JP3043150B2 - バルコニーユニットの床フレーム - Google Patents

バルコニーユニットの床フレーム

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JP3043150B2
JP3043150B2 JP3317783A JP31778391A JP3043150B2 JP 3043150 B2 JP3043150 B2 JP 3043150B2 JP 3317783 A JP3317783 A JP 3317783A JP 31778391 A JP31778391 A JP 31778391A JP 3043150 B2 JP3043150 B2 JP 3043150B2
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康人 北本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバルコニーユニットの床
フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物にあっては、実開昭60-776
01号公報に記載の如くのバルコニーユニットが用いられ
ている。このバルコニーユニットとして、下階建物ユニ
ットの上部に搭載され、該下階建物ユニットの前面より
前方にオーバーハングするバルコニーを形成するものが
ある。
【0003】然るに、上述の下階建物ユニットの前方に
オーバーハングするバルコニーを形成するバルコニーユ
ニットにあっては、オーバーハング部分の重量、或いは
オーバーハング部分に内蔵される軒樋の重量等を確実に
支持するため、強固な床フレームを有することが必要と
なる。このため、従来のバルコニーユニットの床フレー
ム1は、図4(A)、(B)に示す如く、 4本の床大梁
2A〜2Dを四角形状に接合すると共に、それら 4本の
床大梁2A〜2Dが形成する枠内で、オーバーハング方
向に直交する方向に延在する補強用の中間床大梁2Eを
設けている。そして、オーバーハング方向において相対
することとなる床大梁2Aと中間床大梁2E、中間床大
梁2Eと床大梁2Bとの間のそれぞれに、主小梁3A、
オーバーハング小梁3Bを架け渡しているのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、床フレーム1を補強するため、 4本の床大梁2A
〜2D以外に、補強用の中間床大梁2Eを用いるもので
あり、床フレーム1の部品点数が多くなり、その総重量
が大きく、且つ組立工数も多くなる。
【0005】本発明は、下階建物ユニットの前方にオー
バーハングするバルコニーを形成するバルコニーユニッ
トの床フレームにおいて、部品点数を少なくし、その総
重量を小さく、且つ組立工数を削減することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、下階建物ユニットの上部に搭載され、該下階建物ユ
ニットの前面より前方にオーバーハングするバルコニー
を形成するためのバルコニーユニットの床フレームにお
いて、 4本の床大梁を四角形状に接合するとともに、オ
ーバーハング方向において相対する 2本の床大梁間に複
数の床小梁を並列的に架け渡し、各床小梁の中間部を上
記下階建物ユニットの屋根大梁に担持させてなるように
したものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記相対する 2本の床大梁間
に架け渡される床小梁が、前記下階建物ユニット上に位
置する主小梁部材と、該主小梁部材のオーバーハング側
端部に接合されて該主小梁部材の上面に対し低い段差を
なすオーバーハング小梁部材とからなり、該主小梁部材
と該オーバーハング小梁部材との接合部を上記下階建物
ユニットの屋根大梁に担持させ、該オーバーハング小梁
部材の段差上面に軒樋が設置されてなるようにしたもの
である。
【0008】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 床フレームは、床大梁を 4本のみとし、且つオーバー
ハング方向において相対する 2本の床大梁間に架け渡さ
れる床小梁の中間部を、下階建物ユニットの屋根大梁に
担持させるものである。即ち、オーバーハング部分の重
量、或いはオーバーハング部分に内蔵される軒樋の重量
等を下階建物ユニットにも負担させながら、補強用床大
梁の使用を省くことができる。従って、部品点数を少な
くし、その総重量を小さく、且つ組立工数を削減でき
る。
【0009】床小梁を主小梁部材とオーバーハング小
梁部材とに2分し、主小梁部材とオーバーハング小梁部
材との接合部を下階建物ユニットの屋根大梁に担持さ
せ、オーバーハング小梁部材の主小梁部材より低い段差
上に軒樋を設置するものとしたから、強固な床フレーム
を構成しながら、オーバーハング部分に確実に軒樋を内
蔵できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明が適用されたバルコニーを示す
断面図、図2は本発明のバルコニーユニットの床フレー
ムを示す模式図、図3は本発明の床小梁を示す模式図、
図4は従来例の床フレームを示す模式図である。
【0011】ユニット建物10は、図1に示す如く、複
数の建物ユニット11を水平方向、垂直方向に隣接設置
して構成され、2階建部から前方に突出している下階建
物ユニット11の上部にバルコニーユニット12を搭載
している。ここで、バルコニーユニット12は、該下階
建物ユニット11の前面より前方にオーバーハングする
バルコニー13を形成している。尚、図において、11
Aは下階建物ユニット11の屋根大梁、11Bは上階建
物ユニット11の床大梁を示している。
【0012】然るに、バルコニーユニット12の床フレ
ーム20は、図1、図2に示す如く、 4本の溝形鋼製床
大梁21A〜21Dを四角形状に溶接すると共に、オー
バーハング方向において相対する 2本の床大梁21A、
21B間に、複数の床小梁22を並列的に架け渡し、各
床小梁22の中間部を下階建物ユニット11の屋根大梁
11Aに担持させている。
【0013】ここで、床小梁22は、図3に示す如く、
下階建物ユニット11上に位置する主小梁部材23と、
主小梁部材23のオーバーハング側端部に接合されて該
主小梁部材23の上面に対し低い段差をなすオーバーハ
ング小梁部材24とからなる。
【0014】主小梁部材23は、比較的大断面の角鋼管
からなり、一端接合片23Aを床大梁21Aに溶接し、
他端接合片23Bをオーバーハング小梁部材24の一端
接合片24Aに溶接している。
【0015】オーバーハング小梁部材24は、比較的小
断面の角鋼管からなり、一端接合片24Aを上述の如く
主小梁部材23の他端接合片23Bに溶接し、他端接合
片24Bを床大梁21Bに溶接している。
【0016】そして、床フレーム20にあっては、床大
梁21Aを下階建物ユニット11の一方の屋根大梁11
Aに担持させ、主小梁部材23とオーバーハング小梁部
材24との接合部(接合片23Bと接合片24Aとの接
合部)を下階建物ユニット11の他方の屋根大梁11A
に担持させている。
【0017】また、床フレーム20にあっては、オーバ
ーハング小梁部材24の段差上面に軒樋25を設置して
いる。
【0018】尚、バルコニーユニット12にあっては、
床フレーム20の外縁に手摺31を立設し、床フレーム
20の上部に床面材32を張り設けている。床面材32
は、床根太33を介して主小梁部材23に支持され、床
スペーサ34及び床根太33を介してオーバーハング小
梁部材24に支持される。35は床面材32のオーバー
ハング側に設けた排水管である。このとき、主小梁部材
23はオーバーハング方向に下り勾配をなして設けら
れ、これにより、床面材32は上階建物ユニット11の
壁側からオーバーハング方向に下り勾配をなし、雨水を
排水管35から軒樋25に排出可能としている。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。 床フレーム20は、床大梁21A〜21Dを 4本のみ
とし、且つオーバーハング方向において相対する 2本の
床大梁21A、21B間に架け渡される床小梁22の中
間部を、下階建物ユニット11の屋根大梁11Aに担持
させるものである。即ち、オーバーハング部分の重量、
或いはオーバーハング部分に内蔵される軒樋25の重量
等を下階建物ユニット11にも負担させながら、補強用
床大梁の使用を省くことができる。従って、部品点数を
少なくし、その総重量を小さく、且つ組立工数を削減で
きる。
【0020】床小梁22を主小梁部材23とオーバー
ハング小梁部材24とに2分し、主小梁部材23とオー
バーハング小梁部材24との接合部を下階建物ユニット
11の屋根大梁11Aに担持させ、オーバーハング小梁
部材24の主小梁部材23より低い段差上に軒樋25を
設置するものとしたから、強固な床フレーム20を構成
しながら、オーバーハング部分に確実に軒樋25を内蔵
できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、下階建物
ユニットの前方にオーバーハングするバルコニーを形成
するバルコニーユニットの床フレームにおいて、部品点
数を少なくし、その総重量を小さく、且つ組立工数を削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されたバルコニーを示す断
面図である。
【図2】図2は本発明のバルコニーユニットの床フレー
ムを示す模式図である。
【図3】図3は本発明の床小梁を示す模式図である。
【図4】図4は従来例の床フレームを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
11 建物ユニット 11A 屋根大梁 12 バルコニーユニット 13 バルコニー 20 床フレーム 21A〜21D 床大梁 22 床小梁 23 主小梁部材 24 オーバーハング小梁部材 25 軒樋

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下階建物ユニットの上部に搭載され、該
    下階建物ユニットの前面より前方にオーバーハングする
    バルコニーを形成するためのバルコニーユニットの床フ
    レームにおいて、 4本の床大梁を四角形状に接合すると
    ともに、オーバーハング方向において相対する 2本の床
    大梁間に複数の床小梁を並列的に架け渡し、各床小梁の
    中間部を上記下階建物ユニットの屋根大梁に担持させて
    なることを特徴とするバルコニーユニットの床フレー
    ム。
  2. 【請求項2】 前記相対する 2本の床大梁間に架け渡さ
    れる床小梁が、前記下階建物ユニット上に位置する主小
    梁部材と、該主小梁部材のオーバーハング側端部に接合
    されて該主小梁部材の上面に対し低い段差をなすオーバ
    ーハング小梁部材とからなり、該主小梁部材と該オーバ
    ーハング小梁部材との接合部を上記下階建物ユニットの
    屋根大梁に担持させ、該オーバーハング小梁部材の段差
    上面に軒樋が設置されてなる請求項1記載のバルコニー
    ユニットの床フレーム。
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JPH05148889A JPH05148889A (ja) 1993-06-15
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