JP2000070096A - 寝 具 - Google Patents

寝 具

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JP2000070096A
JP2000070096A JP10241412A JP24141298A JP2000070096A JP 2000070096 A JP2000070096 A JP 2000070096A JP 10241412 A JP10241412 A JP 10241412A JP 24141298 A JP24141298 A JP 24141298A JP 2000070096 A JP2000070096 A JP 2000070096A
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JP
Japan
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tourmaline
sheet
titanium dioxide
base material
layer
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Pending
Application number
JP10241412A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Yamamoto
晨一朗 山本
Toyoaki Omori
豊明 大森
Takeshi Inoue
武司 井上
Takeo Otsuji
武男 大辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAMIFUKU KK
Original Assignee
TAMIFUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し使用によっても効果が低下しない含
トルマリンシートを提供することを目的とする。 【解決手段】 トルマリンと二酸化チタンとを有するこ
とを特徴とする含トルマリンシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の健康、安
眠増進などに役立つ含トルマリンシート技術に関する。
【0002】
【従来の技術】トルマリンは「希望」を表す美しい宝石
として、また、10月の誕生石として広く知られてい
る。さらにトルマリンは電気石とも云われ、結晶の両端
に電極を作り電位が永久に保持される特性、ピロ電気を
生じる特性、遠赤外線を発生する特性などを有し、これ
らの特性を利用することにより、皮膚細胞の活性化、新
陳代謝や血行の促進など人体の健康に良い影響が得られ
ることが知られている。
【0003】このようなトルマリンの優れた特性を利用
するものとして、実用新案登録第3037418号公報
記載の技術ではトルマリン微粉末塗布シートが提案され
ている。このものは柔軟性に富み、トルマリンによる効
果を十全に発揮させる優れたシートであった。しかしな
がら、このシートは繰り返し使用により、その効果が薄
れてしまうことが判った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の問題点を改善する、すなわち、繰り返し使用によっ
ても効果が低下しない含トルマリンシートを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の含トルマリンシ
ートは上記課題を解決するため、請求項1に記載の通
り、トルマリンと二酸化チタンとを有する含トルマリン
シートである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の含トルマリンシートは例
えば、柔軟なシート状基材にトルマリンと二酸化チタン
とを有する層を設けることにより得ることができる。な
おシート状基材としては、不織布、織布、編成布、合成
樹脂フィルム、紙などから選択し、これらを単層である
いは積層して用いることができる。
【0007】しかし、風合いあるいは肌触り等を勘案す
ると不織布、織布あるいは編成布をシート状基材として
用いることが望ましい。このシート状基材としては導電
性、非導電性は問わない。
【0008】トルマリンと二酸化チタンとを有する層は
上記シート状基材片面あるいは両面を覆うものであって
も良く、また、水玉模様状など、一部を覆うものであっ
ても良い。なお、後者の場合、シート状基材の風合いを
損なうことなく本発明の効果が得られ、また、しわなど
の障害の発生が少ない。トルマリンと二酸化チタンとを
有する層の配置パターンは格子状、点状、線状など種々
選択可能である。トルマリンと二酸化チタンとを有する
層は例えば粉末状のトルマリン及び粉末状の二酸化チタ
ンとをバインダに混入し、基材に塗布して形成すること
ができる。
【0009】トルマリンは一般的に宝石として知られて
いるが、本発明においてはこのような宝石としてのトル
マリンではなく、宝石としての価値がなく極めて安価
な、コークス状の黒色不透明石、あるいは赤色の不透明
石を用いることができ、その他トルマリン鉱石として採
取されるものを用いることができる。このようなトルマ
リン鉱石はブラジル等のトルマリン産出国から比較的容
易にかつ安価に入手することができる。
【0010】このようなトルマリンは、例えば粉末にす
ることによりその応用範囲を広げることができる。すな
わち、粉末状トルマリンと、バインダとしてのアクリル
酸エステル樹脂、ポリウレタン樹脂、メタクリル樹脂、
メラミン樹脂、塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂などを
併用し、これらに適当な溶剤を混合し、必要に応じて増
粘剤、着色剤、揮発剤などを添加してインクを作製し、
これをスクリーン印刷やロール印刷等の方法で柔軟な基
材にプリントし、加熱又は自然乾燥させた後、必要に応
じて巾出しセット(所謂ベーキング、即ち収縮した不織
布等の基材を一定巾に伸長させる)を行なう。なお、こ
のとき、着色剤を選択し多色印刷することも可能であ
る。
【0011】前記インクに対する粉末状のトルマリン及
び粉末状の二酸化チタンの混入量は、5〜45重量%で
ある。5%より少ないとトルマリンを混入した効果があ
まり現れず、45%を超えるとインク特性を阻害して塗
布が困難になるほか、基材の柔軟性や風合を損なうおそ
れがある。
【0012】なお、本発明の含トルマリンシートは、上
記のトルマリンと二酸化チタンとを有する層を有するシ
ートの他、粉末状トルマリンを内部または外部に含む繊
維と粉末状の二酸化チタンを内部または外部に含む繊維
とから構成されたシートであっても良く、また、これら
を共に含む繊維から構成されたシートであっても良く、
さらに、いずれか一方の粉末を繊維中に含むシート状基
材に他方の粉末を有する層を設けて構成されたシートで
あっても良い。
【0013】上記のように粉末を用いる場合には、その
平均粒径が20μmを超えると、コート層の凹凸が大き
くなって使用者に違和感を与え、またシートとしての柔
軟性を阻害するので好ましくない。
【0014】また、トルマリン及び二酸化チタンの配合
量は、それぞれ10g/m2以上50g/m2以下である
ことが望ましい。すなわち10g/m2未満であると配
合の効果が得られなくなるおそれがあり、一方50g/
2超であると、配合の効果が飽和すると共にシートと
しての柔軟性が保ちにくくなり、好ましくない。
【0015】本発明の含トルマリンシートにおいて、ト
ルマリン、及び、二酸化チタンは直接使用者に接するよ
うに配されてあっても良く、また、織布、不織布、ニッ
トなどの保護布を介して使用者に接するようになってい
ても良い。
【0016】本発明の含トルマリンシートにおいて用い
る二酸化チタンとしてはアナターゼ型二酸化チタンであ
ることが好ましい。このような二酸化チタンは神戸製鋼
所他から広く市販されている。
【0017】さらに本発明の含トルマリンシートは上記
トルマリン及び二酸化チタンの他に第三の成分として、
フェライト、あるいはポリフェノールなどが含まれてい
ても良い。フェライトとしては帯磁しているものが好ま
しい。ポリフェノールとしては茶ポリフェノール、カテ
キン類が好ましい。
【0018】
【実施例】図1に本発明に係る含トルマリンシートの一
例Aを示す。この図では部分的に内部が見えるように示
してある。
【0019】綿織布からなる基材シート上にトルマリン
粉末とアナターゼ型二酸化チタン粉末(共に平均粒径が
10μm、二酸化チタン粉末は神戸製鋼所製)とをポリ
エステル樹脂に分散させてなるトルマリンと二酸化チタ
ンとを有する層が直径2cmの水玉状にコーティングさ
れている(以下、この層を「コーティング層」と云
う)。なお、トルマリン及び二酸化チタンの配合目付量
はシート全体に対してそれぞれ30g/m2となってい
る。
【0020】さらにその上に綿織布からなる保護シート
が刺し子状のステッチにより重ね合わされていて、全体
が一枚の柔軟なシートとなっている(図2にこの含トル
マリンシートAの断面が示されている)。
【0021】なお、比較のため、二酸化チタンを有さな
い以外は上記シートAと全く同様に作製したシートB、
トルマリンを有さない以外は上記シートAと全く同様に
作製したシートC、二酸化チタン及びトルマリンの両者
を有さないシートDとを準備し、寝具として以下の検討
を行った。
【0022】すなわち、4月〜5月に亘り、40歳〜6
0歳台のモニター男女7人ずつ計14人に上記4種シー
トを渡し、それぞれ連続して1週間ずつ、敷布と敷き布
団との間、あるいは敷布とベッドパッドとの間に挟んで
就寝してもらった。なお、各モニターは、それぞれのサ
ンプルの詳細は知らずにテストを行った。
【0023】安眠できたかどうかを調べた結果、安眠で
き、かつ、疲れが完全にとれた人数を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1により本発明に係る含トルマリンシー
トAを寝具として用いた場合、安眠効果が高く、かつ、
その効果が持続することが判る。
【0026】さらに日常的にいびきをかく10人につい
て、同様に作製したシートA〜Dを用いて就寝時に使用
して貰い、テープレコーダーを用いて就寝後1時間後か
らの10分間におけるいびきの有無について調べた。こ
れら10人のうち、いびきが認められた人数を表2に示
す。
【0027】
【表2】
【0028】表2により、本発明に係る含トルマリンシ
ートAを寝具として用いると使用者が安眠でき、その結
果、通常いびきをかく者であっても、いびきを殆どかく
ことなしに就寝可能であることが判る。
【0029】上記シートAと同様に、ただし、フェライ
トをトルマリンと二酸化チタンと共にコーディング層に
添加し、さらに帯磁させたシート(シートE)、及び、
カテキンをトルマリンと二酸化チタンと共にコーディン
グ層に添加したシート(シートF)を作製し、同様にモ
ニターテストを行った。このとき、安眠できたモニター
の数を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】表3より、これらシートE及びFではトル
マリン及び二酸化チタン併用シートよりさらに高い安眠
効果が得られることが判る。さらに、これに加えて、シ
ートFにおいては1週間使用後も寝具に体臭(汗くさ
さ)が付着しないとのモニターの意見が多く、有意であ
ると認められた。
【0032】上記実施例においては本発明の含トルマリ
ンシートを敷布として用いた例を示したが、本発明はこ
の例に限定されず、その他、布団わたのわた袋、枕、毛
布、あるいは壁紙、洋服の肩パッド、下着など、シート
が用いられるような分野において様々な用途に用いるこ
とができる。
【0033】なお、上記シートAを加工して肩バッドと
して用いた場合、シートBを同様にして肩パッドとして
用いた場合に比べ、高い肩こり防止効果がより長い期間
に亘って持続することがモニターテストの結果、確認さ
れている。
【0034】
【発明の効果】本発明の含トルマリンシートは、トルマ
リンによる優れた効果が長期間持続する優れた含トルマ
リンシートである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る含トルマリンシートの一例Aを示
す図である。
【図2】含トルマリンシートAの断面を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月27日(1999.9.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 寝具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の問題点を改善する、すなわち、繰り返し使用によっ
ても効果が低下しない寝具を提供することを目的とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の含トルマリンシ
ートは上記課題を解決するため、請求項1に記載の通
り、トルマリンと二酸化チタンとを有する寝具である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B102 BA00 BA07 BA18 4C053 LL00 LL20 4C082 PA01 PC01 PC09 PE10 PJ22 4L031 BA09 BA24 CA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルマリンと二酸化チタンとを有するこ
    とを特徴とする含トルマリンシート。
  2. 【請求項2】 上記二酸化チタンがアナターゼ型二酸化
    チタンであることを特徴とする請求項1に記載の含トル
    マリンシート。
  3. 【請求項3】 フェライトを含有することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の含トルマリンシート。
  4. 【請求項4】 ポリフェノールを含有することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の含トルマリンシー
    ト。
JP10241412A 1998-08-27 1998-08-27 寝 具 Pending JP2000070096A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472766B1 (ko) * 2002-10-10 2005-03-10 유성호 토르마린이 함유된 침구류 커버부재를 이용한 침구 및 그제조방법
WO2005027698A1 (en) * 2003-09-19 2005-03-31 Create Co., Ltd. Health pillow
JP2010090502A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Eigado:Kk 硬質物複合シーツおよびその製造方法

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WO2005027698A1 (en) * 2003-09-19 2005-03-31 Create Co., Ltd. Health pillow
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000411