JP3093298B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents

熱転写記録媒体

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JP3093298B2
JP3093298B2 JP03064084A JP6408491A JP3093298B2 JP 3093298 B2 JP3093298 B2 JP 3093298B2 JP 03064084 A JP03064084 A JP 03064084A JP 6408491 A JP6408491 A JP 6408491A JP 3093298 B2 JP3093298 B2 JP 3093298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピューターやワードプロ
セッサーなどの出力プリントを熱転写方式によって印字
する場合には、基材フィルムの一方の面に熱溶融性イン
キ層(転写層)を設けた熱転写記録媒体が使用されてい
る。そうした熱転写記録媒体は、一般に、基材フィルム
として厚さ10〜20μmのコンデンサ紙やパラフィン
紙の様な紙或いは厚さ3〜20μmのポリエステルやセ
ロファンの様なプラスチックのフィルムを用い、その上
にワックスに顔料や染料等の着色剤を混合した熱溶融性
インキをコーティングにより設けて製造したものであ
る。
【0003】上記熱転写記録媒体において、基材フィル
ムとしてプラスチックフィルムの様に熱に弱い材料を用
いる場合には、印字時にサーマルヘッドに融着したり、
滑性が損なわれたり、基材フィルムが破れたりする等の
問題が発生する。従って、そのような問題点を解決する
為に耐熱性に優れた樹脂によってバック層を形成する方
法が多く採られている。しかし、これらの方法はサーマ
ルヘッドへの融着の問題は少ないが、サーマルヘッドの
良好な滑性は得られにくい。
【0004】耐熱性の高い樹脂からバック用にシリコー
ンオイルを包含させる方法も提案されているが、この方
法では、シリコーンオイルがバック層の表面に浮出し、
熱転写のブロッキングの問題や塵の付着によるサーマル
ヘッドの故障や印字不良という問題が発生している。
【0005】上記の問題点を解決する方法として、バッ
ク層をシリコーン変性ポリウレタン樹脂で形成する方法
が提案されている(特開昭61−184717号、特開
昭62−220385号などの公報)。しかし、シリコ
ーン変性ポリウレタン樹脂は本質的に線状の熱可塑性樹
脂であるため良好な滑性を発揮するが、サーマルヘッド
の熱によって軟化又は溶融し、基材フィルムを保護する
耐熱性という面で不十分である。
【0006】さらに、耐熱性と滑性及び耐ブロッキング
性に優れた材料としてシリコーン変性ポリアクリル樹脂
で形成する方法も提案されている(特開昭61−143
195号公報)が、シリコーン変性ポリアクリル樹脂は
その材料の有するもろさの為に、サーマルヘッドにより
削られてカスが出るといった欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は多量に離型剤
を用いることなく、滑性、耐熱性、耐ブロッキング性に
優れ、さらにサーマルヘッドによるバック層の削れると
いった問題を解消したバック層を有する熱転写記録媒体
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材フィルム
の一方の面に加熱により溶融する熱転写インク層を有
し、その基材フィルムの他方の面でサーマルヘッドの接
する側にバック層を設けた熱転写記録媒体において、該
バック層がシリコーン変性ポリアクリル樹脂、常温で液
体のアミン変シリコーンオイル及びポリイソシアネー
トを架橋硬化せしめた樹脂からなり、シリコーン変性ポ
リウレタン樹脂に対するポリイソシアネートの重量割合
が6:4〜2:8の範囲であり、シリコーン変性ポリウ
レタン樹脂の引張強度(JIS K−6301による)
が200kg/cm 2 以上であることを特徴としてい
る。
【0009】以下に本発明を更に詳しく説明する。本発
明に用いる基材フィルムとしては、ポリエステル、ポリ
プロピレン、セロハン、ポリカーボネート、酢酸セルロ
ース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニ
ルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等
のプラスチック、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙
類、不織布等がある。また、これらを複合した基材フィ
ルムであってもよい。その厚さは約2〜15μm、好ま
しくは3〜10μmの範囲である。
【0010】本発明を特徴づけるバック層は、シリコー
ン変性ポリウレタン樹脂、アミン変性シリコーンオイル
及びポリイソシアネートを架橋硬化して得られる。
【0011】本発明で使用されるシリコーン変性ポリウ
レタン樹脂は、主鎖にウレタン結合をもち一部にシロキ
サン結合を有する構造のものがブロック状及び/又はグ
ラフト状に組み入れられた共重合体である。主鎖の構造
単位に対するシロキサン結合を有する構造の単位の比率
は、任意のものを使用することができる。このシリコー
ン変性ポリウレタン樹脂はその引張強度(JIS K−
6301による)が200kg/cm2以上である。引
張強度が200kg/cm2よりも小さいと、熱転写記
録媒体の走行中にサーマルヘッドによりバック層が削り
取られ、そのカスによる画像のカスレや印字不良部が発
生するといった不具合の生じることがある。
【0012】本発明で使用されるアミン変性シリコーン
オイルは、シロキサンセグメントの末端又は側鎖にアミ
ノ基を有する常温で液体の化合物であり、好ましいもの
としては下記の化1から化7までに示した如き化合物が
あげられる。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】
【0013】本発明で使用するポリイソシアネートとし
ては、一般のポリイソシアネートも使用できるが、好ま
しくはポリイソシアネートの二量体、三量体あるいはポ
りオール化合物と反応させた比較的分子量の高いポリウ
レタンポリイソシアネートがあげられる。これらのポリ
イソシアネートは、例えば、タケネート(武田薬品社
製)、バーノック(大日本インキ化学社製)、コロネー
ト(日本ポリウレタン社製)、チュラネート(旭化成工
業社製)、ディスモジュール(バイエル社製)、ポリイ
ソシアネートXDI、TDI(諸星インキ社製)、クロ
スネート(大日精化工業社製)等の商品名で入手して本
発明で使用することができる。
【0014】シリコーン変性ポリウレタン樹脂、アミン
シリコーンオイル及びポリイソシアネートの使用量
は、形成されるバック層が架橋構造となる割合である。
特に高い耐熱性を得るにはシリコーン変性ポリウレタン
樹脂に対するポリイソシアネートの重量比が6:4〜
2:8、好ましくは5:5〜3:7の範囲で使用するの
が望ましい。シリコーン変性ポリウレタン樹脂に対する
ポリイソシアネートの重量比が7:3〜10:0である
と、ポリウレタンの性質が強く出て軟化点が200℃以
下と低くなって耐熱性が不十分となる。さらに、熱転写
インク層(熱溶融性インク層)として樹脂系(特にポリ
エステル、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体等)のインクを用いていると、50℃以上の条件下に
バック層と熱転写インク層とが接している状態で6kg
/cm2の荷重がかけられた時には耐ブロッキング性が
劣るといった不具合が生ずる。一方、シリコーン変性ポ
リウレタン樹脂に対するポリイソシアネートの重量比が
1:9〜0:10であると、いわゆる引張強度が小さく
なる為に、熱転写記録媒体の走行中にサーマルヘッドに
よるバック層の削れといった不具合が生ずる。
【0015】アミン変シリコーンオイルは3者の合計
のうちで0.1〜10重量%を占める割合で使用するこ
とができ、好ましくは0.5〜5重量%である。このも
のの使用量が少なすぎると十分な滑性や耐ブロッキング
性が得られず、逆に、多すぎるとバック層の強度及び基
材フィルムに対する密着性が不足するといった不具合が
生ずる。
【0016】なお、バック層の耐熱性、滑性及び耐ブロ
ッキング性を向上させる為に、上記材料以外に、従来公
知の有機滑剤、シリカ、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バ
リウム、尿素樹脂架橋粉、アクリル樹脂架橋粉、シリコ
ーン樹脂粉、木粉、二酸化モリブデン、窒化硼素等の微
粒子を包含させることが出来る。
【0017】バック層はこれらの材料をアセトン、メチ
ルエチルケトン、トルエン、キシレン等の適当な溶剤中
に溶解又は分散させて塗工液を調製し、この塗工液をグ
ラビアコーター、ロールコーター、ワイヤーバー等の慣
用の塗布手段により塗工し、塗布後加熱乾燥時に、シリ
コーン変性ポリウレタン樹脂、アミン変シリコーンオ
イル及びポリイソシアネートを反応させて架橋構造の樹
脂層とすることによって形成される。架橋構造は50〜
100℃の温度で数時間〜数日間処理することによって
十分に形成される。勿論この反応に際しては硬化触媒等
が使用できる。
【0018】バック層の厚さは0.2〜2.0μmの範
囲であり、好ましくは0.3〜1.0μmである。
【0019】本発明では、更に上記基材のフィルムの他
の面に熱溶融性インク層を形成する。インク層は従来公
知である熱溶融性層であり、着色層、ワックス類及び樹
脂類を主成分とする。
【0020】着色剤としては従来公知の染料及び顔料の
中から適宜選択される。
【0021】ワックス類としては、例えばパラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、酸化パラフィ
ンワックス、キャンデリラワックス、カルナウバワック
ス、モンタンワックス、セシレンワックス、ポリエチレ
ンワックス、酸化ポリエチレンワックス、カスターワッ
クス、牛脂硬化油、ラノリン、木ロウ、ソルビタンステ
アレート、ソルビタンパルミテート、ステアリルアルコ
ール、ポリアミドワックス、オレイルアミド、ステアリ
ルアミド、ヒドロキシステアリン酸、合成エステルワッ
クス、合成合金ワックスなどのろう状物質が挙げられ
る。
【0022】樹脂類としては、ポリアミド系、ポリエス
テル系、ポリウレタン系、塩化ビニル系、セルロース
系、石油系、スチレン系、ブチラール系、フェノール系
などの樹脂の他、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチ
レン−アクリル系樹脂が挙げられる。
【0023】こうしたインク層を構成する各材料の比率
(重量割合)としては着色材/ワックス類/樹脂類=5
〜50/30〜90/5〜50が適当である。
【0024】インク層としては、これらの他に公知であ
る脂肪酸エステル、グリコールエステル、リン酸エステ
ル、エポキシ化アマニ油などの可塑剤やオイルなども少
量(インク層全体の30重量%以下)なら添加しても構
わない。
【0025】インク層はホットメルトあるいは溶剤に溶
解あるいは分散した状態で塗布し、乾燥することで形成
でき、その厚さは1〜10μm好ましくは1.5〜3μ
mである。
【0026】本発明においては、このインク層上に更に
表面層を形成することができる。表面層は被転写紙の平
滑性による転写不良を改良し、更には、インク層の被転
写紙に対する接着性を向上させることができる。表面層
の形成に用いられる材料は、ワックス類、樹脂類を主成
分とし、前述のインク層で用いられるワックス類、樹脂
類と同様な物質であり、必要に応じて、顔料が加えられ
てもよい。上記表面層はホットメルトあるいは溶剤に溶
解あるいは分散した状態で塗布し、乾燥することで形成
でき、その厚さは0.1〜5.0μm好ましくは0.3
〜1.0μmである。
【0027】
【実施例】次に実施例及び比較例を示す。ここでの部、
%はともに重量基準である。
【0028】実施例1 厚さ約4.5μmのポリエチレンテレフタレート()フ
ィルム上に下記A成分の塗液を乾燥後の厚さが約0.6
μmになるようにワイヤーバーを用いて塗布し、温風乾
燥(90℃)した。得られたフィルムを更に40℃で1
0日間乾燥機中で加熱処理を行ない、バック層を形成し
た。 (A成分) シリコーン変ポリウレタン樹脂 120部 (引張強度(JIS K−6301による)280kg/cm2) のメチルエチルケトン溶液(固形分20%) 下記構造式で表わされるアミ変性シリコーンオイル 1部 (KF−867,信越化学(株)製) ポリイソシアネート(日本ポリウレタン工業(株)製 32部 コロネートL)のメチルエチルケトン溶液(固形分75%) メチルエチルケトン 847部
【0029】さらに、上記の基材フィルムの他面に下記
B成分の塗液を乾燥後の厚さが約3.5μmになるよう
にワイヤーバーを用いて塗布し、温風乾燥(100℃)
してインク層を形成した。 (B成分) キャンデリラワックス 60部 カルナウバワックス 15部 エチレン酢酸ビニル共重合体(EVAFLEX 410, 10部 三井デュポン・ポリケミカル(株)製) カーボンブラック(MA−7,三菱化成工業(株)製) 15部 トルエン 900部
【0030】実施例2 前記A成分を下記C成分に変えた以外は実施例1とまっ
たく同様にして、熱転写記録媒体をつくった。 (C成分) シリコーン変ポリウレタン樹脂 120部 (引張強度(JIS K−6301による)750kg/cm2) のメチルエチルケトン溶液(固形分20%) 下記構造式で表わされるアミン変シリコーンオイル 1部 (X−22−161B,信越化学(株)製) ポリイソシアネート(コロネートL,日本 32部 ポリウレタン工業(株)製,固形分75%) メチルエチルケトン 847部
【0031】実施例3 前記A成分を下記D成分に変えた以外は実施例1とまっ
たく同様にして、熱転写記録媒体をつくった。 (D成分) シリコーン変ポリウレタン樹脂 72部 (引張強度(JIS K−6301による)280kg/cm2) のメチルエチルケトン溶液(固形分20%) 下記構造式で表わされるアミン変シリコーンオイル 1部 (KF864,信越化学(株)製) ポリイソシアネート(コロネートL,日本 45部 ポリウレタン工業(株)製,固形分75%) メチルエチルケトン 882部
【0032】比較例1 前記A成分を下記E成分に変えた以外は実施例1とまっ
たく同様にして、熱転写記録媒体をつくった。 (E成分) シリコーン変ポリウレタン樹脂 120部 (引張強度(JIS K−6301による)150kg/cm2) のメチルエチルケトン溶液(固形分20%) アミン変シリコーンオイル 1部 (KF867,信越化学(株)製) ポリイソシアネート(コロネートL,日本 32部 ポリウレタン工業(株)製,固形分75%) メチルエチルケトン 847部
【0033】比較例2 前記A成分を下記F成分に変えた以外は実施例1とまっ
たく同様にして、熱転写記録媒体をつくった。 (F成分) シリコーン変ポリウレタン樹脂 120部 (引張強度(JIS K−6301による)750kg/cm2) のメチルエチルケトン溶液(固形分20%) アミン変シリコーンオイル 1部 (X−22−161B、信越化学(株)製) ポリイソシアネート(コロネートL,日本 19部 ポリウレタン工業(株)製,固形分75%) メチルエチルケトン 812部
【0034】比較例3 前記A成分を下記G成分に変えた以外は実施例1とまっ
たく同様にして、熱転写記録媒体をつくった。 (G成分) シリコーン変ポリウレタン樹脂 120部 (引張強度(JIS K−6301による)280kg/cm2) のメチルエチルケトン溶液(固形分20%) ポリイソシアネート(コロネートL,日本 32部 ポリウレタン工業(株)製,固形分75%) メチルエチルケトン 847部
【0035】これら6種の熱転写記録媒体について、下
記の印字条件で3000m印字をして、ヘッドに対する
搬送性、サーマルヘッドによるバック層の削れの有無及
び耐ブロッキング性を比較した。結果は表1のとおりで
あった。 〔印字条件〕 使用プリンタ:TEC社製,B−30 印字エネルギー:印字電圧5V 印字スピード:3インチ/sec 被転写紙:神崎製紙製,ミラーコート 温湿度:20℃,60%RH
【0036】
【表1】 (注)搬送性:〇…フィルムにしわの発生もなく、滑り
性良好で鮮明な印字ができる。 ×…フィルムにしわが発生し、走行中に異常音が発生す
る。 バック層の削れ:〇…3000m印字後に、バック層の
削れによるサーマルヘッドの汚れがない状態。 ×…3000m印字後に、バック層の削れによりサーマ
ルヘッドが汚れる状態。 耐ブロッキング性:実施例及び比較例で使用されたイン
ク層面と各バック層面とをそれぞれ相対して重ね合せ、
6kg/cm2の圧力をかけながら、50℃で3日間保
存後、冷却してから剥離させて、評価した。 〇:耐ブロッキング性に優れている。 ×:ブロッキングする。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば下記のような効果がもた
らされる。バック層がシリコーン変ポリウレタン樹
脂、アミン変シリコーンオイル及びポリイソシアネー
トを架橋硬化して得られる樹脂から成り、特に、該シリ
コーン変ポリウレタン樹脂に対するポリイソシアネー
トの比が6:4〜2:8の範囲とし、さらに該シリコー
ン変ポリウレタン樹脂の引張強度(JIS K−63
01による)が200kg/cm2以上のものを組み合
わせることにより、滑性、耐熱性、サーマルヘッドによ
るバック層の削れ及び耐ブロッキング性に優れた熱転写
記録媒体を提供することが可能となる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−145392(JP,A) 特開 昭62−202786(JP,A) 特開 昭64−51980(JP,A) 特開 昭64−1586(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムの一方の面に加熱により溶
    融する熱転写インク層を有し、その基材フィルムの他方
    の面でサーマルヘッドの接する側にバック層を設けた熱
    転写記録媒体において、該バック層がシリコーン変
    リウレタン樹脂、常温で液体のアミン変シリコーンオ
    イル及びポリイソシアネートを架橋硬化せしめた樹脂か
    らなり、シリコーン変性ポリウレタン樹脂に対するポリ
    イソシアネートの重量割合が6:4〜2:8の範囲であ
    り、シリコーン変性ポリウレタン樹脂の引張強度(JI
    S K−6301による)が200kg/cm 2 以上で
    ることを特徴とする熱転写記録媒体。
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