JP3038756B2 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転検出装置に係り、とくにロータの外周部
に被検出用マグネット等の被検出部を設けるとともに、
この被検出部に対向するようにロータの外周側に感磁性
素子等から成る検出素子を固定配置し、この検出素子に
よって被検出部が設けられているロータの回転を検出す
るようにした回転検出装置に関する。
〔発明の概要〕
ロータの被検出用マグネットを検出するためにロータ
の外周側に配されている感磁性素子等から成る検出素子
の両側または片側にロータに接触しないように突部また
は防止部材を設け、このような突部または防止部材によ
って被検出部と検出素子との間に異物が侵入するのを防
止するようにしたものであって、異物の侵入による検出
素子の破壊を未然に防止するようにしたものである。
〔従来の技術〕
小型の電子機器には、例えば偏平な直流モータが用い
られている。このようなモータは、ロータマグネットに
対向するように、プリント基板上に偏平なコイルをマウ
ントするようにしており、ロータの外周部に設けられて
いる被検出用マグネットを固定配置された感磁性素子に
よって検出することによって回転速度にサーボをかける
ようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようなモータの回転を検出するための検出素子と
して、従来より磁気抵抗素子が用いられている。磁気抵
抗素子はその保護強度が弱いにもかかわらず、その部分
への異物の侵入に対する対策が全く施されていない。従
って異物の侵入によって検出部が損傷され、出力が発生
しなくなるトラブルが多々みられた。とくに最近はサー
ボ性能の向上のために高い周波数が得られるように狭い
ピッチのものを使用することが多くなっている。従って
感磁性素子から成る検出部とロータ側の被検出用マグネ
ットとの間のギャップが狭くなっているために、異物の
侵入による破壊対策は非常に重要になっている。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
っって、感磁性素子等から成る検出素子とロータ側の被
検出用マグネットとの間に異物が侵入することによって
検出素子が損傷されることを防止するようにした回転検
出装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
請求項1の発明は、ロータの外周部に被検出部を設け
るとともに、該被検出部に対向するように前記ロータの
外周側に検出素子を固定配置し、該検出素子によって前
記被検出部が設けられている前記ロータの回転を検出す
るようにした装置において、 前記被検出部と前記検出素子との間に異物が侵入する
のを防止するためのほぼ3角形の防止部材を前記検出素
子に対してロータの円周方向の両側に設けるようにし、
前記防止部材の突部に対して前記検出素子とは反対側の
側面と前記被検出部の周面との間の角度を鈍角とすると
ともに、前記防止部材の突部に対して前記検出素子間の
側面と前記被検出部の周面との間の角度を鋭角としたこ
とを特徴とする回転検出装置に関するものである。
また請求項2の発明は、ロータの外周部に被検出部を
設けるとともに、該被検出部に対向するように前記ロー
タの外周側に検出素子を固定配置し、該検出素子によっ
て前記被検出部が設けられている前記ロータの回転を検
出するようにした装置において、 前記検出素子をホルダによって保持するとともに、前
記ホルダとは別部材から成りかつ前記被検出部と前記検
出素子との間に異物が侵入するのを防止するための防止
部材を前記ホルダに対して前記ロータの円周方向の両側
に設けるようにしたことを特徴とする回転検出装置に関
するものである。
〔作用〕
従って請求項1の発明によれば、検出素子に対してロ
ータの円周方向の両側に設けられている防止部材によっ
て被検出部と検出素子との間に異物が侵入するのが防止
される。とくにほぼ3角形の防止部材の突部に対して検
出素子とは反対側の側面と被検出部の周面との間の角度
を鈍角としているために、防止部材と被検出部との間に
異物が噛み込まれることが回避される。
請求項2の発明によれば、検出素子を保持するホルダ
とは別部材から成る防止部材によって異物が被検出部と
検出素子との間に侵入するのが防止され、これによって
検出素子の損傷が回避される。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例に係る回転検出装置を備え
る直流の偏平型ブラシレスモータを示すものであって、
シャーシ10上には軸受11が固着されている。そして軸受
11によって回転軸12が回転可能に支持されている。なお
回転軸12は垂直に配されている。そしてこの回転軸12の
下端側にロータヨーク13が固着されている。ロータヨー
ク13はカップ状に構成されており、その内側にロータマ
グネット14が固着されるようになっている。ロータマグ
ネット14はプリント基板15上にマウントされているステ
ータコイル16と微小なエアギャップを介して対向するよ
うになっており、マグネット14の磁束がコイル16と鎖交
するようになっている。
ロータヨーク13の外周側にはリング状をなす被検出用
マグネット17が固着されている。そしてこの被検出用マ
グネット17と対向するように、ロータ13の外周側には感
磁性素子から成る検出素子18が固定配置されている。す
なわち検出素子18はホルダ19に固着されるようになって
いる。しかもこのホルダ19には、とくに第1図に示すよ
うに、上記感磁性素子18の外周側に3角形の突部20が形
成されている。この突部20の先端部とロータヨーク13の
外周側の被検出用マグネット17の表面との間のギャップ
は、検出素子18と被検出用マグネット17との間のギャッ
プよりも小さな値に設定されている。
以上のような構成において、第2図に示すプリント基
板15上のステータコイル16に通電を行なうと、このコイ
ル16がロータマグネット14の磁束と鎖交しているために
回転力を生じ、これによってロータヨーク13が固着され
ている回転軸12が回転駆動されることになる。すなわち
回転軸12を通して回転力を取出すことが可能になる。こ
のときの回転位相はマグネット14の磁束を検出するため
にプリント基板15上に配されたホール素子22によって検
出されるようになっており、これに応じてステータコイ
ル16の通電の切換えを行なうようにしており、ブラシレ
スの構造になっている。また感磁性素子18が検出する磁
束の変化の周波数によって、このロータ13の回転数が検
出されるようになっており、この回転数の検出に応じて
モータのサーボをかけるようにしており、所定の速度で
モータが回転駆動されるようになっている。
しかもこのようなモータにおいて、感磁性素子18の両
サイドにおいて、ロータヨーク13の外周側の被検出用マ
グネット17に接触しない程度に異物の侵入を防止する3
角形の突部20が第1図に示すように設けられているため
に、感磁性素子18から成る検出部への異物の侵入を最小
限に押えることが可能になる。従って異物により、感磁
性素子18が損傷されることを効果的に防止できるように
なる。これによって感磁性素子18が出力を生じなくなる
トラブルを防止することが可能なる。さらには異物の侵
入によるロータ13の不転が防止されるようになる。
なお異物の侵入を防止するための防止部材の形状は必
ずしも第1図に示す形状に限定されることなく、第3図
に示す変形例のような形状としてもよい。すなわち感磁
性素子18をホルダ19の凹部25内に収納するようにし、凹
部25のコーナの突部26を利用して異物の侵入の防止を図
るようにしてもよい。すなわち突部を形成することな
く、感磁性素子18よりも突出する部分をホルダ19に作る
ことによって異物の侵入を防止するようにしてもよい。
あるいはまた第4図に示すように、ホルダ19とは別部材
から成る異物侵入防止部材27をホルダ19の両側に設け、
これらの部材27によって異物の侵入を防止するようにし
てもよい。
〔発明の効果〕
請求項1の発明は、被検出部と検出素子との間に異物
が侵入するのを防止するためのほぼ3角形の防止部材を
検出素子に対してロータの円周方向の両側に設けるよう
にし、防止部材の突部に対して検出素子とは反対側の側
面と被検出部の周面との間の角度を鈍角とするととも
に、防止部材の突部に対して検出素子側の側面と被検出
部の周面との間の角度を鋭角としたものである。
従って異物の侵入が検出素子に対してロータの円周方
向の両側に設けられているほぼ3角形の防止部材によっ
て防止され、異物による検出部の損傷が未然に回避され
ることになる。とくに防止部材をほぼ3角形の形状とす
るとともに、この防止部材の突部に対して検出素子とは
反対側の側面と被検出部の周面との間の角度を鈍角とす
るとともに、防止部材の突部に対して検出素子の側面と
被検出部の周面との間の角度を鋭角としているために、
異物が防止部材の鈍角の側面によって排除されるように
なり、被検出部と防止部材との間に異物が噛み込まれる
ことによる不転事故を防止できるようになる。
請求項2の発明は、検出素子をホルダによって保持す
るとともに、ホルダとは別部材から成りかつ被検出部と
検出素子との間に異物が侵入するのを防止するための防
止部材をホルダに対してロータの円周方向の両側に設け
るようにしたものである。
従って防止部材によって被検出部と検出素子との間に
異物が侵入するのが防止され、異物による検出素子の損
傷が防止されるようになり、また異物が被検出部と検出
素子との間に挟まってロータが回転しなくなる不転事故
を防止できるようになる。しかもここではホルダとは別
部材から成る防止部材をホルダに対してロータの円周方
向の両側に設けるようにしており、ホルダによって拘束
されることなく防止部材の材料や形状を任意に設定する
ことができ、このために防止部材として十分な強度を有
し、しかも異物の排除の機能に優れた構造とすることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る回転検出装置を示す要
部拡大平面図、第2図はこの回転検出装置を備えるモー
タの縦断面図、第3図は変形例の回転検出装置の要部拡
大平面図、第4図は別の変形例の回転検出装置の要部平
面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 11……軸受 12……回転軸 13……ロータヨーク 14……ロータマグネット 15……プリント基板 16……ステータコイル 17……被検出用マグネット 18……感磁性素子(検出素子) 19……ホルダ 20……3角形の突部 25……凹部 26……コーナの突部 27……異物侵入防止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00,21/00,11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータの外周部に被検出部を設けるととも
    に、該被検出部に対向するように前記ロータの外周側に
    検出素子を固定配置し、該検出素子によって前記被検出
    部が設けられている前記ロータの回転を検出するように
    した装置において、 前記被検出部と前記検出素子との間に異物が侵入するの
    を防止するためのほぼ3角形の防止部材を前記検出素子
    に対してロータの円周方向の両側に設けるようにし、前
    記防止部材の突部に対して前記検出素子とは反対側の側
    面と前記被検出部の周面との間の角度を鈍角とするとと
    もに、前記防止部材の突部に対して前記検出素子間の側
    面と前記被検出部の周面との間の角度を鋭角としたこと
    を特徴とする回転検出装置。
  2. 【請求項2】ロータの外周部に被検出部を設けるととも
    に、該被検出部に対向するように前記ロータの外周側に
    検出素子を固定配置し、該検出素子によって前記被検出
    部が設けられている前記ロータの回転を検出するように
    した装置において、 前記検出素子をホルダによって保持するとともに、前記
    ホルダとは別部材から成りかつ前記被検出部と前記検出
    素子との間に異物が侵入するのを防止するための防止部
    材を前記ホルダに対して前記ロータの円周方向の両側に
    設けるようにしたことを特徴とする回転検出装置。
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