JP4607925B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
上記第1の発明によれば、小型低姿勢化が可能となり、地下街等の設置スペースが狭い場所であっても容易に設置することができるようになる。また、給電路の外周面を例えば指数関数によって表わせられる曲線をなすように形成している。これにより、広い周波数帯域に亘って入力抵抗を給電同軸ケーブルの特性インピーダンスと同程度の50Ω前後に保持でき、インピーダンス変換器を用いることなく、広帯域アンテナとして使用することができる。このため部品数を減少できると共にアンテナ全体の寸法を小さくでき、且つアンテナの取付け作業を簡易化することができる。
上記第2の発明では、放射素子の給電部と給電路とを容量結合させるようにする。このようにしても、直接接続した場合と同等の広帯域特性を維持し、小型低姿勢のアンテナ装置を実現することができる。また、容量結合方式の実現により、組み込み、構成を簡易に行うことができると共に、直接接続した場合よりも設定パラメータが増加するため、さらなる特性の向上(広帯域化)を図ることが可能となる。
上記第3の発明によれば、放射素子の給電部と給電路とを容量結合させると共に、給電路の一部をボルト等によって給電部に直接接続するようにする。このようにすることにより、容量結合による特性の向上を図りつつ、給電路の耐震性を向上させることが可能となる。
図1は本発明に係るアンテナ装置の基本構成を示す斜視図である。図2は図1のA−A線矢視断面図である。
次に、本発明の第2実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図3は本発明の第2実施形態に係るアンテナ装置の斜視図、図4は給電路61部分の詳細を示す側面図である。
但し、図4に示すように給電路61の上側における(x,z)座標位置を(x1,z1)、下側頂点の(x,z)座標位置を(0,z2)とする。また、aは定数である。
次に、本発明の第3実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
この第3実施形態に係るアンテナ装置は、第2実施形態における指数関数の曲線を持つ給電路61に代えて、図11に示すように半球状の外周面が略半楕円形状に形成された給電路61Aを使用したものである。図示の如く、給電路61Aは、その下端61Aaよりも上端61Abが拡幅される。その他の構成は、第2実施形態と同じであるので、詳細な説明は省略する。上記給電路61Aの楕円扁平率は、例えば約60%である。
次に、本発明の第4実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図14は本発明の第4実施形態に係るアンテナ装置の斜視図、図15は給電路部分の詳細を示す斜視図である。
次に、本発明の第5実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図16は本発明の第5実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。
この第5実施形態に係るアンテナ装置は、第2実施形態における指数関数の曲線を持つ給電路61の内部を中空に形成したものである。この場合、給電路61は、図示しないが、例えば上側円形部の周囲に各放射素子16a〜16dに対応させて複数の支持片を形成し、この支持片を利用して放射素子16a〜16dにネジ止め等により固定する。その他の構成は、第2実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第6実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図17は本発明の第7実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。この第6実施形態は、上記各実施形態、例えば第2実施形態に係るアンテナ装置において、各放射素子16a〜16dを長方形以外の形状、例えば短絡素子17a〜17d側が細くなるように、即ち上面から視て略三角形状となるように形成したものである。その他の構成は第2実施形態に係るアンテナ装置と同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第7実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図18は本発明の第7実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。この第7実施形態は、上記各実施形態例えば第2実施形態に係るアンテナ装置において、各放射素子16a〜16dを導体板11側に傾斜させて配置し、その先端を導体板11に直接接続して短絡素子17a〜17dを省略するようにしたものである。その他の構成は第2実施形態に係るアンテナ装置と同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第8実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図19は本発明の第9実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。この第8実施形態は、上記各実施形態例えば図14、図15に示した第4実施形態に係るアンテナ装置において、各放射素子16a〜16dの面を導体板11に対して垂直に位置するように配置したものである。この場合、給電路としては、第4実施形態で示したように放射素子16a〜16dと同数の金属板62a〜62dからなる給電路61Cを使用し、各金属板62a〜62dを放射素子16a〜16dの下側に位置するように配置することが望ましい。その他の構成は第4実施形態に係るアンテナ装置と同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第9実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
上記各実施形態において、放射素子16a〜16dの長さや給電路の形状等を調整することによって周波数帯域を調整することが可能である。しかし、周波数帯域を広くすると、図20のVSWR特性に示すように特定の周波数帯(図では1.1GHz付近)におけるVSWRの値が悪化してしまう場合がある。また、放射素子の長さを変えずにアンテナ高さを低くした場合も、インピーダンス実部が高くなり、同様の現象が起き得る。
次に、本発明の第10実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図23は本発明の第10実施形態に係るアンテナ装置の斜視図、図24はアンテナ素子15の平面図、図25は同側面図である。この第10実施形態に係るアンテナ装置は、上記図13A及び13Bに示した給電路61Bを4本の放射素子16a〜16dと容量結合させるものである。なお、上記各実施形態で示した構成と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の第11実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図32は本発明の第11実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。この第11実施形態に係るアンテナ装置は、上記第10実施形態に係るアンテナ装置において、導体板11の一辺を小さくすると共に、短絡素子17a〜17dの近傍にさらに整合板81a〜81dを設けたものである。その他は、第10実施形態で示した構成と同様であるため、同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の第12実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図45本発明の第12実施形態に係るアンテナ装置の斜視図、図46は同側面図である。この第12実施形態に係るアンテナ装置は、第2実施形態に係るアンテナ装置において、2本の放射素子を直線状に配置、例えば4本の放射素子16a〜16dのうち直線状に位置する2本の放射素子16a、16cを使用すると共に、給電路61に代えて、上記図13A及び図13Bに示した給電路61Bを使用している。なお、第12実施形態では、放射素子16a、16cは、導体板11の辺に平行に配置している。その他の構成は、第2実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第13実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
図57Aは本発明の第13実施形態に係るアンテナ装置の斜視図、図57Bは要部(無給電素子部分)を示す斜視図、図58は同側面図である。この第13実施形態に係るアンテナ装置は、上記第12実施形態に係るアンテナ装置において、給電部、すなわち導体板11上に突出させた同軸コネクタ12の中心導体14を中心として、その同心円上に1個以上例えば4個の整合用の無給電素子21a〜21dをほぼ等間隔に設けたものである。
Claims (2)
- 導体板と、
前記導体板に対向して配置され、前記導体板に部分的に短絡される放射素子と、
前記導体板の中央部に設けられる給電端子と、
一端が前記給電端子と接続され、他端が前記放射素子の給電部と容量結合される給電路とを具備し、
前記給電路は、前記給電端子側から前記給電部側に向かって拡幅した形状とすることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記他端が前記給電部に部分的に接続されることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
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