JPH05324046A - 多系統数値制御方法及びその装置 - Google Patents

多系統数値制御方法及びその装置

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JPH05324046A
JPH05324046A JP4124581A JP12458192A JPH05324046A JP H05324046 A JPH05324046 A JP H05324046A JP 4124581 A JP4124581 A JP 4124581A JP 12458192 A JP12458192 A JP 12458192A JP H05324046 A JPH05324046 A JP H05324046A
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Japan
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acceleration
deceleration
override
time constant
axis
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JP4124581A
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Yuji Mizukami
裕司 水上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/416Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration
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    • G05B2219/50Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
    • G05B2219/50015Multi cutting, twin tools contact at same time workpiece, balance cutting

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバライドをかけても系統間の位置関係が
崩れないような多系統数値制御方法及びその装置を得
る。 【構成】 速度オーバライド装置7によって速度オーバ
ライド指令がはいると、時定数演算手段9a、9bによ
って速度オーバライド値に応じて系統間の位置関係を保
つように系統毎に時定数を計算し、それらの時定数を使
って加減速手段4a、4bで加減速制御をする。 【効果】 速度オーバライドをかけても系統間の位置関
係を保ち、各系統の機械間の相互干渉を防ぐことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は多系統数値制御方法及
びその装置に係り、特に速度オーバライドをかけても各
系統間の位置関係を崩すことなく保ち、機械間の相互干
渉を防ぐことができる多系統数値制御方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多系統数値制御装置においてワークを加
工する場合、加工時間をできるだけ減らし、効率を上げ
るために、各系統の機械を無駄なく動かし、機械どうし
が接触しないように注意しながら各系統間のタイミング
をあわせて加工プログラムが組まれる。そして、実際に
うまく動くかどうか試し削りをしてその加工プログラム
を調整する。しかし、実際の加工速度では速度が早すぎ
て動きを確認するのが難しく、また機械の速度が速いた
め加工プログラムを誤って組むと、機械どうしを接触さ
せたり、工具を破損したりするという危険性がある。そ
こで、通常は速度オーバライドをかけて機械の速度を遅
くして、加工プログラムのチェックを行う。そうするこ
とによって、機械同志が接触しそうになった場合にでも
すぐに機械を止めることができるし、機械の速度が遅い
ので、その動きを簡単に確認することができる。
【0003】図8はこのようなオーバライドをかけるこ
とのできる従来の多系統の数値制御装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、1a、1bは各系統毎に
各々独立に作成される加工プログラム、2a、2bはプ
ログラム解析手段、3a、3bは補間手段、4a、4b
は加減速手段である。なお加減速手段4a、4bの詳細
回路は、例えば特開昭59−62909号公報に開示さ
れている。また5a、5bは駆動部、6a、6bはモー
タ、7は速度オーバライド装置、8a、8bは速度計算
手段であり、10aは加工プログラム1a、プログラム
解析手段2a、補間手段3a、加減速手段4a、駆動部
5a、モータ6a及び速度計算手段8aで構成される第
1系統の装置群、10bは加工プログラム1b、プログ
ラム解析手段2b、補間手段3b、加減速手段4b、駆
動部5b、モータ6b及び速度計算手段8bで構成され
る第2系統の装置群である。なお、この種数値制御装置
は、各系統とも複数軸有し且つパルス分配手段を備える
のが一般的であるが、このブロック図では説明を簡略化
するため、各系統とも一軸とし、且つパルス分配手段も
省略してある。
【0004】次にその動作を図9のフローチャートを使
って説明する。まず、ステップS1でNC言語で記述さ
れた加工プログラム1a、1bをプログラム解析手段2
a、2bが解析し、ステップS2で速度オーバライド装
置7より速度オーバライド指令があるかどうか速度計算
手段8a、8bが判断する。速度オーバライド指令があ
ると判断したとき、ステップS3で速度オーバライドの
かかった速度を計算[F(加工プログラム指令速度)×
R(オーバライド値;0≦R≦1)]し、そしてステッ
プS4で速度計算手段8a、8bにて計算された速度、
プログラム解析手段2a、2bにて解析された位置デー
タ等を用いて補間手段3a、3bによって補間処理がさ
れる。また、ステップS3で速度オーバライド指令がな
いと判断した場合は、そのままステップS4で補間処理
を行う。補間処理が行われたデータに基づいて、ステッ
プS7で加減速手段4a、4bによって時間一定加減速
制御が行われ、そして駆動部5a、5bを通してモータ
6a、6bをそれぞれ駆動制御する。なお、機械の時定
数は、各系統の中で、時定数の一番大きい系統にあわせ
て、系統共通のものとしている。
【0005】図10aは上記従来装置の加減速手段4
a、4bで作られる、各系統のプログラム指令速度、時
定数が同一の場合における加減速パターンのグラフで、
縦軸が移動速度、横軸が時刻を表す。図中グラフ71a
は第1系統の軸X1の速度オーバライドをかけていない
場合の加減速パターン、グラフ72aは第2系統の軸X
2のオーバーライドをかけてない場合の加減速パターン
を示す。そして第1系統の速度をF、時定数をJ、移動
時間をTO1、移動距離をL1[=F×(TO1−
J)]とし、また第2系統の速度をF、時定数をJ、移
動時間をTO2、移動距離をL2[=F×(TO2−
J)]としたとき、速度オーバライドをかけない場合、
第1系統の移動完了時刻TO1は次式(1)となり、第
2系統の移動完了時刻TO2は次式(2)となる。 TO1=L1/F+J ………(1) TO2=L2/F+J ………(2)
【0006】図11aは図10aの71a、72aのよ
うな加減速パターンの場合の第1系統の軸X1、第2系
統の軸X2の位置関係を示すグラフで、縦軸が位置、横
軸が時刻を表す。81aは第1系統の軸X1、82aは
第2系統の軸X2を示す。例えば時刻TO1において、
軸X1が位置A1にあるとき、軸X2は位置A2にあ
る。
【0007】ここで、加工プログラムチェックのため、
図10aのグラフ71a、72aに示す加減速パターン
のものに対して50%の速度オーバライドをかけると、
従来のものは加工軌跡の保証を目的として時間一定加減
速制御を行なうため、第1系統の移動完了時刻TN1、
第2系統の移動完了時刻TN2はそれぞれ次式(3)、
(4)のようになり、そのときの加減速パターンは第1
系統の軸X1は図10bの71b、第2系統の軸X2は
図10bの72bのようになる。 TN1=2L1/F+J ………(3) TN2=2L2/F+J ………(4)
【0008】また、図11bは図10bの71b、72
bのような50%(通常、0≦速度オーバライド値R≦
1)のオーバライドをかけた場合の第1系統、第2系統
の軸X1、軸X2の位置関係を示すグラフである。縦軸
が位置、横軸が時刻を表し、81bは第1系統の軸X
1、82bは第2系統の軸X2を示す。従来はこれらの
図より明らかなように、加工軌跡を保証するため時間一
定加減速制御を行っていたので、オーバライドをかける
と、時刻TN1において、軸X1が位置A1にあると
き、軸X2は位置A2にいなければならないのに、実際
は位置B2となり、系統間の位置関係が崩れてしまう。
【0009】また、図12aは、上記従来装置の加減速
手段4a、4bで作られる、各系統の時定数は同一であ
るが、プログラム指令速度が異なる場合における加減速
パターンのグラフで、縦軸が移動速度、横軸が時刻を表
す。図中グラフ91aは、第1系統の速度オーバライド
をかけてない場合の加減速パターン、グラフ92aは第
1系統と速度の異なった第2系統の速度オーバライドを
かけてない場合の加減速パターンを示す。そして第1系
統の速度をF1、時定数をJ、移動時間をTO1、移動
距離をL1[=F1×(TO1−J)]とし、また第2
系統の速度をF2、時定数をJ、移動時間をTO2、移
動距離をL2[=F2×(TO2−J)]としたとき、
速度オーバライドをかけない場合、第1系統の移動完了
時刻TO1は次式(5)、第2系統の移動完了時刻TO
2は次式(6)となる。 TO1=L1/F1+J ………(5) TO2=L2/F2+J ………(6)
【0010】図13aは図12aの91a、92aのよ
うな加減速パターンの場合の第1系統の軸X1、第2系
統の軸X2の位置関係を示すグラフである。縦軸が位
置、横軸が時刻を表し、101aは第1系統の軸X1、
102aは第2系統の軸X2を示す。時刻TN1におい
て、軸X1が位置A1にあるとき、軸X2は位置A2に
ある。
【0011】ここで、加工プログラムチェックのため、
図12aのグラフ91a、92aに示す加減速パターン
のものに対して50%の速度オーバライド(通常、0≦
速度オーバライド値R≦1)をかけると、従来のものは
加工軌跡の保証を目的として時間一定加減速制御を行な
うため、第1系統の移動完了時刻TN1、第2系統の移
動完了時刻TN2はそれぞれ次式(7)、(8)のよう
になり、そのときの加減速パターンは第1系統の軸X1
は図12bの91b、第2系統の軸X2は図12bの9
2bのようになる。 TN1=2L1/F1+J=2TO1−J ………(7) TN2=2L2/F2+J=2TO2−J ………(8)
【0012】また、図13bは図12bの91b、92
bのような加減速パターンの場合の、第1系統の軸X
1、第2系統の軸X2の位置関係を示すグラフである。
縦軸が位置、横軸が時刻を表し、101bは第1系統の
軸X1、102bは第2系統の軸X2を示す。従来はこ
れらの図より明らかなように、加工軌跡を保証するため
時間一定加減速制御を行っていたので、時刻TN1にお
いて、軸X1が位置A1にあるとき、軸X2は位置A2
にいなければならないのに、実際は位置B2となり、各
系統のプログラム指令速度が異なる場合においても系統
間の位置関係が崩れてしまう。
【0013】また、機械の時定数は、その機械の能力、
特性に応じて時定数を計算し、その許容範囲内でできる
だけ最小の時定数を用いる。上記のような従来の多系統
数値制御装置では、各系統で時定数の一番大きい系統の
時定数を系統共通の時定数として用いていた。しかし、
加工時間をより短縮し、効率を上げるには、各系統共通
の時定数を用いるよりも系統毎に最小の時定数を用いる
方がよい。
【0014】図14aは系統毎に最小の時定数を用いた
場合における、上記従来装置の加減速手段4a、4bで
作られる加減速パターンのグラフで、第1系統、第2系
統で時定数が異なる。縦軸は移動速度、横軸は時刻を表
す。図中グラフ111aは、第1系統の速度オーバライ
ドをかけてない場合の加減速パターンで、速度F、時定
数J1、移動時間TO1、移動距離L1[=F×(TO
1−J1)]である。グラフ112aは第1系統と時定
数の異なった第2系統の速度オーバライドをかけてない
場合の加減速パターンで、速度F、時定数J2、移動時
間TO2、移動距離L2[=F×(TO2−J2)]と
する。速度オーバライドをかけていない場合、第1系統
の移動完了時刻TO1は次式(9)、第2系統の移動完
了時刻TO2は次式(10)となる。 TO1=L1/F+J1 ………(9) TO2=L2/F+J2 ……(10)
【0015】また、図15aは図14aのグラフ111
a、112aのような加減速パターンの場合の第1系統
の軸X1、第2系統のX2の位置関係を示すグラフであ
る。縦軸が位置、横軸が時刻を表し、121aは第1系
統の軸X1、122aは第2系統の軸X2を示す。時刻
TO1において、軸X1が位置A1にあるとき、軸X2
は位置A2にある。
【0016】ここで、加工プログラムチェックのため、
図14aのグラフ111a、112aに示す加減速パタ
ーンのものに対して50%の速度オーバライド(通常、
0≦速度オーバライド値R≦1)をかけると、従来のも
のは加工軌跡の保証を目的として時間一定加減速制御を
行なうため、第1系統の移動完了時刻TN1、第2系統
の移動完了時刻TN2はそれぞれ次式(11)、(1
2)のようになり、そのときの加減速パターンは第1系
統の軸X1は図14bの111b、第2系統の軸X2は
図14bの112bのようになる。 TN1=2L1/F+J1=2TO1−J1 ……(11) TN2=2L2/F+J2=2TO2−J2 ……(12)
【0017】また、図15bは図14bのグラフ111
b、112bのようなオーバライドをかけた場合の第1
系統の軸X1、第2系統の軸X2の位置関係を示すグラ
フである。縦軸が位置、横軸が時刻を表し、121bは
第1系統の軸X1、122bは第2系の軸X2を示す。
従来はこれらの図より明らかなように、加工軌跡を保証
するため時間一定加減速制御を行っていたので、時刻T
N1において、軸X1が位置A1にあるとき、軸X2は
位置A2にいなければならないのに、実際は位置B2と
なり、各系統の時定数が異なる場合にあっても系統間の
位置関係が崩れてしまう。
【0018】なお、上記のように系統間の位置関係が崩
れた場合には、工具の破損等の問題点が生じるが、その
具体例を図16〜図18を用いて説明する。例えば、図
16のような多系統旋盤を考える。図において、13
1、133は刃物台、132、134はそれぞれ刃物台
131、刃物台133に取り付けられてある切削工具、
135はワーク、136はワーク135を回転する主軸
である。刃物台131はX1軸上を移動し、刃物台13
3はX2軸上を移動する。主軸136はZ1軸を移動す
る。第1系統は刃物台131と主軸136で構成され、
第2系統は刃物台133と主軸136で構成される。1
37は第1系統の座標系で、138は第2系統の座標系
である。
【0019】次に図17を用いて機械の動作を説明す
る。図において、まず、図17aのように第1系統のX
1軸上を刃物台131が移動し、主軸136がZ1軸を
移動することによってワーク135を第1系統X1軸の
X11まで切削する。次に、図17bのように、待ち合
わせの時間を節約するために、第1系統と第2系統をう
まく動かして、削り終ると同時に刃物台133を第2系
統X2軸のX11まで移動し、X21まで切削する。上
記のような多系統旋盤において、速度オーバライドをか
けることによって系統間の位置関係が崩れた場合を図1
8を用いて説明する。本来ならば、図15aの第1系統
X1軸のX11まで切削してから、刃物台133を第2
系統X2軸のX11まで移動移動するはずが、速度オー
バライドをかけることによって系統間の同期が崩れ、第
1系統の切削工具132が切削途中でまだワーク135
をX11まで切削していないにもかかわらず、第2系統
の刃物台133が第2系統X2軸のX11まで移動しよ
うとするため、図18bのように切削工具134とワー
ク135が接触し、工具が折れたりする危険性がある。
以上のように、系統間の位置関係が崩れた場合には、工
具の破損等の問題点が生じる。
【発明が解決しようとする課題】このように従来の多系
統数値制御装置は、系統間の軸移動速度が異なったり、
系統毎に時定数の異なる加減速手段を持つ場合に速度オ
ーバライドをかけると、系統間の位置関係が崩れてしま
い、工具が折れてしまったり、あるいは機械どうしが接
触したりするという危険性があるという問題点があっ
た。
【0020】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、オーバライドをかけても系統間の位置関係
が崩れないような多系統数値制御方法及びその装置を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の数値制御装置
は、速度オーバライドがかかった場合に速度オーバライ
ド値に応じて系統間の位置関係を保つように加減速時定
数を計算する時定数演算手段を備えるものである。
【0022】
【作用】この発明における時定数演算手段は、時定数の
異なる加減速手段を持つ多系統数値制御装置において、
速度オーバライドをかけても系統間の位置関係を保ち、
各系統の機械間の相互干渉を防ぐ。
【0023】
【実施例】実施例1.以下、本発明の一実施例を図1〜
図7を用いて説明する。図1は本発明の一実施例に係る
数値制御装置のブロック図である。図において、1a、
1bは各系統毎に各々独立に作成される加工プログラ
ム、2a、2bはプログラム解析手段、3a、3bは補
間手段、4a、4bは加減速手段、5a、5bは駆動
部、6a、6bはモータ、7は速度オーバライド装置、
8a、8bは速度計算手段、9a、9bはそれぞれ速度
オーバライドの指令を受けて速度オーバライドに比例し
た加減速時定数を計算する時定数計算手段である。10
aは加工プログラム1a、プログラム解析手段2a、補
間手段3a、加減速手段4a、駆動部5a、モータ6
a、速度計算手段8a及び時定数計算手段9aで構成さ
れる第1系統の装置群で、10bは加工プログラム1
b、プログラム解析手段2b、補間手段3b、加減速手
段4b、駆動部5b、モータ6b、速度計算手段8b及
び時定数計算手段9bで構成される第2系統の装置群で
ある。
【0024】次に図1に示した数値制御装置の動作につ
いて、図2を用いて説明する。図2は時定数計算手段9
a,9bを付けた場合の加減速処理の動作を示すフロー
チャートである。まず、ステップS1でNC言語で記述
された加工プログラム1a、1bをプログラム解析手段
2a、2bで解析し、ステップS2で速度オーバライド
装置7より速度オーバライド指令があるかどうかを速度
計算手段8a,8bが判断する。速度が遅くなるような
速度オーバライド指令があると判断したとき、ステップ
S3で速度オーバライドのかかった速度を速度計算手段
8a、8bで計算し、そしてステップS4で補間手段3
a、3bによって補間処理がされる。また、ステップS
3で速度オーバライド指令がないと判断した場合はその
ままステップS4で補間処理を行う。ここまでの処理、
すなわちステップS1からステップS4までの処理は従
来例の処理と同様である。
【0025】次に、ステップS5で再び速度オーバライ
ド指令の有無を判断し、速度オーバライド指令があれ
ば、ステップ6で時定数計算手段9a、9bにより速度
オーバライドに比例して同期関係を保つように加減速時
定数を計算し、ステップ7で加減速手段4a、4bによ
り加減速処理を行う。また、速度オーバライド指令がな
い場合には、そのまま最初からの加減速時定数を使って
加減速手段4a、4bで加減速処理が行われる。
【0026】時定数計算手段9a、9bでは、最初から
セットされている第1系統の時定数をJO1、第2系統
の時定数をJO2、時定数計算手段9a、9bで計算さ
れる第1系統の時定数をJN1、第2系統の時定数をJ
N2、速度オーバライド値をR×100%とすると、時
定数計算手段で第1系統の時定数JN1は次式(13)
の演算処理を行い、第2系統の時定数JN2は次式(1
4)の演算処理を行い、それぞれを各系統の加減速時定
数として用いる。 JN1=JO1/R ………(13) JN2=JO2/R ………(14) 上記のように時定数を再計算することによって、速度オ
ーバライドをかけても系統間位置関係を保つことが出来
る。
【0027】なお、時定数計算手段9a、9bで計算さ
れた加減速時定数を用いて加減速処理を行う加減速処理
手段4a、4bの構成は種々考えられるが、例えば図3
に示すようなものを用いることができる。なお、この加
減速処理手段4a、4bは、オーバライドが100%,
50%,25%,10%の時に対応処理できるものであ
って、NCのサンプリング周期が5msecのとき、時
定数を25msec,50msec,100msec,
250msecに各々変化させることができる場合の実
施例である。即ち、図3に示すように、補間手段3a、
3bは1サンプリング毎に軸の駆動信号としての補間デ
ータ△Xnを発生し、加減速処理手段4a、4bに入力
する。加減速処理手段4a、4bは各々、D個(但し、
Dは時定数τ、NCのサンプリング周期をTとするとき
τ/Tに等しい。この実施例の場合、NCのサンプリン
グ周期が5msecのとき、時定数を25msec,5
0msec,100msec,250msecに各々変
化させることができるものであるので、Dは50)のバ
ッファレジスタ#1,#2・・・・・#49,#50を
有するシフトレジスタと、時定数計算手段9a、9bで
計算された加減速時定数に応じてシフトレジスタの出力
をバッファレジスタ#5,バッファレジスタ#10,バ
ッファレジスタ#20,バッファレジスタ#50の何れ
のものから得るかを選択する公知のセレクタSELと、
加算回路ADDと、加算結果を一時的に記憶するアキュ
ームレータACCと、加算結果を転送されるレジスタS
UMと、加算結果を1/D(但し、DはセレクタSEL
にて選択されたバッファレジスタの数、例えばセレクタ
SELにてバッファレジスタ#5の出力を得るように選
択された場合、D=5で、この実施例の場合には、5,
10,20,50の何れかがセットされる)する除算器
DIVを有している。各バッファレジスタ#1〜#50
は直列的に接続され、1サンプリング毎に最新の補間デ
ータ△Xnをバッファレジスタ#1に記憶すると共に、
各バッファレジスタの内容を次段のバッファレジスタに
転送し、セレクタSELにてオーバライド値に応じて選
択された任意のバッファレジスタの内容△Xnを加算器
ADDに入力するとともに、除算器DIVにセレクタS
ELにて選択されたバッファレジスタの数をセットす
る。
【0028】この実施例の場合は、NCのサンプリング
周期が5msecのとき、時定数を25msec(オー
バライド値100%に対応),50msec(オーバラ
イド値50%に対応),100msec(オーバライド
値250%に対応),250msec(オーバライド値
10%に対応)に各々変化させることができる場合の実
施例であるので、セレクタSEL及び除算器DIVは、
オーバライド値に応じて図4に示すようにセットされ
る。即ち、ステップ101にてバッファの内容が”0”
であるか否かを判断し、”0”でない場合には、前のオ
ーバライド値を使用する。”0”の場合には、ステップ
102に進み、このステップ102でセレクタSEL
に”0”をセット(バッファレジスタ#5の出力を得る
ように選択)するとともに、除算器DIVに”5”をセ
ットする。次にステップ103でオーバライドが100
%であるか否かを判断し、オーバライドが100%であ
る場合には、処理を終了する。また、オーバライドが1
00%でない場合には、ステップ104に進み、このス
テップ104でセレクタSELに”1”をセット(バッ
ファレジスタ#10の出力を得るように選択)するとと
もに、除算器DIVに”10”をセットする。次にステ
ップ105でオーバライドが50%であるか否かを判断
し、オーバライドが50%である場合には、処理を終了
する。また、オーバライドが50%でない場合には、ス
テップ106に進み、このステップ106でセレクタS
ELに”2”をセット(バッファレジスタ#20の出力
を得るように選択)するとともに、除算器DIVに”2
0”をセットする。次にステップ107でオーバライド
が25%であるか否かを判断し、オーバライドが25%
である場合には、処理を終了する。また、オーバライド
が25%でない場合には、ステップ108に進み、この
ステップ108でセレクタSELに”3”をセット(バ
ッファレジスタ#50の出力を得るように選択)すると
ともに、除算器DIVに”50”をセットする。従っ
て、あるサンプリング時点において、加算器ADDは、
レジスタSUMの内容をStとすれば、 △Xn−△Xo+St→St ・・・・・・・(15) の演算を行い、演算結果をアキュームレータACCに格
納する。アキュームレータACCの内容は除算器DIV
により1/Dされ、パルス分配手段(図示せず)に入力
される。これと同時に各バッファレジスタ(#1〜#5
0)の内容は次段のバッファレジスタにシフトされ、ま
た△Xnは先頭のバッファレジスタ#1に記憶され、更
にアキュームレータACCの内容StはレジスタSUM
に転送される。
【0029】次に、図5を参照しつつ図3の具体例を示
す。なお、時定数を50msec(オーバライド50
%)、NCのサンプリング周期Tを5msecとする。
従って10個(=50/5)目のバッファレジスタ出力
を得るように、セレクタSELが”1”にセットされ
る。また、加減速処理手段4a、4bへの入力△Xnを
10とし、バッファレジスタ#1〜#10、アキューム
レータACC、レジスタSUMの初期値を”0”とす
る。第1サンプリング時刻においては、(15)式の演
算結果Stは△Xn=10、△Xo=0、レジスタSU
Mの内容=0であるから、10となり、よって除算器D
IV出力は1となる。第2第1サンプリング時刻におい
ては、(15)式の演算結果Stは△Xn=10、△X
o=0、レジスタSUMの内容=10であるから、20
となり、よって除算器DIV出力は2となる。以下同様
に、除算器出力は3,4,・・・10と増大し、時定数
である50msec経過後に加減速処理手段4a、4b
への入力△Xn(=10)と加減速処理手段4a、4b
の出力が一致し、以後△Xnが到来しなくなるまで、該
加減速処理手段4a、4bから一定の数値10が出力さ
れる。そして、△Xnの到来が終了すると、(15)式
の演算結果はStは、△Xn=0,△Xo=10,SU
Mの内容=100であるから、90となり、除算器DI
V出力は9となる。以後、同様に8,7,・・・1,0
と減少し、時定数50msec後に”0”となる。
【0030】最後に図6、図7を使って速度オーバライ
ドをかけても系統間の位置関係を保つことが出来ること
を説明する。図6aは加減速処理手段4a、4bで作ら
れる加減速パターンのグラフで、縦軸が移動速度、横軸
が時刻を表す。グラフ31aは、速度オーバライドをか
けていない場合の第1系統の加減速パターンで、速度F
1、時定数J1、移動時間TO1、移動距離L1であ
る。グラフ32aは第1系統と異なった時定数を持つ第
2系統の速度オーバライドをかけていない場合の加減速
パターンで、速度F2、時定数J2、移動時間TO2、
移動距離L2とする。速度オーバライドをかけていない
場合、第1系統の移動完了時刻TO1は次式(16)、
第2系統の移動完了時刻TO2は次式(17)となる。 TO1=L1/F1+J1=Te1 ………(16) TO2=L2/F2+J2=Te2 ………(17)
【0031】図7aは図6aのグラフ31a、32aの
ような加減速パターンを持つオーバライドをかけていな
い場合の第1系統の軸X1、第2系統の軸X2の位置関
係を示すグラフである。縦軸が位置、横軸が時刻を表
し、41aは第1系統の軸X1、42aは第2系の軸X
2を示す。時刻TO1において、軸X1が位置A1にあ
るとき、軸X2は位置A2にある。
【0032】図6bのグラフ31b、グラフ32bはそ
れぞれ上記数値制御装置の第1系統、第2系統にR×1
00%の速度オーバライドをかけたときの加減速パター
ンである。第1系統の移動終了時刻TN1は次式(1
8)、第2系統の移動終了時刻TN2は次式(19)と
なる。 TN1=L1/(R×F1)+J1/R=(L1/F1+J1)/R =TO1/R ………(18) TN2=L2/(R×F2)+J2/R=(L2/F2+J2)/R =TO2/R ………(19)
【0033】図7bは図6bのグラフ31b、32bの
ような加減速パターンを持つ場合の第1系統の軸X1、
第2系統の軸X2の位置関係を示すグラフである。縦軸
が位置、横軸が時刻を表し、41bは第1系統の軸X
1、42bは第2系の軸X2を示す。時刻TN1におい
て、軸X1が位置A1にあるとき、軸X2は位置A2に
ある。すなわち、系統間の位置関係は保たれる。
【0034】実施例2.なお、上記実施例は直線加減速
の場合について説明したが、指数加減速の場合にも本発
明を適用できる。また、上記実施例は補間後に加減速処
理を行うものについて説明したが、加減速処理後に補間
を行うものについても、本発明を適用できる。更にま
た、上記実施例は2系統の数値制御装置に適用したもの
について説明したが、3系統のものにも適用できること
はいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、多系統
数値制御装置において、速度オーバライドがかかった場
合に速度オーバライドに応じて系統間の位置関係を保つ
ように加減速時定数を計算して加減速制御を行うので、
速度オーバライドをかけても系統間の位置関係を保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る数値制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例に係る数値制御装置の動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係る数値制御装置に用いら
れる加減速手段の詳細を示すブロック図である。
【図4】図3に示す加減速手段の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】図3に示す加減速手段の動作を説明するための
図である。
【図6】本発明の一実施例に係る数値制御装置の加減速
手段で作られる加減速パターンを示す図である。
【図7】図6の加減速パターンを持つ機械のある軸の時
間と位置を表す図である。
【図8】従来の数値制御装置のブロック図である。
【図9】従来の数値制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】従来の加減速手段で作られる各系統等しい加
減速時定数、速度を持った場合の加減速パターンを示す
図である。
【図11】図10の加減速パターンを持つ機械のある軸
の時間と位置を表す図である。
【図12】従来の加減速手段で作られる各系統異なった
速度と、等しい加減速時定数を持った場合の加減速パタ
ーンを示す図である。
【図13】図12の加減速パターンを持つ機械のある軸
の時間と位置を表す図である。
【図14】従来の加減速手段で作られる各系統異なった
加減速時定数と、等しい速度を持った場合の加減速パタ
ーンを示す図である。
【図15】図14の加減速パターンを持つ機械のある軸
の時間と位置を表す図である。
【図16】多系統工作機械の一例を示す図である。
【図17】図16に示す多系統工作機械の動作を説明す
る図である。
【図18】図16に示す多系統工作機械における同期関
係が崩れた場合の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1a、1b 加工プログラム 2a、2b プログラム解析手段 3a、3b 補間手段 4a、4b 加減速手段 5a、5b 駆動部 6a、6b モータ 7 速度オーバライド装置 8a、8b 速度計算手段 9a、9b 時定数計算手段 10a 第1系統の装置群 10b 第2系統の装置群 131、133 刃物台 132、134 切削工具 135 ワーク 136 主軸 137 第1系統の座標系 138 第2系統の座標系

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立した加工プログラムにて独立した系
    統を各々独立して数値制御する多系統数値制御方法であ
    って、 (a)上記各加工プログラムを解析するステップと、 (b)このステップにて解析された上記各加工プログラ
    ムより指令される送り速度に対して各々速度オーバーラ
    イドをかけるステップと、 (c)このステップのオーバライド値に応じて系統間の
    位置関係を保つように加減速時定数を各々計算するステ
    ップと、 (d)このステップにて計算された加減速時定数を用い
    て各系統のモータを各々加減速制御を行うステップと、 を有することを特徴とする多系統数値制御方法。
  2. 【請求項2】 独立した加工プログラムにて独立した系
    統を各々独立して数値制御する多系統数値制御装置であ
    って、 (a)上記各加工プログラムを解析するプログラム解析
    手段と、 (b)このプログラム解析手段にて解析された上記各加
    工プログラムより指令される送り速度に対して各々速度
    オーバーライドをかけるオーバーライド装置と、 (c)このオーバーライド装置のオーバライド値に応じ
    て系統間の位置関係を保つように加減速時定数を各々計
    算する加減速時定数計算手段と、 (d)この加減速時定数計算手段にて計算された加減速
    時定数を用いて各系統のモータを各々加減速制御を行う
    加減速手段と、 を備えてなる多系統数値制御装置。
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