JP2015144998A - コーティング装置 - Google Patents

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武 河内
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尚彦 都築
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Abstract

【課題】回転ドラムの内壁に被覆材が付着することを防止可能なコーティング装置を提供する。
【解決手段】被覆材(溶媒を含むものを除く)を噴霧するノズル部3と、被覆対象物を投入するための投入孔2と、該被覆対象物に被覆材をコーティングするための回転ドラム4と、該被覆材がコーティングされた該被覆対象物を装置外に出すための出口孔6とを備えるコーティング装置1において、回転ドラム4を、投入孔2側から出口孔6側に向かって前下がりに傾斜する様に設けられると共に少なくともその内壁9は多角筒状に形成するものとし、内壁9に、かき板13を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、コーティング装置に関し、より詳細には、溶媒を含まない被覆材を用いるためのコーティング装置に関する。
従来、家畜等の食欲増進等のために、飼料を糖蜜や脂質等をコーティングした配合飼料がある(例えば、特許文献1を参照)。この様な配合飼料は、ペレット状やフレーク状の飼料等の被覆対象物に糖蜜や脂質等の被覆材を噴霧し、回転式ドラムを備えるコーティング装置を用い、当該飼料の表面をコーティングすることで製造される。
特開平11−75711号公報
飼料のコーティングは、被覆材を溶質として溶媒(水等)に溶解し溶液等とし、当該溶液を被覆対象物に噴霧する湿式噴霧コーティングではなく、加熱等して粘性を低下させた被覆材を直接噴霧する乾式噴霧コーティングで行われる。
当該被覆材は、回転ドラムや被覆対象物等に接触しその温度が下がると、元の粘性の高い状態へと戻るため、回転ドラムの内壁に被覆対象物に付着しなかった被覆材が付着し、固着してしまうことが多い。しかしながら、この様な乾式噴霧コーティングにおいては、通常、コーティング終了毎に機内を清掃する際に、容易に水洗をすることができないため、内壁に固着した被覆材はスクレーバ等でかき取ることとなるが、回転ドラムの内壁は円筒形であったため、非常に困難な作業であった。
そこで、本発明は、回転ドラムの内壁に被覆材が付着することを防止可能なコーティング装置を提供することを目的とする。
本発明は、被覆材(溶媒を含むものを除く)を噴霧するノズル部と、被覆対象物を投入するための投入孔と、該被覆対象物に被覆材をコーティングするための回転ドラムと、該被覆材がコーティングされた該被覆対象物を機外に出すための出口孔とを備えるコーティング装置であって、該回転ドラムは、該投入孔側から該出口孔側に向かって前下がりに傾斜する様に設けられると共に少なくともその内壁は多角筒状に形成されており、該内壁には、かき板を設けられていることを特徴とするコーティング装置である。前記回転ドラムの内面は、六角筒状、七角筒状、八角筒状、九角筒状又は十角筒状とすることが可能である。
本発明は、上記の様に構成したので、より効率よく被覆材と被覆対象物とを混合することができる。従って、回転ドラムの内壁に付着する被覆材の量を低減することが可能であり、その結果、回転ドラムの内壁に被覆材が付着することを防止できる。
本発明の実施形態を示す正面図である。 本発明の実施形態を示す側面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3の要部拡大図である。
本発明の実施形態を図1乃至図4に基づき説明する。コーティング装置1は、投入孔2、ノズル3、回転ドラム4、駆動装置5及び出口孔6を備える。
投入孔2は、フレーク状又はペレット状の飼料等の被覆対象物を、コーティング装置1内に投入するために設けられ、略円筒形をしている。回転ドラム4の基端部4aに挿通可能に設けられる。本実施形態において、投入孔2には、回転ドラム4の開口部4bを閉塞するためのカバー部2aが設けられている。
出口孔6は、回転ドラム4内でコーティングした被覆対象物をコーティング装置1外に出すために設けられる。本実施形態において、出口孔6は、基端が出口カバー7の下端と連続して設けられる出口ホッパー14の先端に形成されている。
ノズル3は、加熱手段等を備える被覆材供給部(図示せず)と接続されており、加熱等によって粘性の下げられた糖蜜や脂質等の被覆材を被覆対象物に噴霧するために設けられる。ノズル3は、回転ドラム4の基端より回転ドラム4内に挿通されており、その先端に被覆材を噴霧するための噴霧部3aが設けられる。
駆動装置5は、回転ドラム4を回転するために設けられる駆動源である。駆動装置5は、回転ドラムの基端部4aに設けられたスプロケット部4dにベルト等の動力伝達部材を介して、動力伝達し、回転ドラム4を回転させる。本実施形態においては、所望する回転ドラム4の回転を得るために動力伝達手段に緊張を与えると共に回動可能となっているテンショナー8が設けられている。
回転ドラム4は、被覆材を被覆対象物にコーティングするために設けられる。回転ドラム4は、基端部4aに投入孔2が挿通される開口部4bが形成され、先端部4cは出口カバー7内に挿入されている。即ち、回転ドラム4は、投入孔2及び出口カバー7(出口孔6)とは独立して回転可能となっている。回転ドラム4の基端部4aには、開口部4bを囲む様にスプロケット部4dが形成される。又、回転ドラム4は、投入孔2側(基端部4a側)から出口孔6(先端部4c側)に向かって前下がりに傾斜する様に設けられる。
回転ドラム4の内壁9は、多角筒状、好ましくは、六角筒状、七角筒状、八角筒状、九角筒状又は十角筒状(その内角の和が内角の和が720°乃至1440°の範囲)に形成され、樹脂製シート13が貼られていると共にその平面部9aにかき板10が取付けられている。つまり、内壁9は、複数の平面部9aを有しており、隣接する平面部9a,9aの間には角部9bが形成されていることとなる。かき板10は、被覆対象物をかき分けその移動に変化をつけるためのものであり、断面視略V字状に形成されると共に回転ドラムの基端部4a側から先端部4c側へと延在している。
本実施形態においては、回転ドラム4は、その外壁11も内壁9と同形状となっており、外壁11には、輪状凸部11aが設けられている。輪状凸部11aは、回転ドラム4と共に回動可能に設けられると共に回転ドラム4を支持する2つの回転補助輪12と摺動可能に設けられており、回転ドラム4の回転を補助するものである。
回転ドラム4は、その回転によって、内壁9が回転ドラム4内の被覆対象物の安息角を超えた際に、被覆対象物が崩れ落ちることなく、内壁9に沿って落ちるような回転速度で駆動装置5によって回転可能となっている。この際、回転ドラム4は、出口ホッパー14(出口孔6)に向かって前下がりに傾斜しているため、回転ドラム4の回転によって、被覆対象物は出口孔に向かって徐々に前進するように落ちていく。かき板10は、被覆対象物をかき上げ、被覆対象物をその上に保持することで、当該落下を部分的に遅らせることでより高い位置から被覆対象物を落とすことを可能にし、より被覆対象物と被覆材が混合可能にしている。
又、回転ドラム4の内壁9は、多角筒形であり、角部9bが形成されているため、角部9bで被覆対象物の保持が可能である。従って、角部9bによって、かき板10と同様に、被覆対象物の落下を部分的に遅らせることが可能であるため、かき板10と共により効率的に被覆対象物と被覆材が混合可能とする。
更に、本実施形態おいては、例え、被覆材が内壁9に付着しても、かき板10及び角部9bによって、より高い位置から三次元的に被覆対象物が内壁9へと落下させることで、付着していた被覆材が、被覆対象物にかき取られ、被覆対象物に付着(コーティング)させることが可能としている。つまり、コーティング装置1は、被覆対象物をコーティングすると同時にその内壁9を清掃する自己清掃機能を有するといえる。
従って、コーティング装置1は、かき板10と回転ドラム内壁9の角部9bによって、三次元的に被覆対象物を落下させることで、より効率よくコーティング可能であるため、内壁9に付着する被覆材を僅少にすることができる。そのため、回転ドラム4の内壁9に被覆材が付着することを防止可能となる。僅かに内壁9に付着した被覆材は、内壁9は平面で構成されているため、スクレーバ等で容易にかき取ることが可能である。
更に、本実施形態においては、自己清掃機能によって、僅かに内壁9に付着した被覆材についても被覆対象物をコーティングすると同時に除去することが可能であるため、より回転ドラム4の内壁9に被覆材が付着することを防止可能となる。
尚、回転ドラム4を多角筒状にしたことによる、副次的な効果として、回転ドラム4を複数の板状部材から構成することが可能となり、樹脂製フィルム13が摩耗した等によって、樹脂製フィルム13を交換する際に、当該板状部材を交換すればよくなることが挙げられる。
本発明を上記実施形態によって説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。例えば、回転ドラム4の回転制御機構や角度制御機構を設けてもよい。
1 コーティング装置 2 投入孔 2a カバー部
3 ノズル 3a 噴霧部 4 回転ドラム
4a 基端部 4b 開口部 4c 先端部
4d スプロケット部 5 駆動装置 6 出口孔
7 出口カバー 8 テンショナー 9 内壁
9a 平面部 9b 角部 10 かき板
11 外壁 11a 輪状凸部 12 回転補助輪
13 樹脂製シート 14 出口ホッパー

Claims (2)

  1. 被覆材(溶媒を含むものを除く)を噴霧するノズル部と、被覆対象物を投入するための投入孔と、該被覆対象物に被覆材をコーティングするための回転ドラムと、該被覆材がコーティングされた該被覆対象物を装置外に出すための出口孔とを備えるコーティング装置であって、
    該回転ドラムは、該投入孔側から該出口孔側に向かって前下がりに傾斜する様に設けられると共に少なくともその内壁は多角筒状に形成されており、
    該内壁には、かき板を設けられていることを特徴とするコーティング装置。
  2. 前記回転ドラムの内面は、六角筒状、七角筒状、八角筒状、九角筒状又は十角筒状であることを特徴とする請求項1に記載のコーティング装置。
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