JP3041090B2 - 外観検査装置 - Google Patents

外観検査装置

Info

Publication number
JP3041090B2
JP3041090B2 JP3190812A JP19081291A JP3041090B2 JP 3041090 B2 JP3041090 B2 JP 3041090B2 JP 3190812 A JP3190812 A JP 3190812A JP 19081291 A JP19081291 A JP 19081291A JP 3041090 B2 JP3041090 B2 JP 3041090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
board
pixel
pixels
pixel array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3190812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04270950A (ja
Inventor
マーチン ビッティ ジョン
チャールス ボーゴイン エドワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPH04270950A publication Critical patent/JPH04270950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3041090B2 publication Critical patent/JP3041090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
    • G06T7/0004Industrial image inspection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/89Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
    • G01N21/8901Optical details; Scanning details
    • G01N21/8903Optical details; Scanning details using a multiple detector array
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8806Specially adapted optical and illumination features
    • G01N2021/8841Illumination and detection on two sides of object
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8851Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges
    • G01N2021/8887Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges based on image processing techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30136Metal
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30141Printed circuit board [PCB]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属パネルのような平
らな反射面を有する部品を光の縞で走査し、そのパネル
をカバーするピクセル配列につき反射光のグレースケー
ル値を記録し、高速ビジョンプロセッサを用いてピクセ
ル配列のグレースケール値を処理して傷を同定すること
により、かかる部品に引っかき傷、打こん、穴傷、介在
物のような傷があるか否かを外観検査する装置に関す
る。さらに詳細には、有効範囲が限られたモジュラー型
ビジョンプロセッサーボードを用いて大型パネルをオン
ラインで検査し、傷の存在を示すデータを減少させて処
理スピードを高めたかかる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント回路板の制作に用いる銅積層パ
ネルのような平らな部品の多くは、製造後、欠陥部品か
否かの識別のため検査の必要がある。これらの銅積層パ
ネルに見られる典型的な傷には、引っかき傷、打こん、
ある距離に亘るへこみ、ピン先ほどの小さな穴、介在物
等があり、何れもかかるパネルを用いるプリント回路板
に性能劣化をきたす可能性があるものである。小さな引
っかき傷、へこみ等は数が少ない場合大目に見ることが
できるが、かかる小さな傷も多数存在するとリジェクト
の原因となる。これまで、かかるパネルの検査はパネル
を一つづつ外観検査する作業員によって行われている。
従って、その検査は労働集約的でありコストが高くつ
く。また、検査員によりばらつきがでやすい。
【0003】
【当該発明が解決しようとする課題】従って、本発明の
目的は、パネルや他の平らな反射面を持つ部品のため
の、高い信頼性を有しそれほど高価でない自動化システ
ムを提供することにある。
【0004】本発明は、ほぼ平らな反射面を有する部品
の外観検査装置であって、ほぼ平らな反射面へ光を向け
る光源とほぼ平らな反射面により反射した光源からの光
のグレースケール値をピクセル毎に発生するカメラとよ
り成る光データ収集手段、カメラが発生するグレースケ
ール値のピクセル配列を蓄積する蓄積手段、所定のグレ
ースケール値を有するピクセル配列中のピクセルを同定
する画像処理ボード、及びビジョンプロセッサからな
り、ビジョンプロセッサが、同定したピクセルを評価し
てその評価に基づき出力を発生するプロセッサと、ピク
セル配列中のすべてのピクセルのグレースケール値が画
像処理ボードにより処理されるまで蓄積手段のピクセル
配列のフレームサイズ部分のグレースケール値を次々に
画像処理ボードへ順次転送する転送手段とからなり、転
送手段が、部品の端縁から所定の距離以上離れたほぼ平
らな反射面部分に対応する蓄積手段のピクセル配列の部
分だけのグレースケール値を画像処理ボードへ転送する
ことを特徴とする外観検査装置を提供する。
【0005】ほぼ平らな反射面を有する部品の検査にあ
たり、外観検査装置はその部品の反射面からの光のグレ
ースケール値のピクセル配列をオンラインで評価して引
っかき傷、打こん、穴傷、介在物のような種々の傷をつ
きとめる。本発明の1つの実施例による検査装置は、使
用時、画像処理ボードによりピクセル配列のグレースケ
ール値をしきい値と比較し、グレースケール値がしきい
値を超えるピクセルを同定するヒット表がこの画像処理
ボードにより作成される。グレースケール値は、ヒット
数を減少させて必要な処理量を少なくするため評価前に
フィルターを通される。この装置は、ヒットの総数が所
定の値を超えた部品をリジェクトするだけでなく、近く
のヒットを関連させて集合を形成し、その集合が所定数
以上のヒットを含むと部品をリジェクトする。本発明の
好ましい実施例において、画像処理ボードはピクセルの
グレースケール値を複数のしきい値と比較して集合中の
ヒットの重み付けカウントに基づき部品をリジェクトす
る。
【0006】本発明の別の特徴として、画像処理ボード
が平らな反射面をカバーするピクセル配列の部分よりも
小さいフレームサイズを有することがある。本発明によ
れば、その平らな反射面をカバーするピクセル配列の部
分が、その面の画像全体が処理されるまで順次画像処理
ボードへ転送される。ヒット数を減少させて処理負担を
軽くするため、平らな反射面内のピクセルのグレースケ
ール値だけが画像処理ボードで送られて処理される。実
施例の装置では、部品の端縁から4分の1インチ以上内
側の面部分だけが評価される。画像処理ボードのフレー
ムサイズが平らな反射面をカバーするピクセル配列部分
の完全な倍数でない場合は、画像処理ボードへ転送され
るピクセル配列のフレームサイズ部分をオーバーラップ
させ、処理される全有効範囲が平らな反射面に維持され
ようにする。ピクセル配列のフレームサイズ部分のオー
バーラップ部分における二重のヒットは除去する。
【0007】本発明を2つの平らな反射面を有するパネ
ルの検査に利用する場合、それぞれが1つの平らな反射
面に対応する1組のグレースケール値を発生させる2つ
の検査ステーションをパネルが順次通過するようにす
る。各面につき別個のピクセル配列をそれぞれ独立に発
生させる。画像は1つの画像処理ボードにより順次処理
させる。各ピクセル配列が画像処理ボードのフレームサ
イズよりも大きくて分割処理する必要があるため、反射
面の端縁からある特定の距離以上離れた部分だけを処理
し、これらの境界内にあるフレームサイズ部分をオーバ
ーラップさせ、生のグレースケール値をフィルターし、
ヒットを互いに関連させて集合を形成するような本発明
の特徴を用いると、処理負担が減少してあまり高価でな
い装置により検査をオンラインで行うことができる。
【0008】以下、添付図面を参照して本発明を実施例
につき詳細に説明する。
【0009】
【実施例】本発明を、プリント回路板の製造に用いる銅
積層パネルの検査装置1に利用するものとして説明す
る。しかしながら、本発明が、傷や検出すべき他の特徴
の反射率が部品の平らな面の残りの部分と検出可能な程
度異なる広い範囲の平らな部品の検査を含む広い用途を
もつことが当業者には明らかであろう。
【0010】本発明の装置1は2つの検査ステーション
3A、3Bを有し、それぞれのステーションが銅積層パ
ネル5の各面の検査を担当する。反転転送ステーション
7は、ステーション3Bで第2の面の検査を行うため第
1のステーション3Aで第1の面の検査を完了した後パ
ネル5を反転させる。
【0011】各検査ステーション3A及び3Bはそれぞ
れベルトコンベア9A、9Bを具備する。パネル5はフ
ィーダ装置(図示せず)によりコンベアベルト9A上に
載置され、反転転送ステーション7によりコンベアベル
ト9Aから9Bへ転送される。公知の反転転送ステーシ
ョン7は、ローラーコンベア13のローラーセクション
と介在配列された多数の軸方向に変位したディスク11
を有する。これらのディスク11は多数の角度変位した
スロット15を有し、これらのスロットがコンベア9A
からパネル5を受け取る。ディスク11は、コンベア9
A、9Bの作動と同期して割出されることによりパネル
を反転して第1の検査ステーション3Aから第2の検査
ステーション3Bへパネルを転送する。
【0012】パネル5がコンベアベルト9Aまたは9B
により搬送される際、パネルの前端部がそれぞれセンサ
ー17Aまたは17Bにより検知される。実施例の装置
では、センサー17A、17Bとしてオプトセンサーを
用いる。コンベア9A、9Bはパネル5を前進させて光
データ収集手段19A、19Bを通過させる。これらの
光データ収集手段は蛍光ストリップランプ21A、21
Bを有し、これらのランプは縞状の光を、移動するパネ
ル上においてパネルの進行方向を横切る方向に向ける。
縞状の光はパネルに90度以下の入射角で入射し、カメ
ラ23A、23Bの方へ反射する。各カメラは、パネル
5の幅全体に亘って延び進行方向に12ミルの長さを有
する領域に収束された単一列2048個のCCD(電荷
結合素子)より成る。パネル5がカメラの視線を横切る
と、パネルの画像に関するビデオ情報がラインごとに形
成される。このビデオ情報はデジタル化され、キャビネ
ット27内のビジョンプロセッサの大きなメモリに蓄積
される。キャビネット27はまた、ビデオモニター2
9、オペレータインターフェイス用のデータエントリー
・ターミナル31、及びこの装置が発生する傷に関する
レポートのハードコピーを作成するプリンター33を収
納している。
【0013】各検査ステーション3A、3Bはまた、関
連のコンベア9A、9Bの駆動ロールに取り付けた光エ
ンコーダ35A、35Bを有する。これらの光エンコー
ダはシャフト位置を介して間接的にベルト速度を測定す
る。パネル5の前端部がカメラ23Aまたは23Bの視
線前方の一定距離のところに取り付けたオプトセンサー
17Aまたは17Bの下を通過すると、パルスが発生す
る。パネルがオプトセンサーをトリガーした直後にこの
エンコーダの読みを取る。それに続いてパネルが視線の
近くまで来ているが未通過の時点で第2の読みを取る。
エンコーダの読みの差はその進行時間の平均速度に比例
する。計算した速度及び位置から、パネルがその視線に
到達する時間が計算によりおり求まる。その時点におい
て、ビデオプロセッサー25が作動されてカメラ23A
または23Bからのデータ入力を開始する。
【0014】キャビネット27に収納されたビデオプロ
セッサ25のブロック図を図2に示す。この装置の種々
のコンポーネントはVMEバス37により相互接続され
ている。このプロセッサは、マイクロコンピュータ3
9、データエントリー・ターミナル31、プリンタ3
3、ハードディスク・メモリ41、フロッピーディスク
・メモリ43及びそれらのコントローラ45、光エンコ
ーダ35A、35Bからの入力を与えるエンコーダ・イ
ンターフェイス44、及びタイミング機能も有する並列
入力/出力ボード47を有する。入力/出力ボード47
はオプトアイソレータ・パネル49とインターフェイス
し、このパネル49がオプトセンサー17A、17Bか
らの信号を隔離する。入力/出力ボード47はまた、シ
ステムにより発生されるアラーム発生のための接点出力
をオプトアイソレータ・パネル49を介して与えると共
に、コンベア9Bの下流においてリジェクトされたパネ
ルを分岐させるリジェクトステーション(図示せず)を
制御する信号を発生する。
【0015】ビデオプロセッサー25はまた画像処理パ
イプライン51を有する。これらの画像処理パイプライ
ンはカメラ23A、23Bを制御し、カメラからカメラ
コントローラ53A、53Bを介してビデオ信号を受信
する。前述したように、画像処理パイプライン51はV
MEバス37によりマイクロプロセッサ39へ送信する
ため生のビデオデータを処理する。画像処理パイプライ
ンはまたビデオ信号をビデオモニター29へ送る。
【0016】画像処理パイプライン51を図3において
ブロック図で示す。これらのパイプラインはすべてがV
MEバス37上にある多数の専用プロセッサーを有す
る。実施例の装置では、この専用プロセッサーはすべて
Date CubeInc.により製造された画像処理
ボードである。各カメラ23A、23Bは毎秒1000
ラインの速度で直線列の素子をスイープして、図3でチ
ャンネル0及びチャンネル1信号として示したアナログ
電気信号を発生する。これらのアナログビデオ信号はラ
イン走査インターフェイスボード(MAXSCAN)5
5A、55Bへ加えられ、これらのボードは捕捉ROI
(region of interest)モジュール
57A、57Bへの蓄積のためそのアナログ信号をデジ
タル化する。各捕捉ROIボード57A、57Bは8ビ
ットの解像度をもち2000×4000のピクセルより
なるメモリアレーを有する。この装置が検査できる最大
のパネルは2000×1500のピクセル配列に対応し
たデータを発生するため、各捕捉ROIボード57A、
57Bは2つの別個のパネルのデータを蓄積できる。従
って、前に検査したパネルのデータを読み出している間
次のパネルのデータを読み込むことができる。
【0017】2つのカメラが捕らえた画像は、ラプラス
形フィルタとして構成したMAXSIGMAボード63
へRS−170ビデオフォーマットでライン61を介し
て送信するため順番に並べられる。MAXSIGMAボ
ード63のフィルター済み出力はライン65を介してR
S−170ビデオフォーマットでFEATUREMAX
ボード67へ送られるが、このFEATUREMAXボ
ード67は多レベルしきい値検出器である。FEATU
REMAXボード67はフィルター済みのグレースケー
ル値を多数の正及び負のしきい値と比較することができ
る。検出すべき傷の反射率はパネルの傷の無い部分と比
較して低いため、負のしきい値が用いられる。FEAT
UREMAXボード67は、グレースケール値が所定の
負のしきい値よりも低いピクセルを同定するヒット表を
作成する。ヒット表はヒットのx、y座標を記録し、ヒ
ットごとに到達した最も低いしきい値を示す2ビットの
情報を含む。MAXSIGMAボード63により実現さ
れるラプラス形フィルタ機能により、捕捉された像のグ
レースケール値のコントラストが増加するため、傷の端
縁の精細度が向上する。FEATUREMAXボード6
7が用いるしきい値はこれらの端縁の特徴を検出する目
的で選択されるため、ヒット数、かくして処理すべきデ
ータ量が減少する。FEATUREMAXボード67に
より作成されるヒット表に基づき、合格/不合格(リジ
ェクト)の決定がマイクロプロセッサ39によりなされ
る。
【0018】デバッグの目的のため、ディスプレーRO
Iボード69は、選択したボード57Aまたは57Bか
らのライン61上の生のグレースケールデータあるいは
ライン65上のMAXSIGMAボード63のフィルタ
ー済み出力を選択して、その結果得られた画像をライン
73を介してMAXGRAPHボード71へ送る。MA
XGRAPHボード71は、デジタルプロセッサ39か
らVMEバス37を介して受信した処理済みヒットデー
タをディスプレーROIボード69から受信した画像の
上に重畳することができる。この複合画像はライン75
を介してディスプレイモニター29へ送られる。
【0019】本発明の新規な特徴は、FEATUREM
AXボード67によるしきい値比較処理の実現にある。
画像のサイズ及び所望の解像度に基づき、パネル5の画
像を形成するには、24インチ×18インチの最も大き
いパネルについては、進行方向を横切る方向にほぼ20
00個のピクセルを、また進行方向にはほぼ1500個
のピクセルが必要である。しかしながら、FEATUR
EMAXボード67の処理フレームは、進行方向に48
3個のピクセル、またその進行方向を横切る方向では5
12個のピクセルよりなる大きさに制限されている。パ
ネルの全体画像を所望の解像度で処理するためには、パ
ネル5をそれをカバーする多数のフレームに分割してこ
のFEATUREMAXボード67により順次処理させ
る。また、本発明によれば、パネルの端縁部及びその背
景において多数のヒット、即ちしきい値到達箇所の発生
を回避することが重要である。その理由は、FEATU
REMAXボード67からヒット信号を受信するマイク
ロプロセッサにかかる処理負担が増加するからである。
従って、本発明によれば、しきい値比較処理はそのボー
ド上のピクセルだけに限定される。実施例の装置では、
パネルの端縁から0.25インチ以上離れたピクセルだ
けが処理の対象となる。これは短所とはいえない。その
理由は、プリント回路板の端縁から1/4インチ以内の
所に部品を配置することはほとんどないからである。
【0020】フレームサイズが512×483ピクセル
のFEATUREMAXボード67を用いて大型パネル
を検査する方式を図4に示す。捕捉ROIボード57に
蓄積される情報配列77はピクセル2048個の幅があ
り、幅Wが26.6インチの領域をカバーするため、解
像度は1インチ当り77個のピクセルで、ピクセル当り
0.013インチである。情報配列77はまたピクセル
2048個の高さを有し、コンベアに沿う長さLが2
4.6インチであるため、解像度は1インチ当り83.
3個のピクセルで、ピクセル当り0.012インチであ
る。実施例の装置により検査が可能な最大サイズのパネ
ルは、捕捉ROIボードの情報配列77上に重畳した外
郭線79により表される24×21センチの大きさであ
る。この装置により検査される最も小さいパネルは、図
4の外郭線81で表される12×12インチの大きさで
ある。パネルがコンベア9A上に装填されるとフィーダ
がパネルの左側の位置調整を行うため、パネルは捕捉R
OIボードの情報配列77内において左のマージンから
一定距離だけ全て離れた状態となる。加えて、オプトセ
ンサーとエンコーダにより上述したようなデータの捕獲
が開始され、そのため全てのパネルデータが捕捉ROI
ボード情報配列の頂部から一定距離だけ離れた所でスタ
ートする。
【0021】この実施例の装置が検査するパネルが最も
小さいものであっても、そのパネルをカバーするに必要
なピクセル数はFEATUREMAXボード67のフレ
ームサイズよりも大きい。本発明によると、FEATU
REMAXボード67の512×483ピクセルのフレ
ームサイズに等しい大きさのセクション83,85,8
7,89のようなセクションが次々にFEATUREM
AXボード67へ転送されて処理される。上述したよう
に、また必要な処理量を減少するために、パネル画像の
端縁から1/4インチの距離B(図4)以上離れたセク
ションだけがFEATUREMAXボード67へ転送さ
れる。それぞれFEATUREMAXボード67のフレ
ームサイズに等しいセクションが順次、パネル全体の処
理が完了するまでFEATUREMAXボード67へ送
られる。右側または底部において完全なフレームよりも
小さい部分の処理が残る場合、フレームは画像のそれぞ
れ右及び/または底部から1/4インチ以内左または上
方へ移動され、セクション85の左側部分91、セクシ
ョン87の上部93及びセクション89の部分95,9
7で示す処理済みの領域とオーバラップする。その結果
生じる重畳性は全てデータを処理する際に除去されるこ
とが分かる。そのデータは一般的に極度にまばらである
ため、これが処理に負担をかけることはない。
【0022】傷を突きとめるべくパネルを検査するにあ
たり、デジタル化されたビデオデータは、パネルが光デ
ータ収集手段の視線を通過するにつれてリアルタイムで
ボード57A,57Bへ入力される。このデータ収集は
2つのチャンネル、即ちチャンネル0とチャンネル1で
それぞれ独立に行われ、このため検査ステーション3
A,3Bでパネルの両側がそれぞれ検査される。
【0023】パネルの1つのチャンネルを処理するため
マイクロプロセッサ39が実行する適当なプログラムの
フローチャートを図5に示す。フローチャートの参照番
号99で示すように、オプトセンサー17Aまたは17
Bからの割り込みによりパネルがカメラの視線に接近し
ていることが報告されると、そのパネルに識別のための
ディスクリプタ101が与えられる。次いで、入出力タ
イマーボード47のタイマーが最初の速度測定を行うよ
うセットされ、エンコーダ35Aまたは35Bにより発
生されるカウントが103で示すように全てクリアされ
る。タイマーがタイムアウトすると、エンコーダの読み
が取られ、105においてそれを用いてコンベア上のパ
ネル速度が計算される。次いで、107において、この
タイマーが、パネルがカメラの視線に到達する計算によ
り求めた時間にセットされる。このインターバルが終了
すると、信号がMAXSCANボード55Aまたは55
Bへ送られて、109に示すように画像の捕捉が開始さ
れる。チャンネルの捕捉ROIボード57Aまたは57
Bは、画像の捕捉が完了すると割り込み信号を発生す
る。111においてこの割り込み信号を受信するや否
や、捕捉された画像が113において順番に並べられ処
理可能な状態となる。1つのFEATUREMAXボー
ド67が両方のチャンネルが発生する画像を処理するこ
とが分かる。FEATUREMAXボード67の準備が
完了すると、画像のFEATUREMAXボード67に
よる処理が115において開始される。前述したよう
に、FEATUREMAXボード67はグレースケール
値が所定のしきい値よりも低いピクセルの数とこれらの
ピクセルのアドレス及び到達した最も低いしきい値を示
すヒット表を作成する。FEATUREMAXボード6
7による処理が完了すると、処理された画像のヒット表
を表わすヒットディスクリプタが117において処理の
ため順番に並べられる。パネルをリジェクトすべきであ
るという指示のような、ヒットをこのように処理して得
た結果が119において受信され、そのチャンネルの最
終出力が121においてセットされる。例えば、そのパ
ネルをリジェクトすべきであるという指示が処理サブシ
ステムから受信されると、そのパネルを下流において分
岐させるようにとの出力がセットされる。チャンネル処
理が完了したことは123において指示され、プログラ
ムが125においてもう1つのパネルの検査ステーショ
ンへの接近するのを待つ。
【0024】図5の115においてFEATUREMA
Xボード67による処理が開始されると、図6に示した
ルーチンが実行される。このルーチンが127において
呼び出されると、捕捉ROIメモリーに蓄積されたピク
セル配列の各セクションの原点及びサイズ並びに任意の
オーバラップが129において計算され、131におい
てステートフラッグがREQUESTへセットされる。
次いで、133で示すように捕捉ROIボードからの割
り込みを待つ。捕捉ROIボードは垂直帰線消去インタ
ーバルの開始時にこの割り込み信号を発生する。FEA
TUREMAXボード67による処理は開始されたばか
りであるため、135でチェックをする時はヒットの処
理は進行中でない。137ではREQUESTが存在す
るため、ステートフラッグは139においてSTART
にセットされ、そのためステートが141においてチェ
ックされるとプログラムが143においてピクセルのイ
ンデックスをフレームの最初のインデックスにセット
し、145においてしきい値をセットする。上述したよ
うに、FEATUREMAXボード67には処理中のフ
レームの各ピクセルのグレースケール値と比較する4つ
のしきい値が与えられている。これらのしきい値がセッ
トされると、処理すべき入力チャンネルが147におい
てセットされ、FEATUREMAXボード67が14
9においてスタートする。次いで、FEATUREMA
Xボード67がそのフレームの各ピクセルのグレースケ
ール値を4つのしきい値と比較してヒット、即ちグレー
スケール値が任意のしきい値よりも低いピクセルをヒッ
ト表に蓄積する。次いで、ステートフラッグが151に
おいてMIDDLEにセットされ、プログラムが次の割
り込みを待つ。捕捉ROIボードからの次の割り込み信
号が受信されるや否や、ピクセルインデックスが153
において次のフレームの最初のピクセルにセットされ、
次のフレームが155においてFEATUREMAXボ
ード67により処理される。この間に、前のフレームの
ヒットカウントと前のフレームのヒットとがそれぞれ1
57,159においてマイクロプロセッサへ送られる。
161においてさらに多くのフレームを処理すべきであ
ると判定された場合、ステートフラッグはMIDDLE
のままでさらに別のフレームが同じように処理される。
パネルの捕捉ROIボードに蓄積された大型アレーを処
理するに必要な全てのフレームがFEATUREMAX
ボード67により処理されると、ステートフラッグが1
63においてENDにセットされる。次の捕捉ROIの
割り込みの後、FEATUREMAXボード67の動作
が165で終了する。最後のボードのヒットカウントが
167において送られ、ステートフラッグが171でD
ONEにセットされる前に最後のフレームのヒットが1
69で送られる。
【0025】図6のフローチャートの109,169に
おいて要求されるFEATUREMAXボード67から
マイクロプロセッサへのヒットの転送を行うルーティー
ンのフローチャートを図7に示す。ヒットのx、y座標
及び到達したしきい値のこの転送は極めて迅速に実行し
なければならず、処理中のデータが出る捕捉ROIボー
ドの垂直帰線消去インターバルの間に行われる。図7の
173で示すように、POINTERがヒット表の蓄積
が開始されるマイクロプロセッサのメモリーの場所にセ
ットされ、コンピュータのメモリーへ転送されるヒット
数を追跡するパラメータTOTALが零で開始される。
次いで、175においてヒット表を送るループが入力さ
れるが、送られるヒット数は処理中のフレームのヒット
表に記録されたヒット数のFEATUREMAXボード
67により作成されたカウントに等しい。そのヒットの
総数が送られるまで、ヒット表からの入力が177にお
いてフェッチされる。捕捉ROIピクセル配列のオーバ
ラップした部分においてヒットが二重に含まれるのを回
避するため、マイクロプロセッサは、FEATUREM
AXボード67により順次処理される捕捉ROIのフレ
ームサイズ部分を画定するにあたり、そのフレームの最
小x、y座標を特定してオーバーラップをなくする。従
って、考慮中のヒットのx、y座標が179,181で
画定したオーバラップ領域内にない場合、そのヒットデ
ータはコンピュータのメモリー183にコピーされる。
次いで、パラメータTOTAL及びPOINTERが1
85においてインクリメントされる。次いで、捕捉RO
Iボードにより発生されるビデオアクティブ(VA)ビ
ットが187においてチェックされる。もしこのビデオ
アクティブビットにより捕捉ROIボードが垂直帰線消
去インターバル内にあることが示されると、COUNT
ERが191においてデクリメントされ、ヒット表の追
加的なエントリーが同様にマイクロプロセッサのメモリ
ーへ送られる。ヒット表の全てのヒットの送信が完了し
たことが175で判定されると、あるいは捕捉ROIが
フィルタへ新しいフレームのデータを送信し始めたこと
が189において判定されると、マイクロプロセッサへ
実際に送られるヒット数を示すパラメータACTUAL
が193においてTOTALに等しい値にセットされ
る。さらに別のフレームの捕捉ROI画像を処理すべき
ことを示すRESTARTフラッグが195においてセ
ットされると、ルーティーンが199において呼び出し
プログラムに戻る前に、197においてSTART N
EW FRAMEフラッグがセットされる。
【0026】マイクロプロセッサ39による画像及びヒ
ット表処理のフローチャートを図8に示す。201で示
すように検査モードの状態で、203においてオペレー
タがシステムとインターフェイス中であることを示すブ
レークキーが押されたと仮定すると、この検査モードは
メニューモードに入るため205で脱出する。もしオペ
レータがシステムとインターフェイス中でない場合、2
07において画像が処理できる状態にあるか否かが判定
される。画像がかかる状態にある場合、画像内のパネル
の端縁の位置が209において決定される。次いで、パ
ネルの端縁のこの位置を用いてMAXGRAPHボード
71上にボードの予想外郭線が描かれるが、これは、上
述したようにモニター29上に表示を発生するのに用い
られる。オペレータが213においてプロットイネーブ
ルを選択している場合、測定したボードの外郭線もまた
215に示すようにMAXGRAPH上にプロット可能
である。この測定したボードの外郭線は捕捉ROIボー
ドに蓄積した画像のグレースケール値からボード端縁の
位置を決定するルーティーンにより決定される。
【0027】次に、ヒット表が順番待で処理可能状態に
あると217で判定された場合、パネルのヒットの総数
が219において決定される。このカウントが、グレー
スケール値が4つのしきい値のうち任意のものを越えた
ピクセルの数のカウントである。もしこの総ヒットカウ
ントが所定の値より大きいと221で判定された場合、
そのパネルはリジェクトされる。あるいは、近接するヒ
ットが集合または塊を形成するように互いに関連づけら
れ、223において各集合中のヒット数が計算により求
められる。次いで、225において最も大きい集合のサ
イズが決定され、もしこの最大集合のサイズがしきい値
を越えた場合、229においてリジェクトフラッグがセ
ットされる。次いで、これらのヒットが231に示すよ
うにパネルの外郭線上に重畳されたMAXGRAPH上
にプロットされる。次に、233において示すように、
FEATUREMAXボード67から新しいヒット表の
データを受信するためメモリーが空にされ、その結果が
235においてプリンタ上に打ち出される。このループ
はマイクロプロセッサが検査モードにある限り繰り返さ
れる。
【0028】近接するヒットを互いに関連づけて集合を
形成し、各集合中のヒット数を計算により求めるルーテ
ィーンのフローチャートを、図9及び図10に示す。こ
のルーティーンにより使用されるデータ構造を図11乃
至図13に示す。図11は、ヒットに順次番号が付与さ
れ、それらのx、y座標が蓄積されるヒット配列237
を示す。この配列には最大数のヒットまで蓄積が可能で
ある。この最大ヒット数は、許容可能な、しきい値を越
えるピクセルの上限に相当する。図12の集合タッグ配
列239は、番号を付与されたヒットがいづれの集合に
属するかを示す関連集合の同定を可能にする。図13の
集合配列241は識別記号をつけられた各集合の関連ヒ
ット数とどのヒットがその集合に関連するかの表示をリ
ストしたものである。“関連集合名”エントリー243
は、その集合がその上限まであと何個のヒットを含むこ
とができるかを示す表示を含ませるために図13におい
て拡大されている。もし任意のパネルに上限のヒットを
含んだ集合がある場合、そのパネルはリジェクトされ
る。
【0029】図9及び図10にかえって、問題のヒット
を指すパラメータINDEXが245において2にイニ
シアライズされる。これによりヒット配列の第2組の
x、y座標による処理が開始される。POINTERと
表示した別のポインタが、247に示すようにINDE
Xよりも1つ小さい数にセットされる。次に、249に
おいて、INDEXが指すヒットのy座標とPOINT
ERが指すヒットのy座標との間の距離Dyが計算され
る。この距離Dyが1つの集合を形成するよう関連づけ
られたヒット間の最大許容距離、Dspacing、よ
りも小さいことが251において判定されると、253
において、同じ2つのヒットの距離Dxの絶対値が計算
により求められる。もしDxがDspacingよりも
小さいかそれに等しいと255において判定されると、
257においてCONNECTEDフラッグが真にセッ
トされ、INDEX及びPOINTERが指すヒット間
の距離が1つの集合を形成するのに十分に近いものであ
ることを示す。間隔Dxがこれらのヒットが1つの集合
を形成するには余りにも大きすぎる場合、259におい
てPOINTERがデクリメントされてヒット表を後方
に移動させ、問題のヒットがそのヒット表の前の全ての
ヒットに対して評価されたと261で判定されるまでこ
の近接テストが繰り返される。
【0030】ポインタINDEXにより選択されたヒッ
トの、ヒット表内の前にエントリーされた全てのヒット
に関する評価が終り、図10の263におけるCONN
ECTEDフラッグの真状態により示されるように、そ
のヒットが近接パラメータ内にあることが判明すると、
そのヒットが関連する集合の集合タッグが265におい
てその集合タッグ配列内にエントリーされる。次いで、
集合配列のその集合の“ヒット数”の値が267におい
てインクリメントされ、INDEXが指すヒットが、2
69で示されるように、“関連集合”配列の“ヒット
数”により指示される位置にエントリーされる。次い
で、ポインターINDEXが271において1つだけイ
ンクリメントされる。もしそのヒットが前にエントリー
したヒットとそれ程近くなくてそれらの任意のものと関
連付けて1つの集合を形成することができず、そのため
263においてCONNECTEDフラッグがセットさ
れない場合、273に示すように、INDEXが指すヒ
ットの集合タッグ表に新しい集合が指示され、275に
おいて、その集合配列の対応する“ヒット数”のエント
リーが1に初期化される。次いで、277に示すよう
に、INDEXが指すヒットが“関連集合”配列の新し
い集合の最初の位置にコピーされる。次いで、279に
おいて、次の集合につきNEW BLOBが1だけイン
クリメントされ、271において、INDEXがヒット
配列の次のヒットを選択すべくインクリメントされる。
ヒット表の全てのヒットの評価がまだ済んでいないと2
81において判定されると、プログラムループは247
へ戻るか、あるいはルーティーンが283において脱出
する。
【0031】上述した実施例の検査装置は有効範囲の狭
いビジョン処理装置による大きな領域のパネルの検査を
可能にする。さらに、処理時間だけでなく、検査装置が
オンラインで検査を行うに必要な容量を減少するため、
特定の傷を示すデータを減少することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は平らなパネルの検査を行う装置の概略図
である。
【図2】図2は図1の装置の一部を構成するビジョンプ
ロセッサの概略図である。
【図3】図3は図2のビジョンプロセッサの一部を形成
する画像パイプラインの概略図である。
【図4】図4は図3の画像パイプラインが小さなフレー
ムサイズを有するモデュラーユニットを用いて大きなパ
ネルのデータを処理する態様を示す。
【図5】図5は図1乃至図3に示した装置が用いる適当
なプログラムのフローチャートである。
【図6】図6は図1乃至図3に示した装置が用いる適当
なプログラムのフローチャートである。
【図7】図7は図1乃至図3に示した装置が用いる適当
なプログラムのフローチャートである。
【図8】図8は図1乃至図3に示した装置が用いる適当
なプログラムのフローチャートである。
【図9】図9は図1乃至図3に示した装置が用いる適当
なプログラムのフローチャートである。
【図10】図10は図1乃至図3に示した装置が用いる
適当なプログラムのフローチャートである。
【図11】図11は図1乃至図3に示した装置が用いる
適当なプログラムのフローチャートである。
【図12】図12は図5乃至図10に説明したプログラ
ムが用いる配列のダイヤグラムである。
【図13】図13は図5乃至図10に説明したプログラ
ムが用いる配列のダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 検査装置 3A,3B 検査ステーション 5 銅積層パネル 7 反転転送ステーション 9A,9B ベルトコンベヤ 17A,17B センサー 19A,19B データ収集手段 21A,21B 蛍光ストリップランプ 23A,23B カメラ 27 キャビネット 29 ビデオモニター 31 データーエントリー・ターミナル 33 プリンタ 35A,35B 光エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード チャールス ボーゴイン アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ノ ース ブラッドック ウルフ アベニュ ー 1522 (56)参考文献 米国特許4570180(US,A) 米国特許4811410(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 G06T H05K 3/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ平らな反射面を有する部品の外観検
    査装置であって、ほぼ平らな反射面へ光を向ける光源
    ほぼ平らな反射面により反射した光源からの光のグレー
    スケール値をピクセル毎に発生するカメラとより成る光
    データ収集手段、カメラが発生するグレースケール値の
    ピクセル配列を蓄積する蓄積手段、所定のグレースケー
    ル値を有するピクセル配列中のピクセルを同定する画像
    処理ボード、及びビジョンプロセッサからなり、 ビジョンプロセッサが、 同定したピクセルを評価してその評価に基づき出力を発
    生するプロセッサと、 ピクセル配列中のすべてのピクセルのグレースケール値
    が画像処理ボードにより処理されるまで蓄積手段のピク
    セル配列のフレームサイズ部分のグレースケール値を次
    々に画像処理ボードへ順次転送する転送手段とからな
    り、 転送手段が、部品の端縁から所定の距離以上離れたほぼ
    平らな反射面部分に対応する蓄積手段のピクセル配列の
    部分だけのグレースケール値を画像処理ボードへ転送す
    ることを 特徴とする外観検査装置。
  2. 【請求項2】 ほぼ平らな反射面の前記部分が画像処理
    ボードのフレームサイズの完全な倍数でない場合、転送
    手段が画像処理ボードへ転送される蓄積手段のピクセル
    配列のフレームサイズ部分をオーバーラップさせると共
    に画像処理ボードにより処理されるピクセル配列のオー
    バーラップ部分内の同定されたピクセルが二重に含まれ
    るのを阻止することを特徴とする請求項に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 ほぼ平らな反射面の傷が前記面よりも低
    い反射率を有し、画像処理ボードが所定のしきい値以下
    のグレースケール値を有するピクセルを同定することを
    特徴とする請求項に記載の装置。
  4. 【請求項4】 ビジョンプロセッサが、画像処理ボード
    へ転送されるグレースケール値のコントラストを増加さ
    せると共に画像処理ボードにより同定されるピクセル数
    を減少することにより必要な処理量を軽減するフィルタ
    を含むことをことを特徴とする請求項1、2または3
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 ほぼ平らな第1及び第2の反射面を有す
    るパネルの検査装置であって、光データ収集手段が、パ
    ネルのほぼ平らな第1の反射面より反射した光に対応す
    るピクセル毎の第1組のグレースケール値を発生する第
    1の部分と、パネルの第2のほぼ平らな反射面より反射
    した第2組のグレースケール値を発生する第2の部分と
    よりなり、ビジョンプロセッサの蓄積手段が、第1組の
    グレースケール値の第1のピクセル配列を蓄積する第1
    の蓄積モジュールと、第2組のグレースケール値の第2
    のピクセル配列を蓄積する第2の蓄積モジュールとより
    なり、転送手段が、一方のピクセル配列のフレームサイ
    ズ部分を順次画像処理ボードへ転送した後もう一方のピ
    クセル配列のフレームサイズ部分を画像処理ボードへ順
    次転送してグレースケール値がしきい値以下のピクセル
    が同定されるように作動し、プロセッサが第1及び第2
    のピクセル配列の両方から同定されたピクセルを評価す
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 プロセッサが、所定数のピクセルの中で
    同定されたピクセルを別のピクセルと関連させて一つの
    集合を形成し、その集合のピクセル数が所定の数を超え
    るとリジェクト信号を発生するよう作動することを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 画像処理ボードがピクセルのグレースケ
    ール値を複数のしきい値と比較してそれぞれのしきい値
    を超えるピクセルを同定し、プロセッサが集合に含まれ
    るピクセルをそれぞれのしきい値により重み付けして集
    合中のピクセルの重み付けした数に基づきリジェクト信
    号を発生することを特徴とする請求項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 画像処理ボードが蓄積手段に蓄積された
    ピクセル配列よりも小さいピクセル配列をカバーするフ
    レームサイズを有することを特徴とする請求項1乃至7
    に記載の装置。
JP3190812A 1990-07-06 1991-07-05 外観検査装置 Expired - Lifetime JP3041090B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/549,570 US5325443A (en) 1990-07-06 1990-07-06 Vision system for inspecting a part having a substantially flat reflective surface
US549570 1990-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04270950A JPH04270950A (ja) 1992-09-28
JP3041090B2 true JP3041090B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=24193542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3190812A Expired - Lifetime JP3041090B2 (ja) 1990-07-06 1991-07-05 外観検査装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5325443A (ja)
EP (1) EP0465233A3 (ja)
JP (1) JP3041090B2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5586058A (en) * 1990-12-04 1996-12-17 Orbot Instruments Ltd. Apparatus and method for inspection of a patterned object by comparison thereof to a reference
DE4217623B4 (de) * 1992-05-27 2008-02-07 Windmöller & Hölscher Kg Verfahren zur Prüfung der Ausbildung kontinuierlich geförderter Werkstücke
GB2270227A (en) * 1992-08-28 1994-03-02 Surface Inspection Ltd Linescan visual monitoring system
JP2585594Y2 (ja) * 1993-03-10 1998-11-18 株式会社イナックス 表面凹凸検査システム
JP3078685B2 (ja) * 1993-08-06 2000-08-21 松下電器産業株式会社 位置認識方法
US6181837B1 (en) * 1994-11-18 2001-01-30 The Chase Manhattan Bank, N.A. Electronic check image storage and retrieval system
JP2985160B2 (ja) * 1995-03-01 1999-11-29 三菱電線工業株式会社 Oリング検査装置
JPH08313223A (ja) * 1995-05-16 1996-11-29 Ls Electro Galvanizing Co 移動ストリップを監視する方法と装置
US5913105A (en) * 1995-11-29 1999-06-15 Advanced Micro Devices Inc Method and system for recognizing scratch patterns on semiconductor wafers
US5768443A (en) * 1995-12-19 1998-06-16 Cognex Corporation Method for coordinating multiple fields of view in multi-camera
JP2885694B2 (ja) * 1996-04-25 1999-04-26 山口日本電気株式会社 半導体基板表面の自動外観検査装置
JP3975408B2 (ja) * 1996-08-20 2007-09-12 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト 繊維面組織における欠陥を認識する方法及び装置
US5987159A (en) * 1996-09-24 1999-11-16 Cognex Corporation System or method for detecting defect within a semi-opaque enclosure
US5970166A (en) * 1996-09-24 1999-10-19 Cognex Corporation System or method for identifying contents of a semi-opaque envelope
US5949905A (en) * 1996-10-23 1999-09-07 Nichani; Sanjay Model-based adaptive segmentation
US5757473A (en) * 1996-11-13 1998-05-26 Noranda, Inc. Optical strain sensor for the measurement of microdeformations of surfaces
US5912984A (en) * 1996-12-19 1999-06-15 Cognex Corporation Method and apparatus for in-line solder paste inspection
US6175415B1 (en) 1997-02-19 2001-01-16 United Technologies Corporation Optical profile sensor
US6154561A (en) * 1997-04-07 2000-11-28 Photon Dynamics, Inc. Method and apparatus for detecting Mura defects
US5905572A (en) * 1997-08-21 1999-05-18 Li; Ming-Chiang Sample inspection using interference and/or correlation of scattered superbroad radiation
WO2000028309A1 (en) 1998-11-05 2000-05-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for inspecting inferiority in shape
US6204469B1 (en) 1999-03-04 2001-03-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Laser welding system
JP4401590B2 (ja) * 2000-06-19 2010-01-20 キヤノン株式会社 画像データ処理方法及び画像データ処理装置
US6735745B2 (en) * 2002-02-07 2004-05-11 Applied Materials, Inc. Method and system for detecting defects
WO2005058717A1 (en) 2003-12-19 2005-06-30 Chep Australia Limited Software and methods for automated pallet inspection and repair
JP4562126B2 (ja) * 2004-09-29 2010-10-13 大日本スクリーン製造株式会社 欠陥検出装置および欠陥検出方法
US7751612B2 (en) 2006-10-10 2010-07-06 Usnr/Kockums Cancar Company Occlusionless scanner for workpieces
US20110019243A1 (en) * 2009-07-21 2011-01-27 Constant Jr Henry J Stereoscopic form reader
CN102841104A (zh) * 2012-08-03 2012-12-26 杭州良淋电子科技有限公司 线材自动检验装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1430420A (en) * 1972-04-24 1976-03-31 Niemi A Method and apparatus for analyzing a visible object
US4395698A (en) * 1980-08-15 1983-07-26 Environmental Research Institute Of Michigan Neighborhood transformation logic circuitry for an image analyzer system
US4519041A (en) * 1982-05-03 1985-05-21 Honeywell Inc. Real time automated inspection
US4500202A (en) * 1982-05-24 1985-02-19 Itek Corporation Printed circuit board defect detection of detecting maximum line width violations
DE3267548D1 (en) * 1982-05-28 1986-01-02 Ibm Deutschland Process and device for an automatic optical inspection
US4561104A (en) * 1984-01-16 1985-12-24 Honeywell Inc. Automated inspection of hot steel slabs
US4733229A (en) * 1984-01-24 1988-03-22 Whitehead Frank R Highlighting gray scale video display terminal
DE3688833T2 (de) * 1985-12-27 1994-03-03 American Telephone & Telegraph Untersuchungssystem durch Linienabtastung für Schaltungsplatten.
US4811410A (en) * 1986-12-08 1989-03-07 American Telephone And Telegraph Company Linescan inspection system for circuit boards
US4972494A (en) * 1988-02-26 1990-11-20 R. J. Reynolds Tobacco Company Package inspection system
US4868651A (en) * 1988-05-17 1989-09-19 S&S Inficon, Inc. Digital radiography with image brightness and contrast normalization
US4929845A (en) * 1989-02-27 1990-05-29 At&T Bell Laboratories Method and apparatus for inspection of substrates
US4963036A (en) * 1989-03-22 1990-10-16 Westinghouse Electric Corp. Vision system with adjustment for variations in imaged surface reflectivity
FI85308C (fi) * 1990-06-07 1992-03-25 Rautaruukki Oy Foerfarande och anordning foer optisk granskning av ark- och banformiga produkter.

Also Published As

Publication number Publication date
EP0465233A3 (en) 1992-11-25
JPH04270950A (ja) 1992-09-28
US5325443A (en) 1994-06-28
EP0465233A2 (en) 1992-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3041090B2 (ja) 外観検査装置
CN110596129B (zh) 一种基于图像采集的片状玻璃边缘瑕疵检测系统
JPH04166751A (ja) びんの欠陥検査方法
JPH06100555B2 (ja) 透明物体の欠陥検査方法とその装置
JP4739044B2 (ja) 外観検査装置
JP2617014B2 (ja) シート測長システム
CN111551559A (zh) 一种基于多目视觉系统的lcd液晶屏缺陷检测方法
EP0909384A2 (en) Visual inspection apparatus
JPH0736004B2 (ja) 検査方法及び装置
JPH04238592A (ja) 結束棒鋼自動検数装置
JPS5924361B2 (ja) 2次元画像比較検査装置
JPH10137696A (ja) 選別方法及びその装置
JPH10132754A (ja) リードフレームの外観検査装置
JPH0829357A (ja) 自動化ライン外観検査装置
JPS62249005A (ja) 物体の形状異常検査装置
JPH0544982B2 (ja)
JPH0394144A (ja) フィルム状部材の検査装置
JPS6166952A (ja) 物品外表面の検査方法
JPH0558497B2 (ja)
JPS5940242A (ja) 瓶類のスカツフ検査装置
JPH0554127A (ja) 視覚認識装置
JP2507093B2 (ja) 欠陥検出方法
JPH02171640A (ja) 容器検査方法
JPH03221849A (ja) 欠陥検出方法
CN115508381A (zh) 激光和相机复合检测方式的瓷砖缺陷检测装置及分级方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000221

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12