JP3042231B2 - 車輪の組付け装置 - Google Patents

車輪の組付け装置

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JP3042231B2 JP4350696A JP35069692A JP3042231B2 JP 3042231 B2 JP3042231 B2 JP 3042231B2 JP 4350696 A JP4350696 A JP 4350696A JP 35069692 A JP35069692 A JP 35069692A JP 3042231 B2 JP3042231 B2 JP 3042231B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体のハブホイールに
車輪を装着する前に、前記ハブホイールが車体の進行方
向に対してほぼ平行になるように、舵角を自動的に矯正
する機能を備えた車輪の組付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、車体のハブホイールに車輪を装
着する前に、作業者がステアリングホイールを所定角度
にセットして、前記ハブホイールが車体の進行方向に対
してほぼ平行になるように舵角を矯正している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の方法では、作業者がステアリングホイールを操作
する際に車体の搬送ラインを停止しなければならない。
さらに、作業者が手作業で舵角矯正を行うために、この
作業に多くの工数が必要となる。本発明の技術的課題
は、舵角矯正装置を台車上に設け、この台車をハンガー
に懸架された車体と同期して移動させることにより、車
体の搬送ラインを停止することなく自動的に車体の舵角
矯正を実施しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
特徴を有する車輪の組付け装置によって解決される。即
ち、本発明に係る車輪の組付け装置は、車体をハンガー
によって懸架して搬送するラインに沿って移動できる台
車と、前記台車と前記車体とが所定の位置関係になった
状態で、その台車と前記ハンガーとを連結させる連結機
構と、水平方向に変位自在のフローティング機構と昇降
機構とを介して前記台車上に載置されている基準テーブ
ルと、前記基準テーブル上に設置されており、前記基準
テーブルが上昇する過程で前記車体に形成された位置決
め手段と係合することにより、前記基準テーブルを前記
車体の規定位置に位置決めするテーブル位置決め機構
と、前記基準テーブル上に設置されており、前記基準テ
ーブルが前記車体の規定位置に位置決めされた状態で、
前記車体のステアリング装置を構成する左右の部材を車
体幅方向内側から等しい寸法だけ外側に押し広げる舵角
矯正機構を有している。
【0005】
【作用】本発明によると、連結機構によって台車がハン
ガーに連結されると、前記台車はハンガーに懸架された
車体と所定の位置関係のままで、前記車体と同期して移
動する。この状態で台車上の昇降機構が駆動されて基準
テーブルが上昇すると、基準テーブル上のテーブル位置
決め機構が上昇過程で前記車体に形成された位置決め手
段と係合する。ここで基準テーブル上のテーブル位置決
め機構と車体に形成された位置決め手段とが水平方向に
若干ズレていたとしても、前記基準テーブルはフローテ
ィング機構を介して台車上に載置されているため、テー
ブル位置決め機構が車体に形成された位置決め手段と係
合する際に、そのテーブル位置決め機構は位置決め手段
に倣って水平方向に移動できる。このようにしてテーブ
ル位置決め機構と車体に形成された位置決め手段とが確
実に係合されると、基準テーブルは車体の規定位置に位
置決めされる。基準テーブルが車体の規定位置に位置決
めされると、基準テーブル上に設置されている舵角矯正
機構が駆動されて、ステアリング装置を構成する左右の
部材が車体幅方向内側から等しい寸法だけ外側に押し広
げられる。これによって舵角が矯正され、ハブホイール
が車体の進行方向に対してほぼ平行になる。舵角の矯正
が完了すると、舵角矯正機構が元の状態に戻され、さら
に昇降機構が駆動されて基準テーブルが下降する。これ
によって基準テーブル上のテーブル位置決め機構と車体
に形成された位置決め手段との係合が解除される。次
に、台車とハンガーとの連結が解除されて、台車はその
位置に保持され、車両は前記ハンガーによって次の工程
へと運搬される。元の位置に戻された前記台車は、再び
連結機構によって次の車両を懸架しているハンガーに連
結される。このようにして上記した手順が繰り返されて
舵角の矯正が自動的に行われる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図13に基づいて本発明の一実
施例に係る車輪の組付け装置の説明を行う。図1〜図6
は、車体2のハブホイール2hに車輪を装着する前に、
前記ハブホイール2hが車体2の進行方向に対してほぼ
平行になるように、舵角を自動的に矯正する舵角矯正装
置100を表している。ここで車体2を懸架して搬送す
るラインの進行方向をL軸方向、ラインの幅方向をW軸
方向、さらに高さ方向をZ軸方向とすると、図1は舵角
矯正装置100をL−Z平面側(側面)から表した図で
あり、図2は舵角矯正装置100をW−Z平面側(正
面)から表した図である。また、図4は舵角矯正装置を
W−L平面側(平面)から表した図である。
【0007】舵角矯正装置100は、フロアー上に敷設
された一対のレール102の上を走行する台車104を
備えている。ここで前記レール102は、車体2をハン
ガー4で懸架して搬送するラインの真下に、そのライン
に沿って設置されている。前記台車104の後端には、
架台106kによって昇降シリンダ106sが縦方向に
設置されており、この昇降シリンダ106sのピストン
ロッド106pの上端に爪部106tが装着されてい
る。前記爪部106tは把持シリンダ106hを備えて
おり、この把持シリンダ106hが作動することによっ
て爪と爪との間隔を変えることができるようになってい
る。前記ハンガー4によって懸架された車体2のサブフ
レーム2sの部分が台車104のほぼ真上に到達する
と、台車104の昇降シリンダ106sが作動して爪部
106tが上昇し、さらに爪部106tの把持シリンダ
106hが作動することにより、爪と爪との間にハンガ
ー4の下部4dが挟まれる。これによって、台車104
とハンガー4とが連結されて、台車104はハンガー4
に懸架された車体2のサブフレーム2sの真下に位置決
めされた状態で、前記車体2と同期して移動する。即
ち、前記架台106k、昇降シリンダ106sおよび爪
部106tが本発明の連結機構に相当する。また、台車
104には走行用モータ104mが装着されており、こ
れによって前記台車104は、ハンガー4と連結されて
いない状態でも前記レール102の上を自力で走行でき
るようになっている。
【0008】前記台車104の上には、回動軸110を
介して回動テーブル112が載置されている。さらに、
この回動テーブル112の下面には所定位置にブラケッ
ト112b(図1参照)が突出しており、このブラケッ
ト112bが、図3に示されるように、回動抑制ピン1
04pの先端によって回動方向の両側から支えられてい
る。前記回動抑制ピン104pは、その先端が先細状の
押圧部、後端がストッパになっており、中央のピン部分
が台車104の上面に固定されたサポート104sの貫
通孔に挿通されている。そして、前記押圧部とサポート
104sとの間に両者を離す方向に付勢されたスプリン
グ104bが配設されて、前記押圧部を、常時、回動テ
ーブル112のブラケット112bに当接させている。
なお、両方の回動抑制ピン104pに装着されたスプリ
ング104bのバネ力は等しい値に設定されている。こ
れによって、前記回動テーブル112に対して回転方向
の外力が加わっていない状態では、そのブラケット11
2bが回動抑制ピン104pの押圧部によって両側から
支えられるために、回動テーブル112は所定の回動位
置に保持されている。また、前記回動テーブル112に
対して回転方向の外力が加わった場合には、ブラケット
112bに押圧された回動抑制ピン104pがスプリン
グ104bのバネ力に抗して変位し、前記回動テーブル
112は外力に応じた角度θだけ回動する。そして、回
動テーブル112に回転方向の外力が加わらなくなった
状態で、回動テーブル112はスプリング104bのバ
ネ力によって所定の回動位置まで戻される。
【0009】前記回動テーブル112の上面には、この
回動テーブル112が所定の回動位置にある状態でW軸
方向に一対のW軸レール112wが設置されており、こ
のW軸レール112wの上に摺動子116mを介してW
軸テーブル116が載置されている。そして、このW軸
テーブル116の側面がW軸方向の両側から摺動抑制ピ
ン112pによって支えられている。前記摺動抑制ピン
112pは、その先端が先細状の押圧部、後端がストッ
パになっており、中央のピン部分が回動テーブル112
の上面端部に固定されたサポート112sの貫通孔に挿
通されている。そして、前記押圧部とサポート112s
との間に両者を離す方向に付勢されたスプリング112
bが配設されて、前記押圧部を、常時、W軸テーブル1
16の両側面に当接させている。なお、両方の摺動抑制
ピン112pに装着されたスプリング112bのバネ力
は等しい値に設定されている。これによって、前記W軸
テーブル116は回動テーブル112上の中央位置に保
持される。また、前記W軸テーブル116に対してW軸
方向の外力が加わった場合には、W軸テーブル116に
押圧された摺動抑制ピン112pがスプリング112b
のバネ力に抗して変位し、前記W軸テーブル116は外
力に応じた距離だけW軸方向に変位する。そして外力が
加わらなくなった状態で、W軸テーブル116はスプリ
ング112bのバネ力によって回動テーブル112上の
中央位置まで戻される。
【0010】前記W軸テーブル116の上面には、L軸
方向に一対のL軸レール116eが設置されており、こ
のL軸レール116eの上に摺動子120mを介してL
軸テーブル120が載置されている。そして、このL軸
テーブル120の側面がL軸方向の両側から摺動抑制ピ
ン116pによって支えられている。前記摺動抑制ピン
116pは、その先端が先細状の押圧部、後端がストッ
パになっており、中央のピン部分がW軸テーブル116
の上面端部に固定されたサポート116sの貫通孔に挿
通されている。そして、前記押圧部とサポート116s
との間に両者を離す方向に付勢されたスプリング116
bが配設されて、前記押圧部を、常時、L軸テーブル1
20の両側面に当接させている。なお、両方の摺動抑制
ピン116pに装着されたスプリング116bのバネ力
は等しい値に設定されている。これによって、前記L軸
テーブル120はW軸テーブル116上の中央位置に保
持される。また、前記L軸テーブル120に対してL軸
方向の外力が加わった場合には、L軸テーブル120に
押圧された摺動抑制ピン116pがスプリング116b
のバネ力に抗して変位し、前記L軸テーブル120は外
力に応じた距離だけL軸方向に変位する。そして外力が
加わらなくなった状態で、L軸テーブル120はスプリ
ング116bのバネ力によってW軸テーブル116上の
中央位置まで戻される。即ち、前記回動テーブル11
2、W軸テーブル116およびL軸テーブル120が本
発明のフローティング機構に相当する。
【0011】前記L軸テーブル120の上面中央には、
昇降シリンダ122が縦方向に設置されており、この昇
降シリンダ122のピストンロッド122pの上端に基
準テーブル130が水平に取り付けられている。さら
に、L軸テーブル120の上面幅方向(W軸方向)両側
には、筒状のガイド部材125が昇降シリンダ122と
平行に設置されており、このガイド部材125に基準テ
ーブル130の下面から垂直に突出した円柱状のガイド
ロッド131が摺動可能に挿入されている。これによっ
て、基準テーブル130は昇降シリンダ122が作動さ
れることにより水平に保持されたままで昇降される。即
ち、昇降シリンダ122、ガイド部材125およびガイ
ドロッド131が本発明の昇降機構に相当する。
【0012】基準テーブル130の上には、図2に示さ
れるように、L軸方向のテーブル中心線に対して対称な
位置に、二セットのブラケット支持部材136が設置さ
れている。前記ブラケット支持部材136は、自身が車
体2のロアアーム2rと下方から係合し、さらに車体2
のブラケット2bに下方から当接することにより、前記
基準テーブル130を幅方向(W軸方向)、長さ方向
(L軸方向)から位置決めする部材であり、ガイド13
6a、シャフト136yおよびスプリング136sから
構成される。ここで前記車体2のブラケット2bは、ハ
ブホイール2hを支えるロアアーム2rをサブフレーム
2sに連結するための部材であり、そのサブフレーム2
sの幅方向の両側に固定されている。前記ブラケット支
持部材136を構成するガイド136aは、傾斜面13
6bを備える角形の厚板であり、その傾斜面136bが
ブラケット2bの幅方向外側の面に下方からほぼ密着状
態で当接する。さらに、前記ガイド136aには、図5
に示されるように、上部中央に上部が広い逆台形状の切
欠き136cが形成されており、この切欠き136cが
前記ロアアーム2rと下方から係合する。なお、前記切
欠き136cの下部はロアアーム2rの幅にほぼ等しい
サイズに形成されている。
【0013】前記ガイド136aは二本のシャフト13
6yによって下方から支えられている。このシャフト1
36yは、基準テーブル130に形成された貫通孔13
0kに挿通されており、その下端にはストッパーが固定
されている。さらに前記シャフト136yの周囲には、
ガイド136aと基準テーブル130との間に、前記ガ
イド136aを押し上げる方向に付勢されたスプリング
136sが装着されている。この構造により、前記ガイ
ド136aに対して外力が加わっていない状態では、こ
のガイド136aはスプリング136sによって最上部
に押し上げられており、シャフト136yの下端に固定
されたストッパーが基準テーブル130の下面に当接し
ている。
【0014】この状態で基準テーブル130が所定の高
さまで上昇すると、前記ガイド136aの傾斜面136
bが車体2のブラケット2bの幅方向外側の面に下方か
ら当接し、さらにそのガイド136aの切欠き136c
にロアアーム2rが係合するため、前記ガイド136a
がスプリング136sのバネ力に抗して押し下げられ
る。これによって、スプリング136sの縮みに応じた
バネ力によって、前記ガイド136aの傾斜面136b
が確実にブラケット2bの幅方向外側の面に当接し、ま
たガイド136aの切欠き136cがロアアーム2rと
確実に係合する。この結果、前記ガイド136aが車体
2の規定位置に位置決めされて、そのガイド136aを
シャフト136y、スプリング136sを介して支持す
る基準テーブル130が車体2に対して幅方向(W軸方
向)、長さ方向(L軸方向)から位置決めされる。ま
た、前記ガイド136aが前記ロアアーム2rに対して
水平方向に若干ズレていたとしても、前記ガイド136
aの切欠き136cが逆台形状に形成されており、かつ
基準テーブル130は上記したようにフローティング機
構を介して台車104の上に載置されているため、基準
テーブル130の上昇によりこの切欠き136cにロア
アーム2rが係合される過程で、基準テーブル130が
水平方向に変位して、切欠き136cとロアアーム2r
とが確実に係合される。
【0015】また、前記基準テーブル130の上には、
テーブル中心線に対して対称な位置に二個の基準ピン1
34が設置されている。この基準ピン134は車体2の
サブフレーム2sに形成された二個の基準孔2kに下方
から挿通される先細状ピンであり、両基準ピン134間
の距離はサブフレーム2sに形成された両基準孔2k間
の距離と等しい値に設定されている。なお、前記両基準
孔2kも車体2の中心線に対して対称な位置に設置され
ている。ここで、前記基準ピン134は先細状に成形さ
れており、かつ基準テーブル130は上記したようにフ
ローティング機構を介して台車104の上に載置されて
いる。このために、前記基準ピン134の中心が基準孔
2kの中心から水平方向に若干ズレていたとしても、基
準テーブル130の上昇により基準ピン134が基準孔
2kに挿通される過程で基準テーブル130が水平方向
に変位して、基準ピン134の中心が基準孔2kの中心
に合わせられる。即ち、上記したブラケット支持部材1
36および基準ピン134が本発明のテーブル位置決め
機構に相当し、車体2のブラケット2b、ロアアーム2
rおよび基準孔2kが車体に形成された位置決め手段に
相当する。
【0016】さらに、基準テーブル130の上には、図
4に示されるように、車体2の操舵装置2xを構成する
ナックルアーム2nを車体2の幅方向内側から等しい寸
法だけ外側に押し広げる舵角矯正機構150が設置され
ている。前記舵角矯正機構150は、リンク機構152
を備えている。このリンク機構152は、基準テーブル
130のテーブル中心線上に固定された固定ピン151
を中心に回動する短棒152sと、この短棒152sの
両端に連結ピン152hを介して連結された二本の長棒
152tとから構成されている。そして、各々の長棒1
52tの先端には連結ピン152hを介してスライダー
154が連結されている。また、前記短棒152sと長
棒152tとの連結部分には、その短棒152sを固定
ピン151の回りに回動させる回動シリンダ156のピ
ストンロッド156pが連結されている。前記基準テー
ブル130上の両端部には、短レール130wがW軸方
向に設置されている。そしてこの短レール130wの上
に摺動子154mを介して前記スライダー154が載置
されている。このため、図4に示されるように、回動シ
リンダ156がピストンロッド156pを延出する方向
に駆動されて、短棒152sが固定ピン151を中心に
所定角度だけ左回動すると、各々の長棒152tが各々
のスライダー154を短レール130wに沿って基準テ
ーブル130の幅方向外側に押し進める。逆に、回動シ
リンダ156がピストンロッド156pを収納する方向
に駆動されると、各々のスライダー154は短レール1
30wに沿って基準テーブル130の幅方向内側に収納
される。
【0017】前記スライダー154の上には、図1、図
2に示されるように、軸受け部154jが設けられてお
り、この軸受け部154jにアーム154aのシャフト
部が支持されている。さらに、そのシャフト部には回動
モータ154kの回転軸が連結されており、前記回動モ
ータ154kが駆動されることにより、アーム154a
が垂直状態から水平状態まで回動できるようになってい
る。また、前記アーム154aの長さは、そのアーム1
54aが水平状態に保持されている状態で、前記スライ
ダー154が短レール130wに沿って基準テーブル1
30の幅方向外側に移動する際に、そのアーム154a
が操舵装置2xのナックルアーム2nに当接する長さに
設定されている。
【0018】次に、上記した構造の舵角矯正装置100
の機能を説明する。ハンガー4によって懸架された車体
2のサブフレーム2sの部分が舵角矯正装置100の台
車104のほぼ真上に到達すると、台車104の昇降シ
リンダ106sが作動して爪部106tが上昇し、さら
に爪部106tの把持シリンダ106hが作動すること
により、爪と爪との間にハンガー4の下部4dが挟まれ
る。これによって、台車104とハンガー4とが連結さ
れて、台車104はハンガー4に懸架された車体2のサ
ブフレーム2sの真下に位置決めされた状態で、前記車
体2と同期して移動する。前記車体2と台車104とが
同期すると、台車104の昇降シリンダ122がが作動
して基準テーブル130が水平に保持されて上昇する。
そして、基準テーブル130が所定の高さまで上昇する
と、ブラケット支持部材136のガイド136aに形成
された傾斜面136bが車体2のブラケット2bの幅方
向外側の面に下方から当接し、さらにそのガイド136
aの切欠き136cにロアアーム2rが係合する。これ
によってブラケット支持部材136のガイド136aが
車体2の規定位置に位置決めされて、そのガイド136
aをシャフト136y、スプリング136sを介して支
持する基準テーブル130が車体2に対して幅方向(W
軸方向)、長さ方向(L軸方向)から位置決めされる。
【0019】また、前記ガイド136aが前記ロアアー
ム2rに対して水平方向に若干ズレていたとしても、前
記ガイド136aの切欠き136cが逆台形状に形成さ
れており、かつ基準テーブル130はフローティング機
構を介して台車104の上に載置されているため、基準
テーブル130の上昇によりこの切欠き136cにロア
アーム2rが係合される過程で、基準テーブル130が
水平方向に変位して、切欠き136cとロアアーム2r
とが確実に係合される。この状態で、基準テーブル13
0がさらに上昇すると、この基準テーブル130が上昇
した量だけブラケット支持部材136のスプリング13
6sが押し縮められ、このブラケット支持部材136の
ガイド136aは同位置に保持される。さらに、基準テ
ーブル130上の二個の基準ピン134が車体2のサブ
フレーム2sに形成された二個の基準孔2kに下方から
挿通されることにより、基準テーブル130は車体2の
規定位置に確実に位置決めされる。また、前記基準ピン
134の中心が基準孔2kの中心から水平方向に若干ズ
レていたとしても、前記基準ピン134は先細状に成形
されており、かつ基準テーブル130は上記したように
フローティング機構を介して台車104の上に載置され
ているために、基準テーブル130の上昇により基準ピ
ン134が基準孔2kに挿通される過程で基準テーブル
130が水平方向に変位して、基準ピン134の中心が
基準孔2kの中心に合わせられる。
【0020】基準テーブル130が車体2の規定位置に
位置決めされると、基準テーブル130の上に設置され
ている舵角矯正機構150の回動モータ154kが駆動
されてスライダー154に取り付けられているアーム1
54aが垂直状態から水平状態まで回動される。次に、
回動シリンダ156がピストンロッド156pを延出す
る方向に駆動されて、短棒152sが固定ピン151を
中心に所定角度だけ左回動する。これによって、各々の
長棒152tが各々のスライダー154を短レール13
0wに沿って基準テーブル130の幅方向外側に押し進
め、図6に示されるように、前記スライダー154に取
り付けられているアーム154aが操舵装置2xの左右
のナックルアーム2nを押圧する。これによって前記ナ
ックルアーム2nは車体2の幅方向内側から等しい寸法
だけ外側に押し広げられて舵角の矯正が行われる。
【0021】舵角の矯正が完了すると、舵角矯正機構1
50が元の状態に戻され、さらに昇降シリンダ122が
作動されて基準テーブル130が下降する。これによっ
て、基準テーブル130上の基準ピン134がサブフレ
ーム2sの基準孔2kから抜かれ、さらにブラケット支
持部材136のガイド136sがブラケット2bおよび
ロアアーム2rから離れて、車体2と基準テーブル13
0との係合が解除される。次に、台車104とハンガー
4との連結が解除されると、走行用モータ104mが駆
動されて前記台車104は元の位置に戻る。このように
して上記した手順が繰り返されて舵角の矯正が自動的に
行われる。このように前記車体2の搬送ラインを停止す
ることなく、自動的に車体2の舵角矯正が行われるため
に、ラインの稼働率が向上する。さらに舵角矯正に要す
る工数が必要なくなり、省力化を図ることができる。
【0022】このようにして舵角の矯正が行われた車体
2は、次にハブホイール2hの位相合わせ装置200の
位置まで搬送される。ハブホイール2hの位相合わせ装
置200は、図7、図8に示されるように、台車204
を備えている。ここで前記台車204には、前記舵角矯
正装置100において使用された連結機構と同じ構造の
連結機構が装着されており、前記連結機構が作動するこ
とにより、台車204は車体2を懸架するハンガー4に
連結される。前記台車204の上部中央には、昇降シリ
ンダ222が縦方向に設置されており、この昇降シリン
ダ222のピストンロッド222pの上端に基準テーブ
ル230が水平に取り付けられている。さらに前記台車
204には、昇降シリンダ222の両側に筒状のガイド
部材225が平行に設置されており、このガイド部材2
25に基準テーブル230の下面から垂直に突出した円
柱状のガイドロッド231が摺動可能に挿入されてい
る。
【0023】前記昇降シリンダ222はブレーキ(図示
されていない)を備えており、このブレーキが作動する
ことにより昇降シリンダ222はロック状態に保持され
る。これによって、基準テーブル230は所定のレベル
に保持される。また、前記ブレーキが解除されて昇降シ
リンダ222が作動されることにより、基準テーブル2
30は水平に保持されたままで昇降される。さらに前記
ブレーキが解除された状態で前記昇降シリンダ222が
停止状態であれば、前記基準テーブル230は現位置に
保持される。しかしながら前記昇降シリンダ222は所
定の外力が加わることによって、そのピストンロッド2
22pを外力に応じて変位させることができる構造にな
っている。このため前記基準テーブル230に上下方向
の外力が加わと、基準テーブル230は外力に倣って昇
降する。また、前記台車204には、基準テーブル23
0の高さ検出するためのレベルスイッチ204h,20
4rがサポート(図示されていない)を介して規定位置
に固定されている。なお両レベルスイッチ204h,2
04rの高さは、搬送ラインによって運ばれてくる車体
2の種類に応じて適正な高さに決められている。
【0024】前記基準テーブル230の上面には、W軸
方向に一対のW軸レール230wが設置されており、こ
のW軸レール230wの上に摺動子216mを介してW
軸テーブル216が載置されている。そして、このW軸
テーブル216の側面にW軸シリンダ216cのピスト
ンロッド216pの先端が連結されている。前記W軸シ
リンダ216cは、前記W軸レール230wに平行に配
置されており、基準テーブル230の上面端部に固定さ
れたサポート230rによって水平に支持されている。
これによって、前記W軸シリンダ216cが作動するこ
とにより、W軸テーブル216はW軸レール230wに
沿って移動すことができる。また、基準テーブル230
の側面には、所定の高さ位置に前記レベルスイッチ20
4h,204rを作動させるためのストライカー230
sが取り付けられている。
【0025】前記W軸テーブル216の上面には、L軸
方向に一対のL軸レール216eが設置されており、こ
のL軸レール216eの上に摺動子220mを介してL
軸テーブル220が載置されている。そして、このL軸
テーブル220の側面がL軸方向の両側から摺動抑制ピ
ン216pによって支えられている。前記摺動抑制ピン
216pは、その先端が先細状の押圧部、後端がストッ
パになっており、中央のピン部分がW軸テーブル216
の上面端部に固定されたサポート216sの貫通孔に挿
通されている。そして、前記押圧部とサポート216s
との間に両者を離す方向に付勢されたスプリング216
bが配設されて、前記押圧部を、常時、L軸テーブル2
20の両側面に当接させている。なお、両方の摺動抑制
ピン216pに装着されたスプリング216bのバネ力
は等しい値に設定されている。これによって、前記L軸
テーブル220はW軸テーブル216上の中央位置に保
持される。また、前記L軸テーブル220に対してL軸
方向の外力が加わった場合には、L軸テーブル220に
押圧された摺動抑制ピン216pがスプリング216b
のバネ力に抗して変位し、前記L軸テーブル220は外
力に応じた距離だけL軸方向に変位する。そして外力が
加わらなくなった状態で、L軸テーブル220はスプリ
ング216bのバネ力によってW軸テーブル216上の
中央位置まで戻される。
【0026】前記L軸テーブル220の上面には、回動
軸220jを介してL型架台240が載置されている。
さらに、このL型架台240の下面には所定位置にブラ
ケット240b(図7参照)が突出しており、このブラ
ケット240bが、回動抑制ピン220pの先端によっ
て回動方向の両側から支えられている。前記回動抑制ピ
ン220pは、その先端が先細状の押圧部、後端がスト
ッパになっており、中央のピン部分がL軸テーブル22
0の上面に固定されたサポート220sの貫通孔に挿通
されている。そして、前記押圧部とサポート220sと
の間に両者を離す方向に付勢されたスプリング(図示さ
れていない)が配設されて、前記押圧部を、常時、L型
架台240のブラケット240bに当接させている。な
お、両方の回動抑制ピン220pに装着されたスプリン
グのバネ力は等しい値に設定されている。これによっ
て、前記L型架台240に対して回転方向の外力が加わ
っていない状態では、そのブラケット240bが回動抑
制ピン220pの押圧部によって両側から支えられるた
めに、L型架台240は所定の回動位置に保持されてい
る。また、前記L型架台240に対して回転方向の外力
が加わった場合には、前記ブラケット240bに押圧さ
れた回動抑制ピン220pがスプリングのバネ力に抗し
て変位し、前記L型架台240は外力に応じた角度θだ
け回動する。そして、L型架台240に回転方向の外力
が加わらなくなった状態で、L型架台240はスプリン
グのバネ力によって所定の回動位置まで戻される。
【0027】前記L型架台240の縦壁部には、ロータ
リアクチュエータ250がW軸に平行に取り付けられて
いる。このロータリアクチュエータ250は、所定角度
φ(約90°)だけ回動する回動軸250jを備えてお
り、この回動軸250jの先部に略L型のアーム250
aの一辺が縦方向(Z軸方向)に固定されている。そし
て略L型のアーム250aの他辺が前記回動軸250j
の軸心とほぼ平行にその回動軸250jよりも先方に突
出している。したがって、前記ロータリアクチュエータ
250が駆動されると、前記アーム250aは縦方向の
位置から水平位置まで回動される。前記アーム250a
の先端には、爪250tがピン250pを介して連結さ
れており、その爪250tがピン250pを中心にアー
ム250aに垂直な状態からそのアーム250aに当た
る位置まで左回り(図7参照)に回動できるようになっ
ている。また、前記爪250tとアーム250aとの間
には、前記爪250tをアーム250aから離す方向に
付勢されたスプリング250sが取り付けられている。
これによって前記爪250tに外力が加わっていない状
態では、爪250tはアーム250aに垂直な状態に保
持される。そして前記爪250tに対してアーム250
a側に押圧する外力が加わると、爪250tはスプリン
グ250sのバネ力に抗してピン250pを中心に外力
の方向に変位する。ここで、ロータリアクチュエータ2
50の回動軸250jの軸心から爪250tまでの距離
は、車体2のハブホイール2hの中心からハブボルト2
0bまでの距離にほぼ等しく設定される。さらに、ロー
タリアクチュエータ250の回動軸250jの先端に
は、筒状のガイドリング260のシャフト260fが同
軸に、かつ前記回動軸250jに対して相対回転が可能
な状態で連結されている。ここで前記ガイドリング26
0の内径は、前記ハブホイール2hの中心に装着された
ガイドキャップ2zの外径にほぼ等しく設定されてい
る。なお、前記ガイドキャップ2zの先部は円錐形に成
形されている。
【0028】次に、ハブホイール2hの位相合わせ装置
200の機能を説明する。ハンガー4によって懸架され
た車体2が位相合わせ装置200の台車204の位置に
到達すると、台車204の連結機構が作動してその台車
204とハンガー4の下部4dとが連結される。これに
よって、台車104はハンガー4に懸架された車体2と
同期して移動する。次に、台車204に装着された昇降
シリンダ222のブレーキが解除されて昇降シリンダ2
22が作動されることにより、基準テーブル230が水
平に保持されたままで上昇する。そして、前記ロータリ
アクチュエータ250の回動軸250jの高さと、車体
2のハブホイール2hの高さとがほぼ一致する高さま
で、基準テーブル230が上昇するとレベルスイッチ2
04h,204rが作動して、前記基準テーブル230
はそのレベルに保持される。なお、この状態で昇降シリ
ンダ222のブレーキは解除されているために、基準テ
ーブル230は外力に応じて上下に変位できるようにな
っている。
【0029】次に、W軸シリンダ216cがピストンロ
ッド216pを延出する方向に駆動されて、W軸テーブ
ル216がW軸レール230mに沿って前記ハブホイー
ル2hの方向に移動する。これによって、ハブホイール
2hのガイドキャップ2zがロータリアクチュエータ2
50の先端に位置する筒状のガイドリング260の内部
に挿入される。ここで前記ロータリアクチュエータ25
0は、L軸テーブル220、L型架台240、W軸テー
ブル216を介して基準テーブル230の上に載置され
ているために、水平方向および上下方向に変位が可能で
ある。さらに、ハブホイール2hの中心に装着されたガ
イドキャップ2zの先部は円錐形に成形されている。こ
のため、ガイドキャップ2zの中心線とガイドリング2
60の中心線とがズレていても、前記ガイドキャップ2
zがガイドリング260の内部に挿入される過程で、L
軸テーブル220、L型架台240および基準テーブル
230が変位して、ガイドリング260の中心線がガイ
ドキャップ2zの中心線に合わせられる。
【0030】前記ガイドリング260とガイドキャップ
2zとが係合すると、次に、ロータリアクチュエータ2
50が駆動されて、前記アーム250aが縦方向の位置
から水平位置まで回動される。これによって、アーム2
50aの先端に位置する爪250tが、ハブホイール2
hに固定された一本のハブボルト20bの側面に当接し
てこのハブボルト20bを水平位置まで回動させる。こ
れによって、ハブホイール2hの位相合わせが完了す
る。ここで、ガイドリング260とガイドキャップ2z
とが係合する過程で、前記アーム250aの先端に位置
する爪250tがハブボルト20bの先端に当接した場
合には、爪250tがハブボルト20bに押圧されて変
位するために、前記ガイドリング260とガイドキャッ
プ2zとの係合を妨げることはない。そしてこの状態で
ロータリアクチュエータ250が駆動されることによ
り、前記爪250tがハブボルト20bの先端から外れ
てスプリング250sのバネ力によって元の状態に戻
り、隣のハブボルト20bの側面に当接してこのハブボ
ルト20bを水平位置まで回動させる。これによって、
上記と同様にハブホイール2hの位相合わせが完了す
る。なお、本実施例では、台車204を車体2と同期し
て移動させながらハブホール2hの位相を合わせる方法
を説明したが、台車204を定位置に固定することによ
り、一定ピッチで搬送されて来る車体2のハブホール2
hの位相を合わせることも可能である。
【0031】このようにしてハブホール2hの位相合わ
せが完了した車体2は、次に、車輪装着装置300の位
置まで搬送される。前記車輪装着装置300は、図9、
図10に示されるように、フロアー上に敷設された一対
のレール302の上を走行する台車304を備えてい
る。ここで前記レール302は、車体2の搬送ラインの
下方に、そのラインに沿って設置されている。前記台車
304の後端には、架台306kによって昇降シリンダ
306sが縦方向に設置されており、この昇降シリンダ
306sのピストンロッド306pの上端に爪部306
tが装着されている。前記爪部306tは把持シリンダ
306hを備えており、この把持シリンダ306hが作
動することによって爪と爪との間隔を変えることができ
るようになっている。前記ハンガー4によって懸架され
た車体2のハブホイール2hの部分が台車304の位置
に到達すると、台車304の昇降シリンダ306sが作
動して爪部306tが上昇し、さらに爪部306tの把
持シリンダ306hが作動することにより、爪と爪との
間にハンガー4の下部4dが挟まれる。これによって、
台車304とハンガー4とが連結されて、台車304は
車体2のハブホイール2hとラインの進行方向において
同位置に位置決めされた状態で、前記車体2と同期して
移動する。
【0032】前記台車304の上部中央には、昇降シリ
ンダ322が縦方向に設置されており、この昇降シリン
ダ322のピストンロッド322pの上端に基準テーブ
ル330が水平に取り付けられている。さらに前記台車
304には、昇降シリンダ322の両側に筒状のガイド
部材325が平行に設置されており、このガイド部材3
25に基準テーブル330の下面から垂直に突出した円
柱状のガイドロッド331が摺動可能に挿入されてい
る。前記昇降シリンダ322はブレーキ(図示されてい
ない)を備えており、このブレーキが作動することによ
り昇降シリンダ322はロック状態に保持される。これ
によって、基準テーブル330は所定のレベルに保持さ
れる。また、前記ブレーキが解除されて昇降シリンダ3
22が作動されることにより、基準テーブル330は水
平に保持されたままで昇降される。さらに前記ブレーキ
が解除された状態で前記昇降シリンダ322が停止状態
であれば、前記基準テーブル330は現位置に保持され
る。しかしながら前記昇降シリンダ322は所定の外力
が加わることによって、そのピストンロッド322pを
外力に応じて変位させることができる構造になってい
る。このため前記基準テーブル330に上下方向の外力
が加わと、基準テーブル330は外力に倣って昇降す
る。なお、後記するように、この基準テーブル330に
車輪8の重量が加わったとしても、基準テーブル330
は車輪8の重量によって下降しないように配慮されてい
る。また、前記台車304には、基準テーブル330の
高さ検出するためのレベルスイッチ304hがサポート
304rを介して規定位置に固定されている。
【0033】前記基準テーブル330の上面には、W軸
方向に一対のW軸レール330wが設置されており、こ
のW軸レール330wの上に摺動子316mを介してW
軸テーブル316が載置されている。そして、このW軸
テーブル316の側面にW軸シリンダ316cのピスト
ンロッド316pの先端が連結されている。前記W軸シ
リンダ316cは、前記W軸レール330wに平行に配
置されており、基準テーブル330の上面端部に固定さ
れたサポート330sによって水平に支持されている。
これによって、前記W軸シリンダ316cが作動するこ
とにより、W軸テーブル316はW軸レール330wに
沿って移動すことができる。また、基準テーブル330
の側面には、所定の高さ位置に前記レベルスイッチ30
4hを作動させるためのストライカー330tが取り付
けられている。
【0034】前記W軸テーブル316の上面には、L軸
方向に一対のL軸レール316eが設置されており、こ
のL軸レール316eの上に摺動子320mを介してL
軸テーブル320が載置されている。そして、このL軸
テーブル320の側面がL軸方向の両側から摺動抑制ピ
ン316pによって支えられている。前記摺動抑制ピン
316pは、その先端が先細状の押圧部、後端がストッ
パになっており、中央のピン部分がW軸テーブル316
の上面端部に固定されたサポート316sの貫通孔に挿
通されている。そして、前記押圧部とサポート316s
との間に両者を離す方向に付勢されたスプリング316
bが配設されて、前記押圧部を、常時、L軸テーブル3
20の両側面に当接させている。なお、両方の摺動抑制
ピン316pに装着されたスプリング316bのバネ力
は等しい値に設定されている。これによって、前記L軸
テーブル320はW軸テーブル316上の中央位置に保
持される。また、前記L軸テーブル320に対してL軸
方向の外力が加わった場合には、L軸テーブル320に
押圧された摺動抑制ピン316pがスプリング316b
のバネ力に抗して変位し、前記L軸テーブル320は外
力に応じた距離だけL軸方向に変位する。そして外力が
加わらなくなった状態で、L軸テーブル320はスプリ
ング316bのバネ力によってW軸テーブル316上の
中央位置まで戻される。
【0035】前記L軸テーブル320の上面には、回動
軸(図示されていない)を介してタイヤ支持フレーム3
40が載置されている。前記タイヤ支持フレーム340
は、タイヤ8tのトレッド部に下方から密着状態で当接
し、さらに把持シリンダ340cによってタイヤ8tの
サイドウォール部を把持することにより、車輪8を立て
た状態で支持できるようになっている。ここでタイヤ支
持フレーム340は、車輪8の径に応じたサイズのもの
が製作されており、径の異なる車輪8でも中心の高さが
一定になるように配慮されている。即ち、前記基準テー
ブル330から車輪8の中心までの高さは車輪8の径に
かかわらず常に一定となる。さらに、前記タイヤ支持フ
レーム340の下面には所定位置にブラケット340b
(図10参照)が突出しており、このブラケット340
bが、回動抑制ピン320pの先端によって回動方向の
両側から支えられている。前記回動抑制ピン320p
は、その先端が先細状の押圧部、後端がストッパになっ
ており、中央のピン部分がL軸テーブル320の上面に
固定されたサポート320sの貫通孔に挿通されてい
る。そして、前記押圧部とサポート320sとの間に両
者を離す方向に付勢されたスプリング(図示されていな
い)が配設されて、前記押圧部を、常時、タイヤ支持フ
レーム340のブラケット340bに当接させている。
なお、両方の回動抑制ピン320pに装着されたスプリ
ングのバネ力は等しい値に設定されている。これによっ
て、前記タイヤ支持フレーム340に対して回転方向の
外力が加わっていない状態では、そのブラケット240
bが回動抑制ピン320pの押圧部によって両側から支
えられるために、タイヤ支持フレーム340は所定の回
動位置に保持されている。また、前記タイヤ支持フレー
ム340に対して回転方向の外力が加わった場合には、
ブラケット340に押圧された回動抑制ピン320pが
スプリングのバネ力に抗して変位し、前記タイヤ支持フ
レーム340は外力に応じた角度θだけ回動する。そし
て、タイヤ支持フレーム340に回転方向の外力が加わ
らなくなった状態で、タイヤ支持フレーム340はスプ
リングのバネ力によって所定の回動位置まで戻される。
【0036】次に、前記車輪装着装置300の機能を説
明する。先ず、W軸テーブル316がW軸シリンダ31
6cによって、図9において、右端に位置し、さらに基
準テーブル330が下限に位置している状態で、タイヤ
支持フレーム340に車輪8がセットされる。ここで車
輪8をセットする際には、車輪8のディスクホイール8
dに形成されたハブ孔8hの位相が、ハブホイール2h
のハブボルト20bの位相と一致するようにセットす
る。この状態で、ハンガー4によって懸架された車体2
が車輪装着装置300の台車304の位置に到達する
と、台車304の昇降シリンダ306sが作動して爪部
306tが上昇し、さらに爪部306tの把持シリンダ
306hが作動することにより、爪と爪との間にハンガ
ー4の下部4dが挟まれる。これによって、台車304
とハンガー4とが連結されて、台車304はハンガー4
に懸架された車体2と同期して移動する。次に、台車3
04に装着された昇降シリンダ322のブレーキが解除
されて昇降シリンダ322が作動されることにより、基
準テーブル330が水平に保持されたままで上昇する。
そして、前記車輪8の高さと、車体2のハブホイール2
hの高さとがほぼ一致するまで、基準テーブル330が
上昇するとレベルスイッチ304hが作動して、前記基
準テーブル330はそのレベルに保持される。なお、こ
の状態で昇降シリンダ322のブレーキは解除されてい
るために、基準テーブル330は外力に応じて上下に変
位できる。
【0037】次に、W軸シリンダ316cがピストンロ
ッド316pを延出する方向に駆動されて、W軸テーブ
ル316がW軸レール330mに沿って前記ハブホイー
ル2hの方向に移動する。これによって、ハブホイール
2hのガイドキャップ2zが前記車輪8のディスクホイ
ール8dの中央に形成されたインロー部8iに挿入され
る。ここで車輪8を支持するタイヤ支持フレーム340
は、L軸テーブル320、W軸テーブル316を介して
基準テーブル330の上に載置されているために、水平
方向および上下方向に変位が可能である。さらに、ハブ
ホイール2hの中心に装着されたガイドキャップ2zの
先部は円錐形に成形されている。このため、ガイドキャ
ップ2zの中心線とディスクホイール8dのインロー部
8iの中心線とがズレていても、前記ガイドキャップ2
zがインロー部8iの内部に挿入される過程で、L軸テ
ーブル320、L型架台340および基準テーブル33
0が変位して、インロー部8iの中心線がガイドキャッ
プ2zの中心線に合わせられる。そして、ハブホイール
2hのハブボルト20bが車輪8のディスクホイール8
dに形成されたハブ孔8hに挿通されて、車輪8の装着
が完了する。
【0038】このようにして車輪8の装着が完了する
と、次に、ナット締め付け装置400によってハブナッ
ト20nの締め付けが行われる。前記ナット締め付け装
置400は、図11、図12に示されるように、天井に
敷設された一対のレール402に沿って走行する台車4
04を備えている。ここで前記レール402は、車体2
の搬送ラインと平行に設置されている。前記台車404
の後端には連結機構406が装着されており、その台車
204を車体2のハンガー4に連結できるようになって
いる。そして、前記台車204が連結機構406によっ
てハンガー4に連結された状態で、台車404は車体2
のハブホイール2hとラインの進行方向において同位置
に位置決めされ、前記車体2と同期して移動する。ま
た、台車404には走行用モータ404mが装着されて
おり、これによって前記台車404は、ハンガー4と連
結されていない状態でもレール402に沿って自力で走
行できるようになっている。
【0039】前記台車404の下面には、W軸方向に一
対のW軸レール404wが設置されており、このW軸レ
ール404wに昇降フレーム416が車輪416tを介
してW軸方向に移動できるように取り付けられている。
そして、この昇降フレーム416の側面にW軸シリンダ
416cのピストンロッド416pの先端が連結されて
いる。前記W軸シリンダ416cは、前記W軸レール4
04wに平行に配置されており、台車404の端部に固
定されたサポート404sによって水平に支持されてい
る。これによって前記W軸シリンダ416cが作動する
ことにより、昇降フレーム416はW軸レール404w
に沿って移動することができる。前記昇降フレーム41
6の下部中央には、昇降シリンダ422が下向きに設置
されており、この昇降シリンダ422のピストンロッド
422pの先端に基準テーブル430が水平に取り付け
られている。さらに昇降フレーム416には、昇降シリ
ンダ422の隣に筒状のガイド部材425が平行に設置
されており、このガイド部材425に基準テーブル43
0の上面から垂直に突出した円柱状のガイドロッド43
1が摺動可能に挿入されている。
【0040】前記昇降シリンダ422はブレーキ(図示
されていない)を備えており、このブレーキが作動する
ことにより昇降シリンダ422はロック状態に保持され
る。これによって、基準テーブル430は所定のレベル
に保持される。また、前記ブレーキが解除されて昇降シ
リンダ422が作動されることにより、基準テーブル4
30は水平に保持されたままで昇降される。さらに前記
ブレーキが解除された状態で前記昇降シリンダ422が
停止していれば、前記基準テーブル430は現位置に保
持される。しかしながら前記昇降シリンダ422は所定
の外力が加わることによって、そのピストンロッド42
2pを外力に応じて変位させることができる構造になっ
ている。このため前記基準テーブル430に上下方向の
外力が加わと、基準テーブル430は外力に倣って昇降
する。また、前記昇降フレーム416には、基準テーブ
ル430の高さ検出するためのレベルスイッチ416h
が規定位置に固定されている。一方、基準テーブル43
0の側面には、前記レベルスイッチ416hを作動させ
るためのストライカー430rが所定の高さ位置に取り
付けられている。
【0041】前記基準テーブル430の下面には、L軸
方向に一対のL軸レール430eが設置されており、こ
のL軸レール430eに摺動子440mを介してナット
ランナ架台440が取り付けられている。そしてナット
ランナ架台440の上面には、L軸方向の両端に摺動抑
制ピン440pを支えるサポート440sが固定されて
いる。前記摺動抑制ピン440pは、その先端が先細状
の押圧部、後端がストッパになっており、中央のピン部
分が前記サポート440sの貫通孔に挿通されている。
さらに前記押圧部とサポート440sとの間には両者を
離す方向に付勢されたスプリング440bが配設されて
いる。そして前記押圧部が、常時、L軸方向の両側から
基準テーブル430の側面に当接している。なお、両方
の摺動抑制ピン440pに装着されたスプリング440
bのバネ力は等しい値に設定されている。これによっ
て、ナットランナ架台440は前記基準テーブル430
と中心線を一致させた状態に保持される。また、前記ナ
ットランナ架台440に対してL軸方向の外力が加わっ
た場合には、ナットランナ架台440のサポート440
sがスプリング440bのバネ力に抗して変位し、前記
ナットランナ架台440は外力に応じた距離だけL軸方
向に変位する。そして外力が加わらなくなった状態で、
そのナットランナ架台440はスプリング440bのバ
ネ力によって前記基準テーブル430と中心線が一致す
る位置まで戻される。
【0042】前記ナットランナ架台440には、車体2
のハブホイール2hに固定された五本のハブボルト20
bと同じ配置で五台のナットランナ450がW軸に平行
に装着されている。なお、ナットランナ450には、ハ
ブナット20nがナット供給装置(図示されていない)
によって自動的に供給されるようになっている。また、
五台のナットランナ450の中心には、前記ナットラン
ナ架台440の位置合わせを行うためのソケットエクス
テンション460が前記ナットランナ450と平行に装
着されている。前記ソケットエクステンション460
は、図13に示されるように、シャフト部460jを備
えており、このシャフト部460jが前記ナットランナ
架台440に形成された貫通孔440kに摺動可能に挿
通されている。そして前記シャフト部460jの先端
に、ハブホイール2hのガイドキャップ2zと嵌合する
テーパ穴460mを有するソケット460kが固定され
ている。さらに前記シャフト部460jの他端には、押
圧シリンダ460cのピストンロッド460pが同軸に
連結されており、この押圧シリンダ460cがブラケッ
ト440tによってナットランナ架台440に固定され
ている。ここで前記押圧シリンダ460cは、前記W軸
シリンダ416cの径よりも小さく設定されており、常
にピストンロッド460pを延出する方向に駆動されて
いる。このため、シャフト部460jの先端に固定され
たソケット460kがハブホイール2hのガイドキャッ
プ2zと嵌合した状態で、さらにW軸シリンダ416c
がナットランナ架台440をハブホイール2hの方向に
押圧すると、前記押圧シリンダ460cは、W軸シリン
ダ416cがピストンロッド416pを延出した分だけ
ピストンロッド460pを収納する方向に動かされる。
【0043】次に、前記ナット締め付け装置400の機
能を説明する。前記ハンガー4によって懸架された車体
2がナット締め付け装置400の台車404の位置に到
達すると、台車404の連結機構406が作動する。こ
れによって、台車404とハンガー4とが連結されて、
台車404はハンガー4に懸架された車体2と同期して
移動する。この状態で、前記車輪装着装置300によっ
て車輪8がハブホイール2hにセットされると、次に、
昇降フレーム416に装着された昇降シリンダ422の
ブレーキが解除されて昇降シリンダ422が作動され
る。これによって、基準テーブル430が水平に保持さ
れたままで下降する。そして、ハブホイール2hにセッ
トされた車輪8の中心の高さと、ナットランナ架台44
0のソケットエクステンション460に高さとがほぼ一
致するまで、基準テーブル430が下降するとレベルス
イッチ416hが作動して、前記基準テーブル430は
そのレベルに保持される。なお、この状態で昇降シリン
ダ422のブレーキは解除されているために、基準テー
ブル430は外力に応じて上下に変位できる。
【0044】次に、台車404に固定されたW軸シリン
ダ416cがピストンロッド416pを延出する方向に
駆動されて、昇降フレーム416がW軸レール430m
に沿って前記ハブホイール2hの方向に移動する。これ
によって、ナットランナ架台440に装着されているソ
ケットエクステンション460のソケット460kがハ
ブホイール2hのガイドキャップ2zと嵌合される。こ
こで前記ナットランナ架台440は、基準テーブル43
0、昇降シリンダ422を介して昇降フレーム416に
連結されているために、L軸方向、Z軸方向に変位が可
能となっている。さらに、ハブホイール2hの中心に装
着されたガイドキャップ2zの先部は円錐形に成形され
ている。このため、ガイドキャップ2zの中心線とソケ
ット460kの軸心とがズレていても、前記ガイドキャ
ップ2zがソケット460kと嵌合する過程で、基準テ
ーブル430がL軸方向、Z軸方向に変位して、ソケッ
ト460kの中心線、即ち、ナットランナ架台440の
中心線がガイドキャップ2zの中心線に合わせられる。
この状態から、さらに、ナットランナ架台440がハブ
ホイール2hの方向に移動することにより、前記ソケッ
ト460kがガイドキャップ2zと嵌合した状態のまま
ソケットエクステンション460が後退し、ナットラン
ナ450にセットされたハブナット20nがハブホイー
ル2hのハブボルト20bに当接する。そして、この状
態でナットランナ450が作動されることにより、ハブ
ナット20nがハブボルト20bに締め付けられて、車
輪8の組付けが終了する。
【0045】
【発明の効果】本発明によると、車体の搬送ラインを停
止することなく自動的に車体の舵角矯正が行われるため
に、ラインの稼働率が向上する。さらに舵角矯正に要す
る工数が必要なくなり、省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る舵角矯正装置の側面図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る舵角矯正装置の正面図
である。
【図3】回動テーブルの回動抑制機構を表す平面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例に係る舵角矯正装置の要部平
面図である。
【図5】ブラケット支持部材の詳細側面図である。
【図6】舵角を矯正する方法を表す平面図である。
【図7】本発明の一実施例に係るハブホイールの位相合
わせ装置の側面図である。
【図8】本発明の一実施例に係るハブホイールの位相合
わせ装置の正面図である。
【図9】本発明の一実施例に係る車輪装着装置の側面図
である。
【図10】本発明の一実施例に係る車輪装着装置の正面
図である。
【図11】本発明の一実施例に係るナット締め付け装置
の正面図である。
【図12】本発明の一実施例に係るナット締め付け装置
の側面図である。
【図13】本発明の一実施例に係るナット締め付け装置
の要部平面図である。
【符号の説明】
2 車体 4 ハンガー 104 台車 106k 架台(連結機構) 106s 昇降シリンダ(連結機構) 106h 把持シリンダ(連結機構) 106t 爪部(連結機構) 110 回動軸(フローティング機構) 112 回動テーブル(フローティング機構) 116 W軸テーブル(フローティング機構) 120 L軸テーブル (フローティング機構) 122 昇降シリンダ(昇降機構) 130 基準テーブル 136 ブラケット支持部材(テーブル位置決め機構) 134 基準ピン(テーブル位置決め機構) 150 舵角矯正機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体をハンガーによって懸架して搬送す
    るラインに沿って移動できる台車と、 前記台車と前記車体とが所定の位置関係になった状態
    で、その台車と前記ハンガーとを連結させる連結機構
    と、 水平方向に変位自在のフローティング機構と昇降機構と
    を介して前記台車上に載置されている基準テーブルと、 前記基準テーブル上に設置されており、前記基準テーブ
    ルが上昇する過程で前記車体に形成された位置決め手段
    と係合することにより、前記基準テーブルを前記車体の
    規定位置に位置決めするテーブル位置決め機構と、 前記基準テーブル上に設置されており、前記基準テーブ
    ルが前記車体の規定位置に位置決めされた状態で、前記
    車体のステアリング装置を構成する左右の部材を車体幅
    方向内側から等しい寸法だけ外側に押し広げる舵角矯正
    機構と、を有することを特徴とする車輪の組付け装置。
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