通孔には前記ブーム10の他方端側からブームが挿通される。反射器取付金具12の側面中央部の突出部には取付孔が形成されており,当該取付孔とブーム10に形成された取付孔とを嵌合させて,取付金具12の外側方向から,例えばネジとナットの組合せによる固着手段でもって,取付金具12とブーム10の固着を行っている。
こうして,反射器取付金具12をブーム10に取り付けたのなら,反射器6,7を反射器取付金具12の後側に当接させる。この時,取付金具12に形成した反射器取付孔とエレメント取付金具11に形成した取付孔とを嵌合させて,更には反射器の後方側から,前記エレメント取付金具11に形成した取付孔と相対向する位置に取付孔を形成した当付板13を当て付け,当該当付板13と反射器取付金具12とでもって反射器を挟み込んで固着するのである。
このように構成されたアンテナ装置のブーム10の他方側には,周知の支持金具30が備えられており,図で示すようなアンテナマスト31に設置するだけでなく,ベランダや壁面等にも容易に設置可能となるのである。
アンテナ装置1の小型化は,アンテナ装置の取り付け性や取り扱い性が容易とし,この結果,アンテナの各先端部が取り付け時に危険になったり,設置後にも邪魔になったり,危険であるようになった。しかしながら本願の実施例のように,放射器2は四角形状の2つのループが一辺を互いに共有した,スケルトンスロットアンテナ2でもって構成されているので,小型化しても良好な利得が得られ,更にはこのスケルトンスロットアンテナの4方向の角部はRを大きくとった構成となっているので取付時や取付後に危険となる事はない。
反射器6,7には,反射器を構成するエレメントの先端部を相互に固定する固定手段20a,20cを設けると共に,反射器の上下方向にも固定手段20b,20dを備えたので,加えて当該固定手段は樹脂材料で形成されているので,特に反射器によって,危険であったり,邪魔になったりすることのないアンテナ装置を提供できるのである。
尚,本発明は上記実施例の形態に限定されるものではなく,例えば,図3に示すように,反射器5を一つで形成しても良いし,図4に示すように反射器の先端部を固定する固定手段を分割して,エレメントの先端部を固定する方法でもよく,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成や組合わせを適宜に変更して実施することも可能である。
本発明に係るテレビ受信用アンテナ装置の(a)は図1の正面図であり,(b)は側面図である。実施例を示す斜視図である。 実施例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1…テレビ受信用アンテナ装置,2…スケルトンスロットアンテナ(放射器),3…給電部,3a…接続端子,3b…水切り(円筒体),5…反射器,6…上側の反射器,6a…エレメント,7…下側の反射器,7a…エレメント,10…ブーム,11…エレメント固定金具,12…反射器取付金具,13…当付板,20(20a,20b,20C,20d)…固定手段,30…支持金具,31…アンテナマスト

Claims (1)

  1. ブームの一端側に放射器を,他方には複数のエレメントからなる反射器を配設してなるアンテナ装置において,
    前記反射器は,エレメントの一方端を相互に固定手段でもって固定されると共に,他方端も相互に固定手段でもって固定されることで,反射器の外形形状が略四角形状に構成されており,
    前記放射器は,四角形状の2つのループが一辺を互いに共有した,スケルトンスロットアンテナから成り,
    前記ブームの前記放射器とは反対側端部には,当該アンテナ装置を支持して対象物に設置するための支持金具が設けられ,
    前記ブームの前記支持金具と前記放射器との間には,前記反射器を取り付けるための取付金具が当該ブームから突出して設けられ,
    前記反射器は,前記取付金具と当接板との間に挟み前記ブームに固定することで,前記支持金具と前記放射器との間に配置されており,
    前記放射器を構成するスケルトンスロットアンテナは,ケーブル接続用の接続端子を有する給電部を備え,前記ブームには,該給電部を介して固定されていることを特徴としたテレビ受信用アンテナ装置。
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