JP6255316B2 - アンテナ取付金具 - Google Patents

アンテナ取付金具 Download PDF

Info

Publication number
JP6255316B2
JP6255316B2 JP2014148675A JP2014148675A JP6255316B2 JP 6255316 B2 JP6255316 B2 JP 6255316B2 JP 2014148675 A JP2014148675 A JP 2014148675A JP 2014148675 A JP2014148675 A JP 2014148675A JP 6255316 B2 JP6255316 B2 JP 6255316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting plate
side connecting
plate portion
metal fitting
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014148675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016025500A (ja
Inventor
久保田 仁
仁 久保田
Original Assignee
イワブチ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イワブチ株式会社 filed Critical イワブチ株式会社
Priority to JP2014148675A priority Critical patent/JP6255316B2/ja
Publication of JP2016025500A publication Critical patent/JP2016025500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255316B2 publication Critical patent/JP6255316B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

本発明は、壁面等の平面や支柱等の湾曲面に対して水平角を自在に設定しながらアンテナを取付けるためのアンテナ取付金具に関する。
近年、携帯電話やモバイル通信等の発展により、携帯電話やモバイル通信等のアンテナを用いた基地局を数多く設置することが要求されており、当該基地局のカバーするエリアの調整等のため、アンテナの水平角を大きく設定できるようにしたアンテナ取付金具を提案している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−34087号公報
しかし、前述の従来のアンテナ取付金具では、一組の2個の金具それぞれの一つの丸孔のボルト孔を重ね、そのボルト孔を中心にして回転させて水平角を設定するため、一の回転軸を中心とする円周上に所定の角度に応じたボルト孔を設ける必要があり、大きな水平角を設定した場合は、金具の大型化が顕著となり、コスト高となる問題がある。
また、前述の従来のアンテナ取付金具では、電柱等の支柱に対しては取り付けることができるものの、壁面などの平面には取り付けることができない、という問題点もある。
そこで、本発明はこのような問題に着目してなされたもので、第1には、なるべく取付けスペースが少なくて済み、金具全体の小型化を図ることができ、第2には、支柱等の湾曲面のみならず壁面等の平面に対してもアンテナを取付けることができるアンテナ取付金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るアンテナ取付金具は、アンテナを取付けるためのアンテナ取付金具であって、アンテナが取付けられる第1金具と、その第1金具に連結されアンテナ取付箇所に取付けられる第2金具とを有し、前記第1金具は、水平方向に所定間隔離間して2箇所ボルト孔が形成され、前記第2金具と任意の水平角度で連結される第1側連結板部と、アンテナが取付けられるアンテナ取付部とを有する一方、前記第2金具は、前記第1金具の第1側連結板部における2箇所のボルト孔と孔の位置を任意の角度で合わせるため水平方向に所定間隔離間して2箇所ボルト孔が形成され、前記第1金具と任意の水平角度で連結される第2側連結板部と、第2側連結板部の基部側に設けられ、壁面等の平面に取り付けるための平面取付部とを有し、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔と、前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち少なくとも一つのボルト孔が長孔である一方、もう一つのボルト孔がその長孔よりも短い短孔であって、前記第1側連結板部の長孔と前記第2側連結板部の短孔、および前記第1側連結板部の短孔と前記第2側連結板部の長孔の位置が合うようにそれぞれ長孔と短孔が設けられており、前記第1金具のアンテナ取付部は、前記第1側連結板部の基端側に所定間隔離間して設けられた一対の平面取付部の両側にそれぞれ設けられている一方、前記第2金具の平面取付部は、前記第2側連結板部の基端側に所定間隔離間して一対設けられており、前記第1金具の一対の平面取付部の間と、前記第2金具の一対の平面取付部の間には、それぞれ、支柱の外周面に対し少なくとも2点以上で当接するように凹部が形成されている一方、前記第1金具の一対の平面取付部と、前記第2金具の一対の平面取付部のそれぞれ対向する面には、前記第1金具の凹部と前記第2金具の凹部で支柱の外周面をその両側から挟持して締結するためのボルト孔がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
ここで、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔と、前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔は、それぞれ、前記第1側連結板部と前記第2側連結板部の中央と先端側とに所定間隔だけ離間して設けられており、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔および前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち中央のボルト孔は、所定の半径で湾曲した形状の長孔である一方、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔および前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち先端側のボルト孔は、前記湾曲した長孔よりも長さの短い短孔であって、前記第1側連結板部の長孔と前記第2側連結板部の短孔、および前記第1側連結板部の短孔と前記第2側連結板部の長孔の位置が合うようにそれぞれ長孔と短孔が設けられていると良い。
また、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔と、前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔は、それぞれ、前記第1側連結板部と前記第2側連結板部の左右両側に所定間隔だけ離間して設けられており、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔および前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち左右いずれか一方側のボルト孔は、所定の半径で湾曲した形状の長孔である一方、他方側のボルト孔は、前記湾曲した長孔よりも長さの短い短孔であって、前記第1側連結板部の長孔と前記第2側連結板部の短孔、および前記第1側連結板部の短孔と前記第2側連結板部の長孔の位置が合うようにそれぞれ長孔と短孔が設けられていると良い。
また、前記第1金具のアンテナ取付部には、仰角調整金具を介して前記アンテナの仰角
を調整しながら取付ける仰角調整用のボルト孔が設けられているとさらに良い。
本発明に係るアンテナ取付金具の第1の特徴によれば、第1金具と第2金具とを有し、第1金具の長孔と第2金具の短孔、および第1金具の短孔と第2金具の長孔の位置が合うように第1金具と第2金具の長孔と短孔とを設けたため、角度を設定する際の回転中心が2箇所になり、その2箇所を中心に回転して異なる円周(軌道)を描く第1金具の長孔と第2金具の長孔の2段階で所定の角度を調整する。
そのため、1つのボルトを回転中心として同一の円周(軌道)を描く2つの長孔で所定角度をまかなう場合と比較して、金具全体を小型化することができる。
また、本発明に係るアンテナ取付金具の第2の特徴によれば、アンテナを電柱や支柱等に対して取り付けることができるだけでなく、壁面などの平面にも取り付けることができるので、使用勝手を向上させることができる。
本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを壁面に取付けた場合の斜視図である。 実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた場合の斜視図である。 (a),(b)それぞれ実施の形態1のアンテナ取付金具を構成する第1金具の平面図、底面図である。 (a),(b)それぞれ実施の形態1のアンテナ取付金具を構成する第1金具の正面図、右側面図である。 (a),(b)それぞれ実施の形態1のアンテナ取付金具を構成する第2金具の平面図、底面図である。 (a),(b)それぞれ実施の形態1のアンテナ取付金具を構成する第1金具の正面図、右側面図である。 (a)〜(c)それぞれ、本発明に係るアンテナ取付金具を構成する仰角設定金具の平面図、正面図、右側面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを壁面に取付けた場合の平面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを壁面に取付けた場合の正面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを壁面に取付けた場合において仰角設定金具を使用して仰角を設定した場合の正面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを壁面に取付けた場合において最大の水平角を設定した場合の平面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた場合の平面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた場合の正面図である。 本発明に係る実施の形態1のアンテナ取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた場合において仰角設定金具を使用して仰角を設定した場合の正面図である。 (a)〜(c)それぞれ実施の形態2のアンテナ取付金具を構成する第1金具の平面図、正面図、右側面図である。 (a)〜(c)それぞれ実施の形態2のアンテナ取付金具を構成する第2金具の平面図、正面図、右側面図である。 本発明に係る実施の形態2のアンテナ取付金具を使用してアンテナを壁面に取付けた場合の平面図である。 本発明に係る実施の形態2のアンテナ取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた場合の正面図である。
実施の形態1.
まず、本発明に係るアンテナ取付金具の実施の形態1について、図面を参照して説明する。
<アンテナ取付金具の構成>
本発明に係るアンテナ取付金具は、図1に示すように壁面4等の平面や、図2に示すように支柱5等の湾曲面に対して水平角を自在に設定しながらアンテナ6を取付けるためのもので、図3および図4に示す第1金具1と、図5および図6に示す第2金具2と、図7に示す仰角設定金具3とを備えている。
第1金具1は、図3および図4に示すように第1上側連結板部11と、第1下側連結板部12と、第1上側連結板部11と第1下側連結板部12とを連結する左右一対の基板部13,13とを備える。
第1上側連結板部11には、図3(a)に示すように、先端側にはボルトが挿入される短孔11aが形成されている一方、ほぼ中央には湾曲した形状の長孔11bが形成されている。また、基端側の左右一対の基板部13,13との間には、後述する支柱5等を取り付けるための凹部11cが設けられている。
第1下側連結板部12には、図3(b)に示すように、先端側にはボルトが挿入される短孔12aが形成されている一方、ほぼ中央には湾曲した形状の長孔12bが形成されている。また、基端側の左右一対の基板部13,13との間には、後述する支柱5等を取り付けるための凹部12cが設けられている。
ここで、第1上側連結板部11の短孔11aが第1下側連結板部12の短孔12aよりも若干長いのは、第1金具1と第2金具2の連結にいわゆるボルトの頭部がT字形状のTボルト7a,8aを使用し、第1上側連結板部11の短孔11aにそのTボルト7aの頭部が嵌るためである。
また、左右一対の基板部13,13には、それぞれ、壁面4等の平面や、図2に示すように支柱5等の湾曲面に対しボルト等により取り付けるためのボルト孔13aが設けられている一方、その外側にはほぼ90度曲げられて延びるアンテナ取付部13bが設けられている。そしてこのアンテナ取付部13bには、仰角設定金具3を連結するための2つの仰角設定金具用ボルト孔13b1が設けられている。
一方、第2金具2は、図5および図6に示すように第2上側連結板部21と、第2下側連結板部22と、第2上側連結板部21と第2下側連結板部22とを連結すると共に、壁面4等の平面に取付けるための左右一対の平面取付部23,23とを備える。
第2上側連結板部21には、図5(a)に示すように、先端側にはボルトが挿入される短孔21aが形成されている一方、ほぼ中央には湾曲した形状の長孔21bが形成されている。また、基端側の平面取付部23,23の間には、後述する支柱5等を取り付けるための凹部21cが設けられている。
第2下側連結板部22にも、図5(b)に示すように、先端側にはボルトが挿入される角根ボルト固定用の短孔22aが形成されている一方、先端側と平面取付部23,23が連続する基端側との間にボルトが挿入される湾曲した形状の長孔22bが形成されている。また、基端側の平面取付部23,23との間には、後述する支柱5等を取り付けるための凹部22cが設けられている。
ここで、第2上側連結板部21の短孔21aが第2下側連結板部12の短孔22aよりも若干長いのは、上述したように第1金具1と第2金具2の連結にいわゆるボルトの頭部がT字形状のTボルト7a,8aを使用し、第2上側連結板部11の短孔21aにそのTボルト8aの頭部が嵌るためである。
左右一対の平面取付部23,23は、それぞれ、図6(b)に示すように壁面4等の平面や、図2に示すように支柱5等の湾曲面に対しボルト等により取り付ける際に使用するボルト孔23aが設けられている。
また、仰角設定金具3は、図7(a)に示すように一対の両側面31,31と、その両側面31,31を中継する中継側面32とから構成されており、一対の両側面31,31には、図7(b)に示すようにそれぞれ、角根ボルトが挿入され、仰角設定の際、回転中心となる回転中心ボルト孔31aと、仰角設定のため湾曲した形状の長孔31bが仰角調整用のボルト孔として設けられている。
また、仰角設定金具3の中継側面32には、アンテナ6(図1等参照。)を取り付けるための複数のネジ孔32aが設けられている。
次に、以上のように構成された実施の形態1のアンテナ取付金具の使用方法について説明する。
<壁面4等の平面へのアンテナ取付金具の取付け>
図8〜図10は、それぞれ、このアンテナ取付金具を利用して壁面4にアンテナ6を取付けた状態を示す平面図、仰角設定なしの正面図、仰角設定ありの正面図である。
この場合、第1金具1の短孔11aと、第2金具2の長孔12bとが対向してTボルト7aが挿入されてナット7bにより締結される一方、第1金具1の湾曲した長孔11bと、第2金具2の短孔12aとが対向してTボルト8aが挿入されてナット8bにより締結される。
そのため、水平角を最大限設定するため図11に示すように第1金具1を大きな角度を設定させても、2本のTボルト7a,8aそれぞれが回転中心になり、異なる円周(軌道)を描く第1金具1の長孔11b,12bと、第2金具の長孔21b,22bとがそれぞれ2段階で調整するので、1つのボルトを回転中心として同一の円周(軌道)を描く2つの長孔で所定角度をまかなう場合と比較して、金具全体を小型化することができる。
<支柱5へのアンテナ取付金具の取付け>
図12〜図15は、それぞれ、このアンテナ取付金具を利用して支柱5にアンテナ6を取付けた状態を示す平面図、仰角設定なしの正面図、仰角設定ありの正面図である。
この場合、図12に示すように、第1金具1の基端側の基板部13,13間の凹部11c,12cと、第2金具2の基端側の平面取付部23,23間の凹部21c,22cとで支柱5を挟むことになる。
その際、支柱5の外周面へは、図12に示すように第1金具1の左右一対の基板部13,13それぞれの内側端部と、第2金具2の左右一対の平面取付部23,23それぞれの内側端部とが鋭角的に当接することになる。
そして、支柱5へのアンテナ取付金具の取付けの場合には、支柱5の断面形状が円筒形であるため、各締結ボルト5aとナット5bとの締結を緩めて、支柱5に対しアンテナ取付金具全体を回転させることにより、アンテナ6の水平角を調整することができる。
このように、実施の形態1のアンテナ取付金具によれば、壁面4等の平面にアンテナ6を取付けることも可能であると共に、支柱5等の湾曲面へアンテナ6を取付けることもできる。
従って、実施の形態1のアンテナ取付金具によれば、第1金具1と第2金具2とを有し、第1金具1の第1上側連結板部11および第1下側連結板部12のボルト孔11b,12bと、第2金具2の第2上側連結板部21および第2下側連結板部22のボルト孔21b,22bが湾曲した長孔であり、もう一つのボルト孔がそれより長さの短い短孔11a,12a、21a,22aであって、第1金具1の長孔11b,12bと第2金具2の短孔21a,22a、および第1金具1の短孔11a,12aと第2金具2の長孔21b,22bの位置が合うように第1金具1と第2金具2の長孔と短孔とを設けたため、角度を設定する際の回転中心が2箇所になって、異なる円周(軌道)を描く第1金具1の長孔11b,12bと、第2金具の長孔21b,22bとがそれぞれ2段階で所定角度をまかなうことになる。
そのため、1つのボルトを回転中心として同一の円周(軌道)を描く2つの長孔で所定角度をまかなう場合と比較して、アンテナ6の水平角を自在に設定しながら金具全体の小型化を図ることができる。
また、実施の形態1のアンテナ取付金具によれば、図2や図12〜図14に示すように支柱5等に対しては取り付けることができるだけでなく、図1や図8〜図11に示すように壁面4などの平面にも取り付けることができるため、使用勝手を向上させることができると共に、支柱5用と壁面4などの平面用に共用できるため、コストを削減することができる。
実施の形態2.
次に、本発明に係るアンテナ取付金具の実施の形態2について、図面を参照して説明する。
図15(a)〜(c)は、それぞれ、実施の形態2のアンテナ取付金具を構成する第1金具1’の平面図、正面図、右側面図であり、図16(a)〜(c)は、それぞれ、実施の形態2のアンテナ取付金具を構成する第2金具2’の平面図、正面図、右側面図である。
図3〜図6に示す実施の形態1のアンテナ取付金具を構成する第1金具1および第2金具2と比較すると明らかであるが、実施の形態2の第1金具1’では、第1上側連結板部11’および第1下側連結板部12’には、それぞれ左右両側、すなわち図15上、上側にそれぞれ湾曲した長孔11b’,12b’が形成されている一方、下側に短孔11a’,11b’が形成されている。尚、それ以外の構成は、実施の形態1の第1金具1’と同じであるので、同じ符号を付して説明を省略する。
一方、実施の形態2の第1金具2’では、第2上側連結板部21’および第2上側連結板部22’には、それぞれ左右両側、すなわち図16上、上側にそれぞれ短孔21a’,21b’が形成されている一方、下側に湾曲した長孔21b’,22b’が形成されている。尚、それ以外の構成は、実施の形態1の第1金具2’と同じであるので、同じ符号を付して説明を省略する。
そのため、この実施の形態2のアンテナ取付金具を使用して、アンテナ6を壁面4等の平面に取付けた場合は、図17に示すような状態になる一方、第1金具1’の短孔11a’,12a’と第2金具2’の長孔21b’22b’とが対向してTボルト7aが挿入されてナット7bにより締結される一方、第1金具1’の長孔11b’,12b’と第2金具2’の短孔21a’22a’とが対向してTボルト8aが挿入されてナット8bにより締結される。
そのため、水平角を最大限設定させても、実施の形態1のアンテナ取付金具と同様に、2本のTボルト7aおよびTボルト8aそれぞれが回転中心となるので、上述の従来技術と比較して広い取付けスペースが不要になり、結果として金具全体を小型化することができる。
また、実施の形態2のアンテナ取付金具を利用して支柱5にアンテナ6を取付けた場合は、図18に示すようになり、実施の形態1のアンテナ取付金具の場合と同様に、第1金具1および第2金具2の長孔11b’,12b’、21b’,22b’や、短孔11a’,11b’、21a’,21b’は使用しない。
このように、実施の形態2のアンテナ取付金具によっても、壁面4等の平面にアンテナ6を取付けることも可能であると共に、支柱5等の湾曲面へアンテナ6を取付けることもできる。
従って、実施の形態2のアンテナ取付金具によっても、実施の形態1のアンテナ取付金具と同様に、第1金具1’と第2金具2’の長孔11b’,12b’、21b’,22b’と短孔11a’,11b’、21a’,21b’を設けたため、1つのボルトを回転中心として同一の円周(軌道)を描く2つの長孔で所定角度をまかなう場合と比較してアンテナ6の水平角を自在に設定しながら金具全体の小型化を図ることができると共に、支柱5および壁面4などの平面にも取り付けることができるため、使用勝手を向上させることができると共に、コストを削減することができる。
なお、上記実施の形態1のアンテナ取付金具では、第1金具1の短孔11a,12aおよび長孔11b,12bと、第2金具2の短孔21a,22aおよび長孔21b,22bをそれぞれ第1側連結板部11,12と第2側連結板部21,22の先端側と中央とに所定間隔だけ離間して対称的に設ける一方、実施の形態2のアンテナ取付金具では、第1金具1’の短孔11a’,12a’および長孔11b’,12b’と、第2金具2’の短孔21a’,22a’および長孔21b’,22b’をそれぞれ第1側連結板部11’,12’と第2側連結板部21’,22’の左右両側(図15(a)および図16(a)上、上下方向)に所定間隔だけ離間して対称的に設けて説明したが、本発明では、第1金具の長孔と第2金具の短孔、および第1金具の短孔と第2金具の長孔がそれぞれ合うように対称的に設ければ十分であり、第1側連結板部と第2側連結板部の斜め方向に短孔と長孔とを設けるようにしても勿論良い。
1,1’ 第1金具
11,11’ 第1上側連結板部
11a,11a’ 短孔
11b,11b’ 長孔
12,12’ 第1下側連結板部
12a,12a’ 短孔
12b,12b’ 長孔
13 基板部
13b アンテナ取付部
2,2’ 第2金具
21 第2上側連結板部
21a,21a’ 短孔
21b,21b’ 長孔
22 第2下側連結板部
22a,22a’ 短孔
22b,22b’ 長孔
23 平面取付部
3 仰角設定金具
4 壁面
5 支柱
6 アンテナ

Claims (4)

  1. アンテナを取付けるためのアンテナ取付金具であって、
    アンテナが取付けられる第1金具と、その第1金具に連結されアンテナ取付箇所に取付けられる第2金具とを有し、
    前記第1金具は、
    水平方向に所定間隔離間して2箇所ボルト孔が形成され、前記第2金具と任意の水平角度で連結される第1側連結板部と、
    アンテナが取付けられるアンテナ取付部とを有する一方、
    前記第2金具は、
    前記第1金具の第1側連結板部における2箇所のボルト孔と孔の位置を任意の角度で合わせるため水平方向に所定間隔離間して2箇所ボルト孔が形成され、前記第1金具と任意の水平角度で連結される第2側連結板部と、
    第2側連結板部の基部側に設けられ、壁面等の平面に取り付けるための平面取付部とを有し、
    前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔と、前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち少なくとも一つのボルト孔が長孔である一方、もう一つのボルト孔がその長孔よりも短い短孔であって、
    前記第1側連結板部の長孔と前記第2側連結板部の短孔、および前記第1側連結板部の短孔と前記第2側連結板部の長孔の位置が合うようにそれぞれ長孔と短孔が設けられており、
    前記第1金具のアンテナ取付部は、
    前記第1側連結板部の基端側に所定間隔離間して設けられた一対の平面取付部の両側にそれぞれ設けられている一方、
    前記第2金具の平面取付部は、前記第2側連結板部の基端側に所定間隔離間して一対設けられており、
    前記第1金具の一対の平面取付部の間と、前記第2金具の一対の平面取付部の間には、それぞれ、支柱の外周面に対し少なくとも2点以上で当接するように凹部が形成されている一方、前記第1金具の一対の平面取付部と、前記第2金具の一対の平面取付部のそれぞれ対向する面には、前記第1金具の凹部と前記第2金具の凹部で支柱の外周面をその両側から挟持して締結するためのボルト孔がそれぞれ設けられていることを特徴とするアンテナ取付金具。
  2. 請求項1に記載のアンテナ取付金具において、
    前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔と、前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔は、それぞれ、前記第1側連結板部と前記第2側連結板部の中央と先端側とに所定間隔だけ離間して設けられており、
    前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔および前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち中央のボルト孔は、所定の半径で湾曲した形状の長孔である一方、前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔および前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち先端側のボルト孔は、前記湾曲した長孔よりも長さの短い短孔であって、
    前記第1側連結板部の長孔と前記第2側連結板部の短孔、および前記第1側連結板部の短孔と前記第2側連結板部の長孔の位置が合うようにそれぞれ長孔と短孔が設けられていることを特徴とするアンテナ取付金具。
  3. 請求項1または請求項2に記載のアンテナ取付金具において、
    前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔と、前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔は、それぞれ、前記第1側連結板部と前記第2側連結板部の左右両側に所定間隔だけ離間して設けられており、
    前記第1側連結板部の2箇所のボルト孔および前記第2側連結板部の2箇所のボルト孔のうち左右いずれか一方側のボルト孔は、所定の半径で湾曲した形状の長孔である一方、他方側のボルト孔は、前記湾曲した長孔よりも長さの短い短孔であって、
    前記第1側連結板部の長孔と前記第2側連結板部の短孔、および前記第1側連結板部の短孔と前記第2側連結板部の長孔の位置が合うようにそれぞれ長孔と短孔が設けられていることを特徴とするアンテナ取付金具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のアンテナ取付金具において、
    前記第1金具のアンテナ取付部は、
    仰角調整金具を介して前記アンテナの仰角を調整しながら取付ける仰角調整用のボルト孔が設けられていることを特徴とするアンテナ取付金具。
JP2014148675A 2014-07-22 2014-07-22 アンテナ取付金具 Expired - Fee Related JP6255316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148675A JP6255316B2 (ja) 2014-07-22 2014-07-22 アンテナ取付金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148675A JP6255316B2 (ja) 2014-07-22 2014-07-22 アンテナ取付金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016025500A JP2016025500A (ja) 2016-02-08
JP6255316B2 true JP6255316B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=55271914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014148675A Expired - Fee Related JP6255316B2 (ja) 2014-07-22 2014-07-22 アンテナ取付金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255316B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714708U (ja) * 1993-08-06 1995-03-10 株式会社富士通ゼネラル 衛星放送アンテナ取付金具
JPH1022714A (ja) * 1996-07-09 1998-01-23 Dx Antenna Co Ltd アンテナのマストホルダー折り畳み構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016025500A (ja) 2016-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103347418B (zh) 用于可拆卸地将结构元件固定在一起的锁定装置
KR102525450B1 (ko) 길이와 각도 조절이 가능한 케이블 행거
US20140306079A1 (en) Fixing Plate
JP2015143416A (ja) 太陽光パネル用架台
JPWO2014010026A1 (ja) 太陽電池パネル用架台
US20210359390A1 (en) Bracket for supporting wireless communication device and wireless communication device support assembly using same
JP6255316B2 (ja) アンテナ取付金具
KR101364102B1 (ko) 안테나용 브라켓
KR200469765Y1 (ko) 다축 회전이 가능한 안테나 설치용 브래킷
WO2012065563A1 (zh) 应答器的安装支架和应答器安装组件
JP5379088B2 (ja) 棒状アンテナの取付け装置
KR101520473B1 (ko) 안테나의 틸트각 유지를 위한 클램핑장치
KR102193185B1 (ko) 설치 브라켓 세트
JP2017143408A (ja) 通信装置用架台及び無線基地局
JP6336946B2 (ja) 太陽光パネル用架台
JP4244848B2 (ja) ケーブルラックの接続部材
JP5057384B2 (ja) フェンスにおける縦格子取付構造及び同構造を有するフェンス
JP7294800B2 (ja) 樋受部材
KR101831244B1 (ko) 허브 커넥터
JP2015105533A (ja) 他物固定具
JP2002223106A (ja) アンテナ取付け装置
CN106609569A (zh) 全方位旋转幕墙
KR20140087318A (ko) 길이 및 각도조절이 동시에 가능한 프레임모듈 및 이를 구비하는 프레임구조물
KR101817061B1 (ko) 단말기 지지용 만능식 탑재기구
JP2015173382A (ja) アンテナ取付構造及びアンテナ取付金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees