JP2009147802A - 接地板付きアンテナ装置 - Google Patents

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正彦 小沢
Tadayuki Miyauchi
匡之 宮内
Shizunori Fujita
静憲 藤田
Tomoharu Suzuki
智晴 鈴木
Takeshi Tanaka
健 田中
Yoshiichi Wakao
伊市 若生
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Abstract

【課題】アンテナを固定対象に容易に取付けることができ、且つ取付構造による電気性能への影響を軽減して信頼性の高い接地板付きアンテナ装置を提供する。
【解決手段】接地板11の上面にアンテナ素子21を複数の素子絶縁スペーサを介して所定の高さに配設すると共に、接地板11の下面中央部に給電用の入出力接栓15を設ける。アンテナ素子21は、複数例えば4つの切欠き31a〜31dを設け、中心部を基準とした4つの放射素子32a〜32dを略等角度で放射状に形成する。接地板11には、切欠き31a〜31dのほぼ中央に対応する位置において、接地板11の上側から下側に突出するように外部取付ボルト45a〜45dを設ける。上記外部取付ボルト45a〜45dは、接地板11に対してナット46a〜46dにより着脱可能に取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信あるいは地上デジタル放送の中継装置等に使用される接地板付きアンテナ装置に関する。
地上デジタル(テレビジョン)放送(ISDB−T:Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)は、UHF帯の電波が使用され、その周波数帯域は470〜770MHz(13〜62チャンネル)が使用されている。また、近年では携帯電話などのモバイル機器に対するサービスが益々向上しており、既にモバイル機器向けの地上デジタル放送、所謂ワンセグ放送(1セグメント放送)が開始され、地上デジタル放送の番組が携帯電話などを使って、外出先・通勤途中で楽しめるようになってきている。
上記UHF帯域を使用した一般的な地上デジタル放送やワンセグ放送は、ビルの陰や地下街等に不感地帯を生じるので、それらの場所には中継装置を設置して不感地帯を無くす必要がある。地上に設置する場合には、中継用アンテナが大きくても十分な設置場所を確保できるので問題はないが、ビル内や地下街等では設置場所や美観等の問題から小形軽量のアンテナが要求される。
上記ビル内や地下街等に設置される屋内用アンテナとしては、従来例えば図4に示すように接地板付きアンテナ50が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図4において、51は例えば金属板を用いて形成された接地板で、この接地板51の前面側に所定長さの複数のスペーサ52a、52b、…により板状のアンテナ素子53が保持される。また、接地板51の背面側には、中央部に入出力接栓54が装着され、この入出力接栓54の中心導体55が接地板51に設けられた透孔56より絶縁状態を保って前面側に導出される。そして、上記入出力接栓54の中心導体55は、導線57を介して上記アンテナ素子53の給電点58に半田付け等により接続される。上記接地板付きアンテナ50には、アンテナ素子53を保護するためのアンテナカバー(図示せず)が設けられる。
上記のように構成された従来の接地板付きアンテナ50は、入出力接栓54の中心導体55とアンテナ素子53の給電点58との間を導線57により接続しているので、給電構造の寸法が不安定であり、アンテナ特性にばらつきが生じてしまうという問題がある。
このような問題を解決するため、従来では図5に示すように上記入出力接栓54として中心導体55の長いものを使用し、その中心導体55の先端をアンテナ素子53の給電点58に半田付け等により直接接続するようにしたものが考えられている。
上記のように中心導体55の長い入出力接栓54を使用し、中心導体55の先端をアンテナ素子53の給電点58に直接接続することにより、給電構造の寸法を安定化してアンテナ特性を改善することができる。
しかし、上記中心導体55の外径は入出力接栓54の特性により決定されるもので、一般的には2.2〜2.3mm程度の寸法に設定されており、アンテナ特性から要求される寸法に比較してかなり小さい値となっている。このため入出力接栓54の中心導体55を給電構造として利用する給電方法では、所望のアンテナ特性を得ることが困難である。
また、上記接地板付きアンテナ50をビル内や地下街等の天井に設置する場合、図6に示すように天井化粧板61に設けた複数の穴63から吊ボルト64を挿入し、上端を天井62に固定する。このとき吊ボルト64は、下端部を天井化粧板61の下側に所定長さ突出させておく。そして、接地板付きアンテナ50は、予めアンテナカバー59を取外しておき、接地板51に設けた取付け穴を吊ボルト64の下側先端部に挿入した後、吊ボルト64にナット65を螺着して固定する。その後、接地板付きアンテナ50にアンテナカバー59を取付けて取付け作業を完了する。
しかし、上記従来のアンテナ取付方法では、吊ボルト64の長さにより、アンテナ素子53の近傍に吊ボルト64の下側先端部が接近するため、アンテナの電気特性が劣化するという問題がある。また、吊ボルト64の正確な管理が困難なため、設置場所に応じてアンテナの特性が変化するという問題がある。
特開平9−93011号公報
上記図4に示すように入出力接栓54の中心導体55とアンテナ素子53の給電点58との間を導線57により接続するように構成した従来の接地板付きアンテナ50では、給電構造の寸法が不安定であり、アンテナ特性にばらつきが生じてしまうという問題がある。
また、図5に示すように中心導体55の長い入出力接栓54を使用し、中心導体55の先端をアンテナ素子53の給電点58に直接接続するように従来の接地板付きアンテナ50では、給電構造の寸法を安定化してアンテナ特性を改善することができるが、中心導体55の外径が入出力接栓54の特性により決定されるため、所要のアンテナ特性に合わせて変更することができず、所望のアンテナ特性を得ることが困難である。
また、図6に示したように、天井62に吊ボルト64を固定し、この吊ボルト64に接地板付きアンテナ50を取付けるようにした従来のアンテナ取付方法では、吊ボルト64の長さにより、アンテナ素子53の近傍に吊ボルト64の下側先端部が接近するためアンテナの電気特性が劣化し、また、吊ボルト64の正確な管理が困難なため設置場所に応じてアンテナの特性が変化するという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、アンテナを天井等の固定対象に容易に取付けることができ、且つ取付構造による電気性能への影響を軽減して信頼性の高い接地板付きアンテナ装置を提供することを目的とする。
また、給電構造の寸法を安定化し、且つ給電構造の寸法を所要のアンテナ特性に合わせて設定することができる接地板付きアンテナ装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る接地板付きアンテナ装置は、接地板と、前記接地板上に対向して設けられる複数の切欠きを有する平板状のアンテナ素子と、前記接地板に、前記アンテナ素子の複数の切欠き部分のほぼ中央に対応する位置に設けられるナットで固定された着脱可能な外部取付ボルトとを具備することを特徴とする。
第2の発明は、前記第1の発明に係る接地板付きアンテナ装置において、前記接地板の背面側に設けられ、中心導体が前記接地板の上面に導出される入出力接栓と、前記接地板と前記アンテナ素子との間に設けられ、下端部が前記入出力接栓の中心導体に導通状態を保って装着されると共に上端部が前記アンテナ素子の給電点に接続される所要の電気特性となるように外径が設定された給電軸とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、アンテナの接地板に予め外部取付ボルトを着脱可能に設けることにより、アンテナを天井等の固定対象に取付ける場合に、固定対象に吊ボルトを装着する必要がなく、吊ボルトによるアンテナ電気性能への影響を防止できると共に、工場出荷時に同構造での特性確認が可能となるため高い信頼性を得ることができる。
また、入出力接栓の中心導体に給電軸を装着してアンテナ素子に給電することにより、給電軸の外径を所要のアンテナ特性に合わせて変更することができる。給電軸は、外径寸法を自由に設定でき且つ機械加工により精度良く加工できるので、所要の電気特性となるように調整でき、給電構造、回路寸法の安定化及び電気特性の安定化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る接地板付きアンテナ装置10の構成図で、(a)はアンテナカバーを外した状態を示す平面図、(b)は一部を断面して示す側面図である。図2は入出力接栓を含む給電機構部を拡大して示す側面図である。
図1において、11はアルミニウム等の導体板を用いて例えば正方形状に形成された接地板で、その一辺の長さW1は電気特性上必要な展開寸法例えば約0.5λ(λは使用周波数帯における最低周波数の波長)に設定される。また、上記接地板11は、例えば四隅の両側をそれぞれ他の部分より広げて形成し、この広げた部分を上方に約90°折返して折返し部12a〜12hを形成する。上記折返し部12a〜12hの一辺の長さは、接地板11の長さW1の約15±5%に設定し、接地板11としての電気特性上必要な展開寸法を確保すると共にアンテナの整合作用を持たせている。また、上記折返し部12a〜12hには、それぞれ略中央にアンテナカバー固定用のネジ穴13を設け、アンテナ固定金具としての機能を持たせている。
上記のように折返し部12a〜12hは、接地板11としての電気特性上必要な展開寸法を確保すると共にアンテナ整合作用を有し、且つアンテナ固定金具としての機能を有している。
上記接地板11の背面側の中央部には、給電用端子として例えばNJ型の入出力接栓15が装着される。この入出力接栓15には、図示しないが無線装置のアンテナ入出力回路からの給電用同軸ケーブルが接続される。
上記入出力接栓15は、図2に示すように外導体16及び中心導体17を備え、外導体16が接地板11に電気的に接続される。また、中心導体17は、接地板11の中央部に設けられた透孔内を通り、接地板11と絶縁した状態で上方に所定長さ突出して設けられる。上記中心導体17の直径は、入出力接栓15の特性により決定されるもので、2.2〜2.3mm程度の値に設定されている。
上記入出力接栓15の中心導体17には、図2に示すように外側に予め雄ネジを形成している。上記入出力接栓15の中心導体17に合成樹脂に形成したリング状の給電スペーサ18を挿入した後、例えば黄銅等の金属部材により形成した所定長さの給電軸19を導通状態を保って装着する。この場合、給電軸19は、図2、図3に示すように予め上下両端にネジ穴20a、20bを形成すると共に所要の電気特性となるように外径Dを設定しており、下端側のネジ穴20bを入出力接栓15の中心導体17に螺着して固定する。上記給電軸19の外径Dは、例えば約9〜11mmの範囲で設定される。また、給電軸19の上端のネジ穴20aには、アンテナ素子21の給電点22部分をネジ23により固定する。上記給電スペーサ18及び給電軸19の合計の高さは、アンテナ素子21の高さHと同じであり、約λ/16に設定される。また、上記給電軸19の周囲には、接地板11とアンテナ素子21との間に整合用の無給電素子41a〜41dが設けられる。この無給電素子41a〜41dについては、詳細を後述する。
上記アンテナ素子21は、例えばアルミニウム等の金属板を用いて円板状に形成され、上記接地板11上に複数例えば4個の素子絶縁スペーサ24a〜24dにより所定の高さHにネジ25a〜25dにより固定される。
上記アンテナ素子21は、直径W2が約0.38λの大きさに設定され、例えば扇状の4つの切欠き31a〜31dによって中心部を基準とする4つの放射素子32a〜32dが設けられる。すなわち、アンテナ素子21は、4つの切欠き31a〜31dを設けることによって、中心部を基準とした4つの放射素子32a〜32dを等角度または略等角度で放射状に形成すると共に外周縁に沿ってリング形素子33を形成し、中心部すなわち放射素子32a〜32dの始端側を給電点22としている。上記4つの放射素子32a〜32dは、例えば接地板11の四隅方向に一致するように設けられる。
上記のように4本の放射素子32a〜32dを形成した場合、各素子の配置角度は90°となり、十字形状となる。上記放射素子32a〜32dの幅W3は約0.055λに設定され、リング形素子33の幅W4は放射素子32a〜32dの幅W3と略同じ値に設定される。
また、上記リング形素子33の外側には、放射素子32a〜32dの延長線上において、短絡素子としてショート板(スタブ)34a〜34dが接地板11との間に設けられる。上記ショート板34a〜34dは、リング形素子33と接地板11との間にネジ止めあるいは溶着等によって固定される。
上記のように放射素子32a〜32dの各先端側にリング形素子33を形成することによって給電点22におけるインピーダンスの値を大きくすることができ、例えば給電インピーダンスを略50Ωに整合させることができる。
次に、上記無給電素子41a〜41dの詳細について図2及び図3を参照して説明する。図3は給電軸19及び無給電素子41a〜41d部分を示す斜視図である。
上記整合用の無給電素子41a〜41dは、入出力接栓15の中心導体17に装着した給電軸19を中心として同心円上にほぼ等間隔で設けられ、下端部がネジ止め等によって接地板11上に固定される。無給電素子41a〜41dは、例えば金属板を使用して上部を外側方向、すなわち、給電軸19とは反対方向に約90°折返して逆L字状に形成したもので、折返し部42a〜42dを備えている。この無給電素子41a〜41dは、例えば中心からの間隔SDが約0.026λ、幅SWが0.019λ、高さSHが約0.055λ、折返し部42a〜42dの長さSLが約0.023λに設定される。
上記のように給電軸19を中心として同心円上にほぼ等間隔で設けられた無給電素子41a〜41dは、ショート板として作用し、インピーダンス特性を広帯域に亘って安定した状態に保持することができる。
上記無給電素子41a〜41dは、同心円上であれば回転した位置に設置しても問題はなく、任意の位置に設置することができ、その設置位置によって特性を微調整することが可能である。従って、例えば無給電素子41a〜41dの幅SWを狭くしたり、高さSHを変えたりしたときは、設置位置を調整することで元の特性を再現することができる。なお、図1ないし図3では、無給電素子41a〜41dの下側部も90°折返し、この折返し部分をネジ止めにより接地板11に固定している。
また、上記接地板11には、図1に示すように複数例えば4つの外部取付ボルト45a〜45dが着脱可能に設けられる。上記外部取付ボルト45a〜45dは、アンテナ素子21に設けた切欠き31a〜31d部分の略中央に対応する位置において、接地板11の上側から下側に突出して設けられ、ナット46a〜46dにより固定される。
上記のように接地板11に外部取付ボルト45a〜45dを組込むことにより、アンテナを例えばビル内や地下街の天井等の固定対象に容易に取付けることができる。
また、接地板11には、四隅に設けた折返し部12a〜12hにアンテナ素子21を保護するためのアンテナカバー47が装着される。このアンテナカバー47は、接地板11の折返し部12a〜12hに設けられたネジ穴13にネジ止めされて固定される。
上記のように構成されたアンテナ装置は、例えば地下街の天井に設置する場合には、アンテナカバー47を下側、接地板11を上側にし、接地板11に設けた外部取付ボルト45a〜45dを利用して天井に取付ける。
そして、地上に例えばワンセグ放送受信用の大型の屋外アンテナを設置し、この屋外アンテナで受信したワンセグ放送を中継用受信装置で受信・増幅し、同軸ケーブルにより上記アンテナ装置の入出力接栓15を介して給電点22に給電する。アンテナ装置は、給電点22に給電されると、給電点22からショート板34a〜34dの方向に給電電流が流れ、各放射素子32a〜32dから下方に向けて垂直偏波のTV電波が放射される。
従って、TV放送アンテナからの直接波が届かない地下街等においても、上記地下街に設置されたアンテナ装置から再送信されるワンセグ放送を、ワンセグ機能を備えた携帯電話等のモバイル機器により受信することが可能となる。
上記実施形態に示したアンテナ装置は、接地板11の四隅の両側をそれぞれ他の部分より広げて形成し、この広げた部分を上方に約90°折返して折返し部12a〜12hを形成し、この折返し部12a〜12hをアンテナカバー固定用の金具として併用する構成としているので、接地板11としての電気特性上必要な展開寸法を確保しながらアンテナ平面寸法(平面面積)の低減化を図り、アンテナの小形化が可能なる。また、接地板11について折曲げ加工が必要になるが、これに比較して非常に高価なアンテナカバー47の成型金型を小形化することかでき、コストの低減を図ることができる。
また、入出力接栓15の中心導体17にネジを形成し、このネジ部分に給電軸19を装着することにより、給電軸19の外径を所要のアンテナ特性に合わせて変更することができる。すなわち、給電軸19は、ネジ穴20a、20bの加工が可能な範囲で外径寸法を自由に設定できるので、所要の電気特性となるように調整することができる。また、給電スペーサ18及び給電軸19は、機械加工により精度良く加工できることから、給電構造、回路寸法の安定化及び電気特性の安定化が可能となる。従って、給電軸19の寸法決定後は、再調整を行う必要がなく、無調整化によるコスト低減を図ることができる。
また、アンテナ素子21に切欠き31a〜31dを設け、この切欠き31a〜31dの中央部分に対応する接地板11上に外部取付ボルト45a〜45dを取付けるようにしているので、接地板11上にアンテナ素子21を取付けた後でも、上記切欠き31a〜31dを利用して外部取付ボルト45a〜45dの取付け及び取外しが可能であり、作業性を向上することができる。
アンテナ素子21に切欠き31a〜31dが設けられていない場合、接地板11に対する外部取付ボルト45a〜45dの着脱は、アンテナ素子21を取外した状態で行わなければならず、時間が掛かると共に作業性が悪いという問題がある。しかし、本実施形態では、上記したようにアンテナ素子21の組込みの有無に関わらず、外部取付ボルト45a〜45dの取付け及び取外しが可能であり、作業性を向上して作業時間及びコストを低減することができる。
また、接地板11に予め外部取付ボルト45a〜45dを取付けておくことにより、接地板付きアンテナ装置10を天井に設置する場合は、外部取付ボルト45a〜45dを設置場所の天井化粧板に挿入し、その挿入先端側をワッシャーとナットにより固定することでアンテナの取付けを完了することができる。
従って、アンテナ素子21側には、どのような設置場所においても外部取付ボルト45a〜45dの頭部のみが位置している状態となり、電気性能への影響を軽減すると共に、工場出荷時に同構造での特性確認が可能となるため高い信頼性を得ることができる。また、外部取付ボルト45a〜45dは、頭部の寸法形状が安定しているため正確な管理が可能となり、電気性能変動を抑制すると共に電気特性面の品質管理も容易となる。更にアンテナ取付け時にアンテナカバー47を取外す必要が無く、工事コスト低減が可能であると共に、工事現場でのアンテナ組立作業がなくなることから信頼性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る接地板付きアンテナ装置の構成図で、(a)はアンテナカバーを外した状態を示す平面図、(b)は一部を断面して示す側面図である。 同実施形態における入出力接栓を含む給電機構部を拡大して示す側面図である。 同実施形態における給電軸及び無給電素子部分を示す斜視図である。 従来の接地板付きアンテナ装置の構成例を示す側面図である。 従来の接地板付きアンテナ装置の他の構成例を示す側面図である。 従来の接地板付きアンテナ装置を天井に設置する場合の説明図である。
符号の説明
10…接地板付きアンテナ装置、11…接地板、12a〜12h…折返し部、13…ネジ穴、15…入出力接栓、16…外導体、17…中心導体、18…給電スペーサ、19…給電軸、20a、20b…ネジ穴、21…アンテナ素子、22…給電点、23…ネジ、24a〜24d…素子絶縁スペーサ、25a〜25d…ネジ、31a〜31d…切欠き、32a〜32d…放射素子、33…リング形素子、34a〜34d…ショート板、41a〜41d…無給電素子、42a〜42d…折返し部、45a〜45d…外部取付ボルト、46a〜46d…ナット、47…アンテナカバー。

Claims (2)

  1. 接地板と、前記接地板上に対向して設けられる複数の切欠きを有する平板状のアンテナ素子と、前記接地板に、前記アンテナ素子の複数の切欠き部分のほぼ中央に対応する位置に設けられるナットで固定された着脱可能な外部取付ボルトとを具備することを特徴とする接地板付きアンテナ装置。
  2. 前記接地板の背面側に設けられ、中心導体が前記接地板の上面に導出される入出力接栓と、前記接地板と前記アンテナ素子との間に設けられ、下端部が前記入出力接栓の中心導体に導通状態を保って装着されると共に上端部が前記アンテナ素子の給電点に接続される所要の電気特性となるように外径が設定された給電軸とを具備することを特徴とする請求項1に記載の接地板付きアンテナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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