JP3038873B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3038873B2 JP2276086A JP27608690A JP3038873B2 JP 3038873 B2 JP3038873 B2 JP 3038873B2 JP 2276086 A JP2276086 A JP 2276086A JP 27608690 A JP27608690 A JP 27608690A JP 3038873 B2 JP3038873 B2 JP 3038873B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にコンタク
ト孔の形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、半導体装置における上層のアルミ配線と下層の
拡散層又は多結晶シリコン配線とのコンタクト部の形成
方法として、コンタクト部上のアルミ膜のカバレッジを
よくするため層間絶縁膜にコンタクト孔形成の際に、等
方性のエッチングを行なった後に異方性のエッチングを
行ない、さらに高温の熱処理を行なうというものがあっ
た。しかしながらゲート電極配線を多結晶シリコン層と
高融点金属シリサイド層との2層構造(以下ポリサイド
と称する)とした場合、コンタクト孔を形成した後の熱
処理の際に、むき出しになっている高融点金属シリサイ
ド層の表面がはがれてしまうといった問題がある。これ
を防ぐために以下に示す様な方法が用いられている。
まず第2図(a)に示すように、P型シリコン基板1
上に素子分離のためのフィールド酸化膜2を形成する。
次でゲート酸化膜3を介して多結晶シリコン膜4とタン
グステンシリサイド膜5からなるゲート電極20とゲート
電極と一体的にゲート電極配線20Aを形成する。次でゲ
ート電極20をマスクとしてソース・ドレインとなるN+
散層6を形成したのち全面にBPSG等からなる層間絶縁膜
7を形成する。次でN+拡散層6及びゲート電極配線20A
上の層間絶縁膜7にコンタクト孔10を形成したのち、常
圧CVD法により低温で酸化膜(以下CVD酸化膜という)11
を形成する。次でゲート電極配線20AをこのCVD酸化膜11
で保護した状態で高温の熱処理を行なう。
次に第2図(b)に示すように、ウェットエッチング
法によりCVD酸化膜11を除去したのちアルミ膜を形成
し、パターニングしてアルミ配線13を形成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のコンタクト孔の形成方法では、コンタ
クト孔形成後に酸化膜を形成しているが、表面に酸化膜
を形成するとリンを含んでいるリフロー性のよい層間絶
縁膜が表面の酸化膜におさえられて高温の熱処理によっ
てもあまりリフローしないため、第2図(a)における
等方性のエッチングにより形成された部分のコンタクト
孔の形状が改善されない。そのためにコンタクト孔上の
アルミ配線のカバレッジが悪くなってしまい、高集積化
が進み、コンタクト孔の大きさが小さくなってくると、
このコンタクト孔上のアルミ配線が断線するという欠点
をもっている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に多
結晶シリコン膜と高融点金属シリサイド膜の2層構造の
ゲート電極配線を形成する工程と、このゲート電極配線
を含む全面に層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶
縁膜上に第1のフォトレジスト膜を形成したのちパター
ニングし開口部を形成する工程と、この第1のフォトレ
ジスト膜をマスクとし前記層間絶縁膜を等方性エッチン
グ法及び異方性エッチング法により順次エッチングし前
記ゲート電極配線上を含む所定の領域にコンタクト孔を
形成する工程と、前記第1のフォトレジスト膜を除去し
たのち前記コンタクト孔を含む全面に低温で絶縁膜を形
成する工程と、この絶縁膜上に第2のフォトレジスト膜
を形成したのちエッチバックし前記コンタクト孔内の底
部にのみ第2のフォトレジスト膜を残す工程と、この残
された第2のフォトレジスト膜をマスクとし前記絶縁膜
を除去する工程と、マスクとした前記第2のフォトレジ
スト膜を除去したのち高温の熱処理を行う工程と、熱処
理後前記コンタクト孔中の前記絶縁膜を除去する工程と
を含んで構成される。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図(a)〜(k)は本発明の一実施例を説明す
るための工程順に配置した半導体チップの断面図であ
る。
まず第1図(a)に示すように、P型シリコン基板1
上をフィールド酸化膜2により素子分離を行ない、ゲー
ト酸化膜3を形成したのち多結晶シリコン膜4とタング
ステンシリサイド膜5からなるゲート電極20及びゲート
電極配線20Aを形成する。次でゲート電極20をマスクと
しN+拡散層6を形成した後に、高温の熱処理によってリ
フローされるような層間絶縁膜7(例えばBPSG膜)を形
成する。次にフォトリソグラフィーによりフォトレジス
ト膜8のコンタクトのパターン9を形成する。
次に第1図(b)に示すようにフォトレジスト膜8を
マスクに下の層間絶縁膜7に等方性のエッチングを行な
い、その後に第1図(c)に示すように、フォトレジス
ト膜8をマスクに層間絶縁膜7に異方性のエッチングを
行ない、N+拡散層6及びゲート電極配線上にコンタクト
孔10を形成する。
次に第1図(d)に示すように、フォトレジスト膜8
を除去したのち常圧CVD法により低温(300℃〜500℃)
でCVD酸化膜11を全面に形成する。次に第1図(e)に
示すように、再びフォトレジスト膜12を塗布法により形
成したのち第1図(f)に示すように、コンタクト孔10
の底部にのみフォトレジスト膜12を残すように異方性の
エッチングによりエッチバックを行なう。
次に第1図(g)に示すように、コンタクト孔10の底
部に残っているフォトレジスト膜12をマスクにCVD酸化
膜11をエッチングする。次に第1図(h)に示すよう
に、フォトレジスト膜12を除去した後に、第1図(i)
に示すように、高温(800℃〜1000℃)で熱処理を行な
い、コンタクト孔10のエッジ部分をリフローさせる。
次に第1図(j)に示すように、コンタクト孔10底部
のCVD酸化膜11を除去する。次で第1図(h)に示すよ
うに、アルミ膜を形成したのちパターニングしアルミ配
線13を形成する。
このように本実施例によれば、コンタクト孔10のエッ
ジ部分がリフローされるのでコンタクト孔10上のアルミ
配線13のカバレッジが改善される。
尚、上記実施例においてはゲート電極配線20Aを保護
する絶縁膜としてCVD酸化膜を用いた場合について説明
したが、プラズマCVD法による窒化シリコン膜を用いて
もよい。また高融点金属シリサイドとしてタングステン
シリサイドを用いた場合について説明したが、モリブデ
ンシリサイド等他のシリサイドを用いることができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明は、コンタクト孔形成後
の高温の熱処理をコンタクト孔底部に絶縁膜を残して行
なうため、ポリサイド配線を有する半導体装置におい
て、コンタクト孔部分の高融点金属シリサイド層の表面
部分のはがれを生ずることなく、良好なコンタクト孔の
形状が得られるため、上部にアルミ配線を形成する際
に、段切れや局部的高抵抗化の恐れのない良好な配線形
成ができる。従ってポリサイド配線を有する高集積化さ
れた半導体装置の歩留りや信頼性を向上させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(k)は本発明の一実施例を説明するた
めの製造工程手順に配置した半導体チップの断面図、第
2図は従来例を説明するための半導体チップの断面図で
ある。 1……P型シリコン基板、2……フィールド酸化膜、3
……ゲート酸化膜、4……多結晶シリコン膜、5……タ
ングステンシリサイド膜、6……N+拡散層、7……層間
絶縁膜、8……フォトレジスト膜、9……コンタクトパ
ターン、10……コンタクト孔、11……CVD酸化膜、12…
…フォトレジスト膜、13……アルミ配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 H01L 21/336 H01L 29/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に多結晶シリコン膜と高融点
    金属シリサイド膜の2層構造のゲート電極配線を形成す
    る工程と、このゲート電極配線を含む全面に層間絶縁膜
    を形成する工程と、この層間絶縁膜上に第1のフォトレ
    ジスト膜を形成したのちパターニングし開口部を形成す
    る工程と、この第1のフォトレジスト膜をマスクとし前
    記層間絶縁膜を等方性エッチング法及び異方性エッチン
    グ法により順次エッチングし前記ゲート電極配線上を含
    む所定の領域にコンタクト孔を形成する工程と、前記第
    1のフォトレジスト膜を除去したのち前記コンタクト孔
    を含む全面に低温で絶縁膜を形成する工程と、この絶縁
    膜上に第2のフォトレジスト膜を形成したのちエッチバ
    ックし前記コンタクト孔内の底部にのみ第2のフォトレ
    ジスト膜を残す工程と、この残された第2のフォトレジ
    スト膜をマスクとし前記絶縁膜を除去する工程と、マス
    クとした前記第2のフォトレジスト膜を除去したのち高
    温の熱処理を行う工程と、熱処理後前記コンタクト孔中
    の前記絶縁膜を除去する工程とを含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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