JP3044646U - 発泡ウレタン等断熱壁用電線支持具 - Google Patents

発泡ウレタン等断熱壁用電線支持具

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JP3044646U
JP3044646U JP1997002953U JP295397U JP3044646U JP 3044646 U JP3044646 U JP 3044646U JP 1997002953 U JP1997002953 U JP 1997002953U JP 295397 U JP295397 U JP 295397U JP 3044646 U JP3044646 U JP 3044646U
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urethane foam
insulating wall
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heat insulating
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JP1997002953U
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伸彦 中山
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伸彦 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡ウレタン等の断熱壁に電線を簡単、確実
に保持させ、その保持作業を高効率化する。 【解決手段】 略コの字状の抱え込み帯とその両端の本
体柱、そしてその本体柱先端部に略くの字状の抜け止め
を有する本考案の電線支持具を用いて電線を断熱壁に保
持せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、発泡ウレタン、スタイロホーム等の断熱壁面に電線を容易に保持 せしめる電線支持具である。
【0002】
【従来の技術】
従来は発泡ウレタンのような柔らかい材質の壁に電線を支持するための専用 の支持具がなかったのでガムテープ等を用いて固定していた。 又、接着剤等で断熱壁と電線を直接接着して固定させる方法や断熱壁と他の 支持具を接着してその支持具に電線を固定する方法などが現在までの支持方法で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたもののうち前者においては、電線を簡単に断熱壁に固定する ことが出来るものの、昨今の外観重視の施工方法においては外観を損ねる。また 、時間がたつと剥がれてしまうといった問題点を有していた。
【0004】 また、後者においては電線を固定するまでにかなりの時間がかかるといった問題 を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、断熱壁に電線を、簡単な作業によりかつはずれにくく 確実に固定できるとともに、保持具が目立たず外観的にも優れた電線支持具を提 供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における電線支持具は略コの字状に形成され おり、両端にある薄板状の本体柱(1)が電線(4)を抱え込む形状となってい る。そしてそれぞれの本体柱(1)の先端部の両側面に、略くの字状の抜け止め (2)を有している。
【0007】 本体柱(1)の先端部は、断熱壁に刺さり込み易いように鋭利な形状とすること が好ましい。
【0008】 また、抜け止め(2)は、イタバネ状とし、適度の弾性を有することにより断熱 壁をできるだけ破損させずに差し込める形状とすることが好ましい。
【0009】 また、抜け止めの形状や本数は、本考案に限らず、差し込みやすく、なおかつ抜 けずらいものであればよい。
【0010】 建物内壁の断熱面に、電線を押し当て、その上から本支持具を指で押し込むこと により保持される。なお、一定の間隔をおいて複数個使用することにより配線が なされる。
【0011】
【考案の実施の形態】
考案実施の形態のついて図面を参照して説明する。 図1〜図4において、本考案は、例えば塩化ビニール樹脂のようなプラスチック スを用い、押出し成形加工により、厚み1.5〜2.5mm程度の肉厚を有する 略コの字状に形成されている。さらに詳しくは、略コの字状の電線抱え込み帯( 3)とその両端の薄板状の本体柱(1)、そしてその本体柱のそれぞれの先端部 に略くの字状の抜け止め(2)を有している。また、先端部(6)は、断熱壁に 差し込み易いように尖っている。
【0012】 断熱壁面に電線をあてて、その上から電線を抱え込むかたちで本支持具を指で差 し込んでいく。
【0013】 差し込むにしたがって抜け止め(2)が本体柱(1)のほうに押されながら刺さ り込む。
【0014】 刺さり込みが完了した時点で電線が保持される。保持が完了した支持具を引き抜 こうとすると、抜け止め(2)の上端部が断熱壁に食い込んで、支持具が抜けも どされるのを阻止する。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0016】 本電線支持具において、支持具の側面部に設けた抜け止めにより柔らかい断熱壁 に電線を保持させることが可能となる。
【0017】 また、簡単な作業により電線を確実に保持することができるので、作業時間が短 縮できる。
【0018】 支持具が、めだたず、外観的にも優れている。
【0019】 金属ではなく、樹脂性にすることで、電線に対しての保護や、断熱壁面への悪影 響を少なくするといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 支持具の側面図である。
【図2】 支持具の左・右側面図である。
【図3】 支持具にて断熱壁に電線を保持した状態の要
部断面図である。
【図4】 支持具の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体柱 2 抜け止め 3 電線抱え込み帯 4 電線 5 発泡ウレタン等の断熱壁 6 先端部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡ウレタン、スタイロホーム等の柔ら
    かい壁面に、電線を固定するための支持具であって略コ
    の字状の抱え込み帯(3)その両端の本体柱(1)から
    形成されており、そのそれぞれの本体柱(1)の先端部
    (6)の両側面に略くの字状の抜け止め(2)を有した
    形状となっている。また、その材質は樹脂性である。
JP1997002953U 1997-03-11 1997-03-11 発泡ウレタン等断熱壁用電線支持具 Expired - Lifetime JP3044646U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187377A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Mirai Ind Co Ltd 断熱材へのケーブル類の配線方法、及びケーブル類保持具
JP2012002271A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Tigers Polymer Corp 可撓管スペーサ
KR20170001725U (ko) * 2015-11-10 2017-05-18 박우현 천장용 일체형 배선분기장치

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