JP3037418U - トルマリン微粉末塗布シート - Google Patents

トルマリン微粉末塗布シート

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JP3037418U
JP3037418U JP1996011171U JP1117196U JP3037418U JP 3037418 U JP3037418 U JP 3037418U JP 1996011171 U JP1996011171 U JP 1996011171U JP 1117196 U JP1117196 U JP 1117196U JP 3037418 U JP3037418 U JP 3037418U
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JP
Japan
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fine powder
tourmaline
tourmaline fine
coat layer
sheet
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JP1996011171U
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English (en)
Inventor
幸博 数枝木
義久 樽井
健 左山
Original Assignee
さやま商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルマリン固有の機能を維持しながら、多彩
な模様を付加することができる安価なトルマリン微粉末
塗布シートを提供することである。 【解決手段】 柔軟なシート状基材2に、平均粒径20
μm以下のトルマリン微粉末3を10〜50g/m2
有するコート層4を設けたのである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、トルマリン微粉末を塗布した不織布等の柔軟なシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
トルマリン鉱石は、結晶の両端に電極を作り電位が永久に保持される特性、ピ エゾ電気及びピロ電気を生じる特性、遠赤外線を発生する特性などを有し、これ らの特性を上手に利用すると皮膚細胞の活性化、新陳代謝や血行の促進など人体 の健康に良い影響を及ぼすことが知られている。
【0003】 そこで、例えば特公平6−104926号公報には、トルマリン微粒子を繊維 に付着又は含有させることが提案されている。
【0004】
【考案の課題】
しかしながら、上記のように繊維に直接トルマリンを付着又は含有させるには 、風合や染色性などの制約を受けて混入量が限られ、トルマリン本来の有効な機 能を減殺してしまう問題があり、またコスト面で極めて高価になる問題がある。
【0005】 この考案の課題は、上記の問題を解決し、トルマリン固有の機能を充分に維持 しながら多彩な模様を付加することができる安価なシートを提供することである 。
【0006】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、柔軟なシート状基材に、 平均粒径20μm以下のトルマリン微粉末を10〜50g/m2 含有するコート 層を設けたのである。
【0007】 前記シート状基材は、不織布、織布、編成布、合成樹脂フィルム、紙など種々 選択できる。
【0008】 また、前記コート層のパターンも格子状、点状、線状など種々選択可能である 。
【0009】 前記トルマリン微粉末の平均粒径が20μmを超えると、コート層の凹凸が大 きく、シート状基材の柔軟性を阻害するので好ましくなく、同様に50g/m2 以上含有させるのも柔軟性の点で好ましくない。
【0010】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1及び図2に示すように、トルマリン微粉末塗布シート1は、柔軟なシート 状基材2に、トルマリン微粉末3を含有するコート層4を設けたものである。
【0012】 前記シート状基材2には、織布、不織布、紙、編成布、合成樹脂フィルムなど が用いられるが、それらの積層体であってもよい。導電性、非導電性は問わない 。
【0013】 前記トルマリン微粉末3は、微細なものほど好ましいが平均粒径20μm以下 のものを用いる。それを超えると表面に凹凸が現れ外観的にも好ましくなく、ま たシート状基材2の柔軟性を阻害するからである。このような微粉末3をバイン ダに混入し、基材2に塗布してコート層4を形成する。バインダとしてはアクリ ル酸エステル樹脂、ポリウレタン樹脂、メタクリル樹脂、メラミン樹脂、塩化ビ ニル樹脂、シリコーン樹脂などが用いられ、これを適当な溶剤に混合し、必要に 応じて増粘剤、着色剤、揮発剤などを添加し、トルマリン微粉末を混入したイン クを用意し、これをスクリーン印刷やロール印刷等の方法で柔軟な基材にプリン トし、加熱又は自然乾燥させた後、必要に応じて巾出しセット(所謂ベーキング 、即ち収縮した不織布等の基材を一定巾に伸長させる)を行なう。
【0014】 前記インクに対するトルマリン微粉末3の混入量は、5〜45重量%である。 5%より少ないとトルマリンを混入した効果があまり現れず、45%を超えると インク特性を阻害して塗布が困難になるほか基材2の柔軟性や風合を損なうから である。同様の理由はインクの塗布量にもあてはまる。従ってシート状基材2の 柔軟性や風合を損なわずにトルマリン固有の効果を発揮させるためには、コート 層4中に10〜50g/m2 のトルマリン微粉末を含有させておくのがよい。
【0015】 前記コート層4は、基材2の全面に設けてもよいが、所定の模様或はパターン を有するようにしてもよい。例えば図示のように、コート層4を設けない部分5 が所定パターンで現れるようにしてもよいし、コート層4によって、格子状、線 状、点状等の模様を形成するようにしてもよい。さらに多色印刷も可能である。
【0016】 この考案のシートは、布団わたのわた袋、壁紙、洋服の肩パッド、下着など様 々な用途に用いられる。
【0017】
【効果】
この考案によれば、以上のように、柔軟なシート状基材にトルマリンを含有す るコート層を設けたものであるから、トルマリンの有効性を減殺せずにシート状 基材の柔軟性や風合を損なわないようなコート層を容易に形成することができ、 コストが安くまた多彩なパターンも形成可能であるなど、多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のトルマリン微粉末塗布シートの一例
を示す断面図
【図2】同上の平面図
【符号の説明】
1 トルマリン微粉末塗布シート 2 シート状基材 3 トルマリン微粉末 4 コート層 5 コート層のない部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 11/00 G

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟なシート状基材に、平均粒径20μ
    m以下のトルマリン微粉末を10〜50g/m2 含有す
    るコート層を設けたトルマリン微粉末塗布シート。
  2. 【請求項2】 前記シート状基材が不織布、織布、紙、
    編成布、合成樹脂フィルムのうちのいずれかである請求
    項1に記載のトルマリン微粉末塗布シート。
  3. 【請求項3】 前記コート層が所定のパターンを有する
    請求項1に記載のトルマリン微粉末塗布シート。
JP1996011171U 1996-11-01 1996-11-01 トルマリン微粉末塗布シート Expired - Lifetime JP3037418U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465522B1 (ko) * 2002-10-01 2005-01-13 심문일 토르말린 프린트 직물 제조 방법

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