JP3036013U - 走行玩具用タイヤ - Google Patents

走行玩具用タイヤ

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JP3036013U
JP3036013U JP1996008851U JP885196U JP3036013U JP 3036013 U JP3036013 U JP 3036013U JP 1996008851 U JP1996008851 U JP 1996008851U JP 885196 U JP885196 U JP 885196U JP 3036013 U JP3036013 U JP 3036013U
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JP
Japan
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tire
wheel
adhesive
bead
injected
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JP1996008851U
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満 岡野
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Kyosho Corp
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Kyosho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤの多数個所を次々と捲りながら接着剤
を注入してタイヤをタイヤホイールに接着固定する場合
には、例え瞬間接着剤であっても接着剤が乾燥固化する
前に次の部分の捲り接着作業が行われ、そのため、既に
接着剤が注入された部分も捲られ、このような状態が繰
り返され接着剤の固化が行われるためホイールに対して
タイヤは変形した状態で取付けられてしまうといった問
題があった。 【解決手段】 タイヤホイール1のディスクホイール1
3にタイヤ2のビード21を接着固定してなる走行玩具
用タイヤにおいて、前記ビードのホイールにおけるディ
スクホイールと接する面に、接着剤流入用の溝25を円
周方向に沿って形成した走行玩具用タイヤである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はラジオコントロ─ル用自動車玩具等の走行玩具において、タイヤホイ ールにタイヤを取付ける際に、タイヤホイールに対してタイヤがずれることなく 接着できるようにした走行玩具用タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、走行玩具におけるタイヤホイールにタイヤを取付けた状態の断面図を 図3に示す。1は合成樹脂または合成樹脂にアルミを蒸着し、あるいはアルミに より構成したタイヤホイール(以下、単にホイールという)にして、走行玩具の 車軸に固定されるハブから複数本のスポーク12を介してディスクホイール13 が一体的に形成されたものである。
【0003】 2は図4の一部拡大断面斜視図に示すゴムにより構成したタイヤにして、前記 ホイール1のディスクホイール13の両側に接着剤によって固定されるビード2 1からカーカス22を介してトレード23が一体的に形成されたものである。
【0004】 そして、このようなタイヤ2をホイール1に取付けるには、先ず、タイヤ2の 両側ビード21を図5の一部拡大断面斜視図に示すようにホイール1のディスク ホイール13のリム14と起立部15との間に嵌め込み、次いで、ホイール1の リム14とタイヤ2のビード21およびカーカス22との境目の段部24との間 を捲って、この捲った部分に瞬間接着剤Aを注入して接着固定していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した瞬間接着剤Aによる接着個所は、タイヤの円周方向の多数 個所(通常は6個所)において行うのが一般的である。これは、2個所程度であ ると接着剤Aが全周に流れ込みにくいこと、および、一度に多量の接着剤Aを流 し込むと接着部分からリムの外部に溢れ出すためである。
【0006】 それ故、前記したように多数個所に接着剤Aを注入する必要が生じるわけであ るが、タイヤの多数個所を次々と捲りながら接着剤Aを注入すると、例え瞬間接 着剤であっても接着剤Aが乾燥固化する前に次の部分の接着作業が行われ、その ため、既に接着剤Aが注入された部分も捲られ、このような状態が繰り返され接 着剤Aの固化が行われるためホイール1に対してタイヤ2は変形した状態で取付 けられてしまうといった問題が生じた。
【0007】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 接着剤の注入個所を少なくしてホイールに対するタイヤの取付けを確実、かつ、 変形することなく接着固定できる走行玩具用タイヤを提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の走行玩具用タイヤは前記した目的を達成せんとするもので、その手段 は、タイヤホイールのディスクホイールにタイヤのビードを接着固定してなる走 行玩具用タイヤにおいて、前記ビードのホイールにおけるディスクホイールと接 する面に、接着剤流入用の溝を円周方向に沿って形成したものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る走行玩具用タイヤの一実施の形態を図1、図2と共に説明 する。なお、前記した従来例と同一符号は同一部分を示し、説明は省略する。 本考案にあっては、図1に示す如くタイヤ2のビード21のホイール1におけ るディスクホイール13と接する面に、接着剤流入用の溝25を円周方向に沿っ て形成したことを特徴とするものである。
【0010】 このように、溝25をビード21に沿って形成すると、カーカス22を捲って 大量の接着剤Aを注入しても、該接着剤Aは溝25に沿って円周方向に流れ込む ため、接着剤Aの注入個所は2個所程度の少ない個所でよくなり、従って、従来 のように多数個所のカーカス22を捲って接着剤Aを注入する必要がなくなるの で、タイヤ2の接着固定時にタイヤ2のビード21がホイール1に対して確実、 かつ、正確な位置に接着固定することができる。
【0011】 また、前記カーカス22を捲って接着剤Aを注入した後にカーカス22を元に 戻すと、該ビード21がディスクホイール13側に圧着されるため、接着剤Aは ビード21の溝25を通過して円周方向に流れ込み、従って、接着剤Aの回りが 良くなって全周を接着することができる。
【0012】 なお、溝をホイール1のディスクホイール13側に形成すると共に、該ディス クホイール13側に接着剤注入孔を形成し、この孔から接着剤を注入するように した場合においては、ディスクホイールに接着剤注入孔を穿設しなければならな く、実車のホイールとは異なる形状のディスクホイールとなり、模型として製作 する場合には商品価値が極めて低下してしまう。この点においても本件考案はデ ィスクホイールの外観上の美観を損ねることがないと共に、タイヤ自体に溝を形 成することからディスクホイール13の強度が弱くなるといった問題も生じない 。
【0013】
【考案の効果】
本考案は前記したように、タイヤのビードに溝を円周方向に沿って形成したこ とにより、ホイールとタイヤとの接着部分への接着量を多く注入しても、接着剤 がホイールの外にはみ出ることなく前記溝に沿って接着面に流れるので、接着剤 の注入個所を少なくしてもホイールに対するタイヤの接着を確実に行え、かつ、 接着部分のずれをなくすことができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る走行玩具用タイヤにおけるタイヤ
の断面斜視図である。
【図2】同上のタイヤをタイヤホイールを接着した状態
の断面図である。
【図3】従来におけるタイヤの断面斜視図である。
【図4】同上のタイヤをタイヤホイールに接着した状態
の断面図である。
【図5】タイヤホイールにタイヤを装着した状態の断面
図である。
【符号の説明】
1 タイヤホイール 13 ディスクホイール 2 タイヤ 21 ビード 25 溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤホイールのディスクホイールにタ
    イヤのビードを接着固定してなる走行玩具用タイヤにお
    いて、前記ビードのホイールにおけるディスクホイール
    と接する面に、接着剤流入用の溝を円周方向に沿って形
    成したことを特徴とする走行玩具用タイヤ。
JP1996008851U 1996-09-02 1996-09-02 走行玩具用タイヤ Expired - Lifetime JP3036013U (ja)

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