JP3043763B2 - 感熱転写体 - Google Patents

感熱転写体

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JP3043763B2 JP01106954A JP10695489A JP3043763B2 JP 3043763 B2 JP3043763 B2 JP 3043763B2 JP 01106954 A JP01106954 A JP 01106954A JP 10695489 A JP10695489 A JP 10695489A JP 3043763 B2 JP3043763 B2 JP 3043763B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱転写体に係わり、さらに詳しくはそのイ
ンクのバインダーの改良に関する。
〔従来の技術〕
感熱転写体は、一般に基体上に加熱により溶融または
軟化して被転写体上に転写する熱溶融性または軟化性の
インク層を形成することによってつくられている(例え
ば、特開昭55−3919号公報)。上記加熱方法としては、
サーマルヘッドによる加熱方法と、基体に通電してその
時のジュール熱によって発熱させて加熱する通電式加熱
方法とがあり、基体はそれぞれの加熱方法に適合するよ
うに構成されている。
しかし、いずれの加熱方法をとる場合でも、従来の感
熱転写体においては、転写した印字が、機械的摩擦によ
って摩耗したり、摩擦熱によって再溶融、再軟化した
り、あるいは環境温度上昇時のこすれなどによって損傷
を受け、その表示機能を失うなど、印字の保存性に問題
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述したように、従来の感熱転写体が機械
的摩擦や環境温度の上昇によって印字が損傷を受け、そ
の表示機能を喪失するといった問題点を解決し、保存性
の良好な印字が得られるとともに、転写性および耐ブロ
ッキング性が良好な感熱転写体を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、感熱転写体のインクのバインダー成分とし
て芳香族系エステル含有ポリウレタンを用い、かつエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を用いることによって、印字
の保存性を高め、かつ転写性および耐ブロッキング性を
向上させたものである。
すなわち、芳香族系エステル含有ポリウレタンは、ポ
リウレタン特有の高い粘弾性を有し、結着力が強い。ま
た、芳香族系エステル含有ポリウレタンは、その構造中
に芳香族系エステルを含有することにより、通常のポリ
ウレタンに比べてガラス転移点が高いので、耐摩擦性お
よび耐熱性の優れた塗膜を得ることができる。しかし、
この芳香族系エステル含有ポリウレタンをインクのバイ
ンダーとして用いる場合、それ単独ではガラス転移点が
高すぎ、かつ結着力が強すぎて、被転写体に転写するこ
とができず、印字が得られない。
そこで、本発明では、上記芳香族系エステル含有ポリ
ウレタンを熱可塑性樹脂やワックスなどの熱可塑性物質
との混合物にしてインクのバインダーとして用いること
により、インクの転写を可能にし、芳香族系エステル含
有ポリウレタンの特性を生かして印字の保存性を高めた
ものである。
本発明において用いる芳香族系エステル含有ポリウレ
タンは、芳香族系ポリエステルポリオールをポリオール
成分として用いたウレタン樹脂であって、例えば、5−
スルホイソフタル酸ナトリウム、イソフタル酸、テレフ
タル酸などの酸成分と、ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、2−ブテン−1,4
−ジオール、3−クロル−1,2−プロパンジオール、シ
クロヘキサンジメタノール、3−シクロヘキセン−1,1
−ジメタノール、デカリンジオールなどのアルコール成
分との中から、それぞれ少なくとも1種を含む芳香族系
ポリエステルポリオールと、ジイソシアネート、例え
ば、トリレンジイソシアネート、ジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネートなどの芳香族系ジイソシアネ
ートまたはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、メチレンビス(4−シクロヘキシ
ルイソシアネート)などの脂肪族系ジイソシアネートと
を反応させたものがあげられる。また、上記芳香族系エ
ステル含有ポリウレタンは、そのガラス転移温度を調整
するために、ポリオール成分として、例えばポリブチレ
ンアジペート、ポリヘキサメチレンアジペート、ポリエ
チレンアジペートなどのポリエステルポリオール、また
はポリカプロラクトンあるいはポリテトラメチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールなどのポリエーテルポリオールなどを含んでいて
もよい。そして、このような芳香族系エステル含有ポリ
ウレタンの具体例としては、例えば東洋紡績社製のバイ
ロンUR−8200(商品名、イソフタル酸およびテレフタル
酸とネオペンチルグリコールとからなるポリオール成分
と、ジフェニルメタンジイソシアネートとを反応させた
ウレタン樹脂)、バイロンUR−8300(商品名、ポリカプ
ロラクトンおよびイソフタル酸とネオペンチルグリコー
ルとからなるポリオール成分と、ジフェニルメタンジイ
ソシアネートとを反応させたウレタン樹脂)などがあげ
られる。
上記芳香族系エステル含有ポリウレタンにおいて、そ
のウレタン量は0.5〜3mol/gの範囲、芳香族量は0.05〜6
mol/gの範囲のものが好ましい。すなわち、ウレタン量
が5mol/gより少ない場合は充分な結着力が得られにく
く、ウレタン量が3mol/gより多い場合は過粘着状態にな
り、ブロッキングなどの原因になるおそれがある。ま
た、芳香族量が0.05mol/gより少ない場合は転写後の印
字に充分な強度が得られず、芳香族量が6mol/gより多い
場合はガラス転移点が高く、融点が高くなって、加熱に
よる転写が行われにくくなる。なお、前記例示のバイロ
ンUR−8200やバイロンUR−8300などは、ウレタン量、芳
香族量とも、上記好ましい範囲内に入っている。
一方、熱可塑性樹脂やワックスなどの熱可塑性物質と
しては、石油樹脂、脂肪族ポリカーボネート、ポリアミ
ド、低分子量ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂、パラフ
ィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オーキ
ュリワックスなどのワックスが用いられる。
上記芳香族系エステル含有ポリウレタンと熱可塑性樹
脂やワックスなどの熱可塑性物質との混合割合は、転写
にあたっての加熱方法の相違や、熱可塑性樹脂やワック
スなどの熱可塑性物質の種類などによっても異なるが、
通電式加熱方法、サーマルヘッドによる加熱方法の両方
に適用するには、バインダー中の芳香族系エステル含有
ポリウレタンの含有量を5〜90重量%にする必要があ
る。すなわち、バインダー中の芳香族系エステル含有ポ
リウレタンの含有率が少なくなると印字の保存性を向上
させる効果が充分に発揮されず、また、バインダー中の
芳香族系エステル含有ポリウレタンの含有率が多くなり
すぎると、転写がしにくくなって、印字が得られなくな
るからである。ただし、通電式の加熱方法をとる場合に
は、バインダー中の芳香族系エステル含有ポリウレタン
の含有率の上限を95重量%にまですることが可能であ
る。
上記のように芳香族系エステル含有ポリウレタンをバ
インダー成分として用いることにより、印字の保存性が
改善される。しかし、上記の芳香族系エステル含有ポリ
ウレタンは、融点、ガラス転移点(軟化点)などが高
く、結着力が強いので、被転写体への転写性において問
題がある。そこで、それを改善するため、熱可塑性樹脂
やワックスなどの熱可塑性物質を添加しているが、この
熱可塑性物質は感熱転写体をリールなどに渦巻状に巻き
付けて高温下で貯蔵したときにブロッキングを引き起こ
す原因になる。つまり、インク層がその上に巻き付けら
れた基体の背面(インク層が形成されていない側の面)
に付着して本来の基体表面から剥がれる原因になるので
ある。
したがって、高度な転写性や耐ブロッキング性が要求
される場合、上記の芳香族系エステル含有ポリウレタン
をバインダー成分として用いたインクは、そのような要
求に対して必ずしも充分に応じきることができないとい
う問題がある。
そこで、転写性や耐ブロッキング性に関し高度な特性
が要求される場合には、上記芳香族系エステル含有ポリ
ウレタンと熱可塑性樹脂、ワックスなどの熱可塑性物質
とからなるバインダーにエチレン−酢酸ビニル共重合体
を添加することによって、転写性や耐ブロッキング性を
向上させることができる。
すなわち、エチレン−酢酸ビニル共重合体は、凝集力
が大きく、溶融表面張力が小さく、しかも構造中に酢酸
ビニルを含有しているので、接着性が優れている。
そのため、エチレン−酢酸ビニル共重合体をインクの
バインダー成分として用いると、転写時の被転写体とイ
ンクとの接着性を向上させ、インクの転写性が改善され
る。また、エチレン−酢酸ビニル共重合体はインク層の
凝集性と基体との接着性を高めるので、耐ブロッキング
性が改善される。
このエチレン−酢酸ビニル共重合体のバインダー中で
の量が少なすぎると転写性、耐ブロッキング性を改善す
る効果が充分に得られず、また、多すぎると接着力が強
くなりすぎて耐ブロッキング性や転写性を低下させるこ
とになるので、バインダー中のエチレン−酢酸ビニル共
重合体の含有率としては3〜40重量%にすることが必要
である。
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体の接着力には、
エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニルの含有率
が大きな影響を与えるので、エチレン−酢酸ビニル共重
合体としては、酢酸ビニルの含有率が5〜50重量%のも
のを用いるのが好ましい。すなわち、酢酸ビニルの含有
率が5重量%より少ない場合は、充分な接着効果が得ら
れず、酢酸ビニルの含有率が50重量%より多くなると粘
着性が増加し、耐ブロッキング性に悪影響を及ぼすよう
になる。また、酢酸ビニルの含有率が多くなると結晶化
度が低下し、熱応答性が低下してインクの転写性にも問
題が発生する。そして、エチレン−酢酸ビニル共重合体
のメルトインデックスとしては、メルトインデックスが
30g/10minより小さくなると転写時の流動性が悪くなっ
て転写性が低下し、メルトインデックスが2500g/10min
より大きくなると流動性が大きくなりすぎて印字がつぶ
れる原因になる。
上記のようにエチレン−酢酸ビニル共重合体をバイン
ダー成分として用いたインクは、カーボンブラックなど
の着色剤と、熱可塑性樹脂、ワックスなどの熱可塑性物
質、芳香族系エステル含有ポリウレタンおよびエチレン
−酢酸ビニル共重合体からなるバインダーとを必須成分
として、必要に応じ、さらに離型剤、分散剤などを加
え、混合することによって調製される。このインクにお
いても、カーボンブラックなどの着色剤量は、通常、全
体中の2〜40重量%である。そして、基体の一方の面へ
のインク層の形成にあたって、いわゆるソルベントコー
ティング方式をとる場合には、それらのインク構成成分
を溶剤に溶解ないし分散したインク塗料として調製され
る。
〔実施例〕
実施例に先立ち、バインダーを芳香族系ポリエステル
含有ポリウレタンと熱可塑性物質との2成分にして印字
の保存性について調べた結果を参考例として示す。
参考例1 第1表に示す割合で、芳香族系エステル含有ポリウレ
タンと脂肪族ポリカーボネートとを混合し、この芳香族
系エステル含有ポリウレタンと脂肪族ポリカーボネート
との混合物5重量部とカーボンブラック1重量部をメチ
ルエチルケトン20重量部中に混入し、ボールミルを用い
100時間分散してインク層形成用のインク塗料を調製し
た。
使用された芳香族系エステル含有ポリウレタンは、東
洋紡績社製のバイロンUR−8200(前出)であり、脂肪族
ポリカーボネートは、旭硝子社製のS−8200(商品名、
数平均分子量約1,500のヘキサメチレン系の繰り返し単
位を有する脂肪族ポリカーボネート)であって、熱可塑
性樹脂として使用されている。
上記とは別に、芳香族ポリカーボネート〔出光石油化
学社製のタフロンA3000(商品名)〕70重量部と導電性
カーボンブラック〔米国キャボット社製のバルカンXC−
72(商品名〕30重量部とを塩化メチレン200重量部中に
混入し、ボールミルで分散した後、この分散物を厚さ75
μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなるキ
ャリアフィルム上に乾燥後の厚さが15μmになるように
塗布し、乾燥して抵抗層を形成し、つぎに、この抵抗層
上にアルミニウムを100nm(1,000Å)の厚さに蒸着して
導電層を形成した。
つぎに、上記導電層上に前記インク塗料をワイヤーバ
ーを用いて、乾燥後の厚さが3μmになるように塗布
し、乾燥してインク層を形成し、インクが充分に乾いて
からキャリアフィルムを抵抗層から引きはがして、抵抗
層および導電層を基体とする通電式の感熱転写体を作製
した。
上記通電式の感熱転写体を第1図に示す。第1図にお
いて、(1)は基体であり、この基体(1)は抵抗層
(1a)と導電層(1b)とからなり、抵抗層(1a)は芳香
族ポリカーボネートと導電性カーボンブラックとの混合
物からなるものである。そして、導電層(1b)はアルミ
ニウムの蒸着膜からなるものである。(2)はインク層
であり、このインク層(2)は前記のように芳香族系エ
ステル含有ポリウレタンと脂肪族ポリカーボネートとの
混合物をバインダーとするインクで構成されるものであ
る。
上記通電式感熱転写体を用い、ベック平滑度50秒の紙
に下記に示す条件下で印字し、印字後、20℃、50℃、80
℃の条件下で、印字表面を消しゴムでこすり、(消しゴ
ムに1kg/cm2の荷重をかけて印字表面を5,000回こす
る)、印字の状態を観察した。その結果を第1表に示
す。印字は、感熱転写体のインク層(2)を被転写紙に
あて、電源に接続した断面の直径75μmのタングステン
針電極および帰路電極を抵抗層(1a)に接触させ、1ド
ット当たり0.5ミリ秒間、20V、30mAを印加し、直径100
μmのスポット印字を縦40ドット、横25ドットでインク
を転写させることによって行った。
また、被転写体としてOHPフィルム(オーバーヘッド
プロジェクター用フィルム、ベック平滑度20,000秒)を
用い、このOHPフィルムに前記通電式感熱転写体で上記
と同様に印字し、その印字表面を上記と同様に消しゴム
でこすり、印字の保存性を評価した。その結果を第2表
に示す。
第1表および第2表に示すように、バインダー中の芳
香族系エステル含有ポリウレタンの含有率の増加に伴っ
て印字の保存性が向上し、この通電式感熱転写体では、
試料No.4〜7に見られるように芳香族系エステル含有ポ
リウレタンの含有率が5〜95重量%の範囲で、試験時の
温度にかかわりなく、良好な印字の保存性が認められ
た。
参考例2 厚さ3.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
上に上記参考例1と同組成のインク塗料を乾燥後の厚さ
が3μmになるように塗布し、乾燥してインク層を形成
することにより、サーマルヘッドによる加熱方式の感熱
転写体を作製した。
この感熱転写体を第2図に示す。第2図において、
(11)は基体、(12)はインク層である。上記基体(1
1)は厚さ3.5μmのポリエチレンテレフタレートフイル
ムからなるものであり、インク層(12)を構成するイン
クは上記参考例1の場合と同様のものである。
上記の感熱転写体をサーマルプリンタに装着し、ベッ
ク平滑度50秒の紙に24×24ドットの印字を行い、上記参
考例1と同様に、20℃、50℃、80℃の条件下でその印字
表面を消しゴムでこすり(実施例1と同様に、消しゴム
に1kg/cm2の荷重をかけて印字表面を5,000回こする)、
印字の状態を観察した。その結果を第3表に示す。
また、被転写体としてOHPフィルムを用い、このOHPフ
ィルム上に上記感熱転写体で上記と同様に印字し、その
印字表面を上記と同様に消しゴムでこすり、印字の保存
性を評価した。その結果を第4表に示す。
第3表および第4表に示すように、バインダー中の芳
香族系エステル含有ポリウレタンの含有率の増加に伴っ
て印字の保存性が向上し、このサーマルヘッドによる加
熱方式をとる感熱転写体では、試料No.14〜16に見られ
るように、芳香族系エステル含有ポリウレタンの含有率
が5〜90重量%の範囲で、試験時の温度にかかわりな
く、良好な印字の保存性が認められた。
実施例1 芳香族系エステル含有ポリウレタンと脂肪族ポリカー
ボネートとを重量比1:1で混合し、この芳香族系エステ
ル含有ポリウレタンと脂肪族ポリカーボネートとの混合
物とエチレン−酢酸ビニル共重合体とを第5表に示す割
合で混合した。
この芳香族系エステル含有ポリウレタンと脂肪族ポリ
カーボネートとエチレン−酢酸ビニル共重合体との3成
分系の混合物5重量部とカーボンブラック1重量部をメ
チルエチルケトン20重量部中に混入し、ボールミルを用
いて100時間分散してインク層形成用のインク塗料を調
製した。
使用した芳香族系エステル含有ポリウレタンは参考例
1と同様に東洋紡績社製のバイロンUR−8200(商品名)
で、脂肪族ポリカーボネートは旭硝子社製のS−8200
(商品名)であり、エチレン−酢酸ビニル共重合体は東
洋曹達工業社製のニポフレックス750(商品名、酢酸ビ
ニル含有率32重量%、メルトインデックス30g/10min)
である。
上記とは別に、参考例1と同様にキャリアフィルム上
に抵抗層を形成し、この抵抗層上にアルミニウムを蒸着
して導電層を形成し、この導電層上に前記インク塗料を
ワイヤーバーを用いて、乾燥後の厚さが3μmになるよ
うに塗布し、乾燥してインク層を形成し、インクが充分
に乾いてからキャリアフィルムを抵抗層から引きはがし
て、抵抗層および導電層を基体とする第1図に示すもの
と同様の構造の通電式感熱転写体を作製した。
上記のようにして作製した通電式感熱転写体を用い、
転写性および耐ブロッキング性の評価を行った。試験方
法は、転写性、耐ブロッキング性とも、A法(一般的試
験条件)およびB法(厳しい試験条件)で行った。試験
方法ならびに評価基準は下記の通りである。
転写性試験A法: 被転写体として、ベック平滑度50秒の紙を用い、上記
通電式感熱転写体のインク層を被転写体にあて、電源に
接続した断面の直径75μmのタングステン針電極および
帰路電極を抵抗層に接触させ、1ドット当たり0.5ミリ
秒間、20V、30mAを印加し、市松模様を印字速度10cm/秒
で印字して、各ドットにおいて転写不良がないかどうか
を観察した。
第3図に転写性の評価例を示す。(a)は良好例であ
り、(b)および(c)は不良例である。
転写性試験B法: 被転写体として、ベック平滑度20,000秒のOHPフィル
ムを用い、上記A法と同様の条件下で市松模様を印字し
て、各ドットにおいて転写不良がないかどうかを観察
し、上記A法と同様の評価基準で評価した。
転写性に関しては、被転写体の種類を変え、B法では
被転写体として、転写しにくいOHPフィルムを選び、ベ
ック平滑度50秒の紙を被転写体として選んだA法に対し
て厳しい条件とした。
耐ブロッキング性試験A: 感熱転写体を12.5mm幅にスリットしたものを長さ1m採
取して試料とし、この試料の一端に170g(断面積あたり
3.8kg/mm2)の荷重をかけて引っ張りながら外径35mmの
ガラス管にインク層面を内側にして巻き付け、終端を粘
着テープで止め、これを55℃で恒温槽中に入れ72時間貯
蔵した後に取り出して室温まで空冷し、試料を巻き戻し
て、ブロッキングが発生しているかどうかを観察した。
この耐ブロッキング性試験時の試料をガラス管に巻き付
けるときの状態を第4図に示す。第4図において、(2
1)は外径35mmのガラス管で、(22)は感熱転写体の試
料であり、この試料(22)の一端に170gの荷重をかけ、
インク層面を内側にしながら巻き付ける。
耐ブロッキング性試験B法: 上記A法と同様に感熱転写体を12.5mm幅にスリットし
たものを長さ1m採取して試料とし、この試料の一端に17
0g(断面積あたり3.8kg/mm2)の荷重をかけて引っ張り
ながら外径35mmのガラス管にインク層面を内側にして巻
き付け、終端を粘着テープで止め、これを60℃の恒温槽
中に入れ120時間貯蔵した後に取り出して室温まで空冷
し、試料を巻き戻して、ブロッキングが発生しているか
どうかを観察した。つまり、このB法では、恒温槽中で
の貯蔵条件を60℃、120時間に変え、A法に対して厳し
い条件とした。
第5表の試料No.22〜26に示すように、バインダー中
のエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有率が3〜40重量
%の範囲では、転写性、耐ブロッキング性とも、厳しい
試験条件下でも良好な結果が得られた。しかし、試料N
o.21は、一般的試験条件下のA法では、転写性、耐ブロ
ッキング性とも、良好な結果を示したが、厳しい試験条
件下のB法では良好な結果が得られなかった。
つぎに、上記の通電式感熱転写体で印字したときの印
字の保存性について示す。
印字は、ベック平滑度50秒の紙に前記参考例1と同様
に行い、印字後、20℃、50℃、80℃の条件下で、印字表
面を消しゴムでこすり(参考例1の場合と同様に、消し
ゴムに1kg/cm2の荷重をかけ印字表面を5,000回こす
る)、印字の状態を観察した。その結果を第6表に示
す。
また、被転写体として参考例1の場合と同様のOHPフ
ィルムを用い、このOHPフィルムに通電式感熱転写体で
上記と同様に印字し、その印字表面を上記と同様に消し
ゴムでこすり、印字の保存性を評価した。その結果を第
7表に示す。
第6表および第7表に示すように、印字の保存性は良
好であったが、試料No.28は転写性が悪く、良好な印字
が得られなかったため、正確な保存性評価をすることが
できなかった。
実施例2 厚さ3.5μmのポリエチレンテレフタレートフイルム
に上記実施例1と同組成のインク塗料を乾燥後の厚さが
3μmになるように塗布し、乾燥してインク層を形成す
ることにより、第2図に示すものと同様の構造のサーマ
ルヘッドによる加熱方式の感熱転写体を作製した。
上記のようにして作製した感熱転写体を用い、転写性
および耐ブロッキング性の評価を行った。その結果を第
8表に示す。試験方法は、転写性、耐ブロッキング性と
も、前記実施例1と同様に、A法(一般的試験条件)お
よびB法(厳しい試験条件)で行った。試験方法ならび
に評価基準は下記の通りである。
転写性試験A法: 上記感熱転写体を日立製作所製熱転写プリンタ−PT−
100M(商品名)に装着し、被転写体としてはベック平滑
度50秒の紙を用い、市松模様を印字速度40cpsで印字
し、各ドットにおいて転写不良がないかどうかを観察し
た。評価基準は実施例1の場合と同様である。
転写性試験B法: 被転写体として、ベック平滑度20,000秒のOHPフィル
ムを用い、上記A法と同様の条件下で市松模様を印字し
て、各ドットにおいて転写不良がないかどうかを観察
し、上記A法と同様の評価基準で評価した。
耐ブロッキング性試験A法: 前記実施例1の試験A法の場合と同様に、感熱転写体
を12.5mm幅にスリットしたものを長さ1m採取して試料と
し、この試料の一端に170g(断面積あたり3.8kg/mm2
の荷重をかけて引っ張りながら外径35mmのガラス管にイ
ンク層面を内側にして巻き付け、終端を粘着テープで止
め、これを55℃の恒温槽中に入れ、72時間貯蔵した後に
取り出して室温まで空冷し、試料を巻き戻して、ブロッ
キングが発生しているかどうかを観察した。
耐ブロッキング性試験B法: 上記A法と同様に感熱転写体を12.5mm幅にスリットし
たものを長さ1m採取して試料とし、この試料の一端に17
0g(断面積あたり3.8kg/mm2)の荷重をかけて引っ張り
ながら外径35mmのガラス管にインク層面を内側にして巻
き付け、終端を粘着テープで止め、これを60℃の恒温槽
中に入れ120時間貯蔵した後に取り出して室温まで空冷
し、試料を巻き戻してブロッキングが発生しているかど
うかを観察した。
第8表の試料No.32〜36に示すように、バインダー中
のエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有率が3〜40重量
%の範囲では、転写性、耐ブロッキング性とも、厳しい
条件下でも良好な結果が得られた。しかし、試料No.31
は、一般的試験条件下のA法では、転写性、耐ブロッキ
ング性とも、良好な結果を示したが、厳しい試験条件下
のB法では良好な結果が得られなかった。
つぎに、上記の感熱転写体で印字したときの印字の保
存性について示す。
印字はベック平滑度50秒の紙に前記参考例2と同条件
下で行い、印字後、20℃、50℃、80℃の条件下で、その
印字表面を消しゴムでこすり(実施例1と同様に、消し
ゴムに1kg/cm2の荷重をかけて印字表面を5,000回こす
る)、印字の状態を観察した。その結果を第9表に示
す。
また、被転写体としてOHPフィルムを用い、このOHPフ
ィルムに上記感熱転写体で上記と同様に印字し、その印
字表面を上記と同様に消しゴムでこすり、印字の保存性
を評価した。その結果を第10表に示す。
第9表および第10表に示すように、印字の保存性は良
好であったが、試料No.38は転写性が悪く、良好な印字
が得られなかったため、正確な保存性評価をすることが
できなかった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、インクのバインダ
ー成分として芳香族系エステル含有ポリウレタンとエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を用いることによって、保存
性の良好な印字を得るとともに、転写性および耐ブロッ
キング性を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感熱転写体の一例を示す断面図で
あり、第2図は本発明に係る感熱転写体の他の例を示す
断面図である。第3図は転写性の評価例を示す図で、
(a)は良好例、(b)および(c)は不良例を示す。
第4図は耐ブロッキング性試験において試料をガラス管
に巻き付ける状態を示す概略斜視図である。 (1)……基体、(1a)……抵抗層、(1b)……導電
層、(2)……インク層、(11)……基体、(12)……
インク層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−66992(JP,A) 特開 昭62−13383(JP,A) 特開 昭63−214481(JP,A) 特開 昭61−162389(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基体とその一方の面に熱によっ
    て溶融または軟化して他に転写するインク層を備えた感
    熱転写体において、上記インク層がバインダーとして熱
    可塑性樹脂、ワックスのいずれか一方またはその両者
    と、芳香族系エステル含有ポリウレタンと、エチレン−
    酢酸ビニル共重合体との混合物を用い、かつバインダー
    中の芳香族系エステル含有ポリウレタンの含有率が5〜
    90重量%で、エチレン−酢酸ビニル共重合体の含有率が
    3〜40重量%であるインクで形成されていることを特徴
    とする感熱転写体。
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