JP3516768B2 - 建物ユニットおよびその製造方法 - Google Patents

建物ユニットおよびその製造方法

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JP3516768B2 JP06393195A JP6393195A JP3516768B2 JP 3516768 B2 JP3516768 B2 JP 3516768B2 JP 06393195 A JP06393195 A JP 06393195A JP 6393195 A JP6393195 A JP 6393195A JP 3516768 B2 JP3516768 B2 JP 3516768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内設用バルコニー
ユニットを有する建物ユニットおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物ユニットの内部にバルコニ
部(いわゆるインナーバルコニ)を有するユニット式建
物が建てられている。このようなバルコニ部を建物ユニ
ットの内部に形成するにあたっては、先ず、柱や梁等の
建物ユニットの本体フレームを構築し、その後、この本
体フレームにバルコニ部の骨組みを形成するバルコニー
用フレームを取り付け、さらにバルコニー用フレームに
床面材等を張り付けている。つまり、バルコニ部は、建
物ユニットの本体とは独立した構成にはなっておらず、
バルコニ部の形成は、建物ユニットの本体を製造するメ
インライン上で全て行われている。
【0003】これに対し、バルコニ部の構成要素をユニ
ット化してバルコニ部を含む建物ユニットの製造効率の
向上を図る方法が本願出願人により提案されている(特
開平6−101266号公報参照)。この方法では、バ
ルコニ部の構成要素(側面フレーム、天井フレーム、床
フレーム、およびこれらの各フレームに取り付ける壁
材、天井材、床材等)をユニット化したバルコニーユニ
ットを、建物ユニットの本体を製造するメインラインと
は別ラインで製造しておき、メインラインにおいてはバ
ルコニーユニットを建物ユニットの本体に固定する作業
のみを行えばよくすることにより、バルコニ部を含む建
物ユニットの製造作業を簡単にかつ短時間で行えるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バルコ
ニ部の形成をメインライン上において建物ユニットの本
体の形成と合せて行う場合、つまりバルコニ部の構成要
素が建物ユニットの本体に対して独立した構成になって
いない場合では、バルコニ部の形成を狭い建物ユニット
の内部で行わなければならないため、作業を円滑に行う
ことができないという問題がある。
【0005】また、特開平6−101266号公報で提
案されているバルコニ部の構成要素をユニット化する場
合では、バルコニーユニットをメインラインとは別のサ
ブラインで製造しておくことができるため、前述したバ
ルコニ部の構成要素が建物ユニットの本体に対して独立
した構成になっていない場合に比べれば、建物ユニット
の製造効率の向上を図ることができるものの、バルコニ
ーユニットが、側面フレーム、天井フレーム、床フレー
ム、およびこれらの各フレームに取り付ける壁材、天井
材、床材等を含む大掛かりなものであることから、サブ
ラインでのバルコニーユニット自体の製造に手間がかか
るうえ、バルコニーユニットを建物ユニットの本体に固
定する作業が大掛かりな作業になるという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、内部にバルコニ部を迅速
かつ容易に製造できる建物ユニットおよびその製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物ユニット
の内部に設けるバルコニ部の床部分をユニット化して前
記目的を達成しようとするものである。具体的には、本
発明は、四隅に立設された柱、これらの柱の上端間に掛
け渡された上梁および下端間に掛け渡された下梁を有す
るフレーム構造と、前記フレーム構造の内部に設けられ
る建物内設用バルコニーユニットと、前記フレーム構造
の対向する一対の下梁に沿って設けられ、前記建物内設
用バルコニーユニットを前記フレーム構造の内部に取り
付けるための支持部材とを備え前記建物内設用バルコ
ニーユニットは、前記フレーム構造の内部に床部分の骨
組みを形成する床フレームと、この床フレームに張り付
けられた床面材とを備え、前記フレーム構造とは独立し
て形成され、前記床フレームおよび前記床面材は、略中
央で分割される二分割構造を有し、分割された前記床面
材の上側にはそれぞれ防水シートが張られ、これらの防
水シートは前記床面材の分割位置で重ね合わされて接続
されていることを特徴とする。ここで、前記床面材に
は、水勾配が設けられていることが望ましい。
【0008】
【0009】そして、本発明は、前述に記載の建物ユニ
ットの製造方法であって、前記建物ユニットのフレーム
構造を製造するとともに、そのフレーム構造の下梁に沿
って対向する一対の前記支持部材を設け、このフレーム
構造および支持部材の製造場所とは別の場所で、床部分
の骨組みを形成する床フレームとこの床フレームに張り
付けられた床面材とを備えた建物内設用バルコニーユニ
ットを製造し、その後、前記建物内設用バルコニーユニ
ットを前記フレーム構造に設けられた前記支持部材に
り付けることを特徴とする。
【0010】なお、前記建物内設用バルコニーユニット
の前記フレーム構造支持部材への取り付け作業は、作
業が簡易であることから、建築現場で行ってもよいが、
ユニット式建物が建築現場での作業を減らして工期短縮
や建築コスト低減等を図る工業化建物であることから、
工場内で行うことが好ましい。
【0011】
【作用】このような本発明においては、建物内設用バル
コニーユニットを床フレームと床面材とを含んで構成
し、建物ユニットのフレーム構造とは独立して形成され
たものとする。従って、建物ユニットのフレーム構造
建物内設用バルコニーユニットとを別の場所で製造し、
つまり建物ユニットのフレーム構造および支持部材をメ
インラインで製造するとともに建物内設用バルコニーユ
ニットをサブラインで製造し、その後、建物内設用バル
コニーユニットを建物ユニットの支持部材に取り付ける
という手順で、内部に建物内設用バルコニーユニット
有する建物ユニットの製造が実現される。
【0012】このため、従来のように狭い建物ユニット
フレーム構造内部で建物内設用バルコニーユニット
形成を行う必要はなくなり、建物内設用バルコニーユニ
ットを、建物ユニットのフレーム構造および支持部材
製造する場所とは別の場所で製造することが可能とな
り、最後にフレーム構造支持部材に固定するという作
業を残すだけの状態にすることが可能となる。これによ
り、建物内設用バルコニーユニットの広いスペースでの
形成作業が実現され、建物内設用バルコニーユニット
有する建物ユニットの製造作業の簡易化が図られ、製造
時間が短縮される。
【0013】また、建物内設用バルコニーユニットは、
床フレームと床面材とを含んで構成される床部分のみの
簡易な構成であるため、前述した特開平6−10126
6号公報で提案されているような側面フレーム、天井フ
レーム、床フレーム、およびこれらの各フレームに取り
付ける壁材、天井材、床材等からなる大掛かりな構成の
バルコニーユニットの場合に比べ、バルコニーユニット
自体の製造が容易であるうえ、フレーム構造支持部材
への取り付け作業が容易なものとなり、建物ユニットの
製造効率の向上が図られ、これらにより前記目的が達成
される。
【0014】さらに、床フレームおよび床面材を分割構
造とした場合には、フレーム構造支持部材への取り付
け作業がより一層容易になる。また、床フレームおよび
床面材を略中央で分割される二分割構造とした場合に
は、フレーム構造支持部材への取り付け作業の容易化
を図るに十分であり、かつ、分割によって不必要に構造
が複雑化することもない。
【0015】さらに、分割構造をとる場合において、分
割された床面材の上側にそれぞれ防水シートを張り、こ
れらの防水シートを床面材の分割位置で重ね合わせて接
続するようにした場合には、容易な作業で確実な防水処
理が施されるようになる。
【0016】また、床面材に水勾配を設けた場合には、
建物ユニットの内部に設けられる建物内設用バルコニー
ユニットにおける排水処理、例えば、侵入した雨水や溢
れた植木の水等の排水処理が確実に行われる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例の建物内設用バルコニーユ
ニット30を建物ユニット10に設置した状態の透視図
が示されている。また、図2には、建物ユニット10の
床部分の骨組み構造の平面図が示され、図3および図4
には、バルコニーユニット30単体の透視図およびその
分解図が示されている。
【0018】図1および図2において、建物ユニット1
0は、四隅に立設された柱11と、これらの柱11の上
端間に掛け渡された上梁12と、下端間に掛け渡された
下梁13とを備えたフレーム構造を有する箱型のユニッ
トである。長辺方向に配置された二本の下梁13間に
は、複数本の根太14,15が掛け渡されている。根太
14は木材で形成され、根太15はC型チャンネル材等
の鋼材で形成されている。そして、これらの柱11、上
梁12、下梁13、および根太14,15等により、建
物ユニット10の本体10Aが構成されている。
【0019】図2において、短辺方向に配置された二本
の下梁13の中間位置の内側には、束16が立設されて
いる。また、鋼製の根太15の中間位置には、間柱17
が立設されている。そして、これらの束16や間柱17
の図2中下側位置に描かれた斜線部分に、バルコニーユ
ニット30が設置されるようになっている。
【0020】短辺方向に配置された二本の下梁13の内
側には、バルコニーユニット30を取り付けるための支
持部材20が下梁13に沿って設けられている。これら
の支持部材20および鋼製の根太15(間柱17の近傍
位置)には、バルコニーユニット30を取付固定するた
めの固定部21が形成され、例えば、この固定部21に
は、ナットが固定されたり、あるいは雌ねじが切られて
いる。従って、バルコニーユニット30を設置した状態
では、バルコニーユニット30の荷重は、主に支持部材
20(つまり、下梁13)および根太15により支持さ
れるようになっている。
【0021】さらに、長辺方向に配置された下梁13の
うちバルコニーユニット30が設置される側の下梁13
の中間位置およびその両端の柱11には、外側に突出す
るブラケット23が設けられ、このブラケット23によ
り建物ユニット10の外部に設けられるバルコニ(いわ
ゆるアウターバルコニ)が接続されるようになってい
る。
【0022】図3および図4において、バルコニーユニ
ット30は、建物ユニット10の内部に設けられるバル
コニ部の床部分を構成するユニットであり、建物ユニッ
ト10の本体10Aとは独立して形成されたものとなっ
ている。つまり、バルコニーユニット30は、建物ユニ
ット10の本体10Aから切り離した単体の状態で一定
の形状を保持できるものとなっている。
【0023】バルコニーユニット30は、中央で分割さ
れた二分割構造を有し、対称な形状の二個の半体31,
32により構成されている。各半体31,32は、バル
コニ部の床部分の骨組みを形成する床フレーム40と、
床フレーム40に張り付けられた床面材50と、床面材
50の上側に張られた防水シート60とを備えている。
【0024】図5には、一方の半体32の床フレーム4
0の構造の斜視図が示され、図6には、各半体31,3
2を合せた状態の床フレーム40の構造の平面図が示さ
れている。また、図7には、図6中A−A線に沿った縦
断面図が示され、図8には、図6中矢印B方向から見た
側面図が示され、図9には、図6または図8中C−C線
に沿った縦断面図が示されている。なお、これらの各図
では、説明に不要な一部の記載を省略している。
【0025】各半体31,32の床フレーム40は、柱
11の周囲に配置されるコーナー部材41と、このコー
ナー部材41に接続されて各半体31,32の外周部分
を形成する外周部材42と、外周部材42に接続されて
建物ユニット10の短辺方向に配置された受材43,4
4と、外周部材42に接続されて建物ユニット10の長
辺方向に配置された受材45,46,47とを備えて構
成されている。
【0026】外周部材42は、建物ユニット10の本体
10Aを構成する支持部材20および根太15に固定さ
れるようになっている(図2参照)。各受材43〜47
の上側には、硬質セメント板またはALC板等からなる
床面材50が張り付けられ(図9参照)、この床面材5
0の周囲には、外周部材42に沿って鉛直方向に防火サ
イディング51が設けられる(図5および図9参照)。
そして、さらにこれらの床面材50および防火サイディ
ング51の上側には、防水シート60が被せられる(図
3および図4参照)。
【0027】各受材43〜46の上面は、水平面に対し
て傾いて配置され、それぞれ建物ユニット10の外側に
向かう下り勾配となっている。これにより、各受材43
〜47の上側に張り付けられる床面材50および防水シ
ート60には、水勾配が形成される。そして、床面材5
0および防水シート60には、水勾配の下流位置(柱1
1が配置される位置の近傍)に排水孔63が設けられて
いる。また、受材47は、テックス65を張って下梁1
3に固定されている(図8および図9参照)。
【0028】このような本実施例においては、以下のよ
うにして内部にバルコニ部を有する建物ユニット10を
製造する。先ず、メインラインにおいて、柱11、上梁
12、下梁13、および根太14,15等を組み立てて
建物ユニット10の本体10Aを構築する。一方、バル
コニーユニット30の各半体31,32をメインライン
とは別のサブラインで製造しておく。
【0029】次に、図10に示す如く、メインラインに
おいて、クレーン等を用いてバルコニーユニット30の
各半体31,32を建物ユニット10の内部に移動さ
せ、建物ユニット10の本体10Aにボルト締めにより
取り付ける。また、各半体31,32の床フレーム40
どうしもボルト締めにより結合する。この際、各半体3
1,32に張られた防水シート60の端部60A(図4
参照)を、図3に示す如く分割位置Kで重ね合わせる状
態とし、この重ね合わされた部分を溶かす等して密着さ
せることにより各防水シート60を接続する。
【0030】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、バルコニーユニット30を建物
ユニット10の本体10Aとは独立して形成されるもの
としたので、建物ユニット10の本体10Aとバルコニ
ーユニット30とを別の場所で製造し、その後、バルコ
ニーユニット30を建物ユニット10の本体10Aに取
り付けるという手順で、内部にバルコニ部を有する建物
ユニット10を製造できる。
【0031】このため、従来のように狭い建物ユニット
10の内部でバルコニ部の形成を行う必要はなくなり、
バルコニーユニット30の広いスペースでの形成作業を
実現できるので、建物ユニット10の製造作業の簡易化
を図ることができ、製造時間を短縮できる。
【0032】また、バルコニーユニット30は、床フレ
ーム40と床面材50とを含んで構成される床部分のみ
の簡易な構成であるため、前述した特開平6−1012
66号公報で提案されているような側面フレーム、天井
フレーム、床フレーム、およびこれらの各フレームに取
り付ける壁材、天井材、床材等からなる大掛かりな構成
のバルコニーユニットの場合に比べ、バルコニーユニッ
ト30自体の製造を容易に行うことができるうえ、建物
ユニット10の本体10Aへの取り付け作業を容易に行
うことができ、これらにより建物ユニットの製造効率の
向上を図ることができる。
【0033】さらに、バルコニーユニット30は、二つ
の半体31,32からなる分割構造を有しているので、
建物ユニット10の本体10Aへの取り付け作業をより
一層容易に行うことができる。また、分割数が二分割で
あることから、分割によって不必要な構造の複雑化を招
くことはない。
【0034】さらに、各半体31,32の床面材50の
上側にはそれぞれ防水シート60が張られ、これらの防
水シート60は床面材50の分割位置(各半体31,3
2の繋ぎ目位置)で重ね合わせて接続されるので、容易
な作業で確実な防水処理を施すことができる。
【0035】また、床面材50には水勾配が設けられて
いるので、バルコニ部における排水処理、例えば、侵入
した雨水や溢れた植木の水等の排水処理を確実に行うこ
とができる。
【0036】
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、建
物内設用バルコニーユニットを床フレームと床面材とを
含んで構成し、建物ユニットの本体とは独立して形成さ
れたものとするので、建物ユニットの本体と建物内設用
バルコニーユニットとを別の場所で製造し、その後、建
物内設用バルコニーユニットを建物ユニットの本体に取
り付けるという手順で、内部にバルコニ部を有する建物
ユニットを製造できるため、従来のように狭い建物ユニ
ットの内部でバルコニ部の形成を行う必要はなくなり、
建物内設用バルコニーユニットの広いスペースでの形成
作業を実現でき、これによって建物ユニットの製造作業
の簡易化、製造時間の短縮を図ることができるという効
果がある。また、建物内設用バルコニーユニットは、床
フレームと床面材とを含んで構成される床部分のみの簡
易な構成であるため、バルコニーユニット自体の製造を
容易に行うことができるうえ、建物ユニットの本体への
取り付け作業を容易に行うことができ、これらによって
も建物ユニットの製造効率の向上を図ることができると
いう効果がある。
【0038】さらに、床フレームおよび床面材を分割構
造とした場合には、建物ユニットの本体への取り付け作
業をより一層容易に行うことができるという効果があ
る。また、床フレームおよび床面材を略中央で分割され
る二分割構造とした場合には、不必要な構造の複雑化を
招くことなく建物ユニットの本体への取り付け作業の容
易化を図ることができるという効果がある。
【0039】さらに、分割構造をとる場合において、分
割された床面材の上側にそれぞれ防水シートを張り、こ
れらの防水シートを床面材の分割位置で重ね合わせて接
続するようにした場合には、容易な作業で確実に防水処
理を施すことができるという効果がある。
【0040】また、床面材に水勾配を設けた場合には、
建物ユニットの内部に設けられるバルコニ部における排
水処理、例えば、侵入した雨水や溢れた植木の水等の排
水処理を確実に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の建物内設用バルコニーユニ
ットを建物ユニットに設置した状態の透視図。
【図2】前記実施例の建物ユニットの床部分の骨組み構
造の平面図。
【図3】前記実施例のバルコニーユニットの透視図。
【図4】前記実施例のバルコニーユニットを分解した状
態の透視図。
【図5】前記実施例のバルコニーユニットの一方の半体
の床フレーム構造の斜視図。
【図6】前記実施例のバルコニーユニットの各半体を合
せた状態の床フレーム構造の平面図。
【図7】前記実施例のバルコニーユニットの図6中A−
A線に沿った縦断面図。
【図8】前記実施例のバルコニーユニットの図6中矢印
B方向から見た側面図。
【図9】前記実施例のバルコニーユニットの図6または
図8中C−C線に沿った縦断面図。
【図10】前記実施例のバルコニーユニットを建物ユニ
ットの本体に取り付ける作業の説明図。
【符号の説明】
10 建物ユニット 10A 本体 30 建物内設用バルコニーユニット 31,32 建物内設用バルコニーユニットを分割した
状態の半体 40 床フレーム 41 床フレームを構成するコーナー部材 42 床フレームを構成する外周部材 43〜47 床フレームを構成する受材 50 床面材 60 防水シート K 分割位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/00 E04B 1/348

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅に立設された柱、これらの柱の上端
    間に掛け渡された上梁および下端間に掛け渡された下梁
    を有するフレーム構造と、前記フレーム構造の内部に設
    けられる建物内設用バルコニーユニットと、前記フレー
    ム構造の対向する一対の下梁に沿って設けられ、前記建
    物内設用バルコニーユニットを前記フレーム構造の内部
    に取り付けるための支持部材とを備え前記建物内設用バルコニーユニットは、 前記フレーム構
    造の内部に、床部分の骨組みを形成する床フレームと、
    この床フレームに張り付けられた床面材とを備え、前記
    フレーム構造とは独立して形成され 前記床フレームおよび前記床面材は、略中央で分割され
    る二分割構造を有し、分割された前記床面材の上側には
    それぞれ防水シートが張られ、これらの防水シートは前
    記床面材の分割位置で重ね合わされて接続され ているこ
    とを特徴とする建物ユニット
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した建物ユニットにおい
    て、前記床面材には、水勾配が設けられていることを特
    徴とする建物ユニット
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の建物ユニットの製造方
    法であって、 前記建物ユニットのフレーム構造を製造するとともに、
    そのフレーム構造の対向する一対の下梁に沿って前記支
    持部材を設け、このフレーム構造および支持部材の製造
    場所とは別の場所で、床部分の骨組みを形成する床フレ
    ームとこの床フレームに張り付けられた床面材とを備え
    た建物内設用バルコニーユニットを製造し、その後、前
    記建物内設用バルコニーユニットを前記フレーム構造に
    設けられた前記支持部材に取り付けることを特徴とする
    建物ユニットの製造方法
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