JP4085934B2 - 双ループアンテナ装置 - Google Patents

双ループアンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4085934B2
JP4085934B2 JP2003313942A JP2003313942A JP4085934B2 JP 4085934 B2 JP4085934 B2 JP 4085934B2 JP 2003313942 A JP2003313942 A JP 2003313942A JP 2003313942 A JP2003313942 A JP 2003313942A JP 4085934 B2 JP4085934 B2 JP 4085934B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
loop antenna
mounting
reflector
antenna support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003313942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005086326A (ja
Inventor
伸治 有本
修平 塩野
喜一 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003313942A priority Critical patent/JP4085934B2/ja
Publication of JP2005086326A publication Critical patent/JP2005086326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4085934B2 publication Critical patent/JP4085934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、UHF帯電波を用いたテレビ放送受信を目的としたアンテナ装置に関する。
現在、VHF帯およびUHF帯の地上波テレビ放送受信においては、導波器、受信器、反射器で構成された八木アンテナ装置が主流であり、各地方毎に使用されている放送用電波の周波数帯にあわせたVHF帯並びにUHF帯の八木式アンテナ装置が用いられている。しかし今後開始を予定されている地上デジタル放送受信においては全テレビ放送用UHF帯アンテナが必要となってくる。
また、地上デジタル放送開始にあたっては、当面のデジタル波の送信出力が小さい、更には地域によっては送信基地局がアナログ波とは異なる場所に存在するなど、既設のテレビ放送受信システムでは全テレビ放送用UHF帯アンテナに交換もしくは追加しただけでは、アナログ放送波とデジタル放送波の混合受信は現段階ではブースターの調整が必要、もしくはアナログ放送波送出基地とデジタル放送波送出基地の方向の違い等、地域によって様々な課題が生じ、アナログ放送波停波までに数度にわたる受信システムのメンテナンスが必要になってくることが予想される。
したがって当面地上波デジタル放送を受信するための手段として、別途全テレビ放送用UHF帯アンテナ装置を地上波デジタル放送受信機に直接接続する方法が有力になると予測される。
以下に従来の全テレビ放送用UHF帯アンテナ装置について説明する。
従来の全テレビ放送用UHF帯アンテナ装置としては、たとえば八木アンテナ装置における導波器の多素子化や、更に広帯域化において中心周波数から離れた周波数帯の定在波比増大に対する改善として、周波数帯を複数に分けそれぞれに対応した放射器を複数具えた八木アンテナがある(例えば特許文献1参照。)。
また、広帯域型のアンテナ装置としては、たとえば双ループアンテナ装置があるが、アンテナ構造の特徴である双ループ部分の脆弱性ゆえに、輸送性や保管性、意匠性に考慮する必要のない送信用アンテナ装置として、アンテナ自体を覆い隠した構造の装置は実用化されている。
この双ループ部分における支持構造の脆弱性に対する改善として、双ループアンテナ部分への平衡給電を支持棒として用いたアンテナ装置がある(例えば特許文献2参照。)。
実開平5−76112号公報(第2頁、図1) 特開昭63−138803号公報(図1(a)(b))
しかしながら、上記の多素子化八木アンテナ装置は大型であることから、主として屋根上に設置するため工事には危険が伴うという問題を有していた。
また、上記平衡給電部による双ループアンテナ部の支持方法では、マイクロ波における周波数の高い場合には強度の確保は可能であるが、テレビ放送用UHF帯で用いる電波の周波数帯においては、長さL=0.15λ、つまり約110mmと長くなり、支持される双ループアンテナ部分も相対して大きくなるため、ベランダ設置や、梱包しての輸送時に対する十分な強度確保はできない。
本発明は上記課題を解決するもので、小型で設置作業が簡易な全テレビ放送用UHF帯アンテナ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の双ループアンテナ装置は、対称に配置した環状部を平行線で接続した形状の金属からなる双ループアンテナ部と、平行線の中央にて信号線とアース線を電気的に接続させた給電部と、信号線とアース線を具えた同軸ケーブルと、給電部を防滴するためのカバーと、電波の到来を反射する反射器と、双ループアンテナ部と反射器との間に空間を設けるためのアンテナ支持部と、強固に固定されたマストポールを含む相手構造物に取付けるための取付部と、取付部と対をなし相手構造物を挟持しボルトにて締め付ける取付押え部を具え、アンテナ支持部と反射器とが互いに干渉しないように各々取付部と固定し、アンテナ支持部と取付部の固定を緩和させた時にはアンテナ支持部が取付部の内部に収納可能とした構成を有している。
このような構成を取ることで、屋根上に設置する必要はなくベランダなどにも簡易に設置が可能で、輸送時には小型化し、かつ十分な強度を有しているため意匠性を高めることが可能な全テレビ放送用UHF帯アンテナ装置が得られる。
本発明により、意匠性の高い小型で設置作業が容易な全テレビ放送用UHF帯双ループアンテナ装置を提供することが可能である。
更に不使用時には折畳み、保管や輸送性を向上させ、使用時や輸送時に十分必要な強度を確保することが可能となる。
以下、本発明の双ループアンテナ装置の実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における双ループアンテナ装置の斜視図である。金属製ループアンテナ101aとループアンテナ101bを上下対称に配置し、ループアンテナ平行部127aとループアンテナ平行部127bの端面を向い合せ、接続端子104aと104bを用いて接続して双ループアンテナ部を形成し、ループアンテナ平行部127aと127bを防滴カバー底103に成形されたループアンテナ位置決めリブ106にて位置決めし、信号線接続端子108とアース線接続端子109をそれぞれ接続端子104aと接続端子104bを防滴カバー底103に形成されている接続端子ビス止めボス105aと105bにアンテナ止めビス128にて共締めし、信号線接続端子108とアース接続端子109とが接続されている同軸ケーブル110を同軸ケーブル貫通穴129とアンテナ支持化粧ケース111の同軸ケーブル貫通孔132と反射器113のアンテナ支持部貫通孔125、アンテナ支持部112を貫通させ、アンテナ支持化粧ケース111を防滴カバー底103とアンテナ支持部112とで挟持させ、防滴カバー止めビス130をアンテナ支持部112の防滴カバー取付孔126に締付け、反射器113と取付部114を固定するために反射器止めビス131を反射器取付貫通孔116を通して反射器取付孔117に締付け、アンテナ支持部112と取付部114を固定するために支持部止めボルト128とアンテナ支持部取付ビス133をアンテナ支持部取付貫通孔119と120アンテナ支持部取付貫通長孔を通してアンテナ支持部取付孔118に締付け、ループアンテナ101とループアンテナ押えリブ107で押え、防滴カバー底103に防滴カバー蓋102を嵌合させることにより構成される。
図2(a)、(b)はアンテナ支持ケース111とアンテナ支持部112と反射器113と取付部114を取付けた状態を示す平面図であり、反射器113は断面図としてある。アンテナ支持ケース111はアンテナ支持部112に取り付けられており、反射器113とは接触していない。またアンテナ支持部112も反射器113とは接触せずに取付部114にアンテナ支持部取付ボルト128とアンテナ支持ビス133にて締付け固定されている。反射器113は反射器取付ビス131にて取付部114に締付け固定されている。図2(a)は本発明の実施形態1における双ループアンテナ装置の使用時の平面図であり、図2(b)は本発明の実施形態1におけるアンテナ支持部を収納した状態の双ループアンテン装置の平面図であり、アンテナ支持部取付ビス133を外しアンテナ支持部取付ボルト128の締付けを緩和させアンテナ支持部112を滑動させた状態を示す。図2(b)の状態であれば最大寸法が小型化され、ループアンテナ101が反射器113に保護された状態になるため、保管や輸送に適した状態となる。
図1においてループアンテナ101a及びループアンテナ101bは導電体で対称に配置しループアンテナ平行部127aと127bを接続することにより双ループアンテナ部として構成される。ループ部の直径は約180mmで平行部は接続された状態で約80mmである。導電体としては、例えばステンレス鋼やアルミニウム、鉄等が使用でき、特にステンレス鋼は防錆や剛性の点から好ましい。また環状形状部分は図1に示す円形だけでなく三角形、四角形等多角形にすることも可能であり、意匠に合わせて選択することが可能である。尚、アンテナ利得を最も高く得る形状は円形である。また、素材と形成については、棒材を曲げ加工、板材を曲げ加工、板材を打ち抜き加工などの加工方法があり、特に丸棒の曲げ加工による形成はバリなどの発生がない点や加工性の点から好ましい。
反射器113は導電体で構成される。導電体としては、例えばステンレス鋼やアルミニウム、鉄等が使用でき、特にアルミニウムは防錆や軽量性の点から好ましい。また反射器113の形状については1枚板や複数枚の板、または複数の棒状の素材で構成してもよく、1枚板は取扱作業性や印刷等意匠性の自由度の点からも好ましく、複数枚の板に分割した場合は軽量化の点で好ましく棒状の場合は軽量化や耐風性の点から好ましい。なおこれらの構成を組み合わせることには何ら問題なく、意匠に合わせて選択することが可能である。
ループアンテナ101a及び101bと、反射器113との距離は0.15λ確保する。つまりλをテレビ放送用UHF帯において最も波長の長い周波数410MHzに合わせ、約110mmに設定すればよい。
以上のように構成された双ループアンテナ装置について、その動作を説明する。まず、電波の到来方向へ向けられた双ループアンテナ部でUHF帯の電波を受信し、同軸ケーブル110を通じて信号を伝送する。反射器113は周辺障害物等による本来の方向とは異なる方向からの遅延した反射波を遮蔽しアンテナ特性のひとつである前後比を向上させる作用を有する。
以上のように本実施の形態1によれば、小型でベランダ等にも設置が可能であり、輸送時には小型化し、十分な強度を有し意匠性の高い全テレビ放送用UHF帯アンテナ装置としての双ループアンテナ装置を提供することができる。
本発明にかかる双ループアンテナ装置は、意匠性の高い小型で設置作業が容易な全テレビ放送用UHF帯双ループアンテナ装置を提供することが可能である。更に不使用時には折畳み、保管や輸送性を向上させ、使用時や輸送時に十分必要な強度を確保することが可能となる。そのため、本発明は、UHF帯電波を用いたテレビ放送受信を目的としたアンテナ装置において有用である。
本発明の実施の形態1における双ループアンテナ装置の斜視図 本発明の実施の形態1における双ループアンテナ装置の平面図
符号の説明
101 ループアンテナ
102 防滴カバー蓋
103 防滴カバー底
104 接続端子
105 接続端子ビス止めボス
106 ループアンテナ位置決めリブ
107 ループアンテナ押えリブ
108 信号線接続端子
109 アース線接続端子
110 同軸ケーブル
111 アンテナ支持ケース
112 アンテナ支持部
113 反射器
114 取付部
115 防滴カバー底取付貫通孔
116 反射器取付ビス貫通孔
117 反射器取付孔
118 アンテナ支持部取付孔
119 アンテナ支持部取付長孔
120 アンテナ支持部取付貫通孔
121 マストポール取付ボルト孔
122 マストボール取付押え部
123 マストポール取付ボルト
124 マストポール
125 アンテナ支持部貫通孔
126 防滴カバー取付孔
127 ループアンテナ平行部
128 アンテナ支持部取付ボルト
129 同軸ケーブル貫通孔
130 防滴カバー止めビス
131 反射器取付ビス
132 同軸ケーブル貫通孔2
133 アンテナ支持部取付ビス
134 アンテナ支持ケース取付貫通孔

Claims (2)

  1. 対称に配置した環状部を平行線で接続した形状の金属からなる双ループアンテナ部と、前記平行線の中央にて信号線とアース線を電気的に接続させた給電部と、前記信号線とアース線を具えた同軸ケーブルと、前記給電部を防滴するためのカバーと、電波の到来を反射する反射器と、前記双ループアンテナ部を前記反射器との間に空間を設け支持するためのアンテナ支持部と、強固に固定されたマストポールを含む相手構造物に取付けるための取付部と、前記取付部と対をなし前記相手構造物を挟持しボルトにて締め付ける取付押え部を有し、前記アンテナ支持部と前記反射器とが互いに干渉しないように各々取付部と固定し、前記アンテナ支持部と前記取付部の固定を緩和させた時には前記アンテナ支持部が前記取付部の内部に収納可能とすることを特徴とする双ループアンテナ装置。
  2. 反射器は、1枚または複数の金属板、または複数の金属棒、または1枚の金属製格子網で形成した請求項1記載の双ループアンテナ装置。
JP2003313942A 2003-09-05 2003-09-05 双ループアンテナ装置 Expired - Fee Related JP4085934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313942A JP4085934B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 双ループアンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313942A JP4085934B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 双ループアンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005086326A JP2005086326A (ja) 2005-03-31
JP4085934B2 true JP4085934B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=34414713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003313942A Expired - Fee Related JP4085934B2 (ja) 2003-09-05 2003-09-05 双ループアンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4085934B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5360808B2 (ja) * 2009-01-19 2013-12-04 Dxアンテナ株式会社 アンテナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005086326A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5933123A (en) Combined satellite and terrestrial antenna
CN101622757B (zh) 天线装置
AU765161B2 (en) An antenna system
JP4798368B2 (ja) 複合アンテナ装置
JP4085934B2 (ja) 双ループアンテナ装置
JP2008048005A (ja) アンテナ
JP4878024B2 (ja) アンテナ
JP4005490B2 (ja) ホイップアンテナ
JP2002084131A (ja) Uhfアンテナ
JP3165465B2 (ja) 移動体用アンテナ
KR100320589B1 (ko) 옥내외겸용및선박용텔레비젼수신안테나와선박탑재용텔레비젼자동수신방법
JP4129686B2 (ja) 多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置
JP4147210B2 (ja) 八木・宇田式アンテナ装置
JP2006311410A (ja) 多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置
JP2005175637A (ja) 雷撃保護装置付きアンテナ装置及び,アンテナの設置方法
KR100320590B1 (ko) 옥내외 겸용 텔레비젼 수신 안테나와 이를 이용한선박탑재용 텔레비젼 수신 안테나 및 선박 탑재용텔레비젼 자동 수신방법
JP4010297B2 (ja) 多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置
JP2004274655A (ja) 自動車搭載用テレビアンテナ
JP4198699B2 (ja) 八木・宇田式アンテナ装置
JP4385220B2 (ja) 多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置
JP4188884B2 (ja) 放送受信システム
JP3374111B2 (ja) 送信アンテナ装置および放送塔
JP2008136191A (ja) 導波器及びアンテナ装置
JP2006054505A (ja) 八木・宇田式アンテナ装置
JPH0623311U (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060810

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080211

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees