JPS63105864A - Nc加工方法と装置 - Google Patents

Nc加工方法と装置

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JPS63105864A
JPS63105864A JP25075286A JP25075286A JPS63105864A JP S63105864 A JPS63105864 A JP S63105864A JP 25075286 A JP25075286 A JP 25075286A JP 25075286 A JP25075286 A JP 25075286A JP S63105864 A JPS63105864 A JP S63105864A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、NC工作機械のNC加工方法と装置に関し、
特にNC加工プログラムにおける位置指令データを各送
り軸の移動指令データに変換した後にその各送り軸の移
動量をスケーリングしてNe加工を行うNC加工方法及
び装置に関する。
〔従来技術と解決すべき問題点〕
従来、NC工作機械のNC加工プログラムに拡大、縮小
のスケーリングをする場合にはNC装置でNC指令デー
タを補間演算する前にNC指令データに対してスケーリ
ング分の倍率を掛けるようにしていた。この場合に、N
C工作機械の各送り軸のNC指令データに互いに異なる
スケールを掛けると、直線移動の指令に関しては問題な
かったが、円弧移動の指令に対して異なるスケールを掛
けると、移動軌跡が楕円に変化した。然るに=車従来の
NC装置には楕円補間機能が実現されていないから、補
間演算の前段でスケーリングの倍率を乗算する方式を採
ると、各軸間相互に興なるスケーリングの倍率を乗算す
ることは不可能であった。故に、3次元自由曲面を持つ
立体形状の金型等をNC加工する場合には、NC指令デ
ータの情報量が多いことはもとより、金型の材質によっ
ては縦横の伸び率が違うものが存在し、金型使用中の精
度維持に問題があった0例えば、アルミ材料で作製した
金型では、材料の方向性から縦と横では伸び又は収縮率
が違うことが判り、これが、製品金型に影響して上記の
問題が発生するものであることが、判って来た。そこで
、材料方向の縦と横で異なるスケーリングの倍率でNC
加工を実施する必要性が生じてきたのである。従っで、
本発明は、かかる問題の解決を図らんとするものである
〔解決手段〕
所で、既定のNC加工プログラムを型材の材質やその他
の条件に応じて変更作成することはプログラム作成上で
手間が掛かり、困難であるため、NC加工プログラムに
おける位置指令データを補間演算して各送り軸の移動指
令データに変換した後に、各送り軸毎に独立して所望の
スケーリングの倍率を掛けで、材料の縦、横又はX、Y
、Z軸に対して夫々異なるスケールの移動指令データを
作成しで、NC@fllのサーボ機構に伝送してNC加
工を行うようにしたものである。
即ち、本発明によれば、NC工作機械のNC加工方法に
おいで、NC加工プログラムに基づく位置指令データを
情報処理部で補間演算し、前記NC工作機械の各送り軸
の移動指令データを作成し、該各送り軸の移動量に各送
り軸毎に独立して所望のスケーリングの倍率を乗算し、
各送り軸毎に独立したスケールの移動指令データを作成
し、該移動指令データをNC装置のサーボ機構に伝送し
て前記NC工作機械にNC加工動作を行わせるようにし
たNC加工方法を提供し、また、この方法を直接実施す
べ(、NC工作機械のNC加工装置においで、NC加工
プログラムに基づく位置指令データを各送り軸の移動指
令データに演算変換する演算手段と、その移動指令デー
タにおける各送り軸の移動量に各送り軸ごとに独立して
所望のスケーリングの倍率を乗算し、各送り軸に独立し
たスケールの移動指令データを作成するスケーリング演
算手段と、前記移動指令データをNC装置のサーボ機構
に伝送する接続手段とを備えたNC加工装置を提供する
ものである。以下、本発明を添付図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明によるNC加工方法と装置の実施例と
して構成された高速NC加工装置の概略構成を示す機構
図、第2図は第1図に示した高速NC加工装置における
高速NC加工データの演算変換処理を行う高速NCデー
タ作成装置の構成を示したブロック図である。
さで、第1図に示す高速NC加工装置は、NC装置f1
0、このNC装置10と分離又は付属設備されるNC加
工データの格納用バッファメモリ手段12、NC加工プ
ログラムを供給するNC加工プログラム供給装置14、
MNC加工プログラム供給装置14から供給されるNC
加工プログラムから高速加工指令に応じて所定のNC加
工データを高速NC加工用の加工データに演算、変換す
る高速NC加工データ作成装置16、上記NC装置10
からのNC加工指令データに従って作動制御される駆動
モータ群18(X軸、Y軸、Z軸モータ)等を具備して
構成されている。
上述したNC加工プログラム供給装置14は、例えば、
周知の自動プログラミング装置、ホストコンビエータ、
或いはフロッピー装置等によって構成すればよく、NC
工作機械(図示時)で加工されるワークに対して設計図
面に従って予めプログラムされたNC加工プログラムを
供給、送出するものである。そしで、このNC加工プロ
グラム供給装置14と高速NC加工データ作成装置16
とはインターフェース手段20によって結合されており
、同様に高速NC加工データ作成装置16と上述のパフ
ファメモリ手段12との間も同様のインターフェース手
段22によって結合されている。
NC加工プログラム供給装置14から供給されるNC加
工プログラムは、通常または標準の速度モードでNC加
工を実行すべきNC加工指令と高速モードでNC加工を
実行すべきNC加工指令との両者を含んでおり、周知の
ブロック単位で次々と供給されるようになっている。こ
のとき、本発明によれば、第3図のNCフォーマットに
示すように、標準NC加工から高速NC加工への移行に
際して該高速NC加工過程でスケーリングが行われると
きは、スケーリングの倍率の掛は算指令(以下、スケー
リング指令と記載する。)を予め含めておくのである。
そしで、高速NC加工の開始を例えば、準備機能005
で予めNCプログラミングの段階で指令するのである。
勿論、外部から加工の進捗状況に応じて高速NC加工を
指令できるような外部操作手段を設けるようにしても良
い。
このようにスケーリング指令と高速NC加工指令GO5
とを含んだNC加工プログラムが供給されると、高速N
Cデータ作成装置16は第2図に示すデータ受信部24
においで、そのNC加工プログラムを受信する。データ
受信部24は該NC加工プログラムの各ブロックのNC
指令データ毎に高速加工指令GO5の有無に応じで、次
段のデータ処理部26における高速NCデータ処理部2
6aを経由して又は該高速NCデータ処理部26aをバ
イパスしてNG指令データをデータ送信部28に送信す
る。さで、高速モードのときはそのNG指令データは高
速NCデータ処理部26aにおいて補間演算等を行いN
C装置のサーボ機構18に直接供給可能なバイナリ−デ
ータの移動指令(分配パルス数)に演算変換される。ま
た、本発明の特徴としで、スケーリング指令が含まれて
いると、スケーリング演算部26bにおいで、各送り軸
毎に指定された所望のスケーリングの倍率を上述のバイ
ナリ−データの移動指令に乗算しで、各送り軸に独立し
たスケールの移動指令を形成する。即ち、例えば、第3
図に示したNCフォーマットのスケーリング指令では、
X軸方向には△印で示した数値、Y軸方向には0印で示
した数値、Z軸方向には○印て示した数値のように異な
る倍率数値を各軸毎にスケーリング演算部26bで乗算
するのである。スケーリング指令がないときには、スケ
−りング演算部26bを経由しない。
一方、通常速度モードのときは、NC指令データは、デ
ータ受信部24からそのままデータ送信部28へ送出さ
れる。ここで注目すべき点は、高速NC加工を行うNC
指令データは、3次元曲面形状等のように微小補間距離
毎にNC加工を遂行して滑らかな加工曲面を得ようとす
る場合であり、斯る微小補間距離毎のNC加工を連続し
て3次元曲面を得るのに通常のごと(NC装置1Gにお
いて演算処理を遂行していては、演算処理に多大の時間
を要し、NC加工による自動加工の高能率化を達成しえ
ない場合である。即ち、高速NCデータ作成装置16は
、NC装置10内のサーボ機構へ直送できるデータをN
CM置装0とは別の演算処理手段で予め高速度に作成し
てNC装置10によるオフセット処理、補間演算処理を
全て省略し得るようにする機能を外部に保有しているの
である。
高速NCデータ作成装置16のデータ送信部28から送
信されるNC指令データはそのままスケーリングされた
ものもスケーリングされていないものも全てインターフ
ェース22を介してバッフ1装置12に格納され、そこ
から更にNC装置lOに次々と送られる。上記バッファ
装置12は高速度で作成されたNC加工指令データを含
めた全てのNC指令データを一時的に格納し、次々に後
段のNC装−10へ送出する機能を持つものである。
なお、高速NCデータ作成装置16には操作盤30が接
続され、前述のように高速NC加工指令G05とは別に
高速NC加工指令を人が印加することも可能てあり、ま
た、送り速度をNCプログラム中の指令による送り速度
の変更設定を行うことも可能になっている。
高速モードのときはNC装置10は、既に各軸の移動指
令データに変換された高速NC加工用データをバッツァ
メモリ手段12から一定時間間隔で読み取り、既述のよ
うに直ちにサーボ機構18に送り、これに従っで、高速
NC加工が実行される。また、通常速度モード(II*
NC加工モード)の場合には、NC加工データは、NC
装置10内の演算処理部においで、オフセット処理、直
線補間処理、円弧補間処理等め必要な処理を受けてから
、サーボ機構18に各軸の移動指令データとして送出さ
れ、通常のNc*Wlの機能により、NC加工が実行さ
れるものである。その場合に、通常の標準NC加工モー
ドにもNC装置10内に上述した演算処理部の後段にス
ケーリング演算部を設けで、各送り軸の移動量にスケー
リングの倍率を乗算する構成にしておけば良い、また、
第1図、第2図に示した構成の実施例とは別の実施例と
しで、第4図に示すように、NCm置装0内にデータ受
信部101.演算処理部102、高速NCデータ処理部
1G3、スケーリング演算部104、データ送信部10
5を設けた構成にすれば、NGプログラム供給手段14
からNC加工プログラムに基づく位置指令データを上記
データ受信部101で受信して高速NC加工モードか標
準NC加工モードかを識別し、高速NC加工モードであ
れば、高速NCデータ処理部103を経由し、しかも後
段てスケーリング指令に応じてスケーリングの倍率乗算
処理を行ってから、データ送信部105を介しで、各軸
毎に独立した所望のスケーリングを施した移動指令デー
タとしで、サーボ機構18へ送出できる。また、標準N
C加工モードのときは、データ受信部101から演算処
理部102を経て前述の補間処理等を行って各軸の移動
指令データを作成し、次いで、スケーリング指令が含ま
れた標準NC加工てあれば、更に該演算処理部102か
ら後段のスケーリング演算部104を経由したデータ処
理経路を経ることにより、各送り軸ごとに独立して所望
のスケーリングの倍率乗算を施した移動指令データを作
成、送出することがてきるのである。つまり、本発明に
よるスケーリング指令は、高速NC加工と標準NC加工
との如何に係わりな(、実行することができるのである
他方、NC加工においては、サーボ機構18、NC工作
機械の送り機構等の機械的作動部を有することによっで
、NC指令による指令速度が大きい程これら機構部分の
追従に遅れ、つまりドループが生じ、特にコーナ部にお
いて指令された加工経路に対して誤差が発生する。従っ
で、上述した高速NGデータ作成装置16によって演算
、変換された移動指令データ形成の高速NC加工データ
によって実行される高速NC加工に当たってもNC装置
110によっで、特にコーナ部り経路に沿う高速NC加
工、変曲点における高速NC加工、円弧等の大きな曲率
を有した経路の高速NC加工等を実行するときは、上記
ドループによる誤差が発生して加工精度が低下するので
、これを極力防止する必要がある。そこで、本出願人は
既に特願昭61−169936号においで、ドループに
よろ誤差の発生を防止する発明を開示しており、それは
、NC工作機械の加工動作経路1進行方向の変化の程度
に応じで、NC工作機械側における各軸(通常、工作機
械の技術分野では、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の
3軸が用いられる。)の送り速度を減速させるように制
御を行い、ドループによる誤差の発生を防止するもので
ある。即ち、高速NCデータ作成装置16においで、上
述したコーナ部の経路における前記移動指令データの各
ブロックによって指令される微小な補間直線を示すベク
トルに就いで、相隣る前後の2ブロツクのベクトル間に
おける角度変位を次々と演算し、これらの角度変化率の
大きさに応じて上記送り速度を低下させるような移動指
令データを作成するものである。
−mにNC加工における送り速度の制御は、一定時間間
隔で移動指令データをサーボ機構に与えるようにした制
御方式においては、−回で与える移動量(パルス分配数
)を太き(したりあるいは小さくしたりすることによっ
て行われる0例えばlOミリ秒間隔で移動指令データを
与えるものとすると、−回で与える移動量を0.5−一
にすると、送り速度は3000+n/sinとなり、該
移動量をO,’1msにすると600−一/winとな
る。
他方、高速NC加工を直線補間によって遂行する際の各
ブロック毎の微小補間直線をベクトル表示した第5図を
参照すると、同図の相隣る前後ブロックのベクトルA、
B間の角度変位は内積の定理によっで、cosθ−A−
B/IAI−IB+の関係からθが求められる。このθ
の0から90′″までの角度の変化に応じて例えば、O
0付近のときは一回で与える移動量は指令速度に対応す
る量とし、θが大きくなるに従って前記移動量を分割し
て数回にねたうて与えるようにすれば、送り速度は減速
され、結果的に高速NC加工の遂行時にドループによる
誤差を僅少にすることができるのである。
さで、ここで第6図を参照すると、本発明によるNC加
工方法を適用しで、NC工作機械の送り軸におけるX軸
とY軸とにスケーリングを施してNC加工を行った場合
の工具軌跡(カッター経路)と、ワークの形状との関係
の1例を示しである。
第6図においで、工具の径はカッター径りのものを用い
て略正方形の直線形状加工をNC加工でワ一りに施す場
合であり、カッター経路T1はスケーリングの倍率が1
で拡張、縮尺が行われない通常のNC加工を示し、その
とき、ワークにはワーク形状Wlで示した形状が形成さ
れる。これに対しで、カッター軌跡T2は、X軸、Y軸
弁に例えば、1.5倍のスケーリング倍率を指令してN
C加工を行う場合であり、それによっで、ワークにはワ
ーク形状W2で示す拡大された形状が加工された様子を
示している。
第7図は、本発明によるNC加工方法を適用しで、円を
NC加工するNGプログラムに対してNC工作機械の送
り軸におけるX軸にだけ拡大スケーリングを施しで、実
行した場合のの工具軌跡(カッター経路)と、ワークの
形状との関係を示している。この場合に、NCフォーマ
ットは、円弧補間モードを示す002指令と共にスケー
リング指令を示す(5CALE X 傘傘傘傘Y 10
24  Z 1024 )がプログラムされている。そ
しで、X軸のスケールの倍率はkとなるような数値(*
**傘)が記入されている。なお、スケーリングは、単
位時間(例えば、l□wsec)の各軸の移動量に掛け
る倍率で、****/1024がkとなるように与えら
れ、1024で割うた余りは、スケーリング演算部のメ
モリに格納され、商をNG装置10のサーボ機構10に
送出する。そしで、次の移動量も同様に計算をして商と
余りを求め、この余りに前回メモリに格納した余りを加
算して最小移動量に相当する桁上がりが出たら、商に1
を加えると言う演算手法が用いられ、余りを切り捨てる
ことによる移動量の集積誤差から所望の形状に対して大
きな誤差を発生するのを防止している。
さで、第7図は、半径rのカッタを用いで、円弧補間で
円弧形状をNC加工するプログラムにX軸方向だけに倍
のスケーリング倍率を乗算することにより、楕円のNC
加工が達成された場合のカッター経路とワーク形状との
関係を示している。
この場合に、カッター経路T3とワーク形状W3とはス
ケーリングが各軸弁に1.0倍である通常の円弧形状の
NC加工の場合で、一方、カッター経路T4とワーク形
状W4とは、X軸方向のみ常にスケーリングの倍率kが
乗算されていることによっで、楕円が形成されることを
示している。つまり、半径rのカッターが半径すのカッ
ター経路T3を経由して円弧をNC加工するときには、
X冨+ Y!冒 b冨・・・(1) ここで、 X軸はその移動量X゛がスケーリング倍率kを乗算され
ている場合を考察すると、その移動量に1/kを掛けた
値としたとき、即ち、l /k −X’を(1)式のX
に代えて代入すると、(1)式は、(X’ /k)” 
+  Y” −b”  ・・・ (2)即ち、 (1/kb)” X” ” +Y” /b” =1 ・
・ (3)故にamkbとすれば、 xl g / a雪+Y! /b” −1となり、実質
的には楕円形状が得られることがわかる。
第7図のカッター経路T4とワーク形状W4とは、こう
してNC加工された楕円形状を示している。勿論、ワー
ク形状W4は半径rのカッターのときには、カッター経
路T4の内側にrだけ入り込んだ形状となっていること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の実施例の説明に基づいで、本発明によれば、各送
り軸に異なる倍率のスケーリングを施してNC加工を行
うことが可能となったので、1つのNC加工プログラム
を利用しで、種々の異なるしかも所望のスケーリング倍
率によるNC加工を実行できることとなったのである。
このことは、従来、NC加工プログラム上からは、楕円
補間の機能は無いにも係わらず、本発明を通用して円弧
補間における縦、横のスケーリングを変えることにより
、ワークに対して楕円形状をNC加工できる。ことと成
ったのである。従っで、金型加工等の複雑な形状を求め
られる加工に対するNC加工の応用範囲が拡張される効
果が究極的に得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるNC加工方法を実施するために適
したNC加工装置の1実施例の構成図、第2図は第1図
の高速NCデータ作成装置の構成を示したブロック図、
第3図はスケーリング指令を含んだNCプログラムのフ
タ−マットの例を示した図、第4図は本発明によるNC
加工方法を実施するために適したNC加工装置の1実施
例の構成図、第5図は高速NC加工データにおける次々
のブロックによって指令される微小な補間直線を表すベ
クトルの角度変位を説明する図、第6図はX軸、Y軸の
2軸方向に同じスケーリングの倍率を掛けて直線形状の
NC加工をワークに行った例を説明する図、第7図は円
を加工するNC加工プログラムにおいて一方のX軸方向
にスケーリング倍率kを掛けて楕円加工を行った例を説
明するための図。 lO・・・NG装置、 14・・・NCプログラム供給手段、 16・・・高速NCデータ作成装置、 18・・・サーボ機構、 26a、103・・・高速NCデータ処理部、26b、
104・・・スケーリング演算部。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、NC工作機械のNC加工方法において、NC加工プ
    ログラムに基づく位置指令データを情報処理部で補間演
    算し、前記NC工作機械の各送り軸の移動指令データを
    作成し、該各送り軸の移動量に各送り軸毎に独立して所
    望のスケーリングの倍率を乗算し、各送り軸毎に独立し
    たスケールの移動指令データを作成し、該移動指令デー
    タをNC装置のサーボ機構に伝送して前記NC工作機械
    にNC加工動作を行わせるようにしたNC加工方法。 2、NC加工プログラム読取り部と情報処理部とサーボ
    機構を備えたNC装置に外部からの命令によってNC加
    工プログラムに基づく移動指令データを前記サーボ機構
    に直送してNC加工動作をすることができるNC工作機
    械のNC加工方法において、前記NC工作機械のNC装
    置の情報処理部の前段で、高速加工命令に応じてNC加
    工プログラムによる位置指令データを予め各送り軸の移
    動指令データに演算変換し、該移動指令データを前記N
    C装置のサーボ機構に情報処理部を介さずに伝送するこ
    とによって前記NC工作機械を高速NC加工動作させる
    とともに、前記移動指令データにおける各送り軸の移動
    量に各送り軸毎に独立して所望のスケーリングの倍率を
    乗算し、各送り軸毎に独立したスケールの移動指令デー
    タを作成し、該移動指令データを前記NC装置のサーボ
    機構に伝送して前記NC工作機械にNC加工動作を行わ
    せるようにしたNC加工方法。 3、NC工作機械のNC加工装置において、NC加工プ
    ログラムに基づく位置指令データを各送り軸の移動指令
    データに演算変換する演算手段と、 前記移動指令データにおける各送り軸の移動量に各送り
    軸毎に独立して所望のスケーリングの倍率を乗算し、各
    送り軸に独立したスケールの移動指令データを作成する
    スケーリング演算手段と、前記移動指令データをNC装
    置のサーボ機構に伝送する接続手段とを備えたことを特
    徴とするNC加工装置。 4、NC加工プログラム読取部と情報処理部とサーボ機
    構を備えたNC装置に外部からの命令によってNC加工
    プログラムに基づく移動指令データを前記サーボ機構に
    直送してNC加工動作をすることができるNC加工装置
    において、高速加工命令に応じてNC加工プログラムに
    よる位置指令データを予め各送り軸の移動指令データに
    演算変換する演算処理手段と、前記移動指令データにお
    ける各送り軸の移動量に各送り軸毎に独立して所望のス
    ケーリングの倍率を乗算し、各送り軸に独立したスケー
    ルの移動指令データを作成するスケーリング演算手段と
    、前記移動指令データを前記NC装置のサーボ機構に前
    記情報処理部を介さずに伝送する接続手段とを備えたこ
    とを特徴とするNC加工装置。
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