JP3034407U - 犬小屋用庇 - Google Patents

犬小屋用庇

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JP3034407U
JP3034407U JP1996007724U JP772496U JP3034407U JP 3034407 U JP3034407 U JP 3034407U JP 1996007724 U JP1996007724 U JP 1996007724U JP 772496 U JP772496 U JP 772496U JP 3034407 U JP3034407 U JP 3034407U
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roof
kennel
side walls
eaves
synthetic resin
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JP1996007724U
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行雄 田村
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Richell Corp
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Richell Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 犬小屋の前に通気のよい日陰を設けると共
に、犬小屋内に風雨雪が侵入するおそれのない犬小屋用
庇を得ること。 【解決手段】 合成樹脂からなり、複数の通気窓8を有
し後面側に犬小屋30への取付部13が設けられた一対
の側壁2,2と、合成樹脂からなり、側壁2,2上に着
脱可能に固定される屋根20とによって構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、犬小屋に着脱可能に取付けることのできる犬小屋用庇に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の犬小屋は、一般に床と、三方に設けた側壁と、前面に設けた出入口と、 屋根とからなっており、側壁に窓を設けたものや、屋根に吹抜き窓を設けたもの なども見受けられるが、日照対策や風雨雪対策などはほとんど施されていなかっ た(例えば、特開昭63−177745号、実開平7−7402号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、暑い季節になると犬小屋内が高温になるため犬が屋外に出たがるが 、屋外では直射日光にさらされるため一層暑くなり、体力を消耗していた。また 、風雨雪が強い場合は、出入口から犬小屋内に雨や雪が吹き込んで、犬小屋内を 濡してしまうなどの問題があった。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、犬小屋の前に通気の よい日陰を作ると共に、犬小屋内に風雨雪が侵入するおそれのない犬小屋用庇を 得ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本考案に係る犬小屋用庇は、合成樹脂からなり、複数の通気窓を有し後面 側に犬小屋への取付部が設けられた一対の側壁と、合成樹脂からなり、前記一対 の側壁上に着脱可能に固定される屋根とを備えたものである。 (2)上記(1)の屋根に、側壁の上部に嵌合する嵌合部を設けた。
【0006】 (3)また、本考案に係る犬小屋用庇は、複数の通気窓を有し後面側に犬小屋へ の取付部が設けられた左右の側壁と、これら側壁の上部に設けられた屋根とを合 成樹脂により一体形成したものである。
【0007】 (4)上記(1),(2)又は(3)の側壁を、ほぼL字状又はほぼ三角形状に 形成した。 (5)上記(1),(2)又は(3)の屋根を、ほぼ逆V字状又はほぼ逆U字状 に形成した。 (6)上記(1),(2)又は(5)の屋根を、複数に分割した。
【0008】
【考案の実施の形態】
実施形態1 図1は犬小屋に本考案の実施形態1に係る犬小屋用庇(以下単に庇という)を 取付けた状態を示す斜視図、図2は一部を断面で示した図1の正面図である。両 図において、30は例えば市販されている通常の犬小屋で、左右に柱状部32を 備えた後壁33、左右に柱状部32を備え出入口34が設けられた前壁35、及 びこれら後壁33と前壁35との間に左右の側壁36を組合わせて箱状の本体3 1を構成し、この本体31の下部に底板37を、上部に切妻式の屋根38を取付 けたものである。
【0009】 1は犬小屋30の前壁35に取付けられた庇で、左右一対の側壁2,2と、屋 根20とからなっている。側壁2,2は同じ構造のもので、図3、図4に示すよ うに、リブ5で連結された幅広の2枚の枠板4a,4bが平行に配置されてほぼ 逆L字状に形成された外枠3と、対向する内側の枠板4bを結ぶ枠板4a,4b よりやや幅狭で格子状に形成されたリブ6とからなり、枠板4a,4bとリブ5 で形成された空間及び内側の枠板4bとリブ6及び各リブ6で形成された空間の 一部は側板7で閉塞されており(図3に斜線で示す)、上方及び下方は通気のた め開口されて通気窓8が形成されている。なお、上記の側板7及び通気窓8を設 ける位置及び数は、適宜選択することができる。
【0010】 また、側壁2の前面側(犬小屋30の反対側)の枠板4a,4bの上部は拡幅 されて長方形の嵌入部10が形成されており、上面には一対のねじ螺入穴11, 11が設けられている(図2参照)。また、上面の枠板4aの後部(犬小屋30 側)は低く形成され、上面にはねじ螺入穴12が設けられている。 13,13は後面側の外枠3の上下において両側に張出した犬小屋30への取 付部で、それぞれねじ挿通穴14,14が設けられている。15,15は通気窓 8に設けられた蚊取り線香や清掃用の小物などを掛けるフックであるが、これは 省略してもよい。なお、このような側壁2,2は、合成樹脂により一体成形され ている。
【0011】 屋根20は、図5、図6に示すように、外周に側壁を有し、前面側及び後面側 の中央部が凸状に形成された平面四角形状の屋根枠21を有し、この屋根枠21 の間を屋根板22で一体に連結したもので、屋根枠21の両側の後面側は低く形 成されている。23,23は屋根枠21の前面側の両側に設けられ、下方に開口 して側壁2の嵌入部10に嵌合する前部嵌合部、25は後面側の両側に設けられ 、下方に開口して側壁2の後面側上部が嵌入する後部嵌合部、24,24は前部 嵌合部23,23の上壁に設けた各一対のねじ挿通穴、26は後部嵌合部25の 上壁に設けたねじ挿通穴である。なお、上述の屋根20は合成樹脂により一体成 形されている。
【0012】 次に、上記のような庇1の組立順序の一例について説明する。先ず、両側壁2 ,2をほぼ屋根の幅に合わせて立設し、屋根20を両側壁2,2上に載置する。 そして、屋根20の前部嵌合部23,23を両側壁2,2の嵌入部10,10に 嵌合し、後部嵌合部25,25を側壁2,2の後面側上部に嵌合する。ついで、 屋根20のねじ挿通穴24,26にそれぞれねじを挿通し、側壁2,2のねじ螺 入穴11,12に螺入する。これにより屋根20は両側壁2,2に固定され、庇 1の組立が完了する。
【0013】 犬小屋30への庇1の取付けにあたっては、後部を犬小屋30の前壁35に当 てがい、庇1の側壁2,2に設けた取付部13により取付ける。このとき、庇1 の屋根20の後部は、犬小屋30の屋根38の切妻内に収容される。 犬小屋30と庇1を合成樹脂により対として製造する場合は、犬小屋30の前 壁35にあらかじめ庇1の側壁2,2に設けた取付部13のねじ挿通穴14に対 応してねじ螺入穴を設けておき、ねじ挿通穴14に挿通したねじをこのねじ螺入 穴に螺入して固定することにより、庇1の取付けを完了する。
【0014】 犬小屋30が木製の場合は、ねじ螺入穴を設けなくても、庇1の取付部13の ねじ挿通穴14に挿通したねじを犬小屋30の前壁に螺入して固定すればよい。 なお、犬小屋30が庇1と対として製造されたものでない合成樹脂製や金属製 の場合は、ねじを螺入できないので、例えば、強力な両面接着テープにより、庇 1の取付部13を犬小屋30の前壁に接着して固定すればよい。
【0015】 上記のように構成した本実施形態によれば、新しい犬小屋は勿論、既存の犬小 屋にも容易に取付けることができ、意匠的に優れた庇1を得ることができる。ま た、屋根20を設けたので、犬が出入口33から犬小屋30の外に出ても直射日 光にあたることがなく、その上側壁2,2に設けた複数の通気窓8により充分に 通気が行なわれるため、快適な日陰を得ることができる。さらに、風雨雪が強い 場合でも側壁2,2及び屋根20により犬小屋30の出入口33が遮蔽されてい るので、犬小屋30内への風雨雪の侵入を防止することができる。
【0016】 実施形態2 図7は本考案の実施形態2の斜視図である。本実施形態においては、屋根20 を犬小屋30の屋根38と相似形の逆V字状に形成し、その前面側に補強壁27 を設けたものである。 本実施形態の組立順序、犬小屋への取付手順及び得られる効果は、実施形態1 の場合と同様であるが、屋根20が高いので、広い空間を得ることができる。
【0017】 実施形態3 本実施形態は、図8に示すように、側壁2,2とほぼ逆U字状の屋根20とを 合成樹脂により一体に成形して庇1を構成したものである。なお、側壁2,2と 屋根20を別に形成し、ねじ等により一体に結合するようにしてもよく、また、 何れの場合においても、側壁2,2を実施形態1,2のようにほぼ逆L字状にし てもよい。
【0018】 実施形態4 本実施形態は、図9に示すように、実施形態1,2の側壁2,2とほぼ同じ構 造の側壁2,2上に、合成樹脂からなる平坦な屋根20を後面側を高くし傾斜し て取付けたもので、平坦な屋根38を有する犬小屋30の場合に特に有効である 。
【0019】 実施形態5 本実施形態は、図10に示すように、合成樹脂からなりほぼ三角形状で大きな 通気窓8aを有する一対の側壁2a,2aを犬小屋30の前壁35にねじ止め等 の手段で固定し、その上に実施形態2に示すような屋根20を取付けたものであ る。なお、屋根20は頂部において左右2部分に分割し、ねじ等により一体に結 合してもよい。
【0020】 上述の実施形態2〜5(但し、実施形態3においては、側壁2,2と屋根20 を別に形成した場合)においては説明を省略したが、側壁2,2の上部に嵌入部 を設け、屋根20の下面にこの嵌入部及び側壁2,2の上部に嵌合する嵌合部を 設けてもよい。 また、実施形態5においては、屋根20を分割した場合を示したが、実施形態 1〜4(但し、実施形態3においては、側壁2,2と屋根20を別に形成した場 合)においても屋根20を複数に分割するようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
(1)本考案に係る犬小屋用庇は、合成樹脂からなり、複数の通気窓を有し後面 側に犬小屋への取付部が設けられた一対の側壁と、合成樹脂からなり、前記一対 の側壁上に着脱可能に固定される屋根とによって構成したので、新しい犬小屋は 勿論、既存の犬小屋にも容易に取付けることができる。また、犬が犬小屋の出入 口から外に出ても屋根に遮られて直射日光にあたることがなく、その上側壁に設 けた通気窓により通気が行われるため、快適な日陰を得ることができる。さらに 、風雨雪が強い場合でも側壁及び屋根により犬小屋の出入口が遮蔽されているの で、犬小屋内への風雨雪の侵入を防止することができる。
【0022】 (2)上記(1)の屋根に、側壁の上部に嵌合する嵌合部を設けたので、組立の 際の位置決めが容易であり、また、屋根を側壁に強固に固定することができる。
【0023】 (3)また、本考案に係る犬小屋用庇は、複数の通気窓を有し後面側に犬小屋へ の取付部が設けられた左右の側壁と、これら側壁の上部に設けられた屋根とを合 成樹脂により一体成形したので、組立の手間が省け、強固な庇を得ることができ 、小形の庇を製作する場合、特に有効である。
【0024】 (4)上記(1),(2)又は(3)の側壁をほぼ逆L字状又はほぼ三角形状に 形成したので、通気性をより向上することができる。
【0025】 (5)上記(1),(2)又は(3)の屋根をほぼ逆V字状又はほぼ逆U字状に 形成したので、地面と屋根との空間を広くすることができ、また、これにより通 気性を向上することができる。
【0026】 (6)上記(1),(2)又は(5)の屋根を複数に分割したので、屋根の製造 が容易であり、大形の庇を製作する場合、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】犬小屋に本考案の実施形態1に係る犬小屋用庇
を取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】一部を断面で示した図1の正面図である。
【図3】図1の側壁の側面図及び平面図である。
【図4】図3の正面図及びA−A断面図である。
【図5】図1の屋根の平面図及び側面図である。
【図6】図5の正面図、B−B断面図及びC−C断面図
である。
【図7】犬小屋に本考案の実施形態2に係る犬小屋用庇
を取付けた状態を示す斜視図である。
【図8】犬小屋に本考案の実施形態3に係る犬小屋用庇
を取付けた状態を示す斜視図である。
【図9】犬小屋に本考案の実施形態4に係る犬小屋用庇
を取付けた状態を示す斜視図である。
【図10】犬小屋に本考案の実施形態5に係る犬小屋用
庇を取付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 犬小屋用庇(庇) 2 側壁 3 外枠 4a,4b 枠板 5,6 リブ 7 側板 8,8a 通気窓 10 嵌入部 13 犬小屋への取付部 20 屋根 21 屋根枠 22 屋根板 23 前部嵌合部 25 後部嵌合部 30 犬小屋

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂からなり、複数の通気窓を有し
    後面側に犬小屋への取付部が設けられた一対の側壁と、 合成樹脂からなり、前記一対の側壁上に着脱可能に固定
    される屋根とを備えたことを特徴とする犬小屋用庇。
  2. 【請求項2】 屋根に、側壁の上部に嵌合する嵌合部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の犬小屋用庇。
  3. 【請求項3】 複数の通気窓を有し後面側に犬小屋への
    取付部が設けられた左右の側壁と、これら側壁の上部に
    設けられた屋根とを合成樹脂により一体成形したことを
    特徴とする犬小屋用庇。
  4. 【請求項4】 側壁をほぼ逆L字状又はほぼ三角形状に
    形成したことを特徴とする請求項1,2又は3記載の犬
    小屋用庇。
  5. 【請求項5】 屋根をほぼ逆V字状又はほぼ逆U字状に
    形成したことを特徴とする請求項1,2又は3記載の犬
    小屋用庇。
  6. 【請求項6】 屋根を複数に分割したことを特徴とする
    請求項1,2又は5記載の犬小屋用庇。
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