JP3033832B2 - 作像装置 - Google Patents

作像装置

Info

Publication number
JP3033832B2
JP3033832B2 JP2009125A JP912590A JP3033832B2 JP 3033832 B2 JP3033832 B2 JP 3033832B2 JP 2009125 A JP2009125 A JP 2009125A JP 912590 A JP912590 A JP 912590A JP 3033832 B2 JP3033832 B2 JP 3033832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner supply
developing
supply
replenishment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009125A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03212667A (ja
Inventor
実 仲村
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP2009125A priority Critical patent/JP3033832B2/ja
Priority to US07/641,259 priority patent/US5140372A/en
Publication of JPH03212667A publication Critical patent/JPH03212667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3033832B2 publication Critical patent/JP3033832B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0126Details of unit using a solid developer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の現像器を有する作像装置に関し、詳
しくは、非定常的なトナー補給の方法を改良した装置に
関する。
〔従来の技術〕
トナー補給を指令するための入力手段の操作に対応し
て、非定常的な緊急トナー補給を実行する複写機が提案
又は提供されている。
非定常的な緊急トナー補給とは、定常的なトナー補
給、即ち、現像動作によるトナーの消費推定量を定量補
給する場合、又は、現像動作と無関係に粉煙等として飛
散して消失するトナーを定量補給する場合等のように、
複写機の通常の使用による消費推定量を、所定タイミン
グで定量補給する場合でない場合のトナー補給をいう。
換言すれば、通常の使用によるトナーの消費量を大き
く上回る事情が生じた場合に、トナー濃度の低下を防ぐ
べく、行われる補給である。
例えば、画像濃度の濃い原稿の複写を連続して行った
場合には、トナーの消費量が通常の消費推定量を大きく
上回るため、上記定常的なトナー補給では対応できな
い。このため、上記入力手段の操作により、非定常的な
トナー補給を行って、複写画像の低下を防ぐのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
それぞれ異なる色のトナーの収納された複数の現像器
を備えた複写機が提供されている。
従来、上記複写機における前述の非定常的なトナー補
給は、選択されている現像器についてのみ行われてい
る。
例えば、黒トナーを収納している現像器が選択されて
いる状態で、前記入力手段が操作された場合には、該黒
トナーを収納している現像器についてのみ、非定常的な
トナー補給が行われる。
したがって、選択されていない現像器について非定常
的なトナー補給を行いたい場合には、所定の操作により
該現像器を選択した後に、前記入力手段を操作しなけれ
ばならなかった。
しかも、個々の現像器に対する緊急トナー補給動作に
は、現像剤の撹拌等のために長時間を要するため、次の
現像器に対する緊急トナー補給を指令するまでの待機時
間が無駄であった。
即ち、複数の現像器を備えた複写機では、非定常的な
トナー補給のための所要時間が長く、操作手数も煩わし
いものであった。
また、上記複写機が3原色を混色させてカラー画像を
得る複写機である場合に於いて、上記入力手段の操作時
に選択されている現像器についてのみ非定常的なトナー
補給が行われた場合には、複写画像に、色合いの偏りが
発生するという不具合も生ずる恐れもあった。
本発明は、かかる問題点の解決を企図するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は、複数の現像器と、各現像器にそれぞれ設置
されたトナー補給手段と、各現像器のトナー濃度をそれ
ぞれ検出するトナー濃度検出手段と、操作者の操作に応
じて、非定常的なトナー補給を指令する操作入力手段
と、前記操作入力手段の操作により非定常的なトナー補
給を指令されたときは、前記複数の現像器のうちのトナ
ー濃度が所定値以下のすべての現像器のトナー補給手段
を駆動して、該トナー濃度が所定値以下のすべての現像
器に非定常的なトナー補給を行わせる制御手段と、を有
する作像装置である。
上記において、非定常的なトナー補給は、前記トナー
濃度が所定値以下のすべての現像器について、同時に行
う場合、或いは、所定の順序で順次行う場合、或いは、
所定量つづ交互に行う場合、等がある。
かかる構成に於いて、上記操作入力手段による非定常
的なトナー補給が指令された場合には、トナー濃度の低
下しているすべての現像手段について、非定常的なトナ
ー補給が行われる。
その結果、前述の問題点は解決される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
本実施例装置は、原稿台の上に載置された原稿の画像
を露光走査して、その反射光像を感光体ドラムの表面に
結像させて静電潜像を形成し、該静電潜像を、第1及び
/又は第2現像器によってトナー現像した後、記録紙上
に転写する電子写真方式の複写機である。
<I>現像器付与の構成 まず、第1図に即して、本実施例装置の画像形成機構
を説明する。なお、記録紙の給紙機構、画像定着機構等
については、本発明の要旨に直接関連しないため、説明
は省略する。
i.走査光学系 原稿台11上に載置された原稿からの画像反射光は、原
稿を露光走査するための走査光学系により、図中一点鎖
線で示す光路を経て、感光体ドラム21に導かれる。
走査光学系は、原稿台11の下方に配置された露光ラン
プ12、反射鏡13、14、15、レンズ16、反射鏡17等より構
成される。
露光ランプ12と反射鏡13とは、図示しない第1走査体
に搭載され、露光走査時には、矢印a方向へ移動する。
また、反射鏡14、15は、図示しない第2走査体に搭載さ
れ、同様に、第1走査体の1/2の速度で移動する。な
お、第1及び第2走査体の移動速度は、感光体ドラム21
の回転速度に対して所定の関係となるように、複写倍率
等を考慮して決定される。
ii.感光体ドラム回り 一様帯電された感光体ドラム21上には、前記画像反射
光によって静電潜像が形成され、該静電潜像は、現像器
によってトナー現像された後、記録紙上に転写される。
感光体ドラム21は、矢印b方向に定速回転可能に軸支
されており、その周囲には、感光体ドラム21の表面の残
留電荷を除去するためのイレースランプ22、感光体ドラ
ム21の表面を一様に帯電させるための帯電チャージャ2
3、感光体ドラム21の表面の静電潜像をトナー現像する
ための第1現像器24及び第2現像器25、図示しない給紙
機構によって給紙される記録紙上にトナー像を転写する
ための転写チャージャ26、トナー像を転写された記録紙
を感光体ドラム21から引き剥がすための分離チャージャ
27等が配置されている。
iii.現像器 感光体ドラム21上の静電潜像を現像するための現像器
24、25は、いわゆる磁気ブラシ式の現像器である。第1
現像器24にはカラートナーが収納され、また、第2現像
器25には黒トナーが収納されている。
各現像器24、25には、それぞれ、現像スリーブ24s、2
5sが、感光体ドラム21の外表面と所定の間隙で対向する
ようにして収納されており、各現像スリーブ24s、25s
は、現像時には、それぞれ、バイアス抵抗24r、25rを介
して、バイアス電源24b、25bから現像バイアス電圧を印
加される。
また、各現像器24、25の上部には、それぞれ、トナー
タンク24t、25tが配置されており、各トナータンク24
t、25tから各現像器24、25へのトナーの補給は、各トナ
ータンク24t、25tの底部にそれぞれ配置されたトナー補
給ローラ24h、25hを回転させることによって行われる。
即ち、各トナー補給ローラ24h、25hの周面には、それぞ
れ図示しない切り欠け部が形成されており、上記回転に
より、該切り欠け部を介して、各トナータンク24t、25t
内のトナーが、各現像器24、25内に、一定量づつ落下す
るように構成されている。
また、各現像器24、25内には、トナーと磁性キャリア
とから成る2成分現像剤の透磁率を検出するためのトナ
ー濃度センサ24d、25dが、それぞれ所定位置に配置され
ている。なお、トナー濃度センサ24d、25dによって検出
された透磁率は、トナー濃度検出回路24c、25cによって
それぞれ電気信号に変換された後、制御回路30に送信さ
れる。
制御回路30は、トナー補給等を制御する回路であり、
各補給ローラの駆動回路24m、25mに対して駆動信号を出
力して、各現像器24、25へのトナーの補給量を制御して
いる。なお、トナーの補給モードには3つのモードがあ
り、その詳細については後述する。
<II>制御回路の構成 次に、第2図に即して、本実施例装置の制御回路30の
構成を説明する。
本制御回路30は、制御用のCPU31を中心に構成され、
各入出力ポートからの信号の送受により、本実施例装置
の作動を制御している。
i.入力ポート まず、入力ポートP3B0〜入力ポートPB4について説明
する。
入力ポートPB0には、トナー補給スイッチ61からの信
号が入力される。ここに、スイッチ61がオンされた状態
に於いて、入力信号はローレベルとなる(第11図〜13図
参照)。
入力ポートPB1には、トナー濃度センサ24dからの信号
が、トナー濃度検出回路24cを介して入力される。本実
施例では、トナー濃度が、6wt%以下の場合(淡い場
合)に、ローレベル信号が入力される(第11図〜13図参
照)。
入力ポートPB2には、プリントスイッチ62からの信号
が入力される。ここに、スイッチ62がオンされた状態に
於いて、入力信号はローレベルとなる。
入力ポートPB3には、クリア・ストップキー63からの
信号が入力される。ここに、スイッチ63がオンされた状
態に於いて、入力信号はローレベルとなる。なお、トナ
ー補給スイッチ61により緊急トナー補給が行われている
場合には、クリア・ストップキー63による入力は、トナ
ー補給のストップ要求として処理される(第5図S207参
照)。
入力ポートPB4には、トナー濃度センサ25dからの信号
が、トナー濃度検出回路25cを介して入力される。トナ
ー濃度センサ24dの場合と同様に、6wt%以下の場合(淡
い場合)に、ローレベル信号が入力される(第11図〜13
図参照)。
ii.出力ポート 次に、出力ポートPA0〜出力ポートPA2について説明す
る。
出力ポートPA0からは、ドライバIC24iを介して、トナ
ー補給モータ24Mの駆動回路24mへの駆動制御信号が出力
される。駆動は、出力信号のローレベル時に行われる
(第11図〜13図参照)。
出力ポートPA1からは、ドライバIC25iを介して、トナ
ー補給モータ25Mの駆動回路25mへの駆動制御信号が出力
される。駆動は、上記出力ポートPA0の場合と同様に、
出力信号のローレベル時に行われる。
出力ポートPA2からは、ドライバIC51iを介して、トナ
ー補給表示LED51への駆動制御信号が出力される。LED51
は、出力信号のローレベル時に点灯される。
iii.その他 上記以外の入出力信号(例:メインモータに対する駆
動制御信号等)については、その他の入出力として一括
して示す。
なお、X1,X2はクロック端子である。
<III>実施例装置の作動 次に、CPU31での処理(第3図〜第10図)に即して、
本装置の作動を説明する。
i.メインルーチン(第3図) CPU31は、例えば、電源のONによって処理をスタート
し、まず、初期設定を実行する(S1)。
次に、ステップS3でルーチンタイマをスタートさせた
後、以下の各サブルーチン処理を、必要に応じて実行す
る。即ち、 S5:入力処理サブルーチン(補給スイッチ61の入力に
対する処理,第4図参照) S7:黒トナー補給処理サブルーチン(第2現像器25へ
のトナー補給処理,第5図参照) S9:カラートナー補給処理サブルーチン(第1現像器2
4に対するトナー補給処理,第6図参照) S11:複写処理サブルーチン(複写動作等を制御する処
理,本発明の要旨に直接関連しないため、説明は省略す
る) の各サブルーチン処理を実行する。その後、前記ステッ
プS13でルーチンタイマの終了を待機した後、ステップS
3に戻り、上述の処理を繰り返して実行する。
なお、本装置によるトナー補給処理(S7,S9)では、
後に詳述するように、3つのトナー補給モード、即ち、 a)トナー補給モード;通常の現像動作によるトナーの
消費推定量を定量補給するモード. b)低定量補給モード;粉煙等として飛散するトナーの
ように、現像動作とは無関係に消失するトナーの推定量
を微小定量補給モード. c)緊急トナー補給モード;トナー補給スイッチ61の操
作に応じてトナーを補給するモード. のいづれかの補給モードでのトナー補給が行われる。
ii.入力処理(第4図) トナー補給スイッチ61が操作者により操作され、オン
されると(S101;YES)、緊急トナー補給要求モードが設
定され(S103)、また、トナー補給表示LED51が点灯さ
れる(S105)。同時に、メインモータのオン時間を管理
するタイマがスタートされるとともに(S107)、メイン
モータがオンされる(S109)。これは、現像器内の現像
剤の撹拌を、メインモータからの駆動力によって行うた
めである。
ステップS111では、現在選択されている現像器が判定
される。
その結果、黒現像器(第2現像器)25が選択されてい
る場合は(S111;YES)、ステップS121に進み、黒現像器
緊急トナー補給終了フラグを判定する。黒現像器緊急ト
ナー補給終了フラグは、後述するように、黒現像器25へ
の緊急トナー補給が終了した時に“1"にセットされるフ
ラグである(S341,参照)。
ステップS121での判定の結果、黒現像器緊急トナー補
給終了フラグが“0"である場合、換言すれば、黒現像器
25への緊急トナー補給が未だ終了していない場合は(S1
21;NO)、メインルーチンヘリターンする。これによ
り、緊急トナー補給モードが設定されている場合には、
黒現像器25への緊急トナー補給が継続される(黒トナー
補給処理参照)。
一方、ステップS121で、黒現像器緊急トナー補給終了
フラグが“1"がセットされている場合、換言すれば、黒
現像器25への緊急トナー補給が終了した場合は(S121;Y
ES)、カラー現像器(第1現像器)24が選択される(S1
23)。なお、黒現像器緊急トナー補給終了フラグは“1"
に維持される(S125)。
カラー現像器24への緊急トナー補給が行われて、その
後、該緊急トナー補給が終了すると(S127;YES)、緊急
トナー補給要求モード及び緊急トナー補給モードが解除
され(S129)、さらに、黒及びカラーの両緊急トナー補
給終了フラグが“0"にリセットされる(S131,S133)。
一方、前記ステップS111で、カラー現像器24が選択さ
れていると判定された場合は(S111;NO)、ステップS14
1以下の処理が実行される。
ステップS141〜S153は、『黒』と『カラー』を入換え
ている点を除き、前記ステップS121〜S133と略同様の処
理である。
即ち、カラー現像器24についての緊急トナー補給の終
了後(S141)、黒現像器が選択される(S143)。また、
黒現像器25についての緊急トナー補給の終了後(S14
7)、緊急トナー補給要求モード及び緊急トナー補給モ
ードの解除(S149)、黒及びカラーの両緊急トナー補給
終了フラグの“0"リセットが実行される(S151,S15
3)。
iii.黒トナー補給処理(第5図) 黒現像器25に対するトナー補給は、以下のようにして
制御される。
a)トナー補給モード時 定常時のトナー補給は、コピー動作中であることが前
提である(S203;YES)。故に、S205、及び、S207はジャ
ンプされる。
ステップS209での判定は、当初はNOであるため、ステ
ップS211に進む。
ステップS211〜S235は、トナー濃度が所定濃度よりも
『濃い』か『淡い』かを、所定の判定インターバル毎に
判定して、総判定回数、及び、『淡い』場合の回数を計
数するステップである。ただし、所定量補給モード(後
述)が設定されている場合は(S223;YES)、判定は行わ
れない。
次に、上記判定処理により、総判定回数が19回に達す
ると、まず、総判定回数を計数するカウンタをクリアし
た後(S241)、ステップS251に進み、合計19回の判定の
内、トナー濃度が『淡い』とされた回数が、10回以下で
あったか否かを判定する。
その結果、『淡い』とされた回数が、10回を越えた場
合は(S251;NO)、トナー濃度が淡いとみなしてよい場
合であるから、緊急トナー補給要求モードでないことを
条件として(S281;NO)、トナー補給モードを設定する
(S285)。その後、トナー濃度の『淡い』回数を計数す
るカウンタをクリアする(S275)。
こうしてトナー補給モードが設定されると、複写処理
サブルーチン(S11)内に於いて、通常のトナー補給処
理が行われる。通常のトナー補給処理とは、例えば、複
写枚数が所定枚数に達する毎に、所定量のトナー補給を
行う処理である。該処理は公知であるため、省略する。
なお、メインモータのオフにより、トナー補給モード
は解除される(S307)。
b)低定量補給モード時 前記ステップS251に於いて、トナー濃度が『淡い』と
された回数が、10回以下であった場合は(S251;YES)、
通常のトナー補給を行う必要のない場合である。この場
合は、緊急トナー補給要求モードでないことを条件とし
て(S261;NO)、低定量の補給を行う。
即ち、トナー補給モータ25Mをオンして(S267)、ト
ナーの補給を開始させる。また、トナー補給の継続時間
を管理する低定量補給タイマをスタートさせ(S269)、
低定量補給モードを設定する(S271)。また、トナー補
給モードの解除(S273)、及び、トナー濃度の『淡い』
回数を計数するカウンタのクリアを行う(S275)。
こうして、低定量モードが設定されると、上記低定量
補給タイマが終了するまで、トナーの補給が継続され
る。
その後、低定量補給タイマの終了タイミングで(S29
7;YES)、トナー補給モータ25Mがオフされる(S303)。
これにより、トナーの補給が停止される。また、低定量
補給モードが解除される(S305)。なお、コピー動作の
終了により(S299;NO)、メインモータがオフされる(S
301)。
このように、低定量補給モード時には、低定量補給タ
イマで管理される時間中、トナーの補給が行われる。こ
れは、静電潜像の現像動作とは無関係に、粉煙等として
消失する微少量のトナーを補給するためのモードであ
る。
c)緊急トナー補給モード時 前述のように、トナー補給スイッチ61がオンされると
(S101;YES)、緊急トナー補給要求モードが設定される
(S103)。
このため、前記ステップS251で、トナー濃度が低下し
ているとされた場合に於いて(S251;NO)、ステップS28
1での判定は“YES"となる。これにより、緊急トナー補
給モードが設定される(S283)。
こうして、緊急トナー補給モードが設定されると、ス
テップS295での判定が、“YES"となり、処理は、ステッ
プS311以下に移る。
ステップS311〜S339の処理は、所定時間間隔で、合計
4回の緊急トナー補給を行わせるための処理である。換
言すれば、緊急トナー補給は、4回の補給動作を1単位
として行われる。これは、現像器内での現像剤の撹拌に
要する時間を考慮したものであり、トナー濃度のむらの
発生を防止するためである。
まず、緊急トナー補給の実行回数を計数するための間
欠カウンタを判定する(S311)。
間欠カウンタ値は初回は“0"であり(S311;YES)、OF
Fタイマ,ONタイマともにセットされていないため(S32
1;NO,S323;NO)、まず、トナー補給モータ25Mをオンし
て(S327)、緊急トナー補給を開始させるとともに、緊
急トナー補給の1回の継続時間を管理するONタイマをス
タートさせる(S329)。これにより、ONタイマの終了ま
で、初回の緊急トナー補給が行われる。
次に、ONタイマが終了すると(S331;YES)、トナー補
給モータ25Mをオフする(S333)。これにより、緊急ト
ナー補給が、一旦停止される。同時に、次回の緊急トナ
ー補給までの停止時間を管理するOFFタイマがスタート
される(S335)。
こうしてOFFタイマがスタートされると、ステップS32
1での判定が“YES"となり、ステップS323〜S335の処理
は、OFFタイマの継続時間中ジャンプされることとな
る。
その後、上記OFFタイマが終了すると(S337;YES)、
前記間欠カウンタがインクリメントされる(S339)。
また、ステップS321での判定が“NO"となるため、緊
急トナー補給が再開され、上記と同様の処理が行われ
る。
こうして、上記間欠カウンタの値が4になるまで、ス
テップS321〜S339の処理が繰り返されて、緊急トナー補
給が間欠的に合計4回行われる。
なお、間欠カウンタの値が4を越えると(S311;N
O)、緊急トナー補給が終了したものとして、黒緊急ト
ナー補給終了フラグが“1"にセットされる(S341)。
iv.カラートナー補給処理(第6図) カラートナー補給処理は、前記の黒トナー補給処理と
同様にして行われる。
異なる点は、 a)トナー濃度の検出対象が、カラー現像器24となる点
(S231→S431)、 b)トナー補給の制御対象が、カラー現像器24のトナー
補給モータ24Mとなる点(S267→S467,S303→S503,S327
→S527,S333→S533)、 である。
以上のように、上述の制御に於いては、2つの現像器
24、25に対する緊急トナー補給が、同時に行われる。こ
のため、緊急トナー補給のための所要時間は短縮され
る。
v.他の制御・その1 次に、第7図、第8図、第12図に即して、他の制御・
その1を説明する。
なお、第7図は前述の実施例の第5図(A)に対応す
る図面であり、第7図のステップS609以降は、第5図
(B)〜(D)のステップS211〜S341と同じ処理が行わ
れる。また、第8図は前述の実施例の第6図(A)に対
応する図面であり、第8図のステップS709以降は、第6
図(B)〜(D)のステップS411〜S541と同じ処理が行
われる。
上述のように、本他の制御・その1は、前述の実施例
の制御と略同様であるため、以下、相違点のみを説明す
る。
即ち、本他の制御・その1に於いて、黒トナー補給処
理(S7)は、カラー現像器24が選択されてないことを条
件として(S601)、実行され、また、カラートナー補給
処理(S9)は、黒現像器25が選択されていないことを条
件として(S701)、実行される。
したがって、本他の制御・その1では、第12図のタイ
ムチャートに示すように、トナー補給モータ24Mとトナ
ー補給モータ25Mとが、同時にオンすることはない。即
ち、緊急トナー補給に際しては、まず、選択されている
現像器に対する緊急トナー補給処理が行われ、その後、
選択されていない現像器に対する緊急トナー補給処理に
移行する(S121,S123参照)。
以上のように、本他の制御・その1では、選択されて
いる現像器に対する緊急トナー補給が行われた後、引き
続いて、選択されていない現像器に対する緊急トナー補
給が、自動的に行われる。このため、緊急トナー補給の
ための所要時間が従来より短縮されるとともに、トナー
補給モータ24M、25Mが同時には駆動されないため、電源
回路の負担も過度に大きくはならない。
vi.他の制御・その2 次に、第9図、第10図、第13図に即して、他の制御・
その2を説明する。
なお、第9図は前述の実施例の第5図(D)に対応す
る図面であり、第9図のステップS811以前は、第5図
(A)〜(C)のステップS203〜S307と同じ処理が行わ
れる。また、第10図は前述の実施例の第6図(D)に対
応する図面であり、第10図のステップS911以前は、第6
図(A)〜(C)のステップS403〜S507と同じ処理が行
われる。
上述のように、本他の制御・その2も、前述の実施例
の制御と略同様であるため、以下、相違点のみを説明す
る。
本他の制御・その2に於いて、黒トナーの緊急補給と
カラートナーの緊急補給とは、それぞれ互いの非トナー
補給期間に、 黒オンタイマ・黒オフタイマ カラーオンタイマ・カラーオフタイマ に管理されて、交互に行われる。ここに非トナー補給期
間とは、黒トナー及びカラートナーのそれぞれに関して
合計4回間間欠に行われる緊急トナー補給の、それぞれ
の休止期間をいう。
まず、前述の制御の場合と同様に、間欠カウンタが判
定される(S811)。
当初、カウンタ値は“0"であるため、ステップS821以
下に進む。
また、ステップS821、S823、S825での判定は、当初
“NO"である。故に、ステップS827に進み、黒トナー補
給モータ25Mがオンされ、さらに、黒オンタイマがスタ
ートされる(S829)。これにより、前述の制御の場合と
同様に、黒オンタイマの継続時間中、黒現像器25に対す
る緊急トナー補給が行われる。なお、この間、カラー現
像器24に対する緊急トナー補給は禁止される(S925;YE
S,参照)。
次に、黒オンタイマが終了すると(S831;YES)、黒ト
ナー補給モータ25Mがオフされ(S833)、また、黒オフ
タイマがスタートされる(S835)。これにより、黒現像
器25に対する緊急トナー補給は、休止期間となる(S82
1;YES,参照)。
一方、カラー現像器24に対する緊急トナー補給の禁止
が解除される(S925;NO)ため、カラートナー補給モー
タ24Mがオンされ(S927)、また、カラーオンタイマが
スタートされる(S929)。こうして、上述の黒現像器25
に対する場合と同様に、カラーオンタイマの継続時間
中、カラー現像器24に対する緊急トナー補給が実行され
る。なお、この間、黒現像器25に対する緊急トナー補給
は禁止される(S825;YES,参照)。
このようにして、黒現像器25とカラー現像器24に対す
る緊急トナー補給が、第13図に図示するように、互いの
休止期間中に、それぞれ合計4回づつ実行される。
以上のように、本他の制御・その2では、選択されて
いる現像器に対する緊急トナー補給と、選択されていな
い現像器に対する緊急トナー補給とが、互いの休止期間
中に交互に行われる。このため、緊急トナー補給のため
の所要時間が、前記他の制御・その1よりも短縮される
とともに、トナー補給モータ24M、25Mが同時に駆動され
ることもないため、電源回路の負担も過度に大きくはな
らない。
〔発明の効果〕
以下のとおり、本発明に係る作像装置では、複数の現
像器と、各現像器にそれぞれ設置されたトナー補給手段
と、各現像器のトナー濃度をそれぞれ検出するトナー濃
度検出手段と、操作者の操作に応じて、非定常的なトナ
ー補給を指令する操作入力手段と、前記操作入力手段の
操作により非定常的なトナー補給を指令されたときは、
前記複数の現像器のうちのトナー濃度が所定値以下のす
べての現像器のトナー補給手段を駆動して、該トナー濃
度が所定値以下のすべての現像器に非定常的なトナー補
給を行わせる制御手段と、を備えたことにより、操作者
が上記操作入力手段を操作して非定常的なトナー補給を
指令すると、トナー濃度の低下しているすべての現像器
について、非定常的な緊急トナー補給が自動的に行われ
る。
即ち、一度の操作により、すべての現像器についての
非定常的なトナー補給を行うことができるため、該トナ
ー補給の全所要時間が短縮されるとともに、操作の手数
も軽減される。
また、3原色の混色によるカラー現像を行う装置の場
合には、各現像器の濃度を適切に調整できるため、色合
いの偏りも防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例にかかる複写機の現像器付近の構成を示
す模式図、第2図は上記複写機の制御回路の構成図であ
る。第3図〜第10図は上記制御回路の制御用CPU31での
処理を示すフローチャートであり、第3図はメインルー
チン、第4図は入力処理サブルーチン、第5図(A)〜
(D)は黒トナー補給処理サブルーチン、第6図(A)
〜(D)はカラートナー補給処理サブルーチンをそれぞ
れ示す。また、第7図は他の制御・その1での黒トナー
補給処理サブルーチンの一部、第8図は該他の制御・そ
の1でのカラートナー補給処理サブルーチンの一部、第
9図は他の制御・その2での黒トナー補給処理サブルー
チンの一部、第10図は該他の制御・その2でのカラート
ナー補給処理サブルーチンの一部を、それぞれ示す。第
11図は第5図(A)〜(D)及び第6図(A)〜(D)
に示す制御での作動を説明するタイムチャート、第12図
は前記他の制御・その1での作動を説明するタイムチャ
ート、第13図は前記他の制御・その2での作動を説明す
るタイムチャートである。 24……第1現像器(カラー現像器) 24s……現像スリーブ,24d……トナー濃度センサ,24t…
…トナータンク,24h……トナー補給ローラ, 25……第2現像器(黒現像器) 25s……現像スリーブ,25d……トナー濃度センサ,25t…
…トナータンク,25h……トナー補給ローラ, 21……感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−267961(JP,A) 特開 昭63−43186(JP,A) 特開 昭63−70275(JP,A) 特開 平1−112267(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上の静電潜像をトナー現像する電子
    写真方式の作像装置に於いて、 複数の現像器と、 各現像器にそれぞれ設置されたトナー補給手段と、 各現像器のトナー濃度をそれぞれ検出するトナー濃度検
    出手段と、 操作者の操作に応じて、非定常的なトナー補給を指令す
    る操作入力手段と、 前記操作入力手段の操作により非定常的なトナー補給を
    指令されたときは、前記複数の現像器のうちのトナー濃
    度が所定値以下のすべての現像器のトナー補給手段を駆
    動して、該トナー濃度が所定値以下のすべての現像器に
    非定常的なトナー補給を行わせる制御手段と、 を有する作像装置。
  2. 【請求項2】請求項1に於いて、 前記非定常的なトナー補給は、前記トナー濃度が所定値
    以下のすべての現像器について同時に行う作像装置。
  3. 【請求項3】請求項1に於いて、 前記非定常的なトナー補給は、前記トナー濃度が所定値
    以下のすべての現像器について所定の順序で順次行う作
    像装置。
  4. 【請求項4】請求項1に於いて、 前記非定常的なトナー補給は、前記トナー濃度が所定値
    以下のすべての現像器について、所定量つづ交互に行う
    作像装置。
JP2009125A 1990-01-17 1990-01-17 作像装置 Expired - Lifetime JP3033832B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125A JP3033832B2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 作像装置
US07/641,259 US5140372A (en) 1990-01-17 1991-01-15 Image forming apparatus having a plurality of developing units and detectors for detecting toner density in the developing units

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125A JP3033832B2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 作像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03212667A JPH03212667A (ja) 1991-09-18
JP3033832B2 true JP3033832B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=11711918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009125A Expired - Lifetime JP3033832B2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 作像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5140372A (ja)
JP (1) JP3033832B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58198067A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 Sanyo Electric Co Ltd 画像形成装置の現像装置
JPS5926763A (ja) * 1982-08-06 1984-02-13 Ricoh Co Ltd 現像装置におけるトナ−濃度制御方法
US4542985A (en) * 1983-04-26 1985-09-24 Canon Kabushiki Kaisha Image formation apparatus
JPS61230175A (ja) * 1985-04-03 1986-10-14 Minolta Camera Co Ltd 静電潜像現像装置
JPS6235382A (ja) * 1985-08-09 1987-02-16 Mita Ind Co Ltd 複写機における濃度制御装置
JP2513620B2 (ja) * 1986-02-17 1996-07-03 株式会社東芝 画像形成装置
JPS62289869A (ja) * 1986-06-10 1987-12-16 Toshiba Corp 画像形成装置
US4952987A (en) * 1987-02-24 1990-08-28 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Copying machine having plural developing units
US4963927A (en) * 1987-05-11 1990-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrophotographic recording apparatus having a developer resupply control function

Also Published As

Publication number Publication date
US5140372A (en) 1992-08-18
JPH03212667A (ja) 1991-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04204767A (ja) トナーエンド検知方法
US5508793A (en) Developing device having toner recycling means and toner concentration controller
JP5396700B2 (ja) 画像形成装置及びかぶり解消方法
JP3033832B2 (ja) 作像装置
JPH11167230A (ja) 画像形成装置及びその画像濃度調整方法
JPH03226767A (ja) 画像形成装置管理システム
JPH06138760A (ja) 画像形成装置
JPH03226768A (ja) 画像形成装置管理システム
JPH0419766A (ja) 画像形成装置のトナー濃度制御装置
JP3126668B2 (ja) 画像形成装置とその調整方法
JPH04158382A (ja) 現像剤濃度制御装置
JP2009048070A (ja) 画像形成装置及びかぶり解消方法
JP2782771B2 (ja) 作像装置の異常検出装置
JPH05188783A (ja) 画像形成装置
JPH1173067A (ja) 画像形成装置
JPS63296072A (ja) 作像装置
JPH073412Y2 (ja) 現像装置
JPH04255881A (ja) 画像形成装置
JPH0535014A (ja) 画像形成装置
JPH08123112A (ja) 画像濃度制御装置
JPH02125275A (ja) 画像形成装置
JP2644229B2 (ja) 画像形成装置の画像制御方法
JP2766278B2 (ja) 静電潜像現像のトナー濃度制御装置
JPS60202459A (ja) 電子写真複写における画像濃度制御方法
JPS63253975A (ja) 作像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term