JP3041985B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP3041985B2
JP3041985B2 JP3036322A JP3632291A JP3041985B2 JP 3041985 B2 JP3041985 B2 JP 3041985B2 JP 3036322 A JP3036322 A JP 3036322A JP 3632291 A JP3632291 A JP 3632291A JP 3041985 B2 JP3041985 B2 JP 3041985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1つの発音指示に基
づいて複数の音色を重ねて発音することが可能な電子楽
器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されている電子楽器には、1
つの発音指示(キーオン等)に基づいて異なる音色の楽
音を複数同時に発音することができるものがある。2音
色を同時に発音できるものが一般的であり、2音色を同
時に発音するモードをデュアルボイスモードという。2
音色は別々に独立して指定することができ、指定された
音色(音色番号)は表示器に表示されるが、表示器が1
つしかない電子楽器では、その一方のみ表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一方のみが表
示される方式では、現在デュアルボイスモードであるか
シングルボイスモード(1つの発音指示で1音色のみ発
音するモード)であるのかが判らず、また、デュアルボ
イスモード時には第1の音色(VOICE1)が表示さ
れているのか第2の音色(VOICE2)が表示されて
いるのか判らず混乱する可能性があった。
【0004】この発明は、モードによって表示の形態を
変えることにより上記課題を解決した電子楽器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の楽音
信号を形成する楽音信号形成手段と、1つの発音指示に
基づいて前記楽音信号形成手段に対し選択された1音色
の楽音信号の形成を指示する第1の発音モードと、1つ
の発音指示に基づいて前記楽音信号形成手段に対し選択
された複数音色の楽音信号の形成を指示する第2の発音
モードと、を切り換える制御手段と、複数音色に対応し
て1つ設けられた表示手段であって、前記制御手段によ
って、前記第1の発音モードに切り換えられた場合は前
記選択された1音色を表示し、前記第2の発音指示手段
に切り換えられた場合は前記選択された複数音色を順次
切換表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明の電子楽器は、1つの発音指示に基づ
いて1音色を発音するモード(第1の発音モード)と複
数音色を発音するモード(第2の発音モード)を切り換
えることができる。発音する音色は表示手段に表示さ
れるが、表示手段は1音色のみの表示が可能であるた
め、第2の発音モードに切り換えられている場合には、
選択されている複数の音色を順次切換表示するようにし
た。これによって、演奏者は第2の発音モードであって
も全ての音色を知ることができる。
【0007】
【実施例】図面を参照してこの実施例である電子楽器に
ついて説明する。この電子楽器は鍵盤を備えた電子鍵盤
楽器であり、テンキー入力によって音色(音色番号)を
選択することができる。選択された音色番号は2桁の7
セグメント表示器に表示される。発音モードは1つのキ
ーオンで1音色が発音されるシングルボイスモード、1
つのキーオンで2音色が発音されるデュアルボイスモー
ドを備えている。
【0008】図1は同電子楽器のブロック図である。図
2は同電子楽器の操作パネルを示す図である。この電子
楽器はCPU10が制御する。CPU10はバス11を
介して、ROM12,ワーキングRAM13,バックア
ップRAM14,鍵盤回路15,表示回路17,パネル
スイッチ回路18および音源回路19に接続されてい
る。ROM12には後述のフローチャートで示されるプ
ログラムが記憶されている。ワーキングRAM13には
各種のレジスタが設定される。バックアップRAM14
には各種設定データ等が記憶される。鍵盤回路15には
鍵盤16が接続されており、各キーのオン/オフイベン
トやタッチデータを検出する。表示回路17は操作パネ
ル面のセグメント表示器30を有しており、その表示内
容を制御する。このセグメント表示器30はLEDで構
成されている。また、表示回路17は3個のレジスタ1
7a,17b,17cを有している。レジスタ17b,
17cは選択された音色番号(VOICE1,VOIC
E2)が記憶されるレジスタであり、レジスタ17aは
上記音色番号の表示モードを指定するレジスタである。
レジスタ17aが0のときレジスタ17bに記憶されて
いる音色番号を表示し、レジスタ17aが1のときレジ
スタ17cに記憶されている音色番号を点滅表示する。
また、レジスタ17aが2のときは、レジスタ17b,
17cの内容を交互に表示する。レジスタ17b,17
cへのVOICE1,VOICE2の書き込みはCPU
10が行う。パネルスイッチ回路18はテンキー31お
よびデュアルボイススイッチ32を有している。デュア
ルボイススイッチ32は押下される毎にオン/オフが反
転するトグルスイッチである。このスイッチがオンして
いるとき近傍に設けられたLED33が点灯する。音源
回路19は複数の楽音を形成することができる。鍵盤1
6のキーが同時に複数オンされているとき、これらの楽
音を別々に形成し、デュアルボイスモードのときには、
1個のキーオンに対して異なる音色の楽音を2音形成す
る。形成された楽音はサウンドシステム20に入力され
る。サウンドシステム20は入力された楽音信号を増幅
してスピーカから出力する。
【0009】図3〜図6は同電子楽器の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0010】図3はメインルーチンを示すフローチャー
トである。電源が投入されたとき初期設定動作を実行す
る(n1)。この動作にはMODEレジスタに0を設定
する。VOICE1に1,VOICE2に2を設定する
動作およびレジスタ17a,17b,17cにそれぞれ
VOICE1,VOICE2を設定する動作を含んでい
る。こののち、パネル処理(n2)、鍵盤処理(n3)
およびその他の処理(n4)を繰り返し実行する。パネ
ル処理は図4で詳細に説明する。鍵盤処理(n3)はキ
ーオンされたキーに対応する楽音を発音させるべく種々
のデータを音源回路19に送信する動作、キーオフに対
応して消音信号を音源回路19に送信する動作等であ
る。また、その他処理(n4)はメインボリューム制御
等の動作である。
【0011】図4はパネル処理を示すフローチャートで
ある。この動作は操作パネルの各スイッチのオン/オフ
に対応する動作である。デュアルボイススイッチ32の
オンイベント(n11),デュアルボイススイッチ32
のオフイベント(n15)またはテンキー31による音
色選択(n19)があるか否かを判断する。デュアルボ
イススイッチがオンされたときは、MODEレジスタに
1をセットし(n12)、LED33を点灯する(n1
3)。こののちデュアルボイス処理(n14:図5)を
実行する。デュアルボイススイッチがオフされたとき
は、MODEレジスタに0をセットし(n16)、LE
D33を消灯する(n17)。こののちシングルボイス
処理(n18:図6)を実行する。一方、音色の選択が
あったときには、MODEを判断する(n20)。MO
DE=0の場合にはシングルボイスモードであるため、
選択された音色ナンバをVOICE1にセットし、この
内容をレジスタ17bにもセットする(n22)。つぎ
に、VOICE1の音色データを読み出して音源回路1
9等にセットする(n23)。MODE=1の場合には
デュアルボイスモードである。この場合には、選択され
た音色ナンバをVOICE2にセットし(n25)、こ
の内容をレジスタ17cにもセットする(n26)。つ
ぎに、VOICE2の音色データを読み出して同時発音
可能なようにレジスタにセットする(n27)。以上の
動作ののちその他のパネル処理を実行する(n24)。
【0012】図5はデュアルボイス処理を示すフローチ
ャートである。まず、VOICE1,2のボイス設定処
理を実行する(n31)。ボイス設定処理は各音色の音
色パラメータを音源回路19に送出して同時に発音させ
るようにセットする動作である。こののち、表示回路1
7のレジスタ17aに1を書き込む(n32)。
【0013】図6はシングルボイス処理を示すフローチ
ャートである。まず、VOICE1のボイス設定処理を
実行する(n33)。こののち、レジスタ17aに0を
書き込む(n34)。
【0014】なお、本実施例ではデュアルモード時に音
色を変更できるのはVOICE2のみであるが、VOI
CE1が変更できるようにしてもよい。また、上記n3
2の動作において、レジスタ17aに2を書き込むこと
によって、VOICE1とVOICE2とを交互に表示
させることができる。また、本実施例では表示形態の変
更を点滅や交互表示によって行ったが、文字の大きさや
形等の字体を変えるようにしてもよい。さらに、表示器
30にカラー表示器を使用することによって、ボイス毎
に色を変えることで表示形態の変更を実現することがで
きる。この場合には、使用できる色を多くすることによ
って3音色以上の重ね発音に対応させることもできる。
【0015】
【発明の効果】この発明の電子楽器によれば、表示手段
が1音色のみ表示可能なものであっても複数の音色を同
時に発音するモード時における音色表示を適切に行うこ
とができる。これによって、演奏時にモードの確認を容
易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の実施例である電子楽器のブロック
図、
【図2】は同電子楽器の操作パネル面を示す図、
【図3】は同電子楽器の動作を示すフローチャート、
【図4】は同電子楽器の動作を示すフローチャート、
【図5】は同電子楽器の動作を示すフローチャート、
【図6】は同電子楽器の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
17−表示回路、17a,17b,17c−レジスタ、
18−パネルスイッチ回路、30−7セグメント表示
器、31−テンキー、32−デュアルボイススイッチ、
33−LED。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の楽音信号を形成する楽音信号形成
    手段と、 1つの発音指示に基づいて前記楽音信号形成手段に対し
    選択された1音色の楽音信号の形成を指示する第1の発
    モードと、1つの発音指示に基づいて前記楽音信号形
    成手段に対し選択された複数音色の楽音信号の形成を指
    示する第2の発音モードと、を切り換える制御手段と、 複数音色に対応して1つ設けられた表示手段であって、
    前記制御手段によって、前記第1の発音モードに切り換
    えられた場合は前記選択された1音色を表示し、前記第
    2の発音指示手段に切り換えられた場合は前記選択され
    た複数音色を順次切換表示する 表示手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
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