JPH0611495Y2 - 界磁地絡検出装置 - Google Patents

界磁地絡検出装置

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Publication number
JPH0611495Y2
JPH0611495Y2 JP12198387U JP12198387U JPH0611495Y2 JP H0611495 Y2 JPH0611495 Y2 JP H0611495Y2 JP 12198387 U JP12198387 U JP 12198387U JP 12198387 U JP12198387 U JP 12198387U JP H0611495 Y2 JPH0611495 Y2 JP H0611495Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
primary coil
ground fault
side primary
magnetic
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12198387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6427666U (ja
Inventor
正幸 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitashiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Kitashiba Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kitashiba Electric Co Ltd filed Critical Kitashiba Electric Co Ltd
Priority to JP12198387U priority Critical patent/JPH0611495Y2/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレス同期機などに装着され、主機の界磁
回路に生じた地絡電流を検出する界磁地絡検出装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の界磁地絡検出装置を第5図ないし第7図により説
明する。回転軸1の外周面に押え板2が取り付けられ、
押え板2に回転子3が嵌合されて取り付けられている。
又、この回転子3と対向するフレーム4の内面には固定
子5が取り付けられている。前記押え板2の先端側は屈
曲されて回転軸1の軸方向に伸びるフランジ部2aが形
成されており、このフランジ部2aに回転側一次コイル
6が取り付けられている。回転側一次コイル6は第6図
に示すように、検出パルス周波数に必要な磁極数が押え
板2に配設されている。この回転側一次コイル6は第7
図に示すように、押え板2のフランジ部2aに螺合され
たボルト7に巻回されて形成されると共に、ケース8に
収納されており、ボルト7の頭部はケース8の外側に突
出して磁極頭9となっている。一方、回転側一次コイル
6に対向する固定側二次コイル10が前記フレーム4に
取り付けられている。この固定側二次コイル10はフレ
ーム4に支持された「U」字断面のヨーク11内に取り
付けられており、ヨーク11に螺合されたボルト12に
巻回されることで構成されている。
このような構造では主機の界磁回路に地絡電流が流れる
と、この地絡電流が回転側一次コイル6を励磁して、第
7図矢印で示すように磁気回路が生じ、一次コイル6に
電圧が誘起する。これにより固定側二次コイル10に地
絡電流に比例した二次電圧が誘起されるから地絡電流の
検出が行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の構造では、回転側一次コイル6と
固定側二次コイル10との間に磁気回路を形成するため
のヨーク11が必要であると共に、コイル6,10を対
向配置するため広い取付スペースを必要としている。
又、回転側一次コイル6の保護のためのケース8が必要
であり、組み立てが面倒であると共に、ケース8が突出
して回転作動に危険性を伴う、問題点がある。
本考案は上記事情を考慮してなされ、固定側二次コイル
を排して回転側一次コイルからの磁束によって作動する
磁気スイッチを配設することによって、取付スペースの
縮小化,部品点数の削減を可能とした界磁地絡検出装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記目的を達成するため、回転子を回転軸に
固定する押え板に取付けられた地絡電流によって励磁さ
れる回転側一次コイルと、前記回転側一次コイルに生じ
た励磁束を検知できる位置に設けられた前記回転側一次
コイルに生じた励磁束によって作動する磁気スイッチと
から成ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案を図示する実施例を参照して具体的に説明
する。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図はその部分
拡大断面図である。直角に折曲されたフランジ部2aを
有する押え板2が回転軸1の外周面に取り付けられてお
り、押え板2に回転子3が固定されている。回転子3は
薄鋼板が積層されたコアと、コアのスロット内に巻回さ
れた巻線とからなり、コアが前記押え板2に嵌め込まれ
ることで回転子3の取り付けが行われる。かかる回転子
3に対向する固定子5は外枠となるフレーム4内面に前
記回転子3と一定のギャップを有して固定されている。
地絡電流の検出を行う界磁地絡検出装置は回転側一次コ
イル20と回転側一次コイル20に生じた励磁束で作動
する磁気スイッチ21とから構成される。回転側一次コ
イル20は前記押え板2のフランジ部2aの先端に取付
けられて回転軸1と一体的に回転するようになってい
る。本実施例では押え板2のフランジ部2aに直接に巻
線されることで構成されており、保護用のケースや巻回
軸となるボルト等が不要となり部品点数が削減されてい
る。
前記磁気スイッチ21はフレーム4から回転軸1方向に
伸びる支持具22の先端部に取り付けられており、前記
押え板2のフランジ部2aとは一定の間隔Mを有してい
る。
このような構造では回転側一次コイル20が押え板2に
直接、取り付けられているから地絡電流が生じると、押
え板2のフランジ部2a先端が磁化されて磁気回路が生
じる。そして、この磁力が一定値以上に達すると、回転
側一次コイル20の近傍に配置された磁気スイッチ21
の接点が閉じられて作動する。これにより地絡電流の検
出が行われるから、例えばブザーやランプ等を作動させ
ることにより警報が可能となる。従って、磁気スイッチ
21によって回転側一次コイル20の磁束が検出される
から、固定側二次コイルおよび磁路となるヨークが不必
要となり、部品点数が削減され、軽量化,小型化がなさ
れ、組み立ても容易となる。
このように本考案は、回転側一次コイルに生じた励磁束
によって磁気スイッチを作動させ、地絡電流を検出する
ものであるから、磁気スイッチは、回転側一次コイルに
生ずる励磁束を検知できる位置に設ければよく、その位
置は特に限定されない。
例えば、第3図および第4図は本考案の別の実施例の断
面図であり、前記実施例と同一の部分は同一の符号で対
応させてある。第3図々示の実施例では支持具22が延
長され、この支持具22の端面に磁気スイッチ21が取
り付けられており、押え板2のフランジ部2aの延長線
上に磁気スイッチ21が設けられている。又、第4図々
示の実施例では磁性体からなる巻芯23に巻線が施され
て回転側一次コイル20が形成されており、この巻芯2
3が取付部材24によって押え板2のフランジ部2aに
取り付けられる構造である。
〔考案の効果〕
以上のとおり本考案によると、地絡電流によって励磁さ
れる回転側一次コイルの磁束によって磁気スイッチを作
動するようにしたから、二次コイルやヨークが不要とな
り、部品点数の低減により軽量化,小型化が可能となる
と共に組み立てが容易となる。又、回転側一次コイルの
保護ケースも不要となり、突起部分がなくなるから安全
性も向上する、効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例の断面図および
部分拡大断面図、第3図および第4図は別の実施例の断
面図、第5図および第6図は従来例の断面図および押え
板の正面図、第7図は従来例の作動を示す部分拡大図で
ある。 1…回転軸、2…押え板、20…回転側一次コイル、2
1…磁気スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子を回転軸に固定する押え板に取付け
    られた地絡電流によって励磁される回転側一次コイル
    と、 前記回転側一次コイルに生じた励磁束を検知できる位置
    に設けられた前記回転側一次コイルに生じた励磁束によ
    って作動する磁気スイッチとから成ることを特徴とする
    界磁地絡検出装置。
JP12198387U 1987-08-07 1987-08-07 界磁地絡検出装置 Expired - Lifetime JPH0611495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12198387U JPH0611495Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 界磁地絡検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12198387U JPH0611495Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 界磁地絡検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6427666U JPS6427666U (ja) 1989-02-17
JPH0611495Y2 true JPH0611495Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=31369492

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JP12198387U Expired - Lifetime JPH0611495Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 界磁地絡検出装置

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JPS6427666U (ja) 1989-02-17

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