JP3704216B2 - 建物の屋根取り付け構造及びその施工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に、住宅等のユニット建物に用いられる建物の屋根取り付け構造及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の建物の屋根取り付け構造及びその施工方法としては、例えば、図3に示す特公昭64−7176号公報に記載されている様な玄関ポーチの屋根構造が知られている。
【0003】
このようなものでは、一階と二階との外壁パネル1,1間には、断面コ字状の胴差し2が取り付けてあり、胴差し2の屋外側には水平片8と垂直片9とからなるL型の取り付けプレート10の水平片8先端部が固定してある。
この胴差し2は、横材11,縦材12,斜材6,及び取付材13からなるトラス3が固定されている。このトラス3下部には、枠状の屋根フレーム4の一端部を固定すると共に、屋根フレーム4の他端部を、玄関ポーチに立設した柱5の上端部に固定し、トラス3の斜材6から屋根フレーム4上に渡って屋根パネル7…を取り付けている。
【0004】
また、図4は、長手方向の長さを同一長さとする建物ユニット14…を隣接して載置したいわゆる整列継ぎにて構成されたユニット建物15を示している。
【0005】
このユニット建物15では、予め矩形プランに対応するように工場組立された屋根ユニット16を、前記建物ユニット14…にて構成される居室部17の上部に載置して固定することにより構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記予め矩形プランに対応するように工場組立された屋根ユニット16では、図5に示す様な長尺状の長尺建物ユニット18,18と短尺状の短尺建物ユニット19とを組み合わせた変形居室部20の上部に載置して固着し、建物を構成する事は困難であった。
【0007】
例えば、図3に示すような玄関ポーチ部21では、柱5を立てて、屋根フレーム4上に、トラス3を組み屋根パネル7を配設することが出来るが、施工に所定の時間が必要とされてしまうといった問題があった。
【0008】
このため、短尺建物ユニット19から前記長尺建物ユニット18が突出した部分の妻セットバック部22では、棟上げを他の長尺建物ユニット18,18及び短尺建物ユニット19が重複する部分の整列継ぎ部23と、同日に行なう必要があるので、前記玄関ポーチ部21等と略同様に構成するものでは、雨仕舞が完了するまで、一日では終わらない虞があった。
【0009】
そこで、この発明は、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来、しかも、従来から用いられている矩形プランに対応する屋根部を使用して変形プランにも対応出来る建物の屋根取り付け構造及びその施工方法を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本願発明の請求項1に記載されたものでは、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとを組み合わせた居室部の上部に屋根部を載置する建物の屋根取り付け構造であって、
前記居室部は、長尺建物ユニット及び短尺建物ユニットが重複する部分の整列継ぎ部と、該短尺建物ユニットから前記長尺建物ユニットが突出した部分の妻セットバック部とを有し、該妻セットバック部には、該妻セットバック部の上部に設置される屋根部を支持する補助梁が設けられている建物の屋根取り付け構造を特徴としている。
【0011】
このように構成された請求項1記載のものでは、妻セットバック部に設けられている補助梁が、該妻セットバック部の上部に設置される屋根部を支持する。
【0012】
このため、妻セットバック部の上部に設置される屋根部を、整列継ぎ部の上部に設置される屋根部と独立させて設置する事が出来るので、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来、しかも、従来から用いられている矩形プランに対応する屋根部を使用して、変形プランに対応させることも出来る。
【0013】
また、請求項2に記載されたものでは、前記補助梁は、長尺建物ユニットの妻セットバック部の軒先側フレーム部材と平行に沿って、前記短尺建物ユニットの軒先側フレーム部材と略同一延長線上に位置するように、予め該長尺建物ユニットの天井面部に設けられている請求項1記載の建物の屋根取り付け構造を特徴としている。
【0014】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記補助梁が、予め該長尺建物ユニットの天井面部に設けられている。このため、施工現場では、各建物ユニット配設後、直ちに、屋根部の載置を行なうことが出来るので、更に施工時間を短縮することが出来る。
【0015】
しかも、前記補助梁は、長尺建物ユニットの妻セットバック部の軒先側フレーム部材と平行に沿って、前記短尺建物ユニットの軒先側フレーム部材と略同一延長線上に位置するように、設けられているので、該長尺建物ユニットの天井面が、屋根部の荷重に充分耐える剛性を与えられて、従来から用いられている矩形プランに対応する屋根部が所定の重量を有していても、載置、固定できる。
【0016】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記屋根部は、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根ユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根ユニットとを組み合わせて構成される請求項1記載の建物の屋根取り付け構造を特徴としている。
【0017】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記屋根部が、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根ユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根ユニットとを組み合わせて構成されているので、施工現場まで、独立して運搬して、載置後、雨仕舞を行なうことにより構成出来、運搬効率が良好である。
【0018】
また、請求項4に記載されたものでは、前記屋根部は、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根パネルユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根パネルユニットとを組み合わせて構成される請求項1記載の建物の屋根取り付け構造を特徴としている。
【0019】
このように構成された請求項4記載のものでは、前記屋根部が、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根パネルユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根パネルユニットとを組み合わせて構成されているので、施工現場まで、独立して運搬して、載置後、雨仕舞を行なうことにより構成出来、運搬効率が良好である。
【0020】
更に、請求項5に記載されたものでは、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとを隣接して載置し、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとが重複する部分の整列継ぎ部の上部に、整列側屋根部を載置して固定すると共に、該短尺建物ユニットから前記長尺建物ユニットが突出した部分の妻セットバック部の上部に、妻側屋根部を載置して固定して、前記整列側屋根部及び該妻側屋根部間を雨仕舞する建物の屋根取り付け施工方法を特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項5に記載されたものでは、長尺状の長尺建物ユニットと短尺状の短尺建物ユニットとを隣接して載置し、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとが重複する部分の整列継ぎ部の上部に、整列側屋根部を載置して固定すると共に、該短尺建物ユニットから前記長尺建物ユニットが突出した部分の妻セットバック部の上部に、妻側屋根部を載置して固定して、前記整列側屋根部及び該妻側屋根部間を雨仕舞することにより、棟上げが略完了する。
【0022】
このため、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0024】
図1乃至図2は、この発明の実施の形態1を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0025】
まず、構成を説明すると、長尺状の長尺建物ユニット18,18と短尺状の短尺建物ユニット19とを組み合わせた変形居室部20の上部に屋根部24を載置する建物の屋根取り付け構造である。
【0026】
前記変形居室部20は、長尺建物ユニット18,18及び短尺建物ユニット19が重複する部分の整列継ぎ部23と、この短尺建物ユニット19から前記長尺建物ユニット18が突出した部分の妻セットバック部22とを有している。
【0027】
この妻セットバック部22には、この妻セットバック部22の上部に設置される屋根部24を支持する補助梁25,25が設けられている。
【0028】
この補助梁25は、長尺建物ユニット18の妻セットバック部22の軒先側フレーム部材18a,18aと平行に沿って、しかも、前記短尺建物ユニット19の軒先側フレーム部材19aと略同一延長線上に位置するように、予め長尺建物ユニット18の天井面部18bに設けられている。
【0029】
また、前記屋根部24は、前記整列継ぎ部23の上部に配設される大切妻屋根ユニット26,26と、前記妻セットバック部22の上部に配設される小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28とを組み合わせて構成されている。
【0030】
次に、この実施の形態1の作用について、施工順序に沿って説明する。
【0031】
まず、工場にて、前記長尺建物ユニット18,18を作製する際に、予め、前記補助梁25,25が、長尺建物ユニット18の妻セットバック部22の軒先側フレーム部材18a,18aと平行に沿って、しかも、ユニット設置状態で、前記短尺建物ユニット19の軒先側フレーム部材19aと略同一延長線上に位置するように、予め長尺建物ユニット18の天井面部18bに設けられる。
【0032】
そして、これらの各建物ユニット18,19及び小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28は、施工現場に搬送されて、予め構築されている基礎上に長尺状の長尺建物ユニット18,18と短尺状の短尺建物ユニット19とが隣接されて載置される(図2中(a)参照)。
【0033】
まず、図2中(a)〜(c)を用いて切り妻屋根プランを説明すると、図2中(b)に示すように、長尺建物ユニット18,18と短尺建物ユニット19とが重複する部分の整列継ぎ部23の上部に、整列側屋根部としての前記大切妻屋根ユニット26,26が載置されて固定される。
【0034】
また、短尺建物ユニット19から前記長尺建物ユニット18,18が突出した部分の妻セットバック部22の上部に、切妻屋根プランを構成する妻側屋根部としての小切妻屋根ユニット27,27が吊り上げられて載置されて、前記補助梁25,25上に固定される。
【0035】
更に図2中(c)に示すように、前記大切妻屋根ユニット26,26及び小切妻屋根ユニット27,27間が雨仕舞されて、棟上げが略完了する。
【0036】
また、図2中(a),(d)〜(e)を用いて寄せ棟屋根プランを説明すると、前記切妻屋根プランと略同様に、図2中(d)に示すように、長尺建物ユニット18,18と短尺建物ユニット19とが重複する部分の整列継ぎ部23の上部に、整列側屋根部としての前記大切妻屋根ユニット26,26が載置されて固定される。
【0037】
また、短尺建物ユニット19から前記長尺建物ユニット18,18が突出した部分の妻セットバック部22の上部に、寄せ棟屋根プランを構成する妻側屋根部としての台形屋根ユニット28,28が吊り上げられて載置されて、前記補助梁25,25上に固定される。
【0038】
更に図2中(e)に示すように、前記大切妻屋根ユニット26,26及び台形屋根ユニット28,28間が雨仕舞されて、棟上げが略完了する。
【0039】
このように、妻セットバック部22に設けられている補助梁25,25が、妻セットバック部22の上部に設置される妻側屋根部を支持する。
【0040】
このため、妻セットバック部22の上部に設置される小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28を、整列継ぎ部23の上部に設置される大切妻屋根ユニット26,26と独立させて設置する事が出来るので、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来、しかも、従来から用いられている矩形プランに対応する小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28及び、大切妻屋根ユニット26,26を使用して、各種変形プランに対応させることも出来る。
【0041】
また、前記補助梁25,25が、予め長尺建物ユニット18,18の天井面部18b,18bに各々設けられている。このため、施工現場では、各建物ユニット配設後、直ちに、各屋根ユニット26等の載置を行なうことが出来るので、更に施工時間を短縮することが出来る。
【0042】
しかも、前記補助梁25は、長尺建物ユニット18の妻セットバック部22の軒先側フレーム部材18aと平行に沿って、しかも、前記短尺建物ユニット19の軒先側フレーム部材19aと略同一延長線上に位置するように、設けられているので、長尺建物ユニット18の天井面18bが、屋根部24の荷重に充分耐える剛性を与えられて、従来から用いられている矩形プランに対応する各屋根ユニット26,27等が所定の重量を有していても、載置、固定できる。
【0043】
そして、前記屋根部24が、前記整列継ぎ部23の上部に配設される大切妻屋根ユニット26,26と、前記妻セットバック部22の上部に配設される小切妻屋根ユニット27,27或は、台形屋根ユニット28,28とを組み合わせて構成されているので、施工現場まで、独立して運搬して、載置後、雨仕舞を行なうことにより構成出来、運搬効率が良好である。
【0044】
更に、長尺状の長尺建物ユニット18,18と短尺状の短尺建物ユニット19とを隣接して載置し、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとが重複する部分の整列継ぎ部23の上部に、大切妻屋根ユニット26,26を載置して固定すると共に、妻セットバック部22の上部に、小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28を載置して固定して、これらの大切妻屋根ユニット26,26及び、小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28間を雨仕舞することにより、棟上げが略完了する。
【0045】
このため、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来る。
【0046】
以上、この発明の実施の形態1を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0047】
例えば、前記実施の形態1では、前記屋根部24が、大切妻屋根ユニット26,26及び、小切妻屋根ユニット27,27或は台形屋根ユニット28,28等の屋根ユニットで構成されているが、特にこれに限らず、例えば、前記整列継ぎ部23の上部に配設される屋根パネルユニットと、前記妻セットバック部22の上部に配設される屋根パネルユニットとを組み合わせて構成されるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1記載のものによれば、妻セットバック部に設けられている補助梁が、該妻セットバック部の上部に設置される屋根部を支持する。
【0049】
このため、妻セットバック部の上部に設置される屋根部を、整列継ぎ部の上部に設置される屋根部と独立させて設置する事が出来るので、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来、しかも、従来から用いられている矩形プランに対応する屋根部を使用して、変形プランに対応させることも出来る。
【0050】
また、請求項2に記載されたものでは、前記補助梁が、予め該長尺建物ユニットの天井面部に設けられている。このため、施工現場では、各建物ユニット配設後、直ちに、屋根部の載置を行なうことが出来るので、更に施工時間を短縮することが出来る。
【0051】
しかも、前記補助梁は、長尺建物ユニットの妻セットバック部の軒先側フレーム部材と平行に沿って、前記短尺建物ユニットの軒先側フレーム部材と略同一延長線上に位置するように、設けられているので、該長尺建物ユニットの天井面が、屋根部の荷重に充分耐える剛性を与えられて、従来から用いられている矩形プランに対応する屋根部が所定の重量を有していても、載置、固定できる。
【0052】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記屋根部が、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根ユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根ユニットとを組み合わせて構成されているので、施工現場まで、独立して運搬して、載置後、雨仕舞を行なうことにより構成出来、運搬効率が良好である。
【0053】
また、請求項4に記載されたものでは、前記屋根部が、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根パネルユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根パネルユニットとを組み合わせて構成されているので、施工現場まで、独立して運搬して、載置後、雨仕舞を行なうことにより構成出来、運搬効率が良好である。
【0054】
更に、請求項5に記載されたものでは、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとを隣接して載置し、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとが重複する部分の整列継ぎ部の上部に、整列側屋根部を載置して固定すると共に、該短尺建物ユニットから前記長尺建物ユニットが突出した部分の妻セットバック部の上部に、妻側屋根部を載置して固定して、前記整列側屋根部及び該妻側屋根部間を雨仕舞することにより、棟上げが略完了する。
【0055】
このため、施工時間が短く、略一日で雨仕舞まで完了することが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の建物の屋根取り付け構造及びその施工方法で、変形居室部の構成を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態1の建物の屋根取り付け構造及びその施工方法で、各種プランに対応した施工順序を説明する模式図である。
【図3】従来例の玄関ポーチの屋根構造で、要部の斜視図である。
【図4】整列継ぎを説明する居室部を模式的に表わした斜視図である。
【図5】長短ユニット継ぎにより形成される変形居室部を模式的に表わした斜視図である。
【符号の説明】
18 長尺建物ユニット
18a 軒先側フレーム部材
18b 天井面部
19 短尺建物ユニット
19a 軒先側フレーム部材
20 (変形)居室部
22 妻セットバック部
23 整列継ぎ部
24 屋根部
25 補助梁
26,26 大切妻屋根ユニット(整列側屋根部)
27,27 小切妻屋根ユニット(妻側屋根部)
28,28 台形屋根ユニット(妻側屋根部)

Claims (5)

  1. 長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとを組み合わせた居室部の上部に屋根部を載置する建物の屋根取り付け構造であって、
    前記居室部は、長尺建物ユニット及び短尺建物ユニットが重複する部分の整列継ぎ部と、該短尺建物ユニットから前記長尺建物ユニットが突出した部分の妻セットバック部とを有し、該妻セットバック部には、該妻セットバック部の上部に設置される屋根部を支持する補助梁が設けられていることを特徴とする建物の屋根取り付け構造。
  2. 前記補助梁は、長尺建物ユニットの妻セットバック部の軒先側フレーム部材と平行に沿って、前記短尺建物ユニットの軒先側フレーム部材と略同一延長線上に位置するように、予め該長尺建物ユニットの天井面部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の建物の屋根取り付け構造。
  3. 前記屋根部は、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根ユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根ユニットとを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1記載の建物の屋根取り付け構造。
  4. 前記屋根部は、前記整列継ぎ部の上部に配設される屋根パネルユニットと、前記妻セットバック部の上部に配設される屋根パネルユニットとを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1記載の建物の屋根取り付け構造。
  5. 長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとを隣接して載置し、長尺建物ユニットと短尺建物ユニットとが重複する部分の整列継ぎ部の上部に、整列側屋根部を載置して固定すると共に、該短尺建物ユニットから前記長尺建物ユニットが突出した部分の妻セットバック部の上部に、妻側屋根部を載置して固定して、前記整列側屋根部及び該妻側屋根部間を雨仕舞することを特徴とする建物の屋根取り付け施工方法。
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