JP3031924B2 - 造粒コーティング装置 - Google Patents

造粒コーティング装置

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    • A23G3/20Apparatus for coating or filling sweetmeats or confectionery
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は造粒コーティング技術、特に、略水平軸の回
りで回転する回転ドラム内に粉粒体を収容して該回転ド
ラムを回転させることにより粉粒体の造粒および(また
は)コーティング、乾燥などを行う技術に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
この種の造粒コーティング技術としては、コーティン
グパンとも呼ばれる回転ドラムを水平軸の回りで回転さ
せると共に、その回転ドラムの中にガスたとえば熱風を
供給、排出することにより、医薬品,食品,化成品,そ
の他各種の粉粒体の造粒コーティングを行うものが知ら
れている。
その場合、1つの技術的課題として、回転ドラム内に
おける粉粒体を如何に効率良く攪拌、混合し、所期の造
粒コーティングを能率良く、しかも均一に行うかという
ことがある。
この課題を解決するため、回転ドラム内に障害物とし
てバッフル部材を設けることが提案されている(特公昭
52−10665号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来技術における回転ドラムDは、第
3図に示すように、円形の断面構造であるため、該回転
ドラムDの回転に伴って回転方向前方側に同伴されるべ
き粉粒体Mが該回転ドラムDの内壁面においてスリップ
を生じ、粉粒体Mが十分に転動できないなどの問題があ
る。
また、スリップが著しく、バッフル手段が抵抗となっ
てスリップを助長し、攪拌効果を阻害する作用さえあ
る。
特に、大型の装置では、スリップのため粉粒体Mが回
転ドラムDの回転方向Rの前方側におけるバッフル手段
Bの位置まで持ち上げられないことさえあり、折角バッ
フル手段を回転ドラムD内に設置しても、その所期の機
能を十分に発揮できない、という問題がある。
勿論、小型の装置でも、スリップに起因して、粉粒体
Mの層が転動せずに一定の状態のままであるので、バッ
フル手段Bによる攪拌、混合効果が小さいなどの問題点
がある。
本発明の目的は、ドラムの回転に伴って粉粒体のスリ
ップを生じることを抑制し、バッフル手段による粉粒体
の攪拌、混合などの機能を十分に発揮させることのでき
る造粒コーティング装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの
概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、内部にその回転ドラムと共に回転しないバ
ッフル手段を設けた回転ドラムを多角形の断面構造と
し、前記回転ドラムの多角形の各辺は、それぞれ独立に
前記回転ドラムの内部との間でガスを流通可能な多孔お
よび該回転ドラムの外側のガス流通空間を備え、前記多
孔およびガス流通空間の各一組が所定のガス流通位置に
来た時にのみガスが前記回転ドラムから該回転ドラム内
の粉粒体層を通過し、前記多孔を経て前記ガス流通空間
に流出し、あるいはその逆に前記回転ドラム流通空間か
ら前記多孔、さらには前記粉粒体層を経て前記回転ドラ
ムの内部方向に流入するガス流通構造を構成しているも
のである。
〔作用〕
上記した手段によれば、回転ドラム内の粉粒体は該回
転ドラムの多角形構造によりその角部などでスリップを
抑制されるので、円形のドラムの場合のような粉粒体の
スリップの問題を防止できる。
それにより、本発明においては、回転ドラム内の粉粒
体は該回転ドラムの回転の回転につれて十分高い位置ま
でスリップを生じることなく持ち上げられ、バッフル手
段で効率良く攪拌、混合されることができ、効率的で均
一な造粒コーティングが可能である。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例である造粒コーティング装
置の概略断面図である。
まず、本実施例1における造粒コーティング装置につ
いて第1図により説明すると、被処理物である粉体や錠
剤の如き粉粒体Mを収容して、たとえば回転方向Rに向
けて回転する回転ドラム1は、モータの如き駆動源(図
示せず)によりベルト(図示せず)を介して水平軸線の
回りで回転するよう回転ローラ(図示せず)上に支持さ
れている。
本実施例の回転ドラム1は多角形の一例として八角形
の断面構造よりなり、該回転ドラム1内の粉粒体Mがス
リップを生じることを抑制できる。
すなわち、たとえば八角形の回転ドラム1の場合、1a
で示すように合計8個所の角度付き部分すなわち角部が
形成されるが、この角部1aおよび各辺の直線部1bの存在
により、粉粒体Mが回転ドラム1の回転につれて第3図
の従来例のようにバッフル手段Bまで回転方向に同伴し
て持ち上げられないままスリップする、という不具合を
解消できる。
また、前記の八角形の回転ドラム1における各辺の直
線部1bの所定部分には、たとえばパンチングなどで多孔
2が多数形成されている。この多孔2付きの回転ドラム
1は、所定の寸法の板体に多孔2を形成した後で、各多
孔板体を互いに溶接などで八角形に結合したり、あるい
は8枚の多孔2付きの板体を枠に溶接することなどによ
って形成することができる。
この回転ドラム1の多孔2付きの八角形の各辺におい
ては、該多孔2付きのドラム外周面を容易かつ確実に洗
浄できるように、各辺ごとに分割されて個別的に着脱可
能な密封式のジャケットすなわち外囲体3が配設されて
いる。
各外囲体3は回転ドラム1の八角形の各辺に相当する
寸法を有し、そして、たとえば、各ドラム辺の外面に溶
接などで固定したフランジ4と、外囲体3の内側に溶接
などで固定したフランジ5とを嵌合させる方式により、
各外囲体3を取手6で保持して回転ドラム1の各辺に対
して密封着脱可能とされている。回転ドラム1の各辺の
外周面と外囲体3の内面とフランジ4,5とで囲まれた空
間はガス流通空間7として形成されている。
また、回転ドラム1の内部に対して、ガス、たとえば
熱風あるいは冷却ガスなどを供給、排出するため、図示
しないダクトが設けられている。これらのダクトは第1
図に実線で示す場合とは逆に、同図に破線で示す場合の
ように使用することにより、回転ドラム1の内部へのガ
ス供給と排出を逆にすることもできる。
すなわち、第1図の実線の如く回転ドラム1の内側か
ら外側にガスを供給する場合、ガスは図示しないダクト
から回転ドラム1の内部に供給され、粉粒体Mの層を通
って多孔2から回転ドラム1の外部に流出し、ガス流通
空間7aに流通する。
一方、第1図の破線で示す場合は前記とは逆にガスの
流通が行われる。
なお、このようなガスの供給、または排出が行われる
ガス流通位置は本実施例では第1図にAで示す位置であ
り、このガス流通位置Aに回転ドラム1の各辺が来た時
にのみ、ガス流通空間(第1図では7a)を通ってガスの
流通が行われる。
また、前記回転ドラム1の内部には、粉粒体Mに対し
てコーティング液を噴霧ないし供給するスプレーノズル
ユニット8が設けられている。
さらに、本実施例の回転ドラム1の内部には、粉粒体
Mの攪拌、混合などを行うためのバッフル板(バッフル
手段)9が該回転ドラム1の回転方向Rに対して前方側
に配設されている。
本実施例のバッフル板9は支持アーム10および支持軸
11により位置固定式に支持されており、回転ドラム1の
回転と共に回転しない構造となっている。
次に、本実施例の造粒コーティング装置の作用につい
て説明する。
まず、回転ドラム1の中に所要量の粉粒体Mを装填
し、図示しない駆動源で回転ドラム1を回転させなが
ら、回転ドラム1内にスプレーノズルユニット8から所
要のコーティング液などを供給し、また必要に応じて、
熱風または冷却ガスなどのガスを第1図の実線または破
線の如く、ダクト(図示せず)から粉粒体Mの層、多孔
2、ガス流通空間7a、回転ドラム1に対して給排する。
この操作を継続することにより、回転ドラム1内では
粉粒体が転動され、所要の造粒コーティング操作が行わ
れる。
その際、本実施例では、回転ドラム1が多角形の断面
構造であることに加えて、回転ドラム1の内部にバッフ
ル板9が設けられていることにより、両者が相乗的に作
用しあって、処理中の粉粒体は最適な攪拌混合作用を受
け、効率的で均一な造粒コーティング操作が得られる。
すなわち、本実施例においては、回転ドラム1が八角
形であるので、該回転ドラム1が回転する際に、粉粒体
Mは八角形の角部1aおよび直線部1bによるスリップ防止
作用で、その内壁面に沿ってスリップすることなく回転
方向Rの前方側に十分高い位置まで同伴されて持ち上げ
られる。それにより、造粒体Mはバッフル板9の位置に
まで持ち上げられ、該バッフル板9で攪拌、混合され、
より効率的かつ均一な造粒コーティングが可能となる。
また、本実施例においては、回転ドラム1の周囲が多
孔2を持つ多孔体が多角形に構成され、その各辺の外周
側に外囲体3が個別的に着脱可能に配設されているの
で、その外囲体3を簡単に取り外すだけで回転ドラム1
の外周囲の洗浄を容易かつ確実に行うことができ、清浄
性やメンテナンス性の向上に有利である。
造粒コーティングを完了した製品は、たとえば回転ド
ラム1を反転させて、図示しない回収機構によりその製
品を製品取出口(図示せず)から取り出して回収され
る。
〔実施例2〕 第2図は本発明の他の1つの実施例である造粒コーテ
ィング装置を示す概略断面図である。
本実施例2は、第1図の実施例1におけるバッフル手
段の位置を可変にした構造よりなるものである。
すなわち、本実施例2のバッフル手段は、実施例1と
同じくバッフル板9よりなるが、このバッフル板9は、
第2図に実線と二点鎖線で示す如く、回転ドラム1内に
おいて粉粒体Mの層の内部から外部にかけての範囲でバ
ッフル変位手段12により変位可能に設けられている。た
だし、この実施例2のバッフル板9も回転ドラム1と共
に回転しない。
ここで、このバッフル板9を変位させるためのバッフ
ル変位手段12について説明すると、本実施例のバッフル
変位手段12は、第2図に示すように、回転軸13と、この
回転軸13をたとえば約120度の角度範囲内で回動ないし
揺動させるためのエアシリンダの如きアクチュエータ14
と、回転軸13をその軸線方向に移動させるためのエアシ
リンダの如きアクチュエータ15と、回転軸13の端部に所
定角度で一体的に取付けられた略L形の支持アーム16
と、この支持アーム16の先端側に取付けられた、たとえ
ば直進揺動形エアシリンダの如きアクチュエータ17と、
このアクチュエータ17で直進および揺動される取付バー
18とからなる。
バッフル板9はこの取付バー18の先端に所定角度で取
付けられている。
したがって、アクチュエータ14のピストンロッドを直
進後退させることにより、回転軸13を所定角度だけ揺動
させれば、支持アーム16および取付バー18などと共にバ
ッフル板9が第2図の実線位置と二点鎖線位置との間で
任意の変位量だけ変位させる。
本実施例2では、バッフル手段の位置が可変であるこ
とにより、さらに確実な攪拌、混合を最適位置で行うこ
とができる。
すなわち、本実施例のバッフル手段であるバッフル板
9は、バッフル変位手段12によって支持されているの
で、バッフル変位手段12の回転軸13をアクチュエータ14
で所要角度だけ揺動させることにより、支持アーム16お
よび取付バー81を介して該バッフル板9が粉粒体Mの層
の中で所要の位置に可変調整され、しかも不要時には粉
粒体Mの層の外部にも変位させることができ(第2図の
二点鎖線参照)、最適な位置で良好かつ確実な攪拌、混
合を行うことが可能である。
また、アクチュエータ15で回転軸13を軸線方向に移動
させることにより、バッフル板9を回転ドラム1の異な
る軸方向位置に移動させ、異なる軸方向位置の粉粒体M
を攪拌、混合できる。
さらに、アクチュエータ17でバッフル板9を直進およ
び(または)揺動させることにより、粉粒体Mの層内へ
のバッフル板9の挿入深さや角度を変え、異なる位置の
粉粒体Mを任意に確実かつ均一に攪拌、混合できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づ
き具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
たとえば、バッフル板9の形状や大きさ、さらにその
バッフル変位手段12の構造などは前記実施例に限定され
るものではない。
また、回転ドラム1の外囲体3の着脱構造や着脱方
式、さらには多孔2を設けた多孔体の組付方式なども前
記実施例に限定されるものではない。
さらに、アクチュエータ14,15,17をエア作動式以外の
油圧あるいは電気作動式のアクチュエータなどにした
り、その配管方式を変更したりすることも任意である。
勿論、回転ドラム1の多角形も、八角形以外に、六角
形,十角形などの多角形にすることができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発
明をその利用分野である医薬品や食品、化成品の造粒コ
ーティングに適用した場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、他の粉粒体の造粒コーティン
グ、さらには乾燥、混合などの粉粒体処理にも広く適用
できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものに
よって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおり
である。
(1).粉粒体を収容する回転ドラムと、該回転ドラム
の内部に設けられ、該回転ドラムと共に回転しないバッ
フル手段とを備えてなる造粒コーティング装置であっ
て、前記回転ドラムが多角形であることにより、回転ド
ラムの回転につれて粉粒体がその内壁面に沿ってスリッ
プすることを多角形の各部と直線部とで抑制することが
でき、粉粒体をバッフル手段の設置位置まで確実に同伴
させて持ち上げることが可能であるので、バッフル手段
の所期の機能を十分発揮させ、効率的で均一な造粒コー
ティングを行うことができる。
(2).前記(1)により、特に、大径の回転ドラムを
持つ大型の造粒コーティング装置においても、粉粒体の
スリップを確実に抑制し、バッフル手段による攪拌、混
合作用との相乗効果によって、良好な造粒コーティング
を行うことができる。
(3).前記(1)により、小径の回転ドラムを持つ小
型の造粒コーティング装置においても、スリップがない
ので、粉粒体の層が転動などの作用を受け、バッフル手
段による攪拌、混合効果をさらに十分に発揮させること
ができる。
(4).前記回転ドラムの多角形の各辺は、それぞれ独
立に前記回転ドラムの内部との間でガスを流通可能な多
孔および該回転ドラムの外側のガス流通空間を備え、前
記多孔およびガス流通空間の各一組が所定のガス流通位
置に来た時にのみガスが前記回転ドラムから該回転ドラ
ム内の粉粒体層を通過し、前記多孔を経て前記ガス流通
空間に流出し、あるいはその逆に前記回転ドラム流通空
間から前記多孔、さらには前記粉粒体層を経て前記回転
ドラムの内部方向に流入するガス流通構造を構成し、前
記バッフル手段は、前記ガス流通位置に対して前記回転
ドラムの回転方向の前方側に配設されていることによ
り、多角形ドラムによる粉粒体のスリップ防止作用と、
バッフル手段による粉粒体の攪拌、混合作用と、ガスの
流通による粉粒体の効率的乾燥作用とが相乗的に相まっ
て、極めて効率的かつ均一な造粒コーティングを行うこ
とができる。
(5).前記バッフル手段が位置可変であることによ
り、回転ドラムの回転中に位置を変更することもでき、
便利である。
その場合、バッフル手段を所定角度だけ揺動させるこ
とにより粉粒体の層内におけるバッフル手段の揺動方向
位置を変えたり、不要時にはバッフル手段を粉粒体の層
の外部に変位させることができる上に、別のアクチュエ
ータでバッフル手段を回転ドラムの異なる軸方向位置に
移動させることもでき、さらに別のアクチュエータでバ
ッフル手段を直進および(または)揺動させることによ
り、粉粒体の層内におけるバッフル手段の挿入深さや角
度を変え、異なる深さなどの粉粒体を任意に最適の態様
で確実かつ均一に攪拌、混合できる。
(6).前記バッフル手段が回転ドラムと共に回転しな
いことにより、コーティング状況を知るために回転ドラ
ム内の粉粒体をサンプリングする場合にも安全に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である造粒コーティング装置
の概略断面図、第2図は本発明の他の1つの実施例であ
る造粒コーティング装置の概略断面図、第3図は従来の
造粒コーティング装置の概略説明図である。 1……回転ドラム、 1a……角部、 1b……直線部、 2……多孔、 3……外囲体、 4,5……フランジ、 6……取手、 7,7a……ガス流通空間、 8……スプレーノズルユニット、 9……バッフル板(バッフル手段)、 10……支持アーム、 11……支持軸、 12……バッフル変位手段、 13……回転軸、 14……アクチュエータ、 15……アクチュエータ、 16……支持アーム、 17……アクチュエータ、 18……取付バー、 A……ガス流通位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜野沢 一臣 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フロイント産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−56234(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体を収容する回転ドラムと、該回転ド
    ラムの内部に設けられ、該回転ドラムと共に回転しない
    バッフル手段とを備えてなる造粒コーティング装置であ
    り、前記回転ドラムの多角形の各辺は、それぞれ独立に
    前記回転ドラムの内部との間でガスを流通可能な多孔お
    よび該回転ドラムの外側のガス流通空間を備え、前記多
    孔およびガス流通空間の各一組が所定のガス流通位置に
    来た時にのみガスが前記回転ドラムから該回転ドラム内
    の粉粒体層を通過し、前記多孔を経て前記ガス流通空間
    に流出し、あるいはその逆に前記回転ドラム流通空間か
    ら前記多孔、さらには前記粉粒体層を経て前記回転ドラ
    ムの内部方向に流入するガス流通構造を構成しているこ
    とを特徴とする造粒コーティング装置。
  2. 【請求項2】前記バッフル手段は、前記ガス流通位置に
    対して前記回転ドラムの回転方向の前方側に配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載の造粒コーティング
    装置。
JP1176922A 1989-07-07 1989-07-07 造粒コーティング装置 Expired - Lifetime JP3031924B2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP1176922A JP3031924B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 造粒コーティング装置
US07/547,770 US5033405A (en) 1989-07-07 1990-07-03 Granulating and coating apparatus
DE90112972T DE69003608T2 (de) 1989-07-07 1990-07-06 Vorrichtung zum Granulieren und Überziehen.
EP90112972A EP0406904B1 (en) 1989-07-07 1990-07-06 Granulating and coating apparatus

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JP1176922A JP3031924B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 造粒コーティング装置

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JPH0342028A JPH0342028A (ja) 1991-02-22
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ID=16022111

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EP (1) EP0406904B1 (ja)
JP (1) JP3031924B2 (ja)
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