JP2000196342A - アンテナ - Google Patents
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- JP2000196342A JP2000196342A JP10373682A JP37368298A JP2000196342A JP 2000196342 A JP2000196342 A JP 2000196342A JP 10373682 A JP10373682 A JP 10373682A JP 37368298 A JP37368298 A JP 37368298A JP 2000196342 A JP2000196342 A JP 2000196342A
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- antenna
- line
- impedance
- balanced
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンテナのインピーダンス調整を容易とす
る。 【解決手段】 誘電体の基板10の一面側に対称に形成
された導体層のパターンより構成される平衡型アンテナ
部12と、基板10の他面側に形成され、給電点62で
平衡型アンテナ部12と接続された所定パターンの導体
層よりなるマイクロストリップライン20とを備える。
マイクロストリップライン20は、不平衡線路である同
軸ケーブル30と平衡型アンテナ部12との間で、不平
衡−平衡変換機能とインピーダンス変換機能を発揮す
る。このアンテナを車両ドアミラーなどに取り付けてア
ンテナ特性が変化した場合、ライン20のライン幅など
を調整すれば、そのインピーダンスを調整でき確実なイ
ンピーダンス整合を行うことが可能となる。
る。 【解決手段】 誘電体の基板10の一面側に対称に形成
された導体層のパターンより構成される平衡型アンテナ
部12と、基板10の他面側に形成され、給電点62で
平衡型アンテナ部12と接続された所定パターンの導体
層よりなるマイクロストリップライン20とを備える。
マイクロストリップライン20は、不平衡線路である同
軸ケーブル30と平衡型アンテナ部12との間で、不平
衡−平衡変換機能とインピーダンス変換機能を発揮す
る。このアンテナを車両ドアミラーなどに取り付けてア
ンテナ特性が変化した場合、ライン20のライン幅など
を調整すれば、そのインピーダンスを調整でき確実なイ
ンピーダンス整合を行うことが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナの構
成、特に、平衡アンテナに不平衡線路によって給電する
アンテナの構成に関する。
成、特に、平衡アンテナに不平衡線路によって給電する
アンテナの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機器の使用が盛んになってお
り、例えばその一つとして車両に搭載されるラジオ、車
載テレビ、自動車電話器、あるいはナビゲーションシス
テムのためのGPS(Global Positioning System)装
置などが知られている。このような装置では、アンテナ
が必須であり、例えばダイポールアンテナに代表される
平衡型アンテナを用いることが考えられる。この平衡型
アンテナに不平衡の同軸ケーブルを用いて給電を行う場
合には、アンテナと同軸ケーブルとの間に例えば図6
(a)〜(d)に示されるようなバラン回路(不平衡−
平衡変換器)を設ける必要がある。
り、例えばその一つとして車両に搭載されるラジオ、車
載テレビ、自動車電話器、あるいはナビゲーションシス
テムのためのGPS(Global Positioning System)装
置などが知られている。このような装置では、アンテナ
が必須であり、例えばダイポールアンテナに代表される
平衡型アンテナを用いることが考えられる。この平衡型
アンテナに不平衡の同軸ケーブルを用いて給電を行う場
合には、アンテナと同軸ケーブルとの間に例えば図6
(a)〜(d)に示されるようなバラン回路(不平衡−
平衡変換器)を設ける必要がある。
【0003】図6のようなバラン回路を要しない構成と
しては、図7(a)に示すようなスリーブダイポールア
ンテナや、図7(b)に示すような誘電体基板の両面に
導電パターンを形成してアンテナとして用いるプリント
化ダイポールアンテナなどが考えられる。
しては、図7(a)に示すようなスリーブダイポールア
ンテナや、図7(b)に示すような誘電体基板の両面に
導電パターンを形成してアンテナとして用いるプリント
化ダイポールアンテナなどが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6や図7
(a)に示すようなアンテナにおいては、例えば車両用
とする場合に、アンテナと給電線とのインピーダンスを
完全に整合させることが難しいという問題がある。これ
は、アンテナを車両等に取り付けるとアンテナの特性が
変化するためである。即ち、アンテナ単体の特性を考慮
することで足りれば、給電線とのインピーダンスの整合
は比較的簡単であるが、アンテナを車両等に取り付けた
状態でのインピーダンスの整合を予め予期して設計して
おくことが難しいためである。アンテナ特性変化によっ
てインピーダンスが変化した場合、別途、図8(a)〜
(d)に示すインピーダンス変換原理に基づいて、回路
構成に応じた何らかのインピーダンス変換手段を設ける
必要が発生する。
(a)に示すようなアンテナにおいては、例えば車両用
とする場合に、アンテナと給電線とのインピーダンスを
完全に整合させることが難しいという問題がある。これ
は、アンテナを車両等に取り付けるとアンテナの特性が
変化するためである。即ち、アンテナ単体の特性を考慮
することで足りれば、給電線とのインピーダンスの整合
は比較的簡単であるが、アンテナを車両等に取り付けた
状態でのインピーダンスの整合を予め予期して設計して
おくことが難しいためである。アンテナ特性変化によっ
てインピーダンスが変化した場合、別途、図8(a)〜
(d)に示すインピーダンス変換原理に基づいて、回路
構成に応じた何らかのインピーダンス変換手段を設ける
必要が発生する。
【0005】アンテナを実際に設計する際には、アンテ
ナを使用想定場所に取り付けた状態でのアンテナインピ
ーダンスを測定してみて、得られた測定結果に応じたイ
ンピーダンス変換回路を設計するという作業を繰り返し
行うこととなる。ところが、上述の図6に示すような平
衡型アンテナや、図7(a)のようなスリーブダイポー
ルアンテナの場合、アンテナや給電線路の太さ、誘電体
の変更等を行わなければ、インピーダンス変換をするこ
とができない。しかし、これらの変更は困難であり、こ
のようなアンテナ構成においては、インピーダンスの実
質的な調整は不可能である。またインピーダンス整合回
路を設ければ調整は比較的容易であるが、装置全体の部
品点数が増えるためコストアップとなる。
ナを使用想定場所に取り付けた状態でのアンテナインピ
ーダンスを測定してみて、得られた測定結果に応じたイ
ンピーダンス変換回路を設計するという作業を繰り返し
行うこととなる。ところが、上述の図6に示すような平
衡型アンテナや、図7(a)のようなスリーブダイポー
ルアンテナの場合、アンテナや給電線路の太さ、誘電体
の変更等を行わなければ、インピーダンス変換をするこ
とができない。しかし、これらの変更は困難であり、こ
のようなアンテナ構成においては、インピーダンスの実
質的な調整は不可能である。またインピーダンス整合回
路を設ければ調整は比較的容易であるが、装置全体の部
品点数が増えるためコストアップとなる。
【0006】更に、図6の平衡型アンテナや、図7
(a)のスリーブダイポールアンテナでは、窓ガラスな
どに自由に貼り付けて用いるというフィルムアンテナの
ような用途には不向きである。
(a)のスリーブダイポールアンテナでは、窓ガラスな
どに自由に貼り付けて用いるというフィルムアンテナの
ような用途には不向きである。
【0007】また、図7(b)のプリント化ダイポール
アンテナの場合、誘電体基板上に形成したレッヘル線路
の形状のアンテナパターンを変更することでインピーダ
ンスの変換は可能であるが、基板の第1面と第2面に形
成するパターンの形状を同一とする必要があるため、必
ずしも容易ではない。また誘電体基板の厚さをかえるこ
とでもインピーダンスの変換は可能であるが、やはり容
易にはできない。更に、プリント化ダイポールアンテナ
の場合、その原理上、平面状導体棒が基板の第1面と第
2面に分離していて、ダイポール軸が揃わないため性能
を出し難いという問題もある。
アンテナの場合、誘電体基板上に形成したレッヘル線路
の形状のアンテナパターンを変更することでインピーダ
ンスの変換は可能であるが、基板の第1面と第2面に形
成するパターンの形状を同一とする必要があるため、必
ずしも容易ではない。また誘電体基板の厚さをかえるこ
とでもインピーダンスの変換は可能であるが、やはり容
易にはできない。更に、プリント化ダイポールアンテナ
の場合、その原理上、平面状導体棒が基板の第1面と第
2面に分離していて、ダイポール軸が揃わないため性能
を出し難いという問題もある。
【0008】そこで、この発明は、インピーダンスの調
整が容易なアンテナを提供することを目的とする。
整が容易なアンテナを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、誘電体基板の一面側に対称に形成された
導体層のパターンより構成される平衡型アンテナ部と、
前記誘電体基板の他面側に形成され、給電点で前記平衡
型アンテナ部と接続された所定パターンの導体層よりな
るマイクロストリップラインとを備え、前記マイクロス
トリップラインによって、前記平衡型アンテナ部への給
電線路である不平衡線路と、前記平衡型アンテナ部との
インピーダンス整合が行われていることを特徴とする。
にこの発明は、誘電体基板の一面側に対称に形成された
導体層のパターンより構成される平衡型アンテナ部と、
前記誘電体基板の他面側に形成され、給電点で前記平衡
型アンテナ部と接続された所定パターンの導体層よりな
るマイクロストリップラインとを備え、前記マイクロス
トリップラインによって、前記平衡型アンテナ部への給
電線路である不平衡線路と、前記平衡型アンテナ部との
インピーダンス整合が行われていることを特徴とする。
【0010】また本発明において、上記アンテナのマイ
クロストリップラインは、前記不平衡線路と前記平衡型
アンテナ部との間における不平衡−平衡変換機能及びイ
ンピーダンス変換機能とを備える。
クロストリップラインは、前記不平衡線路と前記平衡型
アンテナ部との間における不平衡−平衡変換機能及びイ
ンピーダンス変換機能とを備える。
【0011】インピーダンスの変換は、例えばマイクロ
ストリップラインのライン幅を変更することによって容
易に行うことができる。このため本発明のアンテナを何
かに取り付けて用いる場合に、取り付けによってアンテ
ナの特性が変化しても、それを考慮したアンテナを作成
することが容易となる。アンテナを実際に取り付けた状
態でアンテナ特性を測定し、その特性に応じてマイクロ
ストリップラインのパターンを調整し最適化することが
できるためである。
ストリップラインのライン幅を変更することによって容
易に行うことができる。このため本発明のアンテナを何
かに取り付けて用いる場合に、取り付けによってアンテ
ナの特性が変化しても、それを考慮したアンテナを作成
することが容易となる。アンテナを実際に取り付けた状
態でアンテナ特性を測定し、その特性に応じてマイクロ
ストリップラインのパターンを調整し最適化することが
できるためである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の好
適な実施の形態(以下実施形態という)について説明す
る。
適な実施の形態(以下実施形態という)について説明す
る。
【0013】図1は、本発明の実施形態に係るアンテナ
装置の一例を示し、図2は図1のアンテナ装置の側面構
成を示している。基板10としては、例えば厚さ100
μm程度の合成樹脂フィルムなどからなる誘電体シート
が用いられている。この基板10の第1面側には、例え
ば10〜20μm程度の厚さの導体層パターンを備える
平衡型アンテナ部12が形成されている。この平衡型ア
ンテナ部12は、2つの導体層パターンが線対称により
配置され、更にこの2つの導体層パターンが該導体層と
一体の線路によって接続されて構成されている。基板1
0の第2面側には、10〜20μm程度の厚さの導体層
がパターニングされてマイクロストリップライン20が
形成されている。
装置の一例を示し、図2は図1のアンテナ装置の側面構
成を示している。基板10としては、例えば厚さ100
μm程度の合成樹脂フィルムなどからなる誘電体シート
が用いられている。この基板10の第1面側には、例え
ば10〜20μm程度の厚さの導体層パターンを備える
平衡型アンテナ部12が形成されている。この平衡型ア
ンテナ部12は、2つの導体層パターンが線対称により
配置され、更にこの2つの導体層パターンが該導体層と
一体の線路によって接続されて構成されている。基板1
0の第2面側には、10〜20μm程度の厚さの導体層
がパターニングされてマイクロストリップライン20が
形成されている。
【0014】給電線路としては不平衡線路である同軸ケ
ーブル30が用いられて基板10の第2面側に取り付け
られている。この同軸ケーブル30は、芯線36を誘電
体層34が取り囲み、更にその外側に外被(シールド)
32が形成された一般的な構成を備える。
ーブル30が用いられて基板10の第2面側に取り付け
られている。この同軸ケーブル30は、芯線36を誘電
体層34が取り囲み、更にその外側に外被(シールド)
32が形成された一般的な構成を備える。
【0015】同軸ケーブル30の外被32は、基板10
の第2面上に形成された導電性の外被接合用ランド22
にハンダ付けなどによって接続され、この接合用ランド
22と基板10に形成されたスルーホール(給電点)6
0を介して平衡型アンテナ部12の線路部分に接続され
ている。また、誘電体層34から延出された芯線36
は、基板10の第2面上において、上記外被接合用ラン
ド22の近くに形成された芯線接合用ランド24にハン
ダ付け等によって接続されている。
の第2面上に形成された導電性の外被接合用ランド22
にハンダ付けなどによって接続され、この接合用ランド
22と基板10に形成されたスルーホール(給電点)6
0を介して平衡型アンテナ部12の線路部分に接続され
ている。また、誘電体層34から延出された芯線36
は、基板10の第2面上において、上記外被接合用ラン
ド22の近くに形成された芯線接合用ランド24にハン
ダ付け等によって接続されている。
【0016】芯線接合用ランド24は、マイクロストリ
ップライン20に接続されている。そして、この芯線接
合用ランド24は、マイクロストリップライン20と一
体的に形成されていても良く、あるいはマイクロストリ
ップライン20とは別に形成し、後でマイクロストリッ
プライン20と接続する構成であってもよい。
ップライン20に接続されている。そして、この芯線接
合用ランド24は、マイクロストリップライン20と一
体的に形成されていても良く、あるいはマイクロストリ
ップライン20とは別に形成し、後でマイクロストリッ
プライン20と接続する構成であってもよい。
【0017】平衡型アンテナ部12とマイクロストリッ
プライン20とは、基板10に形成されたスルーホール
(給電点)62を介して接続されている。従って、同軸
ケーブル30の芯線34はマイクロストリップライン2
0を介して給電点62にて平衡型アンテナ部12に接続
されることとなっている。
プライン20とは、基板10に形成されたスルーホール
(給電点)62を介して接続されている。従って、同軸
ケーブル30の芯線34はマイクロストリップライン2
0を介して給電点62にて平衡型アンテナ部12に接続
されることとなっている。
【0018】本実施形態においては、以上説明したアン
テナ構成要素の一つであるマイクロストリップライン2
0が、基板10の第1面に形成された平衡型アンテナ部
12と一体の線路と共に、平衡型アンテナ部12と、不
平衡線路の同軸ケーブル30とを接続するための不平衡
−平衡変換器の役割を果たしている。また同時にマイク
ロストリップライン20は、インピーダンス変換器の役
割も果たしている。特に、ライン20の線幅を調整する
だけでそのインピーダンスを所望の値とできる。図7に
示すような従来のバラン回路等を用いてもインピーダン
ス変換を行うことは不可能ではないが、インピーダンス
を変更する為には、上述のように同軸ケーブルの芯線3
6等の太さを変えたり、誘電体層34の種類を変えた
り、あるいはインピーダンス整合回路を設けたりしなけ
ればならず、大がかりな変更が必要となる。しかし、本
実施形態のマイクロストリップライン20は、基板10
上に形成された導電体パターンから構成されているの
で、その線幅を変えるだけでインピーダンスを変更する
ことができる。
テナ構成要素の一つであるマイクロストリップライン2
0が、基板10の第1面に形成された平衡型アンテナ部
12と一体の線路と共に、平衡型アンテナ部12と、不
平衡線路の同軸ケーブル30とを接続するための不平衡
−平衡変換器の役割を果たしている。また同時にマイク
ロストリップライン20は、インピーダンス変換器の役
割も果たしている。特に、ライン20の線幅を調整する
だけでそのインピーダンスを所望の値とできる。図7に
示すような従来のバラン回路等を用いてもインピーダン
ス変換を行うことは不可能ではないが、インピーダンス
を変更する為には、上述のように同軸ケーブルの芯線3
6等の太さを変えたり、誘電体層34の種類を変えた
り、あるいはインピーダンス整合回路を設けたりしなけ
ればならず、大がかりな変更が必要となる。しかし、本
実施形態のマイクロストリップライン20は、基板10
上に形成された導電体パターンから構成されているの
で、その線幅を変えるだけでインピーダンスを変更する
ことができる。
【0019】本実施形態のマイクロストリップライン2
0の特性インピーダンスは、理論的には、例えば、その
構成上図8の(b)又は(d)に示すようなインピーダ
ンス変換特性を満たすように設定される。図8において
Zinは線路の左側からみた特性インピーダンス、Zlは
線路の右側から特性インピーダンス、Zoはインピーダ
ンス変換部となる部分の特性インピーダンス、Zm1及び
Zm2はインピーダンス変換部となる部分において、それ
ぞれ幅が異なる領域における特性インピーダンスを表し
ている。図8(b)に相当する場合において、理論的に
は、マイクロストリップライン20のライン長がλ/4
のとき(λは、送受信波長)、特性インピーダンスZo
が次式(1)を満たすようにその幅を設定することとな
る。
0の特性インピーダンスは、理論的には、例えば、その
構成上図8の(b)又は(d)に示すようなインピーダ
ンス変換特性を満たすように設定される。図8において
Zinは線路の左側からみた特性インピーダンス、Zlは
線路の右側から特性インピーダンス、Zoはインピーダ
ンス変換部となる部分の特性インピーダンス、Zm1及び
Zm2はインピーダンス変換部となる部分において、それ
ぞれ幅が異なる領域における特性インピーダンスを表し
ている。図8(b)に相当する場合において、理論的に
は、マイクロストリップライン20のライン長がλ/4
のとき(λは、送受信波長)、特性インピーダンスZo
が次式(1)を満たすようにその幅を設定することとな
る。
【0020】
【数1】Zin・Zl=Zo 2 ・・・(1) また、図8(d)に相当する場合には、理論的には、例
えば、マイクロストリップライン20の長さがλ/4で
ある場合に、特性インピーダンスZm1又はZm2が次式
(2)又は(3)を満たすようにその幅を設定すること
となる。
えば、マイクロストリップライン20の長さがλ/4で
ある場合に、特性インピーダンスZm1又はZm2が次式
(2)又は(3)を満たすようにその幅を設定すること
となる。
【0021】
【数2】Zm1=(Zin 2・Zl)1/3 ・・・(2)
【数3】Zm2=(Zl 2・Zin)1/3 ・・・(3) マイクロストリップライン20の特性インピーダンス
は、計算上はH.A.Wheelerの式などに従って近似できる
が、実際にはマイクロストリップライン20の特性イン
ピーダンスは、様々な影響を受け、理論値だけでは決ま
らない。本実施形態の図1の例では、マイクロストリッ
プライン20は、平衡型アンテナ部12と同軸ケーブル
30との間でインピーダンス整合をとるために、給電点
62から芯線接合用ランド24までの間で概ねL字状パ
ターンで、線路中に所望のライン幅で、更にその幅が互
いに異なる領域20a、20b、20cを有している。
そして、この例では領域20bの長さが概ねλ/4とな
っている。しかし、ラインパターンは図1に限定される
ものではなく要求される特性インピーダンスとなれば他
のパターンでもよい。また、アンテナの特性が異なれ
ば、マイクロストリップライン20に要求される特性イ
ンピーダンスも異なるため、そのパターン(長さ及び
幅)はこれに応じて所望となるように設計し、また調整
する必要がある。アンテナ特性が変化した場合、それに
応じて例えば図1のライン20の内、領域20a、20
b、20cの各部の幅を増減することによりライン20
のインピーダンスひいてはアンテナのインピーダンスを
調整できる。
は、計算上はH.A.Wheelerの式などに従って近似できる
が、実際にはマイクロストリップライン20の特性イン
ピーダンスは、様々な影響を受け、理論値だけでは決ま
らない。本実施形態の図1の例では、マイクロストリッ
プライン20は、平衡型アンテナ部12と同軸ケーブル
30との間でインピーダンス整合をとるために、給電点
62から芯線接合用ランド24までの間で概ねL字状パ
ターンで、線路中に所望のライン幅で、更にその幅が互
いに異なる領域20a、20b、20cを有している。
そして、この例では領域20bの長さが概ねλ/4とな
っている。しかし、ラインパターンは図1に限定される
ものではなく要求される特性インピーダンスとなれば他
のパターンでもよい。また、アンテナの特性が異なれ
ば、マイクロストリップライン20に要求される特性イ
ンピーダンスも異なるため、そのパターン(長さ及び
幅)はこれに応じて所望となるように設計し、また調整
する必要がある。アンテナ特性が変化した場合、それに
応じて例えば図1のライン20の内、領域20a、20
b、20cの各部の幅を増減することによりライン20
のインピーダンスひいてはアンテナのインピーダンスを
調整できる。
【0022】アンテナのインピーダンスは、アンテナエ
レメントの取り付け位置周辺に存在するものによって変
わるため、アンテナエレメント単体のインピーダンスを
考慮して設計しても、例えば自動車のドアミラーハウジ
ング内にアンテナを取り付けた場合、最適な性能が得ら
れるとは限らない。よって、最適な性能を得るために
は、一旦設計したアンテナを実際に取り付け位置に設置
し、どのような特性となっているかを繰り返し実験する
必要がある。このような場合に、本実施形態のアンテナ
であれば、アンテナ特性(特に平衡型アンテナ部のイン
ピーダンス特性)が変化しても、それに応じてマイクロ
ストリップライン20の線幅を調整すればよく、調整作
業が非常に簡便で、インピーダンス整合のとれた特性の
よいアンテナを容易に製造することが可能となる。
レメントの取り付け位置周辺に存在するものによって変
わるため、アンテナエレメント単体のインピーダンスを
考慮して設計しても、例えば自動車のドアミラーハウジ
ング内にアンテナを取り付けた場合、最適な性能が得ら
れるとは限らない。よって、最適な性能を得るために
は、一旦設計したアンテナを実際に取り付け位置に設置
し、どのような特性となっているかを繰り返し実験する
必要がある。このような場合に、本実施形態のアンテナ
であれば、アンテナ特性(特に平衡型アンテナ部のイン
ピーダンス特性)が変化しても、それに応じてマイクロ
ストリップライン20の線幅を調整すればよく、調整作
業が非常に簡便で、インピーダンス整合のとれた特性の
よいアンテナを容易に製造することが可能となる。
【0023】次に、平衡型アンテナ部12について説明
する。図3は、平衡型アンテナ部12の形状を説明する
ための図である。図3に示すように平衡型アンテナ部1
2は、図中の中心線(一点鎖線)Cに対して線対称なパ
ターンを備えている。アンテナ部12の長さL1は、ア
ンテナの用途(通信周波数帯域)によって決まる値であ
り、送受信波長をλとしたときにλ/2であることが理
想である。例えば、自動車電話用(810〜950MH
z)のアンテナに用いる場合、L1は、例えば110〜
120mm程度の長さとなる。ラジオ用(70〜90M
Hz)やテレビジョン用(90〜800MHz)のアン
テナであれば、L1は、上記より長くなる。
する。図3は、平衡型アンテナ部12の形状を説明する
ための図である。図3に示すように平衡型アンテナ部1
2は、図中の中心線(一点鎖線)Cに対して線対称なパ
ターンを備えている。アンテナ部12の長さL1は、ア
ンテナの用途(通信周波数帯域)によって決まる値であ
り、送受信波長をλとしたときにλ/2であることが理
想である。例えば、自動車電話用(810〜950MH
z)のアンテナに用いる場合、L1は、例えば110〜
120mm程度の長さとなる。ラジオ用(70〜90M
Hz)やテレビジョン用(90〜800MHz)のアン
テナであれば、L1は、上記より長くなる。
【0024】平衡型アンテナ部12の長さL2は、自動
車電話用アンテナの場合に、例えば20〜40mm程度
とすることができるが、適応周波数帯域を広げる場合に
は更に長くする。但し、一般的には、アンテナの設置ス
ペースを小さくするという要求が多いため、このL2の
長さは、必要な帯域の送受信が行える範囲でできるだけ
短くすることが好適である。
車電話用アンテナの場合に、例えば20〜40mm程度
とすることができるが、適応周波数帯域を広げる場合に
は更に長くする。但し、一般的には、アンテナの設置ス
ペースを小さくするという要求が多いため、このL2の
長さは、必要な帯域の送受信が行える範囲でできるだけ
短くすることが好適である。
【0025】図3において、長さL3で示す領域は、実
質的に、アンテナとしてよりも線路として機能してい
る。そして、この長さL3は、加工を容易にする、断線
し難くするなどの観点で決定することのできる値であ
り、例えばマイクロストリップライン20の線幅の10
倍程度とする(例えば、2mm〜10mm程度とするこ
とができるが、このような数値には限られない)。
質的に、アンテナとしてよりも線路として機能してい
る。そして、この長さL3は、加工を容易にする、断線
し難くするなどの観点で決定することのできる値であ
り、例えばマイクロストリップライン20の線幅の10
倍程度とする(例えば、2mm〜10mm程度とするこ
とができるが、このような数値には限られない)。
【0026】L5は、平衡型アンテナパターンに形成さ
れたスロット幅であり、このスロット幅L5は任意の長
さとすることができる。また長さL4は、スロットの端
部から給電点(スルーホール位置)62までの長さであ
り(スロット長さ)、このスロット長さはλ/4とする
ことが理想である。
れたスロット幅であり、このスロット幅L5は任意の長
さとすることができる。また長さL4は、スロットの端
部から給電点(スルーホール位置)62までの長さであ
り(スロット長さ)、このスロット長さはλ/4とする
ことが理想である。
【0027】また、本実施形態において、基板10に形
成されたスルーホール60、62によって構成される給
電点は、図4に示すような位置関係をとる。まず、同軸
ケーブル30の外被32と、平衡型アンテナ部12の線
路部分とを接続するためのスルーホール60は、図4に
線Aで示すスロット端部よりも右側の幅L3の線路領域
内であって、線B上に形成する。一方、平衡型アンテナ
部12とマイクロストリップライン20とを接続するた
めのスルーホール62は、平衡型アンテナ部12に対す
る給電点であり、その位置は図4に斜線で示す領域内で
あれば線D上には限られない。しかし、上述のようにス
ロット端部から給電点62までの長さL4がλ/4程度
という条件が存在すること、中心線Cに対して線Bと対
称となる線D上に形成することがアンテナの特性上好適
であること、更にアンテナ全体の小型化を考慮すると、
線D上であって線Aから長さL4の図示するような位置
となる。
成されたスルーホール60、62によって構成される給
電点は、図4に示すような位置関係をとる。まず、同軸
ケーブル30の外被32と、平衡型アンテナ部12の線
路部分とを接続するためのスルーホール60は、図4に
線Aで示すスロット端部よりも右側の幅L3の線路領域
内であって、線B上に形成する。一方、平衡型アンテナ
部12とマイクロストリップライン20とを接続するた
めのスルーホール62は、平衡型アンテナ部12に対す
る給電点であり、その位置は図4に斜線で示す領域内で
あれば線D上には限られない。しかし、上述のようにス
ロット端部から給電点62までの長さL4がλ/4程度
という条件が存在すること、中心線Cに対して線Bと対
称となる線D上に形成することがアンテナの特性上好適
であること、更にアンテナ全体の小型化を考慮すると、
線D上であって線Aから長さL4の図示するような位置
となる。
【0028】なお、平衡型アンテナ部12(線路を含
む)は、図1に示されるパターンには限らず、中心線C
に対して線対称なパターンであればよく、例えば、図5
(a)〜(e)に示すようなパターン形状も適用可能で
ある。なお、パターンが線対称であるため、図5では、
簡略化して平衡型アンテナ部12の中心線Cから半分の
パターンのみを示している。
む)は、図1に示されるパターンには限らず、中心線C
に対して線対称なパターンであればよく、例えば、図5
(a)〜(e)に示すようなパターン形状も適用可能で
ある。なお、パターンが線対称であるため、図5では、
簡略化して平衡型アンテナ部12の中心線Cから半分の
パターンのみを示している。
【0029】このように本実施形態のアンテナは、基板
10の第1面に形成された平衡型アンテナ部12と、給
電線路である同軸ケーブル30との間に、基板10の第
2面に形成されたマイクロストリップライン20が配置
され、不平衡−平衡回路機能と、インピーダンス変換機
能を発揮している。アンテナのインピーダンスを調整す
る必要がある場合には、このマイクロストリップライン
20の形状を変更すればよく、インピーダンスを繰り返
し変更する場合にも、マイクロストリップライン20の
形状変更するだけでよいのでその設計や製造が非常に簡
単である。
10の第1面に形成された平衡型アンテナ部12と、給
電線路である同軸ケーブル30との間に、基板10の第
2面に形成されたマイクロストリップライン20が配置
され、不平衡−平衡回路機能と、インピーダンス変換機
能を発揮している。アンテナのインピーダンスを調整す
る必要がある場合には、このマイクロストリップライン
20の形状を変更すればよく、インピーダンスを繰り返
し変更する場合にも、マイクロストリップライン20の
形状変更するだけでよいのでその設計や製造が非常に簡
単である。
【0030】本実施形態のアンテナは、例えば車載アン
テナ、特に自動車電話用のアンテナ等に使用することが
でき、基板10が可撓性であれば任意の場所に貼り付け
て用いることができる。例えば、本実施形態のアンテナ
は、外観上邪魔にならず、またアンテナの視界を良くす
るためにドアミラーやルームミラーのハウジング内に配
置することができる。これらのハウジング内に取り付け
る場合、アンテナ性能へ影響を与えないためには、導体
より形成された鏡面からできるだけ離れたところに配置
することが好適である。また、アンテナの構成上、垂直
面又は垂直成分の大きい斜面にアンテナの基板平面が沿
うように取り付けることが好適である。
テナ、特に自動車電話用のアンテナ等に使用することが
でき、基板10が可撓性であれば任意の場所に貼り付け
て用いることができる。例えば、本実施形態のアンテナ
は、外観上邪魔にならず、またアンテナの視界を良くす
るためにドアミラーやルームミラーのハウジング内に配
置することができる。これらのハウジング内に取り付け
る場合、アンテナ性能へ影響を与えないためには、導体
より形成された鏡面からできるだけ離れたところに配置
することが好適である。また、アンテナの構成上、垂直
面又は垂直成分の大きい斜面にアンテナの基板平面が沿
うように取り付けることが好適である。
【0031】次に、本実施形態のアンテナでは、上述の
ように、基板10は100μm程度、平衡型アンテナ部
12及びマイクロストリップライン20の厚さは共にそ
れぞれ10〜20μm程度としており、非常に薄く単体
では十分な剛性がない。このため、上述のようにドアミ
ラー等のハウジング内など、何かに貼り付けた状態で使
用される。なお、貼り付ける際には基板10の両面はパ
ターンや接続部の保護などの観点から誘電層などでコー
ティングしておくことが好適である。なお、基板10と
して誘電体シートではなく、剛性の高いプリント基板な
どを用い、基板の特性などに応じたパターンに平衡型ア
ンテナ部12やマイクロストリップライン20を形成す
れば、特別何かに貼り付けることなくそのまま専用ケー
スなどに収納して使用することができる。
ように、基板10は100μm程度、平衡型アンテナ部
12及びマイクロストリップライン20の厚さは共にそ
れぞれ10〜20μm程度としており、非常に薄く単体
では十分な剛性がない。このため、上述のようにドアミ
ラー等のハウジング内など、何かに貼り付けた状態で使
用される。なお、貼り付ける際には基板10の両面はパ
ターンや接続部の保護などの観点から誘電層などでコー
ティングしておくことが好適である。なお、基板10と
して誘電体シートではなく、剛性の高いプリント基板な
どを用い、基板の特性などに応じたパターンに平衡型ア
ンテナ部12やマイクロストリップライン20を形成す
れば、特別何かに貼り付けることなくそのまま専用ケー
スなどに収納して使用することができる。
【0032】また、本実施形態のアンテナを例えばGP
S等に用いる場合には、このGPSでは通信に円偏波が
用いられていることから、図1に示すようなアンテナを
2つ以上組み合わせて使用することが好適である。
S等に用いる場合には、このGPSでは通信に円偏波が
用いられていることから、図1に示すようなアンテナを
2つ以上組み合わせて使用することが好適である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、基板の第2面側に形成したマイクロストリップライ
ンが不平衡−平衡変換機能及びインピーダンス変換機能
を備え、該ラインのパターン、特に幅の変更によりイン
ピーダンスを調整することができる。従って、設置した
環境によってアンテナ特性が変化するような場合であっ
ても、設置した状態でアンテナ特性を測定し、それに応
じてマイクロストリップラインを調整すれば、設置状態
での平衡型アンテナ部と同軸ケーブルとのインピーダン
スを正確に整合させることができる。よって、性能の良
いアンテナを簡単に製造することが可能となる。
は、基板の第2面側に形成したマイクロストリップライ
ンが不平衡−平衡変換機能及びインピーダンス変換機能
を備え、該ラインのパターン、特に幅の変更によりイン
ピーダンスを調整することができる。従って、設置した
環境によってアンテナ特性が変化するような場合であっ
ても、設置した状態でアンテナ特性を測定し、それに応
じてマイクロストリップラインを調整すれば、設置状態
での平衡型アンテナ部と同軸ケーブルとのインピーダン
スを正確に整合させることができる。よって、性能の良
いアンテナを簡単に製造することが可能となる。
【図1】 本実施形態のアンテナの平面構成を示す図で
ある。
ある。
【図2】 図1のアンテナの側面構成を示す図である。
【図3】 平衡型アンテナ部の形状を説明する図であ
る。
る。
【図4】 給電点の位置を説明する図である。
【図5】 平衡型アンテナ部のパターンの他の例を示す
図である。
図である。
【図6】 一般的な不平衡−平衡変換器の構成を示す図
である。
である。
【図7】 スリーブアンテナの構成を示す図である。
【図8】 インピーダンス変換特性を説明する図であ
る。
る。
10 基板、12 平衡型アンテナ部、20 マイクロ
ストリップライン、22 外被接合用ランド、24 芯
線接合用ランド、30 同軸ケーブル、32外被、34
誘電体層、36 芯線、60,62 スルーホール
(給電点)。
ストリップライン、22 外被接合用ランド、24 芯
線接合用ランド、30 同軸ケーブル、32外被、34
誘電体層、36 芯線、60,62 スルーホール
(給電点)。
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体基板の一面側に対称に形成された
導体層のパターンより構成される平衡型アンテナ部と、 前記誘電体基板の他面側に形成され、給電点で前記平衡
型アンテナ部と接続された所定パターンの導体層よりな
るマイクロストリップラインとを備え、 前記マイクロストリップラインによって、前記平衡型ア
ンテナ部への給電線路である不平衡線路と、前記平衡型
アンテナ部とのインピーダンス整合が行われていること
を特徴とするアンテナ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のアンテナにおいて、 前記マイクロストリップラインは、前記不平衡線路と前
記平衡型アンテナ部との間における不平衡−平衡変換機
能及びインピーダンス変換機能を備えることを特徴とす
るアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10373682A JP2000196342A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10373682A JP2000196342A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000196342A true JP2000196342A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18502583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10373682A Pending JP2000196342A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000196342A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111358A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-04-12 | Andrew Corp | 二重極性型放射装置にて使用される放射要素及び極性チャネル間の隔離方法 |
JP2004015246A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Yoshinobu Okano | プレートアンテナおよびそのアンテナを備える通信端末 |
JP2007251916A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-09-27 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 地板付きコーナーレフレクタアンテナ |
WO2008084801A1 (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Panasonic Corporation | 広帯域スロットアンテナ |
JP2012105134A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Fujitsu Ltd | 無線装置及びアンテナ装置 |
CN108054505A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-18 | 华为技术有限公司 | 电路板组件和天线装置 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10373682A patent/JP2000196342A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111358A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-04-12 | Andrew Corp | 二重極性型放射装置にて使用される放射要素及び極性チャネル間の隔離方法 |
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US7619578B2 (en) | 2007-01-11 | 2009-11-17 | Panasonic Corporation | Wideband slot antenna |
CN101542833B (zh) * | 2007-01-11 | 2012-07-04 | 松下电器产业株式会社 | 宽带缝隙天线 |
JP2012105134A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Fujitsu Ltd | 無線装置及びアンテナ装置 |
US9054426B2 (en) | 2010-11-11 | 2015-06-09 | Fujitsu Limited | Radio apparatus and antenna device |
CN108054505A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-18 | 华为技术有限公司 | 电路板组件和天线装置 |
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