JP3034843B2 - 加工機の制御装置 - Google Patents

加工機の制御装置

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JP3034843B2
JP3034843B2 JP10164297A JP16429798A JP3034843B2 JP 3034843 B2 JP3034843 B2 JP 3034843B2 JP 10164297 A JP10164297 A JP 10164297A JP 16429798 A JP16429798 A JP 16429798A JP 3034843 B2 JP3034843 B2 JP 3034843B2
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/416Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般工作機械、レー
ザ加工機、プラズマ加工機等、サーボモータで各軸が駆
動される加工機を制御するための制御装置に関し、更に
詳しく言えば、前記制御装置で制御される加工機の加工
精度や加工速度を向上させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の工作機械、レーザ加工機、プラズ
マ加工機等においては、加工ヘッドに各種の加工ツール
(例えば、切削工具、穿孔工具、レーザビームノズル、
プラズマトーチ等)、が装備され、加工ヘッドあるいは
加工ヘッドに対して相対的な運動をさせるためのワーク
テーブル等を動作させる各軸がサーボモータで駆動され
る。
【0003】各軸のサーボモータの制御は、各軸に設け
られたサーボ制御部(サーボCPU、サーボアンプ等を
内蔵)によって行なわれる。サーボ制御部は、モータ加
工機の制御装置から各軸毎に出力される移動指令と、サ
ーボモータあるいは駆動軸に設けられたパルスエンコー
ダ等を利用した位置フィードバック信号、速度フィード
バック信号に基づいて、サーボモータを制御する。
【0004】制御装置はソフトウェア処理によって、加
工ツールの動作経路を定めたプログラムを読み出し、補
間処理を行い、動作経路に沿った多数の補間点を定め
る。また、所定限度の加速度(正負あり:以下、同様)
を以て滑らかな速度変化を指定する移動指令がサーボ制
御部に出力されるように、加減速処理が実行される。
【0005】加減速処理は、補間処理後のデータに対し
て軸毎に加減速をかける方式で実行されることが多い。
しかし、このような補間後加減速の方式では、加減速の
遅れに起因する経路誤差が生じる。そこで、加減速の遅
れによる経路誤差の発生を避けるために、補間処理に先
だって加減速処理を行なう補間前加減速方式を採用する
ケースもあった。
【0006】補間前加減速方式における加速度は空間内
における移動方向(動作経路の接線方向)に沿った加速
度を意味するが、従来から採用されている補間前加減速
方式では、加減速処理に際して実際に指定される許容加
速度は、空間内の移動方向(動作経路の接線方向)に関
係なく、一定とされるのが一般的であった。そのため、
加減速特性が互いに大きく異なる複数の軸が含まれる機
械では、最も許容加速度の小さい軸に適合した加速度
(接線加速度)を選択せざるを得なかった。その結果、
実際の移動に際しては、各軸について加速余力を残した
まま加減速が行なわれる可能性が高くなり、加減速に要
する時間が必要以上に延びるという問題があった。
【0007】また、全軸の許容加速度が同一とみなせる
機械であれば、複数軸の同時補間により接線方向加速度
を各軸の許容加速度よりも高くすることができるが、そ
の場合でも一定の加速度が指定されるため、加減速に要
する時間が長引く傾向は残っていた。
【0008】このような問題を解決するため、特開平3
−78006号公報では、各軸の許容加速度と、プログ
ラムのブロック情報に含まれる各軸の移動量から最適な
接線方向加速度を求める方法が提案されている。しかし
ながら、この方式は、1つのブロック内で加減速が完結
するような直線補間の移動では効果があるが、円弧補間
など移動方向が刻々と変化するケースでは適用できな
い。
【0009】なお、補間と加減速の手順については、補
間を第1補間(前段)と第2補間(後段)に分け、後段
の第2補間に際して加減速の処理を実行するという方式
(2段階補間)が提案されている。2段階補間の中で、
特に、本発明者らが提案した方式(特願平9−3297
44号参照)は、第2補間でも滑らかさが確保されてい
るため、経路精度を高く保つ上で有利である。
【0010】しかし、特願平9−329744号で提案
された技術においても、加減速制御の加速度をその時々
の移動方向に応じて最適化するには至っていない。但
し、後述するように、この特願平9−329744号で
提案された技術は、本発明の前提となるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、各種の工作機械、レーザ加工機、プラズマ加工機な
どの加工機を制御する制御装置において、各軸の加速能
力を十分に活かしつつ、軸毎に設定された加減速時の許
容最大加速度を越えないような最適な接線方向加速度を
適用した加減速制御を行えるようにすることにあり、更
に言えば、そのような加減速制御を移動方向が刻々と変
化するケースにも適用出来るようにすることにある。
【0012】また別の観点から言えば、本発明の目的
は、本発明者らが特願平9−329744号で提案した
技術に改良を加え、加減速制御の加速度をその時々の移
動方向条件に応じて最適化出来るようにすることであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、第2補間でも
経路セグメント間の滑らかさを確保した2段階補間を行
なう加工機の制御装置(特願平9−329744号で提
案)に改良を加え、第1補間処理で出力されたデータか
ら移動方向(空間内の接線方向)を求め、それに基づい
て、各軸毎に設定された加減速に関する許容最大加速度
を越えないように最適な接線方向加速度を計算し、第2
補間において、求められた接線方向加速度に基づいて接
線方向の加減速処理を行うことにより、上記技術課題を
解決したものである。
【0014】本発明は、各軸がサーボモータで駆動され
る加工機を制御するために、加工プログラムで指令され
た工具の動作経路に関する補間処理を、第1のサンプリ
ング周期毎に補間点を求める第1補間を行なう第1補間
部と、その第1補間部から出力された補間点を第2のサ
ンプリング周期毎に再度補間する第2補間を行なう第2
補間部とによって行なう加工機の制御装置に適用され
る。
【0015】本発明の特徴に従えば、第1補間部の後
に、各軸毎に設定された加減速時の許容最大加速度と、
前記第1補間部の出力データに含まれる工具の移動方向
とに基づいて各移動セグメントの接線方向加速度を求め
る接線方向加速度計算部と、各セグメント終点での減速
目標速度を求める減速目標速度計算部と、接線方向加速
度に基づいて、第2のサンプリング周期毎に、複数セグ
メントにまたがった接線方向の加減速処理を行い、接線
方向速度を求める加減速制御部が設けられ、 第2補間部
において、加減速制御部で求められた接線方向速度に基
づいて第2補間処理が行われる。
【0016】好ましい実施形態においては、減速目標速
度計算部は、複数のセグメントにまたがって加減速を行
なうために、中間メモリ上のデータに基づいて、最も新
しいセグメントのデータから順に遡って、各セグメント
終点での減速目標速度を求めるように構成される。
【0017】また、典型的な実施形態においては、制御
装置は接線方向加速度計算部を有し、且つ、減速目標速
度計算部は下記のステップ(1)〜(4)で記述される
処理を下記ステップ(4)でイエスの判断が出力される
まで繰り返し実行して、前記減速目標速度を計算する。
【0018】(1)中間メモリ上の最も新しいセグメン
トに指標iを対応させ、セグメントiの終点での減速目
標速度を0とする。 (2)接線方向加速度計算部であらかじめ計算された加
速度に基づいて減速して前記減速目標速度に達するとし
た場合のブロック始点速度を計算する。
【0019】(3)その速度を1個前のセグメントi−
1の終点での減速目標速度とする。
【0020】(4)セグメントi−1が、第2補間部に
よる第2補間処理が既に開始されている最新のセグメン
トであるか否か判断し、判断がノーである限り、指標i
を1ダウンして1個前のセグメントに遡る意味を持た
せ、上記(2)へ戻る。
【0021】上記(3)の段階で計算された減速目標速
度は、コーナ減速や指令速度等の条件により、下方修正
されても良い。
【0022】本発明において、第1補間処理で出力され
るデータは、各軸毎の1補間周期分の移動量を表わすデ
ータ(以下、単に「セグメント」という)を含んでお
り、これはそれら多数のセグメントに対応する微小直線
ブロックが連続的に指令されていることと同等の状態と
みなすことが出来る。従って、円弧補間、直線補間など
全ての補間を同等に扱うことができる。即ち、円弧補間
など移動方向が連続的に変化する場合も、第1補間部か
ら出力されるデータに含まれるセグメント毎に最適な加
速度を計算することにより、接線方向加速度を連続的に
変化させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される加工
機の制御装置のハードウェア構成を要部ブロック図で例
示したものである。同図において、符号10で示された
制御装置は、全体を統括制御するプロセッサ11を備え
る。プロセッサ11は、バス21を介して、ROM12
に格納されたシステムプログラムを読み出し、このシス
テムプログラムに従って、制御装置10全体の制御を実
行する。また、例えばDRAMで構成されるRAM13
には、一時的に計算データ、表示データ等が格納され
る。
【0024】CMOS14には、加工プログラム及び各
種パラメータが格納される。更に、CMOS14に格納
されるデータには、後述する本発明特有の態様で2段階
補間と加減速の処理を組み合わせて実行するソフトウェ
ア(プログラム並びに関連パラメータ)が含まれる。
【0025】CMOS14は図示されないバッテリでバ
ックアップされ、制御装置10の電源がオフされてもデ
ータが消去されない不揮発性メモリとして機能する。
【0026】インターフェイス15は、外部機器用との
入出力を行なう為に設けられ、オフラインプログラミン
グ装置、プリンタ等の外部機器31が接続される。オフ
ラインプログラミング装置で加工プログラムを作成した
場合、そのデータは、インターフェイス15を介して制
御装置10に読み込まれる。制御装置10で編集された
加工プログラムのデータは、例えばプリンタで出力可能
である。
【0027】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16は、制御装置10に内蔵され、ラダー形式
で作成されたシーケンスプログラムで機械を制御する。
即ち、加工プログラムで指令されたM機能、S機能及び
T機能に従って、これらをシーケンスプログラムで必要
な信号に変換し、I/Oユニット17から機械側(ここ
では前述した4軸(=X軸、Y軸、Z軸、A軸)を持つ
加工機)に出力する。この出力信号は、機械側の各種動
作部(エアシリンダ、ネジ、電気アクチュエータ等)を
作動させる。また、機械側の各種スイッチや機械操作盤
のスイッチ等の信号を受けて、必要な処理をして、プロ
セッサ11に渡す。
【0028】グラッフィク制御回路18は、各軸(4
軸)の現在位置、アラーム、パラメータ、画像データ等
のディジタルデータを画像信号に変換して出力する。こ
の画像信号は、CRT/MDIユニット25の表示装置
26に送られ、表示装置26に表示される。インターフ
ェイス19は、CRT/MDIユニット25内のキーボ
ード27からデータを受けて、プロセッサ11へ渡す。
【0029】インターフェイス20は、手動パルス発生
器32に接続され、手動パルス発生器32からのパルス
を受ける。手動パルス発生器32は機械操作盤に実装さ
れ、ワークテーブルを含む機械本体の可動部を手動で移
動・位置決めするために使用することが出来る。
【0030】軸制御回路41〜44は、プロセッサ11
からの各軸の移動指令を受けて、サーボアンプ51〜5
4に出力する。サーボアンプ51〜54は、この移動指
令に基づき、各軸のサーボモータ61〜64を駆動す
る。これら各軸のサーボモータ61〜64は、加工機の
基本3軸(X軸、Y軸、Z軸)及び回転軸(A軸)を駆
動する。なお、ここではA軸は、ワークテーブルの向き
を調整するための回転軸とする。本発明の特徴は、基本
3軸(X軸、Y軸、Z軸)の動作に反映される。
【0031】符号641はA軸駆動用のサーボモータ6
4に付設された位置検出器としてのパルスコーダであ
り、図示は省略したが、他軸のサーボモータ61〜64
にも同様にパルスコーダが付設される。これらパルスコ
ーダの出力パルスは、位置フィードバック信号や速度の
フィードバック信号の生成に使用される。
【0032】スピンドル制御回路71は、スピンドル回
転指令の指令を受けて、スピンドルアンプ72にスピン
ドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ72は、こ
のスピンドル速度信号を受けて、スピンドルモータ73
を指令された回転速度で回転し、加工機の加工ツールを
動作させる。なお、加工機がレーザ加工機やプラズマ加
工機の場合には、これらスピンドル軸関連の構成は不要
となり、代わりに、レーザ発振器、プラズマトーチの制
御のための公知の構成が付加される。
【0033】このように、本発明で用いられる制御装置
のハードウェア構成とその基本的な機能は、通常の数値
制御装置を内蔵するものと同様のもので良く、特別の変
更を要求するものではない。以下、上記ハードウェア構
成を持つ制御装置内部のソフトウェア処理により、本発
明の考え方に沿って2段階補間と加減速を組み合わせて
実行する手法について順を追って説明する。
【0034】既述したように、本発明の制御装置は、特
願平9−329744号で提案された技術(以下、説明
の都合上「前提技術」と呼ぶ)を前提として、それに改
良を加えて加減速時の加速度を最適化出来るようにした
ものである。そこで、比較のために、図2に、前提技術
で採用されている2段階補間方式のソフトウェアをブロ
ック構成で記した。
【0035】図2の最左部に記した指令解析部は、指令
プログラム(経路動作を記述したプログラム)を解析
し、第1補間部のためのデータに変換する。第1補間部
は、指令経路上の点を第1のサンプリング周期で補間計
算し、中間メモリに出力する。中間メモリに保存される
主なデータは、各軸の移動量(セグメントデータ)、送
り速度、ブロック長などである。
【0036】加減速制御部は、中間メモリ上のデータに
基づき加減速制御を行い第2のサンプリング周期毎の速
度を計算し、第2補間部に出力する。第2補間部は、加
減速制御部からの出力と中間メモリから取り出したデー
タに基づき滑らかな曲線を生成し第2のサンプリング周
期毎にその滑らかな曲線上の点を出力する。
【0037】第2のサンプリング周期は、第1のサンプ
リング周期よりも短く設定される。例えば、第1のサン
プリング周期は8ms、第2のサンプリング周期は1m
sとする。第2補間で行う滑らかな補間については種々
の方式(例;3次曲線で滑らかに接続された移動セグメ
ント群を出力)が採用可能である。
【0038】これに対して、本実施形態における制御装
置で採用される2段階補間方式のソフトウェアをブロッ
ク構成で示せば、図3のようになる。図2との比較から
明かなように、本ブロック構成は、第1補間データに基
づいて接線方向加速度を求める接線方向加速度計算部
と、中間メモリ上のデータから最適な加減速パターンを
作成し各セグメント毎の減速目標速度を求める減速目標
速度計算部を有することが特徴となっている。
【0039】図3の最左部に記した指令解析部は、指令
プログラムを解析し、第1補間部のためのデータに変換
する。第1補間部は、指令経路上の点を第1のサンプリ
ング周期で補間計算して中間メモリに出力する。接線方
向加速度計算部は、各セグメントの移動量と、別途パラ
メータ等で設定された各軸の許容加速度に基づいて接線
方向加速度を求め中間メモリに出力する。
【0040】そして、減速目標速度計算部は、中間メモ
リ上の複数のセグメントに渡って加減速パターンを作
り、各セグメント終点における減速目標速度を計算し、
中間メモリに出力する。加減速制御部は、中間メモリ上
のデータに基づき各セグメント終点での接線方向速度が
減速目標速度以下になるように加減速制御を行い、第2
のサンプリング周期毎の速度を計算する。
【0041】更に、第2補間部は、加減速制御部からの
出力と中間メモリから取り出したデータに基づき、滑ら
かな曲線を生成し、第2のサンプリング周期毎にその滑
らかな曲線上の点を出力する。なお、前提技術と同様、
第2のサンプリング周期は、第1のサンプリング周期よ
りも短く設定される。例えば第1のサンプリング周期
8ms、第2のサンプリング周期は1msとする。ま
た、第2補間で行う滑らかな補間についても、同様に種
々の方式が採用可能である。なお、第2補間で行う滑ら
かな補間については、3次曲線で滑らかに接続された移
動セグメント群を出力する方式について後述補足する。
【0042】図4は、図3のブロック構成に含まれる接
線方向加速度計算部において、第1補間後の各軸の移動
量データと、各軸の許容加速度から、最適な接線方向加
速度を求める手順を表すフローチャートである。以下、
本フローチャートに基づいて、最適な接線方向加速度を
求める手順を説明する。
【0043】図4のステップG1では、第1補間データ
の各軸の移動量(各軸について1セグメント)から、各
軸に関する方向余弦dcos(n)を求める。ここで、
nは軸番号であり、図3に示したようにX軸、Y軸、Z
軸を制御するケースであれば、例えばX軸、Y軸、Z軸
にn=1、2、3を対応させれば良い。この場合、方向
余弦dcos(1)は、各軸についての1セグメントを
合成(ベクトル合成)した移動方向ベクトルが、第1軸
(X軸)に対してなす角度の余弦となる。
【0044】同様に、方向余弦dcos(2)、dco
s(3)は、各軸についての1セグメントを合成した方
向ベクトルが、第2軸(Y軸)、第3軸(Z軸)に対し
てそれぞれなす角度の余弦となる。
【0045】上記方向ベクトルで表わされる移動方向の
加速度(即ち、接線方向加速度)Atは、指令された全
軸について、下記の条件を満たす必要がある。 At×dcos(n)≦Ax(n) ここで、Ax(n)は第n軸の最大許容加速度である。
上記例であれば、 At×dcos(1)≦Ax(1) At×dcos(2)≦Ax(2) At×dcos(3)≦Ax(3) となる。
【0046】ステップG2では、ステップG1の結果を
用いて、最適な接線方向加速度At(opt) を求める。A
t(opt) は、指令対象の全軸に関して接線方向加速度が
許容加速度以下でなければならないということを表わし
ている上記の条件を破らない範囲で、最も大きい値とし
て計算される。これは、Ax(n)/dcos(n)
[n=1、2・・・N:Nは指令対象全軸数]の中で
小のもの、 min{Ax(n)/dcos(n)}[n
=1、2・・・N:Nは指令対象全軸数]を見つけるこ
とを意味している。指令軸数が3である上記例であれ
ば、 min{Ax(1)/dcos(1)、Ax(2)/d
cos(2)、Ax(3)/dcos(3)} となる。
【0047】続くステップG3で、上記At(opt) を中
間メモリに出力し、処理を終える。
【0048】このようにして、中間メモリには、第1補
間の補間周期毎に、第1補間で出力される通常のデータ
(1補間周期分の各軸の移動量を表わすセグメントな
ど)に加えて、上記At(opt) が入力される。なお、こ
こで注意すべきことは、At(opt) は一般には定数でな
く、第1補間の補間出力データに依存して変化するとい
う点である。
【0049】中間メモリに渡されたこれらデータは、減
速目標速度計算部で行なわれる減速目標速度計算の処理
に利用される。この減速目標速度計算は、「複数のセグ
メントにまたがった加減速」のためのものであある。
「複数のセグメントにまたがった加減速」を説明するた
めに、図5に示した例を参照する。
【0050】図5において、S1、S2・・・S8は、
いずれも第1補間部から出力されて中間メモリ上にある
セグメントを表わしている。S1〜S8の内、S8は中
間メモリ上の最新のセグメントとし、S1は現在実行中
のセグメントとする。なお、ここからの説明において、
「実行中のセグメント」とは、第2補間部による第2補
間処理が既に開始されている最新のセグメントのことで
あり、一般には、中間メモリ上にある最古のセグメント
でもある(第2補間処理が完了したセグメントデータは
中間メモリ上から消去され、直ちに次のセグメントの第
2補間処理が開始されるから)。
【0051】ここで一例として、中間メモリ上の最新の
セグメントS8の終点速度を0とし、各セグメント毎に
求められる最適加速度At(opt) で減速した結果、その
終点速度(ここでは、S8については0)に達すると想
定し、そのセグメント始点(最初はセグメントS8の始
点)での速度を求める。その速度を1個前のセグメント
(セグメントS8に対してはセグメントS7)の終点で
の速度とする。以後、同様に、1個前のセグメント始点
での速度を求めることを繰り返しながら、目下実行中の
セグメントS1(中間メモリ上の最古のセグメント)ま
で遡って速度パターンを作って行く。
【0052】途中で、図5中のセグメントS4の終点の
ように、コーナ減速や指令速度等の条件により、作成さ
れた速度パターンよりも低い速度になる場合には、その
速度から新たな速度パターンを作る。ここで、中間メモ
リ上で最新のセグメントの終点速度を仮に0としたの
は、もし第1補間側が停止した場合でも必ず0まで減速
できるようにするためである。このようにして作成され
た速度パターンの各セグメントの終点に対応する速度
を、各セグメントの減速目標速度とする。
【0053】この例では直線形の加減速について説明
たが、本アルゴリズムは直線形に限定されるものではな
く、例えば時間一定の直線形加減速を組み合わせたベル
形加減速のような場合にも適用可能である。
【0054】図6は、上記のアルゴリズムを一般化して
示したフローチャートである。ここで、f(i)は、セ
グメントNo.iの終点での速度を表わす。また、fe
(i)は、セグメントNO.iの終点について、コーナ
減速その他の条件により決まる速度である。各ステップ
H1〜ステップH7の要点を箇条書き形式で記せば、次
のようになる。
【0055】ステップH1;中間メモリ上の最新のセグ
メント番号(セグメントNo.)iを特定する。図5の
例ではi=8となる。以後、iは処理サイクルの進行状
況を表わす指標としても扱われる(指標iを記憶するレ
ジスタが予め設定されている)。 ステップH2;セグメントNo.iの終点における速度
f(i)を0に定める。
【0056】ステップH3;セグメントiが実行中のセ
グメントであるか判断し、イエスであれば、その時点に
おける加減速パターンが完成したことになるので、処理
を終了する。ノーであれば、ステップH4へ進む。 ステップH4;セグメントNo.iについて求められて
いるAt(opt) に基づいて、セグメントNo.iの始点
での速度を計算し、それをセグメントNo.i−1の終
点での速度f(i−1)として定める。但し、このf
(i−1)は、最終決定ではなく、次のステップH5で
変更(下方修正)があり得る。
【0057】ステップH5;ステップH4で求めたf
(i−1)と、別途セグメントNO.i−1の終点につ
いて、コーナ減速その他の条件により決まる速度fe
(i−1)との大小関係を判断する。fe(i−1)<
f(i−1)であればステップH6へ進み、fe(i−
1)≧f(i−1)であればステップH7へ進む。
【0058】ステップH6;ステップH4で定めたf
(i−1)をfe(i−1)に変更する。 ステップH7;指標iを1ダウンする。
【0059】図7と図8に、2つのケースについて本発
明が適用された場合の加減速の様子を表わした例を示し
た。先ず、図7には、X軸とY軸の許容加速度の設定が
異なるケースに本発明が適用された場合の加減速の様子
を表わした例を示した。条件設定は、次のようなものと
する。
【0060】 X軸の許容加速度;1000mm/s2 Y軸の許容加速度;500mm/s2 プログラムは、2ブロックN1、N2で構成され、ブロ
ックN1はX軸方向の移動、ブロックN2はY軸方向の
移動を命令するものである。なお、プログラムを記述す
る記号G01・・・等は便宜的に例示したものである。
【0061】本図から理解されるように、ブロックNI
では、X軸方向の移動となるので、1000mm/s2
で加減速される。一方、ブロックN2では、Y軸方向の
移動となるので、500mm/s2 で加減速される。
【0062】次に図8には、X軸とY軸の許容加速度の
設定が同一であるケースに本発明が適用された場合の加
減速の様子を表わした例を示した。条件設定は、次のよ
うなものとする。
【0063】X軸の許容加速度;1000mm/s2 Y軸の許容加速度;1000mm/s2 プログラムは、1ブロックN1で構成され、ブロックN
1はXY平面上で45度方向の移動を命令するものであ
る。なお、プログラムを記述する記号G01・・・等は
便宜的に例示したものである。
【0064】本図から理解されるように、X軸とY軸の
双方が動作して45度方向に移動しているため、接線加
速度が1414mm/s2 となる、この時、X軸、Y軸
の加速度は、丁度1000mm/s2 (許容加速度)と
なっている。
【0065】最後に、第2補間部が行なう滑らかな曲線
の生成と、その滑らかな曲線上の点の出力について簡単
に説明しておく。前述したように、第2補間部で行う滑
らかな補間については種々の方式が採用可能であるが、
ここでは、図9のフローチャートを参照して、第1補間
点を通る3次式を使用する方式について説明する。な
お、本例ではXYの2軸についてのみ計算を行っている
が、任意の軸数に拡張可能である。ここで言うセグメン
トは、一つの第1補間点と次の第1補間点の間の曲線補
間部分を意味している。また、フローチャート中の記号
は以下のように定義される。
【0066】 P0 :現在補間処理実行中のセグメント始点の1個前の
第1補間点 P11:現在補間処理実行中のセグメント始点 P2 :現在補間処理実行中のセグメント終点 P3 :現在補間処理実行中のセグメント終点の1個後の
第1補間点 L1 :P0 −P1 間の距離 L2 :P1 −P2 間の距離 L3 :P2 −P3 間の距離 △s:加減速制御部から出力される接線方向速度(第2
のサンプリング周期あたりの移動量) K:セグメント切換え時に未出力である移動量の比率を
表す係数 セグメント内の補間点の座標は、以下の式を用いて計算
される。パラメータtは、点P0 、P1 、P2 、P3
で、一L1 、0、L2 、(L2 +L3 )の値をとるもの
とし、その時点におけるX(t)、Y(t)の座標値が
点P0 〜P2 の座標値に一致するという条件から、係数
Ax 、Bx 、Cx 、Dx 、Ay 、By 、Cy 、Dy を求
める。セグメント内の第2補間点は、以下の式でtを
[0≦t≦L2 ]の範囲で変化させることによって得ら
れる。 X(t)=Ax t3 +Bx t2 +Cx t+Dx Y(t)=Ay t3 +By t2 +Cy t+Dy また、X(t)、Y(t)をtについて微分したものを
X’(t)、Y’(t)で表わす。各ステップにおける
処理の要点は次の通りである。 [ステップST1]:tとKを初期化する。Kはセグメ
ント切換え時に出力されていない移動量の比率を表す係
数であるから、切換え時以外は1.0が設定されてい
る。 [ステップST2]:最初のセグメントの補間を行う。
最初のセグメントでは、そのセグメントの一個前の第1
補間点が存在しないためフローチャートのST3以降で
説明する方法と違った補間処理が行なわれる。このよう
なケースにおける補間処理方法は周知であり、詳細な手
順については説明を省略する。
【0067】[ステップST3]:補間処理を実行する
セグメントを次のセグメントに切換える。 [ステップST4]:現在補間処理実行中のセグメント
が最後のセグメントかどうか判断し、最後のセグメント
である場合にはステップST14(最後のセグメントの
補間処理)へ進む。最後のセグメントでない場合には、
ステップST5に進む。 [ステップST5〜ST7]:中間メモリからP0 、P
1 、P2 、P3 の座標を読み取り、セグメントの距離L
1 、L2 、L3 を求め、補間を行うための式X(t)、
Y(t)の係数Ax 、Bx 、Cx 、Dx 、Ay 、By 、
Cy 、Dy を求める。
【0068】[ステップST8]:加減速制御部で計算
された第2のサンプリング周期あたりの移動量△s、X
(t)、Y(t)の1次微分値、並びにKから時間tの
増分△tを求める。 [ステップST9]:tにその増分△tを加える。 [ステップST10]:tとL2を比較し、t>L2 と
なった場合には次のセグメントに切換える必要があると
判断し、ステップST13(次のセグメントで出力する
距離の比率Kの計算)へ進む。t≦L2 の場合には、同
じセグメント内であると判断し、ステップST11に進
む。
【0069】[ステップST11]:K=1.0とす
る。 [ステップST12]:第2補間点を式X(t)、Y
(t)に基づいて計算した後、ステップST8に戻る。 [ステップST13]:次のセグメントで出力する距離
の比率Kを計算する。
【0070】[ステップST14]:最後のセグメント
の補間処理を行なう。最後のセグメントでは、そのセグ
メントの一個後の第1補間点が存在しないため、最初の
セグメントの場合と同様、フローチャートのST3以降
で説明した方法と違った補間処理が行なわれる。このよ
うなケースにおける補間処理方法は周知であり、詳細な
手順については説明を省略する。
【0071】図10には、第2補間後の補間点の様子を
例示した。同図において、P1 〜P3 は第1補間部から
出力された補間点、Q0 〜Q29は第2補間部から出力さ
れた補間点である。本図から明かな如く、滑らかな曲線
(ここでは3次曲線)で補間することにより、実際の移
動経路が指令経路に非常に近くなっている。
【0072】この例では簡単のため4つの第1補間点を
通る3次式で補間を行ったケースについて説明している
が、曲線補間の方式としては、この他に、色々な次数の
多項式で表現される曲線、スプライン曲線、ベジエ曲
線、Bスプライン曲線など様々な曲線を利用することが
出来る。なお、これら曲線補間の手法自体は周知である
から、個別の詳細説明は省略する。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、各種の工作機械、レー
ザ加工機、プラズマ加工機などの加工機を制御する制御
装置において、各軸の加速能力を十分に活かしつつ、軸
毎に設定された加減速時の許容最大加速度を越えないよ
うな最適な接線方向加速度を適用した加減速制御を行え
るようになる。本発明は、加減速制御を移動方向が刻々
と変化するケースにも適用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される加工機の制御装置のハード
ウェア構成を要部ブロック図で例示したものである。
【図2】本発明の前提技術で採用されている2段階補間
方式のソフトウェアをブロック構成で記したものであ
る。
【図3】実施形態で採用されている2段階補間方式のソ
フトウェアをブロック構成で記したものである。
【図4】図3のブロック構成に含まれる接線方向加速度
計算部において、第1補間後の各軸の移動量データと、
各軸の許容加速度から、最適な接線方向加速度を求める
手順を表すフローチャートである。
【図5】複数のセグメントにまたがった加減速について
説明するための図である。
【図6】複数のセグメントにまたがった加減速処理にお
けるアルゴリズムの概要を記したフローチャートであ
る。
【図7】X軸とY軸の許容加速度の設定が異なるケース
に本発明が適用された場合の加減速の様子を表わした例
を示した図である。
【図8】X軸とY軸の許容加速度の設定が同一であるケ
ースに本発明が適用された場合の加減速の様子を表わし
た例を示した図である。
【図9】第2補間部が行なう滑らかな曲線の生成と、そ
の滑らかな曲線上の点の出力について説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】第2補間後の補間点の様子を例示した図であ
る。
【符号の説明】
10 制御装置(CNC内蔵) 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 CMOS 15 インターフェイス 16 PMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ) 17 I/Oユニット 18 グラッフィク制御回路 19 インターフェイス 20 インターフェイス 21 バス 25 CRT/MDIユニット 26 表示装置 27 キーボード 31 外部機器 32 手動パルス発生器 41〜44 軸制御回路 51〜54 サーボアンプ 61〜64 サーボモータ 651 パルスコーダ 71 スピンドル制御回路 72 スピンドルアンプ 73 スピンドルモータ
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 康寛 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社 内 (56)参考文献 特開 平8−202425(JP,A) 特開 平6−274220(JP,A) 特開 昭61−168019(JP,A) 特開 平3−84604(JP,A) 特開 昭58−45886(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/4103 G05B 19/416

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各軸がサーボモータで駆動される加工機
    を制御するために、加工プログラムで指令された工具の
    動作経路に関する補間処理を、第1のサンプリング周期
    毎に補間点を求める第1補間を行なう第1補間部と、そ
    の第1補間部から出力された補間点を第2のサンプリン
    グ周期毎に再度補間する第2補間を行なう第2補間部と
    によって行なう加工機の制御装置において、 前記第1補間部の後に、 各軸毎に設定された加減速時の
    許容最大加速度と、前記第1補間部の出力データに含ま
    れる工具の移動方向とに基づいて各移動セグメントの接
    線方向加速度を求める接線方向加速度計算部と、 各セグメント終点での減速目標速度を求める減速目標速
    度計算部と、 前記接線方向加速度に基づいて、前記第2のサンプリン
    グ周期毎に、複数セグメントにまたがった接線方向の加
    減速処理を行い、接線方向速度を求める加減速制御部と
    を備え、 前記第2補間部において、前記加減速制御部で求められ
    た接線方向速度に基づいて第2補間処理を行なう、 前記
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記減速目標速度計算部は、複数のセグ
    メントにまたがって加減速を行なうために、中間メモリ
    上のデータに基づいて、最も新しいセグメントのデータ
    から順に遡って、各セグメント終点での減速目標速度を
    求めるようにした、請求項1に記載された加工機の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記減速目標速度計算部は、下記のステ
    ップ(1)〜(4)で記述される処理を下記ステップ
    (4)でイエスの判断が出力されるまで繰り返し実行し
    て、前記減速目標速度を計算する、請求項2に記載され
    た制御装置。 (1)中間メモリ上の最も新しいセグメントに指標iを
    対応させ、セグメントiの終点での減速目標速度を0と
    する。 (2)接線方向加速度計算部であらかじめ計算された加
    速度に基づいて減速して前記減速目標速度に達するとし
    た場合のブロック始点速度を計算する。 (3)その速度を1個前のセグメントi−1の終点での
    減速目標速度とする。 (4)セグメントi−1が、第2補間部による第2補間
    処理が既に開始されている最新のセグメントであるか否
    か判断し、判断がノーである限り、指標iを1ダウンし
    て1個前のセグメントに遡る意味を持たせ、上記(2)
    へ戻る。
  4. 【請求項4】 前記(3)の段階で計算された減速目標
    速度が下方修正される、請求項3に記載された加工機の
    制御装置。
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