JP2003289566A - デジタル移動通信交換機、及びデジタル移動通信交換機の回線非対応信号ルーティング方法 - Google Patents

デジタル移動通信交換機、及びデジタル移動通信交換機の回線非対応信号ルーティング方法

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JP2003289566A
JP2003289566A JP2002092410A JP2002092410A JP2003289566A JP 2003289566 A JP2003289566 A JP 2003289566A JP 2002092410 A JP2002092410 A JP 2002092410A JP 2002092410 A JP2002092410 A JP 2002092410A JP 2003289566 A JP2003289566 A JP 2003289566A
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request signal
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JP2002092410A
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English (en)
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Shinya Namikata
伸哉 南方
Takamitsu Fukutome
貴光 福留
Motoharu Ishiguro
基治 石黒
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NIPPON JOHO TSUSHIN CONSULTING KK
NTT Docomo Inc
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NIPPON JOHO TSUSHIN CONSULTING
NIPPON JOHO TSUSHIN CONSULTING KK
NTT Docomo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル移動通信交換機の呼処理能力の向上 【解決手段】 呼処理制御プロセッサからホームメモリ
局へ送信される要求信号が介する際に、共通線信号処理
プロセッサにおいて要求信号に付与される識別子を記憶
するようにし、要求信号と送信元呼処理制御プロセッサ
との対応を記憶するようにする。そして、ホームメモリ
局からの応答信号受信時には、これに付与される識別子
と、このように記憶した要求信号の識別子とに基づき、
共通線信号処理プロセッサにより、応答信号を送信元呼
処理制御プロセッサに正確にルーティングするようにす
る。これにより、回線非対応信号の通信に伴う呼処理制
御プロセッサのダイナミックステップの削減、及び処理
負担の低減を図り、呼処理能力の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル移動通信交
換機、及びデジタル移動通信交換機の回線非対応信号ル
ーティング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信技術の発達に伴い、各種通信
業者は、例えば携帯電話サービスに代表されるデジタル
移動通信サービスを実施している。これにより、例えば
携帯電話による移動通話等、各種移動通信が一般的に行
われるようになっている。このようなデジタル移動通信
サービスは、図1に示すようなシステムによって実現さ
れる。
【0003】図1はデジタル移動通信システムの構成例
を示す図である。この図に示すデジタル移動通信システ
ムは、移動端末60(60a)、無線基地局(BS)5
5、移動通信交換局(MSC:Mobile Switching Cente
r)50、関門交換局(G−MSC:Gate Mobile Switc
hing Center)53、共通線信号網52、ホームメモリ
局(移動通信サービス制御局M−SCP:Mobile Servi
ceControl Point)51を備えて構成される。
【0004】関門交換局53は、各移動端末60(60
a)間の通信、及び他のネットワーク54との通信を交
換するために設けられる。図示するようにこの関門交換
局53は、共通線信号網52を介してホームメモリ局5
1と接続されており、これによりホームメモリ局51と
の通信が可能とされている。また、関門交換局53は、
各移動通信交換局50、及び他のネットワーク54とも
接続されており、これら移動通信交換局50、及び他の
ネットワーク54との通信も可能とされている。
【0005】移動通信交換局50は、デジタル移動通信
交換機を備えて構成される。この移動通信交換局50
は、図示するように共通線信号網52を介してホームメ
モリ局51と接続されており、ホームメモリ局51と回
線非対応信号による通信を行うことが可能とされてい
る。また、この移動通信交換局50は、無線基地局55
を介し、移動端末60との通信も可能とされており、こ
れにより移動通信交換局50は、移動端末60からの発
信要求信号や他の移動通信交換局50からの着信信号に
基づいた呼処理を行うことが可能となる。また、移動通
信交換局50は、通信中の移動端末60が移動するのに
伴い、通信が各移動通信交換局50間にまたがった際に
も通信が途絶えないよう、通信中の移動端末60を追跡
する自動追跡ルーティング(追跡交換:いわゆるハンド
オーバ)も行う。
【0006】ホームメモリ局(移動通信サービス制御
局)51には、本移動通信システムを利用する全てのユ
ーザに関する情報(顧客情報)が記憶される。そして、
この情報は本移動通信システムの全体的な制御に利用さ
れる。例えば、このホームメモリ局51には、通信料金
に関する情報が移動端末60ごとに割り振られて記憶さ
れる。そして、この情報は各移動端末60が通信を行う
度に更新されていくようにされ、これにより、各移動端
末60(ユーザ)の利用に応じた通信料金を割り出すこ
とができるようにされている。また、ホームメモリ局5
1には、例えば移動端末60から(移動通信交換局50
を介し)随時送信される位置情報も記憶され、この位置
情報は、各移動網(各移動通信交換局50)における着
信のための位置登録に利用される。
【0007】このように構成される移動通信システムに
おいて、移動端末60からの発信要求が生じた際は、ま
ず移動端末60からの発信信号が最寄りの無線基地局5
5を介して対応する移動通信交換局50によって受信さ
れる。このように移動端末60からの発信信号が受信さ
れると、この移動通信交換局50においては呼処理が発
生する。そして、移動通信交換局50においては、この
移動端末60に関する必要な顧客情報を収集するため
に、受信した発信信号を編集・回線非対応信号処理して
ホームメモリ局51に対するデータ要求信号を生成し、
これを共通線信号網52を介してホームメモリ局51に
送信する。ホームメモリ局51においては、この要求信
号の内容に基づき、要求されたデータを記載した応答信
号が生成され、この応答信号は移動通信交換局50に返
信される。
【0008】応答信号を受信した移動通信交換局50に
おいては、この応答信号に記載されたデータに基づき、
発信元の移動端末60について端末認証等のセキュリテ
ィチェックが行われる。そして、このセキュリティチェ
ックが終了すると、移動通信交換局50では、これに応
じて移動端末60との間でチャネル設定が行われる。
【0009】ここで、移動端末60の発信要求先となる
端末が、例えば同一ネットワーク内の移動端末60aで
あった場合は、移動通信交換局50は上記チャネル設定
処理とともに、相手先の移動端末60aの在圏する移動
通信交換局50に対し、着信信号を関門交換局53を介
して送信する。相手先の移動通信交換局50は、これに
応じ、相手先の移動端末60aに対して呼出しをかけ、
応答信号の返信があれば、これを発信元移動端末60側
の移動通信交換局50に対して送信する。また、移動端
末60aの在圏する移動通信交換局50は、これと同時
に移動端末60aとの間でセキュリティチェック及びチ
ャネル設定処理を行う。
【0010】そして、上記応答信号が関門交換局53、
移動通信交換局50を介して発信元の移動端末60によ
り受信されると、これら移動端末60と移動端末60a
との間で通信が開始されるようになる。
【0011】また、移動端末60の発信要求先となる端
末が、例えばネットワーク54における端末であった場
合も、移動通信交換局50は、上記チャネル設定処理と
ともに、まず他のネットワーク54に対し、関門交換局
53を介して発信信号を送信する。そして、他のネット
ワーク54から応答信号の返信があれば、移動通信交換
局50はこの応答信号を移動端末60へ送信し、これに
より通信が開始されるようになる。
【0012】このようにして開始された通信が終了した
際には、これに応じて移動通信交換局50において通信
の終了通知、及び通信時間等の情報が回線非対応信号と
して編集され、これがホームメモリ局51に送信され
る。これにより移動通信交換局50における当該通信に
ついての呼処理は終了する。そして、ホームメモリ局5
1においては、これに応じ、発信を行った移動端末60
に対応する通信料金等の情報が更新されることとなる。
【0013】ところで、このうようなデジタル移動通信
システムにおいては、上記説明からもわかるように、移
動端末60からの発信要求信号等に基づいた呼処理を行
うために移動通信交換局50が設けられる。そして、こ
の移動通信交換局50内には、この呼処理を行うための
機器として、デジタル移動通信交換機が設けられる。
【0014】従来において、この移動通信交換局50に
設けられるデジタル移動通信交換機としては、図8に示
すような構成のものが用いられていた。図8において、
従来のデジタル移動通信交換機100には、図示するよ
うに共通メモリ102、複数の呼処理制御プロセッサ1
01、プロセッサ間通信スイッチ(P間通信スイッチ)
103、及び共通線信号処理プロセッサ104が形成さ
れている。
【0015】先ず、共通メモリ102は、各呼処理制御
プロセッサ101が共有するメモリであり、この共通メ
モリ102には、各呼処理制御プロセッサ101間にお
いて共通の呼状態情報、及び翻訳データ等が記憶され
る。
【0016】共通線信号処理プロセッサ104は、図示
しないホームメモリ局51と間における共通線信号(N
O.7)方式による回線非対応信号の入出力制御、及び
回線非対応信号の分析処理を行う。この共通線信号処理
プロセッサ104は、P間通信スイッチ103を介して
各呼処理制御プロセッサ101と接続されており、これ
により呼処理制御プロセッサ101との間で回線非対応
信号等の授受が可能とされる。
【0017】各呼処理制御プロセッサ101は、呼状態
の管理、及び呼接続処理を行う。この呼処理制御プロセ
ッサ101は、図示するようにP間通信スイッチ103
を介して共通メモリ102と接続される。また、呼処理
制御プロセッサ101は、上記したようにして共通線信
号処理プロセッサ104と接続され、この共通線信号処
理プロセッサ104を介してホームメモリ局51と回線
非対応信号によるデータの授受を行うことが可能とされ
ている。これにより、呼処理制御プロセッサ101は、
次に説明するようにして呼処理に必要な情報をホームメ
モリ局51から収集することができるようにされる。
【0018】図9は、上記構成によるデジタル移動通信
交換機100における回線非対応信号のルーティング処
理動作を説明する図である。なお、この図においては、
説明の便宜上、P間通信スイッチ103を省略して示し
ているものとする。まず、この図において、例えば先に
説明したようにして発信信号が受信され、発信元移動端
末60のセキュリティチェックを行うため等、ホームメ
モリ局51に対する顧客情報等のデータ要求処理が発生
したとする。これに応じては、図示する処理におい
て、この要求処理が発生した呼処理制御プロセッサ10
1は、この要求処理の内容に応じた回線非対応信号を編
集し、これによりホームメモリ局51に対する要求信号
を生成する。この際、この編集処理によっては、要求信
号に対して当該要求信号を識別するための識別番号を付
与するようにされる。
【0019】この処理において、呼処理制御プロセッ
サ101は、このようにして生成した要求信号としての
回線非対応信号をP間通信スイッチ103を介して共通
線信号処理プロセッサ104に送信する。また、これと
ともに呼処理制御プロセッサ101は、上記したように
して付与した要求信号を識別するための識別番号を、図
示するように共通メモリ102内の識別番号対応記憶領
域102aに書き込む。
【0020】また、この処理が終了すると、呼処理制
御プロセッサ101は、図示する処理において、共通
メモリ102に対し、ホームメモリ局51から当該要求
信号に対する応答信号が返信されたか否かを周期的に監
視する動作を開始するようにされる。
【0021】図示する処理において、共通線信号処理
プロセッサ104は、上記のようにして呼処理制御プロ
セッサ101から要求信号を受信するのに応じ、この要
求信号を共通線信号網52を介してホームメモリ局51
に送信する。
【0022】要求信号を受信したホームメモリ局51に
おいては、要求信号の内容に応じた必要情報が編集さ
れ、これにより応答信号としての回線非対応信号が生成
される。そして、この応答信号は移動通信交換機100
に対して返信される。この際、この応答信号は、要求信
号に付与されていたデータ識別番号がそのまま付与され
て移動通信交換機100に返信される。
【0023】共通線信号処理プロセッサ104は、この
ようにして返信された応答信号を図示する処理におい
て受信し、これを任意の呼処理制御プロセッサ101に
送信する。この応答信号を受信した任意の呼処理制御プ
ロセッサ101は、処理において、受信した応答信号
に付与されているデータ識別番号に基づき、この応答信
号(必要情報)を、データ識別番号対応に共通メモリ1
02に書き込む。また、これと同時にこの呼処理制御プ
ロセッサ101は、データ識別番号対応記憶領域102
aにアクセスし、当該データ識別番号に対して応答信号
を受信した旨のフラグを設定する。
【0024】先に説明したように、処理において周期
的に共通メモリ102上に応答信号が受信されているか
否かを監視している要求元呼処理制御プロセッサ101
は、上記のように設定されたデータ受信済みフラグを検
知すると、処理において、共通メモリ102から該当
する応答信号を読出す。すなわち、これにより要求元呼
処理制御プロセッサ101は要求信号に対応した応答信
号を収集したこととなる。
【0025】従来のデジタル移動通信交換機100にお
いては、このような各部の処理により、ホームメモリ局
51からの応答信号(必要情報)がデータ要求処理の発
生した呼処理制御プロセッサ101に正確にルーティン
グされるようになる。そして、これにより各呼処理制御
プロセッサ101は各種呼処理を実行することが可能と
なる。
【0026】ところで、図1で説明したよな移動通信シ
ステムにおいては、近年、加入者の増加に伴う呼量の増
加に対応するために、上記説明したデジタル移動通信交
換機100よりも比較的処理能力の高い大容量デジタル
移動通信交換機1が用いられることとなった。
【0027】この大容量デジタル移動通信交換機1の構
成を図10に示す。図10において、大容量デジタル移
動通信交換機200には、図示するように集中リソ−ス
管理プロセッサ202、複数の呼処理制御プロセッサ2
05、P間通信スイッチ203、及び共通線信号処理プ
ロセッサ204が形成されている。
【0028】この大容量デジタル移動通信交換機200
の構成は、図9と比較してわかるように、従来のデジタ
ル移動通信交換機100とほぼ同等のものとなる。つま
り、この図11に示す大容量デジタル移動通信交換機2
00の各部は、処理能力が向上しているものの、その役
割は図9の場合とほぼ同等のものとなる。ただし、集中
リソ−ス管理プロセッサ2は、図9の共通メモリ102
に管理機能を付加したものとされる。これはすなわち、
この大容量デジタル移動通信交換機200においては、
プロセッサ間で共有する共通メモリがこの集中リソ−ス
管理プロセッサ202によってプロセッサ管理されるよ
うに構成されているものである。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図9で説明し
たように、従来のデジタル移動通信交換機100におけ
るルーティング方法によっては、呼が発生し、ホームメ
モリ局51に対する要求信号を送出すると、呼処理制御
プロセッサ101から共通メモリ102に対し、この要
求信号に応じたホームメモリ局51からの応答信号の返
信があったか否かを監視する処理(図9処理)が実行
されることとなる。上述もしたように、この処理は、応
答信号の返信があるまで周期的に行われるものであり、
この間に呼処理制御プロセッサ101から共通メモリ1
02へのアクセスが数回行われることとなる。すなわ
ち、従来の方法においては、1回の要求信号送信処理ご
とに、呼処理制御プロセッサ101から共通メモリ10
2へのアクセスが複数回行われることとなる。
【0030】このため、従来の回線非対応信号ルーティ
ング方法は、デジタル移動通信交換機100に対する供
給呼量が増加することに伴い、各呼処理制御プロセッサ
101による共通メモリ102へのアクセス等、呼処理
制御プロセッサ101のダイナミックステップを著しく
増加させてしまうこととなる。
【0031】また、従来の方法によっては、図9の説明
からもわかるように、ホームメモリ局51からの応答信
号受信時には、任意の呼処理制御プロセッサ101、共
通メモリ102を介して送信元呼処理制御プロセッサ1
01に応答信号を返信するようにされる。このため、こ
れに伴い各プロセッサ間の通信回数も著しく増加してし
まうこととなる。
【0032】このように、従来の回線非対応信号ルーテ
ィング方法は、供給呼量が増加するのに伴い、呼処理制
御プロセッサ101のダイナミックステップ、及びプロ
セッサ間通信の回数を著しく増加させ、デジタル移動通
信交換機100の呼処理能力を著しく低下させる要因と
なるといえる。
【0033】また、従来のデジタル移動通信交換機10
0に比して処理能力の向上した大容量デジタル移動通信
交換機200においても、従来の回線非対応信号ルーテ
ィング方法を踏襲するとした場合には、このデジタル移
動通信交換機100と同様の問題が生じることとなる。
すなわち、この場合も図11の処理に示すようにし
て、呼処理制御プロセッサ205から集中リソース管理
プロセッサ202への監視処理が行われることにより、
呼量が増加するに従って呼処理制御プロセッサ205に
よる集中リソ−ス管理プロセッサ202へのアクセスは
著しく増加する。また、処理、に示すように、この
場合も、ホームメモリ局51からの応答信号受信時にお
いて複数のプロセッサ間アクセスが生じることとなり、
供給呼量の増加に伴いプロセッサ間のアクセス回数が著
しく増加する。
【0034】従って、この大容量デジタル移動通信交換
機200の場合においても、各部の処理能力を向上させ
て呼量の増加に対応したといえども、このように従来の
回線非対応信号ルーティング方法を踏襲した場合、供給
呼に対する処理能力を十分に引き出せなくなってしまう
可能性がある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決すべく、少なくとも呼状態の管理を行う呼処
理制御プロセッサと、ホームメモリ局との間で共通線信
号線方式による回線非対応信号の送受信を行う共通線信
号処理プロセッサとを有するデジタル移動通信交換機と
して、以下のように構成することとした。すなわち、先
ず、上記呼処理制御プロセッサには、上記ホームメモリ
局に対し、呼処理を実行する上で必要となるデータを要
求するための、回線非対応信号による要求信号を生成す
る要求信号生成手段と、上記要求信号生成手段により生
成された要求信号に対し、当該要求信号であることを識
別するための識別子を付与する識別子付与手段と、さら
に上記識別子付与手段により識別子の付与された要求信
号を上記共通線信号処理プロセッサに対して送信する送
信手段とを備えるようにする。そして、上記共通線信号
処理プロセッサには、上記ホームメモリ局とのデータ通
信を可能とする通信手段と、上記呼処理制御プロセッサ
の上記送信手段から送信された要求信号を受信するのに
応じ、上記識別子付与手段により上記要求信号に付与さ
れた識別子を記憶する識別子記憶手段と、さらに、上記
通信手段により送信した要求信号に応じて上記ホームメ
モリ局から返信される回線非対応信号による応答信号を
受信するのに応じ、上記応答信号に付与されている識別
子と上記識別子記憶手段に記憶されている識別子とに基
づき、上記応答信号を上記要求信号の送信元呼処理制御
プロセッサに送信する回線非対応信号ルーティング制御
手段とを備えるようにした。
【0036】また、本発明では、上記デジタル移動通信
交換機の回線非対応信号ルーティング方法として、以下
のようにすることとした。すなわち、まず、上記ホーム
メモリ局に対し、呼処理を実行する上で必要となるデー
タを要求するための回線非対応信号による要求信号を生
成する要求信号生成手順を実行し、上記要求信号生成手
順により生成された要求信号に対し、当該要求信号であ
ることを識別するための識別子を付与する識別子付与手
順と、上記識別子付与手順により識別子の付与された要
求信号を上記共通線信号処理プロセッサに対して送信す
る送信手順とを実行する。そして、上記呼処理制御プロ
セッサの上記送信手順により送信されてきた要求信号を
受信するのに応じ、上記識別子付与手順により上記要求
信号に付与された識別子を上記共通線信号処理プロセッ
サにおいて記憶する識別子記憶手順を実行するように
し、その上で、上記要求信号に応じて上記ホームメモリ
局から返信される回線非対応信号による応答信号を受信
するのに応じ、上記応答信号に付与されている識別子と
上記識別子記憶手順によって記憶された識別子とに基づ
き、上記応答信号を上記要求信号の送信元呼処理制御プ
ロセッサに送信する回線非対応信号ルーティング制御手
順とを実行するようにした。
【0037】デジタル移動通信交換機、及びその回線非
対応信号ルーティング方法として、上記のようにすれ
ば、呼処理制御プロセッサからホームメモリ局へ送信さ
れる要求信号が共通線信号処理プロセッサを介する際
に、共通線信号処理プロセッサによって要求信号に付与
される識別子を記憶し、要求信号と送信元呼処理制御プ
ロセッサとの対応を記憶することが可能となる。また、
ホームメモリ局からの応答信号受信時には、この応答信
号に付与される識別子と、上記のように記憶した要求信
号の識別子とに基づき、共通線信号処理プロセッサによ
り、応答信号を送信元呼処理制御プロセッサに正確にル
ーティングすることが可能となる。
【0038】すなわち、本発明によっては、呼処理制御
プロセッサと共通線信号処理プロセッサとの間における
信号送受信に要するアクセスのみで、回線非対応信号の
ルーティングを行うことが可能となる。これにより、本
発明によっては、回線非対応信号ルーティング処理時に
おいて、供給呼量の増加に伴う呼処理制御プロセッサの
ダイナミックステップ、及びプロセッサ間の通信回数の
増加を、従来に比して大幅に低減することが可能とな
る。
【0039】
【発明の実施の形態】図1はデジタル移動通信システム
の構成例を示す図である。まず、図示するように、この
デジタル移動通信システムは、移動端末60(60
a)、無線基地局(BS)55、移動通信交換局(MS
C:Mobile SwitchingCenter)50、関門交換局(G−
MSC:Gate Mobile Switching Center)53、共通線
信号網52、ホームメモリ局(移動通信サービス制御局
M−SCP:Mobile Service Control Point)51を備
えて構成される。なお、このように構成されるデジタル
移動通信システムにより得られる動作は、先に説明した
とおりである。
【0040】続いて、このデジタル移動通信システムの
移動交換局50内に設けられる、本実施の形態としての
大容量デジタル移動通信交換機1の構成を図2に示す。
図2において、この大容量デジタル移動通信交換機1に
は、図示するように集中リソ−ス管理プロセッサ2、複
数の呼処理制御プロセッサ5、プロセッサ間通信スイッ
チ(P間通信スイッチ)3、及び共通線信号処理プロセ
ッサ4が形成されている。
【0041】先ず、集中リソ−ス管理プロセッサ2に
は、呼処理制御プロセッサ5間で共通の呼状態情報、及
び翻訳データ等が記憶される。また、この集中リソース
管理プロセッサ2は、これらの情報の入出力等を管理す
る。
【0042】共通線信号処理プロセッサ4は、図示しな
いホームメモリ局51と間における共通線信号(NO.
7)方式による回線非対応信号の入出力制御、及び回線
非対応信号の分析処理を行う。この共通線信号処理プロ
セッサ104は、P間通信スイッチ3を介して各呼処理
制御プロセッサ5と接続されており、これにより呼処理
制御プロセッサ5との間で回線非対応信号等の授受が可
能とされる。また、本実施の形態の場合、この共通線信
号処理プロセッサ4には図示するようにメモリ4aが設
けられるのであるが、これについては後述する。
【0043】各呼処理制御プロセッサ5は、呼状態の管
理、及び呼接続処理を行う。この呼処理制御プロセッサ
5は、図示するようにP間通信スイッチ3を介して集中
リソース管理プロセッサ2と接続される。また、呼処理
制御プロセッサ5は、上記したようにして共通線信号処
理プロセッサ4と接続されることにより、この共通線信
号処理プロセッサ4を介してホームメモリ局51と回線
非対応信号によるデータの授受を行うことが可能とされ
ている。これにより、次に説明するようにして呼処理制
御プロセッサ5は呼処理に必要な情報をホームメモリ局
51から収集することができるようにされる。
【0044】図3は、ホームメモリ局51間との回線非
対応信号の通信時における、大容量デジタル移動通信交
換機1の各部の動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS101において、図示するように呼処
理が開始されると、呼処理制御プロセッサ5は、発信元
移動端末60のセキュリティチェックを行うため等、ホ
ームメモリ局51に対する顧客情報等のデータ要求処理
を開始する。
【0045】これに応じては、続くステップS102に
おいて、この要求処理の内容に応じた回線非対応信号を
編集し、これによりホームメモリ局51に対する要求信
号を生成する。また、この際、呼処理制御プロセッサ5
は、要求信号に対して当該要求信号を識別するための識
別番号を付与するようにされる。この識別番号は、図4
に示すように回線非対応信号のフォーマットにおけるト
ランザクション部のトランザクションIDとして付与さ
れる。
【0046】呼処理制御プロセッサ5は、このようにし
て生成した要求信号としての回線非対応信号を、続くス
テップS103においてP間通信スイッチ3を介して共
通線信号処理プロセッサ4に送信する。
【0047】共通線信号処理プロセッサ4は、上記のよ
うにして呼処理制御プロセッサ5から送信される要求信
号を、ステップS201において受信する。そして、ス
テップS202において、この要求信号に付与されてい
る識別番号を図2で説明したメモリ4aに対して書き込
むようにし、これを記憶する。
【0048】ここで、共通線信号処理プロセッサ4は、
このメモリ4aを各呼処理制御プロセッサ5ごとに領域
分けして管理しており、このステップS202において
識別番号を書き込む際には、この識別番号を要求元の呼
処理制御プロセッサ5に対応する領域に書き込むように
される。
【0049】共通線信号処理プロセッサ4は、このよう
にステップS202において識別番号をメモリ4aに記
憶すると、ステップS203においてこの要求信号を共
通線信号網52を介してホームメモリ局(M−SCP)
51に送信する。
【0050】要求信号を受信したホームメモリ局51に
おいては、要求信号の内容に応じた必要情報が編集さ
れ、これにより、このホームメモリ局51においては応
答信号としての回線非対応信号が生成される。そして、
この応答信号は、大容量デジタル移動通信交換機1に対
して返信される。この際、この応答信号には、要求信号
に付与されていた識別番号がそのまま付与されて大容量
デジタル移動通信交換機1に返信される。
【0051】共通線信号処理プロセッサ4は、このよう
にして返信された応答信号をステップS204において
受信し、続くステップS205において、この応答信号
に付与されている識別番号と、メモリ4aにおいて記憶
されている識別番号との一致を見る。すなわち、この共
通線信号処理プロセッサ4は、先に説明したようにし
て、ステップS202において、メモリ4aに対し、識
別番号を要求元の呼処理制御プロセッサ5に対応する領
域に書き込むようにしているが、その上で、このステッ
プS205において応答信号に付与されている識別番号
と、このメモリ4aに記憶されている識別番号との一致
を見ることで、応答信号を返信すべき呼処理制御プロセ
ッサ5を特定することが可能となるようにしているもの
である。
【0052】このようにしてステップS205において
要求元呼処理制御プロセッサ5を特定すると、ステップ
S206において、この要求元呼処理制御プロセッサ5
に応答信号をP間通信スイッチ3を介して送信する。
【0053】要求元である呼処理制御プロセッサ5は、
ステップS104においてこの応答信号を受信し、これ
により、この呼処理制御プロセッサ5には、要求信号に
対応した応答信号が収集されたこととなる。
【0054】このような呼処理制御プロセッサ5、及び
共通線信号処理プロセッサ4の処理により、データ要求
処理が発生した呼処理制御プロセッサ5には、ホームメ
モリ局51からの必要情報(応答信号)が正確にルーテ
ィングされるようになり、これにより各呼処理制御プロ
セッサ5は各種呼処理を実行することが可能となる。
【0055】以上が本実施の形態としての大容量デジタ
ル移動通信交換機1についての説明である。上述もした
ように、本実施の形態の大容量デジタル移動通信交換機
1においては、呼処理制御プロセッサ5からの要求信号
がホームメモリ局51に送信される際に、共通線信号処
理プロセッサ4によって、この要求信号に付与されてい
る識別信号が、メモリ4aにおいて各呼処理制御プロセ
ッサ5対応に記憶される。そして、この共通線信号処理
プロセッサ4によって、ホームメモリ局51からの応答
信号が返信された際に、上記のようにしてメモリ4aに
記憶された識別番号と、応答信号に付与されている識別
番号とに基づいて要求元呼処理制御プロセッサ5が特定
される。
【0056】このような本実施の形態の大容量デジタル
移動通信交換機1における動作を模式的に示すと、図5
のようになる。なお、この図においては、説明の便宜
上、P間通信スイッチ3を省略して示しているものとす
る。この図5からもわかるように、この場合、ホームメ
モリ局51に対する回線非対応信号の送受信に要する呼
処理制御プロセッサ5の処理は、処理と処理として
示した、共通線信号処理プロセッサ4に対する信号の送
受信処理のみとなる。また、この場合のプロセッサ間の
アクセス回数も、同じく処理、及び処理として示
す、呼処理制御プロセッサ5−共通線信号処理プロセッ
サ4間における回線非対応信号の通信に要するアクセス
回数のみとされる。
【0057】すなわち、本実施の形態の大容量デジタル
移動通信交換機1においては、供給呼量の増加に伴い、
呼処理制御プロセッサ5のダイナミックステップ、及び
プロセッサ間のアクセス回数が著しく増加することはな
くなることとなり、これにより、呼処理能力を大幅に向
上させることが可能となる。
【0058】ここで、さらに本実施の形態としてのデジ
タル移動通信交換機1の呼処理能力について、図8に示
す従来の構成、及び回線非対応信号ルーティング方法に
よるデジタル移動通信交換機100と比較してみる。先
に説明したように、本実施の形態の大容量デジタル移動
通信交換機1は、従来のデジタル移動通信交換機100
に比べ、各プロセッサの処理能力が向上しているものと
されている。そして、その上で、図3に示すルーティン
グ方法を適用することで、回線非対応信号の送受信に要
する各部の処理負担を大幅に軽減させている。すなわ
ち、本実施の形態のデジタル移動通信交換機1は、従来
使用されていたデジタル移動通信交換機100に比べ、
ハード面での処理能力の向上、及び回線非対応信号のル
ーティング動作に伴う各部の処理負担の軽減が図られて
いることとなる。このため、本実施の形態のデジタル移
動通信交換機1は、図8に示した従来のデジタル移動通
信交換機100に比べて、呼処理能力を格段に向上させ
たものとなるといえる。
【0059】また、本実施の形態としては、変形例とし
て、図3で説明したような回線非対応信号ルーティング
方法を、従来より使用されているデジタル移動通信交換
機10に応用することも可能である。
【0060】まず、図6にこのデジタル移動通信交換機
10内部の構成を示す。なお、この図において、既に図
2において説明した部分については同一の符号を付して
説明を省略する。このデジタル移動通信交換機10は、
図2と比較してわかるように、大容量デジタル移動通信
交換機1とほぼ同等の構成とされる。ただし、この場
合、図6に示す共通メモリ12は、図2に示す集中リソ
−ス管理プロセッサ2のメモリ管理機能が省略されたも
のとされている。
【0061】このように構成されるデジタル移動通信交
換機10に、図3で説明した回線非対応信号ルーティン
グ方法を応用した場合の各部の動作を模式的に説明する
図を図7に示すと、この場合も図5と比較してわかるよ
うに、大容量デジタル移動通信交換機1と同様の動作が
得られることとなる。すなわち、このデジタル移動通信
交換機10においても、その呼処理能力を向上させるこ
とが可能となる。
【0062】ところで、この従来のデジタル移動通信交
換機10は、図2の大容量デジタル移動通信交換機1と
は異なり、上述もしたように、共通メモリ12における
各呼処理制御プロセッサの共通リソース(メモリ)の管
理を省略した構成とされている。これはつまり、従来の
デジタル移動通信交換機10においては、呼処理制御プ
ロセッサ15、及び共通線信号処理プロセッサ14にこ
の分の処理を負わせる構成となっていることを意味す
る。
【0063】ここで、このように構成されるデジタル移
動通信交換機10に対し、本発明の回線非対応信号ルー
ティング方法を応用した場合について考察する。本発明
のルーティング方法は、図3のフローチャートを参照し
てわかるように、主に共通線信号処理プロセッサにより
回線非対応信号のルーティング処理を行うようにされる
ものである。一方、上記したように、従来のデジタル移
動通信交換機10は、共通線信号処理プロセッサ14に
おける処理が、大容量デジタル移動通信交換機1におけ
る共通線信号処理プロセッサ4の場合よりも重負荷傾向
となる構成とされている。従って、このようにデジタル
移動通信交換機10に本発明の回線非対応信号ルーティ
ング方法を応用する場合には、大容量デジタル移動通信
交換機1の場合と比べると共通線信号処理プロセッサ1
4における処理負担が増大することとなり、この結果と
して呼処理能力向上の効果が小さくなる場合がないとは
いえない。
【0064】このため、本発明の回線非対応信号ルーテ
ィング方法は、実際には、図6に示すような従来のデジ
タル移動通信交換機10よりも、呼処理制御プロセッ
サ、及び共通線信号処理プロセッサの処理の軽減が図ら
れた大容量デジタル移動通信交換機1の方により有効な
方法であるといえる。
【0065】なお、本実施の形態では、図3に示す回線
非対応信号ルーティング動作をソフトウエアにより実現
する例を挙げるものであるが、これをハードウエアによ
って実現することも可能なものである。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明は、呼処理制御プ
ロセッサからホームメモリ局へ送信される要求信号が共
通線信号処理プロセッサを介する際に、この共通線信号
処理プロセッサにおいて要求信号に付与される識別子を
記憶するようにし、要求信号と送信元呼処理制御プロセ
ッサとの対応を記憶するようにしている。また、ホーム
メモリ局からの応答信号受信時においても、この共通線
信号処理プロセッサにより、応答信号に付与される識別
子と、上記のように記憶した要求信号の識別子とに基づ
いて応答信号を送信元呼処理制御プロセッサに正確にル
ーティングするようにしている。
【0067】すなわち、本発明は、呼処理制御プロセッ
サと共通線信号処理プロセッサとの間における信号送受
信に要するアクセスのみで、回線非対応信号のルーティ
ングを行うことを可能とするものである。これにより、
本発明によっては、回線非対応信号ルーティング処理時
における、供給呼量の増加に伴う呼処理制御プロセッサ
のダイナミックステップ、及びプロセッサ間通信回数の
増加を、従来に比して大幅に低減することが可能とな
る。
【0068】この結果、本発明によっては、呼処理能力
を大幅に向上させることが可能となると共に、各プロセ
ッサの負荷を軽減させてより安定したシステムを供給す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル移動通信システムの構成例を示す図で
ある。
【図2】本実施の形態としての大容量デジタル移動通信
交換機内の構成を示したブロック図である。
【図3】回線非対応信号の通信時における、大容量デジ
タル移動通信交換機の各部の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図4】回線非対応信号のフォーマットの例を示す図で
ある。
【図5】本実施の形態としての大容量デジタル移動通信
交換機における各部の動作を模式的に示す図である。
【図6】変形例としてのデジタル移動通信交換機内の構
成を示すブロック図である。
【図7】変形例としてのデジタル移動通信交換機におけ
る各部の動作を模式的に示す図である。
【図8】従来におけるデジタル移動通信交換機内の構成
を示すブロック図である。
【図9】従来におけるデジタル移動通信交換機における
各部の動作を模式的に示す図である。
【図10】大容量デジタル移動通信交換機内の構成を示
すブロック図である。
【図11】従来の回線非対応信号ルーティング方法を踏
襲した場合の大容量デジタル移動通信交換機の各部の動
作を示す図である。
【符号の説明】
1 大容量デジタル移動通信交換機、2 集中リソース
管理プロセッサ、3P間通信スイッチ、4、14 共通
線信号処理プロセッサ、4a メモリ、5、15 呼処
理制御プロセッサ、50 移動通信交換局(MSC)、
51 ホームメモリ局(M−SCP)、52 共通線信
号網、53 関門交換局(G−MSC)、55 無線基
地局(BS)、60、60a 移動端末
フロントページの続き (72)発明者 福留 貴光 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 石黒 基治 東京都渋谷区桜丘町20番1号 日本情報通 信コンサルティング株式会社内 Fターム(参考) 5K067 BB04 DD11 DD57 EE02 EE10 EE16 HH07 JJ71

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも呼状態の管理を行う呼処理制
    御プロセッサと、ホームメモリ局との間で共通線信号線
    方式による回線非対応信号の送受信を行う共通線信号処
    理プロセッサとを有するデジタル移動通信交換機におい
    て、 上記呼処理制御プロセッサは、 上記ホームメモリ局に対し、呼処理を実行する上で必要
    となるデータを要求するための、回線非対応信号による
    要求信号を生成する要求信号生成手段と、 上記要求信号生成手段により生成された要求信号に対
    し、当該要求信号であることを識別するための識別子を
    付与する識別子付与手段と、 上記識別子付与手段により識別子の付与された要求信号
    を上記共通線信号処理プロセッサに対して送信する送信
    手段とを備え、 上記共通線信号処理プロセッサは、 上記ホームメモリ局とのデータ通信を可能とする通信手
    段と、 上記呼処理制御プロセッサの上記送信手段から送信され
    た要求信号を受信するのに応じ、上記識別子付与手段に
    より上記要求信号に付与された識別子を記憶する識別子
    記憶手段と、 上記通信手段により送信した要求信号に応じて上記ホー
    ムメモリ局から返信される回線非対応信号による応答信
    号を受信するのに応じ、上記応答信号に付与されている
    識別子と上記識別子記憶手段に記憶されている識別子と
    に基づき、上記応答信号を上記要求信号の送信元呼処理
    制御プロセッサに送信する回線非対応信号ルーティング
    制御手段とを備える、 ことを特徴とするデジタル移動通信交換機。
  2. 【請求項2】 少なくとも呼状態の管理を行う呼処理制
    御プロセッサと、ホームメモリ局との間で共通線信号線
    方式による回線非対応信号の送受信を行う共通線信号処
    理プロセッサとを有するデジタル移動通信交換機の回線
    非対応信号ルーティング方法において、 上記ホームメモリ局に対し、呼処理を実行する上で必要
    となるデータを要求するための回線非対応信号による要
    求信号を生成する要求信号生成手順と、 上記要求信号生成手順により生成された要求信号に対
    し、当該要求信号であることを識別するため識別子を付
    与する識別子付与手順と、 上記識別子付与手順により識別子の付与された要求信号
    を上記共通線信号処理プロセッサに対して送信する送信
    手順と、 上記呼処理制御プロセッサの上記送信手順により送信さ
    れてきた要求信号を受信するのに応じ、上記識別子付与
    手順により上記要求信号に付与された識別子を上記共通
    線信号処理プロセッサにおいて記憶する識別子記憶手順
    と、 上記要求信号に応じて上記ホームメモリ局から返信され
    る回線非対応信号による応答信号を受信するのに応じ、
    上記応答信号に付与されている識別子と上記識別子記憶
    手順によって記憶された識別子とに基づき、上記応答信
    号を上記要求信号の送信元呼処理制御プロセッサに送信
    する回線非対応信号ルーティング制御手順と、 を実行することを特徴とするデジタル移動通信交換機の
    回線非対応信号ルーティング方法。
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