JP3798063B2 - 切換機構付アンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主としてVHF帯、UHF帯、マイクロ波帯、およびミリ波帯で用いられ、小形化、低損失化を追求した、複数のアンテナを切り替え使用する切換機構付のアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図23および図24は例えば IEEE GaAs IC Symposium, Tech. Digest, 1991, pp.135-138.、および、IEEE Communictions Magazine, pp.58-64, April. 1991. に示された従来のアンテナ装置を示す概略構成図である。図において6は同軸導波管変換器、27は誘電体基板、17は誘電体基板27の一方の面に密着した導体で形成された地板、33、34、および、36は誘電体基板27の他方の面に密着した導体を整形して形成されるストリップ導体と誘電体基板27と地板17とで構成されるマイクロストリップ線路から成る接続線路、35は誘電体基板27を貫通するスルーホール、37は複数のダイオードで構成されるSP3T(単極三投)スイッチ、38は複数のダイオードで構成されるSPDT(単極双投)スイッチ、220は導波管で構成されるホーンアンテナ、P1は入出力端子である。ホーンアンテナ220は断面形状が方形であり、電波を放射する開口側に向かって、断面寸法が徐々に広がる略テーパ形状を有している。また、ホーンアンテナ220の喉元側端部は短絡端となっている。同軸導波管変換器6は、導体棒をホーンアンテナの幅広の側面からホーン内部に向かって挿入して形成され、このとき、前記導体棒から前記ホーンアンテナの短絡端までの距離は略1/4波長に設定される。
【0003】
次に動作原理について説明する。今、入出力端子P1から電波が入射すると、入射した電波は1つのSPDTスイッチ38と2つのSP3Tスイッチ37によって最終的に6個の接続線路33の内の1つに選択的に給電され、スルーホール35および同軸導波管変換器6を介して1つのホーンアンテナ220に給電される。ホーナンテナの内部には同軸導波管変換器6の導体棒の挿入方向と平行な向きの電界を生じ、この偏波の電波が空中に放射される。
このように、図23および図24に示す従来のアンテナ装置は、損失の多いマイクロストリップ線路と複数の半導体スイッチと整合のとりにくい分岐回路によるアンテナ切り替え機能を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアンテナ装置は以上のように構成されているので、切り替えるアンテナの数が多い場合には経路中に含まれる複数の半導体スイッチの損失、および、回路を構成するマイクロストリップ線路の損失が重畳され、アンテナ装置全体の損失が大きくなるという課題があった。
また、ホーンアンテナを用いるものでは、その軸長が長く必要でアンテナ装置の容積が大きくなるという課題もあった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、複数のアンテナを切り換え駆動する、小形で低損失な切換機構付アンテナ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る切換機構付アンテナは、入出力端子を有する円筒型の共振器と、この共振器の外周に放射状に配置されてこの共振器と結合する複数のアンテナと、アンテナ中にあって共振器とアンテナとの上記結合を制御するアンテナ対応の半導体スイッチとを備え、半導体スイッチの駆動切換により所定のアンテナとの給電または受信を行うようにした。
【0007】
または、入出力端子を有する第1の共振器と、この第1の共振器と結合して第1の共振器と共にフィルタを構成する円筒型の第2の共振器と、この第2の共振器の外周に放射状に配置された複数のアンテナと、アンテナ中にあって第2の共振器と上記アンテナとの給電または受信を制御するアンテナ対応の半導体スイッチとを備えて、半導体スイッチの駆動切換により所定のアンテナとの給電または受信を行うようにした。
【0008】
また更に、アンテナが配置された円筒型または第2の円筒型の共振器は、導波管で形成されて円筒軸方向に電界成分を周方向に磁界成分定在波分布を有するn波長共振器とした。
【0009】
また更に、アンテナが配置された円筒型または第2の円筒型の共振器は、導波管で形成されて円筒軸中央に円筒誘電体を備え、TMモード共振器とした。
【0010】
また更に、アンテナが配置された円筒型または第2の円筒型の共振器は、導波管で形成されて円筒軸中央に円筒導体を備え、同軸線路共振器とした。
【0011】
また更に、アンテナは、誘電体基板上に2つのストリップ導体膜を形成し、かつこの導体膜の一部を線状に除去して一端を解放端とし他端を共振器との結合手段とするスロットとで形成されるダイポールアンテナとし、半導体スイッチは上記ダイポールアンテナのスロットの所定部分に設けた。
【0012】
また更に、アンテナは、誘電体基板上に導体膜を形成し、かつこの導体膜の一部を線状にその後テーパで拡大して除去して拡大端を解放端とし他端を共振器との結合手段とするスロットとで形成されるテーパノッチアンテナとし、半導体スイッチは上記テーパノッチアンテナのスロットの所定部分に設けた。
【0013】
また更に、アンテナは、ホーンアンテナとし、半導体スイッチはホーンアンテナの円筒型共振器または第2の円筒型共振器との接合部の結合孔上に設けた。
【0014】
また更に、半導体スイッチは単一のダイオードスイッチとした。
【0016】
また更に、第1の共振器及び第2の共振器のそれぞれ円筒中心に、円柱状の誘電体を備えた
【0017】
また更に、フィルタは、導波管型の帯域通過フィルタとした。
【0018】
また更に、アンテナは、外部にコーナリフレクタを付加し、上記コーナリフレクタ対応の空間に放射または空間から受信するようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の本実施の形態における切換機構付アンテナの概略構成図で、図2および図3は図1の一部を詳細に示す構成図である。図において、1は方形導波管をリング形状に曲げ、両端を接続して構成されるn波長共振器で、2a〜2cは、n波長共振器と略同一形状の導波管内部に形成された1/2波長共振器で、3は共振器1と共振器2aを結合させるための結合孔である。4は共振器2aと2b、及び、2bと2cを結合させるためのアイリス、5は共振器2aないし2c中にある導波管の短絡端、6は共振器2cに設けられた入出力結合手段としての同軸導波管変換器である。一方、アンテナの詳細を示す図3において、7は誘電体基板、8は誘電体基板7の一方の面に密着して形成された導体膜で、上下の略対称形で2つ設けられている。9は導体膜8の一部を線状に削除して形成されて誘電体基板7の一端から他端まで延在して両端を開放端とするスロット、90は誘電体基板7と導体膜8とスロット9とから成る両端開放のスロット線路である。10aおよび10bは導体膜8の一部として形成され、スロット9の一端付近の両側にスロット9に対して略対称に配置され、誘電体基板7のスロット9と略平行する端部に向かって延在する先端開放のストリップ導体、11はストリップ導体10aおよび10bから成るダイポールであり、12はダイポール11をスロット線路90によって給電するスロット線路給電ダイポールアンテナである。13は誘電体基板7のうちのダイポール11とは逆側端部の幅をスロット9を中央に残す形で狭めて形成された共振器1とスロット線路90の結合手段であり、誘電体基板はこちらの端では切り欠いて13aの切り込み高さとしている。14は結合部13付近のスロット線路90を短絡する位置に設けられたダイオードスイッチである。
【0020】
15は大きくは共振器1と、共振器2a〜2cとで構成され、詳細には結合孔3とアイリス4と短絡端5と同軸導波管変換器6とアンテナ12への結合手段13も加わって構成される導波管フィルタである。16はコーナリフレクタ、17は地板、P1は共振器への授受の端子である。
共振器1内部の電磁界分布は、図2の構成によれば、図5に示すように周期的に6カ所に電界の軸方向成分および磁界の周方向成分の最大位置を含む定在波分布となる。結合部13は、この電界の軸方向成分および磁界の周方向成分が最大となる位置に挿入されて強い電磁界結合を得るように、共振器1側面の管壁の所定の位置に設けられた貫通孔を通って共振器1の内部まで挿入されている。このとき、上記貫通孔は、スロット線路90が短絡しないように誘電体基板7の厚みと切り込みの高さ13aより広い所定の幅と高さを有している。また、ダイオードスイッチ14は図4に示すように全てのアンテナに対応した結合部13付近のスロット線路90上に並列に装荷されている。ダイオードスイッチは給電される信号とはインダクタンス分離された直流バイアス電源のON,OFFで駆動制御される。
【0021】
次に上記構成の装置の動作原理について説明する。
今、4個の共振器1および2a〜2cを同一の周波数foで共振させ、且つ、各共振器相互の結合量を結合孔3およびアイリス4の寸法により、共振器1とスロット線路給電ダイポールアンテナ12の結合量を結合手段13の寸法および挿入長により、共振器2cと端子P1の結合量を同軸導波管変換器6の寸法および挿入位置によって所定の値に設定することのそれぞれにより、フィルタ15は帯域通過フィルタとして動作する。
さらに、各結合部13の付近に設けられた各アンテナ対応のダイオードスイッチ14に対し、1つのアンテナに対応するダイオードスイッチ14のみをOFF状態、残りの全てのアンテナに対応するダイオードスイッチ14をON状態とする。この状態では、端子P1への周波数Foの入射波は共振器2c〜2aを通って共振器1に導かれ、さらに、ダイオードスイッチ14がOFF状態となっているただ1つの結合部13を介してそのスロット線路給電ダイポールアンテナ12から空間に放射される。
このとき、周波数foではフィルタ15は通過帯域と成るため、端子P1におけるインピーダンス整合は得られている。従って、ダイオードスイッチ14のON,OFFを制御することにより、複数のスロット線路給電ダイポールアンテナ12のうちの任意の1つのアンテナに対して反射を生じることなく電波を給電でき、このアンテナから電波を放射できる。このように、図1〜図4に示される切換え機構付アンテナ装置は導波管フィルタと、複数の誘電体基板アンテナと、ダイオードスイッチで構成される。
【0022】
一方、設定したfo以外の周波数では、共振器1および2a〜2c相互の結合は非常に弱く、入出力端子P1への入射波は、その電力のほとんどが反射される。このため、図1〜図4に示すアンテナ装置は帯域通過フィルタとしても機能する。
以上のように、図1〜図4に示す切換機構付アンテナでは導波管フィルタ15とダイオードスイッチ14によりアンテナ切り替え回路を構成し、且つ、導波管フィルタ15から直接スロット線路給電ダイポールアンテナ12を給電するため、装置を小形かつ低損失に構成できる。
また、最終段共振器として、リング形状の導波管で形成して導波管内に電界のリング軸方向成分、あるいは、磁界のリング周方向成分を有するモードのn波長共振器としたので、前記導波管内部には、リング形状の周方向に対して周期的に電界のリング軸方向成分あるいは磁界のリング周方向成分の分布を2n回得ることができ、2n個のアンテナを接続可能である。また、多段フィルタとしてインピーダンス整合を取ることができ、広帯域なアンテナ装置が得られるという効果がある。こうして反射特性を良好にでき、さらに、2開口1段の帯域通過フィルタの特性を有するという利点を有する。
また、上記では共振器1と各ダイポールアンテナ12との切り換えを単一のダイオードスイッチ14で行なう場合を示したが、FETなど他の半導体スイッチを使用してもよい。
【0023】
実施の形態2.
図6は本実施の形態の切換機構付アンテナの一部を示す概略構成図である。図において18aおよび18bは円柱状誘電体、19aおよび19bは円筒導波管空胴、100aは円筒導波管空胴19aの中央部に管軸に沿って円柱状誘電体18aを装荷して構成されるTM010モード共振器である。100bは円筒導波管空胴19bの中央部に管軸に沿って円柱状誘電体18bを装荷して構成されるTM010モード共振器、20は共振器100aと100bの接続面の管壁に設けられた結合孔、21は入出力結合手段、150はTM010モード共振器100aおよび100bと結合孔20と入出力結合手段21と図示していないアンテナと共振器100aとの結合手段とから成るTM010モードフィルタである。円柱状誘電体18aおよび18bの両端は、それぞれ円筒導波管空胴100aおよび100bの上下面に隙間無く密着している。
【0024】
本実施の形態では、フィルタ以外の構成は、実施の形態1と同じ構成となっている。本実施の形態では図2における導波管フィルタ15の代わりに図6に示すTM010モードフィルタ150を用いる。この場合でも、実施の形態1と同様の動作原理、利点、および、効果を有する他、図7に示すように、共振器100a内において周方向に一様な電界の軸方向成分および磁界の周方向成分を有するため、共振器100aの周状側面の任意の位置に例えば結合部13を有するアンテナを設けられる利点を有する。この構成によれば、アンテナ及びダイオードスイッチは実施の形態1と同様であり、共振器100a、100bは2開口の多段帯域通過フィルタとしてインピーダンス整合を取ることができ、広帯域特性が得られる利点もある。
【0025】
実施の形態3.
図8は本実施の形態の切換機構付アンテナの一部を示す概略構成図である。図において22aおよび22bは円柱状導体、23は円筒導波管空胴、200aは円筒導波管空胴23の中央部に管軸に沿って円柱状導体22aを装荷して構成される同軸線路共振器、200bは円筒導波管空胴23の中央部に管軸に沿って円柱状導体22bを装荷して構成される同軸線路共振器である。24は入出力結合手段、250は同軸線路共振器200aおよび200bと入出力結合手段24と図示していないアンテナと共振器200aとの結合手段とから成る同軸線路フィルタである。円柱状導体22aと22bは所定の間隔で配置され、図示していない低誘電率誘電体により円筒導波管空胴23内部に保持されている。
【0026】
本実施の形態においても、フィルタ以外の構成は実施の形態1と同じ構成となっている。本実施の形態では、図2における導波管フィルタ15の代わりに図8に示す同軸線路フィルタ250を用いる。この場合でも、実施の形態1と同様の動作原理、利点、および、効果を有する他、図9に示すように共振器200a内において周方向に一様な電界のリング軸方向成分あるいは磁界のリング周方向成分を有するため、共振器200aの周状側面の任意の位置に例えば結合部13を有するアンテナを2n個設けられる利点を有する。この構成によれば、共振器は多段フィルタとしてインピーダンス整合を取ることができ、広帯域特性が得られる利点がある。また、同軸線路は遮断周波数を有しないため、フィルタの直径を小さくできる利点も有する。
【0027】
実施の形態4.
図10は本実施の形態の切換機構付アンテナの一部を示す概略構成図である。本実施の形態は、アンテナの形状のみが異なる場合を説明する。図10において、7〜9、13、14、および、90は、図3に示したのと同じもの、25はスロット線路90の幅を結合部13側から逆側の開放端に向かって徐々に拡幅して形成されるテーパ状スロット、120はテーパ状スロット25をスロット線路90で給電するスロット線路給電テーパノッチアンテナである。
【0028】
本実施の形態は、上述のように図2におけるスロット線路給電ダイポールアンテナ12の代わりに図10に示すスロット線路給電テーパノッチアンテナ120を用いる。この場合にも実施の形態1と同様の動作原理、利点、および、接続線路が不要になるという共通の効果を有する。更に、スロット線路給電テーパノッチアンテナ120が進行波形のアンテナであるため、共振器形のアンテナである。スロット線路給電ダイポールアンテナ12を用いるより広帯域化が図れるという利点を有する。
なお、実施の形態1のダイポールアンテナもそうであるが、、本実施の形態のアンテナは誘電体基板上にフォトエッチングで形成できるので、小形、均質性、製作容易性にも優れた効果がある。
【0029】
実施の形態5.
実施の形態1ないし実施の形態4で述べた共振器からなるフィルタと、ダイオードスイッチを用いて、ホーンアンテナ群を切り換え駆動するようにしてもよい。本実施の形態ではこうした構成について説明する。
図11および図12は本実施の形態の切換機構付アンテナの概略構成図である。図においてダイオードスイッチ14、導波管フィルタ15、および、地板17は、実施の形態1と同じ要素である。220はホーンアンテナ、26はホーンアンテナの喉元と導波管フィルタ15の接続面である導体壁に設けられた結合孔である。ダイオードスイッチ14は結合孔26上に設けられ、結合孔26の対向する幅広面を短絡するように配置されている。
【0030】
本実施の形態は、上記のように図2におけるスロット線路給電ダイポールアンテナ12の代わりに図12に示すホーンアンテナ220を用いる場合である。この場合にも、ダイオードスイッチ14がOFF状態の場合には、導波管フィルタ15内で共振する電波の磁界の周方向成分が結合孔26を介してホーンアンテナ220に結合し、放射される。
こうして図11に示す本実施の形態のアンテナも、低損失のホーンアンテナを用い、かつ実施の形態1と同様の動作原理、利点、および、効果を有する。
【0031】
実施の形態6.
小型で低損失な切換機構付アンテナを分岐回路を用いて構成する場合を説明する。この場合にも小型で均質で加工性に優れたアンテナと、ダイオードスイッチを用いて特徴を生かすことができる。
図13および図14は本実施の形態の切換機構付アンテナを示す概略構成図で、図15および図16は図13、図14の概略構成図の一部を示す詳細図である。図において、誘電体基板7上のスロット9及びストリップ導体10a、10bからなるダイポール11、それにダイオードスイッチ14、地板17と、外部のコーナリフレクタ16等は実施の形態1と同じ要素である。新規な要素又は部分として、28はスロット線路90の他端を短絡する短絡端である。また、29は誘電体基板7の他方の面上に密着して形成され、スロット線路90の短絡端28から略1/2波長離れた位置で第1のスロット線路90と略直交する位置に配置され、一端を開放端31とし、前記直交する位置から開放端31までの距離が略1/4波長に設定された第2のストリップ導体である。上記のように、図15では裏面に形成される導体膜は、開放端31までで終わる形状となっている。30は誘電体基板7を挟んで導体膜8と第2のストリップ導体29とから成る第2の平行ストリップ線路であり、14はスロット線路90上の短絡端28から略1/4波長離れた位置に設けられ、前記スロット線路を短絡するように配置されたダイオードスイッチである。
【0032】
320はダイポール11をスロット線路90およびストリップ線路30によって給電するスロット線路給電ダイポールアンテナである。27は一方の面に地板17が密着して形成された第2の誘電体基板、32は第2の誘電体基板の他方の面に導体膜を密着して形成され、アンテナ320の数より1つ多い分岐数を有する分岐回路、33は第2の誘電体基板27の分岐回路と同一の面に導体膜を密着して形成され、第2の誘電体基板を貫通するスルーホール35を介して各アンテナ320のストリップ線路30と分岐回路32を接続し、前記スロット線路90とストリップ線路30が直交する位置から分岐回路32までの距離が略1/4波長の奇数倍の長さとなるように線路が設定された接続線路、34は分岐回路32と入出力端子P1を接続する接続線路である。
【0033】
次に上記構成のアンテナ装置の動作原理について説明する。
今、入出力端子P1から電波が入射すると、入射した電波は分岐回路32において分割され、各アンテナ320のストリップ線路30に給電される。このとき、ダイオードスイッチがON状態であればダイオードスイッチ14が設けられた位置、すなわちスロット線路90とストリップ線路の直交位置から略1/4波長離れた位置がスロット線路90の等価的な短絡端となるため、電波はストリップ線路30からスロット線路90に結合し、アンテナ320から放射される。これに対して、ダイオードスイッチがOFF状態であればダイオードスイッチは開放状態となるため、スロット線路の短絡位置は前記交差位置から略1/2波長離れた短絡端28となり、前記交差位置も短絡となる。このため、電波はスロット線路へ結合せず、分岐回路32側へ反射される。
このとき、前記交差位置から分岐回路32までの距離を略1/4波長の奇数倍に設定してあるため、分岐回路32側の接続点は開放端と等価になり、他のアンテナ320へは影響を及ぼさない。従って、ダイオードスイッチ14のON,OFFを制御することにより、複数のスロット線路給電ダイポールアンテナ320のうちの任意の1つのアンテナに対して反射を生じることなく電波を給電でき、このアンテナから電波を放射できる。このように、図13〜図16に示される切換機構付アンテナ装置は、アンテナ複数の誘電体基板アンテナと、ダイオードスイッチで構成される。
【0034】
以上のように、本実施の形態の切換機構付アンテナ装置では、ダイオードスイッチ14によりスロット線路90の短絡位置を変化させて、ストリップ線路30からスロット線路90への変換量を制御することでアンテナ切り替え回路を構成するため、他のアンテナへの電波の漏れが少なく、かつ従来に比べて少ないダイオードの数で高いアイソレーションが得られて、低損失なアンテナ装置が得られる利点を有する。また、アンテナも誘電体上に均質で加工性よく得られる利点もある。
【0035】
実施の形態7.
実施の形態6でアンテナとしてテーパノッチアンテナを用いる場合を説明する。
図17は本実施の形態の切換機構付アンテナ誘電体基板アンテナを示す構成図である。図において誘電体基板7上のスロット9、テーパ状スロット25と導体膜8からなるダイポール、及び短絡端28、ストリップ導体29、ストリップ線路31と開放端31は図15に示したのと同じ構成要素、部分である。420は、こうして形成されたテーパ状スロット25をスロット線路90およびストリップ線路30で給電するスロット線路給電テーパノッチアンテナである。
【0036】
上記のように本実施の形態は、図14におけるスロット線路給電ダイポールアンテナ32の代わりに図17に示すスロット線路給電テーパノッチアンテナ420を用いる場合であり、第6の実施の形態と同様の動作原理、利点、および、効果を有する。更に、スロット線路給電テーパノッチアンテナ420が進行波形のアンテナであるため、より広帯域化が図れるという利点も有する。
【0037】
実施の形態8.
本発明は円筒型共振器が1つであっても適用できる。
図18は本実施の形態における切換機構付アンテナの内部構成図であり、実施の形態1の図2に対応する図である。その他の図1、図3対応の構成は実施の形態1と同様である。図18において、分岐回路を兼ねる共振器1には、入出力端子P1が直接接続される。その他、1は導波管共振器、6は同軸導波管変換器、12はダイポールアンテナ、13は結合部である。ダイオードスイッチ14はダイポールアンテナ12の結合部13付近に設置されている。
上記構成の装置の動作は、実施の形態1で述べたと同様になるので、詳細記述は省略するが、入出力端子から給電された信号は図5相当の電界、磁界分布をして、ダイオードスイッチ14の制御に従ってどれかのアンテナに給電される。
【0038】
実施の形態9.
本発明で用いられた誘電体基板上に形成されるアンテナを用いて従来の分岐回路と半導体スイッチを組み合わせて使用することもできる。
図19はその場合の実施の形態のアンテナの概略構成図である。また図20は図19のアンテナ装置中のアンテナの詳細図であり、図21は図19の第2の誘電体基板27を下からみた詳細図である。図において、誘電体基板7に形成されたダイポール11等、及び地板17、第2のストリップ線路30等は他の実施の形態のものと同じものである。更に接続線路33、34、36とSPDTスイッチ37、SP3Tスイッチ38、スルーホール35は、従来のものと同じものである。また、28はスロット線路90とストリップ線路30の直交位置から略1/4波長離れた位置に設けられたスロット線路の短絡端であり、520はダイポール11をスロット線路90およびストリップ線路30によって給電するスロット線路給電ダイポールアンテナである。
【0039】
次に上記構成の装置の動作原理について説明する。
今、入出力端子P1から電波が入射すると、入射した電波は1つのSPDTスイッチ38と2つのSP3Tスイッチ37によって最終的に6個の接続線路33の内の1つに選択的に給電され、スルーホール35を介して、さらに、ストリップ線路30に給電され、スロット線路90に結合してダイポール11から空間に放射される。
【0040】
以上のように、図19〜図21に示すアンテナ装置ではアンテナとしてスロット線路給電ダイポールアンテナ520を用いているため、アンテナを誘電体基板上にフォトエッチング等により容易に、且つ、小形に構成できる利点を有する。また、スロット線路給電ダイポールアンテナ520の周囲に、図1あるいは図14に示すコーナリフレクタを設けて、コーナ角度を調整することにより、ビーム幅を可変にできる利点を有する。
【0041】
実施の形態10.
本実施の形態では、実施の形態9にテーパノッチアンテナを用いた場合を説明する。
図22は本実施の形態のアンテナの詳細図である。図において誘電体基板7上に形成されるスリット9、テーパ状スロット25等からなるテーパノッチアンテナは図10、図17に示される構成相当のものである。こうして、620はテーパ状スロット25をスロット線路90およびストリップ線路30で給電するスロット線路給電テーパノッチアンテナとなる。
【0042】
上記のように本実施の形態は、図19におけるスロット線路給電ダイポールアンテナ520の代わりに図22に示すスロット線路給電テーパノッチアンテナ620を用いる場合であり、第8の実施の形態と同様の動作原理、利点、および、効果を有する。また進行波形のアンテナの利点も持つ。
【0043】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、入出力端子を有する円筒型の共振器と共振器の外周に放射状に配置された複数のアンテナとアンテナ中に配置された半導体スイッチとを備えたので、共振器は2開口の損失の少ないフィルタとなって、しかも1つの半導体スイッチの駆動切換のみでアンテナと結合して、小型で低損失であるという効果がある。
【0044】
または、入出力端子を有する第1の共振器と第1の共振器と結合してフィルタを構成する円筒型の第2の共振器と第2の共振器の外周に放射状に配置された複数のアンテナとアンテナ中に配置された半導体スイッチとを備えたので、共振器は2開口の損失の少ないフィルタとなって、しかも1つの半導体スイッチの駆動切換のみでアンテナと結合して、小型で低損失であるという効果がある。
【0045】
また更に、共振器は特徴のある各種の共振器としたので、円筒状の導波管の空胴側面の任意の位置からアンテナを結合できて装置を特に小型で低損失に構成できる効果がある。
【0046】
また更に、半導体スイッチは単一のダイオードスイッチとしたので、構成が簡単で損失が少ない効果が加わる。
【0048】
また更に、フィルタは、任意の帯域幅の帯域通過フィルタとしたので、多段のフィルタとしてインピーダンス整合をとることができて、広帯域の特性が得られる効果が加わる。
【0049】
また更に、アンテナは、外部にコーナリフレクタを付加したので、ビーム幅を可変にでき、またアンテナ装置全体の指向性が更に向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における切換機構付アンテナ装置の外部概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における切換機構付アンテナ装置の内部概略構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における切換機構付アンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における切換機構付アンテナ装置のダイオードスイッチによる切換駆動を説明するための図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における切換機構付アンテナ装置の共振器の電界と磁界分布を説明する図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における切換機構付アンテナ装置の共振器の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における切換機構付アンテナ装置の共振器の電界と磁界分布を説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における切換機構付アンテナ装置の共振器の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3における切換機構付アンテナ装置の共振器の電界と磁界分布を説明する図である。
【図10】 この発明の実施の形態4における切換機構付アンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図11】 実施の形態5における切換機構付アンテナ装置の外部概略構成図である。
【図12】 実施の形態5における切換機構付アンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図13】 この発明の実施の形態6における切換機構付アンテナ装置の概略構成を示す平面図である。
【図14】 この発明の実施の形態6における切換機構付アンテナ装置の概略構成を示す測断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態6における切換機構付アンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図16】 この発明の実施の形態6における切換機構付アンテナ装置の分岐回路と各アンテナの接続を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態7における切換機構付アンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図18】 実施の形態8における切換機構付アンテナ装置のを概略構成を示す測断面図である。
【図19】 実施の形態9における切換機構付アンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図20】 実施の形態9における切換機構付アンテナ装置の分岐回路と各アンテナの接続を示す図である。
【図21】 実施の形態9によるアンテナ装置の一部を示す詳細図である。
【図22】 実施の形態10によるアンテナ装置の各アンテナの詳細図である。
【図23】 従来のアンテナ装置の概略構成側面図である。
【図24】 従来のアンテナ装置の概略構成を示す底面説明図である。
【符号の説明】
1,2a〜2c 導波管共振器、3,20,26 結合孔、4 アイリス、5導波管短絡端、6 同軸導波管変換器、7,27 誘電体基板、8 導体膜、9 スロット、10a,10b,29 ストリップ導体、11 ダイポール、13 結合部、14 ダイオードスイッチ、15 導波管フィルタ、16 コーナリフレクタ、17 地板、18a,18b 円柱状誘電体、19a,19b,23 円筒導波管空胴、24 入出力結合手段、25 テーパ状スロット、28 短絡端、30 ストリップ線路、31 開放端、32 分岐回路、33,34,36 接続線路、35 スルーホール、37 SPDTスイッチ、38 SP3Tスイッチ、90 スロット線路、12,320,520 スロット線路給電ダイポールアンテナ、100a,100b TM010モード共振器、150 TM010モードフィルタ、200a,200b 同軸線路共振器、120,420,620 スロット線路給電テーパノッチアンテナ、220 ホーンアンテナ、250 同軸線路フィルタ。

Claims (11)

  1. 上下方向に幅を持ち、該幅の中央に複数の結合用の貫通孔を有する円筒型の共振器と、
    上記共振器の外周に放射状に配置されて上記共振器の各上記結合用の貫通孔に挿入したスロット線路と上記共振器とが該スロット線路先端で結合する複数のスロット線路給電アンテナと、
    上記スロット線路給電アンテナの上記結合用の貫通孔に挿入されたスロット線路に設けて、上記共振器と上記スロット線路給電アンテナとの上記結合を制御するアンテナ対応の半導体スイッチとを備え、上記半導体スイッチのオン/オフを駆動して上記結合を切換えて、所定のアンテナとの給電または受信を行うことを特徴とする切換機構付アンテナ。
  2. 一方の底面入出力端子と結合し、他方の底面を持つ第1の円筒型の共振器と、
    上記第1の円筒型の共振器と上記他方の底面で結合し、共振器を形成する円筒の幅方向の中央に複数の結合用の貫通孔を有して上記第1の共振器と共にフィルタを構成する円筒型の第2の共振器と、
    上記第2の共振器の外周に放射状に配置されて上記第2の共振器の各上記結合用の貫通孔に挿入したスロット線路と上記第2の共振器とが該スロット線路先端で結合する複数のスロット線路給電アンテナと、
    上記スロット線路給電アンテナの上記結合用の貫通孔に挿入されたスロット線路に設けて、上記第2の共振器と上記スロット線路給電アンテナとの上記結合を制御するアンテナ対応の半導体スイッチとを備え、上記半導体スイッチのオン/オフを駆動して上記結合を切換えて、所定のアンテナとの給電または受信を行うことを特徴とする切換機構付アンテナ。
  3. スロット線路給電アンテナが配置された円筒型または第2の円筒型の共振器は、導波管で形成されて円筒軸方向に電界成分の、周方向に磁界成分の定在波分布を有するn波長共振器としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の切換機構付アンテナ。
  4. スロット線路給電アンテナが配置された請求項1における円筒型または請求項2における第2の円筒型の共振器は、導波管で形成されて円筒軸中央に円筒導体を備え、同軸線路共振器としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の切換機構付アンテナ。
  5. スロット線路給電アンテナは、誘電体基板上に2つのストリップ導体膜を形成し、かつ該導体膜の一部を線状に除去して一端を解放端とし、他端請求項1における共振器の、または請求項2における第2の共振器の、結合用の貫通孔に挿入して結合するスロットとで形成されるダイポールアンテナとし、半導体スイッチは上記ダイポールアンテナの上記結合するスロットに設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の切換機構付アンテナ。
  6. スロット線路給電アンテナは、誘電体基板上に導体膜を形成し、かつ該導体膜の一部を線状に、その後テーパで拡大して除去して該拡大端を解放端とし、他端を請求項1における共振器の、または請求項2における第2の共振器の、結合用の貫通孔に挿入して結合するスロットとで形成されるテーパノッチアンテナとし、半導体スイッチは上記テーパノッチアンテナの上記結合するスロットに設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の切換機構付アンテナ。
  7. 請求項1の共振器、または請求項2の第1の共振器及び第2の共振器と、
    喉元に結合孔を設けて、該設けた結合孔を上記請求項1の共振器、または上記請求項2の第2の共振器の貫通孔と接するようにして、上記請求項1の共振器、または上記請求項2の第2の共振器の周面に配置した複数のホーンアンテナと、
    上記ホーンアンテナの上記結合孔に設けて、上記請求項1の共振器と、または上記請求項2の第2の共振器と上記ホーンアンテナとの結合を制御するアンテナ対応の半導体スイ ッチとを備え、上記半導体スイッチのオン/オフを駆動して上記結合を切換えて、所定のアンテナとの給電または受信を行うことを特徴とする切換機構付アンテナ。
  8. 半導体スイッチは単一のダイオードスイッチとしたことを特徴とする請求項6記載の切換機構付アンテナ。
  9. フィルタは、導波管型の帯域通過フィルタとしたことを特徴とする請求項2記載の切換機構付アンテナ。
  10. スロット線路給電アンテナは、外部にコーナリフレクタを付加し、上記コーナリフレクタ対応の空間に放射、または空間から受信するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の切換機構付アンテナ。
  11. 第1の共振器および第2の共振器のそれぞれ円筒中心に、円筒状の誘電体を備えたことを特徴とする請求項2記載の切換機構付アンテナ。
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