JP3036441U - 抜差し型ロックハンドル装置 - Google Patents

抜差し型ロックハンドル装置

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JP3036441U
JP3036441U JP1996010793U JP1079396U JP3036441U JP 3036441 U JP3036441 U JP 3036441U JP 1996010793 U JP1996010793 U JP 1996010793U JP 1079396 U JP1079396 U JP 1079396U JP 3036441 U JP3036441 U JP 3036441U
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cam
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casing
hole
door
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健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3点ロックが可能となる機構を持つ抜差し型
ロックハンドル装置を提供する。 【構成】 ロータ12の後端部にカム16を固着し、カ
ム16の左右にはリンク22a,22bを取り付け、リ
ンク22a,22bの先端にアーム23a,23bを取
り付け、アームの先端にロッド5a,55bを取り付
け、カム16の回転に連動して、アーム23a,23b
が直線方向に進退し、ロッド55a,55bの先端が固
定枠体58側の受部60,61に係脱し、同時に、カム
16の後端部に固着された止め金板37がカム16の回
転に連動して回転し、固定枠体58側の受部59に係脱
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】 本考案は電気機器の箱体扉等に使用される抜差 し型ロックハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 実開昭62ー132936号公報では、扉に固着される本 体の前面に摺動可能に蓋を装着し、該蓋に装着された錠前ユニットの施錠部材が 出入りする凹部を本体の前面枠壁部に設け、蓋をスライドさせて、本体前面のハ ンドル差込み孔を覆い隠し、前記凹部に施錠部材を係合させて、ハンドル差込み 孔を隠す位置に蓋を錠止する取外しハンドル装置が開示されている。
【0003】 しかしながら、このように構成された従来装置のロック方式は、ロータの後端 部に固着される止め金板を回転させて、固定枠体側の受部に係合させる方式であ り、3点ロックは不可能であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、3点ロック が可能となる機構を持つと共に、錠止用カムの解錠方向への逆回転が防止され、 確実に扉が施錠される抜差し型ロックハンドル装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると、本考案の抜差し型ロックハンドル装置は、正面にハンドル差し込み孔2 が設けられた本体1を扉56の正面56aに突き当て、本体1の正面に蓋9を摺 動可能に装着し、扉56の背面56bに取付板34を突き当て、取付板34に設 けられた透孔35から扉56に設けられた透孔57にビス53を連通させて、本 体1の背面壁4に設けられた螺子孔5に螺子込むことによって本体1を扉56に 固着する。
【0006】 更に、本体1に設けられた軸筒部3に、正面にハンドル受孔13が設けられ、 背面に角孔14が設けられたロータ12を回転可能に嵌挿する。先端部と後端部 にそれぞれ角軸部17a,17b及び螺子孔18a,18bが設けられ、軸部2 1の中間部に平面板19a,19bを左右に突出させて、該平面板19a,19 bに透孔20a,20bを設けたカム16にリンク22a,22bを連結し、リ ンク22a,22bの先端にアーム23a,23bを連結し、カム16、リンク 22a,22b、及びア−ム23a,23bからなる機構を内部にアーム23a ,23bのガイド26a,26bが設けられたケーシング25に収納する。ケー シング25の正面32及び背面33からは、カム16の角軸部17a,17bを 突出させる。
【0007】 更に、ケーシング25の正面32に突出した角軸部17aをロータ12の角孔 14に嵌入し、ケーシング25の背面壁27に設けられた透孔28からビス51 を連通させて、取付板34の背面に設けられた螺子孔36に螺子込んで、本体1 にケーシング25を固着する。また、ケーシング25の背面33に突出したカム 16の角軸部17bには、止め金板37を固着する。
【0008】 更に本考案では、ケーシング25の両端からアーム23a,23bを最大限突 出させたときに、カム16の軸部21の左右に設けられた平面板19a,19b が、ケーシング25内部に設けられたガイド用の凸部29に圧接して、カム16 の逆回転が規制されるように、平面板19a,19bに設けられる透孔20a, 20bをアーム軸に対して偏心位置に設ける。
【0009】 図1に示されるように、この抜差し型ロックハンドル装置では、蓋9を下方に 摺動させることによって、ハンドル差込み孔2が覆い隠されて、ハンドル差込み 孔2にゴミ等が詰め込まれるのが防止される。
【0010】 扉56は、止め金板37が固定枠体58側の受部59に係合し、アーム23a ,23bの先端に取り付けられたロッド55a,55bの先端が固定枠体58側 の受部60,61に係合することによって、3点で錠止されている。扉56を解 錠する場合、蓋9を上方に摺動させると、ハンドル差込み孔2が現れる。このハ ンドル差込み孔2を通して、ロータ12のハンドル受孔13に図2に示されるよ うなハンドル43の先端部を差込み、ハンドル受孔13の割溝部15にハンドル 43の駆動用突起44を係合させる。この状態でハンドル43を回転させるとロ ータ12が回転し、ロータ12に固着されたカム16も一体となって回転し、カ ム16の左右に取り付けられたリンク22a,22bが回転し、リンク22a, 22bの先端に取り付けられたアーム23a,23bは、ガイド26a,26b によって、直線方向に案内されて、ケーシング没入方向に移動し、アーム23a ,23bの先端に取り付けられたロッド55a,55bの先端が固定枠体58側 の受部60,61から離脱し係合が解除される。同時に、カム16の後端部17 bに固着された止め金板37は、カム16と一体に回転して、固定枠体58側の 受部59から離脱して、扉56の施錠がすべて解除される。
【0011】 ケーシング25からアーム23a,23bが最大限突出して、扉56が施錠さ れている場合には、カム16の平面板19a,19bがケーシング25内部のガ イド用凸部29a,29bに圧接して、逆回転が防止される。
【0012】 扉56と固定枠体58との連結位置が図1とは逆方向にある場合には、ケーシ ング25を反転させて、正面側32に突出していた角軸部17aに止め金板37 を固着し、背面側33に突出していた角軸部17bをロータ12の角孔14に嵌 挿することによって、図1の場合と同様な動作が可能である。
【0013】
【考案の実施の形態】 図1から図7に示した実施例では、蓋9の背面側の 左右に爪部10を設けて、該爪部10に本体の側面6を係合させることによって 、蓋9が本体1に対して摺動可能に装備される。また、蓋9の背面に板バネ38 が取り付けられており、本体1に設けられた凹部7に板バネ38の突起39が係 合して、蓋9を所定位置に停止させる。
【0014】 本体1は、背面4箇所がビス53により取付板34に螺子止めされ、扉56に 固着される。扉56の正面56bと本体1との間にはパッキン40が施されてい る。また、ケーシング25は、背面壁27から4箇所ビスを連通させて、取付板 34に固着されている。
【0015】 ケーシング25は上下に分割されて、それぞれピン42によって連結された、 カム16、リンク22a,22b、アーム23a,23bからなる機構を内部に 収容した後、背面部33からビス49を螺子込み上下に分割されたケーシング2 5a,25bが一体に固着される。ケーシング25内部には、左右の直線方向に 凸部29a,29b,30a,30bが設けられ、凸部29a,30a、29b ,30b間に形成されるガイド26a,26bにアーム23a,23bが挿入さ れて、直線方向に案内される。ガイド26a,26bには、ストッパー用の突起 31が設けられており、アーム23a,23bの基端部24a,24bに当接し て、アーム23a,23bのケーシング25への没入が規制される。
【0016】 ケーシング25の背面33に突出した角軸部17bには、スペーサ45及び止 め金板37が嵌め込まれ、ボルト48によって螺子込み固着されている。また、 本体1の軸筒部3に嵌挿されるロータ12は、Cリング41によって抜け止め防 止が図られている。
【0017】 図8から図11に示した実施例では、蓋9の背面に突起11を設け、本体1の 正面に摺動可能に蓋9を取りつける。本体1には、突起11用の逃げ溝8が設け られている。蓋9を閉鎖して、ハンドル差込み孔2を覆い隠したときに、蓋9の 突起11がロータ12に設けられた割溝15に係合して、ロータ12の回転を的 確に阻止するようにした。
【0018】 本考案は3点ロック方式に限らず、1点または2点ロック方式として使用可能 である。また、蓋9に錠前ユニットを取り付けて、蓋9を閉じた時に本体1に対 して蓋9を錠止するような方式も考えられる。
【0019】
【考案の効果】 以上のように本考案の抜差し型ロックハンドル装置では、 本体1を扉56の正面56aに突き当て、扉56の背面56bに取付板34を突 き当て、取付板34に設けられた透孔35から扉56に設けられた透孔57にビ ス53を連通させて、本体1の背面壁4に設けられた螺子孔5に螺子込むことに よって本体1を扉56に固着し、更に、本体1に設けられた軸筒部3に、背面に 角孔14が設けられたロータ12を回転可能に嵌挿し、ケーシング25の正面3 2に突出した角軸部17aをロータ12の角孔14に嵌入し、ケーシング25の 背面壁27に設けられた透孔28からビス51を連通させて、取付板34の背面 に設けられた螺子孔36に螺子込んで、本体1にケーシング25を固着するよう にした。このようにして、本体1を扉56に固着すれば、任意の板厚の扉56に ついて、本体1が取り付け可能である。
【0020】 また、本考案では、ロータ12の後端部にカム16を固着し、カム16の左右 にはリンク22a,22bを取り付け、リンク22a,22bの先端にアーム2 3a,23bを取り付け、アームの先端にロッド5a,55bを取り付け、カム 16の回転に連動して、アーム23a,23bが直線方向に進退し、ロッド55 a,55bの先端が固定枠体58側の受部60,61に係脱し、同時に、カム1 6の後端部に固着された止め金板37がカム16の回転に連動して回転し、固定 枠体58側の受部59に係脱するようにしたので、3点ロックが可能である。
【0021】 また、本考案では、アーム23a,23bがケーシング25から最大限突出し て、扉56が施錠状態にあるときに、カム16の平面板19a,19bがケーシ ング25内部のガイド用凸部29a,29bに圧接するように、平面板19a, 19bに設けられる透孔20a,20bをアーム軸に対して偏心位置に設けたの で、解錠方向への逆回転が防止され、確実に扉が施錠される。
【0022】 更に本考案では、カム16の先端部と後端部にそれぞれ角軸部17a,17b と螺子孔18a,18bを設けたので、扉56と固定枠体58との連結位置が左 右逆側になった場合でも、ロータ12の角孔14にカム16の角軸部17a,1 7bを上下逆に取り付ければ、左右勝手違いに使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る抜差し型ロックハン
ドル装置の正面図である。
【図2】 該抜差し型ロックハンドル装置のハンドルの
斜視図である。
【図3】 図1のAーA線断面図である。
【図4】 該抜差し型ロックハンドル装置のカム−リン
ク機構の説明図である。
【図5】 該抜差し型ロックハンドル装置のカムの平面
図である。
【図6】 該カムの正面図である。
【図7】 該カムの底面図である。
【図8】 本考案の別の実施例に係る抜差し型ロックハ
ンドル装置の本体部分の正面図である。
【図9】 該抜差し型ロックハンドル装置の蓋の側面図
である。
【図10】 該抜差し型ロックハンドル装置のロータの
斜視図である。
【図11】 該ロータの底面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ハンドル差込み孔 3 軸筒部 4 背面壁 5 螺子孔 6 本体側面 7 凹部 8 逃げ溝 9 蓋 10 爪部 11 突起 12 ロータ 13 ハンドル受孔 14 角孔 15 割溝部 16 カム 17 角軸部 18 螺子孔 19 平面板 20 透孔 21 軸部 22 リンク 23 アーム 24 アーム基端部 25 ケーシング本体 26 ガイド 27 背面壁 28 透孔 29 ガイド用凸部 30 ガイド用凸部 31 突起 32 ケーシング正面 33 ケーシング背面 34 取付板 35 透孔 36 螺子孔 37 止め金板 38 板バネ 39 突起 40 パッキング 41 抜け止め防止リング 42 ピン 43 ハンドル 44 駆動用突起 45 スぺーサ 46 平座金 47 バネ座金 48 ボルト 49 ボルト 50 ナット 51 ボルト 52 バネ座金 53 ボルト 54 バネ座金 55 ロッド 56 扉 57 透孔 58 固定枠体 59 受部 60 受部 61 受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面にハンドル差込み孔2が設けられた
    本体1と、本体1の正面に摺動可能に装着される蓋9
    と、本体1を扉56に固着するための取付板34と、正
    面にハンドル受孔13が設けられ、背面に角孔14が設
    けられ、本体1に設けられた軸筒部3に回転可能に嵌挿
    されるロータ12と、先端部と後端部にそれぞれ角軸部
    17a,17b及び螺子孔18a,18bを設け、軸部
    21の中間部に平面板19a,19bを左右に突出させ
    て、該平面板19a,19bに透孔20a,20bを設
    けたカム16と、カム16の左右の透孔20a,20b
    に連結されるリンク22a,22bと、リンク22a,
    22bの先端に連結されるアーム23a,23bと、カ
    ム16、リンク22a,22b、及びア−ム23a,2
    3bが収納され、内部にアーム23a,23bのガイド
    26a,26bが設けられたケーシング25と、カム1
    6の後端部17bに固着される止め金板37から成り、
    扉56の正面56aに本体1を突き当て、扉56の背面
    56bに取付板34を突き当て、取付板34に設けられ
    た透孔35から扉56に設けられた透孔57にビス53
    を連通させて、本体1の背面壁4に設けられた螺子孔5
    に螺子込むことによって本体1を扉56に固着し、本体
    1の軸筒部3に嵌挿されたロータ12の角孔14にケー
    シング25の正面32に突出したカム16の角軸部17
    aを嵌合させて、ケーシング25の背面壁27に設けら
    れた透孔28からビス51を連通させて、取付板34の
    背面に設けられた螺子孔36に螺子込んで、本体1にケ
    ーシング25を固着し、更にケーシング25の背面33
    に突出したカム16の角軸部17bに止め金板37を固
    着し、ケーシング25の両端からアーム23を最大限突
    出させたときに、カム16の軸部21の左右に設けられ
    た平面板19a,19bが、ケーシング25内部に設け
    られたガイド用の凸部29a,29bに圧接して、カム
    16の逆回転が規制されるように、平面板19a,19
    bに設けられる透孔20a,20bをアーム軸に対して
    偏心位置に設けた抜差し型ロックハンドル装置。
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