JPH0735177Y2 - 長尺体固定用クランプ - Google Patents

長尺体固定用クランプ

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Publication number
JPH0735177Y2
JPH0735177Y2 JP1989125587U JP12558789U JPH0735177Y2 JP H0735177 Y2 JPH0735177 Y2 JP H0735177Y2 JP 1989125587 U JP1989125587 U JP 1989125587U JP 12558789 U JP12558789 U JP 12558789U JP H0735177 Y2 JPH0735177 Y2 JP H0735177Y2
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JP
Japan
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piece
engaging
clamp
engagement
shaped
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JP1989125587U
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JPH0365080U (ja
Inventor
信夫 勝浦
治 五十嵐
正之 中沢
Original Assignee
日幸工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電線束や管体等の長尺体をパネルに取り付ける
際に使用する長尺体固定用クランプに関する。
〔従来の技術〕
上記用途に使用するクランプで、一体成形されたものと
して第5図に示すような従来品がある。これは、クラン
プ操作片1を持って係合片2と控え突片3間にC型弾性
湾曲帯4の先端の係合突縁5を押し込むことで長尺体の
固定ができ、開放するには係合片2をその付根部より外
へ倒すことでC型弾性湾曲帯4の弾性復元力が働き係合
状態から解かれて長尺体の取りはずしができるので広く
用いられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この従来品では係合片2の付け根部の肉厚を薄
くして外に倒しやすくすると、長尺体の取りはずしが容
易におこなえる反面、長尺体に係合片2と係合突縁5と
の係合状態が外れる方向に(例えば第5図の上方に)力
がかかった時外れやすくなってしまうため、係合片2の
付け根部の肉厚をある程度厚くせざるをえなく、従って
長尺体の取りはずし操作が容易でない欠点があった。
本考案は上記のような欠点を改良すべくなされたもの
で、一旦固定した長尺体に上方に引っ張る方向に力がか
かっても簡単に外れないように係合片の付け根部の肉厚
をある程度厚くしても、取りはずし操作が容易にできる
長尺体固定用クランプを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、その目的を達成するため次のような構成を採
用している。
つまり、クランプ操作片を持って取付基板と一体になっ
ている係合片と控え突片間にC型弾性湾曲帯の先端の係
合突縁を押し込むことで長尺体の固定ができるクランプ
において、前記C型弾性湾曲体のクランプ操作片と係合
突縁との間でC型弾性湾曲体とヒンジでつながって形成
され、前記押し込みで一方の先端が前記係合片の先端部
を倒すことができる位置に置かれるように形成され、他
方の先端をクランプ操作片側に倒すことにより前記ヒン
ジを支点としててこの作用により前記係合片を外方に倒
すことができるL字型操作片を設けたものである。
〔作用〕
本考案は、以上のような構成であるから、取付基板と一
体になっている係合片とC型弾性湾曲体の係合突縁とが
係合した状態で、L字型操作片をヒンジ部を支点として
クランプ操作片側に倒すことにより、てこの作用で小さ
な力で係合片を外方に大きくたわませて、前記係合状態
を解くことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は、本考案の実施例の開放状態(使用前)の斜視
図であって、第2図は、第1図の矢印のA方向から見た
斜視図である。第3図は、本考案の実施例の係合状態を
示す正面図であって、第4図は、第3図の係合状態を解
くときのL字型操作片の作用を示す正面図である。第1
図、第2図に示したように、6は適度の弾性を有するプ
ラスチック(例えばポリアミド)製の取付基板であり、
該取付基板6上に一定幅のC型弾性湾曲帯7を薄肉支持
部8を介して一体成形により設けている。この弾性湾曲
帯7の開放端側には先端部に外向きに突出した係合突縁
11を設けていて、該係合突縁11は取付基板6上に一体に
形成された係合片9と控え突片10間に押し込まれること
で係合片9に係止するように形成される。弾性湾曲帯7
には、係合突縁11の近くに外向きにクランプ操作片12を
設けるとともに、クランプ操作片12と係合突縁11の間で
ヒンジでつながり、てこの作用により係合片9を外方に
倒すことができるL字型操作片13を設けている。このL
字型操作片13は、係合突縁11が係合片9と控え突片10間
に押し込まれた時、一方の先端が係合片11の先端部を倒
すことができる位置に置かれるように形成される。ま
た、弾性湾曲体7には取付基板6上に突設したリブ14と
対応して長尺体がクランプ内で遊ぶことがないように長
尺体を押えるための弾性押え片15を内方に向けて設けて
いる。この弾性押え片15は、長尺体が抜け出ないように
薄肉支持部8の上方から係合突縁11に向けて斜めに設け
ている。なお、係合突縁11の上部側方と控え突片10の側
方には、係合突縁11が係合片9と係合している時に横方
向へ移動して係合がはずれることがないようにするた
め、段付ストッパー16、17を設けている。
本考案は以上のような構造であり、その使用方法を説明
すると、成形完了時(使用前)の形状は第1図、第2図
に示した如くC型弾性湾曲帯7が取付基板6に対して直
立した状態であって、係合突縁11と係合片9との間は大
きく開放されている。この開放部から電線等の長尺体18
(第3図参照)を取付基板6のリブ14上に載せた後、ク
ランプ操作片12に指をかけて薄肉支持部8を中心にして
C型弾性湾曲帯7の先端部を係合片9に向けて回動させ
て、先端部の係合突縁11を係合片9と控え突片10との間
に挿入していけば、やがて第3図に示したように係合突
縁11と係合片9が係合して、本考案長尺体固定用クラン
プに対して長尺体18が固定される。従って、取付基板6
の下面に粘着テープを介してパネルに固定するか、又は
矢じり形のスナップを取付基板6の下面に一体成形し
て、パネルには取付穴をあけ、該取付穴にスナップを押
し込んでスナップの弾性復元力を利用して固定するなど
の公知技術を用いた任意の固定手段により、パネルへ長
尺体18を取り付けることが可能となる。
また、第3図の係合状態から係合を解除して長尺体18を
とりはずす時は、L字型操作片13の一方の先端が係合片
9の先端部(係合端)19を倒すことができる位置に置か
れているから、第4図に示すようにL字型操作片13の他
方の先端をクランプ操作片12側に向けて倒せば、L字型
操作片13はヒンジを支点としててこの作用により小さな
力で係合片9を大きくたわませることができるから、係
合片9の係合端19が反時計方向へ回るため、係合突縁11
と係合片9との係合が解かれ、即座に薄肉支持部8の弾
性復元力で使用前の状態に戻るので、直ちに本考案長尺
体固定用クランプより長尺体18を取り出すことができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
長尺体を固定した状態で、長尺体に上方に引っ張る方向
に力がかかってもはずれにくいように係合片の付け根部
の肉厚をある程度厚くしても、L字型操作片をクランプ
操作片側に向けて倒せば、てこの作用により小さな力で
係合片を外方に大きくたわませて係合を解くことができ
るから取りはずし操作が容易にできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案の実施例の開放状態(使用前)の斜視
図であって、第2図は、第1図の矢印のA方向から見た
斜視図である。第3図は、本考案の実施例の係合状態を
示す正面図であって、第4図は、第3図の係合状態を解
くときのL字型操作片の作用を示す正面図である。第5
図は、従来のクランプを示す斜視図である。 6は取付基板、7はC型弾性湾曲帯 8は薄肉支持部、9は係合片 10は控え突片、11は係合突縁 13はL字型操作片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプ操作片を持って取付基板と一体に
    なっている係合片と控え突片間にC型弾性湾曲体の先端
    の係合突縁を押し込むことで長尺体の固定ができるクラ
    ンプにおいて、前記C型弾性湾曲体のクランプ操作片と
    係合突縁との間でC型弾性湾曲体とヒンジでつながって
    形成され、前記押し込みで一方の先端が前記係合片の先
    端部を倒すことができる位置に置かれるように形成さ
    れ、他方の先端をクランプ操作片側に倒すことにより前
    記ヒンジを支点としててこの作用により前記係合片を外
    方に倒すことができるL字型操作片を設けたことを特徴
    とする長尺体固定用クランプ。
JP1989125587U 1989-10-30 1989-10-30 長尺体固定用クランプ Expired - Lifetime JPH0735177Y2 (ja)

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JP1989125587U JPH0735177Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 長尺体固定用クランプ

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JPH0365080U JPH0365080U (ja) 1991-06-25
JPH0735177Y2 true JPH0735177Y2 (ja) 1995-08-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194221B2 (ja) * 2008-07-14 2013-05-08 株式会社ニックス 長尺体保持具
JP5623869B2 (ja) * 2010-11-02 2014-11-12 株式会社ニフコ 部品保持具の解除操作片

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569443Y2 (ja) * 1977-08-19 1981-03-03

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Publication number Publication date
JPH0365080U (ja) 1991-06-25

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