JP3042233B2 - 車両のサスペンション組付け装置 - Google Patents

車両のサスペンション組付け装置

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JP3042233B2
JP3042233B2 JP4356747A JP35674792A JP3042233B2 JP 3042233 B2 JP3042233 B2 JP 3042233B2 JP 4356747 A JP4356747 A JP 4356747A JP 35674792 A JP35674792 A JP 35674792A JP 3042233 B2 JP3042233 B2 JP 3042233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のサスペンション
を車体に組付ける際に使用される車両のサスペンション
組付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関する従来技術が、実開平3−7
090号公報に記載されている。この技術は車体に対し
てエンジンおよびサスペンション等を組付ける装置に関
するものであり、図6に装置概要が正面図で示されてい
る。この装置は、エンジン6およびサスペンション4等
を載置する治具パレット8を規定位置に位置決めして昇
降させる位置決め昇降機構10を備えている。前記位置
決め昇降機構10は、ハンガー3によって車体2を懸架
して搬送するラインの真下に中心線を一致させた状態で
設置されている。また、この位置決め昇降機構10は、
前記治具パレット8を載置する昇降テーブル12を備え
ており、この昇降テーブル12上の両端にショックアブ
ソーバ4sの上端部を水平方向に位置決めするロボット
14が設置されている。
【0003】車体2がハンガー3によって位置決め昇降
機構10の真上まで搬送されると搬送ラインが停止し
て、車体2が位置決めされる。次に、前記位置決め昇降
機構10によって、治具パレット8の上のエンジン6お
よびサスペンション4等が車体2に対して水平方向に規
定の位置関係となるように位置決めされる。またショッ
クアブソーバ4sの上端部がロボット14によって水平
方向に位置決めされる。次に、昇降テーブル12が上昇
して、車体2に対してエンジン6およびサスペンション
4等が組付けられる。ここで前記ショックアブソーバ4
sはロボット14によって、その上端部が水平方向に位
置決めされるために、昇降テーブル12が上昇する際に
前記ショックアブソーバ4sと車体2とが干渉すること
がなく、ショックアブソーバ4sの上端部は車体2に形
成された取り付け孔(図示されていない)にスムーズに
挿入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の装置によると、ショックアブソーバ4sの上端部
の位置決めにロボット14が使用されるため、設備コス
トが高くなるという問題がある。また、前記ショックア
ブソーバ4sが揺動等してその位置が昇降テーブル12
上の予め決められた位置からズレた場合には、ロボット
14がこのショックアブソーバ4sを把持できないこと
があり、組付け信頼性に欠けるという問題がある。本発
明の技術的課題は、ショックアブソーバ4sの上端部を
ガイド部材によって車体2の取り付け孔まで導くように
することにより、ロボット14等の精密機械を使用しな
くても良いようにして設備コストを低下させること、さ
らにはショックアブソーバ4sの組付けに際し、信頼性
を向上させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
特徴を有する車両のサスペンション組付け装置によって
解決される。即ち、本発明に係る車両のサスペンション
組付け装置は、サスペンションの一部を構成する棒状部
材を立てた状態で、かつその上端部が所定の範囲内で水
平方向に変位可能な状態で支持し、その棒状部材を、上
方で懸架されている車体に対して高さ方向に相対移動さ
せることにより、前記棒状部材の上端部を前記車体に形
成された取り付け孔に下方から挿入させる車両のサスペ
ンション組付け装置において、略錐体形に成形された傾
斜面を備えており、前記棒状部材と前記車体とが接近す
る際に、その棒状部材を前記傾斜面によってガイドする
ガイド部材と、前記棒状部材が前記ガイド部材の傾斜面
によってガイドされて、その棒状部材の上端部が前記車
体に形成された取り付け孔に挿入されるように、前記ガ
イド部材を前記車体に対する規定位置に位置決めするガ
イド部材位置決め機構とを有している。
【0006】
【作用】本発明によると、先ず、ガイド部材位置決め機
構によってガイド部材が車体に対して規定の位置関係と
なるように位置決めされる。この状態で、上端部が水平
方向に変位可能に立てられ棒状部材が車体に対して下方
から接近すると、棒状部材がガイド部材の略錐体形に成
形された傾斜面に当接し、この傾斜面に倣って移動す
る。これによって前記棒状部材の上端部が車体に形成さ
れた取り付け孔まで導かれる。この構造により、前記棒
状部材の上端部が車体に形成された取り付け孔の真下に
精度良く位置決めされていなくても、棒状部材が車体に
対して下方から接近する過程で、その棒状部材は前記ガ
イド部材によって挿入軌跡がコントロールされて車体の
取り付け孔まで確実に導かれる。即ち、棒状部材の上端
部の位置決め精度がある程度ラフでも良いために、従来
のようにロボット等によって棒状部材の上端部の水平位
置を精度良く位置決めする必要がない。なお、ガイド部
材の傾斜面の傾きや、錐体形の高さを調整することによ
り、広い範囲から棒状部材の上端部を車体の取り付け孔
まで導くことが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図5に基づいて本発明の一実施
例に係る車両のサスペンション組付け装置の説明を行
う。図4は、本実施例に係る車両のサスペンション組付
け装置を備えたエンジン、シャシ搭載装置100の全体
を表す正面図であり、図3、図5は前記装置100の要
部詳細図である。前記エンジン、シャシ搭載装置100
は、図4に示されるように、エンジン6およびサスペン
ション4等を載置する治具パレット8を位置決めして昇
降させる位置決め昇降機構110を備えている。位置決
め昇降機構110は、ハンガー3によって車体2を懸架
して搬送するライン(以下、車体搬送ラインという)の
真下に、車体搬送ラインと中心線を一致させた状態で配
置されており、前記車体搬送ラインと同方向に移動でき
るようになっている。ここで車体搬送ラインの進行方向
をL軸方向、車体搬送ラインの幅方向をW軸方向、また
高さ方向をZ軸方向として以後の説明を行う。前記位置
決め昇降機構110は台車112を備えており、この台
車112の上に、水平方向(L−W方向)に変位可能な
フローティング機構114を介して昇降シリンダ116
が載置されている。さらに前記昇降シリンダ116に
は、ピストンロッドの上端に昇降テーブル118が水平
に取り付けられており、この昇降テーブル118の上に
前記治具パレット8が所定位置に載置される。
【0008】また、前記位置決め昇降機構110の台車
112には、架台113を介して棒状の位置決め機構1
15が縦方向に取り付けられている。この位置決め機構
115は、前記台車112を車体搬送ラインのハンガー
3および車体2に対して所定の位置関係となるように位
置決めするためのものであり、その上端部に、昇降シリ
ンダ(図示されていない)、フローティング機構115
fを介して先細状の位置決めピン115pが装着されて
いる。さらに前記位置決め昇降機構110の台車112
には、その台車112を前記ハンガー3に連結するため
の連結機構(図示されていない)が装着されている。前
記車体2がハンガー3によって位置決め昇降機構110
の上方所定位置まで搬送されると、位置決め昇降機構1
10の台車112が連結機構によって前記ハンガー3に
連結される。これによって、位置決め昇降機構110は
ハンガー3および車体2と同期して移動することができ
るようになる。そしてこの状態で、位置決め機構115
の昇降シリンダが作動されて、位置決めピン115pが
ハンガー3の貫通孔3kおよび車体2の位置決め孔2k
に挿入されると、フローティング機構115fが元の状
態に戻されてロックされ、前記台車112が車体2およ
びハンガー3に対して所定の位置関係となるように位置
決めされる。この結果、昇降テーブル118に載置され
たエンジン6およびサスペンション4等も前記車体2に
対して所定の位置関係となるように位置決めされる。
【0009】前記車体搬送ラインの両側には、この車体
搬送ラインと平行(L軸方向)に一対のレール122が
設置されており(図4では一方のレールは図示省略され
ている)、このレール122の上に台車124が載置さ
れている。前記台車124には、図3にその詳細が示さ
れるように、走行用モータ124mが設けられており、
この走行用モータ124mの駆動により車輪124sが
回転して、台車124はレール122の上を自力で走行
することができる。また、前記走行用モータ124mが
駆動されていない状態でも、前記台車124に対して進
行方向の外力が加わることにより、車輪124sが回転
してその台車124はレール122の上を移動できるよ
うになっている。なお、図3、図4には、一方の台車1
24しか記載されていないが同構造の台車124が車体
搬送ラインの向側にも同様に設置されている。前記台車
124の下側には、アブソーバガイド機構130が取り
付けられている。アブソーバガイド機構130は、L字
型に成形された固定架台132を備えており、この固定
架台132の下部に昇降シリンダ134が斜め下向きに
取り付けられている。そして、前記昇降シリンダ134
のピストンロッド(図示されていない)に移動架台13
6が連結されている。また固定架台132には、昇降シ
リンダ134と平行に筒状ガイド135が設けられてお
り、この筒状ガイド135が、前記移動架台136に固
定されたガイドロッド(図示されていない)を摺動可能
な状態で支持している。これによって、前記昇降シリン
ダ134がピストンロッドを延出する方向に駆動される
と移動架台136は、図3において、斜め右方向に下降
し、また昇降シリンダ134がピストンロッドを収納す
る方向に駆動されると移動架台136は斜め左方向に上
昇する。
【0010】前記移動架台136には、その側面に水平
シリンダ138がW軸方向に取り付けられており、この
水平シリンダ138のピストンロッド(図示されていな
い)に、パイプ状のサポート139を介してアブソーバ
ガイド140が装着されている。これによって、水平シ
リンダ138がピストンロッドを延出する方向に駆動さ
れると前記アブソーバガイド140はW軸方向から車体
2に接近し、また水平シリンダ138がピストンロッド
を収納する方向に駆動されるとアブソーバガイド140
は車体2およびハンガー3と干渉しない位置まで戻され
る。前記アブソーバガイド140は、図2に示されるよ
うに、鋼板を半四角錘の形状に成形したものであり、両
側面140a,140bと中央面140cとから構成さ
れる。さらに前記サポート139が接続される中央面1
40cの上部が両側面140a,140bよりも上方に
所定寸法だけ突出している。また、アブソーバガイド1
40の内面には、メッキ処理を施した鉄板が張られてお
り低磨耗化と耐磨耗性の向上が図られている。
【0011】前記台車124の下側には、図5に示され
るように、アブソーバガイド機構130の隣に連結機構
150が取り付けられている。この連結機構150は、
台車124を前記ハンガー3に連結させるためのもので
あり、L字型に製作されたL型架台152を備えてい
る。そして、このL型架台152の水平部分にW軸シリ
ンダ154が固定されており、このW軸シリンダ154
のピストンロッド154pの先端に前記ハンガー3を把
持する把持部156が装着されている。前記連結機構1
50によって前記台車124が前記ハンガー3に連結さ
れると、その台車124はハンガー3に対して規定の位
置関係になるように位置決めされる。この結果、台車1
24の下側に取り付けられているアブソーバガイド機構
130が、前記ハンガー3に懸架されている車体2のホ
イールアーチ2hとライン進行方向(L軸方向)におい
てほぼ同位置に位置決めされる。そして台車124およ
びアブソーバガイド機構130が前記ハンガー3および
車体2と同期して移動できるようになる。
【0012】ここで、前記アブソーバガイド機構130
の昇降シリンダ134は、既にピストンロッドを延出す
る方向に駆動されており移動架台136は斜めに下降し
ている。そして、前記台車124が連結機構150によ
ってハンガー3に連結されると、次に移動架台136の
水平シリンダ138がピストンロッドを延出する方向に
作動されて、アブソーバガイド140が車体2のホイー
ルアーチ2h内に収納される。この状態で、昇降シリン
ダ134がピストンロッドを収納する方向に駆動されて
移動架台136が斜めに上昇し、アブソーバガイド14
0は、図1に示されるように、前記車体2のホイールア
ーチ2hの上部に形成されたアブソーバ取り付け孔2x
の下方規定位置に位置決めされる。即ち、前記アブソー
バガイド140が本発明のガイド部材に相当し、アブソ
ーバガイド機構130の昇降シリンダ134、水平シリ
ンダ138等および台車124、連結機構150が本発
明のガイド部材位置決め機構に相当する。
【0013】次に、本実施例に係る車両のサスペンショ
ン組付け装置100の機能を説明する。先ず、図4に示
されるように、エンジン6およびサスペンション4等を
載置する治具パレット8が位置決め昇降機構110の昇
降テーブル118の上に載置される。ここで、前記サス
ペンション4を構成するショックアブソーバ4sは、サ
スペンションアーム4rにブッシュ4bを介して連結さ
れており、立てられた状態でその上端部が所定範囲内で
水平方向に変位可能に支持されている。さらに、前記シ
ョックアブソーバ4sの先端には、略円錐形に成形され
た樹脂製のガイドキャップ4kが被せられている。な
お、ガイドキャップ4kはショックアブソーバ4sの先
端にインロー構造により嵌合するため、両者の心ズレは
0.5mm 以下に確保されている。前記昇降テーブル118
の上にエンジン6等が載置された状態で、ハンガー3に
懸架された車体2が位置決め昇降機構110の上方所定
位置に到達すると、連結機構によって位置決め昇降機構
110の台車112がハンガー3と連結される。さら
に、位置決め機構115の昇降シリンダが作動されて位
置決めピン115pが前記ハンガー3の貫通孔3kおよ
び車体2の位置決め孔2kに挿入されて、前記台車11
2がハンガー3および車体2に対して所定の位置関係と
なるように位置決めされる。この結果、昇降テーブル1
18上のエンジン6およびサスペンション4等も前記車
体2に対して所定の位置関係となるように位置決めされ
る。
【0014】また、同時にアブソーバガイド機構130
を支持している台車124の連結機構150が作動され
てその把持部156が前記ハンガー3を把持することに
より、台車124とハンガー3とが連結される。これに
よって、アブソーバガイド機構130が車体2のホイー
ルアーチ2hとライン進行方向(L軸方向)においてほ
ぼ同位置に位置決めされる。ここで前記台車124に支
持されているアブソーバガイド機構130の昇降シリン
ダ134は、図3に示されるように、既にピストンロッ
ドを延出する方向に駆動されており移動架台136は斜
めに下降している。このようにして、ハンガー3および
車体2と同期して位置決め昇降機構110および前記台
車124が移動すると、次に移動架台136の水平シリ
ンダ138がピストンロッドを延出する方向に作動され
て、アブソーバガイド140が車体2のホイールアーチ
2h内に収納される。この状態で、昇降シリンダ134
がピストンロッドを収納する方向に駆動されて移動架台
136が斜めに上昇し、アブソーバガイド140は、図
1に示されるように、前記ホイールアーチ2hの上部に
形成されたアブソーバ取り付け孔2xの下方規定位置に
位置決めされる。
【0015】前記アブソーバガイド140が規定位置に
位置決めされると、位置決め昇降機構110の昇降シリ
ンダ116が作動して、昇降テーブル118が上昇す
る。そして、前記昇降テーブル118が上昇する過程
で、図1に示されるように、ショックアブソーバ4sの
先端に被せられたガイドキャップ4kがアブソーバガイ
ド140の内壁面に当接して、このアブソーバガイド1
40にガイドされながら上昇する。そして、ショックア
ブソーバ4sの一部がアブソーバガイド140の内壁面
に当接しているうちに、前記ガイドキャップ4kの先端
が車体2のアブソーバ取り付け孔2xに挿入される。そ
してこの状態で、さらに昇降テーブル118が上昇する
ことにより、ガイドキャップ4kはアブソーバ取り付け
孔2xに倣ってこのアブソーバ取り付け孔2xの奥まで
挿入される。なお、アブソーバ取り付け孔2xの近傍に
はボルト孔2nが形成されており、前記ガイドキャップ
4kがアブソーバ取り付け孔2xに挿入される際に、シ
ョックアブソーバ4sの固定ボルト4bがこのボルト孔
2nに挿入される。ここで、前記ガイドキャップ4kが
略円錐形に成形されているために、ガイドキャップ4k
の中心線とアブソーバ取り付け孔2xの中心線とが一致
しなくても、ガイドキャップ4kの先端がアブソーバ取
り付け孔2xに挿入されれば、ガイドキャップ4kは確
実にアブソーバ取り付け孔2xの内部に進入する。
【0016】このようにして、エンジン6およびサスペ
ンション4等が車体2に搭載されると、アブソーバガイ
ド機構130の昇降シリンダ134がピストンロッドを
延出する方向に駆動されて、アブソーバガイド140が
図1において右下方向に移動し、さらに水平シリンダ1
34がピストンロッドを収納する方向に駆動されて、ア
ブソーバガイド140は車体2のホイールアーチ2h内
から車体2およびハンガー3と干渉しない位置まで戻さ
れる。次に、連結機構150が作動して台車124とハ
ンガー3との連結が解除され、前記台車124は自力で
走行して元の位置に戻る。また、前記位置決め昇降機構
110の昇降テーブル118および位置決め機構115
のピン115pが下降し、さらに連結機構が作動して台
車112とハンガー3との連結が解除されることによ
り、位置決め昇降機構110とハンガー3および車体2
との連結が解除される。そして前記位置決め昇降機構1
10が元の位置に戻される。
【0017】上記したように本実施例によると、ショッ
クアブソーバ4sの上端部がアブソーバ取り付け孔2x
の真下に精度良く位置決めされていなくても、前記ショ
ックアブソーバ4sはアブソーバガイド140によって
挿入軌跡がコントロールされるため、前記アブソーバ取
り付け孔2xまで確実に導かれる。即ち、ショックアブ
ソーバ4sの上端部の位置決め精度がある程度ラフでも
良いために、従来のようにロボット等を使用してショッ
クアブソーバ4sの上端部の位置決めを精度良く行う必
要がない。このため設備費が低減し、さらにロボットの
暴走対策等も考慮する必要がなくなる。また、車体搬送
ラインによって車体2を移動させながら、その車体2に
対してエンジン6およびサスペンション4等を搭載する
ことができるために、車体搬送ラインの稼働率が向上す
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によると、略錐体形のガイド部材
によって棒状部材の上端部を車体に形成された取り付け
孔まで導く構造を採用している。このため従来のよう
に、棒状部材の上端部をロボット等によって精度良く位
置決めする必要がなくなり、設備コストを低減させるこ
とができる。また設備の信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両のサスペンション
組付け装置において、ショックアブソーバの上端部が車
体に形成されたアブソーバ取り付け孔に挿入される状態
を表す側面図である。
【図2】本実施例に係る車両のサスペンション組付け装
置で使用されるアブソーバガイドの斜視図である。
【図3】本実施例に係る車両のサスペンション組付け装
置を備えたエンジン、シャシ搭載装置の要部詳細図であ
る。
【図4】本実施例に係る車両のサスペンション組付け装
置を備えたエンジン、シャシ搭載装置の全体を表す正面
図である。
【図5】本実施例に係る車両のサスペンション組付け装
置を備えたエンジン、シャシ搭載装置の要部詳細図であ
る。
【図6】従来のサスペンション組付け方法を表す正面図
である。
【符号の説明】
2 車体 3 ハンガー 4s ショックアブソーバ(棒状部材) 4k ガイドキャップ 124 台車(ガイド部材位置決め機構) 134 昇降シリンダ(ガイド部材位置決め機構) 138 水平シリンダ(ガイド部材位置決め機構) 140 アブソーバガイド(ガイド部材) 150 連結機構(ガイド部材位置決め機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−204113(JP,A) 特開 昭61−205569(JP,A) 実開 平2−144892(JP,U) 実開 平3−7090(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンションの一部を構成する棒状部
    材を立てた状態で、かつその上端部が所定範囲内で水平
    方向に変位可能な状態で支持し、その棒状部材を、上方
    で懸架されている車体に対して高さ方向に相対移動させ
    ることにより、前記棒状部材の上端部を前記車体に形成
    された取り付け孔に下方から挿入させる車両のサスペン
    ション組付け装置において、 略錐体形に成形された傾斜面を備えており、前記棒状部
    材と前記車体とが接近する際に、その棒状部材を前記傾
    斜面によってガイドするガイド部材と、 前記棒状部材が前記ガイド部材の傾斜面によってガイド
    されて、その棒状部材の上端部が前記車体に形成された
    取り付け孔に挿入されるように、前記ガイド部材を前記
    車体に対する規定位置に位置決めするガイド部材位置決
    め機構と、を有することを特徴とする車両のサスペンシ
    ョン組付け装置。
JP4356747A 1992-12-04 1992-12-21 車両のサスペンション組付け装置 Expired - Fee Related JP3042233B2 (ja)

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