JP3652734B2 - ボイスメールシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はボイスメールシステムに関し、音声メッセージを蓄積してユーザに提供するボイスメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図26は従来のボイスメールシステムの構成図、図27は従来システムのボイスメール録音シーケンスを示す。従来システムでは加入者毎にボイスメールを蓄積する局が割り当てられている。両図中、移動通信端末(MS)10から発信を行い、所望の加入者に対する音声メッセージ(ボイスメール)の登録を要求すると、この登録要求は基地局(BS)11で受信され、ディジタル移動通信加入者階梯交換機(MLS)12に伝送される。MLS12はホームメモリ局(MH)13に上記の加入者がどこのマスタ中継関門階梯交換機(M−MGS)に接続されたボイスメール局(VM)に割り当てられているかを問い合わせ、その応答に従ってMGS14、M−MGS15の経路で加入者の割り当てられているVM16に留守番接続要求を行い、接続後、音声メッセージの登録を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来システムでは、加入者毎に音声メッセージを蓄積するVM局が割り当てられている。そのため、VMがダウン又は輻輳した場合や、VMへの回線がビジーの場合にも、上記VMにアクセスすることができなくなるので、上記VM局に割当てられている加入者のボイスメール機能が停止してしまうという問題があった。 また、あるVMで音声メッセージを蓄積するメモリが満杯となった場合、このVMに割り当てられている加入者はボイスメールをそれ以上登録できなくなるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ボイスメール局がダウン又は輻輳した場合や、ボイスメール局への回線ビジーの場合にも、ボイスメールの登録及び再生を可能とし、いずれかのボイスメール局の蓄積ボイスメールが満杯となった場合に、他のボイスメール局にボイスメールを登録可能なボイスメールシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、加入者に対する音声メッセージであるボイスメールを登録されて蓄積する複数のボイスメール局と、
ボイスメールの登録時に、どのボイスメール局に登録するかを選定する登録選定手段と、
ボイスメール単位で登録したボイスメール局と加入者とを対応させて管理するホームメモリ局と、
上記ホームメモリ局の管理情報を用いて再生を要求する加入者に対するボイスメールを所定のボイスメール局から読み出す読み出し手段とを有する。
【0006】
請求項2に記載の発明では、前記ホームメモリ局は、登録したボイスメール局と共に、登録日時を管理する。
請求項3記載の発明では、前記登録選定手段は、ダウン又は輻輳しているボイスメール局を回避して登録するボイスメール局を選定する。
【0007】
請求項4に記載の発明では、前記登録選定手段は、回線ビジーのボイスメール局を回避して登録するボイスメール局を選定する。
請求項5に記載の発明では、前記登録選定手段は、各ボイスメール局の使用率を比較し、最も使用率の低いボイスメール局を選定する。
【0008】
請求項6に記載の発明では、前記読み出し手段は、再生を要求する加入者に対する複数のボイスメールの管理情報を前記ホームメモリ局の1度のアクセスで全て受け取る
請求項7に記載の発明では、前記読み出し手段は、再生を要求する加入者に対する複数のボイスメールの管理情報を前記ホームメモリ局の1度のアクセスで1件ずつ受け取る
【0009】
請求項8に記載の発明では、前記読み出し手段は、ダウン又は輻輳しているボイスメール局を回避して読み出しを行うボイスメール局を選定する。
請求項9に記載の発明では、前記読み出し手段は、回線ビジーのボイスメール局を回避して読み出しを行うボイスメール局を選定する。
【0010】
請求項10に記載の発明では、前記読み出し手段は、回線ビジーにより読み出しを回避したボイスメール局を時間経過後、再度読み出しを行うボイスメール局に選定する。
請求項11に記載の発明では、前記読み出し手段で読み出しを回避したとき、トーキにより再生を要求する加入者にメッセージを送るトーキ手段を有する。
【0011】
【作用】
請求項1に記載の発明においては、ボイスメール局を加入者毎に割り当てるのではなく、ボイスメール毎にボイスメール局を割り当て、各ボイスメールを登録したボイスメール局と、宛先である加入者とを対応させて管理するため、いずれかのボイスメール局がダウン又は輻輳した場合であっても、又はいずれかのボイスメール局への回線ビジーの場合であっても、他のボイスメール局にボイスメールの登録を行い、かつ他のボイスメール局からボイスメールを再生することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明においては、ボイスメールを登録した日時を管理しているため、任意の加入者に対するボイスメールを登録順に再生することができる。請求項3に記載の発明においては、ダウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボイスメールを登録できる。
【0013】
請求項4に記載の発明においては、登録しようとするボイスメール局への回線がビジーであっても、この局を回避して回線ビジーではないボイスメール局にボイスメールを登録できる。
請求項5に記載の発明においては、使用率の低いボイスメール局を選択してボイスメールを登録するため、各ボイスメール局が満杯となるおそれが低減される。
【0014】
請求項6に記載の発明においては、再生要求の加入者に対する複数のボイスメールの管理情報をホームメモリ局の1度のアクセスで全て受け取るため、ホームメモリ局のアクセス回数が少なくて済む。
請求項7に記載の発明においては、再生要求の加入者に対する複数のボイスメールの管理情報をホームメモリ局の1度のアクセスで1件ずつ受け取るため、上記加入者が必要とするボイスメールを再生した時点で再生を終了した場合にボイスメールの管理情報の無駄がなくなる。
【0015】
請求項8に記載の発明においては、ダウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボイスメールを再生できる。
請求項9に記載の発明においては、再生しようとするボイスメール局への回線がビジーであっても、この局を回避して回線ビジーではないボイスメール局のボイスメールを再生できる。
【0016】
請求項10に記載の発明においては、回線ビジーで再生ができなかったボイスメール局があると、時間が経過した後、再度再生を行うため、回線ビジーによって再生のできないボイスメールが生じるおそれを低減できる。
請求項11に記載の発明においては、回線ビジーで再生できなかったボイスメール局があると、その旨のメッセージを再生要求の加入者に送るため、加入者は時間経過後、再び再生要求する等の対策が可能となる。
【0017】
【実施例】
図2は本発明システムの全体構成を示す。同図中、移動通信端末(MS)20は最寄りの基地局(BS)212 に接続される。複数のBS211 〜21i はディジタル移動通信加入者階梯交換機(MLS)222 に接続されている。上記のMS、BS、MLSが移動加入者階梯である。
【0018】
MLS222 は移動関門階梯の中継関門階交換機(MGS)231 に接続されると共に、ボイスメール(VM)局251 が接続されているマスタ中継関門交換機(M−MGS)241 に接続されている。他のMLS221 ,22j ,…も同様にMGS231 …23k とマスタMGS24とに接続されている。上記の移動関門階梯には複数のマスタMGS242 及びVM局252 等が接続されている。
【0019】
上記MGSは他網との関門機能及び中継機能を有し、MLSは存圏管理及び加入者接続機能を有しており、HM局には各MSの番号や存圏エリア等が登録されている。
また、MGS23k は接続点(POI)30を介して固定網等の他網31と接続されている。移動高機能レイヤのシステム管理用のホームメモリ局(HM)35には加入者を識別する加入者番号毎に、各ボイスメールを利用単位で識別するための正規化番号が登録される。
【0020】
この正規化番号は例えば図3に示す如く、6ビットのダミーと、ボイスメールを登録したVM局を識別する6ビットのVM番号と、ボイスメール登録日時を表わすための4ビットの月、5ビットの日、5ビットの時、6ビットの分とから構成される。この形式において、4月25日15時30分にVM番号12のVM局に登録したボイスメールの正規化番号は16進で「00C4CBDE」となる。
【0021】
なお、各VM局においては上記正規化番号の中のVM番号を加入者番号に置き換えた管理番号によって登録さたボイスメールを管理する。
本発明では、加入者をVM局に割り当てるのではなく、各ボイスメール毎に適当なVMを割り当てて登録する。図1に示すシステム構成において、MS10からボイスメールの登録要求があると、この登録要求はBS212 、MLS222 を経てMGS231 に供給され、MGS231 はHM35に問い合わせを行う。HM35の応答によりVM251 〜253 のうちVM252 の選択を指示されると、MGS231 はM−MGS242 を通してVM252 に登録要求を送り、MS10の出力するボイスメールがVM252 に登録される。M−MGS242 は登録したボイスメールの管理番号をHM35に送り、この管理番号を変換した正規化番号がHM35に登録される。
【0022】
また、他のMSから例えばBS212 ,222 を通してMG231 にボイスメールの再生要求があると、MGS231 は再生要求の加入者番号を用いてHM35に問い合わせを行い、この加入者番号に対応する全ての正規化番号を受け取ると、各正規化番号に含まれるVM番号の指示するVM(例えばVM252 )に対してボイスメールが登録された順に再生要求を行う。これにより例えばVM252 で再生したボイスメールが再生要求を出したMSに送信される。
【0023】
図4はMLSのブロック図を示す。同図中、マルチプロセッサ制御装置(MNC)40はシステム全体の管理及び保守運用を行う。複数の呼制御処理装置(CNP)41は負荷分散方式で呼処理及び通話路制御を行う。複数の移動通信用信号処理装置(MSP)42は移動加入者系装置であるSPE43、MDS44、MSE45の制御と、中継線信号接続装置(TSC)の制御とを行う。共通線信号処理モジュール(CSM)46は他ノードや他網48との通信に必要な共通線信号処理を行う。
【0024】
時分割通話路装置(TNW)は多重時間スイッチによる時分割通話路である。中継信号接続装置(TSC)51は中継伝送路を収容し、局間信号の送受信を行う機能を持つ。信号装置(MSE)53は各種可聴音信号の供給、通話モニタ、通話チャネル切替え等を行う。回線接続装置(MSCE)52はTNW50のハイウェイに1重化及び2重化信号装置を収容し、MDS44やMSE等の各信号装置のハイウェイとTNW50のハイウェイ間でタイムスロットの入れ替えや系選択を行う。
【0025】
音声処理装置(SPE)43は無線区間で用いる符号化信号を固定網で用いる符号化信号の相互変換を行うもので、MSP42から制御されて、上記変換の他に非電話データのスルー制御や、交換局と無線基地局間の通信回線と制御回線の多重化制御を行う。
【0026】
ディジタル移動データサービス装置(MDS)44はファクシミリ通信用トランクとモデム通信用トランクを搭載する信号装置であり、固定網側と無線側の伝送フォーマットや通信プロトコル等を変換することにより、両端末間の非電話通信を可能とする。
【0027】
加入者線信号装置(NLE)45は基地局制御装置(BCE)55と制御チャネルで接続され、無線系装置への呼制御情報転送機能と、BCEからの無線系保守情報をオペレーションセンタ60に転送する機能を持つ。
MGSは図4に示すMLSの構成からSPE43とMDS44とMLE45とのMLS専用装置を除去した構成であり、MGSと同一構成のM−MGSにおいては、TSC51に例えばVM251 が接続され、CSM46には他網48を介してHM35が接続される。
【0028】
図5はVMのブロック図を示す。同図中、主制御複合装置(MCC)70は契約者のデータベースを管理し、VMを構成する全装置を制御するもので、主制御装置とデータベースユニットから構成されている。
音声プロセス装置(VPU)71は、ボイスメールサービスのアプリケーションソフトを持ち、音声処理動作を管理する。また音声メッセージの圧縮・伸長機能を持つ。
【0029】
デジタル交換マトリクス(DSM)72は、ネットワーク75からの着信呼をVPU71へ分配するための呼処理を行う。
呼制御補助装置(CCA)73は、ネットワーク75の共通線信号とのインタフェース機能を有し、ネットワーク75から受け取った情報をDSM72経由でMCC70へ通知する。
【0030】
図6はHM35のブロック図を示す。同図中、CPU80a,80b、RAM81a,81b、入出力プロセッサ(IOP)82a,82b夫々はシステムバス83a,83bにより相互に接続されて二重化されている。IOP82a,82bにはIOバス83a,83bを介して外部記憶用インタフェース(IO)85、ディスクコントローラ(DKC)86、インタフェース(IF)87,88、本体コンソール用インタフェース(SCLC)89、LAN用インタフェース(LANIF)90等が接続されている。
【0031】
IO85には磁気テープ装置(MT)91及びカートリッジテープ装置(CGMT)92が接続され、DKC86には正規化番号等のボイスメール管理情報を記憶する複数のハードディスク装置(DK)93が接続されている。
IF87は網94を介してMLS221 〜22j に接続され、IF88は網95を介して加入者番号等を管理する顧客管理システム96に接続されている。CSLC89には本体コンソール97が接続され、LANIF90に接続されたLAN98は網99を介してオペレーションセンタ100に接続されると共に、網101を介してMGS231 〜23k 及びM−MGS241 ,242 に接続されている。
【0032】
図7(A),(B)はMGSが実行するボイスサービスの録音接続制御、再生接続制御夫々のフローチャートを示す。
図7(A)において、MSに着信呼が発生すると、MGSはステップS10でHM35に着信先加入者情報の収集を行う。ステップS12では上記収集によって着信先の加入者がボイスメールサービスを開始中に設定しているかどうかを判別し、この設定がなされており、かつステップS14で着信先の加入者が所定時間応答しないと判別した場合は、ステップS16で発信者に対し「ボイスメールセンタに接続する」の旨のメッセージを送出し、ステップS18で呼をVMに接続する。
【0033】
これによってVM251 では加入者が設定しておいた機能に従いメッセージを登録し、メッセージが登録されるとHM35に管理番号を含む登録情報を転送する。
図7(B)において、加入者のMSから制御コードにより発呼すると、MGSはステップS20でHM35に加入者情報の問い合わせを行う。ステップS22では上記問い合わせにより新メッセージ登録有りの情報が得られたか否かを判別し、登録有りの場合はステップS24でその情報に含まれる正規化番号の指示するVMに接続を行いメッセージの再生を行う。
【0034】
一方、登録なしの場合は、ステップS26で「メッセージの登録無し」の旨のメッセージを発信者に対し送出する。なお、加入者のMS以外の電話機からは暗証番号を用いて再生可能としている。
図8は本発明システムで正常時のボイスメール登録シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者に対して発信し、このボイスメール加入者が電源断又は圏外又はタイムアウト等により無応答であったり、留守番電話起動状態であるものとする。
【0035】
この場合、登録選定手段としてのMGS231 はHM35にVM251 〜253 夫々の使用率(ボイスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低い例えばVM251 に対して接続要求を出す。
接続要求を受けたVM251 はこのボイスメールに対する管理番号を生成し、この管理番号から変換した正規化番号をHM35に蓄積する。この後、MS20からのメッセージがボイスメールとしてVM251 に登録され、MS20の通信回線の切断により登録が終了する。
【0036】
このように、ボイスメール局を加入者毎に割り当てるのではなく、ボイスメール毎にボイスメール局を割り当て、各ボイスメールを登録したボイスメール局と、宛先である加入者とを対応させて管理するため、いずれかのボイスメール局がダウン又は輻輳した場合であっても、又はいずれかのボイスメール局への回線ビジーの場合であっても、他のボイスメール局にボイスメールの登録を行い、かつ他のボイスメール局からボイスメールを再生することができる。
【0037】
また、正規化番号でボイスメールを登録した日時を管理しているため、任意の加入者に対するボイスメールを登録順に再生することができる。また、使用率の低いボイスメール局を選択してボイスメールを登録するため、各ボイスメール局が満杯となるおそれが低減される。
【0038】
図9は本発明システムでVMがダウン又は輻輳時、又は回線ビジー時のボイスメール登録シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者に対して発信し、このボイスメール加入者が電源断又は圏外又はタイムアウト等により無応答であったり、留守番電話起動状態であるものとする。
【0039】
この場合、MGS231 はHM35にVM251 〜253 夫々の使用率(ボイスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低い例えばVM252 に対して接続要求を出す。VM252 がダウン又は輻輳している場合、又はVM252 への回線がビジーの場合、等でVM252 と接続できないときは、MGS231 は再びHM35にVM251 〜253 夫々の使用率を問い合わせ、次に使用率の低い例えばVM253 に対して接続要求を出す。
【0040】
接続要求を受けたVM253 はこのボイスメールに対する管理番号を生成し、この管理番号から変換した正規化番号をHM35に蓄積する。この後、MS20からのメッセージがボイスメールとしてVM253 に登録され、MS20の通信回線の切断により登録が終了する。
【0041】
図10は本発明システムでダウン又は輻輳しているVMがHM35に通知されている場合のボイスメール登録シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者に対して発信し、このボイスメール加入者が電源断又は圏外又はタイムアウト等により無応答であったり、留守番電話起動状態であるものとする。
【0042】
この場合、MGS231 はHM35にダウン又は輻輳していないVM251 ,252 夫々の使用率(ボイスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低い例えばVM252 に対して接続要求を出す。
接続要求を受けたVM251 はこのボイスメールに対する管理番号を生成し、この管理番号から変換した正規化番号をHM35に蓄積する。この後、MS20からのメッセージがボイスメールとしてVM252 に登録され、MS20の通信回線の切断により登録が終了する。
【0043】
このように、ダウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボイスメールを登録できる。図11は本発明システムでダウン又は輻輳しているVMがHM35に通知されており、ビジー発生時のボイスメール登録シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者に対して発信し、このボイスメール加入者が電源断又は圏外又はタイムアウト等により無応答であったり、留守番電話起動状態であるものとする。
【0044】
この場合、MGS231 はHM35にダウン又は輻輳していないVM251 〜253 夫々の使用率(ボイスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低い例えばVM253 に対して接続要求を出す。VM253 への回線がビジーでVM253 と接続できないときは、MGS231 は再びHM35にVM251 〜253 夫々の使用率を問い合わせ、次に使用率の低い例えばVM252 に対して接続要求を出す。
【0045】
接続要求を受けたVM252 はこのボイスメールに対する管理番号を生成し、この管理番号から変換した正規化番号をHM35に蓄積する。この後、MS20からのメッセージがボイスメールとしてVM252 に登録され、MS20の通信回線の切断により登録が終了する。
【0046】
このように、登録しようとするボイスメール局への回避がビジーであっても、この局を回避して回線ビジーではないボイスメール局にボイスメールを登録できる。
図12は本発明システムで正常時のボイスメール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0047】
これによって読み出し手段としてのVM252 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM252 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM253 に対して再生要求を行い、上記と同様にしてVM253 はボイスメールを再生してMS20に送信する。そして、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生が終了する。
【0048】
このように、再生要求の加入者に対するボイスメールの管理情報を1度に得るため、ホームメモリ局のアクセス回数が少なくて済む。
図13は本発明システムでVMがダウン又は輻輳時のボイスメール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
【0049】
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM251 に対して再生要求を行う。
【0050】
これによってVM251 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM251 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0051】
このVM252 がダウン又は輻輳している場合、MGS231 は次の正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM253 に対して再生要求を行い、上記と同様にしてVM253 はボイスメールを再生してMS20に送信する。そして、HM35から受け取った最後の正規化番号についてのボイスメール再生が終ると、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。
【0052】
このように、ダウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局のボイスメールを再生できる。また、回線ビジーで再生できなかったボイスメール局があると、その旨のメッセージをトーキによって再生要求の加入者に送るため、加入者は時間経過後、再び再生要求する等の対策が可能となる。
【0053】
図14及び図15は本発明システムで回線ビジー時のボイスメール再生シーケンスを示す。図14において、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM251 に対して再生要求を行う。
【0054】
これによってVM251 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM251 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0055】
このVM252 への回線がビジーの場合、MGS231 は次の正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM253 に対して再生要求を行い、上記と同様にしてVM253 はボイスメールを再生してMS20に送信する。
そして、HM35から受け取った最後の正規化番号についてのボイスメール再生が終ると、MGS231 は回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行い、回線ビジーが解消していれば上記と同様にしてVM252 はボイスメールを再生してMS20に返信する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。
【0056】
ところで、回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行ったとき、回線ビジーが解消していなければ、図15に示す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。なお、図15におけるMS20の再生要求から、MGS231 のVM252 に対する再度再生要求までは図14と同一である。
【0057】
このように、回線ビジーで再生ができなかったボイスメール局があると、時間が経過した後、再度再生を行うため、回線ビジーによって再生のできないボイスメールが生じるおそれを低減できる。
図16は本発明システムで正常時のボイスメール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
【0058】
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
これによってVM252 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM252 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はHM35に対して再生要求の加入者番号についての正規化番号を同時の順に再度問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示する例えばVM251 に再生要求を行う。
【0059】
これによってVM251 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応するボイスメールを再生してMS20に送信する。
同様にして、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号についての正規化番号が最後となるまで問い合わせ、受けとった正規化番号内のVM番号の指示に従いVM253 に再生要求を行い、これによってVM253 から再生されたボイスメールがMS20に送信される。そしてMS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生が終了する。
【0060】
図17は本発明システムでVMがダウン又は輻輳時のボイスメール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0061】
これによってVM252 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM252 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はHM35に対して再生要求の加入者番号についての正規化番号を日時の順に再度問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示する例えばVM251 に再生要求を行う。
【0062】
このVM251 がダウン又は輻輳している場合、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号についての正規化番号が最後となるまで問い合わせ、受けとった正規化番号内のVM番号の指示に従いVM253 に再生要求を行い、これによってVM253 から再生されたボイスメールがMS20に送信される。この後、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。そしてMS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生が終了する。
【0063】
図18及び図19は本発明システムで回線ビジー時のボイスメール再生シーケンスを示す。図18において、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての正規化番号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM251 に対して再生要求を行う。
【0064】
これによってVM251 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM251 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はHM35に対して再生要求の加入者番号についての正規化番号を日時の順に再度問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示する例えばVM253 に再生要求を行う。
【0065】
このVM251 への回線がビジーの場合、MGS231 はその正規化番号をHM35に記憶させておき、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号についての次の正規化番号を問い合わせ、受けとった正規化番号内のVM番号の指示に従いVM253 に再生要求を行い、これによってVM253 から再生されたボイスメールがMS20に送信される。
【0066】
最後に、MGS231 はHM35から回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM252 の正規化番号を問い合わせ、VM252 に対して再度再生要求を行い、回線ビジーが解消していれば上記と同様にしてVM252 はボイスメールを再生してMS0に送信する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。
【0067】
ところで、回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行ったとき、回線ビジーが解消していなければ、図19に示す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。なお、図19におけるMS20の再生要求から、MGS231 のVM252 に対する再度再生要求までは図18と同一である。
【0068】
図20は本発明システムでダウン又は輻輳しているVMがHM35に通知されている場合のボイスメール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例えばVM253 に対して再生要求を行う。
【0069】
これによってVM253 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM252 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例えばVM251 に対して再生要求を行い、上記と同様にしてVM251 はボイスメールを再生してMS20に送信する。この後、MGS231 は正規化番号内のVM番号で指示されたVMのうちダウン又は輻輳により再生できないボイスメールがあることをトーキでMS20に通知し、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生が終了する。
【0070】
図21及び図22は本発明システムでダウン又は輻輳しているVMがHM35に通知されており、ビジー発生時のボイスメール再生シーケンスを示す。図21において、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0071】
これによってVM252 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM252 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例えばVM253 に対して再生要求を行う。
【0072】
VM253 への回線がビジーで接続てきないときは、次のダウン又は輻輳していない正規化番号内のVM番号で指示されたVM、例えばVM251 に対して再生要求を行い、VM251 はボイスメールを再生してMS20に送信する。
そして、HM35から受け取った全ての正規化番号についてのボイスメール再生が終ると、MGS231 は回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM253 に対して再度再生要求を行い、回線ビジーが解消していれば上記と同様にしてVM252 はボイスメールを再生してMS20に送信する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。
【0073】
ところで、回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM253 に対して再度再生要求を行ったとき、回線ビジーが解消していなければ、図22に示す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。なお、図22におけるMS20の再生要求から、MGS231 のVM252 に対する再度再生要求までは図22と同一である。
【0074】
図23は本発明システムでダウン又は輻輳しているVMがHM35に通知されている場合のボイスメール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0075】
これによってVM252 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。
MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号についての正規化番号が最後となるまで問い合わせ、受けとった正規化番号内のVM番号の指示に従い、ダウン又は輻輳していないVM253 に再生要求を行い、これによってVM253 から再生されたボイスメールがMS20に送信される。この後、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。そしてMS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生が終了する。
【0076】
図24及び図25は本発明システムでダウン又は輻輳しているVMがHM35に通知されており、ビジー発生時のボイスメール再生シーケンスを示す。図24において、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
【0077】
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者番号についての正規化番号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例えばVM251 に対して再生要求を行う。
【0078】
これによってVM251 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送信する。上記VM251 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はHM35に対して再生要求の加入者番号についての正規化番号を日時の順に再度問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していない例えばVM253 に再生要求を行う。
【0079】
このVM251 への回線がビジーの場合、MGS231 はその正規化番号をHM35に記憶させておき、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号についての次の正規化番号を問い合わせ、受けとった正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM253 に再生要求を行い、これによってVM253 から再生されたボイスメールがMS20に送信される。
【0080】
最後にMGS231 はHM35から回線ビジーでボイスメール再生がてきなかったVM252 の正規化番号を問い合わせ、VM252 に対し再度再生要求を行い、回線ビジーが解消していれば、上記と同様にしてVM252 はボイスメールを再生してMS20に送信する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。
【0081】
ところで、回線ビジーでボイスメール再生ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行ったとき、回線ビジーが解消していなければ、図25に示す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生できないボイスメールがあったことを通知する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終了する。なお、図25におけるMS20の再生要求から、MGS231 のVM252 に対する再度再生要求までは図24と同一である。
【0082】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明によれば、ボイスメール局を加入者毎に割り当てるのではなく、ボイスメール毎にボイスメール局を割り当て、各ボイスメールを登録したボイスメール局と、宛先である加入者とを対応させて管理するため、いずれかのボイスメール局がダウン又は輻輳した場合であっても、又はいずれかのボイスメール局への回線ビジーの場合であっても、他のボイスメール局にボイスメールの登録を行い、かつ他のボイスメール局からボイスメールを再生することができる。
【0083】
また、請求項2に記載の発明によれば、ボイスメールを登録した日時を管理しているため、任意の加入者に対するボイスメールを登録順に再生することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、ダウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボイスメールを登録できる。
【0084】
また、請求項4に記載の発明によれば、登録しようとするボイスメール局への回線がビジーであっても、この局を回避して回線ビジーではないボイスメール局にボイスメールを登録できる。
請求項5に記載の発明によれば、使用率の低いボイスメール局を選択してボイスメールを登録するため、各ボイスメール局が満杯となるおそれが低減される。
【0085】
また、請求項6に記載の発明によれば、再生要求の加入者に対する複数のボイスメールの管理情報をホームメモリ局の1度のアクセスで全て受け取るため、ホームメモリ局のアクセス回数が少なくて済む。
また、請求項7に記載の発明によれば、再生要求の加入者に対する複数のボイスメールの管理情報をホームメモリ局の1度のアクセスで1件ずつ受け取るため、上記加入者が必要とするボイスメールを再生した時点で再生を終了した場合にボイスメールの管理情報の無駄がなくなる。
【0086】
また、請求項8に記載の発明によれば、ダウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボイスメールを再生できる。
また、請求項9に記載の発明によれば、再生しようとするボイスメール局への回線がビジーであっても、この局を回避して回線ビジーではないボイスメール局のボイスメールを再生できる。
【0087】
また、請求項10に記載の発明によれば、回線ビジーで再生ができなかったボイスメール局があると、時間が経過した後、再度再生を行うため、回線ビジーによって再生のできないボイスメールが生じるおそれを低減できる。
また、請求項11に記載の発明によれば、回線ビジーで再生できなかったボイスメール局があると、その旨のメッセージを再生要求の加入者に送るため、加入者は時間経過後、再び再生要求する等の対策が可能となり、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの構成図である。
【図2】本発明システムの全体構成図を示す図である。
【図3】正規化番号フォーマットを示す図である。
【図4】MLS及びMGSの構成を説明するためのブロック図である。
【図5】VMのブロック図である。
【図6】HMのブロック図である。
【図7】ボイスメールサービスのフローチャートである。
【図8】ボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【図9】ボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【図10】ボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【図11】ボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【図12】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図13】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図14】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図15】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図16】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図17】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図18】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図19】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図20】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図21】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図22】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図23】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図24】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図25】ボイスメール再生シーケンスを示す図である。
【図26】従来システムの構成図である。
【図27】従来システムのボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
20 MS
211 〜21i BS
221 〜22j MLS
231 〜23k MGS
241 ,242 M−MGS
251 ,252 VM
35 HM

Claims (11)

  1. 加入者に対する音声メッセージであるボイスメールを登録されて蓄積する複数のボイスメール局と、
    ボイスメールの登録時に、どのボイスメール局に登録するかを選定する登録選定手段と、
    ボイスメール単位で登録したボイスメール局と加入者とを対応させて管理するホームメモリ局と、
    上記ホームメモリ局の管理情報を用いて再生を要求する加入者に対するボイスメールを所定のボイスメール局から読み出す読み出し手段とを有することを特徴とするボイスメールシステム。
  2. 前記ホームメモリ局は、登録したボイスメール局と共に、登録日時を管理することを特徴とする請求項1記載のボイスメールシステム。
  3. 前記登録選定手段は、ダウン又は輻輳しているボイスメール局を回避して登録するボイスメール局を選定することを特徴とする請求項1記載のボイスメールシステム。
  4. 前記登録選定手段は、回線ビジーのボイスメール局を回避して登録するボイスメール局を選定することを特徴とする請求項1又は3記載のボイスメールシステム。
  5. 前記登録選定手段は、各ボイスメール局の使用率を比較し、最も使用率の低いボイスメール局を選定することを特徴とする請求項1又は3又は4記載のボイスメールシステム。
  6. 前記読み出し手段は、再生を要求する加入者に対する複数のボイスメールの管理情報を前記ホームメモリ局の1度のアクセスで全て受け取ることを特徴とする請求項1記載のボイスメールシステム。
  7. 前記読み出し手段は、再生を要求する加入者に対する複数のボイスメールの管理情報を前記ホームメモリ局の1度のアクセスで1件ずつ受け取ることを特徴とする請求項1記載のボイスメールシステム。
  8. 前記読み出し手段は、ダウン又は輻輳しているボイスメール局を回避して読み出しを行うボイスメール局を選定することを特徴とする請求項1記載のボイスメールシステム。
  9. 前記読み出し手段は、回線ビジーのボイスメール局を回避して読み出しを行うボイスメール局を選定することを特徴とする請求項1又は3記載のボイスメールシステム。
  10. 前記読み出し手段は、回線ビジーにより読み出しを回避したボイスメール局を時間経過後、再度読み出しを行うボイスメール局に選定することを特徴とする請求項9記載のボイスメールシステム。
  11. 前記読み出し手段で読み出しを回避したとき、トーキにより再生を要求する加入者にメッセージを送るトーキ手段を有することを特徴とする請求項8又は9記載のボイスメールシステム。
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