JP3216485B2 - 広帯域ノッチアンテナ - Google Patents
広帯域ノッチアンテナInfo
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Description
R特性を有し、かつ縦方向の折り返し構造により小型化
された広帯域ノッチアンテナに関するものである。
Bhartia著「MICROSTORIP ANTE
NNAS」 Artech House ISBN:0
−89006−098−3 第6章 235頁に示され
た従来のノッチアンテナを示す斜視図である。図におい
て、ノッチアンテナ1は、誘電体基板2に設けられ、こ
れに一体に接続された金属導体部3から構成されてい
る。そして、ノッチアンテナ1は図7に示すようにテー
パスロット線路4及びスロット線路5を有する。
5によって伝搬された信号は、テーパスロット線路4に
よって空間と整合をとり放射される。この場合、スロッ
ト線路5、テーパスロット線路4は本来無限に広い金属
導体部3を有することを理想とするが、構造的制約から
大きさが制限される。
テナの幅Wを変えリターンロスを測定した。測定結果を
図11に示す。このように幅Wは18GHz付近では余
り変化は少いが、6GHzでは、幅を狭くするにつれリ
ターンロスは悪くなる。
は以上のように構成されているので、VSWR特性を周
波数の低域側に広帯域化するためには、図10の幅Wを
大きくする必要がありアンテナ素子1の縦方向の寸法が
大きくなる等の問題点があった。
ためになされたもので、アンテナ素子の縦方向の幅を大
きくせずに、VSWR特性を周波数の低域側に広帯域化
した広帯域ノッチアンテナを提供することを目的とす
る。
アンテナは、表面の一方の側に金属導体部が配設された
基板に、スロット線路と、素子開口に連なるテーパスロ
ット線路を有するものにおいて、素子開口付近に金属導
体部が折り返し構造になる切り欠きを設けたことを特徴
とする。
項1記載のものにおいて、複数回折り返し構造になる切
り欠きを設けたことを特徴とする。
の一方の側に金属導体部が配設された基板に、スロット
線路と、素子開口に連なるテーパスロット線路を有する
ものにおいて、素子開口付近に金属導体部に垂直な金属
板を設けたことを特徴とする。
項1または請求項2または請求項3記載のものにおい
て、2個の素子アンテナを互いに直角に交差させたこと
を特徴とする。
項1〜4のいずれかに記載のものにおいて、素子アンテ
ナが金属導体部を共有するアレー構造としたことを特徴
とする。
いて説明する。図1において、符号1〜5は従来の装置
と全く同一のものであり、その説明は省略する。6a,
6bは、金属導体部3を折り返し構造とするための切り
欠きである。
ッチアンテナは、金属導体部3に設けられた切り欠き6
a,6bにより、素子開口付近の金属導体部3が素子の
後方に折り返された構造となり、等価的に素子開口付近
の金属導体部3を大きくすることができ、広帯域なVS
WR特性を有したまま、アンテナの縦方向の寸法を小型
化できる。
験を行なった。すなわち、テーパノッチアンテナを低周
波側へ広帯域化するためには、テーパノッチの開口部の
幅を充分大きくする必要があるが、図2に示すようにテ
ーパノッチの開口部を開口部後方へ折り返し形状をM形
とすることで等価的に開口部の幅を広げることを試み
た。
mm、周波数6〜18GHzでVSWR2.8以下が得
られた。
が本来必要な大きさの金属導体部を折り返すことにより
ノッチアンテナを小型化することができる。
は、金属導体部3の折り返しを1回行っているが、図4
に示すように切り欠き6c,6dを追加することにより
折り返しを複数回行ってもよく上記実施例と同様の効果
を奏する。
2では、金属導体部3を後方に折り返すことで、等価的
に開口付近の金属導体部3の大きさを大きくしている
が、図5に示すように金属導体部3のある面の片側に、
その面と垂直方向に金属板7a,7bを伸ばしても、上
記実施の形態と同様の効果を奏する。
は、金属導体部3のある面の片側に金属板7a,7bを
伸ばしているが、図6に示すように両側に伸ばしても、
上記実施例3と同様の効果を奏する。
は、素子が1個のみであったが、図7に示すように複数
の素子を互いに交差させても、上記実施例と同様の効果
を奏する。
は、素子単体であるが、図8に示すように複数の素子を
アレイ構造として、金属導体部3を素子アンテナどうし
で共有しても同様の効果を奏する。
面の一方の側に金属導体部が配設された基板に、スロッ
ト線路と、素子開口に連なるテーパスロット線路を有す
るものにおいて、素子開口付近に金属導体部が折り返し
構造になる切り欠きを設けたので、金属導体部の幅を大
きくせずにVSWRを低周波数域側に広帯域化すること
ができる。
項1記載のものにおいて、複数回折り返し構造になる切
り欠きを設けたので、金属導体部の幅を大きくせずにV
SWRを低周波数域側に広帯域化することができる。
の一方の側に金属導体部が配設された基板に、スロット
線路と、素子開口に連なるテーパスロット線路を有する
ものにおいて、素子開口付近に金属導体部に垂直な金属
板を設けたので、金属導体部の幅を大きくせずにVSW
Rを低周波数域側に広帯域化することができる。
導体部の幅を大きくせずにVSWRを低周波数域側に広
帯域化することができる2個の素子アンテナを互いに直
角に交差させた構成のものが得られる。
導体部の幅を大きくせずにVSWRを低周波数域側に広
帯域化することができる素子アンテナを使用したアレー
構造のものが得られる。
アンテナの斜視図である。
アンテナのVSWR特性の測定に用いたアンテナ構成図
である。
アンテナのVSWR特性を示す図である。
アンテナの斜視図である。
アンテナの斜視図である。
アンテナの斜視図である。
アンテナの斜視図である。
アンテナの斜視図である。
る。
ス測定に用いたアンテナ構成図である。
ス測定結果を示す図である。
テーパスロット線路、5 スロット線路、6a,6b
切り欠き。
Claims (5)
- 【請求項1】 表面の一方の側に金属導体部が配設され
た基板に、スロット線路と、素子開口に連なるテーパス
ロット線路を有する広帯域ノッチアンテナにおいて、前
記素子開口付近に、前記金属導体部が折り返し構造にな
る切り欠きを設けたことを特徴とする広帯域ノッチアン
テナ。 - 【請求項2】 複数回折り返し構造になる切り欠きを設
けたことを特徴とする請求項1記載の広帯域ノッチアン
テナ。 - 【請求項3】 表面の一方の側に金属導体部が配設され
た基板に、スロット線路と、素子開口に連なるテーパス
ロット線路を有する広帯域ノッチアンテナにおいて、前
記素子開口付近に前記金属導体部に垂直な金属板を設け
たことを特徴とする広帯域ノッチアンテナ。 - 【請求項4】 2個の素子アンテナを互いに直角に交差
させたことを特徴とする請求項1または請求項2または
請求項3記載の広帯域ノッチアンテナ。 - 【請求項5】 素子アンテナが金属導体部を共有するア
レー構造としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かに記載の広帯域ノッチアンテナ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP19955095A JP3216485B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 広帯域ノッチアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19955095A JP3216485B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 広帯域ノッチアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0951223A JPH0951223A (ja) | 1997-02-18 |
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Family
ID=16409699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19955095A Expired - Lifetime JP3216485B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 広帯域ノッチアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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-
1995
- 1995-08-04 JP JP19955095A patent/JP3216485B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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