JP4728930B2 - 地板付きコーナーレフレクタアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、広帯域特性を有する地板付きコーナーレフレクタアンテナに関する。
従来の地板付きコーナーレフレクタアンテナは、図11に示すように、使用周波数に対して一辺が約0.6波長(λ)の大きさの矩形状金属導体からなる地板21と、太さが約0.015波長、長さが約0.25波長の棒状の金属導体からなる放射器22と、2枚の矩形状金属板23a、23bを所定の角度に組合せたコーナー状反射器23とで構成している。そして、放射器22を地板21の中心付近に絶縁碍子24により絶縁した状態でほぼ垂直に設置すると共に、コーナー状反射器23を放射器22とコーナー状反射器23の頂角との間隔が0.35波長程度となるように離して地板21上に垂直に設置し、給電線25からの信号を放射器22に給電することにより、単向性アンテナとしている。
そして、従来では、コーナー状反射器23は、幅が約0.35波長、高さが約0.45波長の金属板23a、23bを約120度の角度で組合せている。このときの垂直偏波垂直面の指向性を図12(a)に、垂直偏波水平面の指向性を図12(b)に示す。
上記のように構成された従来の地板付きコーナーレフレクタアンテナは、図12(a)に示されているように、垂直面指向性の最大感度方向が水平に対して約27.5度上方の角度方向(打上げ方向)となっている。
また、本発明に関連する技術として、略長方形に形成されたダイポール素子の後方に所定の間隔を保ってコーナーレフレクタを設けてなるUHF帯用広帯域アンテナが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このUHF帯用広帯域アンテナは、板状あるいはその中央部に空隙を設けたダイポール素子を使用し、給電側から放射される電波の振幅と非給電側から放射される電波のバランスをとることで、指向性(垂直面)の最大値方向が仰角にチルトするのを防止している。
特開2005−244926号公報
上記従来の地板付きコーナーレフレクタアンテナは、地板21を水平に設置して垂直偏波で使用しようとした場合、垂直偏波垂直面指向性の最大感度方向が図12(a)に示したように水平に対して約27.5度打ち上げた方向になり、この結果水平方向の感度が約1.5dB低下するという問題があった。
また、地板21を小さくしようとすると、最大感度方向の打上げとなる角度が更に大きくなり、水平方向の感度も更に低下するため地板21を小さくすることができない。
更にまた、広帯域な周波数範囲で使用しようとすると、周波数に対するインピーダンスの変化が大きく、特性を広帯域化することが困難である。このときの特性インピーダンス50Ωに対する電圧定在波比(VSWR)特性を図13に示す。図13は、横軸に周波数(f/f)をとり、縦軸に電圧定在波比をとって示した。なお、上記fは中心周波数を示している。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、垂直面指向性の最大感度方向が打上げ方向となるのを軽減でき、水平方向の感度の低下を軽減すると共に指向特性及びインピーダンス特性が広帯域な地板付きコーナーレフレクタアンテナを提供することを目的とする。
第1の発明に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナは、地板と、前記地板上の一端部に略垂直に設けられ、2枚の矩形状金属板を所定の角度に組合せてなるコーナー状反射器と、前記コーナー状反射器の上端に設けられる略三角形状の遮蔽板と、前記地板の前端中央部と前記コーナー状反射器の頂角との間に垂直に設けられる所定寸法の長辺と短辺を持つ矩形状金属板からなる放射器と、前記放射器の前端側に下端から所定距離離して設けられる放射用切欠きと、前記放射器の上辺に設けられる調整用切欠きと、前記放射用切欠きの前端側の両側に設けられる給電点とを具備し、前記給電点にインピーダンス変換器を介して給電することを特徴とする。
第2の発明に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナは、地板と、前記地板上の一端部に略垂直に設けられ、2枚の矩形状金属板を所定の角度に組合せてなるコーナー状反射器と、前記コーナー状反射器の上端に設けられる略三角形状の遮蔽板と、前記地板の前端中央部と前記コーナー状反射器の頂角との間に垂直に設けられる所定寸法の長辺と短辺を持つ矩形状金属板からなる放射器と、前記放射器の前端側に下端から所定距離離して設けられる放射用切欠きと、前記放射器の上辺に設けられる調整用切欠きと、前記放射用切欠きの前端側の両側に設けられる給電点と、前記放射器の前端上部に設けられる調整板とを具備し、前記給電点にインピーダンス変換器を介して給電することを特徴とする。
本発明によれば、垂直偏波垂直面指向性において最大指向方向が打上げ角になる角度を軽減し、水平方向における感度低下を軽減することができ、且つ地板を小さくしてアンテナの小形化を図ることができる。
また、放射器として放射用切欠き、調整用切欠き等を有する金属板を用いて地板と組合せ、放射用切欠きと地板との間隔を調整してインピーダンスを100〜300Ωの高い値に設定することにより周波数に対するインピーダンスの変化を相対的に小さくし、且つインピーダンス変換器を用いて例えば50Ω等の低いインピーダンスに変換することにより広帯域特性とすることができる。
また、放射器の前端上部に調整板を設けることにより、低い周波数領域における水平方向の感度低下を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナの構成例を示す斜視図、図2は図1における放射器の詳細を示す構成図である。
図1において、1は地板で、例えばほぼ五角形状に形成した金属板を使用している。上記地板1には、上面の一端部に例えば長辺(高さ)が約0.45波長、短辺(横幅)が約0.35波長の2枚の金属板2a、2bを約120度に組合せてなるコーナー状反射器2が垂直に設けられる。上記地板1は、幅をコーナー状反射器2の開口幅と同程度、あるいはコーナー状反射器2の開口幅以下に設定した長方形の金属板を使用し、一方の端部に設けられるコーナー状反射器2から後方にはみ出す部分を切断してほぼ五角形状に形成している。そして、上記コーナー状反射器2の上端、すなわち地板1に相対する端部には、三角形状の遮蔽板(金属板)3が地板1と平行に設けられる。なお、図1では、コーナー状反射器2に設けられる遮蔽板3の一部を切り欠いて示している。
また、地板1上には、前端中央部とコーナー状反射器2の頂角との間に長辺Hが約0.4波長、短辺Wが約0.35波長の矩形状金属板からなる放射器4が垂直に設けられる。この場合、地板1の前端は放射器4と略同じ張出しとなるように設定され、放射器4はコーナー状反射器2の頂角に角度を2等分して設けられる。
上記放射器4は、図2に詳細を示すように、上端及び下端を短辺としたとき、下端から所定間隔d1(約0.06波長)離して短辺と平行に幅d2を約0.05波長、長さL1を約0.25〜0.33波長に設定した放射用切欠き4aを設けると共に、上端とした短辺に調整用切欠き4b、4cを設けている。この場合、放射器4の前端と調整用切欠き4bとの幅w1は約0.09波長、調整用切欠き4bの幅w2は約0.14波長、調整用切欠き4b、4cの幅w3は約0.09波長、調整用切欠き4cの幅w4は約0.03波長に設定される。また、調整用切欠き4b、4cの深さd3は、約0.1波長に設定される。
そして、上記放射器4には、放射用切欠き4aの前端側の両側に給電点5a、5bが設けられる。この放射器4の給電点5a、5bは、インピーダンス変換器6を介して給電線7に接続される。給電線7は、コーナー状反射器2に設けた透孔より絶縁部材8により絶縁した状態で外側に導出される。
上記のように設定した地板付きコーナーレフレクタアンテナの中心周波数における垂直偏波垂直面の指向性を図3(a)に、垂直偏波水平面の指向性を図3(b)に示す。
上記地板付きコーナーレフレクタアンテナによれば、使用周波数の中心周波数において、垂直偏波垂直面における指向性の最大感度方向の打上げ角が従来アンテナでは約27.5度であったものを約10度に軽減でき、また、水平方向の落ち込みが従来アンテナでは約1.5dBであったものを約0.2dBに軽減することができた。これは、放射器4の上端(短辺)に大きな電流が流れて天頂方向に指向性感度が強くなろうとするのを調整用切欠き4b、4cを設けることにより、天頂方向に放射する電流の位相を相殺させ、更にコーナー状反射器2の上端に遮蔽板3を設けて水平方向の感度を強めるように作用させたためである。
また、放射用切欠き4aと地板1との間隔d1を調整することにより、放射用切欠き4aの前端両側部に設けた給電点5a、5bから見たインピーダンスの実数部を高く、あるいは低く調整することができる。すなわち、放射用切欠き4aと地板1との間隔d1を大きくするとインピーダンスの実数部を高くすることができ、逆に間隔d1を小さくするとインピーダンスの実数部を低い値に設定することができる。
本実施形態では、放射用切欠き4aの切欠き幅d2を約0.05波長に設定すると共に、放射用切欠き4aと地板1との間隔d1を約0.06波長に設定することにより、インピーダンスの実数部を広帯域に亘って100〜300Ω程度となるように設定している。このときの周波数変化に対するリアクタンス部の変化を−80〜+120Ωと小さくすることができるので、特性インピーダンスを200Ωにしたとき、定在波比特性が2以下で広帯域アンテナを実現することができる。
インピーダンスを200Ωから50Ωに変換するインピーダンス変換器6の一例としてUバルンがある。
給電点5a、5bに接続するインピーダンス変換器6としてUバルンを使用し、インピーダンスを200Ωから50Ωに変換した場合におけるインピーダンス変換後の電圧定在波比特性を図4に示す。図4は横軸に周波数(f/f)をとり、縦軸に電圧定在波比をとって示した。
上記第1実施形態によれば、垂直偏波垂直面指向性において最大指向方向が打上げ角になる角度を軽減して水平方向における感度低下を軽減でき、且つ地板を小さくしてアンテナの小形化を図ることができる。また、図4に示す特性図から明らかなように電圧定在波比特性が2.5以下の広帯域特性を有する地板付きコーナーレフレクタアンテナを実現することができる。
なお、特性インピーダンスを200Ωでなく他の値に設定した場合のインピーダンス変換方法としては、長さが約0.25波長で所定の特性インピーダンスとなる線路を1段あるいは複数段従属接続することによってもインピーダンス変換することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナの構成例を示す斜視図である。
第2実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナは、上記第1実施形態において、コーナー状反射器2の前端外側周囲に所定幅のつば11を設けると共に、放射器4に設けた放射用切欠き4aを斜めに傾けて形成したものである。その他の構成は、第1実施形態と同様の構成であるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
上記つば11は、所定の幅で平面状に形成した金属板をコーナー状反射器2の前端外側周囲に外方に向かって、すなわち地板1と直交する方向に設けている。上記つば11の幅は、例えば約0.07波長に設定される。なお、コーナー状反射器2は、金属板2a、2bの長辺を約0.45波長、短辺を約0.32波長に設定し、約120度で組合せて構成している。
また、放射用切欠き4aは、幅d2を約0.05波長、長さL1を0.35波長に設定すると共に、給電点5a、5b付近では地板1との間隔d1を約0.06波長に設定し、コーナー状反射器2に近付くに従い地板1から離れるように傾きを設けたものであり、ここでは傾きを例えば約10度に設定している。
上記のように構成した地板付きコーナーレフレクタアンテナの中心周波数における垂直偏波垂直面の指向性を図6(a)に、垂直偏波水平面の指向性を図6(b)に示す。
上記第2実施形態によれば、使用周波数の中心周波数において、垂直偏波垂直面指向性の最大感度方向の打上げ角を、従来アンテナでは約27.5度であったものが約0度に軽減できると共に、水平方向の感度低下を従来アンテナでは約1.5dBであったものが約0dBに軽減することができる。なお、水平面指向性のビーム幅は、コーナー状反射器2の大きさ及び組合せ角度により調整することが可能である。
放射器4の給電点5a、5bに接続されるインピーダンス変換器6としてUバルンを接続し、インピーダンスを200Ωから50Ωに変換したときのインピーダンス変換後の電圧定在波比特性を図7に示す。図7は横軸に周波数(f/f)をとり、縦軸に電圧定在波比をとって示した。
上記第2実施形態においても、第1実施形態と同様に電圧定在波比特性が2.5以下の広帯域特性を得ることができ、また、使用周波数帯域の端における水平方向の感度低下を0.2dB程度に軽減することができる。
また、アンテナ周囲につば11を設けた形状にすると、例えば電車用車両の下部側面等への設置が容易となる。車両等に設置する場合において、絶縁カバー等が必要になった場合、つば11を有する形状のため、これらの取付けも容易に行うことができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、地板1をほぼ五角形に形成した場合について説明したが、五角形に限定されるものではなく、その他の形状に形成しても良い。例えば第1実施形態及び第2実施形態で示した地板1の前端側の両角部を取った形状に形成しても、略同等な特性が得られるものである。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について説明する。
上記図5に示した第2実施形態によれば、垂直偏波垂直面指向性において最大指向方向が打上げ角になる角度を軽減して水平方向における感度低下を軽減でき、且つ地板を小さくして小形化を図ることが可能であるが、低い周波数領域における垂直偏波垂直面指向性が下方に傾斜する傾向がある。
例えば周波数が約0.75×fの場合における垂直偏波垂直面指向性は、図8に示すように指向性最大感度方向が約120°方向(下方約30°)の特性になっており、90°(水平)方向の感度は最大感度方向に対して約0.83倍(約−1.6dB)となっている。なお、図8において、0°方向は天頂方向を示している。
本発明の第3実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナは、上記のような低い周波数領域における90°(水平)方向の感度低下を軽減するために図9に示す構成としている。
すなわち、この第3実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナは、図9に示すように、上記第2実施形態(図5参照)において、放射器4の前端上部に大きさが約0.1×0.1波長の金属導体からなる調整板12を設けたものである。その他の構成は、第2実施形態と同様の構成であるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図10は、上記のように放射器4の前端上部に調整板12を設けた場合の約0.75×fの周波数における垂直偏波垂直面指向性である。このときの特性は、指向性最大感度方向が約110°方向(下方約20°)になり、90°(水平)方向の感度は最大感度方向に対して約0.93倍(約−0.6dB)となり、調整板12の装着前、90°方向の感度低下が1dB以上であったのに対し、装着後は1dB未満となり、感度低下を軽減させる効果が得られた。
上記のように放射器4の前端上部に調整板12を設けることにより、低い周波数領域における90°(水平)方向の感度低下を効果的に軽減することができる。
上記第3実施形態で示したように大きさが約0.1×0.1波長の調整板12を放射器4の前端上部に設けた場合、指向性が変化するのは低い周波数における垂直偏波垂直面指向性が主で、中心周波数から高い周波数での指向性の変化は微小である。
なお、調整板12は、上記の寸法に限るものではなく、その大きさや位置により90°(水平)方向の感度低下軽減の効果が変わるので、必要に応じてその寸法を選定することは可能である。
また、上記第3実施形態では、第2実施形態に係るアンテナに調整板12を設けた場合について示したが、第1実施形態に係るアンテナに調整板12を設けた場合においても同様の効果が得られることは言うまでもないことである。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の第1実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナの構成例を示す斜視図である。 同実施形態における放射器の詳細な構成例を示す図である。 (a)は同実施形態における垂直偏波垂直面指向性を示す図、(b)は同垂直偏波水平面指向性を示す図である。 同実施形態におけるインピーダンス変換後の電圧定在波比特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナの構成例を示す斜視図である。 (a)は同実施形態における垂直偏波垂直面指向性を示す図、(b)は同垂直偏波水平面指向性を示す図である。 同実施形態におけるインピーダンス変換後の電圧定在波比特性を示す図である。 同実施形態における低い周波数領域の垂直偏波垂直面指向性を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る地板付きコーナーレフレクタアンテナの構成例を示す斜視図である。 同実施形態における低い周波数領域の垂直偏波垂直面指向性を示す図である。 従来の地板付きコーナーレフレクタアンテナの構成を示す斜視図である。 (a)は従来の地板付きコーナーレフレクタアンテナの垂直偏波垂直面指向性を示す図、(b)は同垂直偏波水平面指向性を示す図である。 従来の地板付きコーナーレフレクタアンテナの電圧定在波比特性を示す図である。
符号の説明
1…地板、2a、2b…金属板、2…コーナー状反射器、3…遮蔽板、4…放射器、4a…放射用切欠き、4b、4c…調整用切欠き、5a、5b…給電点、6…インピーダンス変換器、7…給電線、8…絶縁部材、11…つば、12…調整板。

Claims (2)

  1. 地板と、前記地板上の一端部に略垂直に設けられ、2枚の矩形状金属板を所定の角度に組合せてなるコーナー状反射器と、前記コーナー状反射器の上端に設けられる略三角形状の遮蔽板と、前記地板の前端中央部と前記コーナー状反射器の頂角との間に垂直に設けられる所定寸法の長辺と短辺を持つ矩形状金属板からなる放射器と、前記放射器の前端側に下端から所定距離離して設けられる放射用切欠きと、前記放射器の上辺に設けられる調整用切欠きと、前記放射用切欠きの前端側の両側に設けられる給電点とを具備し、
    前記給電点にインピーダンス変換器を介して給電することを特徴とする地板付きコーナーレフレクタアンテナ。
  2. 地板と、前記地板上の一端部に略垂直に設けられ、2枚の矩形状金属板を所定の角度に組合せてなるコーナー状反射器と、前記コーナー状反射器の上端に設けられる略三角形状の遮蔽板と、前記地板の前端中央部と前記コーナー状反射器の頂角との間に垂直に設けられる所定寸法の長辺と短辺を持つ矩形状金属板からなる放射器と、前記放射器の前端側に下端から所定距離離して設けられる放射用切欠きと、前記放射器の上辺に設けられる調整用切欠きと、前記放射用切欠きの前端側の両側に設けられる給電点と、前記放射器の前端上部に設けられる調整板とを具備し、
    前記給電点にインピーダンス変換器を介して給電することを特徴とする地板付きコーナーレフレクタアンテナ。
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