JP3034041B2 - 補助通信サービスの手順決定方法及び装置 - Google Patents

補助通信サービスの手順決定方法及び装置

Info

Publication number
JP3034041B2
JP3034041B2 JP4507016A JP50701692A JP3034041B2 JP 3034041 B2 JP3034041 B2 JP 3034041B2 JP 4507016 A JP4507016 A JP 4507016A JP 50701692 A JP50701692 A JP 50701692A JP 3034041 B2 JP3034041 B2 JP 3034041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exchange
sending
switch
call
subscriber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4507016A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05507606A (ja
Inventor
ヘイズ,ジョン
ヘルマン シュミット,グレン
Original Assignee
テレフォンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフォンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン filed Critical テレフォンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
Publication of JPH05507606A publication Critical patent/JPH05507606A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3034041B2 publication Critical patent/JP3034041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願に対する相互参照 本出願は、1990年3月8日に出願され、かつ本発明の
譲受人に譲渡され、「ローマー・ルーティング番号のダ
イナミック割り当てのシステム及び方法(Dynamic Allo
cation of Roamer Routing Numbers System and Metho
d)」と題する係属中の米国特許出願第07/490,480号と
関連した要旨を含むものである。上記要旨を含む前記出
願を関連文献として参照する。
発明の背景 発明の技術分野 本発明は、セル形通信システムに関し、特に補助通信
サービス、例えば、そのようなシステム内における音声
メール、の手順決定の方法及び装置に関する。
従来技術の来歴 本発明は、概して、2つの電話技術、即ちセル形無線
電話と音声メール・システムとの間の相互関係に係わる
ものである。以下において、これらの技術のおのおのに
おける一般的な技術水準を簡単に説明する。
セル形無線電話は、おそらく全世界的な電話通信産業
において最も急速に成長している分野であろう。セル形
無線通信システムは現在稼働している電話通信システム
のうちの小さな部分をなすに過ぎないが、この部分が堅
実に増大し、かつ余り遠くない将来において全電話市場
における主要な部分を占めるものとなると広く信じられ
ている。この考えは、ネットワーク内の加入者を接続す
るために主としてワイヤ技術に依存している従来の電話
通信ネットワークに固有の限界に基づくものである。例
えば、標準的な家庭用又は事務用の電話機は、ある最大
長の電話コードにより壁面上の引出し口に接続されてい
る。同様に、ワイヤは、電話機の引出し口を電話会社の
地区交換局に接続している。従って、電話ユーザの活動
は電話コードの長さによって制限されるだけではなく、
稼働している電話の引出し口、即ち地区交換局と接続さ
れていた引出し口の利用度によっても制限される。実際
に、セル形無線通信システムの起原は、これらの制限を
克服したいということ、及び電話ユーザに対して他と効
果的に通信する機能を損なうことなく、動き回る、又は
その家庭又は事務所から離れて旅行する自由を与えるこ
とに、大部分帰するものと思われる。
典型的なセル形無線通信システムでは、ユーザ又はユ
ーザの車両が位置局と通信し、かつ、ユーザと移動交換
局又は交換機とを接続する比較的に小さい無線装置を装
備している。この交換機は、システム内のユーザ及び他
の移動局と、公衆交換電話ネットワーク(“PSTN")内
の陸上線加入者との間の通信を容易にする。移動電話ユ
ーザ(“移動加入者”)とPSTNとの相互接続はそのシス
テムにおける各移動加入者が、固定した又は移動する電
話機を問わず、電話機を有する者によって通話可能にさ
れていることが必要である。従って、地理的に広い地域
内を、ある地域から他の地域に移動する移動加入者
(「ローミング加入者」(roaming subscribers))の
位置検出の問題は、重要な問題となった。この問題に対
する公知の解決方法は、移動物の登録の考えに基づいて
いる。
移動物の登録とは、移動電話ユニットが、移動電話サ
ービス・ネットワーク内の移動交換機の中の一つのサー
ビス地域内に存在しているものとして、リストされる処
置である。各移動電話ユニットが移動電話ネットワーク
内の新しい地域に進行する際におけるローミング移動体
の位置検出の問題の1つの初期の解決方法によれば、各
移動電話ユニットが、当該移動電話ネットワーク内の新
しい地域に入るたびに、該移動電話は該地域と関連した
移動交換機により検出される固有の識別信号を送り出
す。この移動交換機は、移動加入者の存在を示す標識を
そのメモリに記録し、かつ、その時点にその地域内に移
動体が存在することを他の全ての交換機に通告する。そ
の移動加入者が他の地域に進行する場合に、上記移動電
話ユニットから識別信号を受信すると、当該地域に関連
した交換機は、その移動加入者の存在の指示を記録し、
移動加入者の位置を更新する目的で、他の全ての交換機
に対し、それ自身の識別信号と共に、その識別結果を送
る。
他の公知の解決法では、前記移動加入者がその地域を
横切っている各交換機から特定のセンターに対し、移動
加入者の識別結果及び位置メッセージを送る。このセン
ターと連絡する移動ネットワーク内の交換機は、移動加
入者に対する位置の検出及びそれに対する接続に必要な
全ての情報を受信することができる。この解決方法は、
移動加入者が新しい地域に、発呼すること又は呼を受信
することなく進入する度に、1又はそれ以上の他の移動
交換機に通知する必要性をなくし、それにより、該移動
ネットワーク内の各移動交換機により処理されなければ
ならない移動加入者の位置のデータの量を低減する。
いくつかのシステムでは、前述のセンターは、共通国
家センター、例えばビニ(Bini)氏に対して与えられた
米国特許第4,700,374号に開示された移動電話位置検出
システムに用いられているものであってもよい。他のシ
ステムでは、前記センサーは、移動加入者が割り当てら
れている交換機(「ホーム交換機」)であってもよく、
又は移動加入者の位置検出情報を格納するホーム位置検
出レジスタ(“HLR")であってもよい。このような他の
システムでは、移動加入者が、他の地域(「訪問地
域」)に関連した交換機(「訪問交換機」)によって、
訪問地域に設けられるべきサービス用の通常サービス及
び請求書作製地域(「ホーム・地域」)以外の地域に、
予備登録可能である。ローミング加入者が訪問地域に到
達すると、移動加入者はそこからの電話呼を作成する機
能を付与され、かつ移動加入者のホーム・地域で受信さ
れる呼が訪問地域に送らされて移動加入者に伝達され
る。
訪問地域における移動加入者の機能は、ローミング加
入者が訪問地域に到った時に自動的に実行されてもよ
く、また移動局は例えばユーザが最初の電話呼を開始す
るときにスイッチ・オンされる。ローミング移動加入者
はその識別番号を訪問交換機に自動的に送信し、ローマ
ー(roamer)サービスを要求する。ローミング加入者が
協働する交換機からの訪問者であるときは、訪問交換機
は、この訪問者に一時的なローマー番号を割り付けるこ
とにより、ローミング加入者にサービスを提供する。訪
問交換機は、更に訪問交換機のサービス地域におけるロ
ーミング加入者の位置についてローミング加入者のホー
ム交換機に通知する。次いで、ローミング加入者の識別
番号がローマーのリストに加えられるので、ローミング
加入者のホーム交換機に対する着呼は、ローミング加入
者を位置検出する訪問交換機に送られる。
セル形無線技術の前記概説を念頭に置いて、以下、本
発明の他の親技術、即ち音声メール、ファクス・メー
ル、ビデオ・メール、テレテックス又は他のサービスの
ような補助通信サービスの仕方を、以下簡単に説明しよ
う。本発明がセル形ネットワーク内で種々の補助通信サ
ービスの手順の決定を意図していることを理解すべきで
あり、このようなサービスのうちで現在最も一般的な音
声メールを、以下、本発明の要旨の実施例として用いる
ことにする。音声メールは、当該技術分野において一般
的に理解さているように、発呼者が特定の内線用の蓄積
メッセージを残すか、あるいは意図された受信者にメッ
セージを送る自動的回答及びメッセージ蓄積及び発送シ
ステムに関する。要するに、音声メール・システムは2
つの明確な特徴、即ち呼の応答とメッセージ発生とを提
供する。呼応答の機能は、典型的には、発呼者が電話番
号を直接ダイアルするとき、又はビジー、動作不能、無
応答等であることが明らかにされた特定の内線に対して
接続を要求するときに要望される。被呼パーティが利用
不能ならば、電話呼が音声メール・システムの呼応答機
能に向けなおされる結果となる。この時点で、呼は音声
メールの着信局に送られ、また発呼者は予め記録された
アナウンスメント・メッセージにより、又は稼働中の電
話オペレータから連連絡受け、メッセージを残すように
促される。このメッセージは被呼パーティに割り当てた
「音声メールボックス」に蓄積される。
音声メール・システムの呼応答機能は、メッセージ受
信者の都合に適合されるが、メッセージの転送機能はメ
ッセージの発信者を支援する方向で調製される。メッセ
ージの発送機能は、例えば、メッセージ発信者が電話局
のセットのタッチ・トーン・パッドを用いてアクセス・
コードをダイアルすることにより、音声メール・システ
ムを呼出すときに、使用されてもよい。このメッセージ
発信者は1又はそれ以上のメッセージ受信者を指定す
る。更にこのメッセージ受信者は、それらの電話局又は
指令番号をダイヤルすることにより、電話交換システム
によりサービスされ、次いで音声メール・システムによ
り、音声メッセージを、指定したメッセージ受信者に送
るように指令する。音声メール・システムはダイヤルし
た指令番号を記録し、指定した各メッセージ受信者に割
り当てられた音声メールボックスにメッセージを置く。
次いで、各メッセージ受信者は音声メール・システムを
アクセスしてメッセージを受信し、次の動作のためにそ
のメッセージを除外し、これを削除し、コメントを付加
し、かつ他のメッセージ受信者にこのメッセージを送
り、又はメッセージ発信者にメッセージを応答し、かつ
返送する。
いくつかの音声メール・システムは商業的に入手可能
である。このようなシステムは機構及び容量が変化する
が、いずれも、機能のうちで共通する中心部として、シ
ステムのユーザが後に読み出すためのメッセージを蓄積
する能力を共有する。各ユーザはメールボックスが割り
当てられ、その音声メール・システムをアクセスするこ
とにより、その人のメッセージを読み出し、次いでその
人の音声メールを識別することができる。一般的に、音
声メール・システムの電話番号の知識を有する者は、メ
ッセージを残すことはできるが、音声メールを有する者
のみがメッセージを読み出すことができる。メッセージ
を読み出すためには、典型的な音声メール・システムの
ユーザは、電話回線を介してこのシステムをアクセス
し、メールボックス番号及び多分パスワードにより、そ
の人自身を確認した後に、このシステムが発生した記録
メッセージを聞いて、その人のメールボックスの状態、
例えばメッセージの待機回数等をその人に知らせる。次
いで、ユーザは、例えばメッセージ発信者を識別するこ
とにより、そのメッセージを更に説明する「ヘッダ」と
通常呼ばれている各メッセージの短い予備記録部分を聞
くことができる。次に、ユーザは各メッセージを聞くか
否かを決定することができる。
移動体無線電話システムに音声メール・サービスを提
供する要求は、セル形システムのオペレータは失なうこ
とはなかった。音声メール・システムをセル形無線ネッ
トワークに関連させる経済的な動機には、少なくとも2
つの要素がある。第1に、セル形・オペレータは、音声
メール・サービスの毎月の料金を、参加している各移動
加入者に課することができる。第2に、移動加入者がそ
の留守中に残されたメッセージを読み出す能力は、移動
加入者が、特定のメッセージを聞いた後に、メッセージ
発信者を呼び出して、セル形・システムのオペレータに
付加的な収入を発生させるという可能性を増加させる。
一般的に、セル形無線ネットワークにおける音声メー
ル・システムの使用は、セル形無線通信の成長と調和し
て発展した。初期には、主要ないくつかの大都市のおの
おのの単一の移動交換センターが、市外地域における移
動加入者に対して通信サービスを行っていた。この発展
の段階において、国家的なセル形無線の状況は、セル形
無線ネットワークのまばらなポケット又は島であって、
それらの間にローミングが殆どないか又は全くないもの
からなっていた。音声メール・システムは、所望によ
り、市外地域における移動加入者への着信呼及び移動加
入者からの発信呼の全てを取り扱う移動交換センターに
接続された。音声メール装置は、移動交換センタ施設の
中に、又はそれから短い距離内に配置することができ
る。
市外セル形無線ネットワークのおのおのが拡張される
に従って、必要により、市外地域に1又はそれ以上の移
動交換センターが追加された。市外地域において全ての
移動加入者に対して音声メール・サービスを行うために
は、各移動交換センターに音声メール・システムに接続
するか、又は移動交換センター間で共通の音声メール・
システムを共有することが必要であった。前者の場合に
は、音声メール装置は、各移動交換センターの中か、あ
るいはそれから短距離内に配置された。一方、後者の場
合には、音声メール装置は集中化され、かつ、割り当て
られたトランクを用いて、音声メール・システムを移動
交換センターのおのおのに接続させた。ネットワークの
サービス・地域が大都市地域の限界を越えて拡大するこ
とはまれであるので、割り当てられたトランクを使用し
ても特に問題を発生することはなかった。
しかし、協働する交換機によってサービスされる都市
間を移動する移動加入者のためにローミング・サービス
が提供可能になると共に、セル形音声メール・システム
の伝統的な設計に固有なコストの無駄が目立つようにな
った。一例として、ロサンゼルスにおける移動交換機
(ホーム交換機)に割り当てられた移動加入者がサンフ
ランシスコへ旅行し、呼を受信する機能を付与され、例
えば、サンフランシスコにおける交換機(訪問交換機)
に登録されるものと仮定する。更に、呼が移動加入者に
設定され、ロサンゼルスにおけるホーム交換機で受信さ
れるものと仮定する。このホーム交換機は、そのデータ
記録から、又は移動加入者のHLRのデータ記録から、移
動加入者がローミングしたことを決定し、従って呼をサ
ンフランシスコへ送る。訪問交換機は呼を受信し、例え
ばローミング加入者が移動電話をターン・オフしたため
にページング応答を返送しないローミング加入者をペー
ジングに組み込む。この時点で、呼は完了するか、ある
いは、ローミング加入者が音声メール・サービスを有す
るならば、呼はロサンゼルスにおけるローミング加入者
のメールボックスに返送される。
この説明から理解されると思うが、発呼者をローミン
グ加入者の音声メールボックスと接続するためには、2
つの長距離通話の呼、例えばロサンゼルスからサンフラ
ンシスコへ、及びサンフランシスコからロサンゼルス
へ、2つの長距離リンクか又は同等の2つの長距離電話
料金の呼が必要であった。この結果は該技術分野におい
て「トロンボーン効果」として知られている。移動加入
者は、例えば発呼者が後で掛け返すことになる音声メー
ル・メッセージを単に聞くだけなのにトロンボーン効果
のために受ける二重の料金を支払うことをきらう。従っ
て、トロンボーン効果を打ち消す機構が必要とされるの
であって、それは、以下更に詳細に説明するように、本
発明によって提供される。これらの欠点をなくすための
1つの技術は、訪問した都市における市外番号をダイヤ
ルしてそこのセル形・ネットワークにアクセスできると
共に、直接、移動加入者をダイヤルすることが可能なロ
ーミング・セル形加入者用のローマー・ポート・アクセ
スを使用することである。しかし、この手順の欠点は、
ローミング移動加入者は現在どの都市をローミングして
いるのかを、発呼パーティが正確に知らなければならな
いことにある。
現存するセル形音声メール・システムの他の欠点は、
その一方は、移動交換センター間のインタフェースに関
するものであり、他方は、音声メール・システムに関す
るものである。典型的に、移動加入者の音声メールボッ
クスは、PSTNを介してではなく、割り当てられたトラン
クを介してそれらのホーム交換機に接続され、またPSTN
確認の電話番号によってではなく、割り当てられた番号
によりアクセスされる。これは、地方の電話会社からの
電話番号の賃貸に対する節約を含む経済的な理由が主要
なものである。特に、一方が移動加入者用に、かつ他方
がその音声メール用に電話会社から2つの電話番号を賃
貸することの代わりに、移動加入者番号のみが賃貸さ
れ、割り当てられた番号がその者の音声メールボックス
用に用いられる。
典型的な音声メール・インタフェースの動作を説明す
るために、移動加入者宛の呼を設定し、その者のホーム
交換機で受信されるものと仮定する。更に、移動加入者
と通話不可能であり、呼はホーム交換機としてしばしば
同一の建物内に存在するその人のメールボックスに直接
送られるものと仮定する。移動加入者番号及びプレフィ
ックス、例えば“99"からなる割り当てられた音声メ
ール番号を設定することは、一般的に行われていること
である。従って、割り当てられた移動加入者番号が例え
ば876−5432のときは、割り当てられた音声メール番号
は、99/876−5432となる。それにより、単に99/876
−5432の指定を用いることにより、ホーム交換機は移動
加入者の音声メールをアクセスすることができる。
ロサンゼルスからサンフランシスコへローミングする
移動加入者の場合に戻り、移動加入者が音声メール・サ
ービスを有するものと仮定すると、呼はサンフランシス
コから移動加入者の音声メールボックスが配置されてい
るロサンゼルスへ戻されることが必要になる。しかし、
以上で説明したように、その人の音声メールボックスは
99/876−5432のようなPSTNの非認定番号であるため、
呼を転送するためにSPTN設備を用いることができない。
勿論、ロサンゼルスとサンフランシスコとの間で割り当
てられたトランクを用い、呼を送ることは可能である
が、この場合にコストは禁止的なものなる。更に、それ
は、このような方法で呼を送るための長距離搬送として
正式に許可されていないセル形オペレータに対しては、
不法なものとなる。
いくつかのシステムは、呼が常にホーム交換機により
設定されるプロトコルを採用することにより、前記ロサ
ンゼルス〜サンフランシスコ間の例についての説明によ
り強調されるような問題を解決しようとした。またロー
ミング加入者が訪問交換機に応答しなかったことを検出
する仕事を割り当てる代わりに、呼を設定するときにホ
ーム交換機においてタイマが起動され、かつ、もしロー
ミング加入者が所定の時間長内で応答しないときは、ホ
ーム交換機は、ローミング加入者に当て付けられた音声
メールボックスへ呼を送ることになる。しかし、以下で
説明するように、この解決法は移動交換センター(“MS
C")環境においてのみ実施可能であるが、ホーム位置登
録(“HLR")環境においては効率的ではない。
今日、大部分のセル形無線ネットワークは、MSC環境
で動作し、その場合、各移動加入者のための位置及びサ
ービス・プロフィール・データをその人のホーム交換機
に蓄積し、必要に応じて次々と更新される。これに対し
て、HLR環境では、位置及びサービス・プロフィール・
データがホームHLRに記録されると共に、更新される。
ホームHLRはいくつかの交換機に接続され、かつ割り当
てられた移動加入者にサービスをすることは可能であ
る。しかし、HLRは、交換機と異なり、音声の伝送、受
信又は交換設備を持たないが、本質的に、情報の読み出
し、書き込みができるデータベースである。MSC環境か
らHLR環境への移行について考えられる理由としては、
交換機の容量及び呼を取り扱う管理手順の最適化におけ
る限界が含まれている。例えば、一時に64,000台の移動
加入者を代表的な交換機に接続できるに過ぎないが、HL
Rは500,000台以上の移動加入者にサービスする容量を有
することができる。
MSC環境と排他的に又は協働して、セル形無線ネット
ワークに、HLR環境を実現することは、将来、普及する
ことが期待される。しかし、音声メール・システムをHL
R環境に統合すると、MSC環境では起きない一定の困難を
もたらす。特に、HLRは音声設備を持たないので、音声
メール装置は直接、HLRに接続することはできない。こ
れらの困難に対する一つの解決方法は、「疑似ホーム」
交換機として割り当てられている。セル形無線ネットワ
ークにおける1交換機に音声メール装置を接続し、かつ
この疑似ホーム交換機を介して全ての呼を送ることであ
る。しかし、この解決方法は、当該技術分野に習熟する
者には容易に理解されるように、非効率的かつ柔軟性の
ないネットワークを生じさせる。以下、更に詳細に説明
するように、本発明は、MSC環境及びHLR環境の両方にお
いて動作する移動加入者の音声メールボックスへ呼を効
率的に送るものである。
発明の概要 本発明は、セル形無線ネットワーク内に接続された音
声メールのような補助通信サービス装置に呼を送るシス
テム及び方法を含む。この補助通信サービス装置はこの
ネットワークにおける任意の交換機と接続することがで
きる。本発明によれば、移動加入者に対する着信呼は、
セル形無線ネットワークの中の最も近い交換機に送られ
る。移動加入者に現在サービスをしている交換機の位置
はホーム交換機又はHLRから得られ、次いで、その着信
呼は最も接近した交換機から移動加入者が配置されてい
るサービス交換機へ送られる。
移動加入者が利用できないとき、従って呼を完了する
ことができないときは、サービス交換機は最も接近した
交換機に呼を転送するように要求する。この最も接近し
た交換機は、ホーム交換機又はHLRに問合わせ、任意の
交換機から渡された補助通信サービス番号を受け取る。
この補助通信サービス番号を用い、PSTNを介して前記呼
を任意の交換機に送り、続いてこの任意の交換機は呼を
移動加入者の補助通信サービスのメールボックスに送
る。
第1の特徴において、本発明のシステムは、発呼加入
者に接続されている第1の交換機と、被呼加入者に接続
されている第2の交換機と、被呼加入者のための補助通
信サービス・メールボックスに接続された第3の交換機
とを有するセル形無線ネットワークを含んでいる。前記
第1の交換機で前記呼を受信し、この呼を前記第2の交
換機に送り、かつ前記呼は前記被呼加入者に対して完了
されないことを前記第2の交換機で検出することによ
り、呼は、発呼加入者から前記被呼加入者のメールボッ
クスに送られる。呼を転送するための要求は、前記第2
の交換機から前記第1の交換機へ送られ、それに応答し
て、補助通信サービス番号に対する要求が前記第3の交
換機送られる。この要求に応答して前記第3の交換機で
一つの番号が発生され、前記第1の交換機に送られる。
次に、前記呼は、補助通信サービス番号を用いて、前記
第1の交換機から前記第3の交換機に、更に被呼加入者
のメールボックスに送られる。
他の特徴において、本発明は、補助通信サービス装置
を、セル形無線ネットワークの中の任意の交換機へ接続
することにより、セル形無線ネットワークにおける補助
通信サービス装置、例えば音声メール装置へ、前記移動
加入者向けの着信呼を送るシステムを含んでいる。着信
呼は当該ネットワークにおいて最も接近した交換機に送
られ、次に、現在前記移動加入者にサービスをしている
前記交換機の位置が検出され、前記呼は当該交換機に送
られる。サービス交換機において、移動加入者に対し前
記呼を完了することができないときは、転送が要求さ
れ、かつ加入者は補助通信サービスを有するか否かが決
定され、任意の交換機から補助通信サービス番号に対す
る要求が行われる。次に、前記着信呼は、前記補補助通
信サービス番号を用いて、最も接近した交換機から上記
任意の交換機へ送られ、前記補助通信サービス装置に対
して完了される。
図面の簡単な説明 本発明は同一番号又は数字は同一素子を表わしている
以下の図面を参照することにより良く理解され、かつそ
の多くの目的及び効果は当該技術分野に習熟する者に対
して明らかに対し明らかにされる。
第1図は、1つの移動交換センター、複数の基地局及
び複数の移動加入者を含むセル形無線ネットワークの図
形表示図である。
第2図は、第1図のネットワークにおいて用いられる
音声メール・システムのような補助通信サービス・シス
テムの概要ブロック図である。
第3図は、第2図の音声メール・システムの動作を示
すフローチャートである。
第4図は、多重交換機を含み、かつ、MSC環境で動作
するセル形無線ネットワークにおいて用いることができ
る音声メール・システムの概略ブロック図である。
第5図は、第4図の音声メール・システムの動作を示
すフローチャートである。
第6図は、HLR環境で動作するセル形無線ネットワー
クに用いることができる音声メール・システムの概要ブ
ロック図である。
第7図は、HLR環境で動作し、本発明の教示により形
成されたセル形無線ネットワークにおいて用いることが
できる音声メール・システムの概要ブロック図である。
第8図〜第12図は、第7図の音声メール・システムの
動作を示すフローチャートである。
好ましい実施例の詳細な説明 第1図をまず参照すると、本発明が全般的に関連する
型式の通常のセル形無線通信システムが示されている。
第1図において、任意の地域が複数の連続的な無線サー
ビス・エリア(無線サービス地域)、即ちセルC1〜C10
に分割されているのが分かる。第1図のセル形無線通信
システムは10セルのみを含むものが示されているが、実
際には、セルの数号はもっと大きくてもよいことは、明
確に理解すべきである。
複数の基地局B1〜B10のうちに対応する1つの基地局
が、各セルC1〜C10に関連されて、その内に配置されて
いる。各基地局B1〜B10は、当該技術分野において周知
の送信機、受信機、及びコントローラを備えている。第
1図において、基地局B1〜B10はセルC1〜C10の中心にそ
れぞれ配置され、全方向性アンテナを備えている。しか
し、セル形無線システムの他の構成では、基地局B1〜B1
0が他の周辺装置の近傍に、又はセルC1〜C10の中心から
離れて配置されてもよく、全方向に、又は方向性をもっ
て無線信号をセルC1〜C10に放射することができる。従
って、第1図のセル形無線システムの表示は、単に説明
用のためのものであって、セル形無線システムの可能と
する実施についての限定を意図するものではない。
第1図を引き続いて参照すると、セルC1〜C10内に複
数の移動局M1〜M9が示されている。第1図でも9移動局
のみが示されているが、実際上で移動局の実際数はもっ
と多くてもよく、いつも基地局の数を超えるものとなる
ことを理解すべきである。更に、セルC1〜C10のうちの
いくつかには移動局M1〜M9が見当らないが、実際におい
て、セルC1〜C10のうちの特定のものにおける移動局M1
〜M9の有無は、あるセルにおけるある位置から他の位置
に、又はあるセルから隣接する若しくは近傍のセルにロ
ーミングが可能な各移動局M1〜M10の個別的な要求に従
うことを理解すべきである。
各セルC1〜C10には複数の音声又は音声チャネル、及
び少なくとも1つのデータ又は制御チャネルが割り当て
られている。制御チャネルはこれらのユニットに送信さ
れた、又はこれらのユニットより受信した情報により移
動局の動作を制御又は管理するために用いられる。この
ような情報は、ある移動局があるセルの無線カバレージ
から他のセルの無線カバレージに移動する際に、着呼信
号、発呼信号、ページ信号、ページ応答信号、位置登録
信号、音声チャネルの割り当て、保守命令、及び「ハン
ドオフ」命令を含むものでもよい。制御チャネル及び音
声チャネルはアナログ又はディジタル・モード又はそれ
らの組み合わせにより動作してもよい。
各移動局M1〜M9は、1つ又はそれ以上の基地局B1〜B1
0及び移動交換センターMSCを介して電話呼を開始又は受
信することができる。移動交換センターMSCは、通信リ
ンク、例えばケーブルにより、図示の各基地局B1〜B10
と、図示しない固定公衆交換電話網(PSTN)、又は統合
システム・ディジタル網(ISDN)施設を含むことができ
る同様な固定網と接続されている。移動交換センターMS
Cと基地局B1〜B10との間、又は移動交換センターMSCとP
STN又はISDNとの間の関連接続は、第1図にその全てが
示されていないが、当該技術分野において通常の習熟し
た者にとっては周知である。同様に、セル形無線システ
ムにおいて1つ以上の移動交換センターを含むこと、異
なった基地局及び移動加入者のグループを接続するこ
と、及びケーブル又は無線リンクを介して他の移動交換
センターに対して各付加的な移動交換センターを接続す
ることも知られている。以下の説明において、通常の通
信リンク、例えばケーブル又は無線音声又はデータ・リ
ンクも適用可能であって、特に説明しないが、第2図、
第4図、第6図、第7図の概略ブロック図により示され
ている。
ここで第2図を参照すると、第1図のネットワークに
用い得る音声メールのような補助通信サービス・システ
ムの概要ブロック図が示されている。本発明は、セル形
通信ネットワーク内における種々の補助通信サービスの
ルーティング(手順決定)を意図していることを理解す
べきである。このようなサービスのうちで現在最も一般
的に利用可能な音声メールを補助通信サービスの例とし
て用い、発明の要旨を説明しよう。第2図に「音声メー
ル」と表わされ、かつ参照番号40により表わされた音声
メール装置は、第2図に参照番号20により表わされた第
1図のMSCに直接接続されている。例えば、MSC20は、A
−加入者10、例えば通常のPSTNが配置した着信呼をB−
加入者30、例えば移動局M1〜M9のうちの1つに設定する
ことができる。B−加入者30が利用できないときは、MS
C20はB−加入者30の音声メールボックスをアドレス指
定するための割り当てられた音声メール番号を用い、割
り当てられたトランク45を介して音声メールボックス40
に呼を再送出することになる。例えば、割り当てられた
音声メール番号を99SNと定めてもよい。ただし、99
はプレフィックスであり、BSNはB−加入者30の電話番
号である。
次に第3図を参照すると、第2図の音声メール・シス
テムの動作を示すフローチャートが示されていることが
分かる。ステップ102において、MSC20はA加入者10から
B−加入者30への着信呼を検出する。ステップ104にお
いて、MSC20は、B−加入者30に対する呼を終了するこ
とができる。B−加入者30が利用可能のときは、ステッ
プ106で呼が終了され、A加入者10とB−加入者30との
間に音声接続が確立される。しかし、B−加入者30がビ
ジー状態、ページ無応答、リンガー無応答状態、ドゥー
・ノット・ディスターブ状態又は他の状態のために利用
できないときは、ステップ108において、MSC20は、B−
加入者30のサービス・プロフィールをチェックし、呼を
音声メールに転送すべきか否かを決定する。B−加入者
30が音声メール・サービスを有しないときは、ステップ
110で通常の呼終了手順が続く。しかし、B−加入者30
が音声メール・サービスを有するときは、MSC20は、ス
テップ112において、B−加入者30の割り当てられた音
声メール番号をアクセスし、例えば99BSNをアクセス
し、ステップ114において割り当てられたトランク45を
介して、音声メールボックス40へ呼を送る。BSNは音声
メールボックス40により用いられ、B−加入者30の特定
の音声メールボックスを識別する。
ここで第4図を参照すると、多重交換機を含み、かつ
MSC環境で動作するセル形無線ネットワークにおいて利
用可能な音声メール・システムの概要ブロック図が示さ
れている。明確にするために、第2図のセル形無線ネッ
トワークが付加的なMSCを含むように拡張されたこと、
及びローミング・サービスが現在利用可能であると仮定
することができる。第2図のMSC20はホーム交換機MSC−
H20として表わされ、また付加的なMSCは訪問交換機MSC
−V50として表わされている。第4図のブロック図に示
す2つの交換機は単なる例示であり、また多くの付加的
な交換機が便宜的にセル形無線ネットワークに含まれる
であろうことを理解すべきである。しかし、示されてい
る2つの交換機は説明するのには十分である。
第4図に示す型式の多重交換応用では、通常、音声メ
ール装置が移動加入者のホーム交換機に接続される。B
−加入者30がMSC−V50の近傍をローミングしている間に
A−加入者10から呼を受信するが、応答を受信しないと
きは、呼は、MSC−H20から割り当てられたトランク45を
介して、又はMSC−V50から割り当てられたトランク55、
MSC−H20を介して音声メール装置40へ転送されることに
なる。前者の場合に、B−加入者30が呼に応答しなかっ
たことを検出すると、MSC−H20はMSC−V50に対する呼を
クリアし、第3図に示すように呼を音声メール装置40へ
転送する。後者の例では、呼が第5図に示すように転送
される。
ここで第5図を参照すると、第4図の音声メール・シ
ステムの動作を示フローチャートが示されている。第5
図のフローチャートは、MSC−V50から割り当てられたト
ランク55、MSC−H20を介して音声メール装置40へ呼を転
送する際に含まれる主要ステップを説明をするものであ
る。第5図の左半分、即ち破線の左側の部分は、MSC−H
20で実行するステップを示し、また第5図の右半分、即
ち破線の右側の部分は、MSC−V50で実行するステップを
示す。ステップ202において、MSC20は、A−加入者10か
らB−加入者30への着信呼を検出する。ステップ204に
おいて、MSC−H20は、B−加入者30がローミングしてい
るか否かを決定する。B−加入者30がローミングしてい
ないとき、即ちMSC−H20のサービス−エリア内にあると
きは、呼はB−加入者30に対して完了されるか、あるい
はB−加入者30が利用不能であるときは、第3図に示す
ように、音声メール装置40に送られる。
B−加入者30がローミングしたものと仮定し、かつス
テップ206において、MSC−V50により登録されたものと
仮定すると、MSC−H20は、呼をB−加入者30に送るため
に用いることができるMSC−V50からのローミング番号を
要求する。ステップ208においてローミング番号を受信
すると、MSC−V50は、ステップ210で、B−加入者30に
ローミング番号を割り当て、ステップ212でMSC−H20へ
ローミング番号を送る。ステップ214でローミング番号
を受信すると、ステップ216でMSC−H20は呼をMSC−V50
に設定する。ステップ218でMSC−V50が呼を受信する
と、ステップ220で、MSC−V50は、B−加入者30に対す
る呼を完了することができるか否かを決定する。B−加
入者30が利用可能のときは、ステップ222で呼を完了す
る。しかし、B−加入者30が利用可能でないときは、MS
C−V50は、B−加入者30のサービス・プロフィールを調
べ、ステップ224で、音声メール・サービスが活用され
ているか否かを決定する。B−加入者30が活用された音
声メール・サービスを有しないときは、ステップ226で
通常の呼完了手順が続く。
音声メール処理のために呼が適格であるとすると、ス
テップ228でMSC−V50は音声メール装置40へ呼を送るた
めに用いることができるMSC−H20からの音声メール番号
を要求する。ステップ230で音声メール番号の要求を受
信した後、ステップ232でMSC−H20は、B−加入者30の
データ・ファイルから音声メール番号をアクセスし、ス
テップ234で音声メール番号を送る。音声メール番号
は、理論的には、PSTN認定番号でよいが、前述のように
割当てられた99BSNのような非PSTN認定番号である可
能性がより高い。音声メール番号、例えば99BSNが、
ステップ236でMSC−V50により受信されると、ステップ2
38で、割り当てられたトランク55を介してMSC−H20に呼
が送られる。音声メール番号は非PSTN認定番号であるの
で、割り当てられたトランク55を用いる必要があり、従
ってPSTN音声設備を用いることができない。ステップ24
0で、MSC−H20は呼を受信し、ステップ242で呼を音声メ
ール装置40に設定し、次に、音声メール装置40は、音声
メール番号を用いてB−加入者30の特定の音声メールボ
ックスを識別する。
ここで第6図を参照すると、HLR環境で動作している
セル形無線ネットワークで用いることが可能な音声メー
ル・システムの概要ブロック図が示されている。以上で
説明したように、HLR環境において、ホーム位置レジス
タは、異なる多数の交換機に割り当てることが可能な多
数の移動加入者に関連した位置、及びサービス・プロフ
ィール・データのためのメモリとして用いられる。この
観点において、HLRはセル形無線ネットワークにおける
ホーム交換機に対して伝統的に保持された機能のいくつ
かを実行する。しかし、HLRは、一般的に音声設備を有
しておらず、ホーム交換機に通常関連した交換機能を実
行することはない。その結果、MSC環境においてホーム
交換機に伝統的に接続されている音声メール装置を、同
様にHLR環境におけるHLRに接続することはできない。
HLR環境において音声メール・システムを形成するた
めの1つの解決方法は、セル形・ネットワークにおける
任意の交換機に音声メール装置を接続することであり、
かつ全ての着信呼をその交換機を介して移動加入者に転
送し、続いてその交換機が必要に応じて移動加入者の音
声メールボックスに送ることである。このような交換機
は、割り当てられた交換機MSC−Dとして表わされ、か
つ、第6図に参照番号60により識別される。MSC−D60
は、B−加入者30のような移動加入者のための位置及び
サービス・プロフィール情報を含むHLR70に接続され
る。A−加入者10が呼をB−加入者30宛に設定するとき
は、呼が自動的にMSC−D60に送られる。このMSC−D60
は、A−加入者10に対して再も接近した交換機ではあり
得ず、また通常はそのようになっていない。
第4図のように、B−加入者30がローミングし、MSC
−V50により検出されたときは、B−加入者30のための
位置更新メッセージは、MSC−V50から、信号路75を介し
て、HLT70に送られる。MSC−D60において呼が受信され
ると、B−加入者30のための位置要求メッセージがMSC
−D60から信号路65を介してHLR70へ送られて、B−加入
者30の現在位置が得られる。ローミング番号が要求さ
れ、次に、その呼が第5図に示すものとほぼ同様にMSC
−V50に送られる。B−加入者30が利用可能でないとき
は、MSC−V50は、第5図に示すステップに従い、音声メ
ール番号を用いて、呼を音声メール装置40に送る。音声
メール番号が非PSTN認定番号である可能性があるとき
は、割り当てられたトランク(第6図には示されていな
い)を、MSC−V50とMSC−D60との間の音声メール送付の
ために、用いなければならない。
全ての着信呼をMSC−D60に転送することにし、かつ、
音声メール装置40に対する全ての迂回路をMSC−D60から
作ることにする。第6図に示した音声メール・システム
に対し潜在する要求は、非効率的かつ柔軟性のないセル
形無線ネットワークに帰着する。例えば、ロサンゼルス
からの移動加入者がサンフランシスコへローミングする
ものとする。サンフランシスコから発する移動加入者か
らの呼は、ロサンゼルスにおける割り当てられた交換機
に自動的に送られ、続いて移動加入者が現在位置するサ
ンフランシスコへ返送されることになる。移動加入者に
対するあらゆる呼が割り当てられた交換機に転送される
ので、ロサンゼルスとサンフランシスコとの間のネット
ワーク設備を専有するばかりでなく、保守のコストも増
加する。従って、先の例では、呼をロサンゼルスを介す
ることなく、サンフランシスコ内で完了させる機構が必
要とされる。本発明は、以下で更に詳細に説明するよう
に、質問呼送付手順を実行させることにより、所望の効
率及び柔軟性を与える。
質問呼送付手順を実行するためのMSC環境では、例え
ば通常のPSTN加入者によりローミング加入者に対して呼
が設手されると、呼がセル形・ネットワークへのエント
リに対して適格とされた最も接近した移動交換機に送ら
れる。ここではこのようなエントリ交換機を質問交換機
と呼ぶ。次に、質問交換機は呼出された加入者のホーム
交換機に対し呼の送付情報を要求する。質問交換機から
の送付の要求を受信すると、ホーム交換機がそのメモリ
から被呼ローミング加入者に対する現在の登録位置をア
クセスすることにより、呼送付情報を発生する。この情
報に基づき、呼がホーム交換機のメモリに蓄積された位
置登録データにより示された訪問交換機に送られる。着
信呼が訪問交換機に受信されると、訪問交換機により被
呼移動ステーションに対し、ページング信号が放送され
る。ページング信号を受信すると、移動ステーションは
ページング応答を訪問交換機に送信し、次に、音声チャ
ネルのうち1つの音声接続を確立することができる。
以上、説明したように、本音声メール・システムは非
PSTN認定番号によりアドレス指定される。自動的なロー
ミング能力を有するMSC環境では、専用のトランク、例
えば第4図に示す専用のトランク55を用いて着信呼をホ
ーム交換機に接続されている音声メール装置に送らなけ
ればならない。他方、前述のように、HLR環境において
音声メール・システムを使用すると、多くの点で質問呼
送付と対照をなす呼の送付に到達する結果となる。第6
図及び関連する説明に一時戻ると、しばしば発呼パーテ
ィに対して最も接近した交換機ではないMSC−D60を介し
てあらゆる呼を送らなければならなくなることが分かる
であろう。しかし、本発明によれば、音声メール送付用
に割り当てられたトランクを用いる必要性をなくし、HL
R環境における音声メール・システムの使用と質問呼送
付の使用との調和がとられる。
ここで第7図を参照すると、HLR環境において動作
し、かつ本発明の教示に従って形成されたセル形無線ネ
ットワークにおいて用いることが可能な音声メール・シ
ステムの概要ブロック図が示されている。第7図に示す
セル形無線ネットワークは、質問呼送付の考えを実施す
るものである。従って、A−加入者10が呼をB−加入者
30に設定すると、呼は、質問交換機MSC−Iとして指定
され、第7図において参照番号80により識別された最も
接近した交換機へ送られる。MSC−I 80は、信号路85
を介してHLT70に質問することにより、B−加入者30の
位置を決定する。HLT70に含まれる位置情報が信号路95
を介して更新されて、B−加入者30がMSC−V50の近傍を
ローミングしていることを示したときは、MSC−I 80
はMSC−V50からのローミング番号の通知を要求し、この
ローミング番号を用いてMSC−V50に対する呼を設定す
る。B−加入者30はMSC−V50によりページングされ、ペ
ージング応答により、音声接続がA−加入者10とB−加
入者30との間に確立される。
しかし、B−加入者30が利用可能でないときは、B−
加入者30は、呼がその人の音声メールへ転送されること
を希望することもできるる。本発明によれば、音声メー
ル装置は、ネットワーク・オペレータによって選択され
た所望の交換機を含み、セル形無線ネットワークに参加
しているいずれの構成部分に接続されてもよい。このよ
うな交換機は、音声メール交換機MSC−Mとして表わさ
れ、第7図における参照番号90により識別される。B−
加入者30に対して呼を完了することができないことをMS
C−V50が検出すると、MSC−V50は、呼を再送付すること
に代えて、MSC−I 80を要求し、呼を適当として転送
する。続いて、MSC−I 80はHLT70から、B−加入者30
に対するサービス情報を要求する。HLR70はB−加入者3
0のサービス・プロフィールを読み出し、B−加入者30
の音声メールボックスはMSC−M90に接続されていると決
定する。次に、HLR70はMSC−M90からPSTN−認定音声メ
ール番号を入手し、音声メール番号をMSC−I 80に中
断する。MSC−I 80はそれを用い、PSTNを介してMSC−
M90に接続されている音声メール装置40に呼を設定す
る。ここでは音声メールボックスを含む交換機MSC、即
ちMSC−M90として示されているが、交換機はどのような
型式のスイッチであってもよく、必ずしもセル形機能を
備えなくともよいことを理解すべきである。
ここで第8図〜第12図を参照すると、一連のフローチ
ャートが示されており、これと共に第7図の音声メール
・システムの動作を更に詳細に説明する。明確にするた
めに、第8図〜第12図のおのおのは、破線により区切っ
た3つの部分に分割されている。第8図〜第12図のうち
の左側及び中央部分は、MSC−I 80及びHLT70のそれぞ
れにおいて起きる事象を示す。しかし、第8図〜第10図
の右側部分は、MSC−V50において起きる事象を示し、第
11図〜第12図の右端は、MSC−M90において起きる事象を
示す。
第8図のステップ302において、A−加入者10からB
−加入者30への着信呼は、MSC−I 80、即ちA−加入
者10に対して最も接近した交換機で受信される。ステッ
プ304において、MSC−I 80は、B−加入者30に対する
位置要求をHLR70に送る。HLT70はステップ306で位置要
求を受信し、ステップ308において、メモリからB−加
入者30の現在位置を読み出す。HLR70は、B−加入者30
がMSC−V50の近傍をローミングしていることを決定し、
ステップ310において、ローミング番号要求をMSC−V50
に送る。ステップ312において、ローミング番号要求はM
SC−V50により受信され、ステップ314において、ローミ
ング番号はB−加入者30に割り当てられる。ステップ31
6において、MSC−V50はローミング番号をHLR70に送り、
次に、ステップ318において、HLR70はローミング番号を
MSC−I 80に送る。ステップ320において、MSC−I 8
0はローミング番号を受信し、ここでB−加入者30に現
在サービスをしているMSC−V50に対し呼を設定し得る状
態になる。
第9図のステップ322において、MSC−I 80は、呼を
MSC−V50に設定し、ステップ324において、MSC−V50が
呼を受信する。ステップ326において、MSC−V50は、B
−加入者30に対する呼を完了することができるか否かを
決定する。B−加入者30が利用可能のときは、ステップ
328において呼は完了する。しかし、B−加入者30が利
用可能でないときは、ステップ330において、MSC−V50
は、呼を転送すべきか、又は終了すべきかを決定する。
例えば、B−加入者30が、呼の待機、呼の送付、又は音
声メール・サービスを有しないときは、呼が終了され、
ステップ332において、A−加入者10に対し、ビジー・
トーンが供給されるか、記録されたアナウンスメントが
供給されるか、あるいは同様の呼終了処理が行なわれ
る。しかし、呼を転送すべきときは、ステップ334にお
いて、MSC−V50は転送要求をMSC−I 80に送り、ステ
ップ336において、MSC−I 80は転送要求を受信する。
第10図のステップ338において、MSC−I 80は、MSC
−V50への音声通路をクリアし、ステップ40において、M
SC−I 80は、呼をどのように取り扱うかについての指
令を受信するために、HLR70にサービス要求を送る。HLR
70は、ステップ344において、サービス要求を受信する
と、ステップ346において、HLR70は、B−加入者30のサ
ービス・プロフィールをアクセスし、ステップ348にお
いて、B−加入者30が使用可能にされた音声メール・サ
ービスを有するか否かを決定する。もしB−加入者30が
音声メール・サービスを有しないときは、ステップ350
において、HLR70は終了処理データをMSC−I 80に送
る。ステップ325において、MSC−I 80が受信する終了
処理データに従って、ステップ354において呼を終了す
る。
他方、ステップ348において、B−加入者30が使用可
能にされた音声メール・サービスを有することをHLR70
が決定すると、第11図のステップ356において、HLR70
は、B−加入者30の音声メールボックスの位置を読み出
し、音声メール装置40がMSC−M90に接続されているか否
かを決定する。ステップ358において、HLR70は、MSC−M
90に対し音声メール番号要求を送る。この音声メール番
号要求にはメッセージが含まれてもよく、このメッセー
ジには、例えば、B−加入者30の移動識別番号、あるい
は同様なB−加入者30の識別標識が含まれる。ステップ
360において、音声メール番号要求がMSC−M90により受
信されると、B−加入者30の番号及び識別がメモリに蓄
積され、2つの可能な方法の中の一つにより、B−加入
者30に対するPSTN認定音声メール番号が得られるか、あ
るいは発生される。MSC−M90は、ステップ362によって
特に示すように、そのデータ・ファイルからB−加入者
30に対する固定音声メール番号をアクセスすることがで
きる。このような場合に、セル形無線ネットワークにお
ける各移動加入者は、恒久的ディレクトリ電話番号と、
更に、移動加入者の音声メールボックスに対する呼を設
定するために用いることができる恒久的PSTN認定音声メ
ール番号とが割り当てられているとする。しかし、地方
電話会社からリースする必要のある電話番号の数を最小
にするために、第11図のステップ364及び366によって示
すように、ダイナミックなあるいは一時的な音声メール
番号を用いることもできる。
ステップ364において、MSC−M90は、音声メール装置4
0によってサービスを受けている移動加入者に対してで
はなく、MSC−MS90に対して割り当てられたPSTN認定音
声メール番号のリストによりサーチし、現在の音声メー
ル番号要求に割り当てられ得る最初のあきの、即ち、未
使用の音声メール番号を選択する。必要とされるリスト
の大きさは、特定の時点においてMSC−M90が同時に受信
すると期待される音声メール番号要求の数の関数である
が、いずれにしろ、音声メール装置40によってサービス
される移動加入者の数よりは遥かに小さくなる。MSC−M
90による音声メール番号の割り当ては、「ローマー・ル
ーティング番号のダイナミックな割り当てシステム及び
方法(Dynamic Allocation of Roamer Routing Number
s System and Method)」と題して1990年3月8日に出
願され、かつ、本発明の譲受人に譲渡され、ここで参照
する係属中の米国特許出願第07/490,480号において、訪
問交換機によるローミング番号の割り当てに関して開示
されたものと同様にして、達成することが可能である。
ステップ366において、MSC−M90は、B−加入者30の
番号を、ダイナミックに割り当てられた音声メール番号
と関連付けるか、あるいは結びつける。B−加入者30の
番号とダイナミック割り付け音声メール番号との間にお
けるこのような関連付け又は結びつけ、即ち電子的な
「ブリッジング」は、固定音声メール番号を用いる場合
とは異なり、ダイナミックに割り当てられた音声メール
番号は単に利用可能性に基づいて選択される任意の電話
番号であることにより、必要とされるものである。ステ
ップ368において、音声メール番号は、それが固定的な
もの、又はダイナミックなものであっても、MSC−M90に
よりHLR70に送られ、次にステップ370において、HLR70
は音声メール番号をMSC−I 80に送り、ステップ372に
おいて、この音声メール番号はMSC−I 80により受信
される。
第12図のステップ374において、MSC−I 80はHLR70
より返送されたPSTN認定音声メール番号を用い、PSTNを
介するMSC−M90に対する呼を設定する。ステップ376に
おいて、MSC−M90は呼を受信する。ここで、音声メール
番号が、B−加入者30に割り当てられた固定PSTN認定番
号である場合には、ステップ382において、MSC−M90
は、音声メール装置40に対する呼を設定し、次に、音声
メール装置40は、音声メール番号を用いて、B−加入者
30の特定の音声メールボックスを識別する。他方、音声
メール番号が、PSTN認定番号を任意のリストからMSC−M
90により割り当てられたダイナミックな音声メール番号
である場合には、ステップ378において、MSC−M90は呼
を解析し、ダイナミック音声メール番号と以前に関連付
けられたB−加入者30の番号を識別する。その後、ダイ
ナミック音声メール番号は再使用のために開放され得
る。ステップ380において、MSC−M90はB−加入者30の
音声メール・アドレスをアクセスし、ステップ382にお
いて、音声メールボックス40宛の呼を設定し、次に、音
声メールボックス40は、音声メール・アドレスを用い
て、B−加入者30の特定の音声メールボックスを識別す
る。B加入者の移動ステーション番号は、音声メール・
アドレスとして用いてもよい。
以上の説明から、本発明の2つの顕著な特徴は、音声
メール・サービスを移動加入者に提供するセル形無線ネ
ットワークにおける呼の効率的な送付と、PSTN認定番号
を用いて、これらの移動加入者の音声メールボックスへ
呼を送ることであることが分かるであろう。本発明の他
の特徴には、無線ネットワークの中の任案の交換機に音
声メール装置を接続し、全ての音声メールボックスに対
しPSTN認定番号の使用を先行させるセル形オペレータの
能力が含まれる。更に、本発明は、音声メールボックス
をホーム交換機に接続することができないHLR環境にお
ける実用に対しては特に適している。
以上の説明は、本発明の限られた数の実施例を示して
いるにすぎず、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、当該技術分野に習熟した者は多くの変更及び変形
をなし得ることを認識するであろう。従って、ここで説
明した本発明の形式は、単なる例示であって、本発明の
範囲、即ち適用範囲を限定することを意図したものでは
ないことを明確に理解しなければならない。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/30 (72)発明者 シュミット,グレン ヘルマン ドイツ連邦共和国ディー ― 4000 デ ュッセルドルフ 11,バルデレベンシュ トラーセ 4 (56)参考文献 特開 昭62−241443(JP,A) 特開 平3−55996(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (30)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発呼加入者に接続された第1の交換機と、
    被呼加入者に接続された第2の交換機と、公衆交換電話
    回線網を介して前記第1の交換機に接続されると共に前
    記被呼加入者の補助通信サービス用メールボックスに接
    続された第3の交換機とを含むセルラ無線ネットワーク
    において、前記発呼加入者から前記被呼加入者の前記補
    助通信サービス用メールボックスへ呼を送る方法であっ
    て、 前記第1の交換機において前記呼を受信するステップ
    と、 前記呼を前記第2の交換機へ送るステップと、 前記呼を前記被呼加入者へ向けるステップと、 前記第2の交換機において、前記呼を前記被呼加入者に
    対して完結することができないことを検出するステップ
    と、 前記呼を転送することの要求を前記第2の交換機から前
    記第1の交換機へ送るステップと、 前記転送の要求に応答して、前記公衆交換電話回線網が
    認識可能な補助通信サービス番号の要求を前記セルラ無
    線ネットワークを介して前記第3の交換機へ送るステッ
    プと、 補助通信サービス番号を前記第3の交換機から前記第1
    の交換機へ送るステップと、 前記第1の交換機から、前記公衆交換電話回線網を介し
    て、前記第3の交換機に接続されている前記被呼加入者
    の前記補助通信サービス用メールボックスへ前記呼を送
    るステップと、 を具備する方法。
  2. 【請求項2】前記呼を前記第2の交換機へ送る前記ステ
    ップが、 前記第2の交換機へローミング番号の要求を送るステッ
    プと、 前記被呼加入者にローミング番号を割り当てるステップ
    と、 前記呼を前記第2の交換機へ送る際に用いるために、前
    記ローミング番号を前記第1の交換機へ送るステップ
    と、 を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第2の交換機において、前記呼を前記
    被呼加入者に対して完結することができないことを検出
    する前記ステップが、 前記被呼加入者をページングするステップと、 前記被呼加入者が前記ページングに応答しないことを検
    出するステップと、 を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記第2の交換機において、前記呼を前記
    被呼加入者に対して完結することができないことを検出
    する前記ステップが、前記被呼加入者がビジーであるこ
    とを検出するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】補助通信サービス番号を前記第3の交換機
    から前記第1の交換機へ送る前記ステップが、前記被呼
    加入者の前記補助通信サービス用メールボックスに割り
    当てられた電話番号をアクセスすることにより、前記第
    3の交換機において前記補助通信サービス番号を発生す
    るステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第3の交換機において前記補助通信サ
    ービス番号を発生する前記ステップが、 電話番号のリストの中から、空いている電話番号を選択
    するステップと、 前記補助通信サービス番号の要求に対して前記電話番号
    を割り当てるステップと、 前記電話番号を前記被呼加入者と関連付けるステップ
    と、 を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記補助通信サービスが音声メールであ
    り、前記第3の交換機から前記被呼加入者の音声メール
    ボックスへ前記呼を送る前記ステップが、 前記電話番号と関連付けられた前記被呼加入者を識別す
    るステップと、 前記被呼加入者の前記音声メールボックスのアドレスに
    アクセスするステップと、 前記第3の交換機から、前記アドレスにより示される前
    記音声メールボックスへ前記呼を送るステップと、 を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】発呼加入者に接続された第1の交換機と、
    被呼加入者に接続された第2の交換機と、公衆交換電話
    回線網を介して前記第1の交換機に接続されると共に前
    記被呼加入者の補助通信サービス用メールボックスに接
    続された第3の交換機とを含むセルラ無線ネットワーク
    において、前記発呼加入者から前記被呼加入者の前記補
    助通信サービス用メールボックスへ呼を送るシステムで
    あって、 前記第1の交換機において前記呼を受信する手段と、 前記呼を前記第2の交換機へ送る手段と、 前記呼を前記被呼加入者へ向ける手段と、 前記第2の交換機において、前記呼を前記被呼加入者に
    対して完結することができないことを検出する手段と、 前記呼を転送することの要求を前記第2の交換機から前
    記第1の交換機へ送る手段と、 前記転送の要求に応答して、前記公衆交換電話回線網が
    認識可能な補助通信サービス番号の要求を前記セルラ無
    線ネットワークを介して前記第3の交換機へ送る手段
    と、 補助通信サービス番号を前記第3の交換機から前記第1
    の交換機へ送る手段と、 前記第1の交換機から、前記公衆交換電話回線網を介し
    て、前記第3の交換機に接続されている前記被呼加入者
    の前記補助通信サービス用メールボックスへ前記呼を送
    る手段と、 を具備するシステム。
  9. 【請求項9】前記呼を前記第2の交換機へ送る前記手段
    が、 前記第2の交換機へローミング番号の要求を送る手段
    と、 前記被呼加入者にローミング番号を割り当てる手段と、 前記呼を前記第2の交換機へ送る際に用いるために、前
    記ローミング番号を前記第1の交換機へ送る手段と、 を含む、請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】前記第2の交換機において、前記呼を前
    記被呼加入者に対して完結することができないことを検
    出する前記手段が、 前記被呼加入者をページングする手段と、 前記被呼加入者が前記ページングに応答しないことを検
    出する手段と、 を含む、請求項8に記載のシステム。
  11. 【請求項11】前記第2の交換機において、前記呼を前
    記被呼加入者に対して完結することができないことを検
    出する前記手段が、前記被呼加入者がビジーであること
    を検出する手段を含む、請求項8に記載のシステム。
  12. 【請求項12】補助通信サービス番号を前記第3の交換
    機から前記第1の交換機へ送る前記手段が、前記被呼加
    入者の前記補助通信サービス用メールボックスに割り当
    てられた電話番号にアクセスすることにより、前記第3
    の交換機において前記補助通信サービス番号を発生する
    手段を含む、請求項1に記載のシステム。
  13. 【請求項13】前記第3の交換機において前記補助通信
    サービス番号を発生する前記手段が、 電話番号のリストの中から、空いている電話番号を選択
    する手段と、 前記補助通信サービス番号の要求に対して前記電話番号
    を割り当てる手段と、 前記電話番号を前記被呼加入者と関連付ける手段と、 を含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】前記補助通信サービスが音声メールであ
    り、前記第3の交換機から前記被呼加入者の音声メール
    ボックスへ前記呼を送る前記手段が、 前記電話番号と関連付けられた前記被呼加入者を識別す
    る手段と、 前記被呼加入者の前記音声メールボックスのアドレスに
    アクセスする手段と、 前記第3の交換機から、前記アドレスにより示される前
    記音声メールボックスへ前記呼を送る手段と、 を含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】セルラ無線ネットワークにおいて、移動
    加入者向けの着信呼を補助通信サービス装置へ送る方法
    であって、 前記補助通信サービス装置を、前記セルラ無線ネットワ
    ークの中の選択された交換機に接続するステップと、 前記セルラ無線ネットワークの中で最も接近した交換機
    へ前記着信呼を送るステップと、 前記移動加入者に現在サービスをしている交換機の位置
    を決定するステップと、 前記最も接近した交換機から前記サービスをしている交
    換機へ前記呼を送るステップと、 前記サービスをしている交換機から前記呼を前記移動加
    入者へ向けるステップと、 前記着信呼を前記移動加入者に対して完結することがで
    きないことを検出するステップと、 前記着信呼の転送を前記サービスをしている交換機から
    要求するステップと、 前記移動加入者が補助通信サービスを有するか否かを決
    定するステップと、 補助通信サービス番号を前記選択された交換機から要求
    するステップと、 前記補助通信サービス番号を用いて、前記最も接近した
    交換機から前記選択された交換機へ前記着信呼を送るス
    テップと、 前記選択された交換機から前記補助通信サービス装置へ
    前記着信呼を送るステップと、 を具備する方法。
  16. 【請求項16】前記移動加入者に現在サービスをしてい
    る交換機の位置を決定する前記ステップが、 前記移動加入者に関する位置及びサービスの情報を含む
    ホーム位置レジスタへ位置の要求を送るステップと、 前記ホーム位置レジスタのメモリから前記移動加入者の
    位置を読み出すステップと、 前記サービスをしている交換機へローミング番号の要求
    を送るステップと、 前記ローミング番号の要求に対し、前記サービスをして
    いる交換機によって与えられているローミング番号を割
    り当てるステップと、 前記サービスをしている交換機から前記ホーム位置レジ
    スタへ前記ローミング番号を送るステップと、 前記最も接近した交換機から前記サービスをしている交
    換機へ前記着信呼を送る際に用いるために、前記ホーム
    位置レジスタから前記最も接近した交換機へ前記ローミ
    ング番号を送るステップと、 を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記着信呼の転送を前記サービスをして
    いる交換機から要求する前記ステップが、前記サービス
    をしている交換機から前記最も接近した交換機へ転送の
    要求を送るステップを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記移動加入者が補助通信サービスを有
    するか否かを決定する前記ステップが、 前記転送の要求に応答して、前記最も接近した交換機か
    ら前記ホーム位置レジスタへサービスの要求を送るステ
    ップと、 前記サービスの要求に応答して、前記ホーム位置レジス
    タのメモリから前記移動加入者のサービス・プロフィー
    ルにアクセスするステップと、 前記ホーム位置レジスタのメモリから、前記補助通信サ
    ービス装置が接続されている前記選択された交換機の位
    置を読み出すステップと、 を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記任意の交換機に対し電話番号の通知
    を要求する前記ステップが、前記ホーム位置レジスタか
    ら前記選択された交換機へ補助通信サービス番号の要求
    を送るステップを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記補助通信サービス番号を用いて、前
    記最も接近した交換機から前記選択された交換機へ前記
    着信呼を送る前記ステップが、 前記選択された交換機において前記補助通信サービス番
    号を発生するステップと、 前記選択された交換機から前記ホーム位置レジスタへ前
    記補助通信サービス番号を送るステップと、 前記最も接近した交換機から前記選択された交換機へ前
    記着信呼を送る際に用いるために、前記ホーム位置レジ
    スタから前記最も接近した交換機へ前記補助通信サービ
    ス番号を送るステップと、 を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記選択された交換機において前記補助
    通信サービス番号を発生する前記ステップが、 電話番号のリストの中から、空いている電話番号を選択
    するステップと、 前記補助通信サービス番号の要求に対して前記電話番号
    を割り当てるステップと、 前記補助通信サービス番号を前記移動加入者と関連付け
    るステップと、 を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記補助通信サービスが音声メールであ
    り、前記選択された交換機から音声メール装置へ前記着
    信呼を送る前記ステップが、 音声メール番号と関連付けられた前記移動加入者を識別
    するステップと、 前記移動加入者に割り当てられた前記音声メール装置の
    中の音声メールボックスのアドレスにアクセスするステ
    ップと、 前記選択された交換機から、前記アドレスにより示され
    る前記音声メールボックスへ前記呼を送るステップと、 を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】セルラ無線ネットワークにおいて、移動
    加入者向けの着信呼を補助通信サービス装置へ送るシス
    テムであって、 音声メール装置を、前記セルラ無線ネットワークの中の
    選択された交換機に接続する手段と、 前記セルラ無線ネットワークの中で最も接近した交換機
    へ前記着信呼を送る手段と、 前記移動加入者に現在サービスをしている交換機の位置
    を決定する手段と、 前記最も接近した交換機から前記サービスをしている交
    換機へ前記呼を送る手段と、 前記サービスをしている交換機から前記呼を前記移動加
    入者へ向ける手段と、 前記着信呼を前記移動加入者に対して完結することがで
    きないことを検出する手段と、 前記着信呼の転送を前記サービスをしている交換機から
    要求する手段と、 前記移動加入者が音声メールサービスを有するか否かを
    決定する手段と、 補助通信サービス番号を前記選択された交換機から要求
    する手段と、 前記補助通信サービス番号を用いて、前記最も接近した
    交換機から前記選択された交換機へ前記着信呼を送る手
    段と、 前記選択された交換機から前記補助通信サービス装置へ
    前記着信呼を送る手段と、 を具備するシステム。
  24. 【請求項24】前記移動加入者に現在サービスをしてい
    る交換機の位置を決定する前記手段が、 前記移動加入者に関する位置及びサービスの情報を含む
    ホーム位置レジスタへ位置の要求を送る手段と、 前記ホーム位置レジスタのメモリから前記移動加入者の
    位置を読み出す手段と、 前記サービスをしている交換機へローミング番号の要求
    を送る手段と、 前記ローミング番号の要求に対し、前記サービスをして
    いる交換機によって与えられているローミング番号を割
    り当てる手段と、 前記サービスをしている交換機から前記ホーム位置レジ
    スタへ前記ローミング番号を送る手段と、 前記最も接近した交換機から前記サービスをしている交
    換機へ前記着信呼を送る際に用いるために、前記ホーム
    位置レジスタから前記最も接近した交換機へ前記ローミ
    ング番号を送る手段と、 を含む、請求項23に記載のシステム。
  25. 【請求項25】前記着信呼の転送を前記サービスをして
    いる交換機から要求する前記手段が、前記サービスをし
    ている交換機から前記最も接近した交換機へ転送の要求
    を送る手段を含む、請求項23に記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記移動加入者が補助通信サービスを有
    するか否かを決定する前記手段が、 前記転送の要求に応答して、前記最も接近した交換機か
    ら前記ホーム位置レジスタへサービスの要求を送る手段
    と、 前記サービスの要求に応答して、前記ホーム位置レジス
    タのメモリから前記移動加入者のサービス・プロフィー
    ルにアクセスする手段と、 前記ホーム位置レジスタのメモリから、前記補助通信サ
    ービス装置が接続されている前記選択された交換機の位
    置を読み出す手段と、 を含む、請求項23に記載のシステム。
  27. 【請求項27】前記任意の交換機に対し電話番号の通知
    を要求する前記手段が、前記ホーム位置レジスタから前
    記選択された交換機へ補助通信サービス番号の要求を送
    る手段を含む、請求項23に記載のシステム。
  28. 【請求項28】前記補助通信サービス番号を用いて、前
    記最も接近した交換機から前記選択された交換機へ前記
    着信呼を送る前記手段が、 前記選択された交換機において前記補助通信サービス番
    号を発生する手段と、 前記選択された交換機から前記ホーム位置レジスタへ前
    記補助通信サービス番号を送る手段と、 前記最も接近した交換機から前記選択された交換機へ前
    記着信呼を送る際に用いるために、前記ホーム位置レジ
    スタから前記最も接近した交換機へ音声メール番号を送
    る手段と、 を含む、請求項23に記載のシステム。
  29. 【請求項29】前記選択された交換機において前記補助
    通信サービス番号を発生する前記手段が、 電話番号のリストの中から、空いている電話番号を選択
    する手段と、 前記補助通信サービス番号の要求に対して前記電話番号
    を割り当てる手段と、 前記補助通信サービス番号を前記移動加入者と関連付け
    る手段と、 を含む、請求項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】前記補助通信サービスが音声メールであ
    り、前記選択された交換機から音声メール装置へ前記着
    信呼を送る前記手段が、 音声メール番号と関連付けられた前記移動加入者を識別
    する手段と、 前記移動加入者に割り当てられた前記音声メール装置の
    中の音声メールボックスのアドレスにアクセスする手段
    と、 前記選択された交換機から、前記アドレスにより示され
    る前記音声メールボックスへ前記呼を送る手段と、 を含む、請求項23に記載のシステム。
JP4507016A 1991-03-29 1992-03-23 補助通信サービスの手順決定方法及び装置 Expired - Lifetime JP3034041B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67731491A 1991-03-29 1991-03-29
US677314 1991-03-29
PCT/SE1992/000181 WO1992017950A1 (en) 1991-03-29 1992-03-23 Auxiliary communication service routing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05507606A JPH05507606A (ja) 1993-10-28
JP3034041B2 true JP3034041B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=24718199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4507016A Expired - Lifetime JP3034041B2 (ja) 1991-03-29 1992-03-23 補助通信サービスの手順決定方法及び装置

Country Status (14)

Country Link
US (1) US5506888A (ja)
EP (1) EP0531493B1 (ja)
JP (1) JP3034041B2 (ja)
KR (1) KR100225423B1 (ja)
AT (1) ATE139386T1 (ja)
AU (1) AU658400B2 (ja)
CA (1) CA2080594C (ja)
DE (1) DE69211455T2 (ja)
DK (1) DK0531493T3 (ja)
FI (1) FI104664B (ja)
HK (1) HK174296A (ja)
MX (1) MX9201267A (ja)
NO (1) NO302497B1 (ja)
WO (1) WO1992017950A1 (ja)

Families Citing this family (73)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5418835A (en) * 1992-10-26 1995-05-23 Motorola Inc. Method of delivering paging messages using voice mail
GB2281007B (en) * 1993-08-12 1998-04-15 Northern Telecom Ltd Base station antenna arrangement
US5504804A (en) * 1994-01-19 1996-04-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Providing individual subscriber services in a cellular mobile communications network
FI97934C (fi) * 1994-05-04 1997-03-10 Nokia Telecommunications Oy Kutsunsiirtomenetelmä ja -järjestely matkaviestimelle päättyvän puhelun yhteydessä
FI97931C (fi) * 1994-05-13 1997-03-10 Tecnomen Oy Menetelmä tilaajan uudelleensijoittamiseksi puhepostijärjestelmässä
AU683392B2 (en) * 1994-06-21 1997-11-06 British Telecommunications Public Limited Company Call setup and service invocation in telecommunications networks
DE4430793C2 (de) * 1994-08-30 1998-04-16 Siemens Ag Verfahren zur Information von Mobilfunkteilnehmern eines Mobilfunknetzes über die für sie in einer mobilfunknetzexternen Einrichtung gespeicherten Nachrichten
US6173043B1 (en) * 1994-10-31 2001-01-09 Worldvoice Licensing, Inc. Telephonic voice message transmission control method
US5752188A (en) * 1994-12-23 1998-05-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Unstructured supplementary service data from a home location register to an external node
GB2297455B (en) * 1995-01-28 1999-07-14 Motorola Ltd Automatic call divert for cordless telephone system
CA2172564C (en) * 1995-04-28 1999-12-28 Mark Jeffrey Foladare Call redirection system
JP3652734B2 (ja) * 1995-05-11 2005-05-25 富士通株式会社 ボイスメールシステム
SE504356C2 (sv) * 1995-05-31 1997-01-20 Ericsson Telefon Ab L M Förfarande och anordning för att etablera en förbindelse i ett telesystem
GB2304497A (en) * 1995-08-19 1997-03-19 Northern Telecom Ltd Cellular communications system with provision of services to visiting mobiles
US5918179A (en) * 1995-12-27 1999-06-29 At&T Corp Communication system and method using two-way paging to provide call control
US5983090A (en) * 1996-04-02 1999-11-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile communication system with access function to computer network
US5758279A (en) * 1996-04-12 1998-05-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson System and method of rapid voice mail access in a radio telecommunications network
FI103170B1 (fi) * 1996-05-20 1999-04-30 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä tilaajan identiteetin siirtämiseksi matkaviestinjärjestelmässä
US5903726A (en) 1996-06-26 1999-05-11 Mci Communications Corporation System using portion of a short message payload to identify short message service types and delivering the message if user subscribes to the services
SE520696C2 (sv) * 1996-06-27 2003-08-12 Ericsson Telefon Ab L M Sätt att alstra textmeddelande med en anropande parts telefonnummer och namninformation och överföra detta till en anropad mobilstation
US5781857A (en) * 1996-06-28 1998-07-14 Motorola, Inc. Method of establishing an email monitor responsive to a wireless communications system user
US5839064A (en) * 1996-07-26 1998-11-17 Telefonaktiegolaget Im Ericsson System and method of dynamic allocation of redundant peripheral equipment gateways in a radio telecommunications network
DE19635581C1 (de) * 1996-09-02 1997-10-23 Siemens Ag Verfahren und System zur Bestimmung des Aufenthaltsorts eines in einem zellularen Mobilfunknetz registrierten Funkteilnehmers
US5991621A (en) * 1996-09-16 1999-11-23 Ericsson Inc. Optimized routing of calls to roaming subscribers within a telecommunications network
US5832382A (en) * 1996-09-16 1998-11-03 Ericsson Inc. Optimized routing of mobile calls within a telecommunications network
US5933774A (en) * 1996-10-31 1999-08-03 Lucent Technologies Inc. Location registering apparatus for use with a cellular telephone mobile station
US5924027A (en) * 1996-11-19 1999-07-13 Ericsson Inc. Best-chance routing
US6122514A (en) * 1997-01-03 2000-09-19 Cellport Systems, Inc. Communications channel selection
EP0862282A1 (en) * 1997-02-26 1998-09-02 ICO Services Ltd. Method of providing a voice mail service for mobile subscribers in a telephone network
US6337977B1 (en) 1997-02-26 2002-01-08 Ico Services Limited Roving voice mail
GB2323245A (en) * 1997-03-14 1998-09-16 Nokia Mobile Phones Ltd Mobile phone
US6493338B1 (en) 1997-05-19 2002-12-10 Airbiquity Inc. Multichannel in-band signaling for data communications over digital wireless telecommunications networks
US6690681B1 (en) 1997-05-19 2004-02-10 Airbiquity Inc. In-band signaling for data communications over digital wireless telecommunications network
US6256503B1 (en) * 1997-07-09 2001-07-03 Nortel Networks Limited Method and system in a wireless communications network for providing restricted user termination areas based on originator location
FI110401B (fi) 1997-08-11 2003-01-15 Nokia Corp Suljetun tilaajaryhmän puhepostipalvelu matkaviestinjärjestelmässä
US6112090A (en) * 1997-09-16 2000-08-29 Ericsson Inc. System and method for forwarding calling party information
US5995824A (en) * 1997-11-14 1999-11-30 Ericsson Inc. Cellular phone voice recorder
US7023967B1 (en) 1997-12-04 2006-04-04 Cingular Wireless Ii, Llc Method and apparatus for voice mail sharing between wired and wireless telephones
US6091947A (en) * 1998-03-13 2000-07-18 Sumner; Terence Edward Method and apparatus for accepting and conveying a voice mail message to a mobile unit in a wireless telephone system
FI107979B (fi) * 1998-03-18 2001-10-31 Nokia Mobile Phones Ltd Järjestelmä ja laite matkaviestinverkon palvelujen hyödyntämiseksi
ATE291333T1 (de) * 1998-05-05 2005-04-15 Star Home Gmbh System und verfahren zum zugriff auf mehrwertdienste für nutzer von tragbaren telefongeräten, die sich in fremden netzen aufhalten
JPH11355439A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Fujitsu Ltd 電話着信通知装置
US6775546B1 (en) * 1998-09-01 2004-08-10 British Telecommunications Public Limited Company Mobile telephone system
US6490449B1 (en) * 1998-09-09 2002-12-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method of automatic roaming analysis (ARA) for dialing abbreviated numbers in a wireless intelligent network
US6269100B1 (en) * 1998-09-11 2001-07-31 Nortel Networks Limited Channel transfer with retrieve
US6160995A (en) * 1998-09-22 2000-12-12 Iridium Ip Llc Method and system for uniform call termination treatment in a global communications network
US6282416B1 (en) * 1998-12-28 2001-08-28 Nortel Networks Limited Voice mail deposit for wireless mobile telephone networks
US6381323B1 (en) * 1999-02-16 2002-04-30 Ameritech Corporation Call programming apparatus and method
DE19960964A1 (de) * 1999-12-17 2001-06-21 Siemens Ag Telekommunikations-Endgeräte und Verfahren zur Steuerung der Rufumleitung zwischen Telekommunikations-Endgeräten
US6496691B1 (en) * 1999-12-23 2002-12-17 Bellsouth Intellectual Property Corporation Enhanced call return in a wireless telephone network
US6505050B1 (en) * 2000-10-12 2003-01-07 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for suppressing route request messages for wireless gateway applications
KR100788137B1 (ko) * 2001-09-28 2007-12-21 주식회사 케이티 디지털 스위칭 네트워크의 부하 균등화 장치
US7215965B2 (en) 2001-11-01 2007-05-08 Airbiquity Inc. Facility and method for wireless transmission of location data in a voice channel of a digital wireless telecommunications network
US20040017791A1 (en) * 2002-07-23 2004-01-29 Pramodkumar Patel Network controlled call forwarding
US7366892B2 (en) 2003-01-28 2008-04-29 Cellport Systems, Inc. Secure telematics
US20050060241A1 (en) * 2003-09-12 2005-03-17 Charles Williams Vehicle information voicemail system and method thereof
ES2340850T3 (es) * 2003-11-14 2010-06-10 Starhome Gmbh Control de llamada terminada para itinerancia de suscriptores de telefonia movil.
US7346370B2 (en) * 2004-04-29 2008-03-18 Cellport Systems, Inc. Enabling interoperability between distributed devices using different communication link technologies
US7508810B2 (en) 2005-01-31 2009-03-24 Airbiquity Inc. Voice channel control of wireless packet data communications
US8014942B2 (en) * 2005-06-15 2011-09-06 Airbiquity, Inc. Remote destination programming for vehicle navigation
EP1966984A2 (en) * 2005-12-28 2008-09-10 Starhome GmbH Optimal voicemail deposit for roaming cellular telephony
US7924934B2 (en) 2006-04-07 2011-04-12 Airbiquity, Inc. Time diversity voice channel data communications
US8027293B2 (en) * 2007-07-16 2011-09-27 Cellport Systems, Inc. Communication channel selection and use
CA2696848A1 (en) 2007-10-20 2009-04-23 Airbiquity Inc. Wireless in-band signaling with in-vehicle systems
US7983310B2 (en) * 2008-09-15 2011-07-19 Airbiquity Inc. Methods for in-band signaling through enhanced variable-rate codecs
US8594138B2 (en) 2008-09-15 2013-11-26 Airbiquity Inc. Methods for in-band signaling through enhanced variable-rate codecs
US8036600B2 (en) 2009-04-27 2011-10-11 Airbiquity, Inc. Using a bluetooth capable mobile phone to access a remote network
US8418039B2 (en) 2009-08-03 2013-04-09 Airbiquity Inc. Efficient error correction scheme for data transmission in a wireless in-band signaling system
US8249865B2 (en) 2009-11-23 2012-08-21 Airbiquity Inc. Adaptive data transmission for a digital in-band modem operating over a voice channel
US8965291B2 (en) 2010-07-13 2015-02-24 United Technologies Corporation Communication of avionic data
US9008683B2 (en) * 2010-12-20 2015-04-14 Mitel Networks Corporation Call localization systems and methods
US8774772B2 (en) 2010-12-21 2014-07-08 Oracle International Corporation Communications service broker for preventing voicemail tromboning in the telecommunications network
US8848825B2 (en) 2011-09-22 2014-09-30 Airbiquity Inc. Echo cancellation in wireless inband signaling modem

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4221933A (en) * 1978-12-21 1980-09-09 Cornell Ronald G Data storage and retrieval structure for a message storage system
US4612416A (en) * 1985-01-22 1986-09-16 At&T Information Systems Inc. Integrated message service system
DE3507058A1 (de) * 1985-02-28 1986-09-04 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Verfahren zur automatischen teilnehmersuche
GB2195513B (en) * 1986-09-18 1990-12-19 Philips Electronic Associated Radio system
US4790003A (en) * 1987-04-27 1988-12-06 American Telephone And Telegraph Company, At&T Information Systems Message service system network
US4893328A (en) * 1987-07-31 1990-01-09 Microvoice Systems Corporation Automated telephone operator overflow device
US4811381A (en) * 1987-11-10 1989-03-07 Octel Communications Corporation Direct inward dial integration apparatus
US4853952A (en) * 1987-12-03 1989-08-01 Dictaphone Corporation Method and apparatus for visual indication of stored voice signals
US4930153A (en) * 1988-03-18 1990-05-29 Nicollet Technologies, Inc. PBX voice mail interface
IL91787A0 (en) * 1988-11-21 1990-06-10 Motorola Inc Communication system providing automatic identification of calling parties
US5109400A (en) * 1989-04-28 1992-04-28 Motorola, Inc. Communication system with registration and two way radio
GB8919323D0 (en) * 1989-08-25 1989-10-11 Telecom Sec Cellular Radio Ltd Call completion system
WO1991003900A1 (en) * 1989-08-30 1991-03-21 Mobile Telecommunication Technologies A method and apparatus for processing pages

Also Published As

Publication number Publication date
FI925262A0 (fi) 1992-11-19
DK0531493T3 (da) 1996-11-25
AU658400B2 (en) 1995-04-13
NO302497B1 (no) 1998-03-09
ATE139386T1 (de) 1996-06-15
JPH05507606A (ja) 1993-10-28
WO1992017950A1 (en) 1992-10-15
CA2080594C (en) 2001-09-11
NO924518D0 (no) 1992-11-24
US5506888A (en) 1996-04-09
NO924518L (no) 1992-11-24
FI104664B (fi) 2000-04-14
EP0531493A1 (en) 1993-03-17
MX9201267A (es) 1992-10-01
EP0531493B1 (en) 1996-06-12
DE69211455D1 (de) 1996-07-18
FI925262A (fi) 1992-11-19
DE69211455T2 (de) 1996-11-14
HK174296A (en) 1996-09-27
CA2080594A1 (en) 1992-09-30
AU1440892A (en) 1992-11-02
KR100225423B1 (ko) 1999-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3034041B2 (ja) 補助通信サービスの手順決定方法及び装置
JP3068207B2 (ja) ルーティングのための方法及びシステム
RU2118068C1 (ru) Подвижная телефонная система
JP3453138B2 (ja) 個人ページング方法
US5978678A (en) Cellular telephone network routing method and apparatus for internationally roaming mobile stations
EP0847174B1 (en) Method and apparatus for data network call processing
JP3514458B2 (ja) 通話を確立する方法
JP3955331B2 (ja) サービスエリアに基づいて異なった着信呼処理を与える方法および装置
KR20000069369A (ko) 무선 장거리 통신 네트워크에서의 데이터 호출의 전송 시스템및 방법
US6256512B1 (en) Mobile access to a PBX via a TLDN
WO1999026434A1 (en) Method of providing a multiple mobile subscriber access group in a radio telecommunications network
JP3759297B2 (ja) 遍在無線サービスを提供する方法
JP2531346B2 (ja) 移動加入者接続方式
JPH06509216A (ja) 無線電話通信システム内の呼伝達サービス
AU718542B2 (en) System and method of dynamic allocation of redundant peripheral equipment gateways in a radio telecommunications network
EP0883316A1 (en) System and method for providing local services to a wireless telephone served by another system
JP2001157241A (ja) 共同相互呼出しを介する音声メール検索のための代替メッセージ使用法
JP3757080B2 (ja) 連続する呼に対して異なるポートでネットワークにアクセスする移動局ユーザおよびワイヤ・ライン・ユーザの呼の履歴を追跡する方法および装置
EP1033052A1 (en) Routing of call forwarding according to basic services
JP3144762B2 (ja) 電気通信接続の方法及びその装置
US20040033811A1 (en) Messaging management system and method for users roaming in a multi-campus enterprise mobile communication environment
US6771959B1 (en) Transmitting call-related data between switching centres
JPH026461B2 (ja)
JPH08511926A (ja) 移動体従属スイッチ
KR20000025226A (ko) 무선통신 시스템에서 폐쇄 사용자 그룹 서비스 방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 13