JP2002271118A - 無給電素子付アンテナ装置及び無線端末装置 - Google Patents

無給電素子付アンテナ装置及び無線端末装置

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JP2002271118A
JP2002271118A JP2001072212A JP2001072212A JP2002271118A JP 2002271118 A JP2002271118 A JP 2002271118A JP 2001072212 A JP2001072212 A JP 2001072212A JP 2001072212 A JP2001072212 A JP 2001072212A JP 2002271118 A JP2002271118 A JP 2002271118A
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radiating element
parasitic
signal
substrate
parasitic element
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JP2001072212A
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Toshinori Yonesu
利徳 米須
Futoshi Deguchi
太志 出口
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波の放射が所定方向に放射されるのを抑制
でき、しかもアンテナ特性を劣化するのを抑える無給電
素子付アンテナ装置及び無線端末装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】 基板1上に放射素子2,マッチングスタ
ブ3,無給電素子5を設け、マッチングスタブ3と放射
素子2をコンデンサ4で接合し、マッチングスタブ3と
無給電素子5の間隔をaだけ設け、そのaは0.10λ
〜0.50λとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置など
の電子機器などに好適に用いられる無給電素子付アンテ
ナ装置及び無線端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線端末装置などが発する電波が
人体の方に発信されるのを抑制することが考案され、例
えば先行例としては、特開平10−313205号公報
や特開平6−232622号公報などがあり、この様な
従来のアンテナでは放射器に反射器を付加し放射指向性
の前後比を確保する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の構成では、アンテナからの電波を所定の方向に放
射されるのを抑えることについては、解決することがで
きるものの、アンテナ特性を劣化させることとなり、無
線端末装置の特性の劣化が生じていた。
【0004】そこで、本発明は前記従来の課題を解決す
るもので、電波の放射が所定方向に放射されるのを抑制
でき、しかもアンテナ特性を劣化するのを抑える無給電
素子付アンテナ装置及び無線端末装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、波長λの電磁
波或いは電波を受信か或いは送信の少なくとも一方を行
う放射素子と、放射素子の近傍に設けられたマッチング
スタブと、放射素子の近傍に設けられ放射素子に対して
平行或いは所定の傾斜を有して設けられた無給電素子と
を備え、放射素子の一方の端部においてマッチングスタ
ブと放射素子とを直接接合するか或いは容量を介して接
続されるとともに、マッチングスタブと放射素子の接続
体の接続点側端部と、無給電素子の接続点側端部との設
置位置を放射素子の長手方向に沿った方向に0.10λ
〜0.50λずらし、放射素子の長さを(3/4)λ±
(1/10)λの範囲とし、マッチングスタブの範囲を
(1/4)λ±(1/10)λの範囲とし、無給電素子
の全長をλ+(1/100)λ〜(1/2)λとし、放
射素子と無給電素子の間隔を0.01λ〜0.1λとし
た。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、波長λの
電磁波或いは電波を受信か或いは送信の少なくとも一方
を行う放射素子と、前記放射素子の近傍に設けられたマ
ッチングスタブと、前記放射素子の近傍に設けられ前記
放射素子に対して平行或いは所定の傾斜を有して設けら
れた無給電素子とを備え、前記放射素子の一方の端部に
おいて前記マッチングスタブと前記放射素子とを直接接
合するか或いは容量を介して接続されるとともに、前記
マッチングスタブと前記放射素子の接続体の接続点側端
部と、前記無給電素子の前記接続点側端部との設置位置
を前記放射素子の長手方向に沿った方向に0.10λ〜
0.50λずらし、前記放射素子の長さを(3/4)λ
±(1/10)λの範囲とし、前記マッチングスタブの
範囲を(1/4)λ±(1/10)λの範囲とし、前記
無給電素子の全長をλ+(1/100)λ〜(1/2)
λとし、前記放射素子と前記無給電素子の間隔を0.0
1λ〜0.1λとしたことを特徴とする無給電素子付ア
ンテナ装置とすることで、電波が所定方向に放出される
のを抑制でき、しかもアンテナ特性を劣化させることは
ない。
【0007】請求項2記載の発明は、マッチングスタブ
と放射素子間をチップコンデンサで接続した請求項1記
載の無給電素子付アンテナ装置とすることで、実装機に
よって、コンデンサを搭載できるので、生産性が向上す
る。また、インピーダンスマッチングも非常に簡単に行
える。
【0008】請求項3記載の発明は、放射素子,マッチ
ングスタブ,無給電素子を一つの基板上に形成したこと
を特徴とする請求項1記載の無給電素子付アンテナ装置
とすることで、小型で、しかも一つの部材上に各線路を
形成するので、取り扱いが非常に簡単になる。
【0009】請求項4記載の発明は、基板において、放
射素子,マッチングスタブ,無給電素子それぞれが非配
置となった部分を取り除いたような基板形状としたこと
を特徴とする請求項3記載の無給電素子付アンテナ装置
とすることで、更に小型化を実現できる。
【0010】請求項5記載の発明は、放射素子に沿って
基板にスリット或いは溝を設けたことを特徴とする請求
項3記載の無給電素子付アンテナ装置とすることで、他
の線路間の影響を抑制でき、部材のロスも削減できアン
テナ特性を向上させることができる。
【0011】請求項6記載の発明は、基板において放射
素子を形成した主面と反対側の主面に無給電素子かある
いはマッチングスタブの少なくとも一部を設けたことを
特徴とする請求項3記載の無給電素子付アンテナ装置と
することで、基板の大きさを小さくでき、更に小型化を
行うことができる。
【0012】請求項7記載の発明は、無給電素子を複数
設けたことを特徴とする請求項3記載の無給電素子付ア
ンテナ装置とすることで、確実に電波の放出を軽減でき
る。
【0013】請求項8記載の発明は、受信した受信信号
を受信音声信号か受信データ信号の少なくとも一つに変
換する受信部と、送信音声信号か送信データ信号の少な
くとも一方を送信信号に変換する送信部と、前記受信信
号を受信し前記送信信号を送信する請求項1〜7いずれ
か1記載の無給電素子付アンテナ装置と、所定のデータ
を入力する入力手段と、所定のキャラクタ等を表示する
表示手段と、各部を制御する制御部を備えた無線端末装
置とすることで、電波の影響を抑え、しかもアンテナ特
性が良くなるので、良好な音声等を得ることができる。
【0014】請求項9記載の発明は、受信した受信信号
を受信音声信号に変換する受信部と、前記受信音声信号
を音声に変換するスピーカと、入力された音声を送信音
声信号に変換するマイクと、送信音声信号を送信信号に
変換する送信部と、前記各部を制御する制御手段と、前
記スピーカを有する第1のケースと、前記マイクを有す
る第2のケースと、前記受信信号を受信し前記送信信号
を送信する請求項1〜7いずれか1記載の無給電素子付
アンテナ装置と、前記第1のケースと前記第2のケース
を電気的に連結し、好ましくは頭部に装着可能なヘッド
コードを備えた無線端末装置とすることで、電波の影響
を抑え、しかもアンテナ特性が良くなるので、良好な音
声等を得ることができる。
【0015】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施の形態における無給電素子付アンテナ装置の斜視図
である。
【0016】図1において、1は基板で、基板1はセラ
ミック基板,樹脂基板等の絶縁基板が用いられる。好適
には基板1として、ガラスエポキシ樹脂を用いること
が、コスト,加工性,強度などの点で有利である。基板
1としては、フィルム体や板状体を用いることが可能で
あるが、好ましくは、0.1mm〜1.6mm程度の厚
さを有する板状体ものが好適に用いられる。基板1の厚
さが0.1mmより薄いと、機械的強度が弱く、しかも
平滑性が小さいので、良好なパターンを得ることが困難
であり、1.6mmより厚いと、薄型化に不向きであ
る。
【0017】また、基板1の比誘電率は2〜7(好まし
くは、3〜5)のものが好適に用いられ、上記範囲外で
あると、アンテナ自身のサイズが大きくなったり、特性
が悪くなると言う不具合が生じる。
【0018】また、基板1の表面抵抗は1011〜1015
Ωのものが好適に用いられ、この範囲外であると損失と
なり放射効率が低下する(表面抵抗大)、素子間の相互
結合がおおきくなり特性劣化が生じる(表面抵抗小)と
いう不具合が生じる。
【0019】更に、図示していないが、基板1に形成さ
れた角部には、面取りなどが施されている。この様に基
板1の角部に面取りなどを施すことによって、角部の欠
けなどの発生を防止でき、屑が発生し、その屑がアンテ
ナ特性に影響を及ぼしたり、あるいは、図1には図示し
ていないが、無給電素子付アンテナをレドームなどに収
納した際に、基板1の角部がそのレドーム内部を傷つけ
たりすることはない。更には、基板1が欠けることによ
って、アンテナ特性が変化したりすることを防止できる
ので、無給電素子付アンテナ装置を作製したときの特性
と、無線端末装置などに装着したときの特性が変化する
ことを抑制できる。好ましくは基板1角部の面取りは、
Rが1〜5mm程度になるように構成することが好まし
い。角部としては、基板1を方形状とした場合には、少
なくとも4つの角部の一つに設けることでも良いが、好
ましくは4つの角部と、基板1の縁部の角部の全てにも
面取りを施すことが好ましい。
【0020】2は基板1上に設けられた放射素子で、放
射素子2の素子長L1はアンテナが送信か或いは受信す
る少なくとも一方の電磁波の波長(以下λと略す)に対
して、約(3/4)λの長さで構成される。なお、基板
1の構成材料及び形状などで、好ましくは素子長L1を
(3/4)λ±(1/10)λの範囲とすることが好ま
しい。なお、ここで、λの範囲としては2.4GHzア
ンテナとしては100mmから150mm、5GHz帯
アンテナとしては45mmから65mmとなる。部材等
に印刷される場合や誘電体等のレドームで覆われる場合
はその影響によりλは短縮することになる。
【0021】3は基板1上であって、しかも放射素子2
が設けられた主面と同じ面に設けられた略L字型のマッ
チングスタブで、このマッチングスタブ3の全長を調整
することで、受信或いは送信する信号の少なくとも一方
の電磁波の周波数の調整を行うことができる(このマッ
チングスタブには放射素子2下部の電流位相と逆の位相
の電流を流すことでインピーダンスマッチングを容易に
することができる。)。マッチングスタブ3は放射素子
2の長手方向に沿った垂直部3aと、その垂直部3aに
略直行した水平部3bを有している。マッチングスタブ
3の全長L2(垂直部3aの長さ+水平部3bの長さ)
は約(1/4)λで構成され、基板1の構成材料やサイ
ズなどによって、好ましくは全長L2を(1/4)λ±
(1/10)λの範囲とすることが好ましい。水平部3
bは放射素子2の下端部と対向している。
【0022】4は水平部3bと放射素子2の間に設けら
れたコンデンサで、コンデンサ4に設けられた一対の外
部電極はそれぞれ水平部3bと放射素子2にそれぞれ半
田,鉛フリー半田等の導電材料で接合されている。この
コンデンサ4を設けることでアンテナ全体のインピーダ
ンスのマッチングを容易に取ることが可能となる。
【0023】コンデンサ4は好ましくはチップタイプの
もの、すなわち、誘電体基体中に対向電極を埋設し、そ
の対向電極と接合する外部電極を基体の両端に設け、外
部電極を直接的にあるいは接合材を介して水平部3bと
放射素子2に接合されるものが好適に用いられ、このチ
ップタイプを用いることによって、実装機などで、コン
デンサ4を実装させることができるので、無給電素子付
アンテナ装置の生産性を向上させることができる。コン
デンサ4の容量としては、送信或いは受信する信号の少
なくとも一方が約2.4GHzの電波の場合、0.5〜
10pFが必要となるので、コンデンサ4としては、上
記容量を有するものを選択する。
【0024】5は放射素子2のマッチングスタブ3を設
けた側とは反対側の基板1上に設けられた無給電放射素
子で、この無給電放射素子5を設けることによって、放
射素子2から無給電放射素子5方向に放出される電波を
反射させることができるので、例えば、無給電素子付ア
ンテナ装置を無線端末装置に搭載した際に、この無給電
放射素子5が人間の頭部側となるように、配置すること
で、電波の人体への影響を小さくすることができる。
【0025】無給電放射素子5の素子長L3は、λ+
(1/100)λ〜(1/2)λとすることで、放射素
子2から無給電放射素子5方向へ放射される電波を反射
する作用が働き無給電放射素子5側のアンテナ放射指向
性を制御できるという効果を奏する。
【0026】また、水平部3bの延長線と無給電放射素
子5の下端部との距離aが存在するように構成されてお
り、この距離aを調整することで、アンテナの放射仰角
を調整することができる。特に、この距離aを約0.1
0λ〜0.50λ(好ましくは0.20λ〜0.30
λ)となるように構成することで、無給電放射素子5側
に放射される電波を抑制でき、しかも水平方向の受信感
度及び送信強度などを向上させることができる。すなわ
ち、距離aを0.10λより小さくすると、放射仰角が
大きくなってしまい、水平方向の受信感度等が悪くな
り、0.50λよりも大きいと、放射素子2から放出さ
れる電波が無給電放射素子5側に大きく放出されるの
で、人体への影響が懸念される。
【0027】6は同軸ケーブルで、同軸ケーブル6の中
心線6aは放射素子2の下端部に接合され、外皮グラン
ド部6bはマッチングスタブ3の水平部3bに接続され
ている。
【0028】更に、放射素子2,マッチングスタブ3,
無給電放射素子5(以下、各素子と略す)は、銅,銅合
金,金,金合金,銀,銀合金等の導電性金属材料で構成
されている。また、各素子の製法としては、印刷法,薄
膜形性技術,導電箔もしくは導体線の張り付けなどで構
成される。印刷法を用いる場合には、基板1上に導電性
ペーストを各素子の形状に塗布して、乾燥,焼結させて
形成する。
【0029】薄膜形性技術を用いる場合には、一つの方
法として、レジストなどを塗布し、各素子の形状に露光
して、各素子の形状に応じたレジストを取り除き、スパ
ッタリング法,蒸着法,鍍金法などを用いて、基板1上
に導電膜を形成し、その後に、レジストをとりのぞい
て、各素子形状に導電膜を形成する方法や、他の方法と
しては、まず、基板1の全面にスパッタリング法,蒸着
法,鍍金法などを用いて、導電膜を形成し、各素子形状
に対応したレジストを形成し、その後にイオンミーリン
グなどのドライエッチングや湿式のエッチングなどによ
ってレジストを設けた部分以外の導電膜を除去し、各素
子形状に対応した導電膜を残す方法などがある。
【0030】各素子を構成する導体の厚さとしては、1
5μm〜38μm程度が好ましく、15μmより小さい
と強度が不足し製造コストもかかる、又、38μmより
も大きいのも製造コストがかかるデメリットがある。
【0031】また、各素子を形成する導体の幅として
は、1〜5mm程度が好ましく、1mmより小さいと精
度を確保することが困難となり製造上のばらつきが生じ
る可能性がある点で不具合が生じ、5mmよりも大きい
と小型化をすることが困難となる点で不具合が生じる。
【0032】また、導電箔や導電線を基板1上に各素子
形状に応じて、基板1に接着剤などを用いて接合しても
良い。
【0033】図1に示す水平方向の放射素子2と無給電
放射素子5間の距離L4と、放射素子2とマッチングス
タブ3間の距離L5は、それぞれ0.01λ〜0.1λ
となる用に構成することが好ましい、L4,L5が0.
01λより小さいと生産性が落ち、特にL4の場合は無
給電放射素子5と放射素子4との結合が強くなり無給電
放射素子5を付加する効果があまり見られなくなる。
0.1λより小さいとアンテナの小型化が困難になり、
特にL5ではマッチングをとりずらくなる場合がある。
【0034】以上の様に、本実施の形態では、基板1上
に各素子を形成すると共に、各素子の長さ,間隔,距離
a等を調整することで、人体方向へ放出される電波を抑
制でき、しかもアンテナ特性を劣化させない無給電素子
付アンテナ装置を得ることができる。
【0035】次に本実施の形態の変形例について説明す
る。
【0036】先ず、図2に示すように、無給電放射素子
8を基板1上に設けずに、基板1を収納するレドーム7
の内壁,外壁やレドーム7中に設けた。この時、無給電
放射素子8は導体に粘着層を設け、シールのようにレド
ーム7に張り付けたりすることで、設計が行いやすく、
基板1の小型化も行うことができる。更に、機器等に応
じて、無給電放射素子8のサイズや材質などを容易に変
更できるので、良好な特性を得ることができる。
【0037】また、図3に示すように、コンデンサ4を
用いずに、マッチングスタブ3の水平部3bと放射素子
2を直結し、しかも同軸ケーブル6の中心線6aを放射
素子2の中途で接合し、同軸ケーブル6の外皮グランド
部6bには垂直部3aが接合される。この時、水平部3
bから中心線6aが放射素子2と接合する給電部間の距
離bは0.01λ〜0.2λとすることで、アンテナ入
力インピーダンス特性を適切な値に調整することが可能
となる。この構成においては、コンデンサ4が不要とな
るために、部品点数を減らすことができ、生産性が向上
する。
【0038】図4に示すように、方形板状の基板1にお
いて、不要な部分すなわち、各線路が形成されていない
領域を切除して、基板1の面積を低減することも考えら
れる。すなわち、各線路が形成されていない部分1a,
1bを取り除いくことで基板1を小さくでき、しかも基
板1の不要な部分1a,1bの材質の変化や不要な物質
が付着することに起因する特性劣化を防止できる。な
お、他の方法としては、方形状の基板1の不要な部分1
a,1bを取り除くのではなく、予め不要部分1a,1
bが存在しない状態で、基板1を形成することもでき
る。すなわち、無給電放射素子5と放射素子2の先端部
が存在する無給電素子部分1cと、マッチングスタブ3
と放射素子2の後端部が存在するスタブ部分1dを一体
に形成した構成としてもよい。すなわち基板1は、方形
状でなくとも、内角が180度より小さい角と180度
より大きな角を有する多角形状としても良い。
【0039】図5に示すように、放射素子2と無給電放
射素子5の間、及び放射素子2とマッチングスタブ3と
の間に、それぞれ貫通したスリット1e,1fをそれぞ
れ設けた。この様な構成によって、各線路間の電界が基
板1に吸収されるのをスリット1e,1fを設けること
で、削減することができ、高効率のアンテナ特性を得る
ことができる。また、別な表現をすれば、放射素子2を
挟むように一対のスリット1e,1fを設けた構成した
言うこともできる。なお、本実施の形態では、スリット
1e,1fをそれぞれ設けたが、スリット1e,1fの
内少なくとも一方を設けても良い。更に、スリット1
e,1fはそれぞれ連続し貫通したスリットとしたが、
不連続な貫通した孔を放射素子2に沿って並べて配置し
ても良い。更に、本実施の形態では、スリット1e,1
fは基板1を貫通させたが、基板1に溝を形成したもの
でも、貫通したスリット1e,1fを設ける場合に比較
して、多少特性は悪くなるが、何も形成しないより特性
は向上する。
【0040】また、図6,図7に示すように、無給電放
射素子5或いはマッチングスタブ3の垂直部3aの少な
くとも一方を放射素子2を形成した主面とは反対側の主
面に設けることで、基板1の小型化などを行うことがで
きる。
【0041】また、図7に示すように、同軸ケーブル6
を基板1の一方の主面上において、各線路と接続された
い場合には、水平部3bの全部或いは一部を放射素子2
が設けられている主面に設け、その他の部分である垂直
部3a或いは、水平部3bの一部を裏面に設ける。この
時、基板にスルーホール1g等の接続手段を設け、この
スルーホール1gを介して、垂直部3aと水平部3bを
電気的に接続するか、あるいは基板1の表裏面におい
て、分割された水平部3bをスルーホール1gを用い
て、接合する。
【0042】また、放射素子2を設けた基板1の主面と
反対側の主面にマッチングスタブ3を全て形成し、やは
り、スルーホール1g等を設けて、マッチングスタブ3
に電気的に接続された導電部を放射素子2を設けた面に
設けて、基板1の同一主面上において、同軸ケーブル6
を接続するようにしても良い。
【0043】更に、図8,図9に示すように、無給電放
射素子5を複数並列して設ける構成でも良い。すなわ
ち、図8,図9においては、2本の無給電放射素子5を
放射素子2に略平行に設けている。基板1の大型化を気
にしなければ、無給電放射素子5の本数は3本以上でも
良い。ただし、実際上の基板1の大きさを考慮すると無
給電放射素子5は4本以下とすることが好ましい。ま
た、図9に示すように複数本設けた無給電放射素子5の
少なくとも一つを放射素子2が設けられた側とは反対側
の主面に設けることで、たとえ、放射素子2を複数本設
けたとしても、基板1の大型化されるのを防止できる。
【0044】また、図6に示す様に、基板1の一対の主
面間に設けられた側面1hに無給電素子を設けても良い
し、本実施の形態では、放射素子2に略平行に無給電放
射素子5を設けたが、放射素子2に対して多少の傾斜を
持って無給電放射素子5を設けても良く、更には、無給
電放射素子5は連続した線路で構成したが、複数の短い
線路を点線の様に並べて構成しても良い。
【0045】次に、これら無給電素子付アンテナ装置を
搭載した無線端末装置について、説明する。無線端末装
置としては、コードレス電話の子機,PHS端末,携帯
電話などが挙げられる。
【0046】図10及び図11はそれぞれ本発明の一実
施の形態における無線端末装置を示す斜視図及びブロッ
ク図である。図10及び図11において、29は音声を
音声信号に変換するマイク、30は音声信号を音声に変
換するスピーカー、31はダイヤルボタン等から構成さ
れる操作部、32は着信等を表示する表示部、33はア
ンテナで、アンテナ33は図1〜図9に示される構成で
ある。なお、図10においては、図1〜図9に示されて
いる無給電素子付アンテナ装置を有底の筒状体型状であ
るレドーム7に格納している。34はマイク29からの
音声信号を復調して送信信号に変換する送信部で、送信
部34で作製された送信信号は、アンテナ33を通して
外部に放出される。35はアンテナ33で受信した受信
信号を音声信号に変換する受信部で、受信部35で作成
された音声信号はスピーカー30にて音声に変換され
る。36は送信部34,受信部35,操作部31,表示
部32を制御する制御部である。
【0047】以下その動作の一例について説明する。
【0048】先ず、着信があった場合には、受信部35
から制御部36に着信信号を送出し、制御部36は、そ
の着信信号に基づいて、表示部32に所定のキャラクタ
等を表示させ、更に操作部31から着信を受ける旨のボ
タン等が押されると、信号が制御部36に送出されて、
制御部36は、着信モードに各部を設定する。即ちアン
テナ33で受信した信号は、受信部35で音声信号に変
換され、音声信号はスピーカー30から音声として出力
されると共に、マイク29から入力された音声は、音声
信号に変換され、送信部34を介し、アンテナ33を通
して外部に送出される。
【0049】次に、発信する場合について説明する。
【0050】まず、発信する場合には、操作部31から
発信する旨の信号が、制御部36に入力される。続いて
電話番号に相当する信号が操作部31から制御部36に
送られてくると、制御部36は送信部34を介して、電
話番号に対応する信号をアンテナ33から送出する。そ
の送出信号によって、相手方との通信が確立されたら、
その旨の信号がアンテナ33を介し受信部35を通して
制御部36に送られると、制御部36は発信モードに各
部を設定する。即ちアンテナ33で受信した信号は、受
信部35で音声信号に変換され、音声信号はスピーカー
30から音声として出力されると共に、マイク29から
入力された音声は、音声信号に変換され、送信部34を
介し、アンテナ33を通して外部に送出される。
【0051】なお、本実施の形態では、音声を送信受信
した例を示したが、音声に限らず、文字データ等の音声
以外のデータの送信もしくは受信の少なくとも一方を行
う装置についても同様な効果を得ることができる。
【0052】また、図12において、ヘッドセットの無
線端末装置の場合には、ケース40内に少なくともスピ
ーカー30を設け、ケース41にはマイク29が収納さ
れている。好ましくは、ケース40内には、マイク29
以外の上記各部を収納することが好ましい。また、ケー
ス40,41は電気的にコード等で接続されている。こ
の様な実施の形態の場合、ヘッドコード10を人体の頭
などに装着することによって、ケース40を略耳部に位
置させることができ、ケース41を略口元に位置させる
ことができる。
【0053】なお、アンテナ33を取り付ける際には、
頭部側に無給電放射素子5が配置されることが好まし
い。すなわち、図10に示す構成では、スピーカー30
が存在する面側に無給電放射素子5が位置するように、
アンテナ33を取り付けることが好ましく、図12にお
いては、ヘッドコード10側に無給電放射素子5が位置
するように、アンテナ33を取り付けることが好まし
い。
【0054】この様に、本実施の形態の無給電素子付ア
ンテナ装置を無線端末装置に搭載することによって、ア
ンテナ特性をあまり劣化させない状態でも、電波が人体
へ放出されないようにすることができる。特にヘッドセ
ットタイプの無線端末装置では、常に頭部の近傍にアン
テナ33が存在するので、特に有用である。
【0055】
【発明の効果】本発明は、波長λの電磁波或いは電波を
受信か或いは送信の少なくとも一方を行う放射素子と、
放射素子の近傍に設けられたマッチングスタブと、放射
素子の近傍に設けられ放射素子に対して平行或いは所定
の傾斜を有して設けられた無給電素子とを備え、放射素
子の一方の端部においてマッチングスタブと放射素子と
を直接接合するか或いは容量を介して接続されるととも
に、マッチングスタブと放射素子の接続体の接続点側端
部と、無給電素子の接続点側端部との設置位置を放射素
子の長手方向に沿った方向に0.10λ〜0.50λず
らし、放射素子の長さを(3/4)λ±(1/10)λ
の範囲とし、マッチングスタブの範囲を(1/4)λ±
(1/10)λの範囲とし、無給電素子の全長をλ+
(1/100)λ〜(1/2)λとし、放射素子と無給
電素子の間隔を0.01λ〜0.1λとしたことで、電
波が所定方向に放出されるのを抑制でき、しかもアンテ
ナ特性を劣化させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における無給電素子付ア
ンテナ装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における無給電素子付ア
ンテナ装置の斜視図
【図3】本発明の一実施の形態における無給電素子付ア
ンテナ装置の斜視図
【図4】本発明の一実施の形態による無給電素子付アン
テナ装置を示す斜視図
【図5】本発明の一実施の形態による無給電素子付アン
テナ装置を示す斜視図
【図6】本発明の一実施の形態による無給電素子付アン
テナ装置を示す斜視図
【図7】本発明の一実施の形態による無給電素子付アン
テナ装置を示す斜視図
【図8】本発明の一実施の形態による無給電素子付アン
テナ装置を示す斜視図
【図9】本発明の一実施の形態による無給電素子付アン
テナ装置を示す斜視図
【図10】本発明の一実施の形態における無線端末装置
を示す斜視図
【図11】本発明の一実施の形態における無線端末装置
を示すブロック図
【図12】本発明の一実施の形態における無線端末装置
を示す図
【符号の説明】
1 基板 1e,1f スリット 2 放射素子 3 マッチングスタブ 4 コンデンサ 5,8 無給電放射素子 6 同軸ケーブル 10 ヘッドコード 30 スピーカー 31 操作部 32 表示部 33 アンテナ 34 送信部 35 受信部 36 制御部 40,41 ケース
フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 AA03 BA02 BC02 BC08 BD03 DA03 DA04 5J046 AA04 AA12 AB06 PA07 5J047 AA04 AA12 AB06 FD01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波長λの電磁波或いは電波を受信か或いは
    送信の少なくとも一方を行う放射素子と、前記放射素子
    の近傍に設けられたマッチングスタブと、前記放射素子
    の近傍に設けられ前記放射素子に対して平行或いは所定
    の傾斜を有して設けられた無給電素子とを備え、前記放
    射素子の一方の端部において前記マッチングスタブと前
    記放射素子とを直接接合するか或いは容量を介して接続
    されるとともに、前記マッチングスタブと前記放射素子
    の接続体の接続点側端部と、前記無給電素子の前記接続
    点側端部との設置位置を前記放射素子の長手方向に沿っ
    た方向に0.10λ〜0.50λずらし、前記放射素子
    の長さを(3/4)λ±(1/10)λの範囲とし、前
    記マッチングスタブの範囲を(1/4)λ±(1/1
    0)λの範囲とし、前記無給電素子の全長をλ+(1/
    100)λ〜(1/2)λとし、前記放射素子と前記無
    給電素子の間隔を0.01λ〜0.1λとしたことを特
    徴とする無給電素子付アンテナ装置。
  2. 【請求項2】マッチングスタブと放射素子間をチップコ
    ンデンサで接続したことを特徴とする請求項1記載の無
    給電素子付アンテナ装置。
  3. 【請求項3】放射素子,マッチングスタブ,無給電素子
    を一つの基板上に形成したことを特徴とする請求項1記
    載の無給電素子付アンテナ装置。
  4. 【請求項4】基板において、放射素子,マッチングスタ
    ブ,無給電素子それぞれが非配置となった部分を取り除
    いたような基板形状としたことを特徴とする請求項3記
    載の無給電素子付アンテナ装置。
  5. 【請求項5】放射素子に沿って基板にスリット或いは溝
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の無給電素子付
    アンテナ装置。
  6. 【請求項6】基板において放射素子を形成した主面と反
    対側の主面に無給電素子かあるいはマッチングスタブの
    少なくとも一部を設けたことを特徴とする請求項3記載
    の無給電素子付アンテナ装置。
  7. 【請求項7】無給電素子を複数設けたことを特徴とする
    請求項3記載の無給電素子付アンテナ装置。
  8. 【請求項8】受信した受信信号を受信音声信号か受信デ
    ータ信号の少なくとも一つに変換する受信部と、送信音
    声信号か送信データ信号の少なくとも一方を送信信号に
    変換する送信部と、前記受信信号を受信し前記送信信号
    を送信する請求項1〜7いずれか1記載の無給電素子付
    アンテナ装置と、所定のデータを入力する入力手段と、
    所定のキャラクタ等を表示する表示手段と、各部を制御
    する制御部を備えたことを特徴とする無線端末装置。
  9. 【請求項9】受信した受信信号を受信音声信号に変換す
    る受信部と、前記受信音声信号を音声に変換するスピー
    カと、入力された音声を送信音声信号に変換するマイク
    と、送信音声信号を送信信号に変換する送信部と、前記
    各部を制御する制御手段と、前記スピーカを有する第1
    のケースと、前記マイクを有する第2のケースと、前記
    受信信号を受信し前記送信信号を送信する請求項1〜7
    いずれか1記載の無給電素子付アンテナ装置と、前記第
    1のケースと前記第2のケースを電気的に連結し、好ま
    しくは頭部に装着可能なヘッドコードを備えたことを特
    徴とする無線端末装置。
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