JP3321124B2 - 電線保持具 - Google Patents

電線保持具

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JP3321124B2
JP3321124B2 JP28548599A JP28548599A JP3321124B2 JP 3321124 B2 JP3321124 B2 JP 3321124B2 JP 28548599 A JP28548599 A JP 28548599A JP 28548599 A JP28548599 A JP 28548599A JP 3321124 B2 JP3321124 B2 JP 3321124B2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線保持具の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】ケーブル等の電線類を結束保持する電線
保持具が知られている。その一例を図3に示す。この電
線保持具80は、板状の基板部81、基板部81上に対
面して立設された外壁体83並びに内壁体85、外壁体
83の内壁体85側に突出する壁側係合突起87、一方
の端は固定端89aとして基板部81側に固定され、他
方の端部は自由端89bとされた帯体89であって、自
由端89bから固定端89a側に向かう方向に沿って帯
体89の外面側に延出された弾性片91を有する帯体8
9、弾性片91から帯体89とは反対側に突出する帯側
係合突起93及び弾性片91の帯側係合突起93よりも
固定端89a側にて弾性片91から帯側係合突起93と
同じ側に突出する解除操作部95を備えており、外壁体
83と内壁体85の間に帯体89の自由端89b側を差
し込むことにより壁側係合突起87と帯側係合突起93
とを係合させると、帯体89が閉鎖環状となる。この閉
鎖環状となった帯体89にてケーブル等を結束保持し、
例えば基板部81に設けられたスナップ等の取付手段
(図示は省略)にて筐体等に固定して使用される。
【0003】また、解除操作部95と摘み部97とを指
等で摘んで接近変位させれば、壁側係合突起87と帯側
係合突起93との係合を解除できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電線
保持具では、例えば図3に示す方向の外力が解除操作部
95に及ぼされると、その外力によって壁側係合突起8
7と帯側係合突起93との係合が解除されてしまって、
保持していたケーブル等が脱落することがあった。本発
明はこのような不具合を防止することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の電線保持具は、板状
の基板部と、該基板部上に対面して立設された外壁体及
び内壁体と、前記内壁体の前記外壁体に対面する面から
前記外壁体側に突出形成された壁側係合突起と、一方の
端は固定端として前記内壁体の前記外壁体とは反対側で
前記基板部側に固定され他方の端部は自由端とされた帯
体であって、該自由端から前記固定端側に向かう方向に
沿って該帯体の内面側に延出された弾性片を有する帯体
と、該弾性片の前記帯体とは反対側の面から前記帯体と
は反対側に突出形成され、前記外壁体と内壁体の間に前
記帯体の自由端側を差し込んだ際に前記壁側係合突起と
係合させられる帯側係合突起と、前記弾性片に連設され
解除操作部であって、前記内壁体よりも広幅であり、
前記帯側係合突起が前記壁側係合突起と係合した状態で
は前記内壁体と前記帯体との間に位置し且つ前記内壁体
の側方にはみ出す解除操作部とを備え、前記外壁体と内
壁体の間に前記帯体の自由端側を差し込むことにより前
記壁側係合突起と前記帯側係合突起とを係合させた際
に、前記基板部、前記帯体及び前記内壁体にて形成され
る閉鎖環状の部分に挿通された電線類を保持することを
特徴とする。
【0006】壁側係合突起は内壁体の外壁体側に突出
(つまり外向きに突出)し、帯側係合突起が弾性片から
帯体とは反対側に突出(つまり内向きに突出)している
ので、帯体の自由端付近を外側から押された場合には、
壁側係合突起と帯側係合突起との係合がより強まるか
ら、そうした外力によって係合が解除されることはな
い。
【0007】しかし、内壁体からはみ出している解除操
作部に、帯体の内側から外側に向かう方向の力を及ぼせ
ば、弾性片を揺動変位させて帯側係合突起を壁側係合突
起から離脱させて係合を解除できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0009】
【実施例】図1に示すように、本例の電線保持具10
は、板状の基板部11にて各部を支持する構造である。
なお、この電線保持具10はプラスチックの成形品であ
る。基板部11の下面側には、基板部11(すなわち電
線保持具10)を図示しない筐体等の壁面に固定するた
めの固定手段となるスナップ12が取り付けられてい
る。
【0010】基板部11の上面には、互いに対面する外
壁体13及び内壁体15が立設されている。その高さは
外壁体13よりも内壁体15の方が高く、外壁体13の
上端部と内壁体15との間に横設された連結板16にて
連結されている。図2に示すように、内壁体15の内面
15aには外壁体13側に突出する壁側係合突起17が
設けられている。この壁側係合突起17の下側面は内面
15aにほぼ垂直(基板部11の上面とほぼ平行)で、
上側は傾斜面である。
【0011】また図1に示すように、基板部11の上面
には、これら外壁体13及び内壁体15から離れた位置
で、帯体19の固定端19aが連結、固定されている。
帯体19は円弧状の部材で全体として弾性体であり、固
定端19aを支点として径を拡大及び縮小する方向に弾
性変形自在である。
【0012】図1及び図2に示すように、帯体19の自
由端19bからは、帯体19の内側で固定端19a側に
向かう方向に沿って弾性片21が延出されており、Uタ
ーン状となっている。弾性片21の先端には解除操作部
23が設けられていてT字状をなしている。この解除操
作部23の幅は内壁体15の幅よりも広い。したがっ
て、図2に示される状態では解除操作部23の両端は内
壁体15の左右にはみ出す。また、弾性片21には、帯
体19とは反対側に突出する帯側係合突起25が設けら
れている。この帯側係合突起25の上面は、弾性片21
の外面21aにほぼ垂直で、下側は傾斜面である。
【0013】さらに、自由端19bから弾性片21の長
さをわずかに上回る位置において、帯体19の外面から
摘み部27が延出されている。この電線保持具10は、
図1に示される矢印A方向に沿って帯体19を弾性変形
させ、その自由端19b側を外壁体13と内壁体15の
間に差し込めば、壁側係合突起17と帯側係合突起25
とが係合され、基板部11、帯体19及び内壁体15に
て閉鎖環状となる。その際に(閉鎖環状とする前に)帯
体19の内側に例えばケーブル等の電線類を挿通させて
おいて閉鎖環状とすれば、図2に示すように、ケーブル
等を保持できる。このようにケーブル等を保持してから
スナップ12にて電線保持具10を筐体の壁面等に固定
してもよいし、予め電線保持具10を壁面等に固定して
おいてから、上述のようにして電線類を保持させてもよ
い。
【0014】この電線保持具10の場合、壁側係合突起
17は内壁体15の外壁体13側に突出(つまり外向き
に突出)し、帯側係合突起25が弾性片21から帯体1
9とは反対側に突出(つまり内向きに突出)しているの
で、帯体19の例えば摘み部27付近を外側から押され
た場合には、壁側係合突起17と帯側係合突起25との
係合がより強まるから、そうした外力によって係合が解
除されることはない。よって他の物体との接触などで電
線類が脱落することもない。
【0015】一方、内壁体15からはみ出している解除
操作部23に、帯体19の内側から外側に向かう方向の
力を及ぼせば、弾性片21を帯体19側に揺動変位させ
て帯側係合突起25を壁側係合突起17から離脱させて
係合を解除できるので、電線保持具10による電線類の
拘束を解除できる。
【0016】以上、実施例に従って本発明の実施の形態
について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさ
まざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電線保持具の斜視図である。
【図2】 実施例の電線保持具により電線を保持した際
の帯体の自由端付近の一部断面図である。
【図3】 従来例の電線保持具の要部断面図である。
【符号の説明】
10…電線保持具 11…基板部 13…外壁体 15…内壁体 17…壁側係合突起 19…帯体 19a…固定端 19b…自由端 21…弾性片 23…解除操作部 25…帯側係合突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30 F16L 3/12 H05K 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の基板部と、 該基板部上に対面して立設された外壁体及び内壁体と、 前記内壁体の前記外壁体に対面する面から前記外壁体側
    に突出形成された壁側係合突起と、 一方の端は固定端として前記内壁体の前記外壁体とは反
    対側で前記基板部側に固定され他方の端部は自由端とさ
    れた帯体であって、該自由端から前記固定端側に向かう
    方向に沿って該帯体の内面側に延出された弾性片を有す
    る帯体と、 該弾性片の前記帯体とは反対側の面から前記帯体とは反
    対側に突出形成され、前記外壁体と内壁体の間に前記帯
    体の自由端側を差し込んだ際に前記壁側係合突起と係合
    させられる帯側係合突起と、 前記弾性片に連設された解除操作部であって、前記内壁
    体よりも広幅であり、前記帯側係合突起が前記壁側係合
    突起と係合した状態では前記内壁体と前記帯体との間に
    位置し且つ前記内壁体の側方にはみ出す解除操作部とを
    備え、 前記外壁体と内壁体の間に前記帯体の自由端側を差し込
    むことにより前記壁側係合突起と前記帯側係合突起とを
    係合させた際に、前記基板部、前記帯体及び前記内壁体
    にて形成される閉鎖環状の部分に挿通された電線類を保
    持することを特徴とする電線保持具。
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